JPH0884683A

JPH0884683A - 浴室カウンター及び浴室

Info

Publication number: JPH0884683A
Application number: JP6246720A
Authority: JP
Inventors: Katsumi Deguchi; 克己出口; Masanobu Wano; 雅信和野
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1994-09-16
Filing date: 1994-09-16
Publication date: 1996-04-02

Abstract

(57)【要約】【目的】カウンター上面に上面に載置した洗面器に湯
水を満たして洗髪、洗顔をする際に、洗面器から溢れた
汚水がカウンター上面に拡散するおそれのない浴室カウ
ンターを提供する。【構成】浴室側壁に添って延在し、延在方向の一部分
の上面に簀の子を有する排水手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は浴室側壁に添って設置さ
れた浴室カウンター及び浴室に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】上面に洗面器を載置することができるよ
うに、上面を幅広にし、或いは上面の一部を洗い場側へ
張り出させた浴室カウンターが知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上面に洗面器を載置で
きる従来の浴室カウンターにあっては、上面に載置した
洗面器に湯水を満たして洗髪、洗顔をする際に、洗面器
から溢れた汚水がカウンター上面に拡散して、カウンタ
ー上面に設置された水栓金具を汚し、或いはカウンター
から浴槽に流入して浴槽内の湯水を汚染する等の問題が
あった。本発明は上記問題に鑑みてなされたものであ
り、カウンター上面に上面に載置した洗面器に湯水を満
たして洗髪、洗顔をする際に、洗面器から溢れた汚水が
カウンター上面に拡散するおそれのない浴室カウンター
を提供することを目的とする。また本発明は前記浴室カ
ウンターを備えた使い勝手の良い浴室を提供することを
目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、浴室側壁に添って延在し、延在
方向の一部分の上面に簀の子を有する排水手段が設けら
れていることを特徴とする浴室カウンターを提供する。
本発明の好ましい態様においては、簀の子は、前記一部
分を除くカウンター上面の他の部分よりも洗い場側へ張
り出している。本発明の好ましい態様においては、簀の
子の上面は、前記一部分を除くカウンター上面の他の部
分よりも下方に位置決めされている。本発明の好ましい
態様においては、簀の子を有する排水手段は、前記一部
分の上面に形成された簀の子状の排水孔である。本発明
の好ましい態様においては、簀の子を有する排水手段
は、前記一部分の上面に形成された開口と、前記一部分
の上面に載置された前記開口を覆う簀の子とを有する。

【０００５】本発明の好ましい態様においては、浴室カ
ウンターは前記一部分の上面に簀の子を係止する係止手
段を備える。本発明の好ましい態様においては、簀の子
の上面に洗面器載置用の凹部が形成されている。本発明
の好ましい態様においては、前記一部分を除くカウンタ
ー上面の他の部分は、簀の子へ向かって下方へ傾斜して
いる。本発明の好ましい態様においては、カウンター上
面は浴室側壁へ向かって下方へ傾斜している。本発明に
おいては、上記浴室カウンターのうちの何れかを備え、
浴室カウンター下方の床パンに排水溝が形成されている
ことを特徴とする浴室カウンターを備える浴室を提供す
る。

【０００６】

【作用】本発明に係る浴室カウンターにおいては、延在
方向の一部分の上面に簀の子を有する排水手段が設けら
れているので、簀の子の上に洗面器を載置して洗髪、洗
顔等を行えば、洗髪、洗顔中に洗面器から溢れた汚水
は、直ちに簀の子を通って排水される。従って、洗面器
から溢れた汚水が、カウンター上面に拡散して、カウン
ター上面に設置された水栓金具を汚し、或いはカウンタ
ーから浴槽に流入して浴槽内の湯水を汚染するおそれは
無い。また、洗髪、洗顔後には、洗面器を洗い場の床面
まで移動させることなく簀の子上に載置したままで傾け
ることにより、洗面器内の汚水を容易に簀の子を通して
排水できるので、浴室カウンター上に洗面器を載置して
行う洗髪、洗顔が容易になる。

【０００７】簀の子が、前記一部分を除くカウンター上
面の他の部分よりも洗い場側へ張り出している場合に
は、簀の子の面積が拡大し、簀の子上に容易且つ安定に
洗面器を載置できる。簀の子の上面が、前記一部分を除
くカウンター上面の他の部分よりも下方に位置決めされ
ている場合には、前記他の部分の簀の子近傍部に水栓金
具を設けることにより、簀の子上に載置した洗面器に前
記水栓金具から直接湯水を注ぐことができ、簀の子の使
い勝手が向上する。簀の子を有する排水手段が、前記一
部分の上面に形成された簀の子状の排水孔である場合に
は、前記一部分に開口を形成し、開口を覆ってカウンタ
ーとは別体の簀の子を前記一部分に載置する場合に起こ
り得る簀の子の紛失のような事態は生じない。簀の子を
有する排水手段が、前記一部分の上面に形成された開口
と、前記一部分の上面に載置された前記開口を覆う簀の
子とを有する場合には、カウンターの上面に簀の子状の
排水孔を形成する場合に比べて、カウンターの製造が容
易になり、カウンターの製造コストが低減する。

【０００８】浴室カウンターが前記一部分の上面に簀の
子を係止する係止手段を備える場合には、簀の子が前記
一部分の上面にしっかりと固定されるので、簀の子上に
洗面器を載置して洗髪、洗顔をしている最中に、簀の子
がずれて洗面器から汚水が溢れだす等の不都合な事態の
発生が防止される。簀の子の上面に洗面器載置用の凹部
が形成されている場合には、該凹部内に洗面器を載置す
ることにより、洗髪、洗顔中の洗面器の移動が防止さ
れ、ひいては洗面器から汚水が溢れだす等の不都合な事
態の発生が防止される。前記一部分を除くカウンター上
面の他の部分が、簀の子へ向かって下方へ傾斜している
場合には、カウンター上に散水された湯水は簀の子へ向
かって流れ、簀の子を通って排水される。これにより、
カウンターの排水性能が向上する。カウンター上面が浴
室側壁へ向かって下方へ傾斜している場合には、カウン
ター上に散水された湯水は浴室側壁へ向かって流れた
後、簀の子を通って排水される。これにより、カウンタ
ー上に散水された湯水がカウンターの洗い場側から流れ
落ちて利用者の足元にかかり、或いは浴槽内へ流入する
事態が防止される。

【０００９】本発明に係る浴室においては、洗髪、洗顔
中に簀の子上に載置された洗面器から溢れた汚水や、洗
髪、洗顔後に洗面器から簀の子上に排水された汚水は、
簀の子を通って浴室カウンター下方の床パンに形成され
た排水溝に流れ落ち、排水溝を通って浴室から排出され
る。従って、床パン中央の洗い場に汚水が広がるおそれ
は無い。

【００１０】

【実施例】本発明の実施例に係る浴室カウンターを図
１、図２に基づいて説明する。一方の長辺側の側壁１ａ
を一方の長辺側の浴室側壁２に当接させて、浴槽１が浴
室内に配設されている。浴槽１の一方の短辺側の側壁上
面に形成されたリム１ｂに隣接して、カウンター３が配
設されている。カウンター３は、浴室側壁２と浴室側壁
２に直交する短辺側の浴室側壁４とリム１ｂとに接して
いる。カウンター３は、浴室側壁４に添い、浴室側壁２
に対峙する長辺側の浴室側壁まで延在している。カウン
ター３の上面は、浴槽１のリム１ｂに隣接する部分と、
浴室側壁２に対峙する長辺側の浴室側壁に隣接する部分
とから成る第１部分３ａと、洗い場に面して延在する部
分の一部を占め、第１部分３ａよりも下方に位置決めさ
れ、且つ第１部分３ａよりも洗い場側へ張り出している
第２部分３ｂとを有する。カウンター上面の第２部分３
ｂには、周縁部３ｂ₁を残して、第２部分３ｂの面積の
大部分を占める開口５が形成されている。

【００１１】カウンター３の浴槽１を越えて延在する部
分には、該部分の上面３ａ、３ｂの洗い場側の縁から垂
下する垂下壁３ｃが設けられている。カウンター３は、
浴室側壁４に複数の取付用アングルＡを固定し、アング
ルＡに第１部分３ａと第２部分３ｂと垂下壁３ｃの一部
とから成る第１部材Ｂと、垂下壁３ｃの残余の部分から
成る第２部材Ｃとを固定することにより組み立てられて
いる。

【００１２】カウンター上面の第２部分３ｂ上に、開口
５を覆って、第２部分３ｂとほぼ同一平面形状の簀の子
６が取り外し可能に載置されている。カウンター上面の
第２部分３ｂ上に載置された状態で、簀の子６の上面
は、カウンター上面の第１部分３ａよりも下方にある。
浴室の床パン７には、カウンター３の下方に、側壁４に
添って排水溝８が形成されている。カウンター３上面の
第１部分３ａのうち浴槽１に隣接する部分に、水栓金具
９が設けられている。また、カウンター３上面の第１部
分３ａのうち浴槽１に隣接する部分に、簀の子６に近接
して、水栓金具１０が設けられている。

【００１３】上記構成を有する本浴室カウンターにおい
ては、利用者は、簀の子６上に洗面器を載置し、洗面器
に湯水を溜めて、洗髪、洗顔を行う。洗髪、洗顔中に洗
面器から溢れた汚水は、直ちに簀の子６を通り、カウン
ター３下方の床パン７に形成された排水溝８に流れ落
ち、排水溝８を通って浴室から排出される。また、洗
髪、洗顔が終わると、利用者は簀の子６上に洗面器を載
置したまま洗面器を傾け、洗面器内の汚水を簀の子６上
に排出する。簀の子６上に排出された汚水は、直ちに簀
の子６を通り、カウンター３下方の床パン７に形成され
た排水溝８に流れ落ち、排水溝８を通って浴室から排出
される。

【００１４】上述のごとく、洗面器から溢れ、或いは洗
面器から排出された汚水は、直ちに簀の子６を通ってカ
ウンター３の上面から排出されるので、前記汚水がカウ
ンター３の上面に拡散して、カウンター３の上面に設置
された水栓金具９、１０を汚し、或いはカウンター３か
ら浴槽に流入して浴槽内の湯水を汚染するおそれは無
い。また、洗髪、洗顔後には、洗面器を洗い場の床面ま
で移動させることなく簀の子６上に載置したままで傾け
ることにより、洗面器内の汚水を容易に簀の子６を通し
て排水できるので、浴室カウンター３上に洗面器を載置
して行う洗髪、洗顔が容易になる。

【００１５】カウンター３上面の幅は、浴室面積上の制
約から、一般にあまり広くとることはできない。本浴室
カウンターにおいては、カウンター３上面の洗い場に面
する部分の一部を形成する第２部分３ｂを、他の第１部
分３ａよりも洗い場側へ張り出させ、第２部分３ｂ上
に、第２部分３ｂとほぼ同一平面形状の簀の子６を載置
したので、簀の子６も、カウンター３上面の第１部分３
ａよりも洗い場側へ張り出している。従って簀の子６の
面積は十分に広いので、簀の子６上に容易且つ安定に洗
面器を載置できる。カウンター３上面の一部のみを広幅
にしたので、浴槽１の載置に支障を来し、或いは洗い場
の面積を十分に確保できなくなる等の不都合は生じな
い。

【００１６】カウンター３上面の第２部分３ｂ上に載置
された状態で、簀の子６の上面がカウンター上面の第１
部分３ａよりも下方にあるので、カウンター３上面の第
１部分３ａのうち浴槽１に隣接する部分に、簀の子６に
近接して設けられた水栓金具１０から、簀の子６上に載
置された洗面器に直接湯水を注ぐことができる。これに
より簀の子６の使い勝手が向上する。簀の子６はカウン
ター３とは別体なので、カウンター３上面の第２部分３
ｂに簀の子状の排水孔を形成する場合に比べて、カウン
ター３の製造が容易になり、カウンターの製造コストが
低減する。本カウンター３を備える浴室においては、簀
の子６を通った汚水は、カウンター３下方の床パン７に
形成された排水溝８に流れ落ち、排水溝８を通って排出
されるので、カウンター３上の洗面器から簀の子６を介
して排出された汚水が床パン中央の洗い場に広がるおそ
れは無い。

【００１７】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されない。例えば、図３（ａ）に示
すように簀の子６の下面に開口５に嵌合する凸部６ａを
形成し、又は図３（ｂ）に示すように開口５周囲の第２
部分３ｂ₁に小凹部３ｂ₁′を形成し簀の子６の下面に
小凹部３ｂ₁′に嵌合する小突起６ｂを形成し、或いは
図３（ｃ）に示すように簀の子６の下面に小凹部６ｃを
形成し開口５周囲の第２部分３ｂ₁に小凹部６ｃに嵌合
する小突起３ｂ₁″を形成して、簀の子６を第２部分３
ｂ上に係止しても良い。この場合には、簀の子６が第２
部分３ｂ上にしっかりと固定されるので、簀の子６上に
洗面器を載置して洗髪、洗顔をしている最中に、簀の子
６がずれて洗面器から汚水が溢れだす等の不都合な事態
が防止される。

【００１８】図４に示すように、簀の子６の上面に洗面
器載置用の凹部６ｄを形成しても良い。この場合には、
凹部６ｄ内に洗面器を載置することにより、洗髪、洗顔
中の洗面器の移動が防止され、ひいては洗面器から汚水
が溢れだす等の不都合な事態の発生が防止される。

【００１９】カウンター３上面の第１部分３ａを、簀の
子６へ向かって下方へ傾斜させても良い。この場合に
は、カウンター３上面の第１部分３ａに散水された湯水
は簀の子６へ向かって流れ、簀の子６を通って排水され
る。これにより、カウンター３の排水性能が向上する。
カウンター３の上面を浴室側壁４へ向かって下方へ傾斜
させても良い。この場合には、カウンター３上面の第１
部分３ａ上に散水された湯水は浴室側壁４へ向かって流
れた後、簀の子６を通って排水される。また、簀の子６
上に排水された洗面器内の汚水も、簀の子６上を浴室側
壁４へ向かってながれつつ、簀の子６を通って排水され
る。これにより、カウンター３上に散水された湯水、汚
水がカウンター３の洗い場側から流れ落ちて利用者の足
元にかかり、或いは浴槽内１へ流入する事態が防止され
る。

【００２０】図５に示すように、カウンター３を、浴室
側壁４に取付用アングルＡを固定し、アングルＡに、浴
槽１のリム１ｂに隣接する第一部分３ａと垂下壁３ｃの
一部とから成る第１部材Ｄと、浴室側壁２に対峙する長
辺側の浴室側壁に隣接する第１部分３ａと垂下壁３ｃの
一部とから成る第２部材Ｅと、第２部分３ｂと垂下壁３
ｃの残余の部分とから成る第３部材Ｆとを固定すること
により組み立てても良い。

【００２１】図６に示すように、カウンター１３上面
の、第１部分１３ａよりも低く位置決めされた第２部分
１３ｂに、直接簀の子状に排水孔１６を形成しても良
い。この場合には、簀の子をカウンターとは別体とした
場合に起こり得る簀の子の紛失のような事態は生じな
い。

【００２２】

【効果】以上説明したごとく、本発明に係る浴室カウン
ターにおいては、延在方向の一部分の上面に簀の子を有
する排水手段が設けられているので、簀の子の上に洗面
器を載置して洗髪、洗顔等を行えば、洗髪、洗顔中に洗
面器から溢れた汚水は、直ちに簀の子を通って排水され
るので、洗面器から溢れた汚水が、カウンター上面に拡
散して、カウンター上面に設置された水栓金具を汚し、
或いはカウンターから浴槽に流入して浴槽内の湯水を汚
染するおそれは無い。また、洗髪、洗顔後には、洗面器
を洗い場の床面まで移動させることなく簀の子上に載置
したままで傾けることにより、洗面器内の汚水を容易に
簀の子を通して排水できるので、浴室カウンター上に洗
面器を載置して行う洗髪、洗顔が容易になる。

【００２３】簀の子が、前記一部分を除くカウンター上
面の他の部分よりも洗い場側へ張り出している場合に
は、簀の子の面積が拡大し、簀の子上に容易且つ安定に
洗面器を載置できる。簀の子の上面が、前記一部分を除
くカウンター上面の他の部分よりも下方に位置決めされ
ている場合には、前記他の部分の簀の子近傍部に水栓金
具を設けることにより、簀の子上に載置した洗面器に前
記水栓金具から直接湯水を注ぐことができ、簀の子の使
い勝手が向上する。簀の子を有する排水手段が、前記一
部分の上面に形成された簀の子状の排水孔である場合に
は、前記一部分に開口を形成し、開口を覆ってカウンタ
ーとは別体の簀の子を前記一部分に載置する場合に起こ
り得る簀の子の紛失のような事態は生じない。簀の子を
有する排水手段が、前記一部分の上面に形成された開口
と、前記一部分の上面に載置された前記開口を覆う簀の
子とを有する場合には、カウンターの上面に簀の子状の
排水孔を形成する場合に比べて、カウンターの製造が容
易になり、カウンターの製造コストが低減する。

【００２４】浴室カウンターが前記一部分の上面に簀の
子を係止する係止手段を備える場合には、簀の子が前記
１部分の上面にしっかりと固定されるので、簀の子上に
洗面器を載置して洗髪、洗顔をしている最中に、簀の子
がずれて洗面器から汚水が溢れだす等の不都合な事態の
発生が防止される。簀の子の上面に洗面器載置用の凹部
が形成されている場合には、該凹部内に洗面器を載置す
ることにより、洗髪、洗顔中の洗面器の移動が防止さ
れ、ひいては洗面器から汚水が溢れだす等の不都合な事
態の発生が防止される。前記一部分を除くカウンター上
面の他の部分が、簀の子へ向かって下方へ傾斜している
場合には、カウンター上に散水された湯水は簀の子へ向
かって流れ、簀の子を通って排水される。これにより、
カウンターの排水性能が向上する。カウンター上面が浴
室側壁へ向かって下方へ傾斜している場合には、カウン
ター上に散水された湯水は浴室側壁へ向かって流れた
後、簀の子を通って排水される。これにより、カウンタ
ー上に散水された湯水がカウンターの洗い場側から流れ
落ちて利用者の足元にかかり、或いは浴槽内へ流入する
事態が防止される。

【００２５】本発明に係る浴室においては、洗髪、洗顔
中に簀の子上に載置された洗面器から溢れた汚水や、洗
髪、洗顔後に洗面器から簀の子上に排水された汚水は、
簀の子を通って浴室カウンター下方の床パンに形成され
た排水溝に流れ落ち、排水溝を通って浴室から排出され
る。従って、床パン中央の洗い場に汚水が広がるおそれ
は無い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例に係る浴室カウンターと浴室カ
ウンタを備える浴室の斜視図である。

【図２】図１の矢印II-II に添った断面図である。

【図３】図１の浴室カウンターにおいて、簀の子をカウ
ンター上面に係止するための手段を示す簀の子とカウン
ターの断面図である。

【図４】図１の浴室カウンターにおいて、簀の子上に載
置した洗面器の移動を防止するための手段を示す簀の子
の断面図である。

【図５】図１の浴室カウンターの部材構成の他の一例を
示す斜視図である。

【図６】簀の子の他の例を示す、浴室カウンターと浴室
カウンタを備える浴室の斜視図である。

【符号の説明】

１浴槽１ａ側壁１ｂリム２浴室側壁３浴室カウンター３ａ浴室カウンター上面の第１部分３ｂ浴室カウンター上面の第２部分３ｃ垂下壁４浴室側壁５開口６簀の子７床パン８排水溝ＡアングルＢ第１部材Ｃ第２部材Ｄ第１部材Ｅ第２部材Ｆ第３部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】浴室側壁に添って延在し、延在方向の一
部分の上面に簀の子を有する排水手段が設けられている
ことを特徴とする浴室カウンター。
【請求項２】簀の子は、前記一部分を除くカウンター
上面の他の部分よりも洗い場側へ張り出していることを
特徴とする請求項１に記載の浴室カウンター。
【請求項３】簀の子の上面は、前記一部分を除くカウ
ンター上面の他の部分よりも下方に位置決めされている
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の浴室カウンタ
ー。
【請求項４】簀の子を有する排水手段は、前記一部分
の上面に形成された簀の子状の排水孔であることを特徴
とする請求項１乃至３の何れか１項に記載の浴室カウン
ター。
【請求項５】簀の子を有する排水手段は、前記一部分
の上面に形成された開口と、前記一部分の上面に載置さ
れた前記開口を覆う簀の子とを有することを特徴とする
請求項１乃至３の何れか１項に記載の浴室カウンター。
【請求項６】前記一部分の上面に簀の子を係止する係
止手段を備えることを特徴とする請求項５に記載の浴室
カウンター。
【請求項７】簀の子の上面に洗面器載置用の凹部が形
成されていることを特徴とする請求項１乃至６の何れか
１項に記載の浴室カウンター。
【請求項８】前記一部分を除くカウンター上面の他の
部分は、簀の子へ向かって下方へ傾斜していることを特
徴とする請求項１乃至７の何れか１項に記載の浴室カウ
ンター。
【請求項９】上面は浴室側壁へ向かって下方へ傾斜し
ていることを特徴とする請求項１乃至８の何れか１項に
記載の浴室カウンター。
【請求項１０】請求項１乃至９の何れか１項に記載の
浴室カウンターを備え、浴室カウンター下方の床パンに
排水溝が形成されていることを特徴とする浴室。