JP6229840B2 - 電動車両および電動自転車 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動装置と、駆動装置に電力を供給するバッテリとが備えられた電動自転車等の電動車両に関する。
従来、この種の電動車両としては、例えば図19に示すように、ハンドルバー101に、スイッチ装置102が設けられている電動自転車がある。スイッチ装置102は、電源スイッチ103等を有しており、配線104を介してモータ等からなる駆動装置105に電気的に接続されている。
車体フレーム106には、バッテリ108が着脱自在に搭載される搭載部113が設けられている。また、車体フレーム106の立てパイプ107には、搭載部113に搭載されたバッテリ108を保持する保持部材109が設けられている。保持部材109は立てパイプ107に取付けられた保持カバー110を有し、保持カバー110内には、バッテリ108を保持部材109に固定するキーロック装置111が設けられている。
これによると、スイッチ装置102の電源スイッチ103を押してオンに切替えることで、アシスト走行が可能となり、走行速度やトルク等の走行条件が所定の走行条件を満たすと、駆動装置105が駆動して補助駆動力が後車輪に付与され、アシスト走行が開始される。
また、バッテリ108を搭載部113に搭載し、鍵をキーロック装置111の鍵穴112に差し込んで回転することにより、バッテリ108が保持部材109に固定されて保持される。
尚、上記のような電動自転車は例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2012−144061
しかしながら上記の従来形式では、スイッチ装置102等の操作装置をハンドルバー101に取付けた場合、スイッチ装置102と駆動装置105との間の距離が長いため、スイッチ装置102と駆動装置105とを接続している配線104も長くなり、コストアップするといった問題がある。
また、キーロック装置111等の操作装置をバッテリ108の保持部材109に設けると、鍵を過大な力でキーロック装置111の鍵穴112に差し込んで操作した場合、上記過大な力を保持カバー110で十分に受け止めることは困難であり、保持カバー110が変形する虞がある。このような保持カバー110の変形を防止するためには、保持カバー110の厚さを増大させて強度を向上させることが考えられるが、保持部材109の重さが増加したり大型化するといった問題がある。
本発明は、コストダウンや保持部材の小型軽量化が可能な電動車両および電動自転車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、駆動装置と、駆動装置に電力を供給する着脱自在なバッテリとが備えられた電動車両であって、
車体フレームに、バッテリが搭載される搭載部と、搭載部に搭載されたバッテリを保持する保持部材とが設けられ、
保持部材内に、操作装置と、操作装置を固定する固定手段とが設けられ、
保持部材は、車体フレームに設けられた取付板材に連結され、
取付板材は、保持部材内に挿入されて、操作装置が操作される操作側とは反対側から、操作装置に当接し、
操作装置を操作する際に操作装置に作用する外力が取付板材で受けられるものである。
これによると、過大な力で操作装置を操作しても、取付板材が操作側の反対側から操作装置に当接し、操作時に操作装置に作用する外力が取付板材で受けられるため、保持部材の変形を防止することができ、保持部材を小型軽量化できる。
また、保持部材を車体フレームに装着するために設けられた取付板材を利用して、操作装置に作用する外力を受けているため、外力を受けるための専用の部品を別途設ける必要はなく、部品点数が削減されてコストダウンを図ることができる。
本第2発明における電動車両は、保持部材は、一方および他方のカバー体に分割可能な保持カバーを有し、
固定手段はいずれか一方のカバー体に設けられているものである。
これによると、過大な力で操作装置を操作しても、操作時に操作装置に作用する外力が取付板材で受けられるため、保持カバーの厚さを増大させずに、保持カバーの変形を防止することができる。
また、操作装置を固定手段で一方のカバー体に固定することができるため、容易に一方のカバー体と他方のカバー体とを結合して、保持カバーを組み立てることができる。
本第3発明における電動車両は、操作装置はスイッチ装置であり、
スイッチ装置と駆動装置とが配線を介して電気的に接続され、
固定手段は複数の固定爪からなり、
これら固定爪の間にスイッチ装置が挟み込まれるものである。
これによると、スイッチ装置を保持部材に設けているため、スイッチ装置と駆動装置との間の距離が短くなり、配線の長さが短縮され、コストダウンを図ることができる。
また、スイッチ装置を過大な力で押して操作しても、取付板材が押し操作側の反対側からスイッチ装置に当接し、押し操作時にスイッチ装置に作用する外力が取付板材で受けられる。
本第4発明における電動車両は、保持部材内に、配線を固定する配線固定部材が設けられ、
配線固定部材と保持部材の内面との間に配線が挟み込まれるものである。
これによると、保持カバーのいずれか一方のカバー体に固定爪と配線固定部材とを設けた場合、一方のカバー体にスイッチ装置と配線とを固定することができる。これにより、一方のカバー体とスイッチ装置と配線とが一体化され、保持カバーの組立や配線の処理等が容易に行える。
本第5発明における電動車両は、操作装置はバッテリを保持部材に固定するキーロック装置であり、
固定手段は、保持部材内に突出する固定部材と、保持部材内に形成された嵌込部とからなり、
キーロック装置の上下いずれか一端部が固定部材に当接するとともに他端部が嵌込部に嵌め込まれることにより、キーロック装置が上下方向において固定されるものである。
これによると、キーロック装置を過大な力で操作しても、取付板材が操作側の反対側からキーロック装置に当接し、操作時にキーロック装置に作用する外力が取付板材で受けられる。
本第6発明における電動車両は、取付板材は車体フレームに溶接され、
保持部材は締結部材で取付板材に締結されているものである。
これによると、取付板材は車体フレームに溶接されているため、操作時に操作装置に作用する外力を取付板材で確実に受けることができる。
本第7発明は、上記第1発明から第6発明のいずれか1項に記載の電動車両からなることを特徴とする電動自転車である。
以上のように本発明によると、コストダウンや保持部材の小型軽量化が可能である。
本発明の実施の形態における電動自転車の側面図である。 同、電動自転車のバッテリの搭載部の拡大側面図である。 同、電動自転車のバッテリの搭載部の拡大斜視図である。 同、電動自転車のバッテリの保持部材の保持カバーを一方および他方のカバー体に二分割した図である。 同、電動自転車のバッテリの保持部材の保持カバーの一方および他方のカバー体を接合した図である。 同、電動自転車の立てパイプに保持カバーの一方のカバー体を取付けた側面図である。 同、電動自転車の保持カバーの一方のカバー体の内部を示す拡大斜視図である。 図6におけるX−X矢視図である。 図6におけるY−Y矢視図である。 同、電動自転車の立てパイプに保持カバーの一方のカバー体を取付け、一方のカバー体にスイッチ装置とキーロック装置とを設けた斜視図である。 図10における一部拡大斜視図である。 同、電動自転車のスイッチ装置を後方から見た図である。 図2におけるS−S矢視図である。 図2におけるT−T矢視図である。 同、電動自転車のキーロック装置の図であり、(a)はキーロック装置を側方から見た図、(b)は(a)におけるX−X矢視図である。 図2におけるU−U矢視図である。 図2におけるV−V矢視図である。 同、電動自転車の保持カバーの一方のカバー体にスイッチ装置を設けるとともに配線を固定した図である。 従来の電動自転車の側面図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、1は電動車両の一例である電動自転車であり、車体フレーム2には、モータ等からなる駆動装置3と、駆動装置3に電力を供給する着脱自在なバッテリ4と、ブラケット5と、バッテリ4が着脱自在に搭載される搭載部6とが備えられている。尚、駆動装置3はブラケット5に設けられている。また、搭載部6には、バッテリ4に接続可能な接続端子7が設けられている。
車体フレーム2は立てパイプ23を有し、立てパイプ23には、搭載部6に搭載されたバッテリ4を倒れないように正規の姿勢で保持する保持部材8が設けられている。保持部材8は、樹脂製の保持カバー11を有し、保持カバー11内には、スイッチ装置12(操作装置の一例)と、搭載部6に搭載されたバッテリ4を保持部材8に固定するキーロック装置13(操作装置の一例)とが設けられている。
保持カバー11は、上下方向に細長く延びた縦カバー部16と、縦カバー部16の上端から後方へ延びた本体カバー部17とを有している。また、図4に示すように、保持カバー11は左右いずれか一方のカバー体11aと他方のカバー体11bとに二分割可能である。
一方および他方のカバー体11a,11bにはそれぞれ、複数の係止爪19と複数の係止孔20とが形成され、これら係止爪19が係止孔20に係合することにより、図5に示すように、一方のカバー体11aと他方のカバー体11bとが結合されて保持カバー11が組み立てられる。
図6,図7に示すように、立てパイプ23には、金属製の板金24(取付板材の一例)が溶接で取付けられている。板金24は、立てパイプ23から後方に延びた上板部25と、上板部25の下部に設けられた下板部26とを有している。上板部25には前後一対の上部貫通孔27,28が形成され、上板部25の裏面には、前方の上部貫通孔27に連通するナット体29(図16参照)が取付けられている。また、図7,図8に示すように、下板部26には左右一対の下部ねじ孔31,32が形成されている。
板金24は保持カバー11内に挿入され、保持カバー11は複数のねじ33(締結部材の一例)により板金24に締結されている。すなわち、図8,図16に示すように、保持カバー11の一方のカバー体11aの本体カバー部17内にはねじ孔34が形成され、ねじ33が板金24の後方の上部貫通孔28に挿通されてねじ孔34にねじ込まれている。
図4,図5,図11,図17に示すように、一方および他方のカバー体11a,11bの夫々の縦カバー部16の上部には貫通孔35,36が形成され、各ねじ33が両貫通孔35,36に挿通されて板金24の下部両ねじ孔31,32にねじ込まれている。これにより、保持カバー11が複数のねじ33を介して板金24に締結される。
図10〜図12に示すように、スイッチ装置12は、四角ボックス形状の部材であり、左右いずれか一側面に電源スイッチ39を有している。また、スイッチ装置12と駆動装置3とが配線40を介して電気的に接続されている。スイッチ装置12の上下両端部にはそれぞれ、固定用溝41が前後方向に長く形成されている。
図6,図7に示すように、保持カバー11の一方のカバー体11aの本体カバー部17内には、スイッチ装置12を固定する上下一対の固定爪42(固定手段の一例)が設けられている。図11,図13に示すように、これら固定爪42がスイッチ装置12の固定用溝41に挿入されることにより、スイッチ装置12が上下両固定爪42の間に挟み込まれる。
図10,図18に示すように、保持カバー11の一方のカバー体11aの縦カバー部16内には、配線40を固定する複数の配線固定突部45(配線固定部材の一例)と配線固定爪部46(配線固定部材の一例)とが設けられている。このうち、配線固定爪部46は、配線固定突部45の下方に位置しており、一方のカバー体11a内の下端部に形成されている。これら配線固定突部45と配線固定爪部46とはそれぞれ一方のカバー体11aの内側面から内方へ突出しており、配線40が配線固定突部45と一方のカバー体11aの内面との間および配線固定爪部46と一方のカバー体11aの内面との間に挟み込まれて固定される。
図10,図11,図15に示すように、キーロック装置13は、出退自在なロックレバー48を備えたシリンダー錠49と、シリンダー錠49から前方に連設された取付板50と、シリンダー錠49から下方に連設されたロックレバー収納部51と、ロックレバー収納部51の下端部に設けられた四角形状の係合部52とを有している。ロックレバー48はロックレバー収納部51内に収納されており、シリンダー錠49の一側面には鍵穴53が形成されている。鍵穴53に鍵を差し込んで回すことにより、ロックレバー48がロックレバー収納部51から上下方向に出退する。
バッテリ4の上部にはロック孔(図示省略)が形成され、ロックレバー48がロックレバー収納部51から突出してロック孔に挿入されることで、バッテリ4が保持部材8に固定される。また、ロックレバー48がロック孔から脱抜されてロックレバー収納部51に収納されることで、バッテリ4の固定が解除される。
図11,図15,図16に示すように、取付板50には貫通孔54が形成されており、ボルト55を取付板50の貫通孔54と板金24の前方の上部貫通孔27とに挿通してナット体29に螺合することにより、取付板50が板金24に連結される。
図6〜図8に示すように、保持カバー11の一方のカバー体11aの本体カバー部17内には、キーロック装置13を固定する上部固定部材56(固定手段の一例)と下部嵌込部57(固定手段の一例)とが設けられている。上部固定部材56は一方のカバー体11aの上端内面から内方へ下向きに突出している。また、下部嵌込部57は、一方のカバー体11aの本体カバー部17内に設けられた下部横板59と、下部横板59の下面から下向きに形成された前後一対の固定板60と、下部横板59の下方に形成された下部固定片61と、一方のカバー体11aの本体カバー部17の側壁17aの下部とによって形成された空間である。
固定板60は一方のカバー体11aの本体カバー部17の側壁17aと下部横板59との交差部分に設けられ、下部固定片61は、本体カバー部17の側壁17aから内方に突出して、両固定板60間に位置している。また、下部横板59には開口部62が形成され、図11,図17に示すように、キーロック装置13のロックレバー収納部51が開口部62に挿入され、係合部52が下部横板59と一対の固定板60と下部固定片61と側壁17aの下部とで囲まれた下部嵌込部57に嵌め込まれる。
図11,図16,図17に示すように、キーロック装置13が一方のカバー体11a内に取付けられた状態で、シリンダー錠49が上部固定部材56に下方から当接することにより、キーロック装置13の上方への位置ずれが阻止され、係合部52が下部嵌込部57の下部固定片61に上方から当接することにより、キーロック装置13の下方への位置ずれが阻止される。
板金24は、スイッチ装置12とキーロック装置13とがそれぞれ操作される操作側A(左右一側方)とは反対側B(左右他側方)から、スイッチ装置12とキーロック装置13とに当接している。そして、スイッチ装置12の電源スイッチ39を押す際(操作装置を操作する際の一例)にスイッチ装置12に作用する外力Fおよびキーロック装置13の鍵穴53に鍵を差し込む際(操作装置を操作する際の一例)にキーロック装置13に作用する外力Fが板金24で受けられる。
尚、図7,図14,図16に示すように、板金24の上板部25は、外力Fを受ける第1〜第3の受け部24a〜24cを有している。このうち第2の受け部24bは第1の受け部24aから後方に連設され、第3の受け部24cは第2の受け部24bの後部上端から上方に連設されている。第1の受け部24aがキーロック装置13のシリンダー錠49の一部と取付板50とに当接し、第2および第3の受け部24b,24cがスイッチ装置12に当接する。
以下、上記構成における作用を説明する。
バッテリ4の下部を搭載部6に嵌め込んでバッテリ4を搭載部6に搭載し、鍵をキーロック装置13の鍵穴53に差し込んで一方向に回すことにより、ロックレバー48が突出してバッテリ4のロック孔に挿入され、図1に示すように、バッテリ4が保持部材8に固定されて保持される。
その後、スイッチ装置12の電源スイッチ39を押してオンに切替えることで、駆動装置3によるアシスト走行が可能となる。この際、走行速度やトルク等の走行条件が所定の走行条件を満たすと、駆動装置3が駆動し、ペダル9に作用する踏力に駆動装置3の補助駆動力を足し合わせた駆動力が後車輪10に付与される。
鍵を過大な力でキーロック装置13の鍵穴53に差し込んで操作しても、図16に示すように、板金24の第1の受け部24aが操作側Aとは反対側Bからキーロック装置13に当接し、操作時にキーロック装置13に作用する外力Fが板金24で受けられる。また、スイッチ装置12を操作する際、電源スイッチ39を過大な力で押しても、図14,図16に示すように、板金24の第2および第3の受け部24b,24cが操作側Aとは反対側Bからスイッチ装置12に当接し、操作時にスイッチ装置12に作用する外力Fが板金24で受けられる。
これにより、保持カバー11の厚さを増大させずに、保持カバー11の変形を防止することができ、保持カバー11を小型軽量化できる。
また、保持カバー11を車体フレーム2の立てパイプ23に装着するために設けられた板金24を利用して、スイッチ装置12およびキーロック装置13に作用する外力Fを受けているため、外力Fを受けるための専用の部品を別途設ける必要はなく、部品点数が削減されてコストダウンを図ることができる。
また、板金24は立てパイプ23に溶接されているため、操作時にスイッチ装置12およびキーロック装置13に作用する外力Fを板金24で確実に受けることができる。さらに、図1に示すように、スイッチ装置12を車体フレーム2の保持部材8に設けているため、駆動装置3とスイッチ装置12との間の距離が短くなり、図10に示すように、駆動装置3とスイッチ装置12との間の配線40の長さが短縮されて、コストダウンを図ることができる。
次に、保持部材8を組み立てて車体フレーム2に取付ける手順(a)〜(e)を説明する。
(a)一方のカバー体11aに対してスイッチ装置12をスライドさせ、一方のカバー体11aの固定爪42をスイッチ装置12の固定用溝41に挿入することにより、図18に示すように、スイッチ装置12が、一方のカバー体11a内において上下両固定爪42の間に挟み込まれ、上下方向および左右方向に固定される。
また、配線40を配線固定突部45と一方のカバー体11aの内面との間および配線固定爪部46と一方のカバー体11aの内面との間に挟み込むことにより、配線40が一方のカバー体11a内において固定される。尚、配線40が配線固定爪部46と一方のカバー体11aの内面との間に挟み込まれることで、配線40が一方のカバー体11aから不用意に外れてしまうのを防止することもできる。これにより、一方のカバー体11aにスイッチ装置12と配線40とが固定され、一方のカバー体11aとスイッチ装置12と配線40とが一体化される。
(b)その後、図4,図13に示すように、ねじ33を一方のカバー体11aの貫通孔35に挿通して板金24の下部ねじ孔31(図7参照)に螺合する。さらに、図6,図16,図17に示すように、別のねじ33を板金24の後方の上部貫通孔28(図7参照)に挿通して一方のカバー体11aのねじ孔34に螺合することにより、図4に示すように、一方のカバー体11aを板金24に取付ける。
この際、図10に示すように、一方のカバー体11aの縦カバー部16の下端をブラケット5に当接することにより、一方のカバー体11aがブラケット5に対して上下方向に位置決めされる。
(c)次に、図10,図11,図17に示すように、キーロック装置13の係合部52を一方のカバー体11aの下部嵌込部57に嵌め込み、図16に示すように、ボルト55をキーロック装置13の貫通孔54と板金24の前方の上部貫通孔27とに挿通してナット体29に螺合することにより、キーロック装置13を板金24に連結する。
この際、図17に示すように、キーロック装置13のシリンダー錠49が上部固定部材56に当接し、キーロック装置13の係合部52が下部固定片61に当接することにより、キーロック装置13が一方のカバー体11aに対して上下方向に位置決めされる。これにより、ブラケット5を基準にしたキーロック装置13の取付け高さが正確に定められる。
(d)その後、各係止爪19を各係止孔20に係合して、図5に示すように、他方のカバー体11bを一方のカバー体11aに結合し、保持カバー11を組み立てる。
(e)その後、図5,図13に示すように、他のねじ33を他方のカバー体11bの貫通孔36(図4参照)に挿通して板金24の下部ねじ孔32(図7参照)に螺合することにより、他方のカバー体11bを板金24に取付ける。
上記手順(a)において、一方のカバー体11aにスイッチ装置12と配線40とを固定して、一方のカバー体11aとスイッチ装置12と配線40とを一体化することにより、上記手順(d)において、他方のカバー体11bを一方のカバー体11aに結合する際、スイッチ装置12が一方のカバー体11aから脱落したり配線40が邪魔になることはなく、保持カバー11の組み立てや配線40の処理等を容易に行うことができる。
本発明は、電動車両の一例である電動自転車に最適であるが、電動自転車以外に、例えば電動車椅子等の電動車両にも適用可能である。
1 電動自転車(電動車両)
2 車体フレーム
3 駆動装置
4 バッテリ
6 搭載部
8 保持部材
11 保持カバー
11a 一方のカバー体
11b 他方のカバー体
12 スイッチ装置(操作装置)
13 キーロック装置(操作装置)
24 板金(取付板材)
33 ねじ(締結部材)
40 配線
42 固定爪(固定手段)
45 配線固定突部(配線固定部材)
46 配線固定爪部(配線固定部材)
56 上部固定部材(固定手段)
57 下部嵌込部(固定手段)
A 操作側
B 反対側
F 外力

Claims (7)

  1. 駆動装置と、駆動装置に電力を供給する着脱自在なバッテリとが備えられた電動車両であって、
    車体フレームに、バッテリが搭載される搭載部と、搭載部に搭載されたバッテリを保持する保持部材とが設けられ、
    保持部材内に、操作装置と、操作装置を固定する固定手段とが設けられ、
    保持部材は、車体フレームに設けられた取付板材に連結され、
    取付板材は、保持部材内に挿入されて、操作装置が操作される操作側とは反対側から、操作装置に当接し、
    操作装置を操作する際に操作装置に作用する外力が取付板材で受けられることを特徴とする電動車両。
  2. 保持部材は、一方および他方のカバー体に分割可能な保持カバーを有し、
    固定手段はいずれか一方のカバー体に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電動車両。
  3. 操作装置はスイッチ装置であり、
    スイッチ装置と駆動装置とが配線を介して電気的に接続され、
    固定手段は複数の固定爪からなり、
    これら固定爪の間にスイッチ装置が挟み込まれることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動車両。
  4. 保持部材内に、配線を固定する配線固定部材が設けられ、
    配線固定部材と保持部材の内面との間に配線が挟み込まれることを特徴とする請求項3記載の電動車両。
  5. 操作装置はバッテリを保持部材に固定するキーロック装置であり、
    固定手段は、保持部材内に突出する固定部材と、保持部材内に形成された嵌込部とからなり、
    キーロック装置の上下いずれか一端部が固定部材に当接するとともに他端部が嵌込部に嵌め込まれることにより、キーロック装置が上下方向において固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動車両。
  6. 取付板材は車体フレームに溶接され、
    保持部材は締結部材で取付板材に締結されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電動車両。
  7. 上記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電動車両からなることを特徴とする電動自転車。
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