JP2003012105A - 塵芥収集車 - Google Patents

塵芥収集車

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JP2003012105A
JP2003012105A JP2001193282A JP2001193282A JP2003012105A JP 2003012105 A JP2003012105 A JP 2003012105A JP 2001193282 A JP2001193282 A JP 2001193282A JP 2001193282 A JP2001193282 A JP 2001193282A JP 2003012105 A JP2003012105 A JP 2003012105A
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JP2001193282A
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Kensaku Nakata
研作 中多
Ryoichi Azuma
良一 東
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J Morita Corp
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J Morita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掻込み装置の破損を回避するとともに、塵芥
の嫌なニオイが塵芥収容箱の外部に漏れないようにす
る。 【構成】 塵芥収容箱3の投入口7に水平方向に前後移
動して投入口7を開閉可能なスライド蓋23を配設し、
スライド蓋23の閉塞方向端部に板状掻込み部材25の
基端部を回動自在に取付け、掻込み部材25の基端部と
先端部との間に、スライド蓋23の移動方向に沿って伸
縮可能なシリンダ26の一端を枢支連結するとともに、
シリンダ26の他端部をスライド蓋23の開放方向に延
在させて塵芥収容箱3に枢支連結した。また、シリンダ
26の上方を固定カバー部材32で覆うとともに、スラ
イド蓋23の閉塞方向端部に掻込み部材25の上方を覆
う可動カバー部材24の基端部を回動自在に取付け、シ
リンダ26の短縮状態において、可動カバー部材24の
基端部の下方部位を固定カバー部材32の端部に当接さ
せて可動カバー部材24を上方に回動させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵芥容器内に収容
される塵芥の収集を行うタイプの塵芥収集車に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上記塵芥収集車は、車両後部に搭載され
た塵芥収容箱の上面に塵芥投入用の投入口を形成すると
ともに、前記塵芥収容箱の外側に前記投入口まで塵芥容
器を保持して昇降可能な昇降手段を装備し、塵芥を収容
した塵芥容器を前記昇降手段により前記投入口まで持ち
上げて該塵芥容器内の塵芥を前記投入口から前記塵芥収
容箱内に投入するようになっている。
【0003】ところで、上記塵芥収集車では、塵芥が塵
芥収容箱内の投入口付近に山状に積み込まれていくた
め、塵芥が投入口からあふれないように塵芥収容箱内に
効率の良い塵芥の詰め込みを図るためには、塵芥収容箱
内で塵芥を掻きならす手段が別途必要である。このよう
な掻きならし手段としては、例えば特開平6−3403
01号公報に記載の掻込み装置が公知である。この掻込
み装置は、塵芥収容箱の上部に配設され、先端部が鉤状
に形成された掻きならし部を水平方向に前後移動させて
塵芥収容箱内の投入口付近に山状に積み込まれる塵芥の
上部を塵芥収容箱内の投入口付近以外の所へ掻き込むよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記掻
込み装置においては、掻きならし部により塵芥を掻き込
む際、掻きならし部の掻込み角度が一定に保持されてい
るため、掻きならし部に生じる塵芥の負荷が大きい場
合、掻込み部材の掻込み角度を小さくして塵芥の負荷を
逃がすことができない。そのため、掻きならし部が塵芥
の負荷により破損される虞がある。
【0005】しかも、上記掻込み装置においては、塵芥
投入後、掻きならしを終えた掻きならし部が投入口に設
けたシュートに近接させる状態に後退されるだけなの
で、塵芥収容箱は外部にニオイが漏れないように密閉さ
れていない。そのため、塵芥の嫌なニオイが塵芥収容箱
の外部に漏れることが避けられない。
【0006】そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされ
たもので、塵芥の負荷による掻込み装置の破損を避ける
とともに、塵芥の嫌なニオイを塵芥収容箱の外部に漏れ
ないようにさせる塵芥収集車を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車両後部に搭載された塵芥収容箱の上面
に塵芥投入用の投入口を形成するとともに、前記塵芥収
容箱の外側に前記投入口まで塵芥容器を保持して昇降可
能な昇降手段を装備してなる塵芥収集車において、前記
投入口に水平方向に前後移動して投入口を開閉可能なス
ライド蓋を配設し、前記スライド蓋の閉塞方向端部に板
状掻込み部材の基端部を回動自在に取付け、該掻込み部
材の基端部と先端部との間に、前記スライド蓋の移動方
向に沿って伸縮可能なシリンダの一端を枢支連結すると
ともに、前記シリンダの他端部を前記スライド蓋の開放
方向に延在させて前記塵芥収容箱に枢支連結し、前記シ
リンダの伸縮にて前記スライド蓋を開閉させるとともに
前記掻込み部材を前記塵芥収容箱内で上下方向に揺動さ
せるようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記シリンダの上方を固
定カバー部材で覆うとともに、前記スライド蓋の閉塞方
向端部に前記掻込み部材の上方を覆う可動カバー部材の
基端部を回動自在に取付け、前記シリンダの短縮状態に
おいて、前記可動カバー部材の基端部の下方部位を前記
固定カバー部材の端部に当接させて前記可動カバー部材
を上方に回動させるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る塵芥収集車の
実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】この塵芥収集車は、図1及び図2に示すよ
うに、キャビン1から後方に延びる車台2上に搭載され
た直方体形状の塵芥収容箱3と、この塵芥収容箱3の後
端外側に配設された反転投入装置4と、上記塵芥収容箱
3の上部に配設された掻込み装置5とを備えている。
【0011】上記塵芥収容箱3は、車台2の後端部に取
付けられたヒンジ6を介して枢支され、車台2との間に
取付けられた図示しないダンプシリンダにより後方に傾
動可能になっている。この塵芥収容箱3の後部上面には
掻込み装置5によって開閉可能な矩形状の投入口7が形
成され、この投入口7から塵芥収容箱3内に塵芥が投入
される。更に、塵芥収容箱3の後端面の略全面領域に排
出口8が形成され、この排出口8はその上端縁部を中心
として上下方向に回動可能な排出扉9によって常時は閉
塞されている。
【0012】上記反転投入装置4は、塵芥容器Aを支持
して地上付近から塵芥収容箱3の後端面に沿って上部ま
で持ち上げ、その後、塵芥容器Aを塵芥収容箱3の上部
で反転させるもので、塵芥収容箱3の後端外側両側に対
向して立設された一対の支柱10と、この両支柱10に
昇降自在に配設された一対の昇降板11と、この両昇降
板11に回動自在に取付けられた一対の反転板12と、
この両反転板12間に取付けられ、塵芥容器Aを着脱自
在に保持する鉤状保持具13を具備した塵芥容器保持板
14と、上記両支柱10に沿って立設され、塵芥容器A
を上方において反転させる一対の反転ガイドレール15
とから構成されている。
【0013】上記支柱10には、リフトシリンダ16が
上下方向に伸縮可能に配設され、このリフトシリンダ1
6のピストンロッド16aの先端部にスプロケット17
を回転自在に取付けている。
【0014】上記昇降板11は、上下に適宜間隔で昇降
用ローラ18を回転自在に取付け、この昇降用ローラ1
8を支柱10に上下方向に沿って取付けた昇降ガイドレ
ール19に転動可能に配置させている。この昇降板11
には、リフトシリンダ16のピストンロッド16aの先
端部に取付けたスプロケット17に掛け渡されたチェー
ン20の一端が止着され、このチェーン20の他端を支
柱10の所定位置に止着させてリフトシリンダ16のピ
ストンロッド16aを伸縮させることにより、昇降板1
1が支柱10に沿って昇降されるようになっている。
【0015】上記反転板12は、上下方向中間部が昇降
板11に枢軸21を介して枢支され、上端部に反転ガイ
ドレール15に転動可能に配置される反転用ローラ22
を回転自在に取付けている。
【0016】上記塵芥容器保持板14は、両側端部近傍
に鉤状保持具13を配設させており、この鉤状保持具1
3を塵芥容器Aの水平保持棒に係合させることにより、
塵芥容器Aを保持するようになっている。
【0017】上記反転ガイドレール15は、上端部に略
L字状の折曲部15aが形成されており、この折曲部1
5aに反転板12の反転用ローラ22が案内されること
により、塵芥容器Aを反転させるようになっている。即
ち、リフトシリンダ16により昇降板11を支柱10に
沿って上昇させるとともに、反転板12を昇降板11と
ともに上昇させて該反転板12の反転用ローラ22を反
転ガイドレール15に沿って上方に転動させると、反転
板12の反転用ローラ22が反転ガイドレール15の折
曲部15aに導かれるとともに、昇降板11が支柱10
の上端に配置され、これにより反転板12の反転用ロー
ラ22と枢軸21との上下の位置関係が逆転して反転板
12が反転され、反転板12に取付けられた塵芥容器保
持板14に保持される塵芥容器Aが反転される。
【0018】上記掻込み装置5は、塵芥投入位置である
塵芥収容箱3内の後端部付近の塵芥を塵芥収容箱3の前
部方向に掻きならすもので、塵芥収容箱3の上部に該塵
芥収容箱3の前後方向に移動自在に配設され、塵芥収容
箱3の投入口7を開閉させるスライド蓋23と、このス
ライド蓋23の後端部(閉塞方向端部)に基端部が回動
自在に取付けられ、塵芥収容箱3の上方で上下方向に回
動可能な可動カバー部材24と、スライド蓋23の後端
部に基端部が回動自在に取付けられ、塵芥収容箱3の内
部で上下方向に揺動可能な板状の掻込み部材25と、塵
芥収容箱3の上面に該塵芥収容箱3の前後方向に沿って
伸縮可能に配設され、スライド蓋23を開閉させるとと
もに掻込み部材25を塵芥収容箱3内で上下方向に揺動
させる掻込みシリンダ26とから構成されている。
【0019】上記スライド蓋23は、塵芥収容箱3と略
同じ幅を有し、両側下部前後に所定間隔で移動用ローラ
27を回転自在に取付け、この移動用ローラ27を塵芥
収容箱3の上部両側に配設された移動用ガイドレール2
8に転動可能に配置させることにより、塵芥収容箱3の
前後方向に沿って移動可能になっている。
【0020】上記スライド蓋23を移動可能に設けた塵
芥収容箱3の上方には固定カバー部材32が配設されて
いる。この固定カバー部材32は、塵芥収容箱3と同じ
幅を有し、塵芥収容箱3の前端から中央部付近に至って
掻込みシリンダ26および閉状態のスライド蓋23の前
端部(開放方向端部)の上方を覆うように取付けられて
いる。この固定カバー部材32の上面後端部には、可動
カバー部材24を上方に回動させるための断面台形状の
押上部材33が取付けられている。
【0021】上記可動カバー部材24は、スライド蓋2
3と略同じ幅を有し、基端部をスライド蓋23の上面両
側に取付けた支持ブラケット29間に回転自在に軸支さ
れる回転軸30に取付けている。この可動カバー部材2
4は、基端部の下方部位をスライド蓋23の前進に伴っ
て固定カバー部材32の上面後端部に取付けた押上部材
33に当接させることにより、押上部材33との当接の
反力により自動的に上方に回動するようになっている。
また、可動カバー部材24は、基端部の下方部位をスラ
イド蓋23の後退に伴って押上部材33から引き離すこ
とにより、自重で下方に回動するようになっている。こ
のとき、可動カバー部材32は、支持ブラケット29に
取付けたストッパーピン30により略水平の位置で下方
への回動が規制される。このように可動カバー部材24
が略水平の位置で下方への回動が規制された状態で、ス
ライド蓋23が所定位置まで後退されると、塵芥収容箱
3の上方全域が固定カバー部材32、スライド蓋23お
よび可動カバー部材24によって覆われる。
【0022】上記掻込み部材25は、基端部をスライド
蓋23の後端部に枢軸34を介して枢着し、この枢軸3
4を支点として塵芥収容箱3内で上下方向に揺動するよ
うになっている。この掻込み部材25は、スライド蓋2
3の後端下部に取付けたストッパーゴム35により略垂
直の位置で下方への揺動が規制される。
【0023】掻込みシリンダ26は、基端部を塵芥収容
箱3の前端部上面の幅方向中央に取付けた連結金具36
に枢支連結するとともに、ピストンロッド26aの先端
部を掻込み部材25の基端部と先端部との中間に取付け
た連結金具37に枢支連結し、ピストンロッド26aの
伸縮によりスライド蓋23を塵芥収容箱3の前後方向に
沿って移動して投入口7を開閉させるとともに、掻込み
部材25を塵芥収容箱3内で上下方向に揺動させる。
【0024】次に、本発明の塵芥収集車の動作について
説明する。
【0025】先ず、塵芥が収容された塵芥容器Aを反転
投入装置4と対峙する後方位置に配置させ、この塵芥容
器Aを反転投入装置4の塵芥容器保持板14に保持具1
3により保持する。
【0026】次に、掻込み装置5の掻込みシリンダ26
のピストンロッド26aを短縮させ、掻込み部材25を
塵芥収容箱3内で下方に揺動させるとともに、スライド
蓋23を前進させて塵芥収容箱3の投入口7を開放させ
る。このとき、掻込み部材25が下方に揺動した状態、
即ち、掻込み角度をとった状態で前進するから、掻込み
部材25により塵芥収容箱3の後端部付近に山状に積み
込まれた塵芥の上部が前方に掻き込まれ、塵芥収容箱3
の前部方向に塵芥が掻きならされる。尚、掻込み部材2
5により塵芥を塵芥収容箱3の前部方向に掻き込む際、
掻込み部材25に生じる塵芥の負荷が大きい場合、塵芥
の負荷により掻込み部材25が掻込みシリンダ26の圧
力に抗して逆転され、掻込み部材25の掻込み角度が小
さくなる。そして、掻込み部材25の掻込み角度が小さ
くなった状態で、塵芥が塵芥収容箱3の前部方向に掻込
まれる。これにより、掻込み部材25に生じる塵芥の負
荷が軽減され、掻込み部材25が破損されることがな
い。一方、スライド蓋23を所定位置まで前進させる
と、可動カバー部材24の基端部の下方部位が押上部材
33に当接してその反力で可動カバー部材24が上方に
回動されるから、塵芥収容箱3の投入口7が全開状態に
開放される。これにより、塵芥収容箱3の投入スペース
が大幅に広げられ、粗大な塵芥を容易に投入することが
できる。
【0027】前述したように、掻込み装置5により塵芥
の掻込みを開始させると同時に、反転投入装置4のリフ
トシリンダ16のピストンロッド16aを伸長させて昇
降板11を支柱10に沿って上昇させる。これにより、
昇降板11とともに反転板12が上昇し、反転板12に
取付けられた塵芥容器Aを保持する塵芥容器保持板14
が上昇し、塵芥容器Aが直立状態で塵芥収容箱3の後端
面に沿って持ち上げられる。そして、塵芥容器Aが塵芥
収容箱3の上部まで持ち上げられると、反転板12の反
転用ローラ22が反転ガイドレール15の折曲部15a
に導かれることにより、塵芥容器Aの上端開口部が塵芥
収容箱3の投入口7に臨むように反転し、塵芥容器A内
の塵芥が投入口7を介して塵芥収容箱3内に投入され
る。
【0028】塵芥容器A内の塵芥が塵芥収容箱3内に投
入されると、反転投入装置4のリフトシリンダ16のピ
ストンロッド16aを短縮させて昇降板11を支柱10
に沿って下降させる。昇降板11が下降すると、反転板
12及び反転板12に取付けられた塵芥容器Aを保持す
る塵芥容器保持板14も下降し、これにより空の塵芥容
器Aが地上まで下降される。この後、塵芥容器保持板1
4の保持具13を開放させて空の塵芥容器Aを反転投入
装置4から取り外す。
【0029】前述したように、反転投入装置4により空
の塵芥容器Aの下降を開始させると同時に、掻込み装置
5の掻込みシリンダ26のピストンロッド26aを伸長
させ、掻込み部材25を塵芥収容箱3内で上方に揺動さ
せるとともに、スライド蓋23を後退させて塵芥収容箱
3の投入口7を閉塞させる。このとき、掻込み部材25
が略水平の状態で後退されるから、掻込み部材25によ
り塵芥収容箱3の後端部付近に山状に積み込まれた塵芥
の上部が後方に掻き込まれることがない。一方、スライ
ド蓋23を後退させると、可動カバー部材24の基端部
の下方部位が押上部材33から離れるから、可動カバー
部材24が自重により下方に回動して掻込み部材24の
上方を覆う。これにより、可動カバー部材24により塵
芥収容箱3の投入口7がニオイを漏れないように自動的
に密閉され、塵芥の嫌なニオイが塵芥収容箱3の外部に
漏れることがない。
【0030】以後、上述した動作を1サイクルとして塵
芥の掻込みと塵芥の投入を繰り返すことにより、塵芥を
塵芥収容箱3の前部方向に順次詰め込み、塵芥収容箱3
内に効率良く塵芥を収容させる。
【0031】本発明の塵芥収集車においては、掻込み部
材25により塵芥を塵芥収容箱3の前部方向に掻き込む
際、掻込み部材25に生じる塵芥の負荷が大きい場合、
掻込み部材25が掻込みシリンダ26の圧力に抗して逆
転して該掻込み部材25の掻込み角度が小さくなるか
ら、掻込み部材25に生じる塵芥の負荷が軽減されて掻
込み装置5の破壊が回避される。
【0032】また、本発明の塵芥収集車においては、塵
芥投入時、可動カバー部材24が上方に回動して投入口
の実質的開口寸法が大きくなるから、粗大な塵芥が容易
に投入することができ、しかも、塵芥投入後、可動カバ
ー部材24により塵芥収容箱3の投入口7が自動的に密
閉されるから、塵芥の嫌なニオイが塵芥収容箱3の外部
に漏れるのを防止することができる。
【0033】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明はこの実施形態に限定されることなく種々
の変形が可能である。例えば、前記実施形態では、反転
投入装置4の塵芥容器Aを保持する塵芥容器保持板14
が取付けられた反転板12を反転させる反転手段として
反転ガイドレール15を用いているが、反転板12をシ
リンダ等によって反転させるような構造を反転手段とし
て採用することも可能である。
【0034】また、上記実施形態では、反転投入装置4
の昇降板11をリフトシリンダ16によりチェーン20
を介して昇降したが、チェーン20に代えてワイヤ等を
介して昇降することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、塵芥収
容箱の投入口に水平方向に前後移動して投入口を開閉可
能なスライド蓋を配設し、前記スライド蓋の閉塞方向端
部に板状掻込み部材の基端部を回動自在に取付け、該掻
込み部材の基端部と先端部との間に、前記スライド蓋の
移動方向に沿って伸縮可能なシリンダの一端を枢支連結
するとともに、前記シリンダの他端部を前記スライド蓋
の開放方向に延在させて前記塵芥収容箱に枢支連結した
から、前記掻込み部材により塵芥を掻き込む際、掻込み
部材に生じる塵芥の負荷が大きい場合、前記掻込み部材
が前記シリンダの圧力に抗して逆転し、これにより掻込
み部材の掻込み角度が小さくなり該掻込み部材に生じる
塵芥の負荷が軽減されて掻込み装置の破損を避けること
ができる。
【0036】また、本発明は、前記シリンダの上方を固
定カバー部材で覆うとともに、前記スライド蓋の閉塞方
向端部に前記掻込み部材の上方を覆う可動カバー部材の
基端部を回動自在に取付け、前記シリンダの短縮状態に
おいて、前記可動カバー部材の基端部の下方部位を前記
固定カバー部材の端部に当接させて前記可動カバー部材
を上方に回動させるから、塵芥投入時の投入口の実質的
開口寸法が大幅に広がり粗大な塵芥の投入を容易に行う
ことができるとともに、塵芥投入後、可動カバー部材に
より塵芥収容箱の投入口を自動的に密閉することがで
き、塵芥の嫌なニオイが塵芥収容箱の外部に漏れるのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塵芥収集車の側面図。
【図2】本発明に係る塵芥収集車の平面図。
【図3】本発明に係る塵芥収集車の動作を説明する塵芥
収集車の側面図。
【図4】掻込み装置の後退位置における拡大図。
【図5】掻込み装置の前進位置における拡大図。
【符号の説明】
A 塵芥容器 2 車台 3 塵芥収容箱 4 反転投入装置 5 掻込み装置 7 投入口 10 支柱 11 昇降板 12 反転板 14 塵芥容器保持板 15 反転ガイドレール 16 リフトシリンダ 21 枢軸 22 反転用ローラ 23 スライド蓋 24 可動カバー部材 25 掻込み部材 26 掻込みシリンダ 32 固定カバー部材 33 押上部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後部に搭載された塵芥収容箱の上面
    に塵芥投入用の投入口を形成するとともに、前記塵芥収
    容箱の外側に前記投入口まで塵芥容器を保持して昇降可
    能な昇降手段を装備してなる塵芥収集車において、前記
    投入口に水平方向に前後移動して投入口を開閉可能なス
    ライド蓋を配設し、前記スライド蓋の閉塞方向端部に板
    状掻込み部材の基端部を回動自在に取付け、該掻込み部
    材の基端部と先端部との間に、前記スライド蓋の移動方
    向に沿って伸縮可能なシリンダの一端を枢支連結すると
    ともに、前記シリンダの他端部を前記スライド蓋の開放
    方向に延在させて前記塵芥収容箱に枢支連結し、前記シ
    リンダの伸縮にて前記スライド蓋を開閉させるとともに
    前記掻込み部材を前記塵芥収容箱内で上下方向に揺動さ
    せるようにしたことを特徴とする塵芥収集車。
  2. 【請求項2】 前記シリンダの上方を固定カバー部材で
    覆うとともに、前記スライド蓋の閉塞方向端部に前記掻
    込み部材の上方を覆う可動カバー部材の基端部を回動自
    在に取付け、前記シリンダの短縮状態において、前記可
    動カバー部材の基端部の下方部位を前記固定カバー部材
    の端部に当接させて前記可動カバー部材を上方に回動さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の塵芥収
    集車。
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