JP3230523B2 - 内部合焦式のズームレンズ - Google Patents

内部合焦式のズームレンズ

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    • G02B15/173Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a first movable lens or lens group and a second movable lens or lens group, both in front of a fixed lens or lens group having an additional fixed front lens or group of lenses arranged +-+
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    • G02B15/144113Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive arranged +-++

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は内部合焦式のズームレンズに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】
従来においては、ズームレンズの合焦方式は、最も物
体側のレンズを物体側へ移動させる、所謂前玉繰り出し
の合焦方式が主流であった。
【0003】 この合焦方式は、レンズの各倍率状態においても、繰
り出し量が一定であるため、所望に被写体にピントを合
わせた状態で変倍を行うことができるという利点を有し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、合焦時でのレンズ全長が変化し、しか
も最も物体側の重く有効径の大なるレンズを移動させる
ため、レンズ重心が変化し操作性の点で劣る。このた
め、迅速な合焦が難しいばかりか、特にオートフォーカ
ス(AF)になると、合焦のための駆動機構に与える負荷
が大きくなり、オートフォーカスの応答性が大幅に低下
し、これに対応しようとすると合焦のための駆動機構の
大型化を招いてしまう問題がある。
【0005】 また、前玉繰り出しの合焦方式を収差的に見ると、合
焦に際しての収差変動が比較的大きく、特に球面収差と
非点収差との変動が大きくなりがちであるという問題が
ある。
【0006】 本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、合
焦する際にもレンズ全長が不変である、所謂内焦式(内
部合焦方式)を採用しながらも、各倍率状態においても
無限遠から至近距離まで優れた結像性能を有するズーム
レンズを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、最も物
体側に配置された固定レンズ群と、該固定レンズ群より
像側に配置されて変倍に際して光軸に沿って移動可能な
変倍レンズ群と、該変倍レンズ群による変倍により変動
する像面位置を補償する補償レンズ群と、結像レンズ群
とを有するズームレンズにおいて、 前記固定レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を持
つ第1の正レンズ群G11と、正の屈折力を持つ第2の正
レンズ群G12と、負の屈折力を持つ負レンズ群G13とを有
し、 合焦に際して、前記第2の正レンズ群G12を光軸方向へ
移動させるようにしたものである。
【0008】 この基本構成に基づいて、前記固定レンズ群G1の焦点
距離をf1とし、前記固定レンズ群G1を構成する物体側か
らi番目のレンズ群G1iの焦点距離をf1iとするとき、 1≦f12/f1≦5 (1) −5≦f13/f1≦−1.6 (2) 0.3≦f11/f12≦1 (3) の諸条件を満足することが望ましい。
【0009】
【作用】
本発明は、最も物体側に配置された固定レンズ群と、
その固定レンズ群より像側に配置された変倍レンズ群
と、該変倍レンズ群による変倍により変動する像面位置
を補償する補償レンズ群と、結像レンズ群とを有するズ
ームレンズにおいて、固定レンズ群を、物体側より順
に、正レンズ群G11と、正の屈折力を持つ正レンズ群G12
と、負レンズ群G13とを有する構成にし、合焦に際して
固定レンズ群の内部の正レンズ群G12を光軸方向に沿っ
て移動させるという新規の合焦方式を採用することによ
り、各倍率状態での無限遠から至近距離にわたり優れた
結像性能を達成できるようにしたものである。
【0010】 固定レンズ群全体を光軸上に沿って移動させる、所謂
全体繰り出し方式によらず、固定レンズ群内部で合焦を
行なうには、固定レンズ群内部の1部を移動させて、そ
の固定レンズ群全体の焦点距離を小さくすることが必要
である。
【0011】 そこで、固定レンズ群を正レンズ群G11と正レンズ群G
12とでなる構成とした場合において、固定レンズ群の焦
点距離f1、正レンズ群G11の焦点距離をf11、正レンズ群
G12の焦点距離f12、正レンズ群G11と正レンズ群G12との
主点間隔をd1とすると、次式(a)の関係が成立する。
【0012】
【数3】 但し、f11>0,f12>0である。
【0013】 このように、固定レンズ群を正・正レンズ群の構成と
した場合において、合焦を行うためには、固定レンズ群
の焦点距離f1を小さくする必要がある。このためには、
上式(a)からも分かる如く、正レンズ群G11と正レン
ズ群G12との主点間隔d1を小さくする必要がある。
【0014】 次に、固定レンズ群を正レンズ群G12と負レンズ群G13
とでなる構成とした場合において、固定レンズ群の焦点
距離f1、正レンズ群G12の焦点距離をf12、負レンズ群G1
3の焦点距離f13、正レンズ群G12と負レンズ群G13との主
点間隔をd2とすると、次式(b)の関係が成立する。
【0015】
【数4】 但し、f12>0,f13<0である。
【0016】 このように、固定レンズ群を正・負レンズ群の構成と
した場合において、合焦を行うためには、先に述べた如
く、固定レンズ群の焦点距離f1を小さくする必要があ
る。このためには、上式(b)からも分かるように正レ
ンズ群G12と負レンズ群G13との主点間隔d2を大きくする
必要がある。
【0017】 従って、上式(a)より正レンズ群G11と正レンズ群G
12との主点間隔d1を小さくしながら、上式(b)より正
レンズ群G12と負レンズ群G13との主点間隔d2を大きくし
て内部合焦を行うには、正レンズ群G12を物体側へ移動
させることが効果的であることが分かる。
【0018】 以上の如く、本発明による合焦方式は、固定レンズ群
を正レンズ群G11と正レンズ群G12とでなる構成とした場
合と、固定レンズ群を正レンズ群G12と負レンズ群G13と
でなる構成とした場合での合焦方式を効果的に組み合わ
せた新規なるものである。
【0019】 この合焦方式により、極めて少ない移動量でも十分な
る至近距離までの合焦が達成できる。このため、主光線
が固定レンズ群内を通過する高さの変化も小さくできる
ので、この固定レンズ群G1のレンズの有効径を小さく、
しかも軽く構成できる。この効果は合焦群としての正レ
ンズ群G12において顕著である。よって、レンズ全長も
短くすることができ、さらには、合焦に際する収差変動
も小さく抑えることができる。
【0020】 以上の如き本発明による合焦方式による効果をズーム
レンズにおいて効果的に得るには、以下の条件式を満足
することが望ましい。
【0021】 1≦f12/f1 ≦5 (1) −5≦f13/f1 ≦−1.6 (2) 0.3≦f11/f12≦1 (3) 但し、 f1 :第1レンズ群G1の焦点距離、 f1i:第1レンズ群G1を構成する物体側からi番目のレン
ズ群G1iの焦点距離、 である。
【0022】 以下において、条件式(1)〜(3)について説明す
る。
【0023】 条件式(1)は、正の屈折力を持つ固定レンズ群G1と
この群の内部の合焦群としての正レンズ群G12とに関す
る最適な屈折力配分について規定するものである。条件
式(1)の上限を越えると、合焦時での正レンズ群G12
の移動量が大きくなり過ぎ、小型化に不適となる。しか
も、合焦時におえる正レンズ群G12の移動量が大となる
ため、この正レンズ群G12を通る各光線の入射高(光軸
からの高さ)の変化が大きくなる。この結果、収差の変
動が発生するので、良好な結像性能の達成が困難とな
る。反対に条件式(1)の下限を越えると、合焦群とし
ての正レンズ群G12の屈折力が強くなり、これにより発
生する収差が大きくなる。特に、非点収差・像面の曲が
りの変動が大となり、高次収差も発生するため、良好な
る合焦性能が得られないばかりか、レンズ全体の結像性
能が著しく劣化する。なお、より良好な結像性能を達成
するには、条件式(1)の上限値を2.3とし、下限値を
1.4とすることがより好ましい。
【0024】 さて、固定レンズ群G1を正正負のレンズ群で構成した
場合には、負レンズ群G13はG1中でただ一つの負の屈折
力を持つレンズ群となり、この負レンズ群G13では、正
レンズ群G11及びG12で発生する負の球面収差を相殺させ
るために、正の球面収差を発生させている。これによ
り、固定レンズ群G1全体で発生する球面収差を小さく抑
えることを可能としており、収差補正上において有利な
構成となっている。
【0025】 また、正レンズ群G11及び正レンズ群G12によりペッツ
バール和の値が大きく正となるが、これとは逆の傾向を
持つペッツバール和の値が負となる負レンズ群G13によ
り全体としてのペッツバール和をバランス良く小さくす
ることができる。これにより、像面湾曲を始めとして収
差補正上において有効となる。
【0026】 また、前述の如く、正レンズ群G12を光軸に沿って移
動して合焦を行なう時には、負レンズ群G13の負の屈折
力が強いほど、一定の物点距離に対する正レンズ群G12
の移動量が小さくなり、レンズ全長の短縮すなわち小型
化を図ることができる。
【0027】 このように、負レンズ群G13は収差補正上有効である
ばかりでなく、レンズの小型化にも有効である。
【0028】 そこで、条件式(2)は、正の屈折力を持つ固定レン
ズ群G1とこのレンズ群G1中の負レンズ群G13とに関する
屈折力配分について規定するものである。 条件式(2)の上限を越えると、負レンズ群G13の屈
折力が過大となりすぎて、収差バランスが崩れるばかり
でなく、固定レンズ群G1の主点が物体側へ変移するた
め、変倍率としての第2レンズ群G2との空気間隔が狭ま
り、所望の変倍比を得ることが困難となる。
【0029】 条件式(2)の下限を越えると、上述の如く、負レン
ズ群G13における正の球面収差を発生させる作用及び負
のペッツバール和を発生させる作用も小さくなり、収差
バランスが崩れ、諸収差の補正が困難となる。しかも、
一定の物点距離に対する合焦群としての正レンズ群G12
の移動量を小さくする効果も弱まり、レンズ系の大型化
を招くため好ましくない。なお、より良好な結像性能を
達成するには、条件式(2)の下限値を−3.2とするこ
とがより好ましい。
【0030】 条件式(3)は、正の屈折力を持つ固定レンズ群G1を
構成するレンズ群の内、正レンズ群G11と正レンズ群G12
の最適な屈折力配分について規定したものである。
【0031】 一般に、ある一つの正の屈折力を持つレンズに対し
て、二つの正の屈折力を持つレンズを組み合わせて、等
しい正の屈折力となるように構成する時、ほぼ均等に正
の屈折力を分担せしめれば、発生する球面収差を最小と
することができることが収差論により知られており、ま
た諸収差の補正上での自由度も増加するため、f11/f12
の値は1程度が望ましくなる。
【0032】 しかしながら、正レンズ群G12は合焦機能を有してい
るので光軸上を移動する際に、正レンズ群G12を通る各
光線の光軸からの高さ及び入射角は変動し、正レンズ群
G12による結像の倍率も変動する。このため、実際には
正レンズ群G12の屈折力がやや小さくなる屈折力配分と
することにより、無限遠から至近距離に至るまでの良好
な結像性能を得ることができる。そこで、正レンズ群G1
1と正レンズ群G12との最適な屈折力の比率の範囲を見出
したものが条件式(3)である。
【0033】 条件式(3)の上限を越えると、合焦群の正レンズ群
G12の屈折力が過大となり、合焦時における収差変動が
大きくなる。特に、高次の球面収差と非点収差が発生
し、また非点収差・像面の曲がりの変動も著しくなり、
良好な結像性能の達成は困難である。反対に条件式
(3)の下限を越えると、合焦時としての正レンズ群G1
2の屈折力は小さくなり、合焦時の移動量が大となって
全長が長くなるばかりでなく、この時の収差変動も大き
くなる。なお、より良好な結像性能を達成するには、条
件式(3)の下限値を0.5とすることがより好ましい。 さて、本発明による合焦方式は、固定レンズ群中の正
レンズ群G12を物体側へ移動させているが、この場合、
固定レンズ群中の最も物体側に位置する正レンズ群G11
とこの正レンズ群G11の像側に位置する正レンズ群G12と
により形成される空気間隔を適切に確保することが必要
である。
【0034】 すなわち、この空気間隔は、合焦のためのスペースの
確保と、各倍率状態での無限遠から至近距離に至るまで
の良好なる収差補正とを達成するために重要である。
【0035】 このため、本発明による合焦方式の効果は最大限に得
るためには、以下の条件式を満足することが望ましい。
【0036】 0.01<D/f1 <0.5 (4) 0.01<D/f12<0.3 (5) 但し、 D :無限遠状態における固定レンズ群G1での正レンズ群
G11と正レンズ群G12との間の空気間隔、 f1 :固定レンズ群G1の焦点距離、 f12:固定レンズ群G1中の正レンズ群G12の焦点距離、 である。
【0037】 条件式(4)の上限を越えると、正レンズ群G11と合
焦レンズ群G12との空気間隔が広くなり過ぎ、レンズ全
長が長くなるとともに、固定レンズ群中の最も物体側の
正レンズ群G11のレンズ径が大きくなるため、レンズ系
全体の小型化を図ることが困難となる。また、合焦に際
する、諸収差の変動、特に非点収差等の変動が大きくな
るため、良好なる結像性能が得られない。逆に、条件式
(4)の下限を越えると、正レンズ群G11と合焦レンズ
群G12との空気間隔が狭くなり過ぎ、合焦レンズ群G12が
合焦に際して移動するためのスペースを確保することが
困難となる。また、合焦時での諸収差の変動が大きくな
り、特に球面収差の変動が甚大となり、その結果、無限
遠から至近距離までの良好なる結像性能が得られない。
なお、無限遠から至近距離まで、より良好な結像性能を
達成するには、条件式(4)の上限値を0.15とし、下限
値を0.03とすることがより好ましい。
【0038】 条件式(5)は合焦レンズ群G12の焦点距離と、正レ
ンズ群G11と合焦レンズ群G12との空気間隔とに関する適
切な比率を規定するものである。条件式(5)の上限を
越えると、正レンズ群G11と合焦レンズ群G12との空気間
隔が大きくなり過ぎ、レンズ全長が長くなるとともに、
固定レンズ群中の最も物体側の正レンズ群G11のレンズ
径が大きくなるため、レンズ系全体の小型化を図ること
が困難となる。また、合焦レンズ群の焦点距離が短くな
るため、合焦に際する諸収差変動が大きくなり、特に非
点収差・像面の曲がりの変動が大きくなるので良好なる
結像性能が得られない。反対に条件式(5)の下限を越
えると、正レンズ群G11と合焦レンズ群G12の空気間隔が
狭くなり過ぎ、合焦レンズ群G12が合焦に際して移動す
るためのスペースを確保することが困難となるばかりで
なく、合焦時での諸収差の変動が大きくなり無限遠から
至近距離までの良好なる結像性能が得られない。また、
合焦レンズ群G12の焦点距離が長くなり、ある物点に対
する合焦に際する合焦レンズ群G12の移動量が大きくな
るので、正レンズ群G11と機械的に干渉する恐れがあ
る。なお、無限遠から至近距離まで、より良好な結像性
能を達成するには、条件式(5)の上限値を0.07とし、
下限値を0.03とすることがより好ましい。
【0039】 本発明の合焦方式を内蔵したズームレンズにおいて、
良好な結像性能を得るには、正の屈折力を有し最も物体
側に位置する固定レンズ群G1と、この固定レンズ群G1の
最も物体側に位置する正レンズ群G11との屈折力配分に
ついては 0.5≦f11/f1≦1.4 (6) を満たすことがより望ましい。
【0040】 条件式(6)の上限を越えると、固定レンズ群G1にお
いて適正な屈折力配分が崩れて、諸収差をバランス良く
補正することが困難となる。しかも、正レンズ群G11の
屈折力が固定レンズ群G1内で相対的に弱くなるため、正
レンズ群G11を通過する光線束は収斂の程度が弱まり、
この正レンズ群G11より像側に位置する各レンズ群のレ
ンズ径が大きくなる。その結果、レンズの大径化を招く
ため好ましくない。逆に条件式(6)の下限を越える
と、至近距離への合焦に際する収差変動が大きくなるた
め好ましくない。なお、無限遠から至近距離まで、より
良好な結像性能を達成するには、条件式(6)の下限値
を1とすることがより好ましい。
【0041】 また、広角端から望遠端にわたり、より優れた結像性
能を得るとともに、これと同時に無限遠から至近距離に
至るまでより良好なる合焦性能を得るためには、固定レ
ンズ群G1を構成する各々のレンズ群は以下の条件式
(7)〜(9)に示す形状を有することが望ましい。
【0042】 0.75≦q11≦2 (7) 0.9≦q12≦3 (8) −1.6≦q13≦3 (9) q11,q12,q13はそれぞれ正レンズ群G11、正レンズ群G1
2、負レンズ群G13の形状因子(シェイプファクター)を
示しており、この形状因子は、各レンズ群を構成する面
のうち、最も物体側の面の曲率半径をRa、最も像側の面
の曲率半径をRdとすると、
【0043】
【数5】 として定義される。但し、iは1〜3である。
【0044】 以下に(7)、(8)、(9)式を順に詳細に説明す
る。
【0045】 条件式(7)は、固定レンズ群の最も物体側の正レン
ズ群G11を構成するレンズの形状を規定するものであ
る。
【0046】 正レンズ群G11は、本発明の光学系において最も物体
側に位置する。このため、広角端よりも望遠端の方が後
方の変倍レンズ群による倍率が大きく、そして正レンズ
群G11により発生する収差が拡大される。従って、望遠
端での諸収差を小さく抑えるには、正レンズ群G11にお
いて発生する諸収差を、極力小さくしておくことが望ま
しい。
【0047】 条件式(7)の上限を越えると、望遠端において大き
な負の球面収差と像面の曲がりが発生し、非点収差とコ
マ収差も甚大となる。なお、より良好な結像性能を達成
するには、条件式(7)の上限値を1.1とすることがよ
り好ましい。
【0048】 逆に条件式(7)の下限を越えると、望遠端において
大きな負の球面収差が発生し、コマ収差も甚大となり、
ズーム域全体にわたり、大きな負の像面の曲がりが発生
し、さらには非点収差も甚大となる。
【0049】 なお、正レンズ群G11を1枚のレンズで構成する場合
は、レンズ材料に、蛍石等の特殊な超低分散ガラスを使
用すれば、G11において発生する色収差を小さくできる
ため優れた結像性能が得られる。この効果は、望遠端に
おいて顕著となる。また、正レンズ群G11を2枚以上の
レンズで構成する場合は、構成面数の増加とガラス選択
の自由度の増加により、(7)式に示す範囲よりもさら
に広い範囲、すなわち下限を0.65、上限を3までの範囲
で、良好なる性能が達成できる。
【0050】 条件式(8)は、合焦機能を有する正レンズ群G12を
構成するレンズの形状を示すものである。(8)式の上
限を越えると、望遠端において、正の球面収差と像面の
曲がりが発生し、非点収差も甚大となり、良好な結像性
能は得られない。なお、より良好な結像性能を達成する
には、条件式(8)の上限値を1.5とすることがより好
ましい。
【0051】 逆に(8)式の下限を越えると、望遠端において負の
球面収差と像面の曲がりが発生し、非点収差も甚大とな
り、良好な結像性能は得られない。
【0052】 条件式(9)は、固定レンズ群中の負レンズ群G13を
構成するレンズの形状を示すものである。(9)式の上
限を越えると、望遠端において、正の球面収差と像面の
曲がりが発生し、非点収差も甚大となり、良好な結像性
能は得られない。反対に(9)式の下限を越えると、望
遠端において、負の球面収差と像面の曲がりが発生し、
非点収差も甚大となり、良好な結像性能は得られない。
なお、より良好な結像性能を達成するには、条件式
(9)の上限値を1とし、下限値を−1.3とすることが
より好ましい。
【0053】 また、合焦時に、無限遠から至近距離に至るまで良好
な色収差補正を達成するためには、固定レンズ群G1を構
成するレンズ群の内、合焦機能を有する正レンズ群G12
を少なくとも1枚ずつ正レンズと負レンズで構成し、そ
の両者のレンズを構成する硝材のアッベ数νd及びνg
のうち、大きいものから小さいものを引いた差をそれぞ
れΔνd,Δνgとすると、 20≦Δνd≦70 (10) 20≦Δνg≦60 (11) を満たすことが望ましい。
【0054】 但し、アッベ数νd及びνgは次式にて定義される。
【0055】
【数6】 nd:d線(587.6nm)による硝材の屈折率、 nF:F線(486.1nm)による硝材の屈折率、 nc:c線(656.3nm)による硝材の屈折率、 ng:g線(435.8nm)による硝材の屈折率、 である。
【0056】 条件式(10)及び(11)の上限を越えると、至近距離
への合焦時において色収差が補正過剰となり、逆に条件
式(10)及び(11)の下限を越えると、至近距離への合
焦時での色収差が補正不足となる。したがって、上限及
び下限を越えたいずれの場合にも無限遠から至近距離に
至るまで良好な結像性能は得られない。なお、より良好
な結像性能を達成するには、条件式(10)の上限値を5
0、下限値を30とし、条件式(11)の上限値を41、下限
値を25とすることがより好ましい。
【0057】 特に、望遠のレンズに適用する場合には、合焦時とし
ての正レンズ群G12を構成するレンズ材料に、蛍石のご
とき特殊低分散硝材を使用すれば、優れた色収差補正が
達成できる。
【0058】 以上の如き本発明による合焦方式を有するズームレン
ズとしては、物体側より順に、正の屈折力を持つ第1レ
ンズ群G1(固定レンズ群)と、変倍機能を有し負の屈折
力を持つ第2レンズ群(変倍レンズ群)G2と、変倍によ
り変動する像面位置を補償する機能を有し正の屈折力を
持つ第3レンズ群G3と、結像機能を有し正の屈折力を持
つ第4レンズ群G4とを有し、 第1レンズ群G1は、物体側より順に、正の屈折力を持つ
正レンズ群G11と、正の屈折力を持つ正レンズ群G12と、
負の屈折力を持つ負レンズ群G13とを有し、 変倍に際して、第1レンズ群G1の内部の正レンズ群G12
を物体側に移動させる構成とすることがより望ましい。
【0059】 このとき、変倍時に、良好な性能を維持するために
は、正の屈折力を持つ第1レンズ群(固定レンズ群)G1
と負の屈折力を持つ第2レンズ群G2とに関する適切な屈
折力配分が極めて重要である。そのため、第1レンズ群
G1の焦点距離をf1とし、負の屈折力を持つ第2レンズ群
G2の焦点距離をf2とするとき、以下の条件式(12)を満
足することがより好ましい。
【0060】 −5.5≦f1/2f≦−4.0 (12) 条件式(12)の上限を越えると、変倍群としての第2
レンズ群の屈折力が弱くなり、レンズ系全体としては、
球面収差が補正不足となり、ペッツバール和も正方向へ
変移し、しかも像面のまがりも大きくなる。また、変倍
時における第2レンズ群の移動量も大となり、レンズの
小型化に不適である。逆に条件式(12)の下限を越える
と、変倍群である第2レンズ群の屈折力が強くなり、レ
ンズ系全体としては、球面収差が補正過剰となり、ペッ
ツバール和も負方向へ変移し、しかも像面のまがりも大
きくなる。なお、より良好な結像性能を達成するには、
条件式(12)の下限値を−4.3とすることがより好まし
い。
【0061】 さらに、第1レンズ群G1を正正負の群で構成した場
合、この第1レンズ群G1を構成するレンズ群のうち、た
だ一つ負の屈折力を有する負レンズ群G13に関する屈折
力配分も重要であって、特に以下の条件式(13)に示す
負レンズ群G13と変倍群である第2レンズ群とに関する
適切な屈折力配分を満足することが好ましい。
【0062】 7≦f13/f2≦20 (13) この理由として、負レンズ群G13と変倍群である第2
レンズ群とは、光学系内で隣接して位置しているが、変
倍時に両者の距離が変化し、何れも光線束(軸上光線束
及び軸外光線束)が通過する高さ(入射高)及び角度
(入射角)の変化が非常に大きく、変倍時でのレンズ系
全体の収差変動への寄与が非常に大きいためである。す
なわち、負レンズ群G13には、正レンズ群G1,G2の2つの
レンズ群により収斂作用を受けた光線束(軸上光線束及
び軸外光線束)が入射するため、この光線束が光軸とな
す角(あるいは入射角)も比較的大きく、その変化は変
倍時及び合焦時において大きくなるので収差変動が甚大
となる。また、負レンズ群G13は、入射瞳位置から離れ
ているため、負レンズ群G13での光線束(軸上光線束及
び軸外光線束)が入射する光軸からの高さ(入射高)も
大きく、変倍時及び合焦時での入射高の変化も大きくな
るので収差変動が甚大となる。このため、負レンズ群G1
3では収差が発生し易く、これを強い屈折力とすること
は収差補正上において過大な負荷となる。
【0063】 一方、変倍群としての第2レンズ群G2は光線束が光軸
となす角(あるいは入射角)は比較的大きく、変倍時及
び合焦時でのその変化も大きいのは正レンズ群G11と同
様である。しかし、この第2レンズ群G2を通過する光線
束(軸上光線束及び軸外光線束)高さ(入射高)は、負
レンズ群G13に比べ小さく、変倍時及び合焦時でのその
変化も小さい。すなわち、第2レンズ群G2を通過する光
線束の通る高さを主光線の高さで代表させて考えると、
これは、負レンズ群G13を通過する主光線の高さに比し
て約1/3〜約1/10程度とかなり小さく、変倍時及び合焦
時でのその変化も小さい。その結果、第2レンズ群G2を
強い屈折力で構成することができる。
【0064】 条件式(13)は、この時の負レンズ群G13と第2レン
ズ群G2とに関する適正な収差の負担を示すものである。
条件式(13)の上限を越えると、第2レンズ群G2で発生
する収差が甚大となる。特に過大な正の球面収差、負の
ペッツバール和が発生し、また変倍時の収差変動も甚大
となって、良好な結像性能は得ることができない。逆に
条件式(13)の下限を越えると、負レンズ群G13で発生
する収差か甚大となる。特に、正の球面収差と負のペッ
ツバール和が発生し、像面の曲がりも甚大となり、良好
な結像性能が得られない。なお、より良好な結像性能を
達成するには、条件式(13)の上限値を13とすることが
より好ましい。
【0065】
【実施例】
以下に、本発明による各実施例を説明する。各実施例
とも基本的には図1に示す如き本発明の第1実施例のズ
ームレンズと同様なレンズ構成を有している。すなわ
ち、各実施例のズームレンズとも図1に示す如く、物体
側より順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1(固定レ
ンズ群)と、変倍機能を有し負の屈折力を持つ第2レン
ズ群G2(変倍レンズ群)と、この第2レンズ群G2による
変倍により変動する像面位置を補償する機能を有し正の
屈折力を持つ第3レンズ群G3と、結像機能を有し正の屈
折力を持つ第4レンズ群G4とを有している。そして、固
定レンズ群としての第1レンズ群G1は、物体側より順
に、正の屈折力を持つ正レンズ群G11(正レンズ成分)
と、合焦機能を有する正の屈折力を持つ正レンズ群(正
レンズ成分)G12と、負の屈折力を持つ負レンズ群G13
(負レンズ成分)とを有している。
【0066】 この様なレンズ構成において、各実施例とも、広角端
から望遠端への変倍時には、変倍群の第2レンズ群が像
側へ直線状の軌跡を描きながら移動し、像面補正群の第
3レンズ群は像側に凸(Uターン)の軌跡を描きながら
移動する。また、各実施例とも、各倍率状態において、
無限遠から至近距離への合焦時には、図1に示す如く、
第1レンズ群G1の内部の正レンズ群(正レンズ成分)G1
2が物体側へ移動する。
【0067】 なお、各実施例とも、開口絞りS1が第4レンズ群G4の
物体側に、固定絞りS2が第4レンズ群内部にそれぞれ配
置されている。
【0068】 次に、各実施例毎のレンズ構成について説明する。
【0069】 図1は本発明による第1実施例のレンズ構成図及び光
路図を示している。本実施例のズームレンズは、100〜3
00まで可変な焦点距離fと、4.5のFナンバーを有して
いる。
【0070】 図示の如く、第1レンズ群(固定レンズ群)は、物体
側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなる正レンズ
成分(正レンズ群)G11と、物体側に凸面を向けた負メ
ニスカスレンズと、これに接合されて物体側により強い
曲率の面を向けた正レンズとからなり合焦機能を有する
正レンズ成分(正レンズ群)G12と、像側により強い曲
率の面を向けた負レンズと、これに接合されて物体側に
凸面を向けた正メニスカスレンズとからなる負レンズ成
分(負レンズ群)G13とから構成されている。
【0071】 変倍群としての第2レンズ群G2は、両凹形状の負レン
ズと、同じく両凹形状の負レンズと、これに接合されて
物体側に凸面を向けた正レンズとから構成されている。
【0072】 像面補正群としての第3レンズ群G3は、両凸形状の正
レンズと、これに接合されて像側に凸面を向けた負メニ
スカスレンズとから構成されている。
【0073】 結像機能を有する第4レンズ群G4は、物体側により強
い曲率の面を向けた正レンズと、両凹形状の負レンズ
と、両凸形状の正レンズと、像側に凸面を向けた負メニ
スカスレンズとから構成されている。
【0074】 さて、第2実施例のズームレンズは、第1実施例と同
様に、100〜300まで可変な焦点距離fと、4.5のFナン
バーを有している。第2実施例のレンズ構成図及び光路
図を示す図3から分かる如く、本実施例では、先に説明
した第1実施例と第2〜第4レンズ群まで同様なレンズ
形状を有しているものの、第1レンズ群G1の負レンズ成
分(負レンズ群)G13群を像側により強い曲率の面を向
けた負レンズで構成しているため、第1レンズ群G1中の
各群の屈折力、形状等も僅かに異なっている。
【0075】 第3実施例のズームレンズは、第1及び第2実施例と
比べて、望遠側に焦点距離を伸ばしたものであり、135
〜405まで可変な焦点距離fと、5.6のFナンバーを有し
ている。第3実施例のレンズ構成図及び光路図を示す図
5から分かる如く、本実施例のズームレンズは、基本的
には第2実施例と同様なレンズ構成を有している。
【0076】 なお、以上の第1〜第3実施例においては、色収差を
より良好に補正するために、超低分散硝材を、正レンズ
成分(正レンズ群)G11を構成する正メニスカスレンズ
と、合焦機能を有する正レンズ成分(正レンズ群)G12
中の正レンズと、第4レンズ群G4の最も物体側の正レン
ズに適用している。
【0077】 第4実施例のズームレンズは、100〜300まで可変な焦
点距離fと、4.5のFナンバーを有している。第2実施
例のレンズ構成図及び光路図を示す図6から分かる如
く、本実施例では、基本的には、第2及び第3実施例と
同様なレンズ構成を有しているが、第1レンズ群G1の最
も物体側の正レンズ成分G11は、両凸形状の正レンズと
これに接合されて物体側により強い曲率の面を向けた負
レンズとからなる接合レンズで構成されている。
【0078】 なお、本実施例では、色収差をより良好に補正するた
めに、超低分散硝材を、正レンズ成分(正レンズ群)G1
1中の正メニスカスレンズと、合焦機能を有する正レン
ズ成分(正レンズ群)G12中の正レンズと、第4レンズ
群G4の最も物体側の正レンズに適用している。
【0079】 第5実施例のズームレンズは、100〜300まで可変な焦
点距離fと、4.5のFナンバーを有している。第5実施
例のレンズ構成図及び光路図を示す図8から分かる如
く、本実施例では、基本的には、第4実施例と同様なレ
ンズ構成を有しているが、第1レンズ群G1の最も物体側
の正レンズ成分G11を構成する接合レンズの正レンズと
負レンズとの配置が第4実施例とは逆になっている。す
なわち、正レンズ成分G11は、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズとこれに接合されて物体側により強い
曲率の面を向けた正レンズとで構成されている。
【0080】 なお、本実施例では、色収差をより良好に補正するた
めに、超低分散硝材を、合焦機能を有する正レンズ成分
(正レンズ群)G12中の正レンズと、第4レンズ群G4の
最も物体側の正レンズに適用している。
【0081】 第6実施例のズームレンズは、100〜300まで可変な焦
点距離fと、4.5のFナンバーを有している。第6実施
例のレンズ構成図及び光路図を示す図10から分かる如
く、本実施例では、基本的には、第1実施例とほぼ類似
したレンズ構成を有しているが、第1レンズ群G1の1部
を構成する負レンズ成分G13を1枚の負レンズで構成し
ている。このため、第1レンズ群を構成する各レンズ成
分の屈折力及び形状も異なっている。
【0082】 第7実施例のズームレンズは、100〜300まで可変な焦
点距離fと、4.5のFナンバーを有している。第7実施
例のレンズ構成図及び光路図を示す図12から分かる如
く、本実施例では、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3に
ついて第2実施例とほぼ類似したレンズ構成を有してい
るが、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4とが異なる。
【0083】 第2レンズ群G2は、両凹形状の負レンズとこれと接合
されて物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとから
なる接合レンズと、両凹形状の負レンズとこれに接合さ
れて物体側により強い曲率の面を向けた正レンズとから
なる接合レンズより成っている。
【0084】 また、第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メ
ニスカスレンズと、正レンズと、負レンズと、像側に凸
面を向けた負レンズと、両凸形状の正レンズとから成っ
ている。
【0085】 第8実施例のズームレンズは、100〜300まで可変な焦
点距離fと、4.5のFナンバーを有している。第8実施
例のレンズ構成図及び光路図を示す図14から分かる如
く、本実施例では、基本的には、第7実施例とほぼ類似
したレンズ構成を有しているが、第2レンズ群G1の最も
物体側の接合レンズ成分を構成する正レンズと負レンズ
との配置が第7実施例とは逆になっている。
【0086】 なお、第7及び第8実施例では、色収差をより良好に
補正するために、超低分散硝材を、正レンズ成分(正レ
ンズ群)G11を構成する正メニスカスレンズと、合焦機
能を有する正レンズ成分(正レンズ群)G12中の正レン
ズとに適用している。
【0087】 第9実施例のズームレンズは、第1実施例と比べて、
望遠側に焦点距離を伸ばしたものであり、135〜405まで
可変な焦点距離fと、5.6のFナンバーを有している。
第2実施例のレンズ構成図及び光路図を示す図16から分
かる如く、本実施例のズームレンズは、基本的には第1
実施例と同様なレンズ構成を有している。
【0088】 なお、本実施例では、色収差をより良好に補正するた
めに、超低分散硝材を、正レンズ成分(正レンズ群)G1
1を構成する正メニスカスレンズと、第4レンズ群G4の
最も物体側の正レンズに適用している。
【0089】 さて、以下の表1〜9にはそれぞれ本発明における各
実施例の諸元を掲げる。 以下の表1〜表9において左端の数字は物体側からの
順序を表し、rは曲率半径、dはレンズ面間隔、νはア
ッベ数(νd)、アッベ数νの下の括弧内の数字はアッ
ペ数νg、nはd線(λ=587.6nm)における屈折率、
fは全系の焦点距離、FNはFナンバー、D0は被撮影物体
からレンズの第1面までの距離、βは近距離撮影倍率を
表している。
【0090】 また、表10において、本発明による各実施例の条件対
応数値表を掲げる。
【0091】
【表1】
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】
【0094】
【表4】
【0095】
【表5】
【0096】
【表6】
【0097】
【表7】
【0098】
【表8】
【0099】
【表9】
【0100】
【表10】
【0101】 図2A、図4A、図6A、図8A、図10A、図12A、図14A、図1
6A、図18Aには、それぞれ順に本発明による第1実施例
乃至第9実施例における無限遠合焦状態での諸収差を示
しており、各図の(a)には広角端、(b)には望遠端
での諸収差図を示している。
【0102】 また、図2B、図4B、図6B、図8B、図10B、図12B、図14
B、図16B、図18Bには、本発明による第1実施例乃至第
9実施例における近距離合焦状態での諸収差を示してお
り、各図の(a)には広角端、(b)には望遠端での諸
収差図を示している。
【0103】 そして、各収差図中のdはd線(587.6nm)、gはg
線(435.8nm)による収差曲線を示しており、非点収差
図中の点線はメリジオナル像面、実線はサジタル像面を
示している。
【0104】 色収差図の比較より、広角端から望遠端にわたり諸収
差が良好に補正されているのみならず、全ての変倍域に
おいて無限遠から至近距離まで諸収差が極めて良好に補
正されていることが分かる。
【0105】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、新規な内部合焦方式によ
って、レンズ系をコンパクトにしながらも、迅速な合焦
が可能となり、しかも、広角端から望遠端にわたる全て
の変倍域において無限遠から至近距離まで諸収差が極め
て優れた結像性能を有するズームレンズが達成できる。
【0106】 また、最も物体側および像側のレンズを固定とするこ
とができるので、気密構造を取ることも容易であって、
耐久性に優れた構造とすることができる。
【0107】 尚、本発明の実施例に示した如き4群構成のズームレ
ンズとすれば、光学系中の開口絞りS1を第4レンズ群の
前方に固定して置けるため、射出瞳位置を固定とするこ
とができ、カメラ本体側で測光、オートフォーカスの動
作を行なう上で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による第1実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図2A】 本発明による第1実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図2B】 本発明による第1実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図3】 本発明による第2実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図4A】 本発明による第2実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図4B】 本発明による第2実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図5】 本発明による第3実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図6A】 本発明による第3実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図6B】 本発明による第3実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図7】 本発明による第4実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図8A】 本発明による第4実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図8B】 本発明による第4実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図9】 本発明による第5実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図10A】 本発明による第5実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図10B】 本発明による第5実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図11】 本発明による第6実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図12A】 本発明による第6実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図12B】 本発明による第6実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図13】 本発明による第7実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図14A】 本発明による第7実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図14B】 本発明による第7実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図15】 本発明による第8実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図16A】 本発明による第8実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図16B】 本発明による第8実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【図17】 本発明による第9実施例のレンズ構成図及び光路図。
【図18A】 本発明による第9実施例における無限遠合焦状態での諸
収差図。
【図18B】 本発明による第9実施例における近距離合焦状態での諸
収差図。
【主要部分の符号の説明】
G2……第2レンズ群(変倍レンズ群) G3……第3レンズ群(像面補償レンズ群) G4……第4レンズ群(結像レンズ群) G11……固定レンズ群中の第1の正レンズ群 G12……固定レンズ群中の第2の正レンズ群(合焦レン
ズ) G13……固定レンズ群中の負レンズ群

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最も物体側に配置された固定レンズ群と、
    該固定レンズ群より像側に配置されて変倍に際して光軸
    に沿って移動可能な変倍レンズ群と、該変倍レンズ群に
    よる変倍により変動する像面位置を補償する補償レンズ
    群と、結像レンズ群とを有するズームレンズにおいて、 前記固定レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を持
    つ第1の正レンズ群と、 正の屈折力を持つ第2の正レンズ群と、負の屈折力を持
    つ負レンズ群とを有し、 合焦に際して、前記第2の正レンズ群を光軸方向へ移動
    させることを特徴とする内部合焦式のズームレンズ。
  2. 【請求項2】前記固定レンズ群の焦点距離をf1とし、前
    記固定レンズ群を構成する物体側からi番目のレンズ群
    の焦点距離をf1iとするとき、 1≦f12/f1 ≦5 (1) −5≦f13/f1 ≦1.6 (2) 0.3≦f11/f12≦1 (3) の諸条件を満足することを特徴とする請求項1記載の内
    部合焦式のズームレンズ。
  3. 【請求項3】無限遠状態における前記固定レンズ群中の
    前記第1の正レンズ群と前記第2の正レンズ群との間の
    空気間隔をDとし、前記固定レンズ群の焦点距離をf1と
    するとき、 0.01<D/f1<0.5 (4) を満足することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の内部合焦式のズームレンズ。
  4. 【請求項4】無限遠状態における前記固定レンズ群中の
    前記第1の正レンズ群と前記第2の正レンズ群との間の
    空気間隔をDとし、前記固定レンズ群中の前記第2の正
    レンズ群の焦点距離をf12とするとき、 0.01<D/f12<0.3 (5) を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
    れか一項記載の内部合焦式のズームレンズ。
  5. 【請求項5】前記固定レンズ群の焦点距離をf1とし、前
    記固定レンズ群中の前記第1の正レンズ群の焦点距離を
    f11とするとき、 0.5≦f11/f1≦1.4 (6) を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
    れか一項記載の内部合焦式のズームレンズ。
  6. 【請求項6】前記固定レンズ群中の前記第1の正レンズ
    群のシェイプファクターをq11、前記第2の正レンズ群
    のシェイプファクターをq12、前記負レンズ群のシェイ
    プファクターをq13とするとき、 0.75≦q11≦2 (7) 0.9≦q12≦3 (8) −1.6≦q13≦3 (9) の諸条件を満足することを特徴とする請求項1乃至請求
    項5の何れか一項記載の内部合焦式のズームレンズ。 ただし、前記固定レンズ群を構成する物体側からi番目
    のレンズ群のシェイプファクターq1iは、各レンズ群を
    構成する面のうち最も物体側の面の曲率半径をRa,最も
    像側の面の曲率半径をRbとするとき、 【数1】 で定義される(但しiは1〜3である)。
  7. 【請求項7】前記固定レンズ群中の第2の正レンズ群
    は、少なくとも1枚ずつの正レンズと負レンズとから構
    成され、該正レンズおよび該負レンズを構成する硝材の
    アッベ数νdおよびνgのうち、大きいものから小さい
    ものを引いた差をそれぞれΔνd,Δνgとするとき、 20≦Δνd≦70 (10) 20≦Δνg≦60 (11) を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項6記載
    の内部合焦式のズームレンズ。 ただし、前記アッベ数νdおよびνgは、次式にて定義
    される。 【数2】 nd:d線(587.6nm)による硝材の屈折率、 nF:F線(486.1nm)による硝材の屈折率、 nc:c線(656.3nm)による硝材の屈折率、 ng:g線(435.8nm)による硝材の屈折率、 である。
  8. 【請求項8】物体側より順に、正の屈折力を有する第1
    レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の
    屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第
    4レンズ群とを有し、 前記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を持
    つ第1の正レンズ群と、 正の屈折力を持つ第2の正レンズ群と、負の屈折力を持
    つ負レンズ群とを有し、 合焦に際して、前記第2の正レンズ群を光軸方向へ移動
    させることを特徴とする内部合焦式のズームレンズ。
  9. 【請求項9】前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第
    2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、 −5.5≦f1/f2≦−4.0 (12) を満足することを特徴とする請求項8記載の内部合焦式
    のズームレンズ。
  10. 【請求項10】前記第1レンズ群中の前記負レンズ群の
    焦点距離をf13とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2
    とするとき、 7≦f13/f2≦20 (13) を満足することを特徴とする請求項9記載の内部合焦式
    のズームレンズ。
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