JPH05187004A - プレート装置 - Google Patents

プレート装置

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Publication number
JPH05187004A
JPH05187004A JP21133792A JP21133792A JPH05187004A JP H05187004 A JPH05187004 A JP H05187004A JP 21133792 A JP21133792 A JP 21133792A JP 21133792 A JP21133792 A JP 21133792A JP H05187004 A JPH05187004 A JP H05187004A
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JP
Japan
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plate
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plates
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fixing means
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Application number
JP21133792A
Other languages
English (en)
Inventor
Klaus Oberlaender
オーバーレンダー クラウス
Norbert Brand
ブラント ノルベルト
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Evonik Operations GmbH
Original Assignee
Degussa GmbH
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05187004A publication Critical patent/JPH05187004A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F8/00Arrangements for absorbing or reflecting air-transmitted noise from road or railway traffic
    • E01F8/0005Arrangements for absorbing or reflecting air-transmitted noise from road or railway traffic used in a wall type arrangement
    • E01F8/0017Plate-like elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプレートと、隣接し合う2つのプレー
ト3,4を1つの支承面で保持する支持体2とから成
り、これら2つの隣接し合うプレート3,4が、少なく
とも1つの固定手段(ねじ16)によって前記支持体2
に結合されているプレート装置、特に防音壁を改良し
て、支持体が特にプラスチックプレートを受容するのに
適していて、しかも視覚的な美的観点から比較的細い構
造を有しているようなものを提供し、また、プレート及
び支持体の構造が簡単で、ひいては低コストで特に風の
負荷に対して強いものものを提供する。 【構成】 前記固定手段(ねじ16)が前記支承面を貫
通して支持体2に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレート装置、殊に防
音壁であって、複数のプレートと、隣接し合う2つのプ
レートを1つの支承面で保持する支持体とから成ってお
り、これら2つの隣接し合うプレートが、少なくとも1
つの固定手段によって前記支持体に結合されていて、該
支持体の範囲内で、これら2つのプレートのそれぞれ
に、ほぼ重なり合って1対を成す少なくとも1つの切欠
が設けられている、部分的に重なり合う範囲を有してお
り、前記固定手段が、部分的に重なり合うように配置さ
れた前記切欠を通して、前記2つの隣接し合うプレート
を互いに及び支持体と結合している形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような形式のプレート装置は、一般
に数m2の大きさの多数のプレート、有利には透明なプ
ラスチックプレートより組み立てられており、これらの
プレートは互いに並んで配置されていて、それぞれ隣接
し合う2つのプレートが、1つの支持体によって保持さ
れ底部に固定されるようになっている。この支持体は一
般に2重T字形の形状を有していて、この2重T字形の
一方のT字に、互いに隣接し合う2つのプレートが互い
にやや間隔を保ってゴム成形材によって保持されて当接
している。これらのプレートは平形鋼によって保持され
ており、該平形鋼は、2重T字形とは反対側の、プレー
トの端部範囲に当接していて、2つのプレートの間に形
成された隙間を通して多数のねじによって2重T字形支
持体に固定されている。
【0003】このような形式の防音壁は、構造が簡単
で、支持体部材のコストも安価であって、プレートを確
実に固定できるという利点があるが、その反面、それぞ
れ厚さ50mmのプレートを緊締するために、支持体は非
常に幅広の支柱(例えばIBT160)を使用しなけれ
ばならないという欠点がある。
【0004】この支持体にプラスチックボードが緊締さ
れる場合は、設置技術として自由な支承部の構成を必要
とすることになる。この自由な支承部は、支柱とプラス
チックプレートとの間のわずかな角度運動を許容するこ
とによって付加的な技術規定(1/75の交通上の負荷
に伴う最大のたわみに基づく防音壁1988“ZTVL
SW 88”)の要求を満たすのに不都合である。
【0005】アメリカ合衆国特許第4214411号明
細書及びルクセンブルグ大公国特許出願第40666号
明細書によればさらに、防音壁のプレートのための非常
に高価な固定装置が開示されている。アメリカ合衆国特
許第4214411号明細書によれば、プレートの側方
端部は180°の湾曲部を有しており、該湾曲部内には
厚いゴム隆起部が位置しており、このゴム隆起部は、そ
れぞれの支持体に対して小さい圧力下でアングル部材に
よって保持されている。プレートがアングル部材から滑
って外れないようにするために、湾曲部とは反対側に向
けられた側に頑丈なブラインドが設けられている。ま
た、ルクセンブルグ大公国特許出願第40666号明細
書によれば、プレートはその側方の端部でそれぞれ1つ
のフランジを有していて、該フランジで、プレートはね
じによってそれぞれの支持体に固定されるようになって
いる。これら公知の2つのプレートシステムは、薄い
(約5mm)又は軽量のプレートにだけ適している。何故
ならば、厚いプレート内には、それぞれのプレートシス
テムに応じて大きすぎる半径を有する180°の湾曲部
しか設けることができず、また、厚く重量の重いプレー
トの場合は、壁厚が厚い場合に又は事故の場合にプレー
トを確実にその保持部で保持するために、薄い保持フラ
ンジは十分に頑丈ではないからである。
【0006】フランス国特許第11283134号明細
書には、波形板又は波形の繊維強化されたコンクリート
プレートのための支持システムについて記載されてい
る。この支持システムは2重T字形支持体であって、こ
の2重T字形支持体の、一方の支承面に、部分的に重な
り合って波形プレートが取り付けられるようになってい
る。2つのプレートには鉤形ねじが貫通係合していて、
2重T字形支持体の側方を通ってこの2重T字形支持体
の後ろ側に案内され、ここで固定される。このような構
造は、非常に簡単で特に屋根プレートに適しているが、
小さい風の負荷にしか耐えられない。風が強い場合に
は、波形プレートは2重T字形支持体に対してずれる危
険がある。
【0007】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2252
501号明細書によれば、特に金属プレートのためのプ
レートシステムが公知である。この公知のプレートシス
テムにおいては、複数のプレートは、互いに係合し合う
ばねと溝とを介して押し付けられるようになっている。
このシステムは、前記従来のものと同様に、比較的幅の
狭い支持体で十分であるが、熱膨張及び風の負荷の影響
を受け易い、つまり、特に可能な風の負荷に関しては、
風の負荷を受容することのできる既存の壁にしか取り付
けることができない。
【0008】ドイツ連邦共和国実用新案登録第7913
787号明細書によれば、プレートがほぼ中央で支持体
にあらかじめ結合されている防音壁が公知である。特に
プレートが回動しないようにするための形状安定性を得
るために、中央に配置された支持体は非常に内実に構成
されなければならない。
【0009】ドイツ連邦共和国実用新案登録第8524
319.1号明細書によれば、冒頭に述べた形式の支持
体にほぼ相当する防音壁のための別の形式の支持体が公
知である。このシステムにおいては、2重T字形支持体
の代わりに、この2重T字形支持体の寸法と同じ寸法を
有する4角形−パイプを使用してもよい。各プレート
は、互いに間隔を保って、4角形−パイプの側面の1つ
に当てつけられて、緊締レールと、各プレート間の間隙
を貫通して設けられた相応数のねじとによって4角形−
パイプに対して緊締されている。このような構造のもの
は、風に対しては十分に安定しているが、このためには
比較的幅の広い4角形−パイプを必要とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、支持体が特にプラスチックプレートを受容するのに
適していて、しかも視覚的な美的観点から比較的細い構
造を有しているようなプレートシステムを提供すること
である。また、プレート及び支持体の構造は簡単で、ひ
いては低コストで特に風の負荷に対して強いものでなけ
ればならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明のプレートシステムによれば、固定手段が前記支承面
を貫通して支持体に固定されている。
【0012】このプレートシステムは、隣接し合う2つ
のプレートの載設面で少なくとも1つのプレートによっ
て保持されている支持体より成っていて、これらのプレ
ートは少なくとも1つの固定部材によって支持体に結合
されていて、支持体の範囲で、互いに部分的に重なり合
う範囲を有しており、該範囲内で、隣接し合う2つのプ
レートのそれぞれに切欠が設けられている。この切欠
は、1対でそれぞれほぼ重なり合うように配置されてい
て、これらの重なり合う1対の切欠を通じて、固定部材
が隣接し合う2つのプレート及び支持体を結合するよう
になっている。
【0013】本発明によるプレートシステムは、特に壁
構造システムに適しており、部分的に重なり合う範囲が
直接的に、しかもずらされることなく、支持体に当接し
ているか又はこの支持体にしっかりと固定されている載
設面に押し付けられていることを特徴としている。これ
によって、載設面の範囲を、部分的に重なり合う範囲
(遊びを含む)にほぼ限定することが可能である。この
場合に載設面の幅は、支持体の幅にほぼ相当していて、
この支持体の幅を規定している。これらの幅のずれは、
例えば±50%まで、有利には±25%特に±15%ま
で可能であるが、構造的に限定されている。基本的に
は、プレートシステムの最も弱い部材(プレートの必要
な緊締範囲
【0014】
【外1】
【0015】支持体の形状安定性)の必要な幅が規定さ
れる。支持体は原則として、限定されたファクターでは
ないので、支持体の一方の幅側に当接する、ほぼこの範
囲に限定された重なり合う範囲によって、支持体幅は、
その他のシステムに対してはっきりと減少される。
【0016】本発明によるプレートシステムにおいて
は、従来のものにおけるように、間隔を保って押し付け
て設置されたり、支持体載設面のほぼ外側で重なり合っ
て設けられているのではなく、互いに部分的に重なり合
って、この重なり合った範囲及び支持体の載設面を貫通
して支持体に固定されているので、支持体の必要な幅
は、形状安定性を損なうことなしに、従来のものに比べ
てほぼ半減させることができる。これによって特に壁構
造システムのために、及び特に透明な(防音)壁におい
て、視覚的に好印象を与える。何故ならば、支持体は細
く、従来のものにおけるように不格好な印象を当てない
からである。従ってこのようなプレートシステムは、特
に、歩行者又は道路沿いの住民の目に付くような場所に
設けることができる。何故ならば、本発明のプレートシ
ステムによっては、環境に対して与える影響が非常に小
さいからである。このような利点を有しているために、
本発明のプレートシステムは、特にプラスチックプレー
ト(有利には透明な)、及び防音壁に適している。
【0017】プレートの部分的に重なり合う範囲(緊締
深さ)は、一般的には20mm〜100mの間である。1
つの範囲における重なり合いの寸法は、40mm〜60m
m、特に50mmである。重なり合う範囲が小さければ、
プレートは十分な保持力を有していないことになり、重
なり合う範囲が大きすぎれば、支持体の幅も大きすぎる
ことになる。
【0018】切欠を貫通して固定部材が支持体にプレー
トを固定するようになっているが、この切欠が、すべて
の側がプレートによって取り囲まれた開口、特に孔とし
て構成されていれば有利である。何故ならば、このよう
に孔として構成された切欠によれば、プレートは横方向
の引っ張り力に抗して、摩擦接続的だけでなく、形状接
続的にも、この孔を貫通する固定部材によって保持さ
れ、従って好都合に落下防止されるからである。
【0019】これによって、1/75の交通上の負荷を
受けての最大橈みに基づくZTVLSW 88の要求も
満たすことができる。従って孔は、(その他の切欠も)
固定部材に対して遊びを保って構成され、これによって
プレートは、熱による移動、風の負荷又はその他の機械
的な負荷を受けて支持体内で移動することができる。遊
びは、特にプレートの長手方向で行われるようにしなけ
ればならない。これは例えば楕円形又はスリット状の開
口によって可能となる。すべての方向で遊びが行えるよ
うにすると簡単であるが、この場合は、固定部材のシャ
フトに対して相応の大きさの孔を設けるだけでよい。こ
の遊びは、一般的に使用される、アクリルガラス、又は
ポリカーボネートより成るプレートで、寸法が100cm
×100cm×10mm〜300cm×550cm×50mm(L
×H×d)のものにおいて、3mm〜6mmであって、特に
有利には6mm〜12mmである。
【0020】前述のように、プレートは有利には透明な
材料より成っている。何故ならば、これによって、“建
てふさぐ”ことによる環境に対する不都合な影響を最小
にすることができるからである。このためには、プラス
チックプレート、特にアクリルガラス(有利にはポリメ
チルメタクリレート)又はポリカーボネートより成るプ
ラスチックプレートが有利である。何故ならば、このよ
うなプレートは、ガラスプレートに対して軽量で、やや
損傷した場合に、(緊張されたガラスにおいてそうであ
るように)それ自身が完全に破壊されて、無数の破片が
飛び散ることがないからである。しかも、プラスチック
においては、本発明において必要であるような切欠、特
に孔を容易に形成することができるので、板ガラスに比
較して有利である。板ガラスに孔を形成する場合は、ガ
ラスが硬化する前に孔を形成しなければならず、いずれ
にしてもコストが高いものになる。
【0021】支持体に対して横方向で行われる、支持体
とプレートとの間の相対運動のために、固定部材と支持
体とプレートとの間に滑動部材を設けると有利である。
滑動部材としては、非粘着性のプラスチックより成る1
つ又は多数のシートを使用すると有利である。このよう
なプラスチックとしては有利にはポリテトラフルオロエ
チレンが考慮される。滑動部材としてシートが使用され
る場合は、特別な構造で一体的に構成することができ
る。プレートを支持体に嵌め込む場合は、このようなシ
ートをまず支持体に当てつけ、次いで第1のプレートに
巻き付け、最後に、前記第1のプレートの上に配置され
た第2のプレートに巻き付ける。こうして、このシート
は、互いに隣接し合う2つのプレートの、部分的に重な
り合う範囲を形成する端部を巡って曲がりくねって配置
される。しかしながら、支持体/プレート1とプレート
1/プレート2とプレート2/カバーとの間に3つのシ
ートを設けてもよい。
【0022】固定部材によってプレートに加えられる力
を、このプレートに均一に分配するために、有利にはプ
レートの外側に、つまり支持体に向き合って、外側固定
プレートを設けるとよい。この外側固定プレートは、固
定部材によって支持体に結合され、この固定部材と支持
体との間に、隣接し合う2つのプレートを配置されてい
る。
【0023】この外側固定プレートは同時にまた、外側
プレートの側方端部を損傷に対して保護する保護部材を
形成している。このために、外側固定プレートにフラン
ジを設け、外側固定プレートがフランジと協働して、プ
レートの側方端部を取り囲むようなアングル部材を形成
するようにすれば特に有利である。このフランジは、所
属のプレートの厚さ及び場合によっては滑動部材の厚さ
よりも高くてはならない。何故ならば、そうでないとフ
ランジは別のプレート上に載って、これによって、この
プレートに引っ掻き又は損傷が生じることがあるからで
ある。フランジは、外側固定プレートとは反対側のプレ
ートに対して、0.2mm〜5mmの遊び、有利には0.5mm
〜1mmの遊びを有している。
【0024】外側固定プレートに対応して、支持体に内
側固定プレートを設けてもよい。この内側固定プレート
は、支持体と、この支持体に当接するプレートとの間に
配置されている。この内側固定プレートは、当接するプ
レートのために、滑らかな当接面を形成し、外側固定プ
レートと同様にフランジを備えていてよい。このフラン
ジは、支持体の次に存在するプレートの対応する狭い方
の側を保護し取り囲んでいる。
【0025】内側固定プレート及び外側固定プレートの
フランジは、プレートの側方の端部に対してやや間隔を
保って配置されているので、プレートの遊びは、その固
定部内で維持されている。
【0026】内側固定プレート及び外側固定プレート
は、有利には支持体の幅にほぼ相当する幅、又はこれよ
りも数mm大きい幅を有している。このような構成におい
ては固定プレートが支持体を覆うようになっていて、こ
の場合に固定プレートは、フランジを備えた端部が支持
体の幅を越えてずらして配置され得るようになってい
る。
【0027】支持体は有利にはその横断面がほぼ正方形
であって、各角縁部は丸味をつけられている。この支持
体上に別の部材を容易に固定することができる。この場
合、支持体が4角形パイプとして構成されていれば有利
である。4角形パイプの壁厚は、鋼を使用した場合は4
mm〜12mmが有利であって、特に6mm〜10mmが一般的
であって、そのうちでも8mmの壁厚の場合に、重量、剛
性及び有用性に関して特に有利である。4角形パイプと
しての支持体の寸法は、60mm×60mm〜120mm×1
20mmの範囲が有利であって、特に80mm×80mmであ
る場合が、前記壁厚寸法に関連して特に有利である。
【0028】支持体は、有利にはあらかじめ底プレート
と結合されているが、これは例えば溶接によって行われ
る。底プレートは、多数の孔を有していて、これらの孔
を介して土台に結合可能である。
【0029】複数のプレートによって構成された真っす
ぐに延びる区分において、1つのプレートは、その両端
部が交互に左右で支持体又は内側固定プレートに接触
し、それに隣接するプレートは、その両端部が左右で外
側固定プレートに接触している。このような蛇行状の配
置から階段状の配置に移行することもでき、この場合に
は、各プレートの一端部に支持体が結合され、多端部が
外側固定プレートに結合される。この階段状の配置は、
プレートをやや湾曲させる必要がある場合に特に有利で
ある。この場合には、蛇行状の範囲が介在されて、階段
方向が変えられる。
【0030】
【実施例】図1に示された、プレート装置1の区分は、
支持体2及びこの支持体2に固定されたプレート3,4
を横切って延びている。支持体2は垂直に位置してい
て、その下端部で底プレート5に結合されている。この
底プレート5は孔26を介して土台(図示せず)に固定
することができる。支持体2の構造高さに亙って内側固
定プレート6が延びている。この固定プレート6は、そ
の一端部が、支持体2から離れる方向に折り曲げられた
フランジ7を有しているので、内側固定プレート6とフ
ランジ7とは角度を成している。内側固定プレート6は
溶接箇所8を介して支持体2に固定されている。内側固
定プレート6に続いてテトロフルオロエチレンシート9
が設けられており、該テトロフルオロエチレンシート9
は、その次に存在する内側プレート3に対する滑動部材
として使用されている。テトロフルオロエチレンシート
9は折り曲げ箇所10で折り曲げられて、内側のプレー
ト3と外側のプレート4との間の滑動部材11を形成し
ている。もう一か所に設けられた折り曲げ部12によっ
て、テトロフルオロエチレンシート9は、支持体2とは
反対側の、外側のプレート4の側にも当接していて、こ
こで、外側固定プレート14に対する別の滑動部材13
を形成している。外側固定プレート14は、内側固定プ
レート6と同様にフランジ15を備えており、該フラン
ジ15と外側固定プレート14とは所定の角度を成して
いて、この場合に、フランジ15は支持体2に向かって
配置されている。
【0031】プレート3,4の構造高さHに応じて、各
部材は、固定手段としての1つ又は多数のねじ16によ
って保持されるようになっている。1本のねじの長さは
30〜50cmであれば好都合である。外側固定ねじ14
内ではねじが開口17内にある。この開口17はねじシ
ャフトの外径よりもやや大きい。ねじはそのねじ山18
によって内側固定プレート6及び支持体2内に取り付け
られており、この場合にねじ16のための対応ねじ山は
支持体2及び内側固定プレート6に形成することができ
る。プレート3,4は、ねじシャフトよりも著しく大き
い孔19を有しているので、プレート3,4はねじ16
に対して遊びを有している。この遊びに応じて、フラン
ジ7及び15はそれぞれのプレート端部に対して間隔2
0を保って配置されている。ねじ16は、プレート3,
4が互いに及び支持体に関連してまだ移動できる程度に
強く緊締される。
【0032】図示の実施例では、支持体は80mm×80
mm×6.3mmの寸法を有する鋼管であって、固定プレー
ト6及び14は、所属のフランジ7及び15を含んで、
20mm×80mm×6mmの寸法を有している。テトロフル
オロエチレンシート9は厚さ0.8mmを有していて、プ
レート3及び4の各側に少なくとも60mmに亙って当接
している。プレート3及び4としては、ポリメチルメタ
クリレートより成るプラスチックプレートが使用されて
おり、該プラスチックプレートは、ねじ16の範囲で、
直径約35mmの孔を有している。ねじシャフトの直径は
10mmである。
【0033】このプレート装置の側方端部にもほぼ同様
の部材を使用することができるが、この場合に、フラン
ジ7又は15のうちのいずれか一方が省略されるか又は
反対方向で回転せしめられ、残りのフランジ7又は15
が、それに応じて最後のプレート3の側方端部の後ろに
残ることになる。
【0034】このプレート装置の構造高さは、所要スペ
ースに応じて及び提供されたボード高さに応じて選定さ
れているが、一般的な高さは150cm〜800cm、有利
には200cm〜300cmである。最大の大きさのプレー
トを越える構造高さにおいては、構造的な手段によって
上下に配置された多数のプレートを使用しなければなら
ない。有利には、支持体の上端部がプレートの上縁部を
閉じるようになっている。前記のような緊締構造によっ
て、2重T字形の支持体における緊締構造に対して、
(ある程度)しっかりした緊締が得られる。ポリテトラ
フルオロエチレンシートとプラスチックボードとの間の
摩擦係数が非常に小さいので、気象条件(温度、湿気)
による長さ変化に基づいて考慮されるプレート面の相対
運動が可能である。これに対して固定プレートは緊締範
囲内でのプレートの角度変化を妨げるので、プラスチッ
クボードの撓み曲線に影響を与えることができる。
【0035】プレートの撓みは、作用する交通上の負
荷、特に風力及び吸込み力に基づいて生ぜしめられる。
本発明によれば、従来技術のものよりもしっかりした緊
締状態によって、最大の撓みが、従来技術のものにおけ
る緊締値の25%まで減少される。
【0036】図2に示された完全なプレート装置1(原
寸大ではない)は、プレート装置1がライン21の曲線
に沿って配置されている状態における各プレート3,4
の配置を示している。この実施例ではプレート装置1
は、内側のプレート3が支持体2に当接していて、これ
に対して該プレートの反対側に位置する支持体2には外
側のプレート4が配置されるように組み立てられてい
る。この装置が、プレート3(その両方の側方端部で内
側のプレート3が支持体2に当接しているか又は両方の
側方端部で外側のプレート4が支持体2に当接してい
る)に移行する際には、この装置は、プレートの内側/
外側配置の逆転によってさらに連続する曲線に移行す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定手段の高さ位置にある、本発明の1実施例
によるプレート装置の一部の横断面図である。
【図2】曲線に沿って配置されたプレート装置の平面図
である。
【符号の説明】
1 プレート装置、 2 支持体、 3,4 プレー
ト、 5 底プレート、6 内側固定プレート、 7
フランジ、 8 溶接箇所、 9 テトロフルオロエチ
レンシート、 10 折り曲げ箇所、 11 滑動部
材、 12 折り曲げ部材、 13 滑動部材、 14
外側固定プレート、 15 フランジ、16 ねじ、
17 開口、 18 ねじ山、 19 孔、 20
間隔、21 ライン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート装置、殊に防音壁であって、複
    数のプレートと、隣接し合う2つのプレートを1つの支
    承面で保持する支持体とから成っており、これら2つの
    隣接し合うプレートが、少なくとも1つの固定手段によ
    って前記支持体に結合されていて、該支持体の範囲内
    で、これら2つのプレートのそれぞれに、ほぼ重なり合
    って1対を成す少なくとも1つの切欠が設けられてい
    る、部分的に重なり合う範囲を有しており、前記固定手
    段が、部分的に重なり合うように配置された前記切欠を
    通して、前記2つの隣接し合うプレートを互いに及び支
    持体と結合している形式のものにおいて、前記固定手段
    (16)が前記支承面を貫通して支持体(2)に固定さ
    れていることを特徴とする、プレート装置。
  2. 【請求項2】 前記切欠が、プレート(3,4)を円形
    に取り囲む孔(19)として構成されている、請求項1
    記載のプレート装置。
  3. 【請求項3】 切欠として構成された孔(19)が、固
    定手段(16)に対してプレート(3,4)の長手方向
    (L)で少なくとも3mmの遊びを有している、請求項1
    又は2記載のプレート装置。
  4. 【請求項4】 プレート(3,4)と固定手段(16)
    と支持体(2)との間に滑動部材(9,11,13)が
    設けられている、請求項3記載のプレート装置。
  5. 【請求項5】 プレート(3,4)が、アクリルガラ
    ス、殊にポリメチルメタクリレート又はポリカーボネー
    トより成るプラスチックボードである、請求項1から4
    までのいずれか1項記載のプラスチック装置。
  6. 【請求項6】 互いに隣接し合うプラスチックを保持す
    る支持体に向き合って外側固定プレート(14)が設け
    られており、該外側固定プレート(14)が、固定手段
    (16)を介して支持体(2)に結合されていて、該外
    側固定プレート(14)と支持体(2)との間に、互いに
    隣接し合う2つのプレート(3,4)が配置されてい
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載のプレート
    装置。
  7. 【請求項7】 支持体(2)に内側固定プレート(6)
    が設けられており、該内側固定プレート(6)が、支持
    体(2)と、該支持体(2)の次に位置するプレート
    (3)との間に配置されている、請求項1から6までの
    いずれか1項記載のプレート装置。
  8. 【請求項8】 前記支持体(2)が、ほぼ方形の横断面
    を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載
    のプレート装置。
  9. 【請求項9】 前記支持体(2)が底プレート(5)に
    結合されている、請求項1から8までのいずれか1項記
    載のプレート装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも3つのプレート(3,4)
    が設けられていて、これらのプレートが、蛇行状に又は
    階段状にずらして配置されている、請求項1から9まで
    のいずれか1項記載のプレート装置。
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