JP3221565B2 - クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いた路盤材、土木埋立用材、仮設材 - Google Patents
クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いた路盤材、土木埋立用材、仮設材Info
- Publication number
- JP3221565B2 JP3221565B2 JP26653597A JP26653597A JP3221565B2 JP 3221565 B2 JP3221565 B2 JP 3221565B2 JP 26653597 A JP26653597 A JP 26653597A JP 26653597 A JP26653597 A JP 26653597A JP 3221565 B2 JP3221565 B2 JP 3221565B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- chromium oxide
- sulfur
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンレス鋼の精
錬の際に発生するステンレス鋼スラグ、重クロム酸ナト
リウムなどのクロム化合物の製造の際に発生するクロム
鉱滓、産業廃棄物溶融スラグ、下水汚泥およびステンレ
ス鋼の精錬に使用したスラグ付着耐火物などのクロム酸
化物含有物質からのCr6+の溶出を防止することが可能な
クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いたク
ロム酸化物含有物質の利用方法並びに路盤材、土木埋立
用材、仮設材に関する。
錬の際に発生するステンレス鋼スラグ、重クロム酸ナト
リウムなどのクロム化合物の製造の際に発生するクロム
鉱滓、産業廃棄物溶融スラグ、下水汚泥およびステンレ
ス鋼の精錬に使用したスラグ付着耐火物などのクロム酸
化物含有物質からのCr6+の溶出を防止することが可能な
クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いたク
ロム酸化物含有物質の利用方法並びに路盤材、土木埋立
用材、仮設材に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に製鋼スラグは、エージング処理し
た後、主として路盤材、土木埋立用材などとして再利用
されている。その中でステンレス鋼精錬の際に発生する
ステンレス鋼スラグには通常数％のクロム酸化物が含ま
れているため、精錬の操業条件によっては、その一部は
Cr6+にまで酸化する。
た後、主として路盤材、土木埋立用材などとして再利用
されている。その中でステンレス鋼精錬の際に発生する
ステンレス鋼スラグには通常数％のクロム酸化物が含ま
れているため、精錬の操業条件によっては、その一部は
Cr6+にまで酸化する。
【０００３】このため、スラグの再利用時に微量ながら
Cr6+が溶出する可能性があり、スラグ再利用時の懸念要
因の一つであった。また、重クロム酸ナトリウムなどの
クロム化合物の製造の際に発生するクロム鉱滓、産業廃
棄物溶融スラグ（：Cr含有スラグ）および下水汚泥など
のクロム酸化物含有物質を再利用する場合も、上記と同
様に微量ながらCr6+が溶出する可能性があり、これらを
再利用する際の懸念要因の一つとなっていた。
Cr6+が溶出する可能性があり、スラグ再利用時の懸念要
因の一つであった。また、重クロム酸ナトリウムなどの
クロム化合物の製造の際に発生するクロム鉱滓、産業廃
棄物溶融スラグ（：Cr含有スラグ）および下水汚泥など
のクロム酸化物含有物質を再利用する場合も、上記と同
様に微量ながらCr6+が溶出する可能性があり、これらを
再利用する際の懸念要因の一つとなっていた。
【０００４】そこで、これらを路盤材、土木埋立用材な
どとして再利用する場合、Cr6+の溶出を防止するための
新たな技術が提案されている。すなわち、ステンレス鋼
の精錬の際に発生するステンレス鋼スラグ、重クロム酸
ナトリウムなどのクロム化合物の製造の際に発生するク
ロム鉱滓および下水汚泥などのクロム酸化物含有物質か
らのCr6+の溶出防止方法として下記(1) 〜(4)の技術が
開示されている。
どとして再利用する場合、Cr6+の溶出を防止するための
新たな技術が提案されている。すなわち、ステンレス鋼
の精錬の際に発生するステンレス鋼スラグ、重クロム酸
ナトリウムなどのクロム化合物の製造の際に発生するク
ロム鉱滓および下水汚泥などのクロム酸化物含有物質か
らのCr6+の溶出防止方法として下記(1) 〜(4)の技術が
開示されている。
【０００５】(1) ステンレス鋼スラグにアルミ灰および
マグネシア系産業廃棄物を添加するステンレス鋼スラグ
からのCr6+の溶出防止方法（特開平６−171993号公
報）。 (2) ステンレス鋼の脱炭精錬後、スラグ中のCrを溶鋼中
へ回収する還元処理を経た溶融状態のスラグに対し、Fe
S などの−２価のＳ化合物を添加し、不活性ガスの吹き
込み撹拌によりスラグ中Ｓ濃度を0.20wt％以上としCr6+
の溶出を防止する方法（特開平８−104553号公報）。
マグネシア系産業廃棄物を添加するステンレス鋼スラグ
からのCr6+の溶出防止方法（特開平６−171993号公
報）。 (2) ステンレス鋼の脱炭精錬後、スラグ中のCrを溶鋼中
へ回収する還元処理を経た溶融状態のスラグに対し、Fe
S などの−２価のＳ化合物を添加し、不活性ガスの吹き
込み撹拌によりスラグ中Ｓ濃度を0.20wt％以上としCr6+
の溶出を防止する方法（特開平８−104553号公報）。
【０００６】(3) クロム鉱滓を還元培焼してCr6+をCr3+
に還元して無害化するクロム化合物の製造の際に発生す
るクロム鉱滓からのCr6+の溶出防止方法。 (4) 焼却時の空気比を１未満に制御する下水汚泥焼却灰
のCr6+の生成防止方法〔下水道協会誌、vol.38 No.378
、pp29-32(1994) 〕。 しかし、上記したクロム酸化物含有物質を上記した方法
などによって還元処理もしくは焼却処理を行った後、路
盤材、土木埋立用材、仮設材などへ再利用する際、クロ
ム酸化物が十分に還元されたか否か検査した上で出荷す
るが、未還元のクロム酸化物が混入していることが万一
あった場合、路盤材、土木埋立用材、仮設材などへの再
利用が不可能となる。
に還元して無害化するクロム化合物の製造の際に発生す
るクロム鉱滓からのCr6+の溶出防止方法。 (4) 焼却時の空気比を１未満に制御する下水汚泥焼却灰
のCr6+の生成防止方法〔下水道協会誌、vol.38 No.378
、pp29-32(1994) 〕。 しかし、上記したクロム酸化物含有物質を上記した方法
などによって還元処理もしくは焼却処理を行った後、路
盤材、土木埋立用材、仮設材などへ再利用する際、クロ
ム酸化物が十分に還元されたか否か検査した上で出荷す
るが、未還元のクロム酸化物が混入していることが万一
あった場合、路盤材、土木埋立用材、仮設材などへの再
利用が不可能となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来技術の問題点を解決し、ステンレス鋼の精錬の際に発
生するステンレス鋼スラグ、重クロム酸ナトリウムなど
のクロム化合物の製造の際に発生するクロム鉱滓、産業
廃棄物溶融スラグ、下水汚泥およびステンレス鋼の精錬
に使用したスラグ付着耐火物などのクロム酸化物含有物
質からのCr6+の溶出を防止することが可能なクロム酸化
物含有物質の処理方法およびそれを用いたクロム酸化物
含有物質の利用方法並びに路盤材、土木埋立用材、仮設
材を提供することを目的とする。
来技術の問題点を解決し、ステンレス鋼の精錬の際に発
生するステンレス鋼スラグ、重クロム酸ナトリウムなど
のクロム化合物の製造の際に発生するクロム鉱滓、産業
廃棄物溶融スラグ、下水汚泥およびステンレス鋼の精錬
に使用したスラグ付着耐火物などのクロム酸化物含有物
質からのCr6+の溶出を防止することが可能なクロム酸化
物含有物質の処理方法およびそれを用いたクロム酸化物
含有物質の利用方法並びに路盤材、土木埋立用材、仮設
材を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記した従
来技術の問題点について鋭意検討した結果、還元処理後
のクロム酸化物含有物質に硫黄含有スラグを所定量添
加、混合することによって、クロム酸化物含有物質から
のCr6+の溶出を完全に防止し、路盤材、土木埋立用材、
仮設材などとして有効に利用することが可能であること
を見出した。
来技術の問題点について鋭意検討した結果、還元処理後
のクロム酸化物含有物質に硫黄含有スラグを所定量添
加、混合することによって、クロム酸化物含有物質から
のCr6+の溶出を完全に防止し、路盤材、土木埋立用材、
仮設材などとして有効に利用することが可能であること
を見出した。
【０００９】すなわち、第１の発明は、還元処理後のク
ロム酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグ
を0.1 〜90重量部添加、混合することを特徴とするクロ
ム酸化物含有物質の処理方法である。また、第２の発明
は、還元処理後のクロム酸化物含有物質100 重量部に対
して硫黄含有スラグを0.1 〜90重量部添加、混合した
後、得られた混合物を、路盤材、土木埋立用材および仮
設材の少なくともいずれかに用いることを特徴とするク
ロム酸化物含有物質の利用方法である。
ロム酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグ
を0.1 〜90重量部添加、混合することを特徴とするクロ
ム酸化物含有物質の処理方法である。また、第２の発明
は、還元処理後のクロム酸化物含有物質100 重量部に対
して硫黄含有スラグを0.1 〜90重量部添加、混合した
後、得られた混合物を、路盤材、土木埋立用材および仮
設材の少なくともいずれかに用いることを特徴とするク
ロム酸化物含有物質の利用方法である。
【００１０】また、第３の発明は、還元処理後のクロム
酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグが0.
1 〜90重量部添加、混合されてなることを特徴とする路
盤材である。また、第４の発明は、還元処理後のクロム
酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグが0.
1 〜90重量部添加、混合されてなることを特徴とする土
木埋立用材である。
酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグが0.
1 〜90重量部添加、混合されてなることを特徴とする路
盤材である。また、第４の発明は、還元処理後のクロム
酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグが0.
1 〜90重量部添加、混合されてなることを特徴とする土
木埋立用材である。
【００１１】さらに、第５の発明は、還元処理後のクロ
ム酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグが
0.1 〜90重量部添加、混合されてなることを特徴とする
仮設材である。
ム酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグが
0.1 〜90重量部添加、混合されてなることを特徴とする
仮設材である。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明におけるクロム酸化物含有物質の還元方法
としては、クロム酸化物含有物質中のCr6+を還元可能な
方法であれば、特に制限はされないが、環境庁告示46号
法による溶出試験方法によるCr6+溶出量が0.05mg/l以下
を達成可能な還元方法であることが好ましい。
する。本発明におけるクロム酸化物含有物質の還元方法
としては、クロム酸化物含有物質中のCr6+を還元可能な
方法であれば、特に制限はされないが、環境庁告示46号
法による溶出試験方法によるCr6+溶出量が0.05mg/l以下
を達成可能な還元方法であることが好ましい。
【００１３】このような還元方法としては、前記した従
来の方法を用いることが可能であるが、より好ましい方
法として下記(1) 〜(6) の方法が挙げられる。 (1) クロム酸化物含有物質に、イオウおよび／または酸
化数が＋５価以下のイオウの化合物を0.05重量％以上含
有する水溶液を接触せしめる方法。 (2) クロム酸化物含有物質と未エージング高炉徐冷スラ
グとを混合し、露天に静置する方法。
来の方法を用いることが可能であるが、より好ましい方
法として下記(1) 〜(6) の方法が挙げられる。 (1) クロム酸化物含有物質に、イオウおよび／または酸
化数が＋５価以下のイオウの化合物を0.05重量％以上含
有する水溶液を接触せしめる方法。 (2) クロム酸化物含有物質と未エージング高炉徐冷スラ
グとを混合し、露天に静置する方法。
【００１４】(3) クロム酸化物含有物質に、高炉スラグ
の散水冷却時に発生する高炉スラグ溶出水を散水する方
法。 (4) クロム酸化物含有物質を、高炉スラグの散水冷却時
に発生する高炉スラグ溶出水に浸漬する方法。 (5) クロム酸化物含有物質と未エージング高炉徐冷スラ
グとを混合し、該混合物に、水および／または高炉スラ
グの散水冷却時に発生する高炉スラグ溶出水を散水する
方法。
の散水冷却時に発生する高炉スラグ溶出水を散水する方
法。 (4) クロム酸化物含有物質を、高炉スラグの散水冷却時
に発生する高炉スラグ溶出水に浸漬する方法。 (5) クロム酸化物含有物質と未エージング高炉徐冷スラ
グとを混合し、該混合物に、水および／または高炉スラ
グの散水冷却時に発生する高炉スラグ溶出水を散水する
方法。
【００１５】(6) クロム酸化物含有物質と未エージング
高炉徐冷スラグとを混合し、該混合物に水蒸気を吹き込
む方法。 本発明においては、上記した方法などでクロム酸化物含
有物質を還元処理した後、得られたクロム酸化物含有物
質に硫黄含有スラグを添加、混合する。本発明によれ
ば、上記処理によって、クロム酸化物含有物質からのCr
6+の溶出を完全に防止し、路盤材、土木埋立用材、仮設
材などとして有効に利用することが可能となった。
高炉徐冷スラグとを混合し、該混合物に水蒸気を吹き込
む方法。 本発明においては、上記した方法などでクロム酸化物含
有物質を還元処理した後、得られたクロム酸化物含有物
質に硫黄含有スラグを添加、混合する。本発明によれ
ば、上記処理によって、クロム酸化物含有物質からのCr
6+の溶出を完全に防止し、路盤材、土木埋立用材、仮設
材などとして有効に利用することが可能となった。
【００１６】本発明における硫黄含有スラグとしては、
エージング後の高炉徐冷スラグ、溶銑予備処理スラグま
たはこれらを混合したスラグなどの硫黄含有スラグが好
ましく例示される。還元処理後のクロム酸化物含有物質
に対する硫黄含有スラグの添加量は、還元処理後のクロ
ム酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグを
0.1 〜90重量部添加することが好ましい。
エージング後の高炉徐冷スラグ、溶銑予備処理スラグま
たはこれらを混合したスラグなどの硫黄含有スラグが好
ましく例示される。還元処理後のクロム酸化物含有物質
に対する硫黄含有スラグの添加量は、還元処理後のクロ
ム酸化物含有物質100 重量部に対して硫黄含有スラグを
0.1 〜90重量部添加することが好ましい。
【００１７】硫黄含有スラグの添加量が0.1 重量部未満
の場合、クロム酸化物含有物質からのCr6+の溶出の完全
な防止が困難となり、逆に90重量部超えの場合、硫黄含
有スラグの取扱い量が増え混合に要する所要エネルギー
などの面から経済的でない。また、本発明における硫黄
含有スラグの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物
中のイオウの合計量が0.2 重量％以上であることが好ま
しく、より好ましくは、単体イオウと酸化数が＋５価以
下のイオウの合計量が0.1 重量％以上であることが好ま
しい。
の場合、クロム酸化物含有物質からのCr6+の溶出の完全
な防止が困難となり、逆に90重量部超えの場合、硫黄含
有スラグの取扱い量が増え混合に要する所要エネルギー
などの面から経済的でない。また、本発明における硫黄
含有スラグの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物
中のイオウの合計量が0.2 重量％以上であることが好ま
しく、より好ましくは、単体イオウと酸化数が＋５価以
下のイオウの合計量が0.1 重量％以上であることが好ま
しい。
【００１８】還元処理後のクロム酸化物含有物質に硫黄
含有スラグを添加、混合することによりクロム酸化物含
有物質からのCr6+の溶出を完全に防止できる理由として
は、硫黄含有スラグ中に存在する硫黄成分が水中に溶出
して、Cr6+を還元するためと考えられる。すなわち、エ
ージング後の高炉徐冷スラグ、溶銑予備処理スラグなど
の硫黄含有スラグ中のS0, S2O3 2-, SO4 2- が水に溶解
し、それらのうちS0, S2O3 2-がSO4 2 - に酸化する際に、
Cr6+を還元するものと考えられる。
含有スラグを添加、混合することによりクロム酸化物含
有物質からのCr6+の溶出を完全に防止できる理由として
は、硫黄含有スラグ中に存在する硫黄成分が水中に溶出
して、Cr6+を還元するためと考えられる。すなわち、エ
ージング後の高炉徐冷スラグ、溶銑予備処理スラグなど
の硫黄含有スラグ中のS0, S2O3 2-, SO4 2- が水に溶解
し、それらのうちS0, S2O3 2-がSO4 2 - に酸化する際に、
Cr6+を還元するものと考えられる。
【００１９】本発明によれば、硫黄含有スラグが水分の
存在下でクロム酸化物含有物質と接触することにより、
クロムを還元してCr(OH)3 などの安定なクロムの形態と
するため、クロム酸化物含有物質からのクロム酸化物の
溶出を完全に防止することができる。なお、本発明にお
いては、硫黄含有スラグに加えてクロム酸化物を還元す
る作用のある硫酸鉄、活性炭などの他の還元剤を併用す
ることも可能である。
存在下でクロム酸化物含有物質と接触することにより、
クロムを還元してCr(OH)3 などの安定なクロムの形態と
するため、クロム酸化物含有物質からのクロム酸化物の
溶出を完全に防止することができる。なお、本発明にお
いては、硫黄含有スラグに加えてクロム酸化物を還元す
る作用のある硫酸鉄、活性炭などの他の還元剤を併用す
ることも可能である。
【００２０】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき具体的に説明
する。なお、本実施例におけるCr6+溶出量は、環境庁告
示46号法による溶出試験方法に基づいて測定した。 （比較例１、２）クロム酸化物含有物質として、(1) ス
テンレス鋼スラグ、(2) ステンレス鋼精錬スラグ付着耐
火物を用いた。
する。なお、本実施例におけるCr6+溶出量は、環境庁告
示46号法による溶出試験方法に基づいて測定した。 （比較例１、２）クロム酸化物含有物質として、(1) ス
テンレス鋼スラグ、(2) ステンレス鋼精錬スラグ付着耐
火物を用いた。
【００２１】なお、ステンレス鋼スラグは、精錬の途中
の還元処理工程中に抜き取ったサンプルである。これら
のクロム酸化物含有物質のCr6+溶出量を下記に示す。 (1) ステンレス鋼スラグ ：10.5 mg/l (2) ステンレス鋼精錬スラグ付着耐火物： 0.12mg/l 上記したクロム酸化物含有物質を表１に示す方法（Ｃ、
Ｄ）で還元処理を行った。
の還元処理工程中に抜き取ったサンプルである。これら
のクロム酸化物含有物質のCr6+溶出量を下記に示す。 (1) ステンレス鋼スラグ ：10.5 mg/l (2) ステンレス鋼精錬スラグ付着耐火物： 0.12mg/l 上記したクロム酸化物含有物質を表１に示す方法（Ｃ、
Ｄ）で還元処理を行った。
【００２２】還元処理後のサンプルにおけるCr6+溶出量
が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率（：不合格率）
を、還元処理方法と併せて表２に示す。表２に示される
ように、還元処理後のステンレス鋼スラグ、ステンレス
鋼精錬スラグ付着耐火物のサンプルにおけるCr6+溶出量
が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率は0.10％であっ
た。
が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率（：不合格率）
を、還元処理方法と併せて表２に示す。表２に示される
ように、還元処理後のステンレス鋼スラグ、ステンレス
鋼精錬スラグ付着耐火物のサンプルにおけるCr6+溶出量
が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率は0.10％であっ
た。
【００２３】（比較例３〜６）クロム酸化物含有物質と
して、前記した比較例１、２で用いたと同じステンレス
鋼スラグ、ステンレス鋼精錬スラグ付着耐火物に加え
て、クロム鉱滓、下水汚泥溶融スラグを用いた。これら
のクロム酸化物含有物質のCr6+溶出量を下記に示す。
して、前記した比較例１、２で用いたと同じステンレス
鋼スラグ、ステンレス鋼精錬スラグ付着耐火物に加え
て、クロム鉱滓、下水汚泥溶融スラグを用いた。これら
のクロム酸化物含有物質のCr6+溶出量を下記に示す。
【００２４】 (1) クロム鉱滓 ：25.3 mg/l (2) 下水汚泥溶融スラグ ： 0.80mg/l 上記したクロム酸化物含有物質を表１に示す方法（Ｂ、
Ｃ、Ｄ）で還元処理を行った。還元処理後のクロム酸化
物含有物質100 重量部に対して、エージング後の高炉徐
冷スラグ、溶銑予備処理スラグを0.05、0.09重量部添
加、混合した。
Ｃ、Ｄ）で還元処理を行った。還元処理後のクロム酸化
物含有物質100 重量部に対して、エージング後の高炉徐
冷スラグ、溶銑予備処理スラグを0.05、0.09重量部添
加、混合した。
【００２５】なお、用いたエージング後の高炉徐冷スラ
グの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物中のイオ
ウの合計量が0.85重量％、単体イオウと酸化数が＋５価
以下のイオウの合計量が0.42重量％であった。また、溶
銑予備処理スラグの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ
化合物中のイオウの合計量が0.40重量％、単体イオウと
酸化数が＋５価以下のイオウの合計量が0.12重量％であ
った。
グの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物中のイオ
ウの合計量が0.85重量％、単体イオウと酸化数が＋５価
以下のイオウの合計量が0.42重量％であった。また、溶
銑予備処理スラグの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ
化合物中のイオウの合計量が0.40重量％、単体イオウと
酸化数が＋５価以下のイオウの合計量が0.12重量％であ
った。
【００２６】得られた各種混合物のサンプルにおけるCr
6+溶出量が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率（：不合
格率）を、還元処理方法、添加、混合した硫黄含有スラ
グの種類、添加量と併せて表２に示す。表２に示される
ように、還元処理後のクロム酸化物含有物質100 重量部
に対する硫黄含有スラグの添加量が0.1 重量部未満の場
合、Cr6+溶出量が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率
は、0.05％であった。
6+溶出量が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率（：不合
格率）を、還元処理方法、添加、混合した硫黄含有スラ
グの種類、添加量と併せて表２に示す。表２に示される
ように、還元処理後のクロム酸化物含有物質100 重量部
に対する硫黄含有スラグの添加量が0.1 重量部未満の場
合、Cr6+溶出量が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率
は、0.05％であった。
【００２７】（実施例１）比較例１で用いたと同じステ
ンレス鋼スラグを、表１に示す方法（Ｃ）で還元処理を
行った。還元処理後のステンレス鋼スラグ100 重量部に
対してエージング後の高炉徐冷スラグを、0.1 重量部添
加、混合した。
ンレス鋼スラグを、表１に示す方法（Ｃ）で還元処理を
行った。還元処理後のステンレス鋼スラグ100 重量部に
対してエージング後の高炉徐冷スラグを、0.1 重量部添
加、混合した。
【００２８】なお、用いたエージング後の高炉徐冷スラ
グの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物中のイオ
ウの合計量が0.85重量％、単体イオウと酸化数が＋５価
以下のイオウの合計量が0.42重量％であった。得られた
混合物のサンプルにおけるCr6+溶出量が0.05mg/lを超え
るサンプルの発生率は0.00％であった。
グの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物中のイオ
ウの合計量が0.85重量％、単体イオウと酸化数が＋５価
以下のイオウの合計量が0.42重量％であった。得られた
混合物のサンプルにおけるCr6+溶出量が0.05mg/lを超え
るサンプルの発生率は0.00％であった。
【００２９】（実施例２〜24）クロム酸化物含有物質と
して、(1) ステンレス鋼精錬スラグ、(2) ステンレス鋼
精錬スラグ付着耐火物、(3) クロム鉱滓、(4) 下水汚泥
溶融スラグを用いた。これらのクロム酸化物含有物質の
Cr6+溶出量を下記に示す。 (1) ステンレス鋼精錬スラグ ：10.5 mg/l (2) ステンレス鋼精錬スラグ付着耐火物： 0.12mg/l (3) クロム鉱滓 ：25.3 mg/l (4) 下水汚泥溶融スラグ ： 0.80mg/l 上記した各種クロム酸化物含有物質を表１に示す方法
（Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ）で還元処理後、エージング後の高炉
徐冷スラグ、溶銑予備処理スラグを、クロム酸化物含有
物質100 重量部に対して0.1 〜90重量部添加、混合し
た。
して、(1) ステンレス鋼精錬スラグ、(2) ステンレス鋼
精錬スラグ付着耐火物、(3) クロム鉱滓、(4) 下水汚泥
溶融スラグを用いた。これらのクロム酸化物含有物質の
Cr6+溶出量を下記に示す。 (1) ステンレス鋼精錬スラグ ：10.5 mg/l (2) ステンレス鋼精錬スラグ付着耐火物： 0.12mg/l (3) クロム鉱滓 ：25.3 mg/l (4) 下水汚泥溶融スラグ ： 0.80mg/l 上記した各種クロム酸化物含有物質を表１に示す方法
（Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ）で還元処理後、エージング後の高炉
徐冷スラグ、溶銑予備処理スラグを、クロム酸化物含有
物質100 重量部に対して0.1 〜90重量部添加、混合し
た。
【００３０】なお、用いたエージング後の高炉徐冷スラ
グの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物中のイオ
ウの合計量が0.85重量％、単体イオウと酸化数が＋５価
以下のイオウの合計量が0.42重量％であった。また、溶
銑予備処理スラグの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ
化合物中のイオウの合計量が0.40重量％、単体イオウと
酸化数が＋５価以下のイオウの合計量が0.12重量％であ
った。
グの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ化合物中のイオ
ウの合計量が0.85重量％、単体イオウと酸化数が＋５価
以下のイオウの合計量が0.42重量％であった。また、溶
銑予備処理スラグの硫黄含有量は、単体イオウとイオウ
化合物中のイオウの合計量が0.40重量％、単体イオウと
酸化数が＋５価以下のイオウの合計量が0.12重量％であ
った。
【００３１】得られた各種混合物のサンプルにおけるCr
6+溶出量が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率（：不合
格率）を、還元処理方法、添加、混合した硫黄含有スラ
グの種類、添加量と併せて表２に示す。表２に示される
ように、本発明の方法によれば、Cr6+溶出量が0.05mg/l
を超えるサンプルの発生率、すなわち路盤材、土木埋立
用材、仮設材などとして出荷するに際しての出荷前検査
の不合格率を従来の0.05〜0.10％から0.00％に低下可能
であることがわかった。
6+溶出量が0.05mg/lを超えるサンプルの発生率（：不合
格率）を、還元処理方法、添加、混合した硫黄含有スラ
グの種類、添加量と併せて表２に示す。表２に示される
ように、本発明の方法によれば、Cr6+溶出量が0.05mg/l
を超えるサンプルの発生率、すなわち路盤材、土木埋立
用材、仮設材などとして出荷するに際しての出荷前検査
の不合格率を従来の0.05〜0.10％から0.00％に低下可能
であることがわかった。
【００３２】なお、本実施例においては硫黄含有スラグ
の添加、混合に先立つクロム酸化物含有物質の還元処理
に未エージング高炉徐冷スラグ、高炉スラグ溶出水を用
いたが、本発明においては、該クロム酸化物含有物質の
還元処理方法は、特に制限されるものではない。
の添加、混合に先立つクロム酸化物含有物質の還元処理
に未エージング高炉徐冷スラグ、高炉スラグ溶出水を用
いたが、本発明においては、該クロム酸化物含有物質の
還元処理方法は、特に制限されるものではない。
【００３３】
【表１】
【００３４】
【表２】
【００３５】
【表３】
【００３６】
【発明の効果】本発明によって、ステンレス鋼スラグ、
クロム鉱滓、下水汚泥溶融スラグなどの廃棄物溶融スラ
グ、ステンレス鋼の精錬に使用したスラグ付着耐火物な
どのクロム酸化物含有物質からのCr6+の溶出を完全に防
止することが可能となり、クロム酸化物含有物質の路盤
材、土木埋立用材、仮設材などへの再利用を容易に行う
ことが可能となった。
クロム鉱滓、下水汚泥溶融スラグなどの廃棄物溶融スラ
グ、ステンレス鋼の精錬に使用したスラグ付着耐火物な
どのクロム酸化物含有物質からのCr6+の溶出を完全に防
止することが可能となり、クロム酸化物含有物質の路盤
材、土木埋立用材、仮設材などへの再利用を容易に行う
ことが可能となった。
フロントページの続き (72)発明者 岸本 康夫 千葉県千葉市中央区川崎町１番地 川崎 製鉄株式会社 技術研究所内 (72)発明者 櫻谷 敏和 東京都千代田区内幸町２丁目２番３号 川崎製鉄株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C04B 5/06 B09B 3/00 C02F 11/00
Claims (5)
- 【請求項１】 還元処理後のクロム酸化物含有物質100
重量部に対して硫黄含有スラグを0.1 〜90重量部添加、
混合することを特徴とするクロム酸化物含有物質の処理
方法。 - 【請求項２】 還元処理後のクロム酸化物含有物質100
重量部に対して硫黄含有スラグを0.1 〜90重量部添加、
混合した後、得られた混合物を、路盤材、土木埋立用材
および仮設材の少なくともいずれかに用いることを特徴
とするクロム酸化物含有物質の利用方法。 - 【請求項３】 還元処理後のクロム酸化物含有物質100
重量部に対して硫黄含有スラグが0.1 〜90重量部添加、
混合されてなることを特徴とする路盤材。 - 【請求項４】 還元処理後のクロム酸化物含有物質100
重量部に対して硫黄含有スラグが0.1 〜90重量部添加、
混合されてなることを特徴とする土木埋立用材。 - 【請求項５】 還元処理後のクロム酸化物含有物質100
重量部に対して硫黄含有スラグが0.1 〜90重量部添加、
混合されてなることを特徴とする仮設材。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26653597A JP3221565B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いた路盤材、土木埋立用材、仮設材 |
| TW87104091A TW477818B (en) | 1997-03-27 | 1998-03-19 | Method for processing chromium oxide-containing substances in large quantities, method for utilizing the processed substances, and products comprising the processed substances |
| US09/047,411 US6336967B1 (en) | 1997-03-27 | 1998-03-25 | Method for processing chromium oxide-containing substances in large quantities, method for utilizing the processed substances, and products comprising the processed substances |
| ES04000464T ES2293102T3 (es) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Procedimiento de reduccion del cr(6+) en desechos que contienen oxidos de cromo. |
| DE1998638267 DE69838267T2 (de) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Verfahren zur Cr(VI)-Reduktion in Chromoxid enthaltenden Abfallstoffen |
| CA 2233388 CA2233388C (en) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Method for processing chromium oxide containing substances in large quantities, method for utilizing the processed substances, and products comprising the processed substances |
| EP20040000464 EP1413635B1 (en) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Method for reducing Cr(VI) in chromium oxide-containing waste materials |
| DE1998624775 DE69824775T2 (de) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Verfahren zur Behandlung von Chromoxid enthaltenden Substanzen in grossen Mengen |
| EP19980105535 EP0869193B1 (en) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Method for processing chromium oxide-containing substances in large quantities |
| ES98105535T ES2223092T3 (es) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Procedimiento de tratamiento en grandes cantidades de substancias que contienen oxido de cromo. |
| KR1019980010559A KR100318792B1 (ko) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | 크롬산화물함유물질의대량처리방법및그처리물의이용방법과이용물 |
| BR9801203A BR9801203A (pt) | 1997-03-27 | 1998-03-27 | Método para o processamento, em grande quantidade, de substâncias contendo óxido de cromo, método para a utilização das substâncias processadas, e produtos que compreendem as substâncias processadas. |
| CN98108899A CN1112975C (zh) | 1997-03-27 | 1998-03-27 | 含铬氧化物的物质的大量处理方法及其处理物的利用方法和利用物 |
| US09/984,038 US6521040B2 (en) | 1997-03-27 | 2001-10-26 | Method for processing chromium oxide-containing substances in large quantities, method for utilizing the processed substances, and products comprising the processed substances |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26653597A JP3221565B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いた路盤材、土木埋立用材、仮設材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11106243A JPH11106243A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3221565B2 true JP3221565B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=17432223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26653597A Expired - Fee Related JP3221565B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-09-30 | クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いた路盤材、土木埋立用材、仮設材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3221565B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7459020B2 (en) | 2001-10-23 | 2008-12-02 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Cement admixture, cement composition, and cement concrete made therefrom |
| DE10332530A1 (de) * | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Kerr-Mcgee Pigments Gmbh | Verfahren zur Reduktion des löslichen Chromatgehaltes in Zement sowie eine Zubereitung aus Zement und wasserlöslichen Metallsulfaten |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26653597A patent/JP3221565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11106243A (ja) | 1999-04-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1280558C (en) | Composition to encapsulate toxic metal and/or organic pollutants from wastes | |
| US4950409A (en) | Method for treating hazardous wastes | |
| RU2046112C1 (ru) | Способ химической стабилизации отработанных вредных отходов, содержащих тяжелые металлы | |
| US4889640A (en) | Method and mixture for treating hazardous wastes | |
| JP2000086322A (ja) | 水硬性物質用６価クロム溶出低減剤、及び６価クロム溶出低減方法 | |
| JP5092203B2 (ja) | 廃棄物からのフッ素および重金属の溶出を抑制する方法 | |
| EP0869193B1 (en) | Method for processing chromium oxide-containing substances in large quantities | |
| JP3473444B2 (ja) | クロム酸化物含有物質の処理方法 | |
| JP5769920B2 (ja) | 土壌改良材 | |
| JP3221565B2 (ja) | クロム酸化物含有物質の処理方法およびそれを用いた路盤材、土木埋立用材、仮設材 | |
| JPH10324547A (ja) | クロム酸化物含有物質の処理方法 | |
| CA2089019A1 (en) | Waste-treating material | |
| JP2006305464A (ja) | 還元処理剤および還元処理方法 | |
| JP2872586B2 (ja) | ステンレス鋼スラグの改質方法 | |
| JP3221564B2 (ja) | クロム酸化物含有物質の処理方法 | |
| JP2002248444A (ja) | クロム酸化物含有物質の処理方法 | |
| JP2002192125A (ja) | クロム酸化物含有物質の還元処理方法 | |
| JP5940701B2 (ja) | 土壌改良材 | |
| JP3325504B2 (ja) | クロム酸化物含有物質の還元処理方法 | |
| JP5337956B2 (ja) | クロム酸化物含有物質の処理方法 | |
| JP3831832B2 (ja) | Ｓｅ含有灰の処理方法 | |
| JPH0217228B2 (ja) | ||
| JPH0975897A (ja) | 廃棄物中の金属固定化方法 | |
| JPH06246253A (ja) | 重金属含有物の封鎖固化方法 | |
| JP2008168289A (ja) | 重金属含有塩基性廃棄物の無害化処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070817 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817 Year of fee payment: 12 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |