JP2912773B2 - ごみ分別収集車 - Google Patents

ごみ分別収集車

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JP2912773B2 JP4246224A JP24622492A JP2912773B2 JP 2912773 B2 JP2912773 B2 JP 2912773B2 JP 4246224 A JP4246224 A JP 4246224A JP 24622492 A JP24622492 A JP 24622492A JP 2912773 B2 JP2912773 B2 JP 2912773B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数に分割されたご
み収容部を前後方向に設けた荷箱を有するごみ分別収集
車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のごみ分別収集車として側方にごみ
の積込バケットを備えたものは、このバケットを下降さ
せて、分別された各ごみをバケットの各受入部内に投入
したのち、上記バケットを上昇させて、荷箱の各収納部
に投入する。そして、バケットは荷箱の上部に格納して
走行する。
【0003】このような形式のごみ分別収集車の一例が
実開平2−43804号公報に開示されている。この公
報による分別収集車ではバケットの昇降は天蓋に取り付
けた昇降シリンダを進退動させることにより行なわれ、
バケットの内容物を荷箱の各ごみ収容部へ投入するため
バケットを反転させる際には天蓋に取り付けた別の天蓋
開閉シリンダにより天蓋を開閉する動作に連動してバケ
ットをガイドレールを介して案内し反転させるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の積
込装置は荷箱の上部にバケットを格納するようになって
いるため、一箇所の収集場所でバケットに投入したごみ
が少なくて、荷箱へ投入せずに次の収集場所へ移動でき
る場合でもバケットをごみ収集位置から荷箱上部まで完
全に上下動させる必要がある。
【0005】また、荷箱の側部に下げたときは収集車の
車輪やフェンダーがじゃまとなって地面近くに下げられ
ないのでバケットの位置が高くなる。このため、バケッ
トへのごみの投入の際高く持ち上げて投入しなければな
らず、投入に多くの労力を要するなどの問題があった。
【0006】さらに、従来の積込装置では前述したよう
にバケットの昇降と反転はそれぞれ別々のシリンダで駆
動され、特にバケットの反転は天蓋を開閉する動作を利
用して行なう構造としているため、駆動部材が複雑で動
作も別々に行なわれ、ごみの積込、排出の各動作は必ら
ずしも効率的ではない。
【0007】この発明の課題は上記の問題点を解決して
荷箱の側部にバケットを格納し、ごみの収集時はバケッ
トを地面近くにまで下げてごみの投入を容易とし、シン
プルな構成で効率的なごみの積込、排出ができるように
した積込装置を有するごみ分別収集車を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、前後方向に複数のごみ収容部を設け
た荷箱を有するごみ分別収集車において、荷箱をその一
側方下端の軸を支点にして側方に傾斜自在に設け、荷箱
の一側方への傾斜により複数のごみ収容部からごみを排
出するそれぞれの排出口を開閉する開閉扉を荷箱の各ご
み収容部の一側方に設け、荷箱の複数のごみ収容部に対
応する複数のごみ受入部を有する積込バケットを荷箱の
他側方に沿って荷箱の前後に設けた支持駆動機構を介し
て支持し、積込バケットが荷箱の他側方に位置し、積込
バケットの外側が車輪の外側より僅かに突出するが走行
に差支えのないように格納する格納位置と、地面に近い
ごみ受入れ位置と、荷箱上部でごみを反転投入する位置
の3位置をとるようにバケット前後端をガイドするガイ
ドレールを荷箱の前後に設け、上記各支持駆動機構は揺
動アームにリンクを接続して成る支持部材をシリンダで
駆動し積込バケットの昇降と反転を連続的に作動させる
ようにした構成としたのである。
【0009】
【作用】上記の構成としたこの発明のごみ分別収集車で
は、バケットは荷台の側方の格納位置に格納して走行す
る。そして、ごみの収集位置にくると、バケットを地面
近くのごみ受入れ位置まで下げてごみを投入し、ごみが
少ないときはバケットを上記荷箱の他側方の格納位置ま
で上げて次の収集位置まで走行する。この位置では積込
バケットの外側が車輪の外側より僅かに突出するだけで
あるから走行には差支えがない。また、バケットに投入
したごみが多いときはバケットを荷箱上部の反転投入位
置へ移動させると、バケットがガイドレールに沿って反
転し、バケット内のごみが荷箱に投入される。その後、
バケットを格納位置に下げ、次の収集場所へ走行する。
【0010】上記ごみの分別収集の際、バケットは1つ
のシリンダで駆動される揺動アームとリンクを有する支
持部材で昇降と反転動作をガイドレールを介して連続的
に駆動され、このため動作が効率的であり、全体的に小
さい駆動力でごみの積込と排出が行なわれる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1において、1はごみ分別収集車の車
体、2はその荷台3上に載せた荷箱である。荷箱2は複
数の仕切4により仕切られて複数のごみ収容部5が前後
に並んでいる。荷箱2は、図8に示すように、油圧シリ
ンダ8により軸6を支点として側方へ傾斜するサイドダ
ンプ式で、ダンプ時にはサイドドア7が軸9を支点とし
て開放される。
【0012】図2〜図4に示す11、12は荷箱2の前
後外寄りにそれぞれ固定したガイドレールであり、この
ガイドレール11、12はコ字形の横断面を有し、それ
ぞれ内外に2列に並んで設けられている。また、ガイド
レール11、12の上部は、図2などに示すように内方
下向きの円弧状に湾曲し、中間部は外方へ斜め下向きに
傾斜しながら上下に分離し、中間部から下端へかけては
接近しながら垂直となすことによりほぼS字型となる。
【0013】13は前後に長い積込バケットで、図1、
図5などに示すように、荷箱2の仕切4に対応する位置
の仕切14により複数の受入部15に分割されている。
積込バケット13の前後端外側にはブラケット16を介
してガイド板17を固定し、その内側の荷箱寄りの内面
には、それぞれ上下のガイドローラ21、22を設け、
この各ローラ21、22を図2などのようにガイドレー
ル11、12に移動自在に嵌合する。
【0014】23は荷箱2の前後に軸24により起伏自
在に取付けた揺動アームでその外端を前後方向のアーム
連結軸25により一体に連結し、この軸25の両端近く
に上端を回転自在に連結したリンク26の下端を軸27
によりガイド板17の下端外側に回転自在に連結する。
上記揺動アーム23とリンク26によりバケットの支持
部材が構成されている。
【0015】30は上記アーム23の駆動用手段として
の油圧シリンダであり、その下端を荷台3の下端前後の
ブラケット31に軸32により起伏自在に連結し、シリ
ンダ30のピストンロッド33の先端をアーム23の中
間部に回転自在に連結することにより上記支持部材と共
に支持駆動機構を構成している。なお、図5ないし図7
の34は荷台3の後部に固定した後壁であり他の図では
省略している。そして、この後壁34にコントロールボ
ックス35を設ける。
【0016】つぎに上記実施例の作用を説明する。図
1、図2、図5はバケット13を荷箱2の片側に格納し
た状態で、図2のように、バケット13の外側は車輪3
6の外側より僅かに突出するだけであるから、走行に差
支えはない。図3、図6はごみの収集状態で、ピストン
ロッド33を引込めて揺動アーム23を下げ、リンク2
6で吊り下げられたバケット13は地上近くになってい
るから、バケット13の各受入部15へのごみの投入は
容易である。
【0017】この状態で、例えば各種の色のついた瓶
を、その色毎に分類し、あるいは、もえ易いごみともえ
難いごみ、あるいは種類の異なる金属からなるごみなど
を分類して各受入部15に投入する。受入部15への投
入量が少ないときは、図2などの格納位置までバケット
13を上げ、次の収集場所まで走行して、バケット13
を再び下げればバケット13の上下移動量を少なくでき
る。
【0018】また、バケット13の受入部15に十分に
ごみを受入れた場合は油圧シリンダ30により揺動アー
ム23を最大限に上げると、図4、図7のようにガイド
板17のローラ21、22がガイドレール11、12の
上端の湾曲部内に入ってバケット13を反転させ、受入
部15内のごみを荷箱2の各収容部5内に投入する。
【0019】こうして、荷箱2にごみを収容したのち、
ごみ処理施設に帰還し、図8のように荷箱2をダンプさ
せて、ごみを排出する。なお、実施例は、バケット13
が一体型となっているが、バケットのかわりに受枠とし
て、この受枠に着脱式の分割バケットやコンテナボック
スを装着するようにしてもよい。
【0020】
【効果】この発明は上記のように、荷箱へのごみの投入
は他側方の積込バケットの昇降反転により、ごみの排出
は荷箱一側方への横傾斜により行なう形式とし、積込バ
ケットは支持駆動機構により揺動アームとリンクから成
る支持部材とガイドレールの案内で昇降と反転を連続的
に行なうようにし、バケットが荷箱の他側方格納位置、
地面に近いごみ受入れ位置、荷箱上部ごみ反転投入位置
の3つの位置をとり、そのうちバケットが荷箱の他側方
格納位置になっているときは、格納状態からごみの収集
位置までの移動距離が少なく、格納状態からごみの収集
開始までの時間が短かくなり、バケットの昇降、反転が
効率よく行なわれ、構成がシンプルであるため安価なコ
ストでできるなどの利点が得られる。
【0021】また、収集位置のバケットが地上に極く近
くなるので、ごみの投入が容易であり、収集したごみの
量が少ないときはバケットにごみが入ったまま格納位置
まで移動させ、次の収集場所まで走行すればよいのでご
みの分別収集能率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面図
【図2】同上のバケット格納時の後面図
【図3】同じくごみ収集時の後面図
【図4】バケットから荷箱へのごみ投入時の後面図
【図5】バケット格納時の斜視図
【図6】ごみ収集時の斜視図
【図7】バケットから荷箱へのごみ投入時の斜視図
【図8】ダンプ時の後面図
【符号の説明】
1 車体 2 荷箱 3 荷台 4 仕切 5 ごみ収容部 11、12 ガイドレール 13 積込バケット 14 仕切 15 受入部 17 ガイド板 21 ガイドローラ 22 ガイドローラ 23 揺動アーム 26 リンク 30 油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 3/00 - 3/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に複数のごみ収容部を設けた荷
    箱を有するごみ分別収集車において、荷箱をその一側方
    下端の軸を支点にして側方に傾斜自在に設け、荷箱の一
    側方への傾斜により複数のごみ収容部からごみを排出す
    るそれぞれの排出口を開閉する開閉扉を荷箱の各ごみ収
    容部の一側方に設け、荷箱の複数のごみ収容部に対応す
    る複数のごみ受入部を有する積込バケットを荷箱の他側
    方に沿って荷箱の前後に設けた支持駆動機構を介して支
    持し、積込バケットが荷箱の他側方に位置し、積込バケ
    ットの外側が車輪の外側より僅かに突出するが走行に差
    支えのないように格納する格納位置と、地面に近いごみ
    受入れ位置と、荷箱上部でごみを反転投入する位置の3
    位置をとるようにバケット前後端をガイドするガイドレ
    ールを荷箱の前後に設け、上記各支持駆動機構は揺動ア
    ームにリンクを接続して成る支持部材をシリンダで駆動
    し積込バケットの昇降と反転を連続的に作動させるよう
    にしたことを特徴とするごみ分別収集車。
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CA3072106A1 (en) * 2017-08-14 2019-02-21 Gestion Claude Boivin Inc. Mechanical arm system for collecting garbage from a garbage container

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JPS58167231A (ja) * 1982-03-27 1983-10-03 Shin Meiwa Ind Co Ltd 貨物自動車の積載物積込装置
JPH0243804U (ja) * 1988-09-20 1990-03-27

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