JP3233522U - 展示品吊り下げ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で使い勝手のよい展示品吊り下げ具を提供する。【解決手段】展示板3にフック板21を取り付けるための取付構造5を、折り起こし片と、開口部と、縦長スリットと、を含めて構成する。折り起こし片を折り起こした跡に開口部が開口するように構成されている。フック板のフック基部は、当該縦長スリットに圧入し押圧することで当該折り起こし片を折り起こさせ、当該縦長スリットの上部及び当該縦長スリットの上部と連通した当該開口部を抜けて当該展示板裏側に突出可能に構成されている。突出させた当該フック基部を押し下げることにより、当該展示板に固定されるようになっている。簡単な操作でフック板を展示板に取り付けることができるので、たいへん使い勝手がよい。【選択図】図1

Description

この考案は、ボード、ディスプレイ板、段ボール板等の厚紙展示板に展示品吊り下げ用のフック板を取付け、商品を代表とする展示品を吊り下げ展示する展示品吊り下げ具に関する。
1または複数の縦方向に延びる長孔を有する取付用台紙板と、前記長孔に着脱可能に装着される1または複数の板紙製商品吊下具とからなる商品展示用具が知られている。この板紙製商品吊下具は折り合わせた板紙2枚から構成され、両者閉じた状態で長孔を通過させ、通過後に折り合わせの復帰力により開いて抜け止めと固定とがなされるようになっている(特許文献1の吊り下げ具)。
また、特許文献1の長孔に類似する長孔内に側方から押圧突起が付きだすことにより、長孔に挿入された厚紙製のフックの基端部を押圧して固定補助されるようになっている(特許文献2の吊り下げ具)。
実用新案登録第3161386号公報 特許第6557088号公報
特許文献1の吊り下げ具は、その商品吊り下げ具は、閉じた状態で長孔を通過した板紙2枚が折り合わせの復帰力により開くようになっているが、取付用台紙板との接触摩擦により、完全自動で復帰させることができない恐れがある。その場合は、取付用台紙板の裏側に手を回して商品吊り下げ具を開かせなければならない、ことが予想される。構造が複雑な割には使い勝手がよくないという問題点がある。
特許文献2の吊り下げ具は、押圧突起が突出するフックの基端部を押し入れる際に基端部を変形させることになっているが、商品吊り下げに十分な強度・厚みを持ったフックの基端部を変形させることは必ずしも容易ではない。強く押せば押圧突起を変形させてしまう恐れがあるの慎重な作業が求められる点で使い勝手に問題点がある。
上記問題点を解消するのが本考案の課題であり、以下が課題を解決するための手段である。
(請求項1の考案の特徴)
1または複数の取付構造を有する厚紙の展示板と、当該取付構造により当該展示板に取り外し可能に取り付けられた展示品吊り下げ用のフック板とを含めて構成された展示品吊り下げ具である。当該取付構造は、折り起こし片と、開口部と、縦長スリットと、を含めて構成されてなる。当該折り起こし片は、ほぼ水平に延びる上端辺に沿って当該展示板の正面視裏側に折り起こし可能、かつ、折り起こし跡に当該開口部が開口するように構成されてなる。当該縦長スリットは、当該折り起こし片の途中から始まり上方に延びて当該上端辺の上の位置で終わるように形成されてなる。当該フック板は、当該取付構造と取付関係を形成するフック基部と、展示品を吊り下げるためにフック基部から延びるフック部を含めて一体構成されてなる。当該フック基部は、当該縦長スリットに圧入し押圧することで当該折り起こし片を折り起こさせ、当該縦長スリットの上部及び当該縦長スリットの上部と連通した当該開口部を抜けて当該展示板裏側に突出可能に構成されてなる。当該フック基部の下端側には、当該展示板裏側に突出後に押し下げることにより、当該開口部の下端を画定する開口部下端縁を嵌め込み結合するための下向き欠き込みが形成され、当該フック基部が、当該開口部下端縁に嵌め込み結合され、かつ、当該縦長スリットの両側を画定する両側縁によって左右挟持されることで当該展示板に固定されてなる
(請求項2の考案の特徴)
請求項1の考案の好ましい態様として、次の特徴がある。前記縦長スリットの延長線上における前記開口部下端縁には、前記開口部と連通する上向き欠き込みが形成されてなる。当該上向き欠き込みと前記下向き欠き込みとが、前記フック基部の押し下げに伴う十字相欠き継ぎされてなる。
(請求項3の考案の特徴)
請求項1又は2の好ましい態様として、次の特徴がある。前記フック基部の上端側には、前記フック基部の押し下げに伴い前記縦長スリットの上端側に嵌まり込む段部が設けられてなる。
本考案によれば、フック部を持ちフック基部を縦長スリットに圧入し押圧して折り起こし片を折り起こさせ展示板裏板に突出させた後、押し下げて下向き欠き込みを開口部下端縁に嵌め込み結合させるだけで展示品吊り下げ具が完成する。圧入押圧とそれに続く押し下げという単純かつ連続する動作だけで完成させることができ、また、厚紙製の展示板の弾性を利用した取り外しも簡単であるから、たいへん使い勝手がよい(請求項1)。
また、下向き欠き込みと上向き欠き込みを十字相欠き継ぎすることで、フック基部、さらにはフック板全体を、より安定して展示板に取り付けることができる(請求項2)。
さらに、段部が縦長スリットの上端側に嵌まり込むことで、より安定度を高めることができる(請求項3)。
展示品吊り下げ具の正面斜視図である。 展示品吊り下げ具の背面斜視図である。 展示品吊り下げ具(展示板)正面図(a)と、である。 取付構造の拡大図である。 展示品吊り下げ具の上面図である。 展示品吊り下げ具の左側面図である。 フック板の拡大左側面図である。 フック板を展示板に取り付ける手順を示す左側面図である。 図8に示す取付構造の正面図である。 フック板を展示板に取り付ける手順を左側から示す部分断面図である。
図面に基づいて本考案を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)について説明する。本実施形態では、図3に示す状態を正面視の状態といい、これを基準に左右上下表裏の方向を定義する。なお、以下、展示品吊り下げ具のことを、単に「吊り下げ具」と呼ぶ。さらに、以下では具体的な寸法や形状を示すが、これは読者が吊り下げ具1の大きさ感を含むイメージを掴みやすくするためのものであって、その値や形状に限定されるものではない。いずれの寸法や形状も、本考案の目的から外れない限り、適宜変更して設計することができる。
(吊り下げ具の全体構造)
図1乃至3が示すように、吊り下げ具1は、展示板3とフック板21とを主要部材とする。展示板3は、互いに同じ構造の取付構造5を二つ(1でもよいし、3以上でもよい、上下複数の列を複数としてもよい)有している。取付構造5は、フック板21と協働してフック板21全体を展示板11に取り付けつけるためのものである。
(展示板の構造)
ひき続き、図1乃至3を参照する。展示板3は、厚紙を型抜き加工して縦長四角形に形成されている。展示品の大きさや展示場所の違いによって様々な寸法を設定できるが、本実施形態の展示板3の概略寸法は、縦500mm横100mmである。展示品の重さに耐える剛性が十分であるなら設ける必要はないが、反り返り防止のため展示板1の裏面両側それぞれには、展示板3のそれと同じ縦寸法で横幅3分の1弱の幅寸法の裏板3a,3aが接着層(図示を省略)を介して貼り付けられている(図2)。裏板3aの幅寸法は、上記以外でもよいが、取付構造5の機能を害するものであってはならない。裏板3a,3aそれぞれの上端の近くには、紐孔3h,3hが貫通しており、そこに通した吊り紐Sを使って吊り下げ具1を展示品I(図1、2)とともに、図外の壁や展示什器などに吊り下げることができる。なお、見やすくするため、図1、2以外の図面では吊り紐Sを省略する。
展示板3の材質は、展示品吊り下げに耐える十分な剛性があり極端に加工しづらくないものであれば特に限定はない。たとえば合成樹脂板を用いることもできるが、環境負荷を軽減するなどの目的のため本実施形態では、複数枚の紙を接着剤で張り合わせ積層して1枚の厚紙に仕上げた合紙を用いている。付け加えると、表裏の一番外になる紙は、光沢のある光沢紙になっている。展示品を引き立てて見栄えをよくするためである。光沢紙の採用は使用者の好みであるから、採用しないでもよい。展示板3の表面は展示品Iによって隠れる部分が多いが、これを表示部と捉え、その表面に、たとえば、展示品Iが吊り下げられる場所にその絵を印刷しておくこともできる。展示品Iが売れて展示板3の表面が露出したとしても、そこに絵があれば、品切れ感が薄れ広告媒体として機能させることができるからである。
本実施形態の展示板3は、上述のように縦長四角形としたが、装飾的な効果を足すための別の形、たとえば、縦長楕円形や縦長ひし形としてもよい。また、展示板3の角部に丸みを設けたり、切り欠きや打ち抜き孔などを形成したりすることも妨げない。いずれの場合にあっても、吊り下げ具としての強度を保つことが前提であることは言うまでもない。
(取付構造の詳細構造)
図1乃至7を参照する。取付構造5は、フック板21と協働してフック板21全体を展示板3に取り付けつけるためのものであることは、前述の通りである。取付構造5は、折り起こし片7と、開口部9と、縦長スリット11と、さらに好ましくは上向き欠き込み9aを含めて構成されている。本実施形態の取付構造5は二つであるが、それらは互いに同じ構造であるため、以下の説明は一方の取付構造5についてのみ行う。
(折り起こし片の構造)
図3、4及び9を参照する。折り起こし片7は、ほぼ水平に延びる上端辺7aを弦とするほぼ半円の形をしていて、一番下の部位から下方に突き出す小さな突起(下向き突起7b)を有している。上端辺7aの長さ寸法は任意であるが本実施形態では、20mmに設定した。下向き突起7bは、その長さ寸法は3mm前後、幅寸法も3mm前後に設定してあり、後述するフック板21の下向き欠き込みと十字相欠き継ぎするためのものである。下向き突起7bは、不要と考えるなら省略することができる。
折り起こし片7をほぼ半円形状に形成した理由は、そのデザイン性と折り起こしの容易性にあるが、折り起こし片の目的を達成できるなら形状に制限はない。折り起こし片7は、上端辺7aを除き、すなわち弧に当たる部位及び下向き突起7bは、展示板3から完全に型抜き分離してある。一方、この型抜きの際に上端辺7aの部位だけはハーフカットして裏面側の積層された紙の一部を残してある。これにより、残された紙がヒンジのように機能して折り起こし片7を展示板3に対し、落下することなく裏側へ折り起こし(揺動)が可能になる。折り起こした後の展示板3には、折り起こし片7の跡が開口部9として開口する(図9)。
ハーフカットの代わりに上端辺7aを含めてフルカットすることで折り起こし片7を完全分離してもよい。完全分離した場合は、開口部9に嵌め込んだ状態の折り起こし片7を、上端辺7aを挟んで展示板3とともに裏側から柔軟な粘着テープなど(図示せず)を貼ることで展示板3に対し揺動可能・離脱不能に構成してもよい。
(開口部の構造)
上述のように、開口部3は折り起こし片7が折り起こされた跡に形成される開口である。よって、図9がもっとも端的に示すようにその全体形状は、折り起こし片7のそれと相似のほぼ半円形になる。開口部9は、それを囲む縁によって画定され、好ましい態様として、開口部の弧の一番下の部位である下端縁9aには、開口部9に連通するほぼU字状の上向き欠き込み9aが形成されている。上向き欠き込み9aの深さ寸法は3mm前後、幅寸法も3mm前後に設定した。
(縦長スリットの構造)
縦長スリット11は、折り起こし片7の左右ほぼ中央にあり、その途中から始まり上方に延びて上端辺7aの上の位置で終わるように形成されている(図4,9)。より具体的には、スリット11は、その下端部位4分の3が折り起こし片7の中に、残り4分の1の部位(上端部位11a)が展示板3の中に形成されている。この構成により、折り起こし片7の折り起こしにより、スリット11のした4分の3の部位が折り起こし片7と一緒に展示板3の裏側方向に移動し、残り4分の1となる上端部位11aは展示板3に残ることになる(図8、9)。縦長スリット11の幅寸法は、縦10mm横3mm前後に設定した。したがって、下向き突起7bの横寸法も、前述のとおり3mm前後となる。なお、縦長スリット11と下向き突起7bとの位置関係は、両者の軸中心(図示せず)が一致していて、縦長スリット11の下方延長線上に下向き突起7bが位置している。
(フック板の構造)
図3,6及び7を中心に参照する。まず、材質であるが、フック板21は、合成樹脂やアルミニウムなどの金属を素材とすることもできるが、本実施形態では、適切な剛性をもった厚さ3mm前後の厚紙を採用した。紙製であれば、同じく紙製の展示板3とともに廃棄(場合によってはリサイクル)できるので、環境に対する負荷が小さくて済むからである。本実施形態のフック板21は、バルカナイズドファイバーという化学処理した硬質耐水性の紙または板紙を積層圧着させて乾燥した紙を使用し、これを型抜きして作ったものである。次に、フック板21の構造を説明する。
フック板21は、展示板3の取付構造5と取付関係を形成するフック基部23と、展示品I(図1)を吊り下げるためにフック基部23から横方向に延びるフック部25を含めて一体構成された板状部材である。説明の都合上、フック部25を先に説明する。フック部25は、幅7mm前後のほぼ平行な細長板25aと細長板25aの先端から上方屈曲した先端傾げ部を有している。細長板部25aは展示品Iが吊り下げられる部位であり、先端傾げ部25bは展示品Iのずれ落ちを防ぐ部位である。
細長板部25aの基端部(先端傾げ部25bと反対側の端部)は、角が丸みを帯びたほぼ台形形状の裏当て部25aと、台形形状の下底に当たる部位とT字交差している。裏当て部25aの下底に当たる部位の寸法は25mm前後、上底に当たる部位の寸法は18mm前後、さらに、上底と下底との間の距離は8mm前後に設定した。裏当て部25aは、フック板21を取り付けたときに、そのほとんどが展示板3の裏側に当たる部位である。裏当て部25aの下底側上端角部が小さく矩形に切り欠かれ、これにより、下底側に段部23bが形成されている。段部23bは、縦長スリット11の上端辺7aより上の部位に嵌まり込む。段部23bの厚みも縦長スリット11の幅寸法もほぼ同じ寸法(3mm前後)であるから、両者は軽い圧入によって嵌まり込み可能になっている。
図7に示す符号23cは、フック部25の下端延長線から突き出す表当て部である。表当て部23cは、展示板3に当接する面する一辺(当接辺23d)と下端延長線上にある一辺とを有し、斜辺が内側に凹む直角三角形に似たような形状に形成され、当接辺の長さ寸法は、13mm前後に設定してある。この結果、図7から明らかなように、表当て部23cの下方突出寸法は、裏当て部23aのそれに比べ5mm前後長くなっている。表当て部23cと裏当て部23aとの間には、幅3mm前後の下向き欠き込み23eが形成されている。フック基部23全体は、後述するように縦長スリット11と開口部9及び上向き欠き込み9aによって構成される空間を僅かな遊びを介して通過可能に構成されている。
(フック板の取付手順)
図7乃至10を参照しながら、展示板3に対するフック板3の取付手順を説明する。まず作業者は、先端傾げ部25bが上に向いた状態の細長板部25aを手(図示せず)に持ち、図7に示す水平に対して角度A(60度前後)の傾きで展示板3に近づける。角度Aを維持したままフック基部23の裏当て部23aをスリット11に軽く圧入しそのまま押圧して折り起こし片7を展示板3の裏側方向(図7の右から左方向)に折り起こす。折り起こしにより開口部9が開口し(図9)、これによってスリット11の上端部位―開口部9―上向き欠き込み9aの三者によりスリット11の全長より長い通過路が形成される。この通過路は僅かな遊びを介してフック基部23が展示板3の裏側に通過することを許す。このとき、表当て部23cは、展示板3の表側に居たままである。
裏当て部23aが展示板3の裏側に出たら、作業者はフック板21をフック部25がほぼ水平になるように先端傾げ部25b側を下げて図7の2点鎖線で示す姿勢にする(図8の矢印(1))。その後、作業者は、フック板21全体を押し下げて(図8に示す矢印(2))、次に述べる十字相欠き継ぎを行わせる。
すなわち、フック板21の押し下げにより、図8に示すように、フック板21の下向き欠き込み23eと開口部9と連通する上向き欠き込み9aとが、互いに嵌まり込んで十字相欠き継ぎされ、さらに併せて段部23bがスリット11の上端部位に嵌まり込み支持される。これらが完了すると、同時に、表当て部23cと裏当て部23aとにより展示板11の表裏それぞれに表当て部23cと裏当て部23aとが当接する。以上により、展示板3に対するフック板21の取り付けが完了する。フック板21の取り外しは、上記手順を逆に行うだけでよい。なお、この状態のフック部25は、展示板3から離れるに従ってその上端稜線が水平に対し僅かに高くなっている。吊り下げた展示品Iが展示板3側に重力移動させるためである。これにより先端傾げ部25bと相まって、展示品Iの落下を効果的に抑制する。
(実施形態特有の効果)
以上のとおり、本実施形態によれば、フック部21のフック部25を手に持ちフック基部23の裏当て部23aを縦長スリット11に圧入し押圧して折り起こし片7を折り起こさせ、フック基部23を展示板3の裏板に突出させた後、押し下げて十字相欠き継ぎさせ、さらに、段部23bをスリット11の上端部位に嵌め込むだけで完成させることができる。フック板21の保持もしっかりしており、また、厚紙製の展示板の弾性を利用した取り外しも簡単であるから、たいへん使い勝手がよい。
1 展示品吊り下げ具(吊り下げ具)
3 展示板
3a 裏板
3h 紐孔
5 取付構造
7 折り起こし片
7a 上端辺
7b 下向き突起
9 開口部
9a 上向き欠き込み
11 縦長スリット
11a 上端部位
21 フック板
23 フック基部
23a 裏当て部
23b 段部
23c 表当て部
23d 当接辺
23e 下向き欠き込み
25 フック部
25a 細長板部
25b 先端傾げ部
G 展示品(商品)
S 吊り紐








Claims (3)

  1. 1または複数の取付構造を有する厚紙の展示板と、当該取付構造により当該展示板に取り外し可能に取り付けられた展示品吊り下げ用のフック板とを含めて構成された展示品吊り下げ具であって、
    当該取付構造は、折り起こし片と、開口部と、縦長スリットと、を含めて構成され、
    当該折り起こし片は、ほぼ水平に延びる上端辺に沿って当該展示板の正面視裏側に折り起こし可能、かつ、折り起こし跡に当該開口部が開口するように構成され、
    当該縦長スリットは、当該折り起こし片の途中から始まり上方に延びて当該上端辺の上の位置で終わるように形成され、
    当該フック板は、当該取付構造と取付関係を形成するフック基部と、展示品を吊り下げるためにフック基部から延びるフック部を含めて一体構成され、
    当該フック基部は、当該縦長スリットに圧入し押圧することで当該折り起こし片を折り起こさせ、当該縦長スリットの上部及び当該縦長スリットの上部と連通した当該開口部を抜けて当該展示板裏側に突出可能に構成され、
    当該フック基部の下端側には、当該展示板裏側に突出後に押し下げることにより、当該開口部の下端を画定する開口部下端縁を嵌め込み結合するための下向き欠き込みが形成され、
    当該フック基部が、当該開口部下端縁に嵌め込み結合され、かつ、当該縦長スリットの両側を画定する両側縁によって左右挟持されることで当該展示板に固定されてなる、
    ことを特徴とする展示品吊り下げ具。
  2. 前記縦長スリットの延長線上における前記開口部下端縁には、前記開口部と連通する上向き欠き込みが形成され、
    当該上向き欠き込みと前記下向き欠き込みとが、前記フック基部の押し下げに伴う十字相欠き継ぎされてなる、
    ことを特徴とする請求項1記載の展示品吊り下げ具。
  3. 前記フック基部の上端側には、前記フック基部の押し下げに伴い前記縦長スリットの上端側に嵌まり込む段部が設けられてなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の展示品吊り下げ具。





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