JP3224572U - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に複数の吊下型パッケージを取り出すことができる包装箱を提供する。【解決手段】包装箱は、胴部2、底部4、及び上面部を備える。胴部は、右側壁5、前壁6、左側壁7、後壁8を備える。上面部は、上面フラップ部、天蓋部を備え、上面フラップ部には係止部が形成されている。天蓋部には差込部が延設されている。折目線の左右端に一対の係止用切目が連接され、一対の係止用切目に係止部が挿入されて差込部が係止される。後壁8には、吊下型パッケージの貫通孔31aに対応する位置から天蓋部の左右側縁まで延びる一対の破断可能線23が形成されている。複数の吊下型パッケージを保持した吊下用フックFを持ち上げると、天蓋部が、一対の破断可能線に沿って破断され、天蓋部の一対の破断可能線より前側部分が後壁8から分離される。【選択図】図4

Description

本考案は、複数の吊下型パッケージを収容する包装箱に関する。
従来、貫通孔が形成された複数の吊下型パッケージを、その各貫通孔が一直線上に配置された状態で並置収容する包装箱として、前壁と、この前壁の両側縁に連設された一対の側壁と、一方の側壁の側縁に連設された後壁とからなる角筒状の胴部と、この胴部の下端開口を封止する底部と、一対の側壁の上縁に連設された上面フラップ部と、後壁の上縁に連設され、胴部の上端開口を封止する天蓋部とを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の包装箱では、包装箱の内部に、一方の側板から他方の側板に向かって同じ向きで順次並べられて収容されており、一対の側壁のそれぞれには、一直線上に配置された各貫通孔に対応する位置に孔部が形成され、この孔部から、上面フラップ部の上端まで延びる破断線を形成している。
上記構成により、フックを、一方の側壁の孔部から挿入して、複数の吊下型パッケージの各吊下貫通孔を挿通させた後、他方の側壁の孔部を挿通させることで、複数の吊下型パッケージを保持することができる。そして、複数の吊下型パッケージを保持したフックを持ち上げると、一対の側壁及び一対の上面フラップは、破断線に沿って破断され、フックが包装箱から引き出され、フックにより保持された複数の吊下型パッケージを包装箱から取り出すことができる。
特開2001−341732号公報
特許文献1のような包装箱では、天蓋部が開放されないように、天蓋部の先端部に連設された差込部を、前壁と上面フラップ部との間に差し込んで係止させている。このような構成を有するため、特許文献1に記載の包装箱では、複数の吊下型パッケージを保持したフックを持ち上げて包装箱から引き出すためには、予め、差込部の係止を解除して、天蓋部を回動させて胴部の上端開口を開放しておく必要がある。
本考案は、以上の点に鑑み、従来よりも容易に複数の吊下型パッケージを取り出すことができる包装箱を提供することを目的とする。
本考案の包装箱は、貫通孔が形成された複数の吊下型パッケージを収容する包装箱であって、前壁、後壁及び一対の側壁とからなる角筒状の胴部と、該胴部の下端開口を封止する底部と、前記後壁の上縁に延設され前記胴部の上端開口を封止する天蓋部とを有し、前記後壁には、前記複数の吊下型パッケージを前記貫通孔が前記後壁から前記前壁に向かって一列に並ぶように配置して収容した際の該貫通孔に対応する位置から、前記天蓋部の各側縁までそれぞれ延びる一対の破断可能線が形成されていることを特徴とする。
本考案では、吊下用フックを後壁から一対の破断可能線を破断させて包装箱の内部に挿入して複数の吊下型パッケージの各貫通孔に挿通させることで、吊下用フックにより複数の吊下型パッケージを保持することができる。
また、複数の吊下型パッケージを保持した吊下用フックを持ち上げると、複数の吊下型パッケージの上面が天蓋部の内面に当接して天蓋部に力が加わり、この力により、後壁は一対の破断可能線に沿って破断されていく。
この一対の破断可能線は、貫通孔に対応する位置から、天蓋部の各側縁に向かってそれぞれ延びているので、後壁が一対の破断可能線に沿って破断されると、天蓋部が後壁から分離する。これにより、吊下用フックをさらに持ち上げると、天蓋部も一緒に持ち上げられ、複数の吊下型パッケージが取り出される。
本考案によれば、予め天蓋部を回動させて胴部の上端開口を開放しておく必要がないので、従来のものに比べて、容易に複数の吊下型パッケージを取り出すことができる。
また、前記一対の破断可能線は、前記後壁と前記天蓋部との境界線から離間した前記天蓋部の各側縁までそれぞれ延び、前記後壁には、前記一対の破断可能線を結ぶ第1切目線が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、吊下用フックを、後壁の一対の破断可能線と第1切目線とにより囲まれた開放範囲に押し付けるだけで、容易に、上記開放範囲を開放して開口させることができる。これにより、吊下用フックを、容易に包装箱の内部に挿入することができる。
さらに、前記後壁には、前記一対の破断可能線の交点と前記第1切目線の中間部とを結ぶ第2切目線が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、後壁の一対の破断可能線と第1切目線とにより囲まれた開放範囲を、第2切目線を中心として左右方向に扉状に開放することができる。これにより、上記開放範囲の全体を同じ方向に変形させて開放するものに比べて、吊下用フックを、容易に包装箱の内部に挿入することができる。
本考案の包装箱は、貫通孔が形成された複数の吊下型パッケージを収容した包装箱であって、前壁、後壁及び一対の側壁とからなる角筒状の胴部と、該胴部の下端開口を封止する底部と、前記後壁の上縁に延設され前記胴部の上端開口を封止する天蓋部とを有し、前記包装箱の内部には、前記複数の吊下型パッケージが、各吊下型パッケージに形成された前記貫通孔が前記後壁から前記前壁に向かって一列に並ぶように配置して収容され、前記後壁には、前記貫通孔に対応する位置から、前記天蓋部の各側縁に向かってそれぞれ延びる一対の破断可能線が形成されていることを特徴とする。
本考案では、吊下用フックを後壁から一対の破断可能線を破断させて包装箱の内部に挿入して複数の吊下型パッケージの各貫通孔に挿通させることで、吊下用フックにより複数の吊下型パッケージを保持することができる。
また、複数の吊下型パッケージを保持した吊下用フックを持ち上げると、複数の吊下型パッケージの上面が天蓋部の内面に当接して天蓋部に力が加わり、この力により、後壁は一対の破断可能線に沿って破断されていく。
この一対の破断可能線は、貫通孔に対応する位置から、天蓋部の各側縁に向かってそれぞれ延びているので、後壁が一対の破断可能線に沿って破断されると、天蓋部が後壁から分離する。これにより、吊下用フックをさらに持ち上げると、天蓋部も一緒に持ち上げられ、複数の吊下型パッケージが取り出される。
本考案によれば、予め天蓋部を回動させて胴部の上端開口を開放しておく必要がないので、従来のものに比べて、容易に複数の吊下型パッケージを取り出すことができる。
実施形態の包装箱を示す斜視図。 包装箱を展開して示す展開図。 包装箱と複数の吊下型パッケージとを示す斜視図。 複数の吊下型パッケージを各貫通孔が一直線上に配置された状態で並置収容した包装箱と吊下用フックとを示す斜視図。 包装箱に収容された複数の吊下型パッケージの各貫通孔にフック部を挿入した状態を示す斜視図。 複数の吊下型パッケージを吊下用フックにより保持して包装箱から取り出して包装箱の天蓋部を破断させた状態を示す斜視図。 複数の吊下型パッケージを吊下用フックにより保持した状態で陳列台に陳列した状態を示す斜視図。 前壁及び左右側壁を破断した包装箱に複数の吊下型パッケージを収容した状態を示す斜視図。
本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、包装箱1は、四角筒状の胴部2と、互いに対向する上面部3及び底部4とを備え、四角箱状に形成されている。包装箱1は、例えば、商品Sを含む吊下型パッケージP(図3参照)を複数、並置収容するものである。
胴部2は、右側壁5、前壁6、左側壁7及び後壁8を備え、右側壁5及び左側壁7が互いに対向し、前壁6及び後壁8が互いに対向し、四角筒状に形成されている。
図2に示すように、包装箱1は、大略矩形状に打抜いて形成された紙10により組み立てられる。
紙10は、図2において展開して示すように、左右方向及び前後方向に延びる矩形状の右側壁5の右端縁に、折目線L1を介して前壁6が連結され、右側壁5の左端縁に、折目線L2を介して接着片11が連結されている。接着片11は、後壁8に接着されている。
前壁6の右端縁に、折目線L3を介して矩形状の左側壁7が連結され、左側壁7の右端縁に、折目線L4を介して矩形状の後壁8が連結されている。
上面部3は、互いに対向する一対の上面フラップ部3a,3bと、天蓋部3cとから構成され、天蓋部3cは、胴部2の上端開口を封止する。
上面フラップ部3aは、右側壁5の上縁に折目線L5を介して延設され、上面フラップ部3bは、左側壁7の上縁に折目線L6を介して延設されている。
上面フラップ部3aの前端(図2における右端)の下端部には、凸状の係止部13が形成されている。同様に、上面フラップ部3bの前端(図2における左端)の下端部には、凸状の係止部14が形成されている。
天蓋部3cは、後壁8の上縁に折目線L7を介して延設されている。天蓋部3cの上縁には、折目線L8を介して差込部18が延設されている。
折目線L8の左右端には、差込部18の左右側縁まで延びる一対の係止用切目21が連接されている。
底部4は、底面フラップ4a〜4dを備え、底面フラップ4a〜4dは、胴部2の下端開口を封止するように互いに係合されている。
底面フラップ4aは、折目線L9を介して右側壁5の下端縁に連結され、底面フラップ4bは、折目線L10を介して前壁6の下端縁に連結されている。底面フラップ4cは、折目線L11を介して左側壁7の下端縁に連結され、底面フラップ4dは、折目線L12を介して後壁8の下端縁に連結されている。
後壁8には、図2における左右方向の略中央部の上端部であって、包装箱1に収容された吊下型パッケージPの詳しくは後述する貫通孔31aに対応する位置から、天蓋部3cの左右側縁に向かってそれぞれ延びる一対の第1切目線C1が形成されている。一対の破断可能線23のそれぞれの下端部は、半円弧状を形成するように延びている。本実施形態では、破断可能線は、不連続な複数の切れ目による所謂ミシン目によって形成されている。なお、後壁8における貫通孔31aに対応する位置とは、複数の吊下型パッケージPを貫通孔31aが後壁8から前壁6に向かって一列に並ぶように配置して収容した際に、貫通孔31aと向き合う位置である。
一対の破断可能線23は、後壁8と天蓋部3cとの境界である折目線L7を超えて、天蓋部3cの左右側縁まで延びる。
後壁8には、一対の破断可能線23を結ぶ第1切目線C1が形成されている。この第1切目線C1は、折目線L7に重なって形成されている。本実施形態では、切目線は、例えば、不連続な複数の切れ目による所謂ミシン目によって形成されている。
後壁8には、一対の破断可能線23の交点(半円弧状部の下端)と第1切目線C1の中間部とを結ぶ第2切目線C2が形成されている。この構成により、詳しくは後述するように、一対の破断可能線23と第1切目線C1とにより囲まれた範囲(以下、開放範囲)を、第2切目線C2を中心として左右方向に扉状に開放することができる。
後壁8には、第1切目線C1の左端及び右端に連結され、後壁8の左側縁及び右側縁の各上端まで延びる一対の切目線C3が形成されている。この切目線C3は、折目線L7に重なって形成されている。
右側壁5から前壁6を経由して左側壁7に跨って、上下一対の上破断可能線25a及び下破断可能線25bが形成されている。
各破断可能線25a,25bは、右側壁5の図2における左側縁の上端部から右側縁の下端部に向けて傾斜して延び、前壁6の図2における左側縁の下端部から右側縁の下端部まで水平方向に平行に延びた後、左側壁7の図2における左側縁の下端部から右側縁の上端部に向けて傾斜して延びる。
右側壁5の図2における左側縁には、下破断可能線25bの一端(図2における左端)に連続して右側壁5の上縁まで延びる切目線C4が形成され、左側壁7の図2における右側縁には、下破断可能線25bの他端(図2における右端)に連続して左側壁7の上縁まで延びる切目線C5が形成されている。
次に、以上の図2に示す紙10から図1に示す包装箱1を組み立てる手順について説明する。
先ず、底面フラップ4a〜4dを、折目線L9〜L12に沿って折り曲げる。
次に、図3に示すように、前壁6を折目線L1に沿って折り曲げ、接着片11を折目線L2に沿って折り曲げる。さらに、左側壁7を折目線L3に沿って折り曲げ、後壁8を折目線L4に沿って折り曲げて、接着片11を後壁8の内面に接着剤(図示せず)により接着する。これにより、底面フラップ4a〜4dはそれぞれ係合され、包装箱1は、複数の吊下型パッケージPを収容可能に有底筒状に形成される。
吊下型パッケージPは、例えば、商品Sを覆った状態の透明なシート(図示せず)が、紙製のベース部31に接着されている。ベース部31には、後述する吊下用フックFのフック部36が挿通される貫通孔31aが形成されている。
図4に示すように、複数の吊下型パッケージPを、各貫通孔31aが後壁8から前壁6に向かって一列に並ぶように配置して包装箱1の内部に収容する。
次に、上面フラップ部3a,3bを、折目線L5,L6に沿って内側に折り曲げる。そして、天蓋部3cを折目線L7に沿って内側に折り曲げた後、差込部18を、折目線L8に沿って内側に折り曲げて、上面フラップ部3a,3bと前壁6との間の隙間に挿入する。
差込部18の挿入により、上面フラップ部3a,3bに形成された一対の係止部13,14が、天蓋部3cの下側から、天蓋部3cの一対の係止用切目21により形成された開口部に挿入される。これにより、差込部18が係止される。
このような手順により、包装箱1は、複数の吊下型パッケージPを並置収容した状態で図1に示すような箱状に形成される。吊下型パッケージPは、包装箱1に収容された状態で、吊下型パッケージPを製造する製造会社から、吊下型パッケージPを販売する販売店等に搬送される。
次に、図4〜図6を参照して、販売店等で、包装箱1の内部に収容された複数の吊下型パッケージPを、吊下用フックFを用いて包装箱1から取り出す作業を説明する。
図4に示すように、吊下用フックFは、シャフト状のフック部36と、このフック部36の基端が固定されるベース部37とを備える。フック部36の先端部は、上方に傾斜されている。
フック部36の先端部を、後壁8の一対の破断可能線23と第1切目線C1とにより囲まれた開放範囲に押し付ける。図5に示すように、この押し付けにより、上記開放範囲は、第2切目線C2を中心として左右方向に扉状に開放される。これにより、フック部36を、包装箱1の内部に挿入可能となる。
そして、フック部36の先端部を、複数の吊下型パッケージPの各貫通孔31aに順次挿通する。これにより、複数の吊下型パッケージPは、吊下用フックFにより保持された状態となる。なお、フック部36の先端部は、上方に傾斜しているため、フック部36の各貫通孔31aへの挿通時には、フック部36を斜め下に向けた状態で行う。
次に、複数の吊下型パッケージPを保持した吊下用フックFを、持ち上げる。吊下用フックFを持ち上げると、吊下型パッケージPの上面が天蓋部3cの内面の後端部に当接して天蓋部3cに力が加わり、この力により、後壁8は一対の破断可能線23に沿って破断されていく。
そして、図6に示すように、吊下用フックFを、吊下型パッケージPの上面が天蓋部3cの内面に当接した状態でさらに持ち上げると、天蓋部3cが、一対の破断可能線23に沿って破断され、天蓋部3cの一対の破断可能線23より前側部分は、後壁8から分離される。この分離後は、吊下用フックFを持ち上げると、天蓋部3cの一対の破断可能線23より前側部分は、差込部18を中心として回転される。
そして、吊下用フックFをさらに持ち上げると、天蓋部3cの上記前側部分がさらに回転されて、上面フラップ部3a,3bに形成された一対の係止部13,14が、天蓋部3cの一対の係止用切目21から抜け出て、差込部18の係止が解除される。このように、本実施形態では、予め天蓋部3cを回転させて胴部2の上端開口を開放しおく必要がなく、容易に複数の吊下型パッケージを取り出すことができる。さらに、手動で、一対の係止部13,14を、天蓋部3cの一対の係止用切目21から抜き取る必要がなく、容易に複数の吊下型パッケージを取り出すことができる。
さらに、上面フラップ部3a,3b、及び天蓋部3cの一対の破断可能線23より後側部分は、各折目線L5〜L7に沿って外側に折り曲げられる。
これにより、包装箱1の上面が開口され、複数の吊下型パッケージPを保持した吊下用フックFを持ち上げると、複数の吊下型パッケージPは包装箱1から取り出される。
そして、図7に示すように、複数の吊下型パッケージPを、販売店等に設置された陳列台Bに陳列する。陳列台Bは、板状の本体部41と、この本体部41に取り付けられ、吊下用フックFのベース部37を保持する保持部42とを備える。ベース部37は、保持部42の凹部に挿入されて保持される。これにより、陳列台Bに、複数の吊下型パッケージPが陳列される。本実施形態では、保持部42を2個設けているが、保持部42の数は適宜変更可能である。
このように、本実施形態では、後壁8から延びる一対の破断可能線23は、天蓋部3cの左右側縁まで延びているので、吊下用フックFを、天蓋部3cの内面に当接した状態でさらに持ち上げるだけで、容易に天蓋部3cを一対の破断可能線23に沿って破断して、天蓋部3cの一対の破断可能線23より前側部分を取り外すことができる。
さらに、本実施形態では、一対の破断可能線23を結ぶ第1切目線C1を形成しているので、フック部36の先端部を、後壁8の一対の破断可能線23と第1切目線C1とにより囲まれた開放範囲に押し付けるだけで、容易に、上記開放範囲を開放して開口させることができる。これにより、フック部36を、容易に包装箱1の内部に挿入することができる。
また、本実施形態の包装箱1は、図8に示すように、複数の吊下型パッケージPを陳列する陳列箱としても使用することができる。
この場合、先ず、左側壁7を、切目線C5に沿って下破断可能線25bの端部まで破断させる。そして、上破断可能線25aと下破断可能線25bとの間の破断部を、各破断可能線25a,25bに沿って左側壁7から前壁6を通って右側壁5まで破断させる。
次に、右側壁5を、切目線C4に沿って下破断可能線25bの端部まで破断させる。これにより、右側壁5、前壁6及び左側壁7の下破断可能線25bより上側の部分が取り外される。
そして、天蓋部3cを、一対の切目線C3及び第1切目線C1に沿って破断させる。これにより、包装箱1を、前面の一部、左右側面の一部、及び天面が開口され、複数の吊下型パッケージPを陳列する陳列箱として使用することができる。
なお、上記実施形態では、包装箱1を紙10により構成しているが、段ボール板紙や樹脂、金属等により構成してもよい。
また、上記実施形態では、一対の破断可能線23を、後壁8の貫通孔31aに対応する位置から、後壁8と天蓋部3cとの境界である折目線L7を超えて(後壁8と天蓋部3cとの境界線から離間して)、天蓋部3cの左右側縁まで延びるように形成しているが、一対の破断可能線23は、天蓋部3cの左右側縁に達していれば足りるため、例えば、後壁8の貫通孔31aに対応する位置から、天蓋部3cの下端の左右側縁(折目線L7の左右側端)まで延びるように形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、第1切目線C1を、折目線L7に重なるように形成しているが、第1切目線C1は、一対の破断可能線23を結べばよく、後壁8の折目線L7より下側の位置や、天蓋部3cに形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、上面部3に上面フラップ部3a,3bを設け、天蓋部3cの上縁に差込部18を延設しているが、上面フラップ部3a,3b及び差込部18は設けなくてもよい。この場合、吊下用フックFを、吊下型パッケージPの上面が天蓋部3cの内面に当接した状態で持ち上げると、天蓋部3cが、一対の破断可能線23に沿って破断され、天蓋部3cの一対の破断可能線23より前側部分は、後壁8から分離される。そして、分離後は、吊下用フックFと一緒に持ち上げられる。
1…包装箱、2…胴部、3c…天蓋部、4…底部、5…右側壁、6…前壁、7…左側壁、8…後壁、10…紙、18…差込部、23…破断可能線、31a…貫通孔、C1…第1切目線、C2…第2切目線、P…吊下型パッケージ

Claims (4)

  1. 貫通孔が形成された複数の吊下型パッケージを収容する包装箱であって、
    前壁、後壁及び一対の側壁とからなる角筒状の胴部と、
    該胴部の下端開口を封止する底部と、
    前記後壁の上縁に延設され前記胴部の上端開口を封止する天蓋部とを有し、
    前記後壁には、前記複数の吊下型パッケージを前記貫通孔が前記後壁から前記前壁に向かって一列に並ぶように配置して収容した際の該貫通孔に対応する位置から、前記天蓋部の各側縁までそれぞれ延びる一対の破断可能線が形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱において、
    前記一対の破断可能線は、前記後壁と前記天蓋部との境界線から離間した前記天蓋部の各側縁までそれぞれ延び、
    前記後壁には、前記一対の破断可能線を結ぶ第1切目線が形成されていることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項2に記載の包装箱において、
    前記後壁には、前記一対の破断可能線の交点と前記第1切目線の中間部とを結ぶ第2切目線が形成されていることを特徴とする包装箱。
  4. 貫通孔が形成された複数の吊下型パッケージを収容した包装箱であって、
    前壁、後壁及び一対の側壁とからなる角筒状の胴部と、
    該胴部の下端開口を封止する底部と、
    前記後壁の上縁に延設され前記胴部の上端開口を封止する天蓋部とを有し、
    前記包装箱の内部には、前記複数の吊下型パッケージが、各吊下型パッケージに形成された前記貫通孔が前記後壁から前記前壁に向かって一列に並ぶように配置して収容され、
    前記後壁には、前記貫通孔に対応する位置から、前記天蓋部の各側縁に向かってそれぞれ延びる一対の破断可能線が形成されていることを特徴とする包装箱。
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