JP2014000914A - バッテリーの取付構造 - Google Patents

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哲也 井口
Naohisa Matsumoto
尚久 松本
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Abstract

【課題】自動車の前方衝突時にバッテリーが損傷してしまうことを緩和することができるバッテリーの取付構造を提供すること。
【解決手段】バッテリー2の取付構造1は、自動車のバッテリー取付部におけるトレイ部63に、ブラケット3を用いて取り付けられるよう構成されている。ブラケット3は、自動車の進行方向後方側においてトレイ部63から立設された立設部4と、トレイ部63との間にバッテリー2を挟み込むクランプ部5とを有している。クランプ部5は、立設部4の上端部412とバッテリー取付部における自動車の進行方向前方側の車両フレームとに掛け渡されている。立設部4には、自動車の前方衝突時にバッテリー2が後方へ位置ずれするときに、立設部4の上端部412を後方へ逃がすための逃がし部42が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車におけるバッテリーの取付構造に関する。
自動車におけるバッテリーは、エンジンルーム内の取付部分において、トレー及びブラケットを用いて取り付けられている。ブラケットとしては、例えば、先端部に折返しを有するJボルト等を用いてクランプ部材を締め付けて、クランプ部材とトレーとの間にバッテリーを挟み込む形式のものがある。また、ブラケットとしては、例えば、複数のクランプ部材をボルトを用いて連結して、複数のクランプ部材によってトレーにバッテリーを保持する形式のものもある。
例えば、特許文献1のバッテリ保持構造においては、バッテリトレイの立壁と、この立壁の反対側に設けられたロッドとによって、バッテリクランプをバッテリの上面に押し当てて、バッテリを車両に保持することが開示されている。このバッテリ保持構造においては、立壁とロッドとを用いることにより、バッテリの保持力を向上させている。
また、例えば、特許文献2のバッテリ配設構造においては、自動車の車体後端部のフロアパネルに形成された凹部に、後方衝突に伴う車体後部の変形が生じたときにバッテリを破壊するための破壊部材を設けることが開示されている。このバッテリ配設構造においては、破壊部材によってバッテリを破壊することにより、後方衝突時のクラッシュストロークが減少することを抑えている。
特開2010−285077号公報 特開2007−83963号公報
しかしながら、上記バッテリーの取付構造等においては、自動車の前方衝突時にバッテリーの損傷を防ぐための工夫はなされていない。すなわち、自動車の前方衝突時に、バッテリーを取り付ける部分の車両フレームに変形が生じることがある。この場合、ブラケットが変形しないようになっていると、バッテリーが、車両フレームとブラケットとの間に挟まれて割れてしまうおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、自動車の前方衝突時にバッテリーが損傷してしまうことを緩和することができるバッテリーの取付構造を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、自動車のバッテリー取付部におけるトレイ部に、ブラケットを用いて取り付けられるバッテリーの取付構造において、
上記ブラケットは、上記自動車の進行方向後方側において上記トレイ部から立設された立設部と、該立設部の上端部と上記バッテリー取付部における上記自動車の進行方向前方側の車両フレームとに掛け渡され、上記トレイ部との間に上記バッテリーを挟み込むクランプ部とを有しており、
上記立設部には、上記自動車の前方衝突時に上記バッテリーが後方へ位置ずれするときに、該立設部の上端部を後方へ逃がすための逃がし部が形成されていることを特徴とするバッテリーの取付構造にある(請求項1)。
上記バッテリーの取付構造においては、ブラケットの構造に工夫をし、自動車の前方衝突時にバッテリーが損傷しないようにしている。
ブラケットは、立設部とクランプ部とによってバッテリーをトレイ部へ押さえ込んで保持する。これにより、通常時は、バッテリーを安定してバッテリー取付部に保持しておくことができる。
一方、自動車の前方における衝突事故等が発生したときには、衝突の衝撃によって進行方向前方側の車両フレーム等が後方へ変形し、バッテリーが後方へ位置ずれする。このとき、立設部に形成された逃がし部が、立設部の上端部を後方へ逃がすことができる。これにより、車両フレーム等の後方への変形に伴って、立設部が変形し、クランプ部が後方へ位置ずれすることができる。そのため、バッテリーが、立設部に強く干渉して損傷してしまうことを緩和することができる。
実施例にかかる、バッテリーの取付構造の後方側部分を示す斜視図。 実施例にかかる、バッテリーの取付構造を示す上面図。 実施例にかかる、バッテリーの取付構造を示す断面図。 実施例にかかる、自動車の前方衝突時に変形した状態のバッテリーの取付構造を示す断面図。
上述したバッテリーの取付構造における好ましい実施の形態につき説明する。
上記バッテリーの取付構造においては、上記逃がし部は、上記立設部において鉛直方向に形成される一般部に対して、上記進行方向後方側に屈曲する形状に形成されていてもよい(請求項2)。
この場合には、自動車の前方衝突時には、逃がし部の進行方向後方側に屈曲する形状を利用して、クランプ部を後方へ位置ずれさせることができる。
また、上記トレイ部は、上記バッテリーを受ける受皿部と、該受皿部の下部において上記バッテリー取付部に固定される台座部とを有しており、上記立設部の下端部は、上記台座部に固定されていてもよい(請求項3)。
この場合には、立設部を台座部から設けることにより、立設部に逃がし部を設けやすくすることができ、自動車の前方衝突時における立設部の変形を容易にすることができる。
また、上記逃がし部は、上記立設部の下端部の近傍であって、上記受皿部に対向する位置において、上記進行方向後方側へ膨らむように屈曲して形成されていてもよい(請求項4)。
この場合には、逃がし部の形状が適切であり、自動車の前方衝突時に、逃がし部において立設部を引き伸ばすように、立設部の上端部を後方へ逃がすことができる。
以下に、バッテリーの取付構造にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例のバッテリー2の取付構造1は、図1〜図3に示すごとく、自動車のバッテリー取付部62におけるトレイ部63に、ブラケット3を用いて取り付けられるよう構成されている。
ブラケット3は、自動車の進行方向後方側Rにおいてトレイ部63から立設された立設部4と、トレイ部63との間にバッテリー2を挟み込むクランプ部5とを有している。クランプ部5は、立設部4の上端部412とバッテリー取付部62における自動車の進行方向前方側Fの車両フレーム61とに掛け渡されている。立設部4には、自動車の前方衝突時にバッテリー2が後方へ位置ずれするときに、立設部4の上端部412を後方へ逃がすための逃がし部42が形成されている。
以下に、本例のバッテリー2の取付構造1につき、図1〜図4を参照して詳説する。
図2に示すごとく、本例のバッテリー2は、自動車の前方に設けられたエンジンルーム内に配置され、自動車における電気系統に電圧を供給するものである。バッテリー取付部62は、エンジンルーム内においてバッテリー2を取り付ける部位として確保されている。バッテリー取付部62においては、バッテリー2に対する前方に、進行方向前方側Fの車両フレーム61が左右方向に設けられている。
バッテリー取付部62において、バッテリー2は、一対の電極部21が並ぶ長辺方向が自動車の横方向に向けられた状態で配置されている。本例のバッテリー2は、自動車の横方向に対して若干斜めに傾斜して取り付けられる。
図1に示すごとく、本例のトレイ部63は、バッテリー2を受ける受皿部631と、受皿部631の下部においてバッテリー取付部62に固定される台座部634とを有している。受皿部631は、バッテリー2を載置する底部632と、底部632の四方の周囲において立設された側壁部633とによって形成されている。台座部634は、その上端部が、受皿部631の底部632に溶接等によって固定されており、その下端部が、バッテリー取付部62を構成する車両フレームにビス止め等によって固定されている。
本例の立設部4の下端部43は、溶接によって台座部634に固定されている。逃がし部42は、立設部4の下端部43の近傍であって、受皿部631に対向する位置において、進行方向後方側Rへ膨らむように屈曲して形成されている。逃がし部42は、下方に向かうに連れて後方側に位置がずれるよう傾斜する上部分421と、上方に向かうに連れて後方側へ位置がずれるよう傾斜する下部分422とが連続して、山形形状に形成されている。
立設部4は、鋼板を所定の形状に加工して形成されている。立設部4は、進行方向後方側Rへ膨らむように屈曲する逃がし部42よりも上方に、鉛直方向に形成された一般部41を有している。立設部4の一般部41における上端部412には、ネジを締め付けるためのネジ溝411が形成されている。クランプ部5の後端部は、立設部4の上端部412におけるネジ溝411にネジを締め付けることによって、立設部4に取り付けられる。
図1〜図3に示すごとく、クランプ部5は、鋼板を所定の形状に加工して形成されている。クランプ部5は、鉛直方向に板面が向けられた本体部51の側部に、上方に屈曲形成されたフランジ部52を有している。クランプ部5は、前後方向に長く形成されており、その下面にバッテリー2を前方側と後方側とにおいて案内する案内プレート部511を有している。クランプ部5の後端部には、立設部4のネジ溝411に螺合されるネジ53Aが挿通される挿通穴512が形成されている。クランプ部5の後端部と立設部4の上端部412とは、挿通穴512に挿通してネジ溝411に締め付けられるネジ53Aによって連結されている。クランプ部5の前端部は、ネジ53Bの締め付けを行って車両フレーム61に連結されている。
本例のバッテリー2の取付構造1においては、ブラケット3の構造に工夫をし、自動車の衝突時にバッテリー2が損傷しないようにしている。
本例のブラケット3は、立設部4とクランプ部5とによってバッテリー2をトレイ部63へ押さえ込んで保持する。これにより、通常時は、バッテリー2を安定してバッテリー取付部62に保持しておくことができる。
一方、図4に示すごとく、自動車の前方における衝突事故等が発生したときには、衝突の衝撃によって進行方向前方側Fの車両フレーム61が後方へ変形し、バッテリー2が後方へ位置ずれする。このとき、立設部4に形成された逃がし部42が、逃がし部42において立設部4を引き伸ばすように、立設部4の上端部412を後方へ逃がすことができる。これにより、車両フレーム61の後方への変形に伴って、立設部4が変形し、クランプ部5が後方へ位置ずれすることができる。そのため、バッテリー2が、立設部4に強く干渉して損傷してしまうことを緩和することができる。
なお、自動車の前方衝突時にバッテリー2は後部上方へ浮き上がることもある。また、自動車の前方衝突時にバッテリー2が立設部4に干渉することがあるが、逃がし部42に積極的に変形を生じさせることにより、バッテリー2の損傷を最小限にすることができる。
それ故、本例のバッテリー2の取付構造1によれば、自動車の前方衝突時にバッテリー2が損傷してしまうことを緩和することができる。
1 バッテリーの取付構造
2 バッテリー
3 ブラケット
4 立設部
42 逃がし部
5 クランプ部
61 車両フレーム
62 バッテリー取付部

Claims (4)

  1. 自動車のバッテリー取付部におけるトレイ部に、ブラケットを用いて取り付けられるバッテリーの取付構造において、
    上記ブラケットは、上記自動車の進行方向後方側において上記トレイ部から立設された立設部と、該立設部の上端部と上記バッテリー取付部における上記自動車の進行方向前方側の車両フレームとに掛け渡され、上記トレイ部との間に上記バッテリーを挟み込むクランプ部とを有しており、
    上記立設部には、上記自動車の前方衝突時に上記バッテリーが後方へ位置ずれするときに、該立設部の上端部を後方へ逃がすための逃がし部が形成されていることを特徴とするバッテリーの取付構造。
  2. 請求項1に記載のバッテリーの取付構造において、上記逃がし部は、上記立設部において鉛直方向に形成される一般部に対して、上記進行方向後方側に屈曲する形状に形成されていることを特徴とするバッテリーの取付構造。
  3. 請求項1又は2に記載のバッテリーの取付構造において、上記トレイ部は、上記バッテリーを受ける受皿部と、該受皿部の下部において上記バッテリー取付部に固定される台座部とを有しており、
    上記立設部の下端部は、上記台座部に固定されていることを特徴とするバッテリーの取付構造。
  4. 請求項3に記載のバッテリーの取付構造において、上記逃がし部は、上記立設部の下端部の近傍であって、上記受皿部に対向する位置において、上記進行方向後方側へ膨らむように屈曲して形成されていることを特徴とするバッテリーの取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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