JP3219139B2 - 仮設工事用養生金網枠 - Google Patents

仮設工事用養生金網枠

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JP3219139B2
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博 芝原
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寸法を変更するこ
とができる仮設工事用養生金網枠に関する。
【0002】
【従来の技術】建設中の仮設エレベータ周りなどの床開
口部周りに養生金網枠を取付ける際、現場の寸法が標準
パネルサイズの寸法の整数倍とはならない場合がある。
このような不整合を解消するための手段として、従来で
は、一般に、図7に示すように、二枚の標準パネルサイ
ズの金網枠1,1同士を上下方向にずれるように一部重
複して重ね合せ、番線2を両者の重合部分に巻き付けて
固定することにより対応している。
【0003】しかしこのような組立形態では、足下の不
安定な場所において、番線2を巻き付けて固定する必要
があるため、組立作業に手間がかかり、またその見栄え
も悪いという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の不具合を解消す
るためには、その現場サイズに合った寸法の養生金網枠
を用意しておけばよいが、工事が完了した後に、他の現
場に転用しようとしても、通常は形状サイズが設置場所
によって異なることから転用が不可能であり、従って、
工事完了後は、スクラップとして処分しなければなら
ず、近年問題となっている建築廃材の処分の問題が出て
くるし、コスト的にも無駄が出るという課題がある。
【0005】この発明は、以上の問題を解決するために
なされたものであって、その目的は養生金網枠を上下ス
ライド可能とすることで、現場での寸法合せを簡単かつ
確実に行え、組立状態での見栄えの問題も解決できると
ともに、効率よく運搬および保管をすることができる仮
設工事用養生金網枠を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、内側に養生用の金網を張
設した標準枠と、この標準枠の幅方向両側の部材であっ
て上端が開口した一対の縦枠と、この縦枠に沿って昇降
可能にスライドし、かつ内側に養生用の金網を張設した
可動枠と、この可動枠を前記縦枠の任意の高さ位置に固
定する固定手段とを備えた仮設工事用養生金網枠であっ
て、前記固定手段は、前記可動枠の両側部に進退可能に
貫通してこれに枢支され、他端が斜めに切欠かれている
一対のパイプと、両パイプに両端を挿通され、かつ回動
操作により両パイプを介し前記可動枠を前記縦枠に押圧
させるクランクシャフトとを備え、該クランクシャフト
と各パイプの接合位置において、パイプの端部は尖端が
下になるように斜めに切欠かれており、クランクシャフ
トが上位置にある状態からこれを回動して押下げると、
クランクシャフトのクランクアームは各パイプの切欠端
の傾斜に沿って回転し、尖端に当たるため各パイプを外
側に押圧し、この押圧力によって可動枠を縦枠の内側に
押しつける結果、可動枠を縦枠の任意の高さ位置に固定
できるようにしてなることを特徴とする。したがって、
この発明にあっては、寸法調整分可動枠をスライドさせ
て寸法調整した後、固定手段により可動枠を固定するこ
とで、可動枠は調整位置に固定され、養生箇所を覆うこ
とになる。
【0007】この発明においては、両縦枠の背面側上下
に、仮設サポートパイプに対する係止用のフックが一体
化されている構造が好ましい(請求項2)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1(a),(b)はこの発明にかかる養
生金網枠10の単体を示すものである。図における金網
枠10は、内側に養生用の金網12を張設した標準枠1
4と可動枠18とからなり、標準枠14の幅方向両側部
に位置するコ字状断面の縦枠16の内側に可動枠18を
上下方向にスライド可能に挿通してなっている。可動枠
18の内側には、養生用の金網20が張設されている。
【0010】両縦枠16の後部側上下には、後述する仮
設サポートパイプに対する係止用のフック22が一体化
されている。
【0011】可動枠18の下部側は仕切り用の桟24で
上下に仕切られ、その下部側空間には可動枠18を縦枠
16の任意の高さ位置に固定するための固定手段26が
配置されている。
【0012】固定手段26は、図1および図2に一部拡
大して示すように、可動枠18の両側に進退可能に貫通
してこれに枢支された一対のパイプ28と、両パイプ2
8に両側を挿通されてこれに回動可能に軸受されたクラ
ンクシャフト32を備えている。
【0013】このクランクシャフト32と各パイプ28
の接合位置において、パイプ28の端部は尖端が下にな
るように斜めに切欠かれており、クランクシャフト32
が上位置にある状態からこれを回動して押下げると、ク
ランクシャフト32のクランクアーム32aは各パイプ
28の切欠端28aの傾斜に沿って回転し、尖端に当た
るため各パイプ28を外側に押圧し、この押圧力によっ
て可動枠18を縦枠16の内側に押しつける結果、可動
枠18を縦枠16の任意の高さ位置に固定できるように
している。
【0014】図3〜図6は、以上の養生金網枠10を用
いた仮設エレベータ周りの養生工事の手順を示すもので
ある。まず最初に、図3,4に示すように、エレベータ
シャフト34の周囲を囲うようにして前述する仮設サポ
ートパイプ36が組立てられる。各部の接合はパイプク
ランプなどにより行われる。このエレベータシャフト3
4の周囲には梁38などが配置されており、その分、こ
の箇所では高さが不揃いとなっている。
【0015】次いで、前記養生金網枠10がサポートパ
イプ36に組付けられるのであるが、これは前記縦枠1
6の背面に設けた上下のフック22を引っ掛けることに
より、図5に示すように、ワンタッチで固定でき、これ
を四周それぞれ一面に配列される。
【0016】この作業の後、各可動枠18を引上げるこ
とにより上部側の空き空間が埋められ、クランクシャフ
ト32を回動してその位置に可動枠18を固定すれば、
図6に示すように、該当する階におけるエレベータシャ
フト34の周囲全面を養生金網枠10で覆うことができ
る。
【0017】なお、前記実施の形態ではこの発明の養生
金網枠をエレベータシャフト周りの養生に適用した場合
を示したが、その他の養生を必要とする箇所に使用でき
ることはもちろんである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による設工事用養生金網枠にあっては、現場での寸法
合せを、簡単かつ確実に行え、組立状態での見栄えの問
題も解決できる。また寸法の異なる箇所での使用が可能
であることから、転用ができ、一度作れば繰返し使用が
できるので、廃材が出ることなく経済的である。また、
非使用時にあっては、可動枠を標準枠内に収容すること
ができるので嵩ばらず、極めて効率よく運搬および保管
をすることができる。両縦枠の背面側上下に、仮設サポ
ートパイプに対する係止用のフックが一体化されている
構造とすれば、仮設サポートパイプに対してワンタッチ
で固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による養生金網枠の分解斜視図
である。(b)は同組立状態の斜視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】同養生金網枠を用いた養生作業の前段階を示す
斜視図である。
【図4】同平面図である。
【図5】養生金網枠をセットした状態を示す正面図であ
る。
【図6】同養生金網枠を展長した完成状態を示す正面図
である。
【図7】従来の養生金網枠の接続形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 養生金網枠 12,20 養生用金網 14 標準枠 16 縦枠 18 可動枠 24 固定手段 28 パイプ 32 クランクシャフト
フロントページの続き (72)発明者 吉村 成孝 大阪府大阪市北区西天満5丁目10番17号 ヒロサワ機械販売株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−162535(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に養生用の金網を張設した標準枠
    と、この標準枠の幅方向両側の部材であって上端が開口
    した一対の縦枠と、この縦枠に沿って昇降可能にスライ
    ドし、かつ内側に養生用の金網を張設した可動枠と、こ
    の可動枠を前記縦枠の任意の高さ位置に固定する固定手
    段とを備えた仮設工事用養生金網枠であって、 前記固定手段は、前記可動枠の両側部に進退可能に貫通
    してこれに枢支され、他端が斜めに切欠かれている一対
    のパイプと、両パイプに両端を挿通され、かつ回動操作
    により両パイプを介し前記可動枠を前記縦枠に押圧させ
    るクランクシャフトとを備え、 該クランクシャフトと各パイプの接合位置において、パ
    イプの端部は尖端が下になるように斜めに切欠かれてお
    り、クランクシャフトが上位置にある状態からこれを回
    動して押下げると、クランクシャフトのクランクアーム
    は各パイプの切欠端の傾斜に沿って回転し、尖端に当た
    るため各パイプを外側に押圧し、この押圧力によって可
    動枠を縦枠の内側に押しつける結果、可動枠を縦枠の任
    意の高さ位置に固定できるようにして なることを特徴と
    する仮設工事用養生金網枠。
  2. 【請求項2】 両縦枠の背面側上下に、仮設サポートパ
    イプに対する係止用のフックが一体化されていることを
    特徴とする請求項1に記載の仮設工事用養生金網枠。
JP23246097A 1997-08-28 1997-08-28 仮設工事用養生金網枠 Expired - Fee Related JP3219139B2 (ja)

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JP2011169008A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Kunimoto Co Ltd 仮設用金網枠
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JP6558307B2 (ja) * 2016-06-08 2019-08-14 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターの仮囲い
JP6545204B2 (ja) * 2017-01-27 2019-07-17 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターの仮囲い、及びエレベーターの仮囲いの取付方法

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