JP3220920B2 - Am受信機 - Google Patents

Am受信機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAM受信機に関し、さら
に詳細にはノイズを検出し、検出ノイズに基づき中間周
波信号の帯域を制御するAM受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAM受信機では、感度や妨害特性
を考慮した狭帯域の中間周波帯域特性を持ったフィルタ
を使用したり、または広帯域の中間周波フィルタと狭帯
域の中間周波フィルタの2種類を備えて手動によって一
方を選択する様に構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例によるときは、ノイズを定量的に検出できない
ために、広帯域の中間周波フィルタと狭帯域の中間周波
フィルタの切り換えが聴感に頼らざるをえないという問
題点があった。さらに、電界強度、外来ノイズ、他の放
送局の放送による妨害が無いときであっても、検波出力
の周波数特性は非常に狭いもの、もしくは手動による選
択によって広帯域または狭帯域の何れかに限られ、周波
数特性がよくないという問題点があった。
【0004】本発明は、ノイズが定量的に検出できると
共に、定量的に検出したノイズおよび受信状態の良否に
基づいて中間周波信号の帯域幅を制御して周波数特性の
よいAM受信機を提供することを目的とする。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明のAM受信機は、
帯域制限されていない中間周波信号中からノイズ成分の
みを検出してノイズレベルに基づくレベルの直流電圧を
出力するノイズ検出手段と、ノイズ検出手段の出力と電
界強度に基づく電圧との大きい方を選択する選択回路
と、選択回路の出力に基づいて第1および第2の増幅度
制御電圧を出力する中間周波混合比制御回路と、中間周
波混合比制御回路から出力される第1の増幅度制御電圧
を受けて第1の増幅度制御電圧に基づく増幅度で中間周
波信号を増幅する第1の増幅度可変中間周波増幅回路
と、中間周波混合比制御回路から出力される第2の増幅
度制御電圧を受けて第2の増幅度制御電圧に基づく増幅
度で中間周波信号を増幅する第2の増幅度可変中間周波
増幅回路と、第1の増幅度可変中間周波増幅回路の出力
を入力とする狭帯域中間周波フィルタと、第2の増幅度
可変中間周波増幅回路の出力を入力とする広帯域中間周
波フィルタと、狭帯域中間周波フィルタの出力と広帯域
中間周波フィルタの出力とを加算し出力を中間周波信号
として後段に送出する加算回路とを備えたことを特徴と
する。
【0010】本発明のAM受信機は、第1および第2の
増幅度可変中間周波増幅器の増幅度の和は一定であるこ
とを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】 本発明のAM受信機は、帯域制限されていない
中間周波信号を増幅した増幅器の出力中から検出された
ノイズ成分のレベルに基づく電圧と電界強度に基づく電
圧の大きい方を選択する選択回路の出力に基づいて第1
および第2の増幅度可変中間周波増幅回路の増幅度が制
御されるため、中間周波信号の帯域幅はノイズ検出手段
の出力と電界強度に基づく電圧との大きい方のレベルに
基づく帯域幅に自動的に制御されることになって、受信
状態の良否に基づいて帯域幅が制御されることになる。
【0016】本発明のAM受信機は、第1および第2の
増幅度可変中間周波増幅器の増幅度の和を一定にしたた
め、加算回路から出力される中間周波信号の振幅の変動
はない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明のAM受信機にかかる一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【0018】アンテナ1にて電気信号に変換された入力
RF信号はRF狭帯域増幅回路2に入力として供給され
て増幅のうえ、RF同調回路3に入力として供給され、
RF同調回路3において同調作用が行われる。RF同調
回路3の同調出力は混合回路5に入力として供給され
る。局部発振回路4から出力された局部発振出力とRF
同調回路3から出力された同調出力とは混合回路5にお
いて周波数混合されて中間周波数(450kHz)の中
間周波信号に周波数変換される。中間周波信号は第1中
間周波増幅回路6に入力として供給されて増幅される。
【0019】第1中間周波増幅回路6で増幅された中間
周波信号は、自動中間周波帯域可変回路20に入力とし
て供給される。自動中間周波帯域可変回路20中にはノ
イズ検出回路10を含む。第1中間周波増幅回路6によ
って増幅された中間周波信号はノイズ検出回路10に入
力として供給され、ノイズ検出回路10から中間周波信
号中に含まれているノイズに比例した直流電圧が出力さ
れる。該直流電圧は、自動中間周波帯域可変回路20中
に含まれているコンパレータ型信号品質検出回路13に
入力として供給される。
【0020】一方、第1中間周波増幅回路6および後記
の第2中間周波増幅回路15から出力される夫々の中間
周波信号レベルに比例した電圧はシグナルメータ回路1
7に入力として供給され、電界強度に比例した直流電圧
がシグナルメータ回路17から出力される。この直流電
圧はコンパレータ型信号品質検出回路13に入力として
供給されると共にシグナルメータが接続されるシグナル
メータ出力端子19に供給される。
【0021】シグナルメータ回路17からの出力が入力
されたコンパレータ型信号品質検出回路13からは信号
品質に比例した直流電圧が発生され、該直流電圧は自動
中間周波帯域可変回路20中に含まれている中間周波混
合比制御回路8に入力として供給され、中間周波混合比
制御回路8からはコンパレータ型信号品質検出回路13
から出力された信号品質に比例した直流電圧に基づく増
幅度制御電圧が発生される。中間周波混合比制御回路8
において発生された増幅度制御電圧は自動中間周波帯域
可変回路20中に含まれている増幅度可変中間周波増幅
回路7および9に供給されて、増幅度可変中間周波増幅
回路7および9の増幅度が制御される。
【0022】第1中間周波増幅回路6の出力は、増幅度
制御電圧によって制御された増幅度で増幅度可変中間周
波増幅7および9において増幅される。増幅度可変中間
周波増幅回路7および9からの各出力信号は、自動中間
周波帯域可変回路20に含まれている狭帯域中間周波フ
ィルタ11および広帯域中間周波フィルタ12に各別に
通過させられる。
【0023】狭帯域中間周波フィルタ11および広帯域
中間周波フィルタ12からの出力は加算回路14に入力
として供給されて加算される。加算回路14からの加算
出力は、第2中間周波増幅回路15に供給されて増幅さ
れる。第2中間周波増幅回路15の出力は検波回路16
に入力として供給され、検波回路16においてAM復調
される。検波回路16でAM復調された信号は、検波出
力端子18に送出される。
【0024】次に、ノイズ検出回路10について説明す
る。図2はノイズ検出回路10の構成を示す回路図であ
る。増幅回路21、AM検波回路22、ハイパスアクテ
イブフィルタ23、ノイズ増幅回路24、IFAGC回
路25、全波整流回路26を備えている。
【0025】中間周波信号Viは中間周波フィルタを通
過する前の中間周波信号であるため広帯域である。第1
中間周波増幅回路6から出力される中間周波信号Viは
AM検波ができるレベルにまで、トランジスタQ1、抵
抗R1〜R5、コンデンサC1、C2からなる増幅回路
21によって増幅され、増幅回路21の増幅出力はトラ
ンジスタQ2、抵抗R6〜R9、コンデンサC3からな
るAM検波回路22によってAM検波される。
【0026】この場合に、中間周波信号Viは自動利得
制御(AGC)されていないため電界強度の変動による
振幅のダイナミックレンジが大きい。このために、トラ
ンジスタQ9〜Q13、抵抗R29〜R40、コンデン
サC122〜C17、ダイオードD3、D4からなるI
FAGC回路25によって、増幅回路21のトランジス
タQ1のソースの交流インピーダンスを可変とすること
によるAGC作用でAM検波回路22へ供給する信号の
振幅レベルを安定化する。
【0027】AM検波回路22から出力されるAM検波
出力はトランジスタQ3、抵抗R10〜R14、コンデ
ンサC4、C5からなるチェビシェフ型の2次のハイパ
スアクティブフィルタ23によって、通過帯域がノイズ
の占有度が高い20kHz以上に制限される。
【0028】ハイパスアクティブフィルタ23の出力
は、ノイズ占有度の高い帯域を通過させるバンドパス特
性と残留中間周波信号である450kHzを減衰させる
特性を兼ね備えた周波数特性を有するトランジスタQ4
〜Q6、抵抗R15〜R22、コンデンサC6〜C9か
らなるノイズ増幅回路24によって40dB増幅され、
ノイズレベルに比例した振幅を有する交流信号である出
力は低インピーダンス出力にインピーダンス変換されて
出力される。
【0029】ここで、AM検波回路22から出力される
信号はノイズ成分と、オーディオ信号成分としてのモノ
ラル信号成分またはステレオ信号成分とを含み、その周
波数軸上の構成は図3に示す如くであって、図3中にお
いてノイズ成分はAMノイズと示し、モノラル信号は図
4中において信号と示し、ステレオ信号は図3中におい
てステレオステーションと示してある。また、ハイパス
アクティブフィルタ23の通過特性は図3に示すごとく
18dB/Octの減衰特性を呈し、モノラル信号、ス
テレオ信号および20kHz未満のノイズ成分はハイパ
スアクティブフィルタ23によって遮断され、20kH
z以上のノイズが通過させられる。
【0030】ダイオードD1、D2、抵抗R23〜R2
5、コンデンサC10からなる全波整流回路26が充分
に直流化できるレベルにまで、ハイパスアクティブフィ
ルタ23の出力がノイズ増幅回路24によって増幅され
て、ノイズ増幅回路24の出力が全波整流回路26によ
って全波整流され、コンデンサC10と抵抗R24、R
25からなる時定数によって平滑化されて出力される。
【0031】全波整流回路26によって全波整流されて
直流化された出力電圧V0は中間周波信号に混在するノ
イズレベルに応じたレベルの直流電圧である。すなわち
ノイズ検出回路10からは、中間周波信号に混在するノ
イズ成分に応じたレベルの直流電圧V0が出力されるこ
とになる。
【0032】以上のようなノイズ検出回路10の出力V
0と電界強度に比例するシグナルメータ回路17の出力
Vsが、コンパレータ型信号品質検出回路13に入力と
して供給される。コンパレータ型信号品質検出回路13
は与えられた2信号のうち品質が良くない側の電圧を出
力するものであって、内部等価回路は第5図に示す如く
である。
【0033】コンパレータ型信号品質検出回路13に供
給される2入力のうち電圧V0はノイズ検出回路10の
出力で中間周波信号の品質、すなわち受信信号の品質の
悪化に応じた直流電圧であって、図5に示すように、増
幅回路131によって増幅したのち比較回路133に比
較入力として供給される。もう一方の電圧Vsは電界強
度に比例した電圧であるため、それを反転したうえ増幅
回路132によって増幅してレベル調整し比較回路13
3に比較入力として供給される。比較回路133の出力
に基づいてスイッチ回路134は切り換えられて、大き
い方、すなわち電圧V0または電圧Vsが選択されて出
力される。
【0034】中間周波混合比例制御回路8はコンパレー
タ型信号品質検出回路13の出力にに基づいて増幅度可
変中間周波増幅回路7、9の増幅度をそれぞれk、(1
−k)とする信号に変換される。ここで、kは0≦k≦
1の値を示し、このように設定することにより、中間周
波帯域可変による中間周波信号の振幅の変動は無くな
る。
【0035】第1中間周波増幅回路6から出力された中
間周波信号は、増幅度可変中間周波増幅回路7において
k倍に増幅されたのち、狭帯域中間周波フィルタ11で
帯域制限されて、加算回路14に加算入力として供給さ
れる。一方、第1中間周波増幅回路6から出力された中
間周波信号は、増幅度可変中間周波増幅回路9において
(1−k)倍に増幅された中間周波信号は、広帯域中間
周波フィルタ12で帯域制限されて加算回路14に加算
入力として供給される。
【0036】加算回路14の出力である中間周波信号の
通過帯域特性は、狭帯域中間周波フィルタ11と広帯域
中間周波フィルタ12の特性が混合されて、第4図に示
す様なkの値に基づいて両特性の間で変化する連続的な
帯域特性を呈する。加算回路14の出力である中間周波
信号は、第2中間周波増幅回路15で増幅されたのち、
検波回路16でAM検波され、音声信号として、検波出
力端子18から出力される。
【0037】したがって、本実施例のAM受信機によれ
ば、帯域制限されていない中間周波信号中のノイズ成分
に基づいて信号品質に応じて連続的に変化する中間周波
帯域特性となって、受信状態が良好な状態では中間周波
信号は広帯域の中間周波フィルタによって帯域制限され
ることになりAM検波回路16から、高音質な出力が送
出され、受信状態が良好でない場合には中間周波信号は
狭帯域に制限されることになって妨害を排除することが
できる。
【0038】なお、FM受信機においても中間周波信号
帯域を受信状態に応じて広帯域と狭帯域とに切り換える
ことが行われるが、広帯域と狭帯域を本実施例に様に混
合して帯域変化させることは行えない。これはFM変調
の場合においては位相特性が変化してしまうためであ
る。AMの場合においては振幅変調のためにこの問題は
生じない。
【0039】また、ノイズ検出についてみれば、AM変
調の場合振幅検波がなされるため、可聴周波数域ではノ
イズと音声信号とは区別できない。しかし可聴周波数域
外の20kHz付近でのノイズと可聴周波数域における
ノイズとは相関がるため、本実施例のように音声信号を
含まない20kHz付近でノイズを検出することによっ
て可聴周波数域におけるノイズが正確に検出することが
できることになる。
【0040】なお、上記した一実施例ではコンパレータ
型信号品質検出回路13を設けて、ノイズ検出回路10
の出力電圧V0と電界強度に基づく電圧Vsの大きい方
を選択して中間周波混合比を制御するようにした場合を
例示したが、コンパレータ型信号品質検出回路13を省
略して、ノイズ検出回路10の出力電圧V0に基づいて
中間周波混合比を制御するようにしても効果がある。
【0041】なお、上記した一実施例では自動中間周波
帯域可変回路20を設けて、自動的に中間周波帯域をか
偏する場合を例示したが、ノイズ検出回路10の出力を
表示することにより、この表示によって手動にて狭帯域
中間周波フィルタと広帯域中間周波フィルタとを切り換
えてもよく、このようにした場合フィルタの切り換え時
に、聴感に頼る必要はなくなる。
【0042】次に本発明の一実施例の第1変形実施例に
ついて説明する。図6は本第1変形実施例の構成を示す
ブロック図であり、本第1変形実施例はAMステレオ受
信機の場合を例示している。
【0043】本第1変形実施例においては、上記した一
実施例に加えるにノイズ検出回路10の出力をブレンド
制御回路41に供給して、ブレンド制御回路41におい
てノイズ検出回路10からの出力に基づくブレンド制御
信号を生成させて、ブレンド制御信号を時定数回路42
を介してステレオ復調回路40に供給して左右チャンネ
ルのオーディオ信号の混合割合を制御させる。
【0044】上記した本第1変形実施例において、帯域
制限されていない中間周波信号中のノイズ成分に基づい
てブレンド制御が行われるため、ステレオ−モノラル間
の動作の移行が自動的に行われる。なお、時定数回路4
2を介してブレンド制御が行われるため聴感状の違和感
もなく移行が行われる。
【0045】次に本発明の一実施例の第2変形実施例に
ついて説明する。図7は本第2変形実施例の構成を示す
ブロック図であり、本第2変形実施例はアップコンバー
ジョン方式のAMステレオ受信機の場合を例示してい
る。
【0046】本第2変形実施例においては、前記第1変
形実施例における混合回路5および局部発振回路4から
なる周波数変換段を混合回路51および局部発振回路5
0からなる周波数変換段として中間周波数を450kH
zより高い第1中間周波数に変換し、中間周波増幅回路
55によって増幅し、増幅された第1中間周波信号をノ
イズ検出回路10に供給して帯域制限されていない第1
中間周波信号中のノイズを検出する。
【0047】中間周波増幅回路55によって増幅された
第1中間周波信号は固定の帯域通過中間周波フィルタ5
2を通して混合回路54と局部発振回路53とからなる
周波数変換段によって450kHzの中間周波信号に周
波数変換して、第1中間周波増幅器6によって増幅し、
増幅出力を電圧制御中間周波増幅回路7および9に入力
として供給する。
【0048】上記から明らかなように、本第2変形実施
例においてはアップコンバートされた第1中間周波信号
からノイズを検出し、ダウンコンバートして450kH
zの中間周波信号をノイズに基づき可変した帯域の中間
周波フィルタを通して出力するようにしたものであり、
上記した一実施例と同様の作用と、第1変形実施例と同
様の作用を行うことは容易に理解されよう。
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【発明の効果】以上説明したように 本発明によれば、
域制限されていない中間周波信号を増幅した増幅器の出
力中からノイズ成分のみがノイズ検出手段によって検出
され、検出されたノイズ成分のレベルに基づく電圧と電
界強度に基づく電圧との大きい方を選択する選択回路の
出力に基づいて第1および第2の増幅度可変中間周波増
幅回路の増幅度が制御されるため、中間周波信号の帯域
幅はノイズ検出手段の出力と電界強度に基づく電圧との
大きい方のレベルに基づく帯域幅に自動的に制御される
ことになって、受信状態の良否に基づいて帯域幅が制御
されることになり、周波数特性が良好となる効果があ
る。
【0054】本発明のAM受信機は、第1および第2の
増幅度可変中間周波増幅器の増幅度の和を一定にしたた
め、加算回路から出力される中間周波信号の振幅の変動
はないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例におけるノイズ検出回路の回
路図である。
【図3】本発明の一実施例におけるノイズ検出回路の作
用の説明に供する模式図である。
【図4】本発明の一実施例における自動中間周波帯域可
変回路の作用の説明に供する帯域幅の説明図である。
【図5】本発明の一実施例におけるコンパレータ型信号
品質検出回路の等価回路を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例の第1変形実施例の構成を示
すブロック図である。
【図7】本発明の一実施例の第2変形実施例の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
2 RF狭帯域増幅回路 3 同調回路 6 第1中間周波増幅回路 7および9 増幅度可変中間周波増幅回路 8 中間周波数混合比制御回路 10 ノイズ検出回路 11 狭帯域中間周波フィルタ 12 広帯域中間周波フィルタ 13 コンパレータ型信号品質検出回路 14 加算回路 15 第2中間周波増幅回路 16 検波回路 20 自動中間周波帯域可変回路 21 増幅回路 22 AM検波回路 23 ハイパスフィルタ 24 ノイズ増幅回路 25 IFAGC回路 26 全波整流回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯域制限されていない中間周波信号中か
    らノイズ成分のみを検出してノイズレベルに基づくレベ
    ルの直流電圧を出力するノイズ検出手段と、ノイズ検出
    手段の出力と電界強度に基づく電圧との大きい方を選択
    する選択回路と、選択回路の出力に基づいて第1および
    第2の増幅度制御電圧を出力する中間周波混合比制御回
    路と、中間周波混合比制御回路から出力される第1の増
    幅度制御電圧を受けて第1の増幅度制御電圧に基づく増
    幅度で中間周波信号を増幅する第1の増幅度可変中間周
    波増幅回路と、中間周波混合比制御回路から出力される
    第2の増幅度制御電圧を受けて第2の増幅度制御電圧に
    基づく増幅度で中間周波信号を増幅する第2の増幅度可
    変中間周波増幅回路と、第1の増幅度可変中間周波増幅
    回路の出力を入力とする狭帯域中間周波フィルタと、第
    2の増幅度可変中間周波増幅回路の出力を入力とする広
    帯域中間周波フィルタと、狭帯域中間周波フィルタの出
    力と広帯域中間周波フィルタの出力とを加算し出力を中
    間周波信号として後段に送出する加算回路とを備えたこ
    とを特徴とするAM受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のAM受信機において、第
    1および第2の増幅度可変中間周波増幅器の増幅度の和
    は一定であることを特徴とするAM受信機。
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