JP2011196090A - 仮設塀用囲い板 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、防音と防犯機能が優れ、且つ外見的にもイメージアップ効果をもたらす仮設壁及びバリケードがなかった。

【解決手段】本発明によれば、防音と防犯機能が優れ、仮設塀用囲い板の上部が屋根の機能を持ち、通行者がこれによって日差し避けや、雨避けとして利用できることで、外見的にも機能性においてもイメージアップ効果をもたらしながら、設置側と通行者の両者に配慮した仮設塀用囲い板が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工事用及びイベント用、その他盗難防止の仮設塀を構成する囲い板に関する。
従来、工事現場やイベント会場では、仮設壁やバリケードを乗り越えて工事用器具や材料、またイベントに係る設備品が盗まれやすいという問題があった。
その為に、フェンスの嵩上げや、仮設壁やバリケードの上に有刺鉄線を設置するなどさまざまな工夫がなされてきた。
しかし、フェンスの嵩上げ方法では騒音対策は優れているが、不審者が高さの問題を解決すれば容易に進入でき、防犯面の問題はなかなか解決されなかった。
また有刺鉄線の場合は、防犯面は優れているが、外見のイメージが良くないので、全ての用途への利便性が低いという難点があった。
したがって本発明は、外見のイメージを損なうことなく、防犯機能が優れていることを特徴とする仮設塀用囲い板を提供することを目的とする。
本発明によって、防音対策と、不審者の侵入防止及び、防犯機能の優れた仮設塀用囲い板を提供することができる。
また本発明によって、外見のイメージを損なうことなく、また壁面に企業広告や地域物産及び、観光地もしくは自然を描いた写真や絵を印刷することで、宣伝及びイメージアップ、地域活性化をもたらす効果を提供することができる。
さらに本発明によって、囲い板の上部が屋根の機能を持ち、通行者がこれによって日差し避けや、雨避けとして利用できることで、設置側と通行者の両者に配慮した仮設塀用囲い板を提供することができる。
本発明の実施形態を示す全体の斜視図。 本発明の実施形態を示す全体の裏面の斜視図。 本発明の他の実施例を示す全体の側面図。 本発明の他の実施例を示す全体の側面図。 本発明の実施例における角の並設状態の全体の斜視図。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す全体の斜視図である。本発明において、工事現場やイベント会場の内部と、その外部とを遮蔽隔離する為の鋼板1は、外部への騒音防止に足る堅牢性と、遮音性を備え、場内より工事用器具や材料等が外部へ飛散しない為の高さを備えていればよい。
また、前記鋼板1の上部がねずみ返しのように反り返った形状を構成する板体で、侵入者が侵入することが容易でない角度でカーブを有していれば良い。
且つ、前記鋼板1は、通行者が日差しや雨避けとして利用できるよう、ある程度の幅をもったカーブを有することが好ましい。
次に、図2は本発明の実施形態を示す全体の裏面の斜視図である、図2において、固定用パイプ3及び固定用パイプ4は、鋼板1を並べて設置する為の固定部材であり、先端開放したパイプの数箇所には中心軸に直交した、ボルト用の孔を設け、複数本の固定用パイプ3を等間隔に下の土台に配置し固着する。
また、本発明のカーブを成した仮設塀用囲い板の実施例の形状は様々であり、例えば、本発明の他の実施例である図3のAにおいては、侵入者の侵入を防ぐために、鋼板1と同じ幅の支柱板5を鋼板1に接着固定し、さらに支柱板上部6を、鋼板のカーブに沿うように形成し接着固定することで、頑丈さを保持しながら、表面の凹凸を滑らかにし、侵入を防ぎながら、表面積を少なくすることで汚れや埃を寄せ付けにくい機能性も備える形状になる。
また、本発明の他の実施例である図4のBにおいては、ねずみ返しのカーブを形成する鋼板1を短くして、前面に支柱の役割をする鋼板8と、後面には支柱板7で挟み、ボルト9でそれら3枚を固定する。または、前面の支柱の役割をする鋼板8と後面の支柱板7を先に固定設置し、さらに上から鋼板1を降ろして間にはめ込む設置方法など、本発明の実施例の形状は自在である。
また、図4のように、固定用パイプ3及び固定用パイプ4は、用途や設置する場所によって、鋼板1及び支柱を支えるに十分な長さと本数があれば良い。
次に、図5は本発明の実施例における角の並設状態の斜視図である。敷地内を囲む時、仮設塀用囲い板を並設した角の部分には、鋼板1と鋼板1との間の上部に空間ができるので、それを埋める為に、上乗せ部材11を取り付け設置する。
前記上乗せ部材11としては、この鋼板1と鋼板1の間を隙間なく埋められる形を成したパネル、もしくは細かい網状のフェンスなどを用い、容易に敗れない構造の上乗せ部材11とする。
前記上乗せ部材11は、溝に噛み合わせた設置方法や、結束バンドでの固定設置、もしくは鋼板1と鋼板1の間をスライド式にはめ込む固定設置方法でも可能であり、侵入者からの進入防止に十分な強度を備えていれば良い。
本発明の仮設塀用囲い板を支える土台は、仮設塀用囲い板が転倒することを防止する為の重りを用いるなど本発明の仮設塀用囲い板を支えるに十分な強度を備えていれば良い。
また、仮設塀用囲い板の正面は、撥水性のインクジェット紙面を全体に有し、企業広告や地域物産及び、観光地もしくは自然を描いた写真や絵を印刷することができ、イメージアップ効果をもたらす機能を備える。
1 鋼板
2 支柱
3 固定用パイプ
4 固定用パイプ
5 支柱板
6 支柱板上部
7 支柱板
8 鋼板
9 ボルト
10 鋼板下部
11 上乗せ部材

Claims (4)

  1. 本発明は、仮設塀用囲い板の上部がねずみ返しのようにカーブを描く形を成し、侵入者の侵入を防ぐことを特徴とする仮設塀用囲い板。
  2. 請求項1において、防音と防犯機能が優れていることを特徴とする仮設塀用囲い板。
  3. 請求項1または請求項2において、仮設塀用囲い板の上部が屋根の機能を持ち、通行者がこれによって日差し避けや、雨避けとして利用でき、設置側と通行者の両者に配慮していることを特徴とする仮設塀用囲い板。
  4. 請求項1〜請求項3において、撥水性のインクジェット紙面を有し企業広告や地域物産紹介など幅広い用途で利用でき、イメージアップ効果をもたらすことを特徴とする仮設塀用囲い板。
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Citations (6)

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