JPH0640784Y2 - 仮囲い上部の飛散防止用養生装置 - Google Patents

仮囲い上部の飛散防止用養生装置

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JPH0640784Y2
JPH0640784Y2 JP1942389U JP1942389U JPH0640784Y2 JP H0640784 Y2 JPH0640784 Y2 JP H0640784Y2 JP 1942389 U JP1942389 U JP 1942389U JP 1942389 U JP1942389 U JP 1942389U JP H0640784 Y2 JPH0640784 Y2 JP H0640784Y2
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JP
Japan
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temporary enclosure
vertical rod
rod portion
curing device
curing
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博之 横谷
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Takenaka Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、仮囲いの近くで杭工事や山止め工事を行う場
合、工事に伴って発生する塵芥等が仮囲いの外側に飛散
しないようにした仮囲い上部の飛散防止用養生装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
この種の飛散防止用養生装置として、従来では、第5図
に示すように、仮囲いaの単管建地bを上方へ延長し、
この延長部分に水平単管cを架設して下地を形成し、こ
れに養生シートdを掛張していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来例には、次のような問題点があった。
養生シートdが垂直に張設されるため、初期の飛散防
止効果を得るためには、相当な高さが必要であるが、仮
囲いa近くで行われる杭工事や山止め工事との関係で、
長い控えを設けることができないケースが多い。このた
め、飛散防止用養生装置が不安定であり、装置の組立・
解体の作業に多大の危険が伴う。また、装置が不安定で
あるから、強風時には、養生シートdを一時的に取り外
す必要があり、この養生シートdの着脱作業にも危険が
伴うのである。
通常、飛散防止用養生装置は、工事の進行に伴い、装
置の設置位置を仮囲いaに沿って順次移動するものであ
るが、上記の従来例では、装置全体の転用が困難であ
る。そのため、単管製の下地を予め仮囲いaの全長にわ
たって固定的に設置しておき、工事の進行に応じて、必
要な範囲に養生シートdを張設するといった方法がとら
れることが多い。この場合、材料使用量が多くて不経済
であり、また、仮囲いaの上方に多くの下地が突出して
おり、非常に見苦しくなるのである。
上記の従来欠点に鑑み、本考案は、装置の組立解体なら
びに転用を容易かつ安全に行えるようにした仮囲い上部
の飛散防止用養生装置を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案が講じた技術的手
段は、次の通りである。即ち、本考案による仮囲い上部
の飛散防止用養生装置は、仮囲いの単管建地の上端に挿
抜自在ならびに回転自在に支持された下部縦杆部分とそ
の上端から仮囲いの外側上方へ向けて折曲連設された傾
斜杆部分とその上端から上方へ向けて折曲連設された上
部縦杆部分とを備えた複数本の支持杆の前記上部縦杆部
分同士ならびに下部縦杆部分同士を夫々水平部材で枢支
連結し、前記水平部材にわたって可撓性養生シートを掛
張して構成したものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、養生シートが仮囲いから外側へ跳
ね出しているため、高さを低くしても、十分な飛散防止
効果が得られることになる。
また、複数本の支持杆とその上部縦杆部分同士ならびに
下部縦杆部分同士を枢支連結する水平部材によって構成
される下地を、仮囲いの単管建地を中心にして仮囲い側
に折り畳んだ状態と、仮囲いから跳ね出した状態とに切
り換えることが可能である。
従って、仮囲い側に折り畳んだ状態で養生シートの着脱
を行え、且つ、養生シートを張設した状態で下地を仮囲
いから跳ね出した状態に切り換えることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第4図は、本考案に係る仮囲い上部の飛散防止
用養生装置を示す。図において、Aは建築工事現場の境
界線に沿って設置された仮囲いであり、単管建地1、水
平単管2、控え単管3等とこれによって垂直に支持され
た万能板4等によって構成されている。Bは飛散防止用
養生装置である。
前記飛散防止用養生装置Bの構成は次の通りである。
即ち、第2図に示すように、仮囲いAの万能板4よりも
上方に突出させた単管建地1の上端に挿抜自在ならびに
回転自在に支持された下部縦杆部分5aとその上端から仮
囲いAの外側上方へ向けて折曲連設された傾斜杆部分5b
とその上端から上方へ向けて折曲連設された上部縦杆部
分5cとを備えた複数本(第1図では7本であるが、3〜
4本程度が実用的である。)支持杆5の前記上部縦杆部
分5c,5c同士ならびに下部縦杆部分5a,5a同士を夫々水平
部材6,7で枢支連結して、第3図(イ)、(ロ)に示す
ように、仮囲いA側に折り畳んだ状態と仮囲いAの外側
に跳ね出した状態とに切り換え可能な下地8を構成して
ある。そして、当該下地8には、前記水平部材6,7にわ
たって、具体的には、上方の水平部材7から下方の水平
部材6を越えて万能板4の上端よりも下方の位置にかけ
て可撓性養生シート9を掛張してある。
前記支持杆5は、単管(丸鋼管)等によって構成されて
おり、下部縦杆部分5aの下端側を単管建地1の上端開口
に差し込むことにより、当該下部縦杆部分5aの上下方向
中間部に溶接等の手段により固着された鍔部5a′が単管
建地1の上端で支持されるようになっている。また下部
縦杆部分5aおよび上部縦杆部分5cの両側面には、夫々小
径のパイプ10…が平行に溶接等の手段により固着されて
いる。
前記水平部材6,7は、夫々、一端部を直角に折曲した丸
鋼等より成る2本の第一部材11と、当該第一部材11の直
線状部分にスライド自在に套嵌させた鋼製パイプ等より
成る第二部材12と、これら11,12を連結固定するための
止めネジ13,13とによって構成されている。そして、第
一部材11,11の折曲部を前記パイプ10…に挿抜自在なら
びに回転自在に挿入することにより、前記上部縦杆部分
5c,5c同士ならびに下部縦杆部分5a,5a同士を枢支連結す
るように構成されている。また、水平部材6,7は、止め
ネジ13,13を緩めて、第一,第二部材11,12を相対的にス
ライドさせることにより、単管建地1,1の間隔に対応し
て長さを調節可能に構成されている。
前記可撓性養生シート9としては、従来通りの樹脂シー
トであってもよいが、この実施例では、仮囲いA外側の
通行人に与える圧迫感を減少する目的で、透明シートを
使用している。
尚、この実施例では、単管建地1の直径が44mm程度、支
持杆5を構成する単管の直径が25mm程度である。また、
装置Bの仮囲いAからの跳ね出し長さL1は1200mm程度、
上部縦杆部分5cの長さL2および下部縦杆部分5aの単管建
地1上端からの突出長さL3を夫々500mm程度に設定して
あるが、これらの寸法は適宜設定できる。
上記の構成にり成る飛散防止用養生装置Bは、養生シー
ト9が仮囲いAから跳ね出しているので高さの割に十分
な飛散防止効果が得られるのであり、安定性が高い。
しかも、下地8が概ね平行四辺形のリンク機構を構成し
ており、第3図(イ)に示すように、仮囲いA側に折り
畳んだ状態に取り付け、この状態で養生シート9を取り
付けた後、下地8の一部を単管建地1周りに揺動させる
ことにより、装置B全体を仮囲いAから外側へ跳ね出し
た使用状態へと切り換えることができる。
従って、装置Bの組立・解体を仮囲いAの内側から容易
かつ安全に行え、これらの作業のために仮囲いAの外側
の路面に足場を組み立てる必要がない。
また、支持杆5の下部縦杆部分5aを単管建地1に挿抜自
在とし且つ水平部材6,7を支持5に対して着脱自在とし
たことと、上記の通り、装置Bの組立・解体を仮囲いA
上で行えるように構成したこととによって、装置Bの転
用を容易かつ安全に行うことができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなり、養生シートは仮囲い
から外側へ跳ね出しているため、高さを低くして、安定
性を高めても、十分な飛散防止効果が得られるのであ
る。
また、複数本の支持杆とその上部縦杆部分同士ならびに
下部縦杆部分同士を枢支連結する水平部材によって構成
される下地を、仮囲いの単管建地を中心にして仮囲い側
に折り畳んだ状態と、仮囲いから跳ね出した状態とに切
り換えることが可能であり、仮囲い側に折り畳んだ状態
で養生シートの着脱を行え、且つ、養生シートを張設し
た状態で下地を仮囲いから跳ね出した状態に切り換える
ことができる。
従って、装置の組立・解体ならびに転用を容易かつ安全
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は
斜視図、第2図は要部の分解斜視図、第3図(イ),
(ロ)は作用図、第4図は側面図である。 第5図は従来例の説明図である。 A…仮囲い、B…飛散防止用養生装置、1…単管建地、
5…支持杆、5a…下部縦杆部分、5b…傾斜杆部分、5c…
上部縦杆部分、6,7…水平部材、9…養生シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮囲いの単管建地の上端に挿抜自在ならび
    に回転自在に支持された下部縦杆部分とその上端から仮
    囲いの外側上方へ向けて折曲連設された傾斜杆部分とそ
    の上端から上方へ向けて折曲連設された上部縦杆部分と
    を備えた複数本の支持杆の前記上部縦杆部分同士ならび
    に下部縦杆部分同士を夫々水平部材で枢支連結し、前記
    水平部材にわたって可撓性養生シートを掛張して成る仮
    囲い上部の飛散防止用養生装置。
JP1942389U 1989-02-20 1989-02-20 仮囲い上部の飛散防止用養生装置 Expired - Lifetime JPH0640784Y2 (ja)

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JPH02112844U JPH02112844U (ja) 1990-09-10
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JP2010261255A (ja) * 2009-05-09 2010-11-18 Kawamori Sangyo Kk 仮囲い用のブラケット及びそれを用いた仮囲い

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