JP3221148U - ファイルスタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】底部を重ね合わせなくても底部を丈夫なものとし、しかも嵩張らないものとし、また組立てた後にも簡単に折畳むことができるファイルスタンドを提供する。【解決手段】合成樹脂製とした前板1、後板2、左右側板3、4および底板5を備え、前板1、後板2の両側辺と、左右側板3、4の前後辺どうしが枢支され、底板5の両側辺と左右側板3、4の下辺どうしが枢支されて、内部に収納空間が形成されると共に、前板1の下辺に後板2側に向かって突設された支持片と、後板2の下辺部に前板1側に向かって突設された支持片24とに、底板5の前後端が支持された組立て状態と、この組立て状態から、底板5の一側辺と左右側板3、4の一方の下辺との枢支が外され、底板5が左右側板3、4の一方へ折り畳まれると共に、この底板5が間に挟まれ、前板1、後板2、左右側板3、4が重なって扁平になった折畳み状態とになるようにしている。【選択図】図5

Description

この考案は、合成樹脂板を用いた組み立て式のファイルスタンドであって、折り畳み可能なファイルスタンドに関するものである。
従来のファイルスタンドとしては、一枚のダンボール紙等のシートから構成され、後側壁の両側縁にそれぞれ折線を介して側壁を連設し、これら各側壁の下縁にそれぞれ折線を介して下底壁または上底壁のどちらかを連設したものが存在する。そして、これら下底壁と上底壁は互いに重合して固定される固定手段を備えており、両側壁を対向位置にして、上底壁を下底壁の上面に重合させると共に、固定手段により両底壁を固定するようにしている(特許文献1)。
このように構成されたファイルスタンドは、上底壁を下底壁の上面に重合させ固定するのみで組み立てられるので、成形および組立てが簡単に行え、作業能率が良いばかりか製作コストも低廉になし得るとしている。
さらに、従来のファイルスタンドとしては、硬質の薄い合成樹脂板から構成され、本体を形成する4つの側面部の下端に、それぞれ折曲可能な底部形成片が延設され、これら底部形成片が互いに接合されることにより底部が折畳み可能に形成されたものが存在する。そして、これら底部形成片は、スリットを有する2つの第一の底部形成片と、このスリットに係合しうる係止片を有する他の2つの第二の底部形成片とにより構成されている(特許文献2)。
このように構成されたファイルスタンドは、4つの側面部の下端にそれぞれ直角に折曲可能に延設された底部形成片が互いに組み合わされ係止されるだけで、貼着や接着工程を経ることなく底部が形成されるので、製造コストが低減されるとしている。さらに、その底部が折り畳み可能に形成されているので、搬送や保管の利便性を有するとしている。
特開2005−131058号公報 特開2006−151431号公報
上記従来のファイルスタンドでは、各種のファイルは勿論、カタログ、パンフレット、雑誌等を収納できるようにしているが、これら雑誌等をファイルスタンドに収納した状態では、それらの重量のほとんどが、そのファイルスタンドの底部にかかる。したがって、ファイルスタンドの底部は、側部に比べて頑丈なものにしておく必要がある。
そのため、特許文献1に記載された従来のファイルスタンドでは、上底壁を下底壁の上面に重合させると共に、固定手段により両底壁を固定しておくことにより、底部を側部に比べて頑丈なものにしている。
そして、特許文献2に記載されたものでは、2つの第一の底部形成片と2つの第二の底部形成片とを組み合わせて、係止片により係止しておくことにより、底部を側部に比べて頑丈なものにしている。
しかしながら、特許文献1に記載されたものでは、上底壁を下底壁の上面に重合させるには、上底壁を折り返してから下底壁を折り返す必要があり、上底壁と下底壁の順序を間違うと固定手段により固定することができず、また底部は上底壁を下底壁の二重構造になるため、側部に比べ嵩張ってしまう。さらに、上底壁と下底壁とを固定手段により固定するようにしているため、この固定するための作業に時間を要する。しかも、ファイルスタンドを組立てた後は、固定手段を外して、展開してからでないと折畳むことができない。
さらに、特許文献2に記載されたものでは、4つの側面部の下端に延設された底部形成片を互いに組み合わせるには、先ず、左方側面部の下端に延設された第一の底部形成片を直角に折り曲げて、最も内側に配置する。次に、前方側面部の下端に延設されたもう一つの第一の底部形成片を直角に折り曲げて、前記第一の底部形成片の外側に重ね合わせる共に、後方側面部の下端に延設された第二の底部形成片を直角に折り曲げて、同じく第一の底部形成片の外側に重ね合わせ、係止片を前記第一の底部形成片に形成されたスリットに挿入して係止している。そのため、底部形成片を互いに組み合わせるには、このような複雑な組み立て作業が必要となる。さらに、底部は、2つの第一の底部形成片と2つの第二の底部形成片との四重構造になるため、側部に比べ非常に嵩張ってしまう。また、底部は、組立てた後に展開しないでも折畳み可能であるが、四重構造になっているため、折畳んだ状態でも嵩張ってしまう。
そこで、この考案は、上記従来の課題を解決するものであり、底部を重ね合わせたものとしなくても底部を丈夫なものとし、しかも嵩張らないものとし、また組立てた後に展開しないでも簡単に折畳むことができるファイルスタンドを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案のファイルスタンドは、それぞれ合成樹脂製とした前板1、後板2、左右側板3、4および底板5を備えている。そして、この考案のファイルスタンドは、前記前板1、後板2のそれぞれの両側辺と、前記左右側板3、4のそれぞれの前後辺どうしが互いに枢支され、前記底板5の両側辺と左右側板3、4のそれぞれの下辺どうしが互いに枢支されて、内部に収納空間Sが形成されると共に、前記前板1の下辺に後板2側に向かって突設された支持片14と、前記後板2の下辺部に前板1側に向かって突設された支持片24とに、前記底板5の前後端が支持された組立て状態となるようにしている。さらに、この考案のファイルスタンドは、前記組立て状態から、前記底板5の一側辺と前記左右側板3、4の一方の下辺との枢支が外され、前記底板5が前記左右側板3、4の一方へ折り畳まれると共に、この底板5が間に挟まれ、前記前板1、後板2、左右側板3、4がそれぞれ重なって扁平になった折畳み状態となるようにしている。
そして、この考案のファイルスタンドにおいて、前記前板1の支持片14の外端部には、段部16を設けたものとし、前記後板2の支持片24の外端部には、段部26を設けたものとし、前記底板5の前後端には、前記前板1の支持片14の段部16と前記後板2の支持片24の段部26とにそれぞれ係合する段部53を設けたものとしている。
さらに、この考案のファイルスタンドおいて、前記前板1は、両側辺上端には後板2側に向かってアーム12を突設し、これらアーム12にはそれぞれ凹部13を設けており、両側辺下端間には後板2側に向かって支持片14を突設し、この支持片14の両端部にはそれぞれ凹部15を設けている。前記後板2は、両側辺上端には前板1側に向かってアーム22を突設し、これらアーム22にはそれぞれ凹部23を設けており、両側辺下端間には前板1側に向かって支持片24を突設し、この支持片24の両端部にはそれぞれ凹部25を設けている。前記左側板3は、前辺上端部には上方に向かって凸部32を設けており、前辺下端部には下方に向かって凸部33を設けると共に、この前辺下端部には水平方向に凹部34を設け、後辺上端部には上方に向かって凸部35を設けており、後辺下端部には下方に向かって凸部36を設けると共に、この後辺下端部には水平方向に凹部37を設けている。前記右側板4は、前辺上端部には上方に向かって凸部42を設けており、前辺下端部には下方に向かって凸部43を設けると共に、この前辺下端部には水平方向に凹部44を設け、後辺上端部には上方に向かって凸部45を設けており、後辺下端部には下方に向かって凸部46を設けると共に、この後辺下端部には水平方向に凹部47を設けている。前記底板5は、両側辺にはフランジ51を上方向に突設し、これらフランジ51を前後端部から突出させて、底板5の前後両端に凸部52を設けている。
この考案のファイルスタンドは、以上述べたような構成としているので、底部を重ね合わせたものとしなくても底部は丈夫なものとなり、しかも嵩張らないものとなるので、材料費もかからず、製作コストも低廉なものとなる。
さらに、この考案のファイルスタンドは、組立てた後に展開しないでも簡単に折畳み可能なものとなるため、搬送や保管に便利なものとなる。
この考案のファイルスタンドを前方向から見た斜視図である。 この考案のファイルスタンドを後方向から見た斜視図である。 この考案のファイルスタンドの中央縦断面図である。 (a)は図3に示したファイルスタンドの前板の下部近辺の円で囲んだ部分の拡大図であり、(b)は図3に示したファイルスタンドの後板の下部近辺の円で囲んだ部分の拡大図である。 この考案のファイルスタンドの分解斜視図である。 図5に示したファイルスタンドの前板の斜視図である。 図5に示したファイルスタンドの後板の斜視図である。 図5に示したファイルスタンドの左側板の斜視図である。 図5に示したファイルスタンドの左側板の側面図である。 図5に示したファイルスタンドの右側板の斜視図である。 図5に示したファイルスタンドの右側板の側面図である。 図5に示したファイルスタンドの底板の斜視図である。 図5に示したファイルスタンドの底板の側面図である。 この考案のファイルスタンドを組み立てる手順を示す説明図である。 この考案のファイルスタンドを組み立てた状態を底方向から見た斜視図である。 この考案のファイルスタンドを折り畳む手順1を示す説明図である。 この考案のファイルスタンドを折り畳む手順2を示す説明図である。 この考案のファイルスタンドを折り畳んだ状態の斜視図である。
以下、この考案のファイルスタンドを実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この考案のファイルスタンドは、それぞれ合成樹脂製とした前板1、後板2、左右側板3、4および底板5を備えており、内部に収納空間Sを有している。すなわち、図示したように、前板1と、後板2と、左右の側板3、4とで収納空間Sの周囲を形成し、この収納空間Sの下方を底板5で塞いでいる。前板1と後板2は、略四角形状にしており、前板1は後板2より低く形成されている。両側板3、4は、それぞれ略四角形の上端を斜めに切り欠いた略台形状にしており、両側板3、4の前側辺は、それぞれ前板1の両側辺と同じ長さにしており、両側板3、4の後側辺は、それぞれ後板2の両側辺と同じ長さにしている。
前記前板1は、収納空間Sの前面に位置しており、両側辺には内側リブ11を設けたものとし、両側辺上端には後板2側に向かってアーム12を突設し、これらアーム12には下面から上面に向かってそれぞれ凹部13を設けており、両側辺下端間には後板2側に向かって支持片14を突設し、この支持片14の両端部には上面から下面に向かってそれぞれ凹部15を設けている。前記凹部13は、図示したものでは、孔としているが、窪みなどとしてもよい。また、前記凹部15は、図示したものでは、窪みとしているが、孔などとしてもよい。さらに、前記支持片14の外端部には、後に述べる底板5の段部53に係合する段部16を設けたものとしている。なお、前記内側リブ11は、前板1の両側辺を強化するためのものであり、必要に応じて設けたものとすればよい。
前記後板2は、収納空間Sの後面に位置しており、両側辺には内側リブ21を設けたものとし、両側辺上端には前板1側に向かってアーム22を突設し、これらアーム22には下面から上面に向かってそれぞれ凹部23を設けており、両側辺下端間には前板1側に向かって支持片24を突設し、この支持片24の両端部には上面から下面に向かってそれぞれ凹部25を設けている。前記凹部23は、図示したものでは、孔としているが、窪みなどとしてもよい。また、前記凹部25は、図示したものでは、窪みとしているが、孔などとしてもよい。さらに、前記支持片24の外端部には、後に述べる底板5の段部53に係合する段部25を設けたものとしている。なお、前記内側リブ21は、前板1の両側辺を強化するためのものであり、必要に応じて設けたものとすればよい。
前記左側板3は、収納空間Sの左側面に位置しており、全周辺には内側リブ31を設けており、前辺上端部には上方に向かって凸部32を設けており、前辺下端部には下方に向かって凸部33を設けると共に、この前辺下端部には水平方向に凹部34を設けている。さらに、後辺上端部には上方に向かって凸部35を設けており、後辺下端部には下方に向かって凸部36を設けると共に、この後辺下端部には水平方向に凹部37を設けている。前記凸部32、33、35、36は、図示したものでは、円柱体としているが、半球体や半円錐体などとしてもよい。また、前記凹部34、37は、図示したものでは、孔としているが、窪みなどとしてもよい。さらに、前記左側板3は、ほぼ全面にわたって多数の小孔38を設けたものとし、収納空間Sを外方から覗けると共に、軽量化を図ったものとしている。なお、前記内側リブ31は、左側板3の全周辺を強化するためのものであり、必要に応じて設けたものとすればよい。
前記右側板4は、収納空間Sの右側面に位置しており、全周辺には内側リブ41を設けており、前辺上端部には上方に向かって凸部42を設けており、前辺下端部には下方に向かって凸部43を設けると共に、この前辺下端部には水平方向に凹部44を設けている。さらに、後辺上端部には上方に向かって凸部45を設けており、後辺下端部には下方に向かって凸部46を設けると共に、この後辺下端部には水平方向に凹部47を設けている。前記凸部42、43、45、46は、図示したものでは、円柱体としているが、半球体や半円錐体などとしてもよい。また、前記凹部44、47は、図示したものでは、孔としているが、窪みなどとしてもよい。さらに、前記右側板4は、ほぼ全面にわたって多数の小孔48を設けたものとし、収納空間Sを外方から覗けると共に、軽量化を図ったものとしている。なお、前記内側リブ41は、右側板4の全周辺を強化するためのものであり、必要に応じて設けたものとすればよい。
前記底板5は、収納空間Sの底面に位置しており、両側辺にはフランジ51を上方向に突設し、これらフランジ51を前後端部から突出させて、底板5の前後両端に凸部52を設けている。さらに、前記底板5の前後端には、前記前板1の支持片14の段部16と後板2の支持片24の段部26とにそれぞれ係合する段部53を設けたものとしている。
そして、この考案のファイルスタンドは、前記前板1、後板2のそれぞれの両側辺と、前記左右側板3、4のそれぞれの前後辺どうしが互いに枢支され、前記底板5の両側辺と左右側板3、4のそれぞれの下辺どうしが着脱可能として互いに枢支されて、内部に収納空間Sが形成されると共に、前記前板1の下辺に後板2側に向かって突設された支持片14の段部16と、前記後板2の下辺部に前板1側に向かって突設された支持片24の段部26とに、前記底板5の前後端の段部53がそれぞれ係合して、この底板5の前後端が前記支持片14と支持片24とに支持された組立て状態となるようにしている。このようにすると、前記底板5の前後端は、がたつくことなく前記支持片14と支持片24とに安定した状態で支持されることになる。
すなわち、この考案のファイルスタンドを組み立て状態にするには、図5に示したように、前板1、後板2、左右側板3、4および底板5が分解された状態から、前板1、後板2、左右側板3、4を横にした状態で、前板1の一側辺に設けた凹部13、15に左側板3の前辺に設けた凸部32、33を枢支し、この左側板3の後辺に設けた凸部35、36を後板2の一側辺に設けた凹部23、25に枢支し、この後板2の他側辺に設けた凹部23、25に右側板4の後辺に設けた凸部45、46を枢支し、前記左側板3の下辺に設けた凹部34、37に、底板5を起立させた状態でその一側辺両端に設けた凸部52を枢支すると、図14に示したような状態となる。この場合、前記前板1の凹部13、15に左側板3の凸部32、33をそれぞれ押し付け、後板2の凹部23、25に、左側板3の凸部35、36および右側板4の凸部45、46をそれぞれ押し付けると、アーム12、22がそれぞれ弾性変形し、前記凸部32、33、35、36、45、46がそれぞれ前記凹部13、15、23、25に容易に枢支されることになる。
次に、前記前板1、後板2を起立させ、右側板4を底板5側に折り返して、この右側板4の下辺に設けた凹部44、47に前記底板5の他の一側辺両端に設けた凸部52を枢支させると共に、前記右側板4の前辺に設けた凸部42、43を前板1の他の一側辺に設けた凹部13、15に枢支させれば、図15に示したような組立て状態となり、底板5の前後端が前板1の支持片14と後板2の支持片24に支持された状態となる。したがって、収納空間Sに収納した物の重量が底板5にかかっても、この底板5が容易に底抜けしない状態となるので、ファイルスタンドの底部は丈夫なものとなる。
さらに、この考案のファイルスタンドは、前記組立て状態から、前記底板5の一側辺の凸部52と前記左右側板3、4の一方の下辺の凹部34、37または凹部44、47との枢支が外され、前記底板5が前記左右側板3、4の一方へ折り畳まれると共に、この底板5が間に挟まれ、前記前板1、後板2、左右側板3、4がそれぞれ重なって扁平になった折畳み状態となるようにしている。
すなわち、この考案のファイルスタンドを折畳み状態にするには、前記組立て状態から、前記底板5の一側辺近くを収納空間S側に向かって押し付けて、図16に示したように、この底板5の一側辺両端の凸部52と、前記右側板4の下辺の凹部44、47との枢支を外し、図17に示したように、前記底板5を左側板3に重なるように折り畳む。そして、前記前板1の一側辺の凹部13、15と右側板4の前辺の凸部42、43が枢支された部分を収納空間S側に向かって押し付ければ、図18に示したように、前記底板5が間に挟まれた状態で、前記前板1、後板2、左右側板3、4がそれぞれ重なるように扁平に折り畳まれた状態になる。
この考案のファイルスタンドは、以上に述べたように構成されているため、底板5を重ね合わせたものとしなくても底板5の前後端が前板1の支持片14と後板2の支持片24に支持された状態となっているので、底部は丈夫なものとなり、また底板5も嵩張らないものとなるので、材料費もかからず、製作コストも低廉なものとなる。
さらに、この考案のファイルスタンドは、組立てた後に展開しないでも、前記したように前板1の一側辺と右側板4の前辺が枢支された部分を収納空間S側に向かって押し付ければ折畳み可能なものとなるため、コンパクトなものとなり、搬送や保管に便利なものとなる。
1 前板
2 後板
3 左側板
4 右側板
3 底板
12 アーム
13 凹部
14 支持片
15 凹部
16 段部
22 アーム
23 凹部
24 支持片
25 凹部
26 段部
32 凸部
33 凸部
34 凹部
35 凸部
36 凸部
37 凹部
42 凸部
43 凸部
44 凹部
45 凸部
46 凸部
47 凹部
51 フランジ
52 凸部
53 段部
S 収納空間

Claims (3)

  1. それぞれ合成樹脂製とした前板(1)、後板(2)、左右側板(3、4)および底板(5)を備え、
    前記前板(1)、後板(2)のそれぞれの両側辺と、前記左右側板(3、4)のそれぞれの前後辺どうしが互いに枢支され、前記底板(5)の両側辺と左右側板(3、4)のそれぞれの下辺どうしが互いに枢支されて、内部に収納空間(S)が形成されると共に、前記前板(1)の下辺に後板(2)側に向かって突設された支持片(14)と、前記後板(2)の下辺部に前板(1)側に向かって突設された支持片(24)とに、前記底板(5)の前後端が支持された組立て状態となり、
    この組立て状態から、前記底板(5)の一側辺と前記左右側板(3、4)の一方の下辺との枢支が外され、前記底板(5)が前記左右側板(3、4)の一方へ折り畳まれると共に、この底板(5)が間に挟まれ、前記前板(1)、後板(2)、左右側板(3、4)がそれぞれ重なって扁平になった折畳み状態となるようにしていることを特徴とするファイルスタンド。
  2. 前記前板(1)の支持片(14)の外端部には、段部(16)を設けたものとし、前記後板(2)の支持片(24)の外端部には、段部(26)を設けたものとし、前記底板(5)の前後端には、前記前板(1)の支持片(14)の段部(16)と前記後板(2)の支持片(24)の段部(26)とにそれぞれ係合する段部(53)を設けたものとしていることを特徴とする請求項1記載のファイルスタンド。
  3. 前記前板(1)は、両側辺上端には後板(2)側に向かってアーム(12)を突設し、これらアーム(12)にはそれぞれ凹部(13)を設けており、両側辺下端間には後板(2)側に向かって支持片(14)を突設し、この支持片(14)の両端部にはそれぞれ凹部(15)を設けており、
    前記後板(2)は、両側辺上端には前板(1)側に向かってアーム(22)を突設し、これらアーム(22)にはそれぞれ凹部(23)を設けており、両側辺下端間には前板(1)側に向かって支持片(24)を突設し、この支持片(24)の両端部にはそれぞれ凹部(25)を設けており、
    前記左側板(3)は、前辺上端部には上方に向かって凸部(32)を設けており、前辺下端部には下方に向かって凸部(33)を設けると共に、この前辺下端部には水平方向に凹部(34)を設け、後辺上端部には上方に向かって凸部(35)を設けており、後辺下端部には下方に向かって凸部(36)を設けると共に、この後辺下端部には水平方向に凹部(37)を設けており、
    前記右側板(4)は、前辺上端部には上方に向かって凸部(42)を設けており、前辺下端部には下方に向かって凸部(43)を設けると共に、この前辺下端部には水平方向に凹部(44)を設け、後辺上端部には上方に向かって凸部(45)を設けており、後辺下端部には下方に向かって凸部(46)を設けると共に、この後辺下端部には水平方向に凹部(47)を設けており、
    前記底板(5)は、両側辺にはフランジ(51)を上方向に突設し、これらフランジ(51)を前後端部から突出させて、底板(5)の前後両端に凸部(52)を設けていることを特徴とする請求項1または2記載のファイルスタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112336082A (zh) * 2020-12-12 2021-02-09 李志富 一种新型可折叠书立

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