JP3229473B2 - チップ抵抗器の製造方法 - Google Patents

チップ抵抗器の製造方法

Info

Publication number
JP3229473B2
JP3229473B2 JP33046793A JP33046793A JP3229473B2 JP 3229473 B2 JP3229473 B2 JP 3229473B2 JP 33046793 A JP33046793 A JP 33046793A JP 33046793 A JP33046793 A JP 33046793A JP 3229473 B2 JP3229473 B2 JP 3229473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
resistor
alumina substrate
forming
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33046793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07192901A (ja
Inventor
祐伯  聖
英雄 小林
芳宏 別所
峰広 板垣
靖彦 箱谷
康人 礒崎
あゆみ 須山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP33046793A priority Critical patent/JP3229473B2/ja
Publication of JPH07192901A publication Critical patent/JPH07192901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3229473B2 publication Critical patent/JP3229473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Adjustable Resistors (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として高密度実装技
術を要求される電子機器に使用するチップ抵抗器の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ抵抗器の絶縁基板として分
割用スリットが形成された96%アルミナ基板を用い、
この絶縁基板上に電極、抵抗体および保護膜を形成し、
その後チップサイズに分割し、チップ両側面に端面電極
を形成する製造方法が採用されていた。
【0003】上記の製造方法により得られる従来のチッ
プ抵抗器の構造体においては、チップ抵抗器の抵抗体で
発生する熱は両側面部の端面電極から回路基板への熱伝
達によって放熱する形態となって高電力でチップ抵抗器
を用いることに限界があり、これに対処するためにはチ
ップ抵抗器のサイズを大きくせざるを得ないといった問
題があった。
【0004】上記従来の問題点を解決する方法として、
図5に示すように、チップ抵抗器の絶縁基板の下面中央
部に良熱伝導膜を形成したチップ抵抗器の構造体が提案
されている(実開昭64−6006号公報)。
【0005】以下、図5を参照しながら上述した従来の
放熱対策が施されたチップ抵抗器の製造方法およびチッ
プ抵抗器の一例について、その概略を説明する。
【0006】まず、絶縁基板としては、あらかじめ分割
用スリットが形成された96%アルミナ焼結基板1が用
いられる。この絶縁基板1上に複数個のチップ抵抗器に
相当する電極3、抵抗体4および保護膜5を各々形成す
る。さらに、抵抗体4を形成した絶縁基板1の裏面に良
熱伝導膜12を形成する。その後、分割用スリットに沿
って、個別のチップ抵抗器に分割し、チップ側面に端面
電極8を形成して、図5に示すように、絶縁基板1の上
面には上面電極3、抵抗体4および保護膜5、両側面に
は端面電極8、下面には良熱伝導膜12が形成されたチ
ップ抵抗器の構造体を得るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たチップ抵抗器の製造方法および構造体において以下に
示すいくつかの課題がある。
【0008】第1は、分割用スリットが形成された96
%アルミナ基板を絶縁基板として用いることである。
【0009】アルミナ基板に設けられた分割用スリット
はあらかじめ焼成後の収縮を考慮して基板焼成前に形成
されるが、焼成後の寸法バラツキが大きいために、チッ
プ抵抗器を製造する際に寸法バラツキを考慮した電極、
抵抗体および保護膜を多数用意しなければならない。
【0010】また、電極、抵抗体および保護膜の印刷時
において、分割用スリットに印刷パタ−ンが重なるとき
にはぺ−ストのスリットへの流れこみが起こり、高精度
な印刷が得られない。
【0011】第2は、絶縁基板の下面の中央部に良熱伝
導膜を形成した構造である。
【0012】前記構造では、チップ抵抗器を回路基板に
実装する際に良熱伝導膜に半田が接触して所望の抵抗値
を得られない可能性がある。
【0013】また、絶縁基板の下面に良熱伝導膜が形成
され、抵抗体との間に距離があるため、絶縁基板の上面
の抵抗体で発生する熱の放熱性が不十分である。
【0014】その結果、チップ抵抗器の製造方法におい
て絶縁基板の寸法バラツキに起因する管理コストの増
大、チップ抵抗器の構造において放熱性に起因するチッ
プ抵抗器の性能劣化など多くの課題を有していた。
【0015】本発明は上記課題に鑑み、チップ抵抗器を
寸法精度よく製造し、かつ、信頼性能の高いチップ抵抗
器を得ることのできるチップ抵抗器の製造方法とその構
造体であるチップ抵抗器を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のチップ抵
抗器の製造方法は、アルミナ基板の表面に、電極、抵抗
体および保護膜を形成し、裏面に前記アルミナ基板より
硬度の低い絶縁体層を形成する工程と、この工程の後に
前記絶縁体層に所望サイズの分割溝を形成してチップ片
に分割する工程とを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の第2のチップ抵抗器の製造方法
は、アルミナ基板の表面に、アルミナ基板より熱伝導率
の高い絶縁体層を形成し、この絶縁体層上に電極、抵抗
体および保護膜を形成し、裏面に前記アルミナ基板より
硬度の低い絶縁体層を形成する工程と、この工程の後に
前記硬度の低い絶縁体層に所望サイズの分割溝を形成し
てチップ片に分割する工程とを含むことを特徴とする。
【0018】
【0019】
【作用】本発明の製造方法によれば、アルミナ基板上に
抵抗体、保護膜等を形成した後に所望のチップサイズに
分割溝を形成してチップ片に分割することが可能とな
り、チップ抵抗器の製造管理コストの低減とともにその
寸法精度の向上が図れる。
【0020】さらに、アルミナ基板の裏面にそのアルミ
ナ基板より低硬度の絶縁体層を形成し、その絶縁体層を
有する面に分割溝を形成することで、これに用いる装置
の加工刃の寿命が大幅に延びて製造コストの低減が図れ
る。
【0021】また、本発明の方法により製造されたチッ
プ抵抗器は、抵抗体の下面に熱伝導率の高い絶縁体層を
形成し、その絶縁体層を端面電極に接続した構造である
ために、高電力でチップ抵抗器を用いる場合においても
抵抗体で発生する熱の放熱性が良好となり、信頼性能の
高いチップ抵抗器が実現できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例のチップ抵抗器の製
造方法について、図面を参照しながら説明する。
【0023】まず、図1、図2を用いて本発明の第1の
実施例を説明する。
【0024】まず、96%アルミナ焼結基板1の裏面に
絶縁ぺ−ストをスクリ−ン印刷し、ベルト炉によって9
00℃の温度で、ピーク時間10分、IN−OUT時間
60分のプロファイルによって焼成し、低硬度の絶縁体
層2Aを形成する工程を行った。絶縁体ペ−ストは、無
機成分としてホウ珪酸鉛ガラス粉体とアルミナ焼結基板
に用いるアルミナ粉体とを混合した粉体を用い、それ
に、エチルセルロ−スをタピ−ネオ−ルに溶かしたビフ
ィクルを混合して得た。ガラスとアルミナの混合比率は
40/60、50/50、60/40、100/0の4
種類とした。焼成後の絶縁体層2Aの厚みを測定したと
ころ約40μmであった。
【0025】次に前記低硬度の絶縁体層2Aを形成した
アルミナ基板1の表面にAg/Pd系の電極ペーストを
スクリーン印刷し、ベルト炉によって850℃の温度
で、ピーク時間6分、IN−OUT時間45分のプロフ
ァイルによって焼成し、上面電極3を形成する工程を行
った。
【0026】次に、この上面電極3を覆うようにRuO
2 系抵抗ペーストをスクリーン印刷し、ベルト炉によっ
て850℃の温度で、ピーク時間6分、IN−OUT時
間45分のプロファイルによって焼成し、抵抗体4を形
成する工程を行った。
【0027】次に、この抵抗体4保護のために、抵抗体
4を完全に覆うようにガラスペーストをスクリーン印刷
し、ベルト炉によって600℃の温度で、ピーク時間6
分、IN−OUT時間45分のプロファイルによって焼
成し、保護膜5を形成する工程を行った。
【0028】次に、個別のチップ抵抗器に分割するため
の準備工程として、アルミナ基板1よりも硬度が高く、
かつ、鋭利な角度形状を有する加工刃により縦方向及び
横方向の分割溝6を形成する工程を行った。加工方法
は、刃先が130°の角度で算盤珠形状を有するダイヤ
モンド製の回転加工刃を用いて0. 5〜1. 0kg/cm2
の圧力を刃先に加え、基板表面に刃先を回転させながら
加工した。評価基板として、抵抗体4が形成されている
アルミナ基板1面に分割溝6を形成したものとアルミナ
基板1上に形成した低硬度の絶縁体層2A面に分割溝6
を形成したものとの2種類作成し、個片に分割して寸法
精度を測定した結果、どちらも寸法精度の良いものであ
った。また、分割溝6の形成は低硬度の絶縁体層2Aを
形成した面に行う方が、加工刃の寿命が大幅に伸びるこ
とがわかった。これは、低硬度の絶縁体層2Aを構成す
る材料がアルミナ焼結基板材料に用いるアルミナとガラ
スとの混合物であるため、その絶縁体層2Aはアルミナ
より低硬度のガラスを含むことにより硬度が低く、これ
により加工刃の摩耗が小さくなると考える。
【0029】次に、端面電極8を形成するための準備工
程として、横方向の分割溝6に沿って、アルミナ基板1
を短冊状に分割し、短冊状基板7を得る一次分割工程を
行った。
【0030】次に、この短冊状基板7の側面に、前記上
面電極3の一部を覆うように厚膜Agペーストを塗布
し、ベルト炉を用いて600℃の温度で、ピーク時間6
分、IN−OUT時間45分のプロファイルによって焼
成し、端面電極8を形成する工程を行った。
【0031】次に、この短冊状基板7にメッキを施すた
めの準備工程として、端面電極8を形成した短冊状基板
7を、縦方向の分割溝6に沿って、チップ片9に分割す
る二次分割工程を行った。
【0032】最後に、露出している前記上面電極3と端
面電極8の半田付け時に起こる電極食割れの防止および
半田付け時の信頼性確保のため、電解メッキによってN
i、Sn−Pbのメッキ膜10を形成する工程を行っ
た。
【0033】このようにして得られたチップ抵抗器は、
アルミナ基板1上に電極3、抵抗体4及び保護膜5を形
成した後に所望のチップサイズに分割溝6を形成して分
割するので、寸法精度の高いものが得られる。また、ア
ルミナ基板1の裏面に形成した低硬度の絶縁体層2Aを
備えた面に分割溝6を形成する方法を採ることにより、
これに用いる装置の加工刃の寿命が大幅に延びて低コス
トに製造できる。
【0034】本発明の第2の実施例について図3、図4
を用いて説明する。
【0035】まず、96%アルミナ基板1の表面に高熱
伝導用絶縁ぺ−ストをスクリ−ン印刷し、乾燥後、裏面
に低硬度用絶縁ペーストを印刷し、乾燥後、ベルト炉に
よって1000℃の温度で、ピーク時間10分、IN−
OUT時間60分のプロファイルによって焼成し、高熱
伝導の絶縁体層11と低硬度の絶縁体層2Bを形成する
工程を行った。絶縁体ペ−ストは、無機成分としてホウ
珪酸鉛ガラス粉体と炭化珪素粉体を混合した粉体を用
い、それに、エチルセルロ−スをタピ−ネオ−ルに溶か
したビフィクルを混合して得た。ガラスと炭化珪素の混
合比率は、高熱伝導用の絶縁ペーストは30/70、低
硬度用の絶縁ペーストは60/40とした。焼成後の両
絶縁体層11、2Bの厚みは夫々約20μmであった。
【0036】次に、前記高熱伝導の絶縁体層11の上に
Ag/Pd系の電極ペーストをスクリーン印刷し、ベル
ト炉によって850℃の温度で、ピーク時間6分、IN
−OUT時間45分のプロファイルによって焼成し、上
面電極3を形成する工程を行った。
【0037】次に、この上面電極3を覆うようにRuO
2 系抵抗ペーストをスクリーン印刷し、ベルト炉によっ
て850℃の温度で、ピーク時間6分、IN−OUT時
間45分のプロファイルによって焼成し、抵抗体4を形
成する工程を行った。
【0038】次に、この抵抗体保護のために、抵抗体4
を完全に覆うようにガラスペーストをスクリーン印刷
し、ベルト炉によって600℃の温度で、ピーク時間6
分、IN−OUT時間45分のプロファイルによって焼
成し、保護膜5を形成する工程を行った。
【0039】次に、個別のチップ抵抗器に分割するため
の準備工程として、アルミナ基板1の硬度よりも硬度が
高く、かつ、鋭利な角度形状を有する加工刃により縦方
向及び横方向の分割溝6を形成する工程を行った。加工
方法は、刃先が130°の角度で算盤珠形状を有するダ
イヤモンド製の回転加工刃を用いて0. 5〜1. 0kg/
cm2 の圧力を刃先に加え、基板表面に刃先を回転させな
がら加工した。評価基板として、分割溝6を抵抗体4が
形成されている炭化珪素の多い高熱伝導の絶縁体層11
側の面に形成したものと炭化珪素の少ない低硬度の絶縁
体層2B側の面に形成したものとの2種類作成し、チッ
プ片に分割して寸法精度を測定した結果、どちらも寸法
精度の良いものであった。また、分割溝6の形成は、炭
化珪素の少ない低硬度の絶縁体層11側の面に行う方
が、加工刃の摩耗が少ないことが確認できた。しかし、
炭化珪素の多い高熱伝導の絶縁体層11側の面において
も、アルミナ基板1に直接分割溝を形成する時よりも加
工刃の摩耗が少ないことが確認できた。
【0040】次に、端面電極8を形成するための準備工
程として、横方向の分割溝6に沿ってアルミナ基板1を
短冊状に分割し、短冊状基板7を得る一次分割工程を行
った。
【0041】次に、この短冊状基板7の側面に、前記上
面電極3の一部を覆うように厚膜Agペーストを塗布
し、ベルト炉を用いて600℃の温度で、ピーク時間6
分、IN−OUT時間45分のプロファイルによって焼
成し、端面電極8を形成する工程を行った。
【0042】次に、この短冊状基板7にメッキを施すた
めの準備工程として、端面電極8を形成した短冊状基板
7を、縦方向の分割溝6に沿ってチップ片9に分割する
二次分割工程を行った。
【0043】最後に、露出している前記上面電極3と端
面電極8の半田付け時に起こる電極食割れの防止および
半田付け時の信頼性確保のため、電解メッキによってN
i、Sn−Pbのメッキ膜10を形成する工程を行っ
た。
【0044】このようにして得られたチップ抵抗器は、
チップ抵抗器の抵抗体4の下面に熱伝導率の高い炭化珪
素を含む絶縁体層11を有し、その絶縁体層11は端面
電極8に接続された構造であるために、高電力でチップ
抵抗器を用いる場合においても抵抗体4で発生する熱の
放熱性が良好となり、信頼性能の高いチップ抵抗器が実
現できる。
【0045】なお、上記実施例では高熱伝導の絶縁体層
11の高熱伝導材料として炭化珪素を用いたが、窒化ア
ルミナなどの熱伝導率の高いものであればいかなるもの
でもよい。また、低硬度の絶縁体層2Bのガラスと混合
するセラミック材料にアルミナ又は炭化珪素を用いた
が、マグネシア、ジルコニアでもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のチップ抵抗
器の製造方法によれば、アルミナ基板上に抵抗体、保護
膜等を形成した後に、所望のチップサイズに分割溝を形
成してチップ片に分割することが可能となり、チップ抵
抗器の製造管理コストの低減とともにその寸法精度の向
上が図れる。さらに、アルミナ基板の裏面に形成した低
硬度の絶縁体層上に分割溝を形成することで、これに用
いる装置の加工刃の寿命が大幅に延びて低コスト化が図
れる。
【0047】また、本発明の方法により製造されたチッ
プ抵抗器は、抵抗体の下面に高熱伝導の絶縁体層を有
し、その絶縁体層を端面電極に接続した構造であるため
に、高電力でチップ抵抗器を用いる場合においても抵抗
体で発生する熱の放熱性が良好となり、信頼性能の高い
チップ抵抗器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるチップ抵抗器の
製造方法を説明する工程図。
【図2】本発明の第1の実施例におけるチップ抵抗器の
構造を示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施例におけるチップ抵抗器の
製造方法を説明する工程図。
【図4】本発明の第2の実施例におけるチップ抵抗器の
構造を示す断面図。
【図5】従来のチップ抵抗器を示す断面図。
【符号の説明】
1 アルミナ基板 2A 低硬度の絶縁体層 2B 低硬度の絶縁体層 3 電極 4 抵抗体 5 保護膜 6 分割溝 8 端面電極 11 高熱伝導の絶縁体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板垣 峰広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 箱谷 靖彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 礒崎 康人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 須山 あゆみ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−282801(JP,A) 特開 昭63−73501(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 17/00 - 17/30 H01C 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナ基板の表面に、電極、抵抗体お
    よび保護膜を形成し、裏面に前記アルミナ基板より硬度
    の低い絶縁体層を形成する工程と、この工程の後に前記
    絶縁体層に所望サイズの分割溝を形成してチップ片に分
    割する工程とを含むことを特徴とするチップ抵抗器の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 絶縁体層がガラスもしくはガラスとアル
    ミナの混合物で構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のチップ抵抗器の製造方法。
  3. 【請求項3】 アルミナ基板の表面に、アルミナ基板よ
    り熱伝導率の高い絶縁体層を形成し、この絶縁体層上に
    電極、抵抗体および保護膜を形成し、裏面に前記アルミ
    ナ基板より硬度の低い絶縁体層を形成する工程と、この
    工程の後に前記硬度の低い絶縁体層に所望サイズの分割
    溝を形成してチップ片に分割する工程とを含むことを特
    徴とするチップ抵抗器の製造方法。
  4. 【請求項4】 アルミナ基板より硬度の低い絶縁体層が
    ガラスとセラミックの混合物で、セラミック成分がアル
    ミナ、炭化珪素もしくはこれらの混合物であることを特
    徴とする請求項3記載のチップ抵抗器の製造方法。
  5. 【請求項5】 アルミナ基板より熱伝導率の高い絶縁体
    層がガラスもしくはガラスと炭化珪素の混合物であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のチップ抵抗器の製造方
    法。
JP33046793A 1993-12-27 1993-12-27 チップ抵抗器の製造方法 Expired - Fee Related JP3229473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33046793A JP3229473B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 チップ抵抗器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33046793A JP3229473B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 チップ抵抗器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07192901A JPH07192901A (ja) 1995-07-28
JP3229473B2 true JP3229473B2 (ja) 2001-11-19

Family

ID=18232957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33046793A Expired - Fee Related JP3229473B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 チップ抵抗器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3229473B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201401305A (zh) * 2012-06-25 2014-01-01 Ralec Electronic Corp 微型金屬片電阻的量產方法
EP3647296B1 (en) 2017-06-29 2024-04-03 Kyocera Corporation Alumina substrate and resistor using same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07192901A (ja) 1995-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3229473B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
JP2836303B2 (ja) 角形チップ抵抗器およびその製造方法
JP3231370B2 (ja) 角形チップ抵抗器の製造方法
JP3167968B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
JP3111823B2 (ja) 回路検査端子付き角形チップ抵抗器
JP2780408B2 (ja) 角板型チップ抵抗器
JP3126131B2 (ja) 角板型チップ抵抗器
JP3353037B2 (ja) チップ抵抗器
JP2000138102A (ja) 抵抗器およびその製造方法
JP3159440B2 (ja) 角形チップ抵抗器
JP2939425B2 (ja) 表面実装型抵抗器とその製造方法
JPH0513201A (ja) 角形チツプ抵抗器
JPH11307304A (ja) チップ抵抗器及びその製造方法
JPH07115008A (ja) チップ抵抗器の製造方法
JP2718178B2 (ja) 角板型薄膜チップ抵抗器の製造方法
JP2000340413A5 (ja)
JP2000188204A (ja) 抵抗器およびその製造方法
JPH07111204A (ja) チップ抵抗器の製造方法
JPS62169301A (ja) 厚膜抵抗体の温度係数調整方法
JPH11204302A (ja) 抵抗器
JPH10321404A (ja) 抵抗器およびその製造方法
JPH07211509A (ja) チップ抵抗器とその製造方法
JPS6027101A (ja) 多連チツプ抵抗器
JP2003234201A (ja) 抵抗器およびその製造方法
JPH07115003A (ja) チップ抵抗器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees