JP3048201U - 建築材料の支持台 - Google Patents

建築材料の支持台

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JP3048201U
JP3048201U JP1997009773U JP977397U JP3048201U JP 3048201 U JP3048201 U JP 3048201U JP 1997009773 U JP1997009773 U JP 1997009773U JP 977397 U JP977397 U JP 977397U JP 3048201 U JP3048201 U JP 3048201U
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JP
Japan
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building material
support
building
roof
connecting portion
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JP1997009773U
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Inventor
利徳 江井
Original Assignee
株式会社えねい建設
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建築途中の建物の屋根に破風板等の建築材料を
設置する場合、屋根は傾斜があるため、屋根の野地板に
打った釘に建築材料を係止させる程度の仮止めでは、建
築材料が滑り落ちてしまうおそれがあり危険である。 【解決手段】脚部7を有する少なくとも2つの載置部3
と、載置部3どうしを連結する連結部13と、脚部7の
下端に傾き角度が変わるよう回動自在に取り付けられた
設置部9とからなり、さらに連結部13は途中部分で折
り曲げ自在で、且つ載置部3に対し回動自在に連結され
ており、しかも連結部13をまっすぐになった状態で固
定するロック片21とピン23からなるロック手段を具
備する建築材料の支持台1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は建築材料の支持台に係り、特に建築途中の建物の屋根等の勾配のある 箇所に建築材料を安全に置くための建築材料の支持台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
木造の建物を建築する場合、柱、梁等を組んだ後、屋根の部分に野地板を張り 、さらに破風板を取り付ける。この破風板等の建築材料は数枚を一組にまとめた 状態でクレーンによって吊り上げ野地板上に設置する。そして野地板に打った釘 に係止させるなどして仮止めしておくようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、屋根は傾斜があるため、釘に係止させる程度の仮止めでは、建 築材料が滑り落ちてしまうおそれがあり危険である。 また、大工が屋根の野地板上で建築材料を切断したりすることがある。この場 合、台となるものがないので、かがみ込んだ姿勢となり、腿の上に建築材料を乗 せ鋸等を用いて加工を行っている。このような方法では作業がしにくいばかりか 、鋸等で腿を傷つけるおそれもあり危険である。
【0004】 本考案は上記した従来の問題点に鑑みて為されたものであり、屋根等の傾斜の ある場所でも破風板等の建築材料を水平な状態で安全に置くことができ、しかも 傾斜のある場所で建築材料に加工を施す際の作業台にもなる建築材料の支持台を 提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、脚部を有する少なくとも2つの載置部と、前記載置部どう しを連結する連結部と、前記脚部の下端に傾き角度が変わるよう回動自在に取り 付けられた設置部とからなることを特徴とする建築材料の支持台である。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1に記載した建築材料の支持台において、連結部は 途中部分で折り曲げ自在で、且つ載置部に対し回動自在に連結されており、しか も前記連結部をまっすぐになった状態で固定するロック手段を具備することを特 徴とする建築材料の支持台である。
【0007】 請求項3の考案は、請求項1または2に記載した建築材料の支持台において、 設置部の底板には貫通穴が形成されていることを特徴とする建築材料の支持台で ある。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案に係る建築材料の支持台1を図面に従って説明する。 建築材料の支持台1は鋼材によって構成されている。 符号3は一対の載置部を示し、この載置部3は角パイプ製の支持部5と脚部7 等によって構成されている。支持部5の両端には脚部7が溶接され、脚部7の下 端には設置部9が取り付けられている。
【0009】 設置部9は平板の両端部を直角に折り曲げた形状で、この折り曲げた部分に穴 があけられている。この穴にピン11が挿通され、さらにピン11が脚部7に形 成された穴に貫通されており、ピン11が抜け止めされて、設置部7が取り付け られている。設置部7はピン11を中心として回動自在であり、傾き角度が自由 に変わるようになっている。また設置部9の底板29には貫通穴12が形成され ている。
【0010】 符号13は一対の連結部を示し、この連結部13は2つの角パイプ15が蝶番 17を介して連結され構成されている。この連結部13の両端は脚部7に蝶番1 9を介して連結されている。また連結部13にはロック片21がピン23によっ て取り付けられており、ロック片21はピン23を中心に回動することができる 。ロック片21は平片の両端部を直角に折り曲げた形状に形成されている。ロッ ク片21はピン23を中心に回動でき、角パイプ15の蝶番17により連結され た部分に嵌合して跨る状態と、角パイプ15の蝶番17により連結された部分に 対する嵌合が外れて一方の角パイプ15側に位置する状態とに動作できる。ロッ ク手段はロック片21とピン23とによって構成されている。
【0011】 次にこの建築材料の支持台1の使用方法について説明する。 図2に示すように連結部13をまっすぐな状態とし、ロック片21を回動させ 、角パイプ15の蝶番17により連結された部分に嵌合させて跨る状態する。こ の状態では、角パイプ15の蝶番17を介して連結された部分は固定され、連結 部13がまっすぐな状態に保持される。
【0012】 図1に示すように建築材料の支持台1を建築途中の建物の屋根25を跨ぐよう に配置し、設置部9を野地板27に設置する。建築材料の支持台1は2つを一組 みとして用いる。 設置部9はピン11を中心として回動自在なので、野地板27の勾配にそって 傾き角度が変わり、設置部9の底板29の下面全体が野地板27に当接する。従 って支持部5は水平な状態となる。 次いで図3に示すように釘30を貫通穴12へ通し、野地板27に打ち込み、 建築材料の支持台1を固定する。 そして、図1に示すように複数枚まとめて結束した建築材料としての板材31 をクレーンによって吊り上げて支持部5上に置く。
【0013】 建築材料の支持台1は、大工が屋根の上で建築材料を切断等する際の作業台と して用いることもできる。建築材料の支持台1は、傾斜する野地板27上に設置 しても、支持部5は水平となっているので、建築材料の加工作業が行い易く、し かも安全である。 なお、建築材料の支持台1は平坦な場所に設置して用いることも可能である。 この場合には図3において仮想線で示すように設置部9の底板29は水平な姿勢 となる。
【0014】 建築材料の支持台1を収容する場合は、ロック片21を回動させて角パイプ1 5の蝶番17により連結された部分に対する嵌合を外し、一対の連結部15を互 いに近づく方向へ折り曲げて、図5に示すように建築材料の支持台1を折り畳む 。折り畳んだ状態の建築材料の支持台1はコンパクトになり、運搬、収容しやす くなる。
【0015】 以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の 変更などがあっても本考案に含まれる。 例えば、実施の形態においては、建築材料の支持台1は連結部13を蝶番17 を介して連結し、折り畳むことができる構成としたが、折り畳むことができない タイプとすることも可能である。 また、設置部9に貫通穴12を形成しない構成としてもよい。 なお、連結部13を構成する角パイプ15は蝶番19を介して脚部7に連結し たが、支持部5に連結する構成とすることも可能である。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、傾斜のある屋根等の上でも破風板等の建築材 料を水平な状態で安全に置くことができる。 しかも傾斜のある場所で建築材料に加工を施す際の作業台にも使用することが できる。
【0017】 請求項2の考案によれば、建築材料の支持台をコンパクトに折り畳むことがで き、運搬、収納に便利となる。 請求項3の考案によれば、建築材料をより確実に固定することができるように なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る建築材料の支持台の
使用状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施の形態に係る建築材料の支持台の
斜視図である。
【図3】本考案の実施の形態に係る建築材料の支持台の
設置部の動作を説明するための側面図である。
【図4】本考案の実施の形態に係る建築材料の支持台の
部分斜視図である。
【図5】本考案の実施の形態に係る建築材料の支持台の
折り畳んだ状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 建築材料の支持台 3 載置部 5 支持部 7 脚部 9 設置部 10 穴 11 ピン 12 貫通穴 13 連結部 15 角パイプ 17 蝶番 19 蝶番 21 ロック片 23 ピン 25 屋根 27 野地板 29 底板 30 釘 31 板材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚部を有する少なくとも2つの載置部と、
    前記載置部どうしを連結する連結部と、前記脚部の下端
    に傾き角度が変わるよう回動自在に取り付けられた設置
    部とからなることを特徴とする建築材料の支持台。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した建築材料の支持台にお
    いて、連結部は途中部分で折り曲げ自在で、且つ載置部
    に対し回動自在に連結されており、しかも前記連結部を
    まっすぐになった状態で固定するロック手段を具備する
    ことを特徴とする建築材料の支持台。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載した建築材料の支
    持台において、設置部の底板には貫通穴が形成されてい
    ることを特徴とする建築材料の支持台。
JP1997009773U 1997-10-17 1997-10-17 建築材料の支持台 Expired - Lifetime JP3048201U (ja)

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JP1997009773U JP3048201U (ja) 1997-10-17 1997-10-17 建築材料の支持台

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JP3048201U true JP3048201U (ja) 1998-05-06

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ID=43182487

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3415460B2 (ja) 1998-12-10 2003-06-09 アルインコ株式会社 屋根作業用荷置き装置
KR20180014700A (ko) 2015-06-02 2018-02-09 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 산화물 단결정 박막을 구비한 복합 웨이퍼의 제조 방법
KR20180131542A (ko) 2016-04-05 2018-12-10 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 산화물 단결정 박막을 구비한 복합 웨이퍼의 제조 방법

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