JP3231991B2 - 電動補助自転車用バッテリ - Google Patents
電動補助自転車用バッテリInfo
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- B62M6/00—Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
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- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L50/00—Electric propulsion with power supplied within the vehicle
- B60L50/20—Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power generated by humans or animals
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- B60Y—INDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
- B60Y2200/00—Type of vehicle
- B60Y2200/10—Road Vehicles
- B60Y2200/13—Bicycles; Tricycles
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリ残量計を
取り付けた電動補助自転車用バッテリに係り、特に、電
動補助自転車の運転中にもバッテリ残量を確認できるよ
うにした電動補助自転車用バッテリに関する。
取り付けた電動補助自転車用バッテリに係り、特に、電
動補助自転車の運転中にもバッテリ残量を確認できるよ
うにした電動補助自転車用バッテリに関する。
【０００２】
【従来の技術】実開昭５８−８１８６５号公報には、車
載用バッテリに容量表示機能を設けたものが開示されて
いる。これは、車載用バッテリの端子電圧を基準電圧と
比較し、使用者が押しボタンを押した時に容量表示する
ものである。
載用バッテリに容量表示機能を設けたものが開示されて
いる。これは、車載用バッテリの端子電圧を基準電圧と
比較し、使用者が押しボタンを押した時に容量表示する
ものである。
【０００３】特開昭５０−１２５４３８号公報や特公昭
５４−４３７７６号公報には、電動補助自転車の車体フ
レームに動力用バッテリを取り付けることが開示されて
いる。
５４−４３７７６号公報には、電動補助自転車の車体フ
レームに動力用バッテリを取り付けることが開示されて
いる。
【０００４】特願平７−３００７６６号には、電動補助
自転車のメインパイプ上側に積載される取外し自在な電
動補助自転車用バッテリについて詳述されている。
自転車のメインパイプ上側に積載される取外し自在な電
動補助自転車用バッテリについて詳述されている。
【０００５】特開昭５９−５９７５号公報には、充放電
された電気エネルギを積算してバッテリ残量を表示する
ことが開示されている。
された電気エネルギを積算してバッテリ残量を表示する
ことが開示されている。
【０００６】電動補助自転車用バッテリにバッテリ残量
計を設けた場合に、その使い勝手上、車載状態のまま屋
外で充電できると共に、電動補助自転車用バッテリを電
動補助自転車から取り外して屋内でも充電できることが
好ましい。また、バッテリ残量の演算を行うには、バッ
テリに流入／流出する電流を積算する電流積算によるの
が精度上好ましい。
計を設けた場合に、その使い勝手上、車載状態のまま屋
外で充電できると共に、電動補助自転車用バッテリを電
動補助自転車から取り外して屋内でも充電できることが
好ましい。また、バッテリ残量の演算を行うには、バッ
テリに流入／流出する電流を積算する電流積算によるの
が精度上好ましい。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】バッテリ残量計の取付
け位置によっては、電動補助自転車の運転中にバッテリ
残量を確認することができなくなる。例えば、サドル後
方に取り付けた場合、バッテリ残量の確認の度に電動補
助自転車から降りなければならず、面倒である。
け位置によっては、電動補助自転車の運転中にバッテリ
残量を確認することができなくなる。例えば、サドル後
方に取り付けた場合、バッテリ残量の確認の度に電動補
助自転車から降りなければならず、面倒である。
【０００８】電動補助自転車用バッテリ内にバッテリ残
量計を取り付けただけでは、電動補助自転車用バッテリ
の保護用のカバーや上蓋でバッテリ残量計が覆われて、
バッテリ残量計が見えなくなるおそれがある。この場
合、バッテリ残量の確認の度に上蓋等を外すのは、手間
がかかる。
量計を取り付けただけでは、電動補助自転車用バッテリ
の保護用のカバーや上蓋でバッテリ残量計が覆われて、
バッテリ残量計が見えなくなるおそれがある。この場
合、バッテリ残量の確認の度に上蓋等を外すのは、手間
がかかる。
【０００９】電動補助自転車用バッテリにバッテリ残量
計を直接見える位置に取り付けた場合、電動補助自転車
が風雨等にさらされることを考慮して、バッテリ残量計
を含めて電動補助自転車用バッテリの内部を保護する必
要がある。例えば、防水処理や防塵処理を施す必要があ
る。
計を直接見える位置に取り付けた場合、電動補助自転車
が風雨等にさらされることを考慮して、バッテリ残量計
を含めて電動補助自転車用バッテリの内部を保護する必
要がある。例えば、防水処理や防塵処理を施す必要があ
る。
【００１０】また、バッテリ残量を表示するメータに
は、指針の振れにより表示する稼働コイル型計器がある
が、稼働コイル型計器では指針が回動するスペースが必
要であり、計器の更なる小型化が望まれる。
は、指針の振れにより表示する稼働コイル型計器がある
が、稼働コイル型計器では指針が回動するスペースが必
要であり、計器の更なる小型化が望まれる。
【００１１】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、第１の目的は、電動
補助自転車のメインパイプ上側に積載される取外し自在
な電動補助自転車用バッテリにおいて、電動補助自転車
の運転中に運転者がバッテリ残量を確認できる電動補助
自転車用バッテリを提供することにある。
するためになされたものであって、第１の目的は、電動
補助自転車のメインパイプ上側に積載される取外し自在
な電動補助自転車用バッテリにおいて、電動補助自転車
の運転中に運転者がバッテリ残量を確認できる電動補助
自転車用バッテリを提供することにある。
【００１２】第２の目的は、雨滴や塵埃の影響を受けに
くい場所にバッテリ残量計を設置することにある。
くい場所にバッテリ残量計を設置することにある。
【００１３】第３の目的は、雨滴や塵埃の影響を受けに
くい場所にバッテリ残量計を設置すると共に、電動補助
自転車用バッテリ内のがたつきを抑えることにある。
くい場所にバッテリ残量計を設置すると共に、電動補助
自転車用バッテリ内のがたつきを抑えることにある。
【００１４】第４の目的は、バッテリ残量計を組み込ん
で容易に組立てできる電動補助自転車用バッテリを提供
することにある。
で容易に組立てできる電動補助自転車用バッテリを提供
することにある。
【００１５】第５の目的は、小さなスペースでバッテリ
残量を表示することにある。
残量を表示することにある。
【００１６】第６の目的は、バッテリ残量計の表示窓か
ら雨滴や塵埃が電動補助自転車用バッテリ内に入らない
ようにすることにある。
ら雨滴や塵埃が電動補助自転車用バッテリ内に入らない
ようにすることにある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】請求項１の電動補助自転
車用バッテリは、モータから供給される動力により踏力
を補助する電動補助自転車用バッテリにおいて、このバ
ッテリを、上ケース及び下ケースで構成する収納ケース
と、この収納ケース内に収納したバッテリ本体と、この
バッテリ本体のバッテリ残量を表示するために収納ケー
ス内に取付けたバッテリ残量計とから構成し、このバッ
テリ残量計に、発光ダイオード等の電子部品を取付けた
基板を設け、この基板とバッテリ本体との間にスペーサ
部材を設けたことを特徴とする。
車用バッテリは、モータから供給される動力により踏力
を補助する電動補助自転車用バッテリにおいて、このバ
ッテリを、上ケース及び下ケースで構成する収納ケース
と、この収納ケース内に収納したバッテリ本体と、この
バッテリ本体のバッテリ残量を表示するために収納ケー
ス内に取付けたバッテリ残量計とから構成し、このバッ
テリ残量計に、発光ダイオード等の電子部品を取付けた
基板を設け、この基板とバッテリ本体との間にスペーサ
部材を設けたことを特徴とする。
【００１８】バッテリ残量計を収納ケースの上ケース内
に取付けることで、バッテリ残量計、特にこの制御回路
やこの制御回路を構成するＩＣ等が風雨等に直接にさら
されることを防止できる。また、バッテリ本体の温度か
らバッテリ残量を検出する場合に、バッテリ残量計は電
動補助自転車用バッテリの内部に位置することから、バ
ッテリ残量計の温度センサはバッテリ本体の温度を正確
に検出できる。
に取付けることで、バッテリ残量計、特にこの制御回路
やこの制御回路を構成するＩＣ等が風雨等に直接にさら
されることを防止できる。また、バッテリ本体の温度か
らバッテリ残量を検出する場合に、バッテリ残量計は電
動補助自転車用バッテリの内部に位置することから、バ
ッテリ残量計の温度センサはバッテリ本体の温度を正確
に検出できる。
【００１９】請求項２では、請求項１記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、バッテリ残量計をスペーサ部
材を利用して上ケースに固定したことを特徴とする。
転車用バッテリにおいて、バッテリ残量計をスペーサ部
材を利用して上ケースに固定したことを特徴とする。
【００２０】スペーサ部材によってバッテリ残量計を押
えたり、スペーサ部材自体にバッテリ残量計を取付けた
りすることにより、例えば、電動補助自転車用バッテリ
内でのバッテリ残量計のがたつきを抑止できる。
えたり、スペーサ部材自体にバッテリ残量計を取付けた
りすることにより、例えば、電動補助自転車用バッテリ
内でのバッテリ残量計のがたつきを抑止できる。
【００２１】請求項３では、請求項２記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計をはめ込む壁と電動補助自転車のハンドルポスト側
の壁に当接しバッテリ残量計の端部を支持する台座とを
設け、バッテリ残量計からのハーネスをハンドルポスト
の反対側に導く間隙を台座及び壁に設けたことを特徴と
する。
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計をはめ込む壁と電動補助自転車のハンドルポスト側
の壁に当接しバッテリ残量計の端部を支持する台座とを
設け、バッテリ残量計からのハーネスをハンドルポスト
の反対側に導く間隙を台座及び壁に設けたことを特徴と
する。
【００２２】スペーサ部材に設けた壁にバッテリ残量計
をはめ込むことで、スペーサ部材とバッテリ残量計とを
容易に一体化することができ、バッテリ残量計が組み込
まれた電動補助自転車用バッテリを容易に組立てでき
る。バッテリ残量計をはめ込む壁とハンドルポスト側の
壁に当接しバッテリ残量計の端部を支持する台座とを設
け、バッテリ残量計からのハーネスをハンドルポストの
反対側に導く間隙を台座と壁とに設けることで、電動補
助自転車用バッテリ内でハンドルポスト側から水滴が流
れてきても、バッテリ残量計とハーネスとの接続箇所に
この水滴がかかることを防止でき、バッテリ残量計の信
頼性を上げることができる。
をはめ込むことで、スペーサ部材とバッテリ残量計とを
容易に一体化することができ、バッテリ残量計が組み込
まれた電動補助自転車用バッテリを容易に組立てでき
る。バッテリ残量計をはめ込む壁とハンドルポスト側の
壁に当接しバッテリ残量計の端部を支持する台座とを設
け、バッテリ残量計からのハーネスをハンドルポストの
反対側に導く間隙を台座と壁とに設けることで、電動補
助自転車用バッテリ内でハンドルポスト側から水滴が流
れてきても、バッテリ残量計とハーネスとの接続箇所に
この水滴がかかることを防止でき、バッテリ残量計の信
頼性を上げることができる。
【００２３】請求項４では、請求項３記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計からのハーネスを導くハーネスガイドを設けたこと
を特徴とする。
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計からのハーネスを導くハーネスガイドを設けたこと
を特徴とする。
【００２４】ハーネスガイドを設けることで、上ケース
をセットするときのハーネスの咬込みを防止でき、この
点でバッテリ残量計が組み込まれた電動補助自転車用バ
ッテリの組立てを容易化できる。
をセットするときのハーネスの咬込みを防止でき、この
点でバッテリ残量計が組み込まれた電動補助自転車用バ
ッテリの組立てを容易化できる。
【００２５】請求項５では、請求項２〜請求項４のいず
れか１項記載の電動補助自転車用バッテリにおいて、バ
ッテリ残量計の表示部は複数の発光ダイオードを用いた
バーグラフメータからなり、発光ダイオードの配列位置
に対応した窓を上ケースに設けたことを特徴とする。
れか１項記載の電動補助自転車用バッテリにおいて、バ
ッテリ残量計の表示部は複数の発光ダイオードを用いた
バーグラフメータからなり、発光ダイオードの配列位置
に対応した窓を上ケースに設けたことを特徴とする。
【００２６】バーグラフメータでバッテリ残量を表示す
るので、表示スペースを小型化できると共に、電動補助
自転車の運転者はバッテリ残量の大体の値を目視で迅速
に把握できる。発光ダイオードの配列位置に対応した窓
を上ケースに設けることで、発光ダイオードからの光を
電動補助自転車用バッテリの外部に放射させることがで
きる。
るので、表示スペースを小型化できると共に、電動補助
自転車の運転者はバッテリ残量の大体の値を目視で迅速
に把握できる。発光ダイオードの配列位置に対応した窓
を上ケースに設けることで、発光ダイオードからの光を
電動補助自転車用バッテリの外部に放射させることがで
きる。
【００２７】請求項６では、請求項５記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、窓に対応した位置が透明なラ
ベルを上ケースに貼り付けて窓を覆うと共に、ラベルの
貼付け位置をその周囲より高くしたことを特徴とする。
転車用バッテリにおいて、窓に対応した位置が透明なラ
ベルを上ケースに貼り付けて窓を覆うと共に、ラベルの
貼付け位置をその周囲より高くしたことを特徴とする。
【００２８】窓に対応した位置が透明なラベルを上ケー
スに貼り付けて窓を覆うことで、この窓から雨水や塵埃
が電動補助自転車用バッテリに入ることを防止できる。
また、ラベルの貼付け位置をその周囲より高くすること
で、上ケースに貼り付けたラベルの周辺の雨水をすばや
く下方に逃がし、この雨水がラベル周辺からにじみ込む
ことを防止することができる。
スに貼り付けて窓を覆うことで、この窓から雨水や塵埃
が電動補助自転車用バッテリに入ることを防止できる。
また、ラベルの貼付け位置をその周囲より高くすること
で、上ケースに貼り付けたラベルの周辺の雨水をすばや
く下方に逃がし、この雨水がラベル周辺からにじみ込む
ことを防止することができる。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
態に基づいて説明する。
【００３０】図１は、本発明の取外し自在な電動補助自
転車用バッテリ１をメインパイプ１２上側に積載した電
動補助自転車２１の側面図である。電動補助自転車用バ
ッテリ１がメインパイプ１２上側に積載された場合に、
電動補助自転車用バッテリ１のハンドル３８はハンドル
ポスト１５近傍に位置するよう構成されている。また、
電動補助自転車用バッテリ１のバッテリ残量の表示場所
にラベル７０が貼り付けてある。
転車用バッテリ１をメインパイプ１２上側に積載した電
動補助自転車２１の側面図である。電動補助自転車用バ
ッテリ１がメインパイプ１２上側に積載された場合に、
電動補助自転車用バッテリ１のハンドル３８はハンドル
ポスト１５近傍に位置するよう構成されている。また、
電動補助自転車用バッテリ１のバッテリ残量の表示場所
にラベル７０が貼り付けてある。
【００３１】図２は本発明の電動補助自転車用バッテリ
の側面図である。電動補助自転車用バッテリ１は、図２
に示すように、バッテリ残量を外部表示するバッテリ残
量計１０をハンドル３８近傍に設けてある。この電動補
助自転車用バッテリ１は上ケースとしての上蓋３１と下
ケースとしての下蓋３２とバッテリ本体２とを備え、バ
ッテリ残量計１０を上蓋３１の内側に取り付けてある。
の側面図である。電動補助自転車用バッテリ１は、図２
に示すように、バッテリ残量を外部表示するバッテリ残
量計１０をハンドル３８近傍に設けてある。この電動補
助自転車用バッテリ１は上ケースとしての上蓋３１と下
ケースとしての下蓋３２とバッテリ本体２とを備え、バ
ッテリ残量計１０を上蓋３１の内側に取り付けてある。
【００３２】図３は、図２の電動補助自転車用バッテリ
１のハンドル３８近傍を拡大した要部拡大断面図であ
る。
１のハンドル３８近傍を拡大した要部拡大断面図であ
る。
【００３３】バッテリ残量計１０は基板５０と発光ダイ
オード５１〜５５と押しボタン５ｂと検出部（不図示）
と積算部（不図示）とを備え、基板５０の上面には、発
光ダイオード５１〜５５と押しボタン５ｂとが搭載さ
れ、下面には検出部（不図示）と積算部（不図示）とが
搭載されている。基板５０は、上蓋３１の内側の台座５
７，５８にはめ込んであり、基板５０を押さえるスペー
サ部材としてのカバー６０がネジ６１，６２により固定
されている。
オード５１〜５５と押しボタン５ｂと検出部（不図示）
と積算部（不図示）とを備え、基板５０の上面には、発
光ダイオード５１〜５５と押しボタン５ｂとが搭載さ
れ、下面には検出部（不図示）と積算部（不図示）とが
搭載されている。基板５０は、上蓋３１の内側の台座５
７，５８にはめ込んであり、基板５０を押さえるスペー
サ部材としてのカバー６０がネジ６１，６２により固定
されている。
【００３４】基板５０に搭載された発光ダイオード５１
〜５５はバーグラフメータを構成し、バッテリ残量に対
応して点灯する。上蓋３１の発光ダイオード５１〜５５
上方にはそれらの配列位置に対応した窓（不図示）が開
けてあり、発光ダイオード５１〜５５の点灯によりバッ
テリ残量が外部表示される。
〜５５はバーグラフメータを構成し、バッテリ残量に対
応して点灯する。上蓋３１の発光ダイオード５１〜５５
上方にはそれらの配列位置に対応した窓（不図示）が開
けてあり、発光ダイオード５１〜５５の点灯によりバッ
テリ残量が外部表示される。
【００３５】図１の電動補助自転車２１のメインパイプ
１２上側に電動補助自転車用バッテリ１が積載された場
合に、上蓋３１の上面は電動補助自転車２１の後部上方
を向く。上蓋３１の上面と略平行に基板５０が取り付け
てあるので、バッテリ残量は電動補助自転車の後部上方
に外部表示される。
１２上側に電動補助自転車用バッテリ１が積載された場
合に、上蓋３１の上面は電動補助自転車２１の後部上方
を向く。上蓋３１の上面と略平行に基板５０が取り付け
てあるので、バッテリ残量は電動補助自転車の後部上方
に外部表示される。
【００３６】図４は、本発明の電動補助自転車用バッテ
リ１の上面図である。図５は、図４の電動補助自転車用
バッテリ１における上蓋３１の側面図である。電動補助
自転車用バッテリ１のハンドル（不図示）は前端部３３
（図４参照）のハンドル軸３８ａに回動自在に取り付け
られる。
リ１の上面図である。図５は、図４の電動補助自転車用
バッテリ１における上蓋３１の側面図である。電動補助
自転車用バッテリ１のハンドル（不図示）は前端部３３
（図４参照）のハンドル軸３８ａに回動自在に取り付け
られる。
【００３７】図４に戻って、上蓋３１の前端部３３近傍
にラベルの貼付け位置５ｃが設けてある。貼付け位置５
ｃはその周囲より高く、符号５９は傾斜部を構成してい
る。窓５ｄの下には複数の発光ダイオード（不図示）が
位置し、それらの配列位置に対応している。凸部５ｅの
下には押しボタン（不図示）が位置する。凸部５ｅは下
方へたわむことができ、凸部５ｅを押すと押しボタン
（不図示）が押されるよう構成されている。図６
（ａ），（ｂ）は本発明の電動補助自転車用バッテリの
上蓋に貼り付けるラベルの説明図である。（ａ）におい
て、貼付け位置５ｃ（図４参照）にラベル７０が貼り付
けられると、窓５ｄ（図４参照）が覆われる。貼付け位
置５ｃの広さはラベル７０の広さと略同一か少し広く構
成されている。
にラベルの貼付け位置５ｃが設けてある。貼付け位置５
ｃはその周囲より高く、符号５９は傾斜部を構成してい
る。窓５ｄの下には複数の発光ダイオード（不図示）が
位置し、それらの配列位置に対応している。凸部５ｅの
下には押しボタン（不図示）が位置する。凸部５ｅは下
方へたわむことができ、凸部５ｅを押すと押しボタン
（不図示）が押されるよう構成されている。図６
（ａ），（ｂ）は本発明の電動補助自転車用バッテリの
上蓋に貼り付けるラベルの説明図である。（ａ）におい
て、貼付け位置５ｃ（図４参照）にラベル７０が貼り付
けられると、窓５ｄ（図４参照）が覆われる。貼付け位
置５ｃの広さはラベル７０の広さと略同一か少し広く構
成されている。
【００３８】図５の符号５７，５８は、複数の発光ダイ
オードを搭載した基板をはめ込んで保持させる台座であ
り、符号６１ａ，６２ａは、基板を押さえるカバーを固
定するためのネジをねじ込むネジ穴である。
オードを搭載した基板をはめ込んで保持させる台座であ
り、符号６１ａ，６２ａは、基板を押さえるカバーを固
定するためのネジをねじ込むネジ穴である。
【００３９】上蓋の貼付け位置に貼り付けられるラベル
７０は、例えば、フィルムで構成してもよいし、シール
で構成してもよい。ラベル７０は、図４の電動補助自転
車用バッテリ１の上蓋３１に張り付けられ、窓５ｄの上
には透明部分７１〜７５が位置し、凸部５ｅ（図４参
照）の上には湾曲部７９が位置する。湾曲部７９のカー
ブは、凸部５ｅをカバーするように構成されている。な
お、図６（ｂ）については、後で説明する。
７０は、例えば、フィルムで構成してもよいし、シール
で構成してもよい。ラベル７０は、図４の電動補助自転
車用バッテリ１の上蓋３１に張り付けられ、窓５ｄの上
には透明部分７１〜７５が位置し、凸部５ｅ（図４参
照）の上には湾曲部７９が位置する。湾曲部７９のカー
ブは、凸部５ｅをカバーするように構成されている。な
お、図６（ｂ）については、後で説明する。
【００４０】図７は、本発明の電動補助自転車用バッテ
リ１の別の実施の形態を示す上面図である。図２〜図５
では、電動補助自転車用バッテリ１の長手方向（縦）に
バッテリ残量計の発光ダイオードを並べてバッテリ残量
を表示する例を示したが、図７のように横に発光ダイオ
ードを並べてバッテリ残量を表示してもよい。
リ１の別の実施の形態を示す上面図である。図２〜図５
では、電動補助自転車用バッテリ１の長手方向（縦）に
バッテリ残量計の発光ダイオードを並べてバッテリ残量
を表示する例を示したが、図７のように横に発光ダイオ
ードを並べてバッテリ残量を表示してもよい。
【００４１】図６（ｂ）のラベル７７は、図７の電動補
助自転車用バッテリ１に張り付けられ、各窓５ｆの上に
は透明部分７１〜７５（図６（ｂ）参照）が位置し、凸
部５ｅの上には湾曲部７９（図６（ｂ）参照）が位置す
る。湾曲部７９のカーブは、凸部５ｅをカバーするよう
に構成されている。
助自転車用バッテリ１に張り付けられ、各窓５ｆの上に
は透明部分７１〜７５（図６（ｂ）参照）が位置し、凸
部５ｅの上には湾曲部７９（図６（ｂ）参照）が位置す
る。湾曲部７９のカーブは、凸部５ｅをカバーするよう
に構成されている。
【００４２】図８は、図７の電動補助自転車用バッテリ
１の上面図である。図９は、図７の電動補助自転車用バ
ッテリ１の側面図である。図７において、電動補助自転
車用バッテリ１のハンドル（不図示）は前端部３３のハ
ンドル軸３８ａ（図９参照）に回動自在に取り付けられ
る。
１の上面図である。図９は、図７の電動補助自転車用バ
ッテリ１の側面図である。図７において、電動補助自転
車用バッテリ１のハンドル（不図示）は前端部３３のハ
ンドル軸３８ａ（図９参照）に回動自在に取り付けられ
る。
【００４３】上蓋３１の前端部３３近傍にラベルの貼付
け位置５ｃが設けてある。貼付け位置５ｃはその周囲よ
り高く、符号５９は傾斜部を構成している。各窓５ｆの
下には発光ダイオード（不図示）が位置し、それらの配
列位置に対応している。凸部５ｅの下には押しボタン
（不図示）が位置する。凸部５ｅは下方へたわむことが
でき、凸部５ｅを押すと押しボタン（不図示）が押され
るよう構成されている。貼付け位置５ｃに図６（ｂ）の
ラベル７７が貼り付けられると、各窓５ｆが覆われる。
貼付け位置５ｃの広さはラベル７７の広さと略同一か少
し広く構成されている。
け位置５ｃが設けてある。貼付け位置５ｃはその周囲よ
り高く、符号５９は傾斜部を構成している。各窓５ｆの
下には発光ダイオード（不図示）が位置し、それらの配
列位置に対応している。凸部５ｅの下には押しボタン
（不図示）が位置する。凸部５ｅは下方へたわむことが
でき、凸部５ｅを押すと押しボタン（不図示）が押され
るよう構成されている。貼付け位置５ｃに図６（ｂ）の
ラベル７７が貼り付けられると、各窓５ｆが覆われる。
貼付け位置５ｃの広さはラベル７７の広さと略同一か少
し広く構成されている。
【００４４】この電動補助自転車用バッテリ１は、図８
と図９に示すように、上蓋３１と下蓋３２とバッテリ本
体２とこのバッテリ本体２と上蓋３１間のスペーサ部材
とし てのスペーサ８０とを備え、このスペーサ８０にバ
ッテリ残量計を取り付けてある。スペーサ８０は、ネジ
９２により上蓋３１に固定されている。ラベル７７（図
６（ｂ）参照）と張付け位置５ｃ（図７参照）とを広く
し、ラベル７７でネジ９２の頭部表面を覆ってもよい。
バッテリ本体２の下にはクッションゴム９０が敷かれて
いる。
と図９に示すように、上蓋３１と下蓋３２とバッテリ本
体２とこのバッテリ本体２と上蓋３１間のスペーサ部材
とし てのスペーサ８０とを備え、このスペーサ８０にバ
ッテリ残量計を取り付けてある。スペーサ８０は、ネジ
９２により上蓋３１に固定されている。ラベル７７（図
６（ｂ）参照）と張付け位置５ｃ（図７参照）とを広く
し、ラベル７７でネジ９２の頭部表面を覆ってもよい。
バッテリ本体２の下にはクッションゴム９０が敷かれて
いる。
【００４５】電動補助自転車用バッテリ１の後端部のス
ペースには、後述する図１３のヒューズＦＳやダイオー
ドＤ等が収っており、コネクタ６ａ，７ａが設置されて
いる。
ペースには、後述する図１３のヒューズＦＳやダイオー
ドＤ等が収っており、コネクタ６ａ，７ａが設置されて
いる。
【００４６】図１０は、スペーサ８０の上面図である。
図１１は、図１０のスペーサ８０の−方向における
断面図である。図１２は、図１０のスペーサ８０の正面
図である。
図１１は、図１０のスペーサ８０の−方向における
断面図である。図１２は、図１０のスペーサ８０の正面
図である。
【００４７】図１０において、スペーサ８０には、バッ
テリ残量計をはめ込む壁８４ａ，８４ｂ，８４ｃ，８４
ｄとバッテリ残量計の端部を支持する台座８５ａ，８５
ｂ，８５ｃ，８５ｄとを設けてある。台座８５ａ，８５
ｂ，８５ｃは、ハンドルポスト側の壁８４ａに当接して
いる。また、バッテリ残量計からのハーネスをハンドル
ポストの反対側に導く間隙８５ｅ，８５ｆを、台座８５
ｂ，８５ｃと台座８５ｄとの隙間、および、壁８４ｂ，
８４ｃと壁８４ｄとの隙間で形成している。
テリ残量計をはめ込む壁８４ａ，８４ｂ，８４ｃ，８４
ｄとバッテリ残量計の端部を支持する台座８５ａ，８５
ｂ，８５ｃ，８５ｄとを設けてある。台座８５ａ，８５
ｂ，８５ｃは、ハンドルポスト側の壁８４ａに当接して
いる。また、バッテリ残量計からのハーネスをハンドル
ポストの反対側に導く間隙８５ｅ，８５ｆを、台座８５
ｂ，８５ｃと台座８５ｄとの隙間、および、壁８４ｂ，
８４ｃと壁８４ｄとの隙間で形成している。
【００４８】スペーサ８０には、バッテリ残量計からの
ハーネスを導く６個のハーネスガイド８１を設けてあ
る。また、図１１において、位置決めガイド８６，８８
を備え、位置決めガイド８６の先端の凹部８７は図９に
示すように下蓋３２の内部の突起９１にはまり合うよう
構成されている。
ハーネスを導く６個のハーネスガイド８１を設けてあ
る。また、図１１において、位置決めガイド８６，８８
を備え、位置決めガイド８６の先端の凹部８７は図９に
示すように下蓋３２の内部の突起９１にはまり合うよう
構成されている。
【００４９】図１２に示すように、壁８４ｂ，８４ｃに
は、壁８４ａ，８４ｂ，８４ｃ，８４ｄ（図１０参照）
にはめ込まれたバッテリ残量計を押さえるためのツメ８
４ｂｂ，８４ｃｃが設けてある。
は、壁８４ａ，８４ｂ，８４ｃ，８４ｄ（図１０参照）
にはめ込まれたバッテリ残量計を押さえるためのツメ８
４ｂｂ，８４ｃｃが設けてある。
【００５０】図１３に、電動補助自転車用バッテリの簡
易ブロック構成図を示す。電動補助自転車用バッテリ１
は、バッテリ残量計１０と、バッテリ本体２と、抵抗Ｒ
と、ダイオードＤと、ヒューズＦＳと、コネクタ６ａ，
７ａとを備えている。バッテリ残量計１０は、電動補助
自転車の動力用電気エネルギを蓄えるバッテリ本体２の
放電時点を検出する検出部３と、前記放電時点では該時
点でのバッテリ本体２の電気エネルギ量に対応する値を
積算値とし、充放電された電気エネルギを積算する積算
部４と、この積算部４の出力に基づいてバッテリ残量の
絶対値を表示する表示部５と、押しボタン５ｂとを備え
ている。
易ブロック構成図を示す。電動補助自転車用バッテリ１
は、バッテリ残量計１０と、バッテリ本体２と、抵抗Ｒ
と、ダイオードＤと、ヒューズＦＳと、コネクタ６ａ，
７ａとを備えている。バッテリ残量計１０は、電動補助
自転車の動力用電気エネルギを蓄えるバッテリ本体２の
放電時点を検出する検出部３と、前記放電時点では該時
点でのバッテリ本体２の電気エネルギ量に対応する値を
積算値とし、充放電された電気エネルギを積算する積算
部４と、この積算部４の出力に基づいてバッテリ残量の
絶対値を表示する表示部５と、押しボタン５ｂとを備え
ている。
【００５１】バッテリ本体２の（−）端子は、抵抗Ｒを
介してコネクタ７ａの一方の端子およびコネクタ６ａの
一方の端子と接続されている。バッテリ本体２の（＋）
端子は、ヒューズＦＳを介してコネクタ７ａの他方の端
子と接続され、また、ダイオードＤを介してコネクタ６
ａの他方の端子と接続されている。
介してコネクタ７ａの一方の端子およびコネクタ６ａの
一方の端子と接続されている。バッテリ本体２の（＋）
端子は、ヒューズＦＳを介してコネクタ７ａの他方の端
子と接続され、また、ダイオードＤを介してコネクタ６
ａの他方の端子と接続されている。
【００５２】検出部３は、バッテリ本体２の端子電圧か
ら放電時点を検出してそのことを示す検出信号を積算部
４に出力する。例えば、端子電圧と設定電圧とを比較す
るコンパレータで構成したり、温度センサと組み合わせ
て構成する。端子電圧をＡ／Ｄ変換したデジタル値と設
定値とを比較して予め設定された放電時点を検出しても
よい。
ら放電時点を検出してそのことを示す検出信号を積算部
４に出力する。例えば、端子電圧と設定電圧とを比較す
るコンパレータで構成したり、温度センサと組み合わせ
て構成する。端子電圧をＡ／Ｄ変換したデジタル値と設
定値とを比較して予め設定された放電時点を検出しても
よい。
【００５３】積算部４は検出部３からの検出信号を受け
取って前記放電時点では該時点でのバッテリ本体２の電
気エネルギ量に対応する値を積算値とし、充放電された
電気エネルギとして電流値を積算する。積算値は電流値
の時間積分からなり、Ａｈ（アンペア・時）を単位とす
る。バッテリ本体２に流入または流出する電流値を、抵
抗Ｒにより電圧に変換して検出する。積算部４は、例え
ば、抵抗Ｒの端子電圧をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器
と、積算機能を持つマイコン等で構成する。抵抗Ｒをバ
ッテリ残量計１０に含めてもよい。
取って前記放電時点では該時点でのバッテリ本体２の電
気エネルギ量に対応する値を積算値とし、充放電された
電気エネルギとして電流値を積算する。積算値は電流値
の時間積分からなり、Ａｈ（アンペア・時）を単位とす
る。バッテリ本体２に流入または流出する電流値を、抵
抗Ｒにより電圧に変換して検出する。積算部４は、例え
ば、抵抗Ｒの端子電圧をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器
と、積算機能を持つマイコン等で構成する。抵抗Ｒをバ
ッテリ残量計１０に含めてもよい。
【００５４】表示部５は発光ダイオード５１〜５５とこ
れらを搭載した基板からなるバーグラフメータで構成さ
れる。
れらを搭載した基板からなるバーグラフメータで構成さ
れる。
【００５５】表示部５は、押しボタン５ｂからの信号と
積算部４からの積算値を示す出力信号とに基づいて、発
光ダイオード（ＬＥＤ）５１〜５５の点灯によりバッテ
リ残量の絶対値を表示する。例えば、ＬＥＤマトリクス
制御回路を備えて発光ダイオードを点灯または点滅させ
る。消費電力を抑えるため、押しボタン５ｂを押した時
にバッテリ残量を表示するように構成されている。
積算部４からの積算値を示す出力信号とに基づいて、発
光ダイオード（ＬＥＤ）５１〜５５の点灯によりバッテ
リ残量の絶対値を表示する。例えば、ＬＥＤマトリクス
制御回路を備えて発光ダイオードを点灯または点滅させ
る。消費電力を抑えるため、押しボタン５ｂを押した時
にバッテリ残量を表示するように構成されている。
【００５６】モータ８の（−）端子はコネクタ７ｂの一
方の端子と接続され、（＋）端子はコネクタ７ｂの他方
の端子と接続されている。コネクタ７ａとコネクタ７ｂ
は互いにはまり合う形状からなる。電動補助自転車の動
力は、モータ８から供給される。
方の端子と接続され、（＋）端子はコネクタ７ｂの他方
の端子と接続されている。コネクタ７ａとコネクタ７ｂ
は互いにはまり合う形状からなる。電動補助自転車の動
力は、モータ８から供給される。
【００５７】充電装置９の（−）端子はコネクタ６ｂの
一方の端子と接続され、（＋）端子はコネクタ６ｂの他
方の端子と接続されている。コネクタ６ａとコネクタ６
ｂは互いにはまり合う形状からなる。
一方の端子と接続され、（＋）端子はコネクタ６ｂの他
方の端子と接続されている。コネクタ６ａとコネクタ６
ｂは互いにはまり合う形状からなる。
【００５８】積算（加減算）される電流値は、バッテリ
の温度などに基づいて、補正をかけてもよい。補正に
は、放電レート補正と、自己放電補正と、温度補正とが
ある。
の温度などに基づいて、補正をかけてもよい。補正に
は、放電レート補正と、自己放電補正と、温度補正とが
ある。
【００５９】請求項１〜請求項４に係る電動補助自転車
用バッテリでは、バッテリ残量計の表示部は、デジタル
表示としてもよく、発光ダイオードや液晶ディスプレイ
（ＬＣＤ）を用いて円グラフで表示してもよく、また、
可動コイル形計器で構成してもよい。
用バッテリでは、バッテリ残量計の表示部は、デジタル
表示としてもよく、発光ダイオードや液晶ディスプレイ
（ＬＣＤ）を用いて円グラフで表示してもよく、また、
可動コイル形計器で構成してもよい。
【００６０】バッテリ残量計については、特願平８−８
５６４号にて詳述されているように、バッテリ残量表示
の精度を上げるために満充電時点を検出してもよい。ま
た、バッテリ残量計については、前述の特開昭５９−５
９５７号公報や特願平８−８５６４号にて詳述されてお
り、電動補助自転車のメインパイプ上側に積載される取
外し自在な電動補助自転車用バッテリについては、前述
の特願平７−３００７６６号にて詳述されており、これ
らを参考にできる。
５６４号にて詳述されているように、バッテリ残量表示
の精度を上げるために満充電時点を検出してもよい。ま
た、バッテリ残量計については、前述の特開昭５９−５
９５７号公報や特願平８−８５６４号にて詳述されてお
り、電動補助自転車のメインパイプ上側に積載される取
外し自在な電動補助自転車用バッテリについては、前述
の特願平７−３００７６６号にて詳述されており、これ
らを参考にできる。
【００６１】なお、上記実施形態は本発明の一実施形態
であり、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。
であり、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。
【００６２】
【発明の効果】請求項１の電動補助自転車用バッテリで
は、上ケース及び下ケースで構成する収納ケースと、こ
の収納ケース内に収納したバッテリ本体と、このバッテ
リ本体のバッテリ残量を表示するために収納ケース内に
取付けたバッテリ残量計とから構成し、このバッテリ残
量計に、発光ダイオード等の電子部品を取付けた基板を
設け、この基板とバッテリ本体との間にスペーサ部材を
設けたので、バッテリ残量計、特にこの制御回路やこの
制御回路を構成するＩＣ等が風雨等に直接にさらされる
ことを防止できる。
は、上ケース及び下ケースで構成する収納ケースと、こ
の収納ケース内に収納したバッテリ本体と、このバッテ
リ本体のバッテリ残量を表示するために収納ケース内に
取付けたバッテリ残量計とから構成し、このバッテリ残
量計に、発光ダイオード等の電子部品を取付けた基板を
設け、この基板とバッテリ本体との間にスペーサ部材を
設けたので、バッテリ残量計、特にこの制御回路やこの
制御回路を構成するＩＣ等が風雨等に直接にさらされる
ことを防止できる。
【００６３】また、バッテリ本体の温度からバッテリ残
量を検出する場合に、バッテリ残量 計は電動補助自転車
用バッテリの内部に位置することから、バッテリ残量計
の温度センサはバッテリ本体の温度を正確に検出でき、
バッテリ残量計の信頼性を上げることができる。
量を検出する場合に、バッテリ残量 計は電動補助自転車
用バッテリの内部に位置することから、バッテリ残量計
の温度センサはバッテリ本体の温度を正確に検出でき、
バッテリ残量計の信頼性を上げることができる。
【００６４】請求項２では、請求項１記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、バッテリ残量計をスペーサ部
材を利用して上ケースに固定したので、スペーサ部材に
よってバッテリ残量計を押えたり、スペーサ部材自体に
バッテリ残量計を取付けたりすることにより、例えば、
電動補助自転車用バッテリ内でのバッテリ残量計のがた
つきを抑止できる。
転車用バッテリにおいて、バッテリ残量計をスペーサ部
材を利用して上ケースに固定したので、スペーサ部材に
よってバッテリ残量計を押えたり、スペーサ部材自体に
バッテリ残量計を取付けたりすることにより、例えば、
電動補助自転車用バッテリ内でのバッテリ残量計のがた
つきを抑止できる。
【００６５】請求項３では、請求項２記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計をはめ込む壁と電動補助自転車のハンドルポスト側
の壁に当接しバッテリ残量計の端部を支持する台座とを
設け、バッテリ残量計からのハーネスをハンドルポスト
の反対側に導く間隙を台座及び壁に設けたので、壁にバ
ッテリ残量計をはめ込んでスペーサ部材とバッテリ残量
計とを容易に一体化することができ、バッテリ残量計が
組み込まれた電動補助自転車用バッテリを容易に組立て
できる。
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計をはめ込む壁と電動補助自転車のハンドルポスト側
の壁に当接しバッテリ残量計の端部を支持する台座とを
設け、バッテリ残量計からのハーネスをハンドルポスト
の反対側に導く間隙を台座及び壁に設けたので、壁にバ
ッテリ残量計をはめ込んでスペーサ部材とバッテリ残量
計とを容易に一体化することができ、バッテリ残量計が
組み込まれた電動補助自転車用バッテリを容易に組立て
できる。
【００６６】また、バッテリ残量計とハーネスとの接続
がバッテリ残量計の下面でなされている場合（または表
示部の搭載側とは反対側からハーネスが出ている場合）
等に、電動補助自転車用バッテリ内でハンドルポスト側
から水滴が流れてきても、バッテリ残量計とハーネスと
の接続箇所にこの水滴がかかることを防止でき、バッテ
リ残量計の信頼性を上げることができる。
がバッテリ残量計の下面でなされている場合（または表
示部の搭載側とは反対側からハーネスが出ている場合）
等に、電動補助自転車用バッテリ内でハンドルポスト側
から水滴が流れてきても、バッテリ残量計とハーネスと
の接続箇所にこの水滴がかかることを防止でき、バッテ
リ残量計の信頼性を上げることができる。
【００６７】請求項４では、請求項３記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計からのハーネスを導くハーネスガイドを設けたの
で、上ケースをセットするときのハーネスの咬込みを防
止でき、この点でバッテリ残量計が組み込まれた電動補
助自転車用バッテリの組立てを容易化できる。
転車用バッテリにおいて、スペーサ部材に、バッテリ残
量計からのハーネスを導くハーネスガイドを設けたの
で、上ケースをセットするときのハーネスの咬込みを防
止でき、この点でバッテリ残量計が組み込まれた電動補
助自転車用バッテリの組立てを容易化できる。
【００６８】請求項５の電動補助自転車用バッテリで
は、請求項２〜請求項４記載の電動補助自転車用バッテ
リにおいて、バッテリ残量計の表示部は複数の発光ダイ
オードを用いたバーグラフメータからなり、発光ダイオ
ードの配列位置に対応した窓を上ケースに設けたことを
特徴とする。
は、請求項２〜請求項４記載の電動補助自転車用バッテ
リにおいて、バッテリ残量計の表示部は複数の発光ダイ
オードを用いたバーグラフメータからなり、発光ダイオ
ードの配列位置に対応した窓を上ケースに設けたことを
特徴とする。
【００６９】バーグラフメータでバッテリ残量を表示す
るので、表示スペースを小型化できると共に、電動補助
自転車の運転者はバッテリ残量の大体の値を目視で迅速
に把握できる。特に、電動補助自転車を高速で運転して
いる場合に、バッテリ残量を迅速に把握できることの効
果が顕著である。更に、発光ダイオードでバーグラフメ
ータを構成することで、夜道や暗い場所でもバッテリ残
量やバッテリの充電量を確認できて便利である。
るので、表示スペースを小型化できると共に、電動補助
自転車の運転者はバッテリ残量の大体の値を目視で迅速
に把握できる。特に、電動補助自転車を高速で運転して
いる場合に、バッテリ残量を迅速に把握できることの効
果が顕著である。更に、発光ダイオードでバーグラフメ
ータを構成することで、夜道や暗い場所でもバッテリ残
量やバッテリの充電量を確認できて便利である。
【００７０】発光ダイオードの配列位置に対応した窓を
上ケースに設けたので、発光ダイオードからの光を電動
補助自転車用バッテリの外部に放射させることができ、
外部表示させることができる。
上ケースに設けたので、発光ダイオードからの光を電動
補助自転車用バッテリの外部に放射させることができ、
外部表示させることができる。
【００７１】請求項６では、請求項５記載の電動補助自
転車用バッテリにおいて、窓に対応した位置が透明なラ
ベルを上ケースに貼り付けて窓を覆うと共に、ラベルの
貼付け位置をその周囲より高くしたので、この窓から雨
水や塵埃が電動補助自転車用バッテリに入ることを防止
できると共に、上ケースに貼り付けたラベルの周辺の雨
水をすばやく下方に逃がし、この雨水がラベル周辺から
にじみ込んでラベルが剥がれるのを防止することができ
る。
転車用バッテリにおいて、窓に対応した位置が透明なラ
ベルを上ケースに貼り付けて窓を覆うと共に、ラベルの
貼付け位置をその周囲より高くしたので、この窓から雨
水や塵埃が電動補助自転車用バッテリに入ることを防止
できると共に、上ケースに貼り付けたラベルの周辺の雨
水をすばやく下方に逃がし、この雨水がラベル周辺から
にじみ込んでラベルが剥がれるのを防止することができ
る。
【００７２】以上から、本発明によれば、電動補助自転
車の運転中にもバッテリ残量を確認できる便利な電動補
助自転車用バッテリを提供することができる。
車の運転中にもバッテリ残量を確認できる便利な電動補
助自転車用バッテリを提供することができる。
【図１】本発明の電動補助自転車用バッテリを積載した
電動補助自転車の側面図
電動補助自転車の側面図
【図２】本発明の電動補助自転車用バッテリの側面図
【図３】図２の電動補助自転車用バッテリのハンドル近
傍の拡大図
傍の拡大図
【図４】本発明の電動補助自転車用バッテリの上面図
【図５】図４の電動補助自転車用バッテリの上蓋の側面
図
図
【図６】本発明の電動補助自転車用バッテリの上蓋に貼
り付けるラベルの説明図
り付けるラベルの説明図
【図７】本発明の電動補助自転車用バッテリの別の実施
の形態を示す上面図
の形態を示す上面図
【図８】図７の電動補助自転車用バッテリの上面図
【図９】図７の電動補助自転車用バッテリの側面図
【図１０】壁と台座とハーネスガイドとを備えたスペー
サの上面図
サの上面図
【図１１】図９のスペーサの断面図
【図１２】図９のスペーサの正面図
【図１３】電動補助自転車用バッテリの簡易ブロック構
成図
成図
１…電動補助自転車用バッテリ、２…バッテリ本体、３
…検出部（検出手段）、４…積算部（積算手段）、５…
表示部（表示手段）、５ｄ，５ｆ…窓、５ｂ…押しボタ
ン（表示ボタン）、５ｃ…貼付け位置、５ｅ…凸部、６
ａ，６ｂ，７ａ，７ｂ…コネクタ、８…モータ、９…充
電装置、１０…バッテリ残量計、１２…メインパイプ
（メインフレーム）、１５…ハンドルポスト（ステアリ
ングシャフト）、２１…電動補助自転車（アシスト自転
車）、３１…上ケース（上蓋）、３２…下ケース（下
蓋）、３３…前端部、３４…後端部、３８…ハンドル、
３８ａ…ハンドル軸、５０…基板、５１〜５５…発光ダ
イオード（表示区分）、５７，５８，８５ａ〜８５ｄ…
台座、５９…傾斜部、６０…スペーサ部材（カバー）、
６１，６２，９２…ネジ、６１ａ，６２ａ，８２…ネジ
穴、７０，７７…ラベル（ＰＶＣフィルム）、７１〜７
５…透明部分、７９…湾曲部、８０…スペーサ部材（ス
ペーサ）、８１…ハーネスガイド、８４ａ，８４ｂ，８
４ｃ，８４ｄ…壁、８４ｂｂ，８４ｃｃ…ツメ、８５
ｅ，８５ｆ…間隙、８６，８８…位置決めガイド、８７
…凹部、８９…ハーネス、９０…クッションゴム、９１
…突起、９０…クッションゴム、Ｄ…ダイオード、ＦＳ
…ヒューズ、Ｒ…抵抗。
…検出部（検出手段）、４…積算部（積算手段）、５…
表示部（表示手段）、５ｄ，５ｆ…窓、５ｂ…押しボタ
ン（表示ボタン）、５ｃ…貼付け位置、５ｅ…凸部、６
ａ，６ｂ，７ａ，７ｂ…コネクタ、８…モータ、９…充
電装置、１０…バッテリ残量計、１２…メインパイプ
（メインフレーム）、１５…ハンドルポスト（ステアリ
ングシャフト）、２１…電動補助自転車（アシスト自転
車）、３１…上ケース（上蓋）、３２…下ケース（下
蓋）、３３…前端部、３４…後端部、３８…ハンドル、
３８ａ…ハンドル軸、５０…基板、５１〜５５…発光ダ
イオード（表示区分）、５７，５８，８５ａ〜８５ｄ…
台座、５９…傾斜部、６０…スペーサ部材（カバー）、
６１，６２，９２…ネジ、６１ａ，６２ａ，８２…ネジ
穴、７０，７７…ラベル（ＰＶＣフィルム）、７１〜７
５…透明部分、７９…湾曲部、８０…スペーサ部材（ス
ペーサ）、８１…ハーネスガイド、８４ａ，８４ｂ，８
４ｃ，８４ｄ…壁、８４ｂｂ，８４ｃｃ…ツメ、８５
ｅ，８５ｆ…間隙、８６，８８…位置決めガイド、８７
…凹部、８９…ハーネス、９０…クッションゴム、９１
…突起、９０…クッションゴム、Ｄ…ダイオード、ＦＳ
…ヒューズ、Ｒ…抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０２Ｊ 7/00 Ｈ０２Ｊ 7/00 Ｘ (72)発明者 新村 裕幸 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平８−268361（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−329582（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−66763（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B62J 9/00 B60L 3/00 B62J 39/00 B62M 23/02 H01M 10/48 H02J 7/00
Claims (6)
- 【請求項１】 モータから供給される動力により踏力を
補助する電動補助自転車用バッテリにおいて、このバッ
テリは、上ケース及び下ケースで構成する収納ケース
と、この収納ケース内に収納したバッテリ本体と、この
バッテリ本体のバッテリ残量を表示するために前記収納
ケース内に取付けたバッテリ残量計とからなり、このバ
ッテリ残量計に、発光ダイオード等の電子部品を取付け
た基板を設け、この基板と前記バッテリ本体との間にス
ペーサ部材を設けたことを特徴とする電動補助自転車用
バッテリ。 - 【請求項２】 前記バッテリ残量計を前記スペーサ部材
を利用して前記上ケースに固定したことを特徴とする請
求項１記載の電動補助自転車用バッテリ。 - 【請求項３】 前記スペーサ部材に、前記バッテリ残量
計をはめ込む壁と、前記電動補助自転車のハンドルポス
ト側の前記壁に当接し前記バッテリ残量計の端部を支持
する台座とを設け、前記バッテリ残量計からのハーネス
を前記ハンドルポストの反対側に導く間隙を前記台座及
び前記壁に設けたことを特徴とする請求項２記載の電動
補助自転車用バッテリ。 - 【請求項４】 前記スペーサ部材に、前記バッテリ残量
計からのハーネスを導くハーネスガイドを設けたことを
特徴とする請求項３記載の電動補助自転車用バッテリ。 - 【請求項５】 前記バッテリ残量計の表示部は複数の発
光ダイオードを用いたバーグラフメータからなり、前記
発光ダイオードの配列位置に対応した窓を前記上ケース
に設けたことを特徴とする請求項２〜請求項４のいずれ
か１項記載の電動補助自転車用バッテリ。 - 【請求項６】 前記窓に対応した位置が透明なラベルを
前記上ケースに貼り付けて前記窓を覆うと共に、前記ラ
ベルの貼付け位置をその周囲より高くしたことを特徴と
する請求項５記載の電動補助自転車用バッテリ。
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