JPH0522175A - 車載用アンテナアンプ装置 - Google Patents
車載用アンテナアンプ装置Info
- Publication number
- JPH0522175A JPH0522175A JP17362691A JP17362691A JPH0522175A JP H0522175 A JPH0522175 A JP H0522175A JP 17362691 A JP17362691 A JP 17362691A JP 17362691 A JP17362691 A JP 17362691A JP H0522175 A JPH0522175 A JP H0522175A
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- Japan
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- amplifier
- antenna amplifier
- agc
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- Pending
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 FM局やTV局が多く、電界強度の強い場所
においても、良好なFM受信が可能な車載用アンテナア
ンプ装置を提供する。 【構成】 妨害信号を含む広帯域での電界強度を検出す
るため、MIX5において入力信号に応じて変化する電
圧として検出された出力Aと、希望信号を含む狭帯域で
の電界強度を検出するため、IFアンプ/検波部6によ
り得られる出力Bとが、制御回路10に入力される。こ
の二つの値からなる、任意の論理出力によって、最適の
混変調出力を生ずる制御出力Cを、アンテナアンプ側の
AGC入力として供給して、自らの内部閉ループのAG
C作用を使うことがなく、良好な受信特性が得られる。
においても、良好なFM受信が可能な車載用アンテナア
ンプ装置を提供する。 【構成】 妨害信号を含む広帯域での電界強度を検出す
るため、MIX5において入力信号に応じて変化する電
圧として検出された出力Aと、希望信号を含む狭帯域で
の電界強度を検出するため、IFアンプ/検波部6によ
り得られる出力Bとが、制御回路10に入力される。こ
の二つの値からなる、任意の論理出力によって、最適の
混変調出力を生ずる制御出力Cを、アンテナアンプ側の
AGC入力として供給して、自らの内部閉ループのAG
C作用を使うことがなく、良好な受信特性が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用FM受信装置に関
し、FM、TV局が多く、相互変調、混変調の起こりや
すい強電界地区において、良好な受信状態を保つFM受
信装置に関するものである。
し、FM、TV局が多く、相互変調、混変調の起こりや
すい強電界地区において、良好な受信状態を保つFM受
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のアンテナアンプと受信セッ
ト本体との結合を示している。従来図8に示すように、
この種のアンテナアンプ装置は、自らAGC装置を備え
ておらず、本体側にてAGC制御をするが、非常に大き
な強入力妨害信号が入った場合は制御不能となった。ま
た、図9に示す如く、自らAGC装置を備えているもの
では、ある程度の強入力制御はできる。
ト本体との結合を示している。従来図8に示すように、
この種のアンテナアンプ装置は、自らAGC装置を備え
ておらず、本体側にてAGC制御をするが、非常に大き
な強入力妨害信号が入った場合は制御不能となった。ま
た、図9に示す如く、自らAGC装置を備えているもの
では、ある程度の強入力制御はできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアンテナアンプ装置では、AGC装置が、中心周波
数より広帯域の所に強入力妨害信号がある場合、リニア
に動作してしまい、更に希望信号が弱い場合は、その信
号レベルが低下し、実用上判別し難い信号対雑音比とな
り、良好な受信ができないという問題があった。
来のアンテナアンプ装置では、AGC装置が、中心周波
数より広帯域の所に強入力妨害信号がある場合、リニア
に動作してしまい、更に希望信号が弱い場合は、その信
号レベルが低下し、実用上判別し難い信号対雑音比とな
り、良好な受信ができないという問題があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、電界強度の強い場所についても良好なFM
受信が可能な優れた車載用アンテナアンプ装置を提供す
るものである。
ものであり、電界強度の強い場所についても良好なFM
受信が可能な優れた車載用アンテナアンプ装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本体側に設置されている、比較的広帯域で
電界強度を検出するRF−AGC出力回路と、比較的狭
帯域で電界強度を検出するIF−AGC出力回路との二
つの入力値からなる、任意の論理出力によって、最適の
混変調出力を生ずる制御出力を、アンテナアンプ側のA
GC入力として供給するようにしたものである。
するために、本体側に設置されている、比較的広帯域で
電界強度を検出するRF−AGC出力回路と、比較的狭
帯域で電界強度を検出するIF−AGC出力回路との二
つの入力値からなる、任意の論理出力によって、最適の
混変調出力を生ずる制御出力を、アンテナアンプ側のA
GC入力として供給するようにしたものである。
【0006】
【作用】従って、本発明によれば、本体側の最適混変調
せしめる制御出力が利用でき、自らの内部閉ループのA
GC作用を使うことがなく、良好な受信特性が得られ
る。
せしめる制御出力が利用でき、自らの内部閉ループのA
GC作用を使うことがなく、良好な受信特性が得られ
る。
【0007】
【実施例】図1に受信セット本体側のブロックダイヤグ
ラムを示す。アンテナ1からの入力RF(高周波)信号
は、RF−ATT(減衰器)部2を通過した後、例えば
デュアルゲートFET構成のRFアンプ3で増幅され、
OSC(局部発信)部4からの出力とMIX(混合)部
5で、混合され、IF(中間周波)信号に変換される。
しかる後リミッタ機能を有するIFアンプ/検波部6へ
入力され、例えばクワドラチャ検波等により、コンポジ
ット信号に変換されて後、MPX(マルチプレックス)
復調回路7へ加えられて、左右チャンネルへ分離され
る。この左右チャンネル信号は、AF(オーディオ周波
数)信号アンプ部8を介し、電力増幅され、外部スピー
カ9を駆動し、音声出力とする。端子11はアンテナア
ンプ制御端子である。
ラムを示す。アンテナ1からの入力RF(高周波)信号
は、RF−ATT(減衰器)部2を通過した後、例えば
デュアルゲートFET構成のRFアンプ3で増幅され、
OSC(局部発信)部4からの出力とMIX(混合)部
5で、混合され、IF(中間周波)信号に変換される。
しかる後リミッタ機能を有するIFアンプ/検波部6へ
入力され、例えばクワドラチャ検波等により、コンポジ
ット信号に変換されて後、MPX(マルチプレックス)
復調回路7へ加えられて、左右チャンネルへ分離され
る。この左右チャンネル信号は、AF(オーディオ周波
数)信号アンプ部8を介し、電力増幅され、外部スピー
カ9を駆動し、音声出力とする。端子11はアンテナア
ンプ制御端子である。
【0008】さて、広帯域(一般に妨害信号も含まれ
る)の電界強度を検出すべく、MIX部5で入力RF信
号レベルに応じて変化する電圧として検出された出力A
は、RFアッテネータ部2や、RFアンプ部3の信号を
制御するための制御回路部10に入力される。
る)の電界強度を検出すべく、MIX部5で入力RF信
号レベルに応じて変化する電圧として検出された出力A
は、RFアッテネータ部2や、RFアンプ部3の信号を
制御するための制御回路部10に入力される。
【0009】他方、狭帯域(一般に希望信号のみ)の電
界強度レベルを検出すべく、IFアンプ/検波部6のI
F信号レベルが、内部の増幅部をAM検波することによ
り、得られる出力Bとして、同様に制御回路部10に入
力される。2つの入力A,Bを加えられた制御回路部1
0では、これらのレベルをもとに、相互変調、混変調特
性に対し最適な電圧を判断し、RF−ATT部2及びR
Fアンプ部3に対して、制御する出力Cを送出する。
界強度レベルを検出すべく、IFアンプ/検波部6のI
F信号レベルが、内部の増幅部をAM検波することによ
り、得られる出力Bとして、同様に制御回路部10に入
力される。2つの入力A,Bを加えられた制御回路部1
0では、これらのレベルをもとに、相互変調、混変調特
性に対し最適な電圧を判断し、RF−ATT部2及びR
Fアンプ部3に対して、制御する出力Cを送出する。
【0010】次に制御回路の動作について、詳細に説明
する。図2は、希望信号入力電圧に対する、A及びB出
力の特性である。図3は、希望信号入力電圧が十分(例
えば、110dBμV程度)加わるようにした場合に、
その入力電圧の周波数を、受信中心周波数より、ずらし
て行った場合の、広帯域レベルとしてのAと、狭帯域レ
ベルとしてのBの電界強度レベル検出出力特性を示した
ものである。
する。図2は、希望信号入力電圧に対する、A及びB出
力の特性である。図3は、希望信号入力電圧が十分(例
えば、110dBμV程度)加わるようにした場合に、
その入力電圧の周波数を、受信中心周波数より、ずらし
て行った場合の、広帯域レベルとしてのAと、狭帯域レ
ベルとしてのBの電界強度レベル検出出力特性を示した
ものである。
【0011】図7は、図1の制御回路10の希望信号入
力電界強度に対する、制御出力Cの特性である。例え
ば、狭帯域と広帯域AGCの変化領域の中間点を60d
BμVとすると、Bが60dBμV以下を示し、Aが6
0dBμV以上を示した場合、妨害レベル入力有りと判
断し、Cの出力特性をアナログ的に破線のように変化さ
せる論理機能を有する。(例はAが90dBμV入力
時)図5は、同様に制御回路10のRFアッテネータ駆
動出力特性を示す。例えば、80dBμV以上の出力に
対し5.5V以下となるので、この電圧から、内蔵のア
ッテネータが動作し、過大な入力を防ぐ。
力電界強度に対する、制御出力Cの特性である。例え
ば、狭帯域と広帯域AGCの変化領域の中間点を60d
BμVとすると、Bが60dBμV以下を示し、Aが6
0dBμV以上を示した場合、妨害レベル入力有りと判
断し、Cの出力特性をアナログ的に破線のように変化さ
せる論理機能を有する。(例はAが90dBμV入力
時)図5は、同様に制御回路10のRFアッテネータ駆
動出力特性を示す。例えば、80dBμV以上の出力に
対し5.5V以下となるので、この電圧から、内蔵のア
ッテネータが動作し、過大な入力を防ぐ。
【0012】図6に本発明に基づくアンテナアンプの実
施例を示す。アンテナ1からの入力信号は、帯域フィル
タ2を通して、高調波増幅FET Q1に入る。増幅さ
れた後、3の端子へ出力する。なお、4は電源端子、Q
2・Q3はAM部の増幅トランジスタである。5は受信セ
ット本体との結合ケーブルである。
施例を示す。アンテナ1からの入力信号は、帯域フィル
タ2を通して、高調波増幅FET Q1に入る。増幅さ
れた後、3の端子へ出力する。なお、4は電源端子、Q
2・Q3はAM部の増幅トランジスタである。5は受信セ
ット本体との結合ケーブルである。
【0013】本発明による実施例としては、図4のアン
テナ端子1を図6の出力端子3に継ぐことにより、Q1
の第2ゲートが制御されて、最も良い混変調特性を得る
ことができる。また、受信セット本体との結合ケーブル
を、制御ケーブルとして利用しているので、新たな線の
追加が無く、車両ハーネス組み付け時の難しさを増加さ
せることもなく、省線化の効果が得られる。
テナ端子1を図6の出力端子3に継ぐことにより、Q1
の第2ゲートが制御されて、最も良い混変調特性を得る
ことができる。また、受信セット本体との結合ケーブル
を、制御ケーブルとして利用しているので、新たな線の
追加が無く、車両ハーネス組み付け時の難しさを増加さ
せることもなく、省線化の効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、希望信号電界強度と妨害信号電界強度の大小に応じ
て、常に最適にアンテナアンブ内部増幅利得、受信セッ
ト内RFアツテネータ、受信セット内RFアンプ利得を
連続的に制御できるので、従来のアンテナアンプ内の独
立したAGC制御と受信セット本体の組み合わせに比べ
て、混変調、相互変調妨害を受けにくくなり、FM局や
TV局が多く、電界強度の強い場所についても、良好な
FM受信が可能となる。
に、希望信号電界強度と妨害信号電界強度の大小に応じ
て、常に最適にアンテナアンブ内部増幅利得、受信セッ
ト内RFアツテネータ、受信セット内RFアンプ利得を
連続的に制御できるので、従来のアンテナアンプ内の独
立したAGC制御と受信セット本体の組み合わせに比べ
て、混変調、相互変調妨害を受けにくくなり、FM局や
TV局が多く、電界強度の強い場所についても、良好な
FM受信が可能となる。
【0015】また、受信セツト本体との結合ケーブルを
利用して、アンテナアンプの制御をしているので、省線
化の効果も大である。
利用して、アンテナアンプの制御をしているので、省線
化の効果も大である。
【図1】本発明の一実施例における車載用アンテナアン
プ装置のブロック図
プ装置のブロック図
【図2】同装置の希望信号入力電圧対広帯域、狭帯域制
御出力特性
御出力特性
【図3】同装置の希望信号中心周波数からの偏移対広帯
域、狭帯域制御出力電圧特性
域、狭帯域制御出力電圧特性
【図4】同装置の希望信号入力電圧対妨害信号入力電圧
をパラメータにした時のRFアンプ制御出力特性
をパラメータにした時のRFアンプ制御出力特性
【図5】同装置のRF−ATT制御特性
【図6】同装置のアンテナアンプの一実施例
【図7】従来のアンテナアンプと受信セツト本体の結合
図
図
【図8】従来のアンテナアンプの回路図
【図9】従来のアンテナアンプのAGC内蔵型回路図
1 アンテナ 2 RF−ATT(減衰器)部 3 RFアンプ 4 OSC(局部発信)部 5 MIX(混合)部 6 IFアンプ/検波部 10 制御回路部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 比較的広帯域で電界強度を検出するRF
−AGC出力回路と、比較的狭帯域で電界強度を検出す
るIF−AGC出力回路と、このIF−AGC出力回路
と前記RF−AGC出力回路との2つの出力値からな
る、任意の論理出力による、混変調出力を最小せしめる
制御回路とを備えて、この制御回路からの制御出力を芯
線に重疊し、それにより制御される高周波増幅器を有
し、外部制御線を有しない車載用アンテナアンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17362691A JPH0522175A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車載用アンテナアンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17362691A JPH0522175A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車載用アンテナアンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522175A true JPH0522175A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15964102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17362691A Pending JPH0522175A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車載用アンテナアンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522175A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5697096A (en) * | 1994-11-15 | 1997-12-09 | Uniden Corporation | Narrow-band communication apparatus |
JP2007150752A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Sony Corp | チューナ回路 |
JP2007532013A (ja) * | 2003-07-14 | 2007-11-08 | トムソン ライセンシング | マルチプルフィードバックソースを使用した自動利得制御機能を提供する方法及び装置 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP17362691A patent/JPH0522175A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5697096A (en) * | 1994-11-15 | 1997-12-09 | Uniden Corporation | Narrow-band communication apparatus |
US5991603A (en) * | 1994-11-15 | 1999-11-23 | Uniden Corporation | Narrow-band communication apparatus |
JP2007532013A (ja) * | 2003-07-14 | 2007-11-08 | トムソン ライセンシング | マルチプルフィードバックソースを使用した自動利得制御機能を提供する方法及び装置 |
JP2007150752A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Sony Corp | チューナ回路 |
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