JP3222293B2 - 印刷用顔料塗被紙及びその製造方法 - Google Patents

印刷用顔料塗被紙及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷用顔料塗被紙及び
その製造方法に関し、顔料を含有する塗布液を連続走行
する帯状の基材(以下、「ウェブ」と称する)に塗布し
た印刷用顔料塗被紙及びその製造方法に関するものであ
る。特に、アート、コート紙等の印刷用紙及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、顔料塗被紙は、未塗布の上質
紙と比較して、平滑性、光沢、不透明性が高く、インキ
の吸収性が均一であるため、印刷用紙として用いられて
いる。特に近年、印刷物の視覚化が進み、印刷用紙に対
する要求も多様化してきており、更に、印刷方式もグラ
ビア、輪転オフセット、枚葉オフセット等多種にわた
り、それぞれの印刷方式に適合した特性を持つ印刷用紙
の開発が進んでいる。このような状況のなかで、顔料塗
布を行う印刷用紙の塗布技術に対する要求は、表面の平
滑性が高く、印刷適性の高い塗被紙を得ることである。
【0003】印刷用顔料塗被紙は、通常、塗布後、スー
パーカレンダー或はソフトカレンダー処理を施すことに
より、印刷面の平滑性を向上させ、印刷適性を向上させ
る。又、かかる処理は、光沢向上手段としても有効であ
り、印刷前の白紙光沢及び印刷後の画線部の印刷光沢が
向上する。
【0004】このように、カレンダー処理は平滑化及び
光沢向上手段として有効であり、特にグロス品として上
市される塗被紙の場合には不可欠な仕上げ手段である
が、かかる手段の有効性は、主に、塗被紙の塗層を構成
する顔料の種類及び混合比、バインダーの種類及び混合
比、塗布方式、ウェブの性状に依存する。
【0005】特に、塗層を構成する顔料の種類を変える
ことにより、塗布/乾燥直後、つまり、カレンダー処理
前の塗層密度をコントロールすることは、従来、行われ
てきたことである。現在の一般的な印刷用塗被紙の多く
の塗層は、カオリン或は重質炭酸カルシウムを基本組成
物として構成されている。しかし、カオリンと重質炭酸
カルシウムのみで塗層を構成すると、印刷適性において
高い品質のものが得易い反面、粒子形状に関係した配置
の影響で緻密な構造となり、塗層密度がやや高くなる傾
向にある。このことは、カレンダー処理により塗層がつ
ぶれ難いことを意味し、カレンダー処理による平滑及び
光沢向上の効果を期待し難い。
【0006】従来、かかるような障害に対し、密度の低
いポーラスな構造を形成する顔料を混合することによ
り、カレンダー処理効果を高くすることが行われてき
た。具体的に混合する顔料としては、軽質炭酸カルシウ
ム、粒子径の小さなデラミネーションクレー等である。
しかし、これらの顔料を用いた場合にも、実操業におい
ては、カレンダー処理効果が十分発揮できる低密度の塗
層を得ることが難しいのが実状であった。
【0007】つまり、これまで塗布装置として、ブレー
ド塗布装置、ロッド塗布装置、エアナイフ塗布装置、ロ
ール塗布装置が用いられてきた。かかるような塗布装置
は、計量或は転写の際に、キャピラリ圧力をはるかに超
える外部圧力が発生するために、塗布液が塗層に押し込
まれる。又、計量領域では剪断速度が高くなり、顔料の
種類によっては、再配列が起こり、結果として、塗層の
密度は高くなってしまうのである。従って、高いカレン
ダー処理効果が望めないのが現状であった。
【0008】又、バインダーの種類や混合比に関して
は、塗層の接着強度や印刷適性を考慮すると選択範囲が
限定され、塗層の密度をコントロールすることは事実上
は難しい。又、予め、平滑性が高い均質な基材を用いる
ことにより、塗層の平滑性を高くすることに寄与する
が、パルプを主原料とする一般の紙を基材とする場合、
紙の強度や不透明性等と塗層の平滑性のバランスをとる
ことが困難であり、現実としては、基材の平滑性の向上
には限界がある。
【0009】かかるように、従来一般に用いられてきた
塗布方式では、塗層の密度を顔料組成物で低くすること
によるカレンダー処理効果の向上が望み難いのが現状で
あった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の塗布方式と塗層組成物の組み合わせでは達成できなか
った平滑性が高く、光沢の発現に優れた高品質な印刷用
顔料塗被紙を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明における印刷用顔
料塗被紙は、基材の片面或は両面に、顔料を主成分とす
る塗層を1層以上設けた印刷用顔料塗被紙において、印
刷が施される最も上層の1層を含めて少なくとも1層以
上の塗層がカーテン塗布装置により塗布され、且つ該塗
層の全顔料量の5〜70重量%がアラゴナイト型軽質炭
酸カルシウムであることを特徴とするもので、平滑性が
高く、光沢の発現及びインキセット性に優れている。
【0012】又、本発明の印刷用顔料塗被紙の製造方法
は、基材の片面或は両面に、顔料を主成分とする塗層を
設けた印刷用顔料塗被紙の製造方法において、全顔料量
の5〜70重量%がアラゴナイト型軽質炭酸カルシウム
である塗布液を調製し、該塗布液をカーテン塗布装置に
より、印刷が施される最も上層の1層を含めて少なくと
も1層以上の塗層として該基材上に塗布することを特徴
とするものである。
【0013】本発明の印刷用顔料塗被紙に用いられるア
ラゴナイト型軽質炭酸カルシウムは、アスペクト比が高
く、針状のアラゴナイト型の結晶構造を有する炭酸カル
シウムである。かかるようなアラゴナイト型軽質炭酸カ
ルシウムを、顔料塗被紙の塗層を構成する顔料として用
いた場合、次のような効果が発揮される。 密度の低い塗層が形成され、カレンダー処理後の平滑
性が高くなる。 平滑性の向上に伴って、白紙光沢が高くなる。 カレンダー処理後も、適当なポアが残存するため、イ
ンキセットが早くなる。
【0014】かかるような効果は、塗層を構成する顔料
組成物として、アラゴナイト型軽質炭酸カルシウムを全
顔料量の5〜70重量%混合した場合に、特に発揮され
る。ここで、5重量%未満の混合比率では、混合の効果
が微少であり、効果が見られない。又、70重量%を超
えた混合比率では、カレンダー処理後に残存するポアの
数が多い、或は容量が大き過ぎ、印刷時にインキの浸透
が顕著に起こり、印刷光沢が低下したり、色再現に問題
が生じたりする。
【0015】アラゴナイト型軽質炭酸カルシウムを、全
顔料量に対して、5〜70重量%の範囲で混合した塗布
液を塗布する塗布方式としては、ブレード塗布装置、ロ
ッド塗布装置、エアナイフ塗布装置、ロール塗布装置等
を用いた塗布方式と比較して、カーテン塗布装置を用い
た塗布方式が優れている。このカーテン塗布方式は、前
計量型の塗布装置からなるものであり、塗布時に塗布液
に高い外部圧力が負荷されず、塗布液が基材に浸透する
ことが抑制されるためである。又、かかる塗布方式によ
れば、顔料の再配列も起こり難いため、塗層はポーラス
になり、密度も低くすることができる。したがって、基
材にある程度の凹凸があり、それに応じて塗層に凹凸が
存在する場合にも、塗層の塑性変形する変位量が潜在的
に大きいため、カレンダー処理により高い平滑性の顔料
塗被紙を得ることが可能となるわけである。
【0016】又、密度の低い塗層は、カレンダー処理に
より、平滑性が高くなるのに伴って、高い光沢を発現す
るようになる。これは、顔料の形状や屈折率、バインダ
ーの種類や表面存在比率によるが、表面の平滑性が高い
ほうが、正反射分布密度が高くなることから明らかなこ
とである。
【0017】更に、密度が低く、塑性変形量が潜在的に
大きな塗層は、密度が高く塑性変形量が少ない塗層よ
り、軽度のカレンダー処理で、つまり、比較的に低い密
度で所望の平滑性或は光沢を得やすい。これは、潜在的
な塑性変形量が大きいため、十分ポアのある密度が比較
的低い状態で所望の平滑性及び光沢の発現を達成できる
ためである。又、ここで言う軽度のカレンダー処理と
は、具体的には、ニップ部の線圧を低くする、或はニッ
プの通過回数を少なくする等の処置を指す。
【0018】カレンダー処理後に、比較的に密度の低い
塗層は、表面に存在するポアの数が多い、或は容量が大
きいことを示し、印刷時に塗層表面において、インキが
適度に塗層に浸透し、インキのセット速度が早くなる。
このことは、最近の印刷速度の高速化の要求に対して不
可欠な条件であり、又、裏移り等の障害を回避すること
ができ、歩留まりが向上する効果も有する。
【0019】本発明においては、上記の如く、ウェブと
接触する塗層をカーテン塗布方式により塗布することを
特徴としているが、塗布液における全顔料量の5〜70
重量%をアラゴナイト型軽質炭酸カルシウとし、該塗布
液をカーテン塗布装置を用いて塗布することにより、平
滑性及び光沢が高く、インキのセット速度の早い印刷用
顔料塗被紙を得る製造方法であり、このような製造方法
を開示したものは、未だ見当たらない。
【0020】以下、添付図面に基づき、本発明の実施態
様について、詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
態様を示すカーテン塗布装置の概略図である。予め調製
された塗布液は、塗布液を貯蔵する貯蔵タンク11よ
り、給液ポンプ12によって、フィルター(図示せず)
を介して、コーターヘッド1へ送られる。
【0021】コーターヘッド1の内部は、マニホールド
6、スリット2からなり、それぞれ高精度の仕上げが施
されている。供給された塗布液は、マニホールド6に満
たされ、更にスリット2に送られ、通過するスリットの
狭い間隙により、ポンプ12の送液による動圧の影響が
軽減され、幅方向における圧力分布が均一化され、リッ
プ3から流出し、垂直なカーテン膜4を形成する。
【0022】幅方向でプロファイルが均一となった垂直
カーテン膜4は、連続走行しているウェブ5と接触し、
ウェブ5に塗布される。ここで、エッジガイド10a、
10bは、コーターヘッド1の幅を超えず、更にウェブ
5の幅を超えて設けられ、垂直カーテン膜4は、ウェブ
5の幅を超えて形成される。垂直カーテン膜4がウェブ
5の幅を超えて形成されているのは、垂直カーテン膜4
の両端部における塗層の厚塗りを防止するためである。
ウェブ5の幅を超えて流下する塗布液は、受液槽9に回
収され、貯蔵タンク11に戻された後、再び塗布され
る。又、ウェブ5が切断した時等塗布が中断された場合
も、塗布液は受液槽9に回収される。
【0023】連続走行しているウェブ5と垂直カーテン
膜4との接触部(以後、「塗布部」という。)にはウェ
ブ5に同伴する空気流を遮蔽し、カーテン周辺の空気の
回流等で垂直カーテン膜4が乱れることなくウェブ5に
達するようにするため遮風板8が設けられている。又、
ウェブ5の搬送方向は塗布部の直前でロール7により方
向転換することにより、ウェブ5に同伴する空気の塗布
部への影響を最小限にとどめるように構成されている。
【0024】形成させた垂直カーテン膜4を安定した状
態で塗布するためには、ウェブ5からコーターヘッド1
の下部の流出部までの高さがある程度必要とされるが、
本実施態様においてはその高さを制御することも可能で
あり、垂直カーテン膜4の安定に適した高さは、60〜
300mm、好ましくは100〜250mm、更に好ま
しくは120〜180mmである。
【0025】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、様々な変形が可能であることは言うまでもな
い。前述した実施態様において、形成した垂直カーテン
膜4の幅はウェブ5の幅より大としたが、これは塗層両
端部における塗布量の増加を防止するためであって、こ
のような塗布量増加が小であるか、もしくはあまり問題
とされない場合、又は特公昭49−14130号公報等
に開示される方法、その他塗布量増加防止方法を採用す
ることにより解消しうる場合には、垂直カーテン膜4を
ウェブ5の幅に一致させるか、或はこれより多少小とし
ても差し支えない。
【0026】又、カーテンヘッド1にプロファイル調整
機構或は制御機構を付設することも可能である。図1に
示されるスリット2に開度プロファイル調整機構を付設
することにより、幅方向でより均一な塗布量プロファイ
ルを得ることができる。
【0027】本発明において、顔料を主成分とする塗布
液とは、顔料とバインダー、その他添加剤と共に水に溶
解もしくは分散せしめた液であって、顔料、バインダ
ー、その他添加剤の濃度が、10〜70重量%のものを
言う。顔料、バインダーの配合割合は、一般に全顔料量
に対し、バインダーが5重量%以上、好ましくは、10
〜70重量%であることが望ましい。
【0028】本発明の印刷用顔料塗被紙に用いる顔料と
しては、アラゴナイト型軽質炭酸カルシウムの他に、そ
の他の炭酸カルシウム、カオリン、クレー、サチンホワ
イト、酸化チタン、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫
酸バリウム、硫酸カルシウム、シリカ、マイカ、活性白
土、レーキ、プラスチックピグメント等が挙げられる。
【0029】本発明に用いられるバインダーとしては、
スチレン・ブタジエン系、酢ビ・アクリル系、エチレン
・酢ビ系、ブタジエン・メチルメタクリル系、酢ビ・ブ
チルアクリレート系等の各種共重合体、ポリビニルアル
コール、無水マレイン酸共重合体、イソブテン・無水マ
レイン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート
系共重合体等の合成系接着剤、酸化澱粉、エーテル化澱
粉、エステル化澱粉、酵素変性澱粉やそれらをフラッシ
ュドライして得られる冷水可溶性澱粉、カゼイン、大豆
蛋白等の天然系接着剤等のような一般に知られた接着剤
が挙げられる。
【0030】又、必要に応じて、増粘剤、保水剤、耐水
化剤、着色剤等の通常の塗被紙用顔料に配合される各種
助剤が適宜使用できる。
【0031】かくして得られた本発明の塗被組成物は、
ウェブの両面ないし片面に、単層ないし多層塗布される
ものである。多層塗布における下層部の塗布には、カー
テン塗布装置以外の塗布装置の使用も可能であり、更
に、下層塗布部を乾燥せずに上層塗布を行うウェットオ
ンウェット塗布を行ってもよい。
【0032】本発明で使用される原紙としては、一般に
使用される上質紙、中質紙、更紙、合成紙、レジンコー
テッド紙等を含む。
【0033】本発明において、顔料を主成分とする塗布
液の塗布量は、最上層では、乾燥重量規準で、8〜30
g/m2 、最上層以外の塗布層では、乾燥重量基準で、
2〜20g/m2 が適当である。
【0034】
【作用】本発明の印刷用顔料塗被紙は、顔料を主成分と
する塗層を設けた印刷用顔料塗被紙であり、塗布液にお
ける全顔料量の5〜70重量%をアラゴナイト型軽質炭
酸カルシウムとし、該塗布液をカーテン塗布装置を用い
て塗層を設けたものである。このようにして得られた印
刷用顔料塗被紙は、平滑性及び光沢が高く、インキのセ
ット速度が早く、優れた特性を有するものである。
【0035】
【実施例】次に、本発明を実施例により、更に詳細に説
明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
なお、以下に示す部および%はいずれも重量基準であ
る。
【0036】上塗り塗布後の印刷用顔料塗被紙は、実施
例及び比較例の奇数番に関しては、全て同一のカレンダ
ー装置を用い、ロール線圧、ロール温度、ニップ回数を
同一とした条件でカレンダー処理を行った。又、実施例
及び比較例の偶数番に関しては、それぞれカレンダー処
理条件を、適宜変化させて、処理後の塗被紙密度を1.
28g/cm3 にした。なお、全ての試料は、カレンダ
ー処理後に、測定・評価を行った。
【0037】実施例1及び実施例2 <下塗り原紙の作製>74g/m2 の坪量(絶乾)の上
質紙を用い、以下の配合からなる固形分濃度61%の下
塗り塗布液を調製し、ブレード塗布装置により塗布速度
800m/minで該上質紙の両面に片面の絶乾の塗布
量が10g/m2 となるように塗布し、下塗り原紙を作
製した。 <下塗り液配合> 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 70部 市販2級カオリン(カオブライト) 30部 市販燐酸エステル化澱粉 9部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 8部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.1部 水酸化ナトリウム 0.1部
【0038】<印刷用顔料塗被紙の作製>上記の下塗り
原紙を用い、以下の配合からなる固形分濃度52%の上
塗り塗布液を調製し、上塗り塗布液を、カーテン塗布装
置により塗布速度700m/minで該下塗り原紙の両
面に片面の絶乾の塗布量が14g/m2 となるように塗
布し、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、実施例1
は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカレン
ダー処理を行い、実施例2は、該塗被紙の密度が1.2
8g/cm3 となる条件でカレンダー処理を行った。 <上塗り液配合> 市販アラゴナイト型軽質炭酸カルシウム(タマパールHGA) 40部 市販サチンホワイト 5部 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 10部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 30部 市販2級カオリン(ハイドラスパース) 15部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.3部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0039】実施例3及び実施例4 上塗り塗布液を以下の配合とした以外は、実施例1と同
一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、実施
例3は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカ
レンダー処理を行い、実施例4は、該塗被紙の密度が
1.28g/cm3 となる条件でカレンダー処理を行っ
た。 <上塗り液配合> 市販アラゴナイト型軽質炭酸カルシウム(タマパールHGA) 7部 市販サチンホワイト 5部 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 10部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 52部 市販2級カオリン(ハイドラスパース) 26部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.3部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0040】実施例5及び実施例6 上塗り塗布液を以下の配合とした以外は、実施例1と同
一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、実施
例5は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカ
レンダー処理を行い、実施例6は、塗被紙の密度が1.
28g/cm3となる条件でカレンダー処理を行った。 <上塗り液配合> 市販アラゴナイト型軽質炭酸カルシウム(タマパールHGA) 64部 市販サチンホワイト 5部 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 10部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 14部 市販2級カオリン(ハイドラスパース) 7部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.3部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0041】実施例7及び実施例8 74g/m2 の坪量(絶乾)の上質紙を用い、実施例1
と同一の配合からなる固形分濃度57%の下塗り塗布液
を調製し、カーテン塗布装置により塗布速度600m/
minで該上質紙の両面に片面の絶乾の塗布量が15g
/m2 となるように塗布し、下塗り原紙を作製した。
【0042】上塗りは、実施例1と同一の方法で、印刷
用顔料塗被紙を作製した。なお、実施例7は、実施例及
び比較例の奇数番で統一した条件でカレンダー処理を行
い、実施例8は、該塗被紙の密度が1.28g/cm3
となる条件でカレンダー処理を行った。
【0043】実施例9及び実施例10 上塗りの塗布量を、20g/m2 とした以外は、実施例
1と同一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。な
お、実施例9は、実施例及び比較例の奇数番で統一した
条件でカレンダー処理を行い、実施例10は、該塗被紙
の密度が1.28g/cm3 となる条件でカレンダー処
理を行った。
【0044】比較例1及び比較例2 上塗り塗布液を以下の配合とした以外は、実施例1と同
一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、比較
例1は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカ
レンダー処理を行い、比較例2は、塗被紙の密度が1.
28g/cm3となる条件でカレンダー処理を行った。 <上塗り液配合> 市販アラゴナイト型軽質炭酸カルシウム(タマパールHGA) 4部 市販サチンホワイト 5部 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 10部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 54部 市販2級カオリン(ハイドラスパース) 27部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.3部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0045】比較例3及び比較例4 上塗り塗布液を以下の配合とした以外は、実施例1と同
一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、比較
例3は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカ
レンダー処理を行い、比較例4は、塗被紙の密度が1.
28g/cm3となる条件でカレンダー処理を行った。 <上塗り液配合> 市販サチンホワイト 5部 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 10部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 57部 市販2級カオリン(ハイドラスパース) 28部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.3部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0046】比較例5及び比較例6 上塗り塗布液を以下の配合とした以外は、実施例1と同
一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、比較
例5は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカ
レンダー処理を行い、比較例6は、塗被紙の密度が1.
28g/cm3となる条件でカレンダー処理を行った。 <上塗り液配合> 市販アラゴナイト型軽質炭酸カルシウム(タマパールHGA) 76部 市販サチンホワイト 5部 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 10部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 6部 市販2級カオリン(ハイドラスパース) 3部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.3部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0047】比較例7及び比較例8 上塗り塗布液を以下の配合とした以外は、実施例1と同
一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、比較
例7は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカ
レンダー処理を行い、比較例8は、塗被紙の密度が1.
28g/cm3となる条件でカレンダー処理を行った。 <上塗り液配合> 市販アラゴナイト型軽質炭酸カルシウム(タマパールHGA) 91部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 9部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.1部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0048】比較例9及び比較例10 上塗り塗布液を以下の配合とした以外は、実施例1と同
一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。なお、比較
例9は、実施例及び比較例の奇数番で統一した条件でカ
レンダー処理を行い、比較例10は、塗被紙の密度が
1.28g/cm3 となる条件でカレンダー処理を行っ
た。 <上塗り液配合> 市販紡錘型軽質炭酸カルシウム(タマパール121) 40部 市販サチンホワイト 5部 市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) 10部 市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) 30部 市販2級カオリン(ハイドラスパース) 15部 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.3部 市販燐酸エステル化澱粉 3部 市販スチレン・ブタジエン・ラテックス 14部
【0049】比較例11及び比較例12 上塗り塗布液の塗布装置として、ブレード塗布装置を用
いた以外は、実施例1と同一の方法で、印刷用顔料塗被
紙を作製した。なお、比較例11は、実施例及び比較例
の奇数番で統一した条件でカレンダー処理を行い、比較
例12は、塗被紙の密度が1.28g/cm3 となる条
件でカレンダー処理を行った。
【0050】比較例13及び比較例14 上塗りの塗布量を、20g/m2 とした以外は、比較例
11と同一の方法で、印刷用顔料塗被紙を作製した。な
お、実施例13は、実施例及び比較例の奇数番で統一し
た条件でカレンダー処理を行い、実施例14は、該塗被
紙の密度が1.28g/cm3 となる条件でカレンダー
処理を行った。
【0051】比較例15及び比較例16 上塗り塗布液の塗布装置として、ロッド塗布装置を用い
た以外は、実施例1と同一の方法で、印刷用顔料塗被紙
を作製した。なお、比較例15は、実施例及び比較例の
奇数番で統一した条件でカレンダー処理を行い、比較例
16は、塗被紙の密度が1.28g/cm3 となる条件
でカレンダー処理を行った。
【0052】比較例17及び比較例18 実施例1と同一の上塗り塗布液配合で、固形分濃度を4
8%とし、塗布装置として、エアナイフ塗布装置を用
い、塗布速度を300m/minとし、印刷用顔料塗被
紙を作製した。なお、比較例17は、実施例及び比較例
の奇数番で統一した条件でカレンダー処理を行い、比較
例18は、塗被紙の密度が1.28g/cm3 となる条
件でカレンダー処理を行った。
【0053】比較例19及び比較例20 実施例1と同一の上塗り塗布液配合で、固形分濃度を5
0%とし、塗布装置として、オフセットグラビアロール
塗布装置を用い、塗布速度を100m/minとし、印
刷用顔料塗被紙を作製した。なお、比較例19は、実施
例及び比較例の奇数番で統一した条件でカレンダー処理
を行い、比較例20は、塗被紙の密度が1.28g/c
3 となる条件でカレンダー処理を行った。
【0054】実施例1〜10及び比較例1〜20で作製
した印刷用顔料塗被紙について、全て同一のカレンダー
装置を用い、ロール線圧、ロール温度、ニップ回数を同
一とした条件でカレンダー処理を行った。又、それぞれ
カレンダー処理条件を変えて、処理後の該塗被紙密度を
同一にした。全ての該塗被紙について、カレンダー処理
後に、これを試料とし、以下の測定方法に従って測定
し、評価した。評価結果については、以下の表1に示し
た。
【0055】<平滑度>平滑度は、スムースター平滑度
試験機(東英電子工業株式会社製、形式SM−6A)に
より測定した。
【0056】<白紙光沢度>村上式光沢度計を用い、入
射角75゜−反射角75゜としてカレンダー処理後の試
料の光沢度の測定を行った。
【0057】<印刷光沢度>カレンダー処理した試料
に、ローランドオフセット印刷機で印刷し、一昼夜室温
にて放置した後、村上式光沢度計を用い、入射角60゜
−反射角60゜で測定を行った。測定部位は、重色ベタ
印刷部である。
【0058】<インキセット性>明製作所製RI-II型
印刷試験機を用いて、試料に印刷直後から30秒経過後
に別の紙にインキを転写し、転写したインキ濃度をコー
サー濃度計により測定し、セット性値とした。セット性
値は低いほうが、セット速度が早く、セット性が良好で
あると判定できる。インキは、東洋インキ製GRAF−
Gを用いた。
【0059】
【表1】
【0060】評価結果より、実施例1〜10の印刷用顔
料塗被紙において、アラゴナイト型軽質炭酸カルシウム
を5〜70重量%を含有した上塗り塗布液を、カーテン
塗布装置で塗布することにより、平滑度、白紙/印刷光
沢度がいずれも高い印刷用顔料用塗被紙を得ることがで
きた。
【0061】比較例1及び3の印刷用顔料塗被紙におい
ては、上塗り液におけるアラゴナイト型軽質炭酸カルシ
ウムが5重量%未満のため、平滑度、白紙/印刷光沢、
セット性のいずれも低調であり、比較例2及び4の印刷
用顔料塗被紙においては、平滑度、白紙/印刷光沢が低
調であり満足でき得る品質の印刷用顔料塗被紙を得るこ
とができなかった。比較例5〜8の印刷用顔料塗被紙に
おいては、アラゴナイト型軽質炭酸カルシウムが70重
量%を超えるため、印刷光沢が低く、満足でき得る品質
の印刷用顔料塗被紙を得ることができなかった。比較例
7及び8の印刷用塗被紙においては、炭酸カルシウムの
種類が異なるため、印刷光沢及びセット性が低調であ
る。
【0062】比較例11〜20の印刷用顔料塗被紙にお
いて、カーテン塗布装置以外の塗布方式を適用した場合
は、カーテン塗布装置で、同一の配合で塗布を実施した
実施例1の印刷用顔料塗被紙と比較して、平滑度、白紙
/印刷光沢、セット性のいずれかが低調であり、満足で
き得る品質の印刷用顔料塗被紙を得ることができなかっ
た。
【0063】
【発明の効果】本発明の印刷用顔料塗被紙及びその製造
方法では、アラゴナイト型軽質炭酸カルシウムを特定量
含有させた塗布液を用い、カーテン塗布装置により基材
上に塗布したものであり、平滑性、白紙及び印刷光沢の
発現に優れ、印刷時のインキセット性が良好な印刷用顔
料塗被紙が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示すカーテン塗布装置の
概略図である。
【符号の説明】
1 コーターヘッド 2 スリット 3 リップ 4 カーテン膜 5 ウェブ 6 マニホールド 7 ロール 8 遮風板 9 受液槽 10a、10b エッジガイド 11 貯蔵タンク 12 給液ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 11/00 - 27/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の片面或は両面に、顔料を主成分と
    する塗層を1層以上設けた印刷用顔料塗被紙において、
    印刷が施される最も上層の1層を含めて少なくとも1層
    以上の塗層がカーテン塗布装置により塗布され、且つ該
    塗層の全顔料量の5〜70重量%がアラゴナイト型軽質
    炭酸カルシウムであることを特徴とする印刷用顔料塗被
    紙。
  2. 【請求項2】 基材の片面或は両面に、顔料を主成分と
    する塗層を1層以上設けた印刷用顔料塗被紙の製造方法
    において、全顔料量の5〜70重量%がアラゴナイト型
    軽質炭酸カルシウムである塗布液を調製し、該塗布液を
    カーテン塗布装置により、印刷が施される最も上層の1
    層を含めて少なくとも1層以上の塗層として該基材上に
    塗布することを特徴とする印刷用顔料塗被紙の製造方
    法。
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