JP3227324B2 - 防水床パンの排水構造 - Google Patents

防水床パンの排水構造

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JP3227324B2 JP31965594A JP31965594A JP3227324B2 JP 3227324 B2 JP3227324 B2 JP 3227324B2 JP 31965594 A JP31965594 A JP 31965594A JP 31965594 A JP31965594 A JP 31965594A JP 3227324 B2 JP3227324 B2 JP 3227324B2
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健二 南浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水床パンの排水構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防水床パンにおいて、洗い場部の
周縁部には排水溝が凹設されており、この排水溝は洗い
場部の周縁部に凹設された排水穴に連通している。通
常、排水穴は円形に形成され、この排水穴は洗い場部の
端部に凹設された方形状の排水用凹部の中心部に設けら
れており、排水溝は洗い場部の周縁に沿って配置されて
いることから排水穴の中心部からは外れた状態で排水用
凹部の端部に接続されている。そして、排水溝を流れる
排水は排水用凹部内に流れ込んだ後に排水穴内に排水さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、排水用凹部
には排水用凹部の上部を閉じるように排水蓋が設置され
るものであり、この排水蓋は四隅より下方に突設された
支持脚を排水用凹部の四隅に突設された支持台上に載置
することによって上面が洗い場部の上面と略面一となる
ように洗い場用凹部に載設されており、このことから、
排水溝の端部開口部には支持台が位置することとなり、
排水溝から排水穴内に流れ込む排水の流れを阻害するこ
ととなって排水性が悪くなってしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、排水溝から排水穴への排水をスムーズに行わ
せることができる防水床パンの排水構造を提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、中心部に排水穴1が設けられ
た排水用凹部2に排水溝3が接続された防水床パンAに
おいて、排水用凹部2を覆うように設置される排水蓋4
を支持する支持台5を排水用凹部2に設け、排水用凹部
2に連通する排水溝3の排水開口部3aから排水穴1へ
の排水の流入方向が排水穴1の中心に対してずれている
排水開口部3aと隣合う支持台5aに排水の流れが排水
穴1の中心に向かうようにガイドするガイド部6を設け
たことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において排
水用凹部2に上載される排水蓋4を支持する支持台5
を、端面部が上記排水蓋4の端面部と対向するように排
水溝3に上載される排水溝蓋7の支持台8よりも高い位
置に形成したことを特徴とするものである。請求項3の
発明では、請求項1又は2において、排水溝3を排水穴
1の中心位置を通る線に向かって下り傾斜させると共に
排水用凹部2を覆うように設置される排水蓋4の裏側に
排水用切り欠き部9を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、ガイド部6の存在に
よって排水溝3からの排水は排水穴1に向けてガイドさ
れて排水穴1内に排水されるものであり、排水溝3から
排水穴1への排水をスムーズに行わせることができる。
請求項2の発明によれば、排水蓋4と排水溝蓋7とを隣
合うように配置したとしても排水溝蓋7は排水溝蓋7を
支持する支持台8よりも高くなった支持台5によって支
持されることで側方への移動が規制されて排水開口部3
a側に位置ずれすることがなく、排水蓋4が排水溝蓋7
に押されて位置ずれするようなことがない。
【0008】請求項3の発明によれば、排水溝3からの
排水は排水蓋4に設けられた排水用切り欠き部9を介し
て排水穴1内に排水されるものであり、排水溝3から排
水穴1への排水が排水蓋4によって邪魔されることなく
スムーズに行わせることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1乃至図7は本発明の第1実施例を示して
おり、防水床パンAは一端部に浴槽10が設置され、他
端部に洗い場部11が形成されている。洗い場部11の
周縁のうち、浴槽10に近接する以外の周縁部には排水
溝3が凹設されており、この排水溝3は浴槽10と離れ
るように洗い場部11の隅部に設けられた排水用凹部2
に連通している。排水用凹部2の中心部には排水穴1が
設けられており、排水溝3から排水用凹部2内に流れ込
む排水は排水穴1内に排水されるようになっている。排
水用凹部2は一端隅部に偏らせた状態で配置されてお
り、洗い場部11の周縁部に形成される排水溝3として
は図3に示されるように直交する第1の排水溝12aと
第2の排水溝12bとでL字状に連続する主排水溝12
と、直線状となった副排水溝13がある。
【0010】排水用凹部2の四隅には支持台5が突設さ
れており、この支持台5上に支持脚4aを載置するよう
にして排水用凹部2の上部を覆うように排水蓋4が設置
されている。排水蓋4は図6に示されるように排水用凹
部2の外形形状に合わせた方形状の基板4bの下面四隅
より下方に向けて支持脚4aが突設されており、隣合う
支持脚4a間は開口した状態となっており、支持脚4a
間には排水用切り欠き部9が形成されている。
【0011】上記した主排水溝12を構成する第2の排
水溝12bは、排水用凹部2に連通する排水開口部3a
から排水穴1への排水の流入方向が排水穴1の中心に対
してずれた状態となっており、この第2の排水溝12b
の排水開口部3aと隣合う支持台5aには排水の流れが
排水穴1の中心に向かうようにガイドするガイド部6が
設けられている。このガイド部6は図1(a)に示され
るように主排水溝12を構成する第2の排水溝12bの
排水開口部3aと隣合う支持台5aの内側面を凹曲面状
に凹設して形成されており、排水開口部3aから排水用
凹部2内に流れ込む排水はガイド部6によって排水穴1
の中心部に向けて流れるようになっている。主排水溝1
2を構成する第2の排水溝12bの設置部位は浴室の出
入口と隣合う位置となっており、第2の排水溝12bに
は排水溝蓋7が設置されるようになっている。第2の排
水溝12bには長手方向に沿って支持台8が設けられて
おり、この支持台8上に載置するようにして第2の排水
溝12bには排水溝蓋7が設置されている。上記した排
水蓋4を支持するための支持台5のうち、第2の排水溝
12bの排水開口部3aと隣合うこととなる支持台5a
は、図1(b)、図2に示されるように第2の排水溝1
2bに設置されることとなる排水溝蓋7を支持する支持
台8よりも高い位置に配置されており、支持台5aと支
持台8との間には段部14が形成されている。この段部
14の存在によって第2の排水溝12bに排水溝蓋7を
設置した状態では、図7に示されるように排水溝蓋7の
端部が支持台5aに当たることとなり、浴室の出入り時
に利用者が排水溝蓋7を踏んで排水溝蓋7が側方に移動
しようとしても段部14によって側方の移動が規制され
るために位置決めされた状態となり、排水溝蓋7が位置
ずれを起こすようなことがないと共に、側方に移動する
排水溝蓋7によって排水蓋4が側方に押されて位置ずれ
するようなことがないようになっている。
【0012】副排水溝13は浴槽側端部から排水穴1の
中心を通るに向けて下り傾斜する第1の排水溝13a
と、この第1の排水溝13aの延長線上に形成されると
共に第1の排水溝13aと同じく排水穴1の中心を通る
に向けて下り傾斜する第2の排水溝13bとで主体が
構成されている。この副排水溝13にあっては、排水開
口部3aは相互に下り傾斜する第1の排水溝13aと第
2の排水溝13bの最下端部に設けられており、排水開
口部3aは排水穴1の中心を通るに対して合致した位
置に配置された状態となっている。そして、副排水溝1
3からの排水は排水開口部3aを介して排水穴1の中心
部に向けて排水されるようになっている。
【0013】しかして、洗い場部11の上面から各排水
溝3内に流れ込む排水は、排水溝3に沿って排水用凹部
2内に流れ込み、排水穴1を介して排水されるものであ
り、主排水溝12に沿って流れる排水はガイド部6の存
在によって排水開口部3aから排水穴1に向けてガイド
されて排水穴1内に排水されるものであり、排水穴1へ
の排水がスムーズに行われる。また、副排水溝13に沿
って流れる排水も排水開口部3aから排水穴1の中心部
に向けて流れて排水穴1内に排水される。
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明は、中心部に排水穴が設
けられた排水用凹部に排水溝が接続された防水床パンに
おいて、排水用凹部を覆うように設置される排水蓋を支
持する支持台を排水用凹部に設け、排水用凹部に連通す
る排水溝の排水開口部から排水穴への排水の流入方向が
排水穴の中心に対してずれている排水開口部と隣合う支
持台に排水の流れが排水穴の中心に向かうようにガイド
するガイド部を設けてあるので、ガイド部の存在によっ
て排水溝からの排水は排水穴に向けてガイドされて排水
穴内に排水されるものであり、排水溝から排水穴への排
水をスムーズに行わせることができるものである。
【0017】請求項2の発明は、請求項1において排水
用凹部に上載される排水蓋を支持する支持台を、端面部
が上記排水蓋の端面部と対向するように排水溝に上載さ
れる排水溝蓋の支持台よりも高い位置に形成してあるの
で、請求項1の効果に加えて排水蓋と排水溝蓋とを隣合
うように配置したとしても排水溝蓋は排水溝蓋を支持す
る支持台よりも高くなった支持台によって支持されるこ
とで側方への移動が規制されるものであり、排水開口部
側に位置ずれすることがなく、排水蓋が排水溝蓋に押さ
れて位置ずれするようなことがないものである。
【0018】請求項3の発明は、排水溝を排水穴の中心
位置を通る線に向かって下り傾斜させると共に排水用凹
部を覆うように設置される排水蓋の裏側に排水用切り欠
き部を形成してあるので、排水溝からの排水は排水蓋に
設けられた排水用切り欠き部を介して排水穴内に排水さ
れるものであり、排水溝から排水穴への排水が排水蓋に
よって邪魔されることなくスムーズに行わせることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであり、(a)
は一部省略した平面図、(b)は(a)のa−a線断面
図である。
【図2】同上の一部破断した斜視図である。
【図3】排水穴及び排水溝の配置状態を示す平面図であ
る。
【図4】図3における正断面図である。
【図5】図3における側断面図である。
【図6】排水蓋を示すものであり、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
【図7】排水蓋及び排水溝蓋の設置状態を示すものであ
り、(a)は一部破断した平面図、(b)は(a)のb
−b線断面図である。
【符号の説明】
A 防水床パン 1 排水穴 2 排水用凹部 3 排水溝 3a 排水開口部 4 排水蓋 5 支持台 5a 支持台 6 ガイド部 7 排水溝蓋 8 支持台 9 排水用切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/20 A47K 4/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に排水穴が設けられた排水用凹部
    に排水溝が接続された防水床パンにおいて、排水用凹部
    を覆うように設置される排水蓋を支持する支持台を排水
    用凹部に設け、排水用凹部に連通する排水溝の排水開口
    部から排水穴への排水の流入方向が排水穴の中心に対し
    てずれている排水開口部と隣合う支持台に排水の流れが
    排水穴の中心に向かうようにガイドするガイド部を設け
    て成ることを特徴とする防水床パンの排水構造。
  2. 【請求項2】 排水用凹部に上載される排水蓋を支持す
    る支持台を、端面部が上記排水蓋の端面部と対向するよ
    うに排水溝に上載される排水溝蓋の支持台よりも高い位
    置に形成して成ることを特徴とする請求項1記載の防水
    床パンの排水構造。
  3. 【請求項3】 水溝を排水穴の中心位置を通る線に向
    かって下り傾斜させると共に排水用凹部を覆うように設
    置される排水蓋の裏側に排水用切り欠き部を形成して成
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の防水床パンの
    排水構造。
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JP3585911B2 (ja) * 2003-03-20 2004-11-10 ヤマハリビングテック株式会社 浴室床
JP6811388B2 (ja) * 2016-01-12 2021-01-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 シャワールームユニット
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