JP3232182B2 - 反転投入装置を備えたゴミ回収車 - Google Patents

反転投入装置を備えたゴミ回収車

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミを回収するための
ゴミ回収車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゴミ回収車としては、実
開昭58−189100号公報記載のものに見られるよ
うに、荷箱の後部上方に投入口が形成されるとともに、
荷箱の後端排出口が排出扉により開閉自在に構成され、
上記荷箱の後端にゴミ容器を荷箱の投入口に臨んで昇降
・反転自在に構成した反転投入装置が設けられたものが
提供されており、ゴミ容器にゴミを投入した後、該ゴミ
容器を昇降・反転させることで、ゴミを投入口を介して
荷箱内に収容していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ゴミというと
一般的に汚いというイメージがあり、昨今ではこのイメ
ージを解消するために、ゴミの回収等を行う車輌等にお
いてゴミを投入する装置等の露出した部分をカバーによ
って被覆し、車輌の外観を美的処理する傾向にある。
【0004】これに従って、反転投入装置を備えたゴミ
回収車においても該反転投入装置のゴミ容器が昇降する
部分をカバーで覆い、このゴミ回収車の外観をよくしよ
うとしている。しかしながら、反転投入装置のゴミ容器
が昇降する部分をカバーで覆った場合には、ゴミがゴミ
容器から外方に突出した状態で収容された時に、このゴ
ミ容器を上昇させるとカバーに当接する不具合が生じ、
ゴミがゴミ容器とカバーとの間にかみ込んだり、カバー
やゴミ容器を破損するという問題があった。また、ゴミ
容器の上昇時に作業者が該ゴミ容器とカバーとの間に挟
まり大事故につながるというおそれもあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の反転投入装置を
備えたゴミ回収車は、車体枠上に、後部上方に投入口が
形成された荷箱が搭載され、該荷箱の後端にはゴミ容器
を上記投入口に臨む位置まで上昇させて反転作動させる
反転投入装置が設けられたゴミ回収車であって、上記荷
箱の後部には、上記ゴミ容器の昇降経路となる後方に該
昇降経路の上部を覆うカバーが設けられ、上記昇降経路
に近接するカバーの下端部もしくはカバーの内面側に検
出装置が設けられ、該検出装置による検出結果に基づい
て反転投入装置の作動を停止するように構成されたもの
である。
【0006】また、本発明の反転投入装置を備えたゴミ
回収車は、車体枠上に、後部上方に投入口が形成された
荷箱が搭載され、該荷箱の後端にはゴミ容器を上記投入
口に臨む位置まで上昇させて反転作動させる反転投入装
置が設けられたゴミ回収車であって、上記荷箱の後部に
は、上記ゴミ容器の昇降経路となる後方に該昇降経路の
上部を覆うカバーが設けられ、前記カバーの下端部が揺
動自在もしくは伸縮自在に構成されるとともに、前記検
出装置がカバーの下端部の揺動もしくは伸縮を検出し、
この検出結果に基づいて反転投入装置の作動を停止する
ように構成されたものである。
【0007】
【作用】ゴミ容器の反転投入動作時において、例えば、
ゴミ容器からゴミが外方に飛び出した状態で収容されて
いる場合、このゴミ容器の上昇時に該ゴミ容器とカバー
の下端との間でゴミがかみ込むことが起こる。この際、
検出装置がこれを検出し、この検出結果に基づいてゴミ
容器の反転投入動作を停止させる。
【0008】また、請求項2記載のように、カバーの下
端部を揺動自在もしくは伸縮自在に構成するとともに、
検出装置がカバーの下端部の揺動もしくは伸縮を検出し
て反転投入装置の作動を停止させことで、ゴミのかみ込
み等を迅速に検出して作動を停止させるとともに、カバ
ーの揺動もしくは伸縮によりゴミのかみ込み時の衝撃を
緩和する。さらに、作業者がこの下端部を強制的に揺動
もしくは伸縮させることで、緊急停止用としても使用可
能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1及び図2は、本発明に係るゴミ回収車
を示している。
【0011】図において、1は車体枠上に搭載された荷
箱で、荷箱1と車体枠間に配設された図示しないダンプ
シリンダにより該荷箱1の後方底部に設けられたヒンジ
(図示省略)を中心に上方に傾動自在に構成されてい
る。
【0012】前記荷箱1は、図示はしないが、その内部
が前後方向に配設された3枚の仕切板により4つの収容
室1aに分割されている。
【0013】また、収容室1aの後部上方には、これら
収容室1aにゴミをそれぞれ別々に投入する投入口5
a,5b,5c,5dが形成されている。この投入口5
a,5b,5c,5dには後述する反転投入装置2によ
り投入されるゴミを各収容室内の略中央部に導くための
シュート12a,12b,12c,12dがそれぞれ配
設されている。
【0014】さらに、各収容室1aの後端には、各収容
室1aに対応して排出口(図示省略)が形成されてお
り、この排出口は図示しない排出扉により上部ヒンジを
中心にそれぞれ独立して開閉自在に構成されている。
【0015】荷箱1の後端には反転投入装置2が設けら
れている。反転投入装置2は、荷箱1の横幅と略同様の
幅を有するゴミ容器Aを地上付近から荷箱1の上部に持
ち上げ反転させるもので、以下のように構成されてい
る。
【0016】荷箱1の後端両側にはポスト(支柱)21
が立設されており、これらポスト21はその上端部が車
体前方に傾斜して配置されている。
【0017】前記ポスト21の上下には、図1に示すよ
うに、上スプロケット21aと下スプロケット21bと
が設けられており、上スプロケット21aと下スプロケ
ット21b間にチェーン21cが巻回されている。
【0018】上記チェーン21cの途中部には、前記ゴ
ミ容器Aの両側部が連結されるとともに、その連結部に
アーム22の一端が昇降ローラ23を介して連結されて
いる。
【0019】上記昇降ローラ23は、前記ポスト21内
に形成された昇降路24に沿って上下に転動自在に嵌入
されている。
【0020】また、前記アーム22の他端には、前記ポ
スト21内の前記昇降路24の前方に形成されたガイド
路25に沿って転動自在に嵌入されたガイドローラ26
が設けられている。ガイド路25は、上部が漸次略鉤状
に湾曲形成されており、上記ガイドローラ26がガイド
路25に沿って上方に移動し、該ガイド路25の湾曲形
成された上部に導かれることで、ゴミ容器Aを上方位置
で反転させるようになされている。
【0021】前記ゴミ容器Aは、図2に示すように、前
記各収容室1aに対応して4つに区画された収容部A
1,A2,A3,A4が形成されている。
【0022】すなわち、図示しない駆動モータにより下
スプロケット21bを回転させてチェーン21cを駆動
させ、ゴミ容器Aとともに昇降ローラ23及びガイドロ
ーラ26を前記昇降路24とガイド路25に沿って上方
に移動させることで、ガイドローラ26がガイド路25
の上部の湾曲部に案内されるとともに、昇降ローラ23
が昇降路24に沿ってポスト21の上端に配置され、こ
れら昇降ローラ23とガイドローラ26との上下の位置
関係を逆転させることで、ゴミ容器Aの各収容部A1,
A2,A3,A4を各収容室1aの投入口5a,5b,
5c,5dに臨む位置に反転させることができる。
【0023】さらに、荷箱1の上面には、掻き込み装置
4が設けられている。
【0024】掻き込み装置4は、荷箱1の幅方向に所定
幅を有する掻き込み本体部41と、該掻き込み本体部4
1と同じ幅を有し掻き込み本体部41の後端に上下に回
動自在に支持された掻きならし部42とから構成されて
いる。
【0025】この掻き込み装置4は、前記荷箱1の上面
前部と掻きならし部42との間に連設されたシリンダ4
5によりガイドレール46に沿って前後に摺動自在に構
成されている。
【0026】また、ガイドレール46の後端部は、図1
に示すように、上方に屈曲形成され、この屈曲部46a
に掻き込み装置4の掻きならし部42が案内されること
で掻きならし部42は、図1に実線で示す投入口5a,
5b,5c,5dを閉塞する位置から図1に二点鎖線で
示す投入口5a,5b,5c,5dの上方に退避する位
置に配置されるよう構成されている。
【0027】さらに、荷箱1の後部にはカバー6が配設
されている。
【0028】カバー6は、荷箱1の側面を覆う側面カバ
ー6aと、後面を覆う後面カバー6bとから構成されて
いる。
【0029】上記後面カバー6aは、カバー本体部61
と、該カバー本体部61の下端に設けられた揺動部62
とから構成され、前記ゴミ容器Aの移動軌跡の最後端で
ある昇降経路Bの上部を覆うように配設されている。
【0030】揺動部62は、図3に示すように、前記カ
バー本体部61よりも若干前方に配置されるとともに、
下端が内方側に屈折形成され、前記ゴミ容器Aの上記昇
降経路Bに近接する位置まで配置されている。この揺動
部62は、前記カバー本体部61の下端にヒンジ63を
介して連接されており、ヒンジ63を中心にして揺動自
在に構成されている。
【0031】この揺動部62は、通常は、垂直保持機構
により垂直位置で保持されている。垂直保持機構は、一
端が揺動部62に固設され該揺動部62から略直角に内
方に突設されたロッド64と、ロッド64の他端に設け
られたストッパ65と、ロッド64に介装されたスプリ
ング66とから構成されている。
【0032】前記ストッパ65は、前記カバー本体部6
1もしくは車体側に図示しない取付部材を介して配設さ
れており、ロッド64の他端部が挿通する挿通孔65a
が形成されている。この挿通孔65aの周縁には、該挿
通孔65aを挿通したロッド64の他端にボルト67と
ともに固設されたワッシャ68が当接し、この当接によ
り揺動部62の外側への揺動を規制している。
【0033】前記スプリング66は、揺動部62の内側
とストッパ65の揺動部62側の側面の間に皿状のワッ
シャ69,69を介して配置されており、この付勢力に
よってロッド64の他端のワッシャ68がストッパ65
と当接するよう、すなわち揺動部62が垂直状態で保持
されるよう構成されている。
【0034】また、前記ストッパ65の上部には、該揺
動部62が前記スプリング66の付勢力に抗して内方側
に揺動した際にこれを検出する検出装置7が設けられて
いる。
【0035】検出装置7は、揺動部62が内方側に揺動
した際にこの揺動部62の内側面が当接もしくは近接す
ることでこれを検知するもので、例えば、リミットスイ
ッチ、近接センサ等が用いられている。この検出装置7
の検知結果は図示しない制御部に出力され、制御部では
検知結果に基づいてゴミ容器Aの反転投入動作を停止す
る。
【0036】次に、このように構成されたゴミ回収車の
動作について説明する。
【0037】走行時において、ゴミ容器Aは図1に実線
で示すポスト21の途中位置に配置されているととも
に、掻き込み装置4の掻きならし部42は、図1に実線
で示す投入口5a,5b,5c,5dを閉塞した位置に
配置されている。
【0038】そして、ゴミの回収を行う際には、まず、
ゴミ容器Aを最下方であるゴミ投入位置に配置し、予め
決定されたゴミの種類別に応じてゴミ容器Aの収容部A
1,A2,A3,A4にそれぞれゴミを分別して集め、
これらゴミ容器Aの収容部A1,A2,A3,A4内の
ゴミが所定量になれば、反転投入装置2によるゴミ容器
Aのゴミ投入動作を開始する。
【0039】この反転投入装置2によるゴミ容器Aのゴ
ミ投入動作は、まず、掻き込み装置4の掻きならし部4
2がシリンダ45の伸長動作により図1に実線で示す投
入口5a,5b,5c,5dを閉塞した位置からガイド
レール46の屈曲部46aに案内されることで、投入口
5a,5b,5c,5dの上方に退避する位置に配置さ
れる〔図4(a)参照〕。
【0040】この後、ゴミ容器Aが上昇してガイドロー
ラ26がガイド路25の湾曲形成された上部に導かれる
ことで、ゴミ容器Aの各収容部A1,A2,A3,A4
が各収容室の投入口5a,5b,5c,5dに臨むよう
反転されることで、各収容部A1,A2,A3,A4の
ゴミが投入口5a,5b,5c,5dを介して各シュー
ト12a,12b,12c,12dにより略中央部に導
かれながら各収容室1aに分別して収容される〔図4
(b)、(c)参照〕。
【0041】このようにゴミ容器Aのゴミを各収容室1
aに投入した後、ゴミ容器Aが下降してゴミ投入位置に
再び配置される〔図4(d)、(e)、(f)参照〕。
【0042】この後、シリンダ45を縮退させ、掻き込
み装置4の掻きならし部42を投入口5a,5b,5
c,5dを閉塞する位置に配置し〔図8(g)参照〕、
この位置からさらにシリンダ45を縮退させることで、
掻き込み装置4の掻きならし部42をこの状態を保持し
たまま前方に摺動させ、最前方位置まで達すると今度は
シリンダ45を伸長させて後方に摺動させ投入口5a,
5b,5c,5dを閉塞する位置で停止させる〔図4
(h)、(i)、(j)、(k)参照〕。
【0043】このように掻き込み装置4の掻きならし部
42を(g)〜(k)のように作動させることで、この
掻きならし部42により各収容室1a内に山状に積み込
まれるゴミの頂部をならしながらゴミを各収容室1a内
に収容する。
【0044】上述した(a)〜(k)の動作を1サイク
ルとしてゴミ容器Aの反転投入動作ごとに行う。
【0045】そして、このように各収容室1a内に収容
されたゴミは、反転投入装置2を上方の反転位置に配置
した状態で、各排出扉の内、排出しようとするゴミを収
容した排出扉を上部ヒンジを中心にして開閉機構により
開放させるとともに、荷箱1を上方に傾動させること
で、開放された排出扉からゴミを排出する。
【0046】上述のようにしてこれら排出扉を1枚ずつ
順次開放することで、各収容室1a内のゴミを分別した
状態で排出することができる。
【0047】ここで、上述したゴミ容器Aの反転投入動
作時において、ゴミ容器Aからゴミが外方に飛び出した
状態で収容されている時、この状態でゴミ容器Aが上昇
すると揺動部62の下端に当接する。これにより揺動部
62はスプリング66の付勢力に抗して一点鎖線で示す
内側に揺動され、該揺動部62の内側面が検出装置7に
当接もしくは近接する。これを検出装置7が検出し、こ
の検出結果に基づいて制御部によってゴミ容器Aの上昇
動作を停止させる。
【0048】このように、ゴミ容器Aと揺動部62との
間でゴミがかみ込むような場合において、検出装置7に
よりこれを検出し、ゴミ容器Aの上昇を即座に停止させ
ることで、揺動部62を備えたカバー6の破損や、ゴミ
の破壊による周辺への飛散などを防止することができ
る。
【0049】なお、作業者がゴミ容器Aと揺動部62と
の間に挟まれるような事態が生じた場合でも、揺動部6
2が揺動することでゴミ容器Aの動作が即座に停止され
るため、惨事に至ることはない。
【0050】また、この揺動部62は、作業者がスプリ
ング66の付勢力に抗して強制的に内側に揺動させるこ
とで、緊急停止用としても用いることができる。
【0051】なお、揺動部62の形状は本例に限らず、
例えば図5に示すように下端を球状621にしたもの
や、図6に示すように下端を湾曲状622に形成したも
のでもよい。さらに、図7に示すように、下端623を
伸縮自在にもうけ、この伸縮動作を検出装置により検出
するようにしてもよい。
【0052】また、本例では、カバー6の下端に揺動部
62を揺動自在に設け、この揺動部62の揺動を検出装
置7で検出するように構成したものについて説明した
が、図8に示すように、カバー6の下端部6aを固定配
置し、このカバー6の下端もしくはゴミ容器Aの昇降経
路Bに近接するカバー6の下端部内面側に、例えば光セ
ンサや電磁センサ等の無接点の検出装置8を設け、この
検出装置8による検出結果に基づいて、ゴミ容器Aの反
転投入動作を停止するようにしてもよい。すなわち、作
業者の手やゴミにより検出装置8の光等が遮断された際
にゴミ容器Aの反転投入動作を停止する。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ゴ
ミ容器の反転投入動作時において、ゴミ容器からゴミが
外方に飛び出した状態で収容されている場合、ゴミ容器
とカバーの下端との間でゴミがかみ込むことがあるもの
の、これを検出装置が検出し、この検出結果に基づいて
ゴミ容器の反転投入動作を即座に停止するので、このゴ
ミのかみ込みによるカバー及びゴミ容器等の装置の破損
や、ゴミの破壊による周辺へのゴミの飛散などを防止す
ることができる。また作業者がゴミ容器とカバーとの間
に挟まれるような事態が生じた場合でも、これを検出装
置が検出してゴミ容器の反転投入動作を即座に停止する
ので、惨事に至ることはなく安全性に優れたものであ
る。
【0054】また、請求項2記載のように、カバーの下
端部を揺動自在もしくは伸縮自在に構成するとともに、
検出装置がカバーの下端部の揺動もしくは伸縮を検出し
て反転投入装置の作動を停止させるため、ゴミのかみ込
み等を迅速に検出して作動を停止させることができると
ともに、カバーの揺動もしくは伸縮によりゴミのかみ込
み時の衝撃を緩和でき、さらに、作業者がこの下端部を
強制的に揺動もしくは伸縮させることで、緊急停止用と
しても用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴミ回収車の概略構成を示す一部
切欠の側面図である。
【図2】本発明に係るゴミ回収車の荷箱後部を示す斜視
図である。
【図3】カバーの下端部を示す側面図である。
【図4】ゴミ回収車の動作を説明するための図である。
【図5】カバー下端部の揺動部の他の実施例を示す側面
図である。
【図6】カバー下端部の揺動部の他の実施例を示す側面
図である。
【図7】カバー下端部の揺動部の他の実施例を示す側面
図である。
【図8】カバー下端部の揺動部及び検出装置の他の実施
例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 荷箱 2 反転投入装置 5a,5b,5c,5d 投入口 6 カバー 62 揺動部(カバーの下端部) 7,8 検出装置 A ゴミ容器 B 昇降経路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体枠上に、後部上方に投入口が形成さ
    れた荷箱が搭載され、該荷箱の後端にはゴミ容器を上記
    投入口に臨む位置まで上昇させて反転作動させる反転投
    入装置が設けられたゴミ回収車であって、 上記荷箱の後部には、上記ゴミ容器の昇降経路となる後
    方に該昇降経路の上部を覆うカバーが設けられ、上記昇
    降経路に近接するカバーの下端部もしくはカバーの内面
    側に検出装置が設けられ、該検出装置による検出結果に
    基づいて反転投入装置の作動を停止するように構成され
    たことを特徴とする反転投入装置を備えたゴミ回収車。
  2. 【請求項2】 車体枠上に、後部上方に投入口が形成さ
    れた荷箱が搭載され、該荷箱の後端にはゴミ容器を上記
    投入口に臨む位置まで上昇させて反転作動させる反転投
    入装置が設けられたゴミ回収車であって、 上記荷箱の後部には、上記ゴミ容器の昇降経路となる後
    方に該昇降経路の上部を覆うカバーが設けられ、前記カ
    バーの下端部が揺動自在もしくは伸縮自在に構成される
    とともに、前記検出装置がカバーの下端部の揺動もしく
    は伸縮を検出し、この検出結果に基づいて反転投入装置
    の作動を停止するように構成されたことを特徴とする反
    転投入装置を備えたゴミ回収車。
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