JP3118743U - 陸屋根用架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 陸屋根が完全な平らでなくても容易に設置することができ、保存や運搬が簡単に行うことができ、しかも取り扱いやすい陸屋根用架台を開発すること。
【解決手段】 架台部材、長さの異なる2本の脚および架台部材とそれぞれの脚を結合する4枚のプレートを含み、前記各プレートは前記架台部材に固定され、前記2本の脚はボルトおよびナットによりそれぞれ前記各2枚のプレートに回動可能に取り付けられ、更に前記プレートと前記脚にはそれぞれをボルトおよびナットで固定可能な孔が設けられている陸屋根用架台であって、設置前においては、2本の脚を架台部材と平行に折りたたまれ、設置現場においては、前記孔にボルトを通して各2枚のプレートと各脚とをナットで固定するとともに、脚を回動可能に取り付けられていたボルトおよびナットを締め増すことにより、プレートを介して架台部材と脚を固定することができる陸屋根用架台。
【選択図】 図6

Description

本考案は、陸屋根用架台に関し、更に詳細には、コンクリートなどで形成された陸屋根上に、太陽光パネル等を設置する際に使用される架台に関する。
太陽光パネル等、太陽のエネルギーを有効に使用する装置では、これらに当たる光を他の建造物に妨害されないために、屋根の上に設置することが多い。このうち、一般の屋根では、屋根自体がある程度の傾斜を有するため、単に屋根の上にこれに沿って設置すればよいが、屋根の上面がほぼ平らな陸屋根では、太陽光パネル等の面を太陽方向に斜めに向けることが必要となる。
従来、太陽光パネル等で使用する陸屋根用架台としては、作業上で長さの異なる脚を架台部材に溶接したものが広く使用されていた。しかしながら、このような架台は、作業場で平らな面に設置することを想定して製作されるため、実際に設置する場所に、水はけのためや、工事で生じるわずかな傾斜がある場合は、きっちりと設置することができず、調整のための介在物を挟み込むなどの工夫が必要になる場合があった。
また、脚を架台部材に溶接した後は、保存や運搬に場所を取るなどの問題や、設置に当たって取り扱いにくいなどの問題があった。更に、脚を架台部材に溶接した架台では、その一部が腐食した場合であっても全体を交換しなければならないという問題もあった。
従って、陸屋根が完全な平らでなくても容易に設置することができ、保存や運搬が簡単に行うことができ、しかも取り扱いやすい陸屋根用架台の開発が求められていた。
本考案者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、架台部材に取り付ける脚を折り曲げ可能とし、設置現場において固定可能とすることにより、陸屋根が正確に水平でなくとも設置可能であることを見出した。また、架台部材が長く、中間に支持脚が必要な場合であっても、この支持脚を調整可能とすれば、ぐらつくことなくしっかりと設置できることを見出した。
すなわち本考案は、架台部材、長さの異なる2本の脚および架台部材とそれぞれの脚を結合する4枚のプレートを含み、前記各プレートは前記架台部材に固定され、前記2本の脚はボルトおよびナットによりそれぞれ前記各2枚のプレートに回動可能に取り付けられ、更に前記プレートと前記脚にはそれぞれをボルトおよびナットで固定可能な孔が設けられている陸屋根用架台であって、設置前においては、2本の脚を架台部材と平行に折りたたまれ、設置現場においては、前記孔にボルトを通して各2枚のプレートと各脚とをナットで固定するとともに、脚を回動可能に取り付けられていたボルトおよびナットを締め増すことにより、プレートを介して架台部材と脚を固定することができることを特徴とする陸屋根用架台である。
また本考案は、更に、架台部材の2本の脚の間に、2枚の中間プレートが、架台部材に固定され、前記中間プレートには、ボルトおよびナットの締める位置を上下方向位置に調整可能な孔が設けられ、中間脚は、ボルトおよびナットにより前記孔に回動可能に取り付けられ、設置前においては、前記中間脚は架台部材に平行に折りたたまれ、設置現場においては、中間脚を開き、その位置を調整し、中間脚を回動可能に取り付けていたボルトおよびナットを締め増すことにより、中間プレートを介して架台部材と中間脚が固定される前記陸屋根用架台である。
本考案の陸屋根用架台は、架台部材に取り付けられた脚が折り曲げ可能となっているため、従来の既溶接の架台に比べ、保存や運搬時に場所を取ることなく、また、設置に当たっても取り扱いやすく、更に、部分的に交換も可能なものである。
また、中間脚を取り付けた本考案の陸屋根用架台では、各脚が取り付けられる陸屋根表面が完全な水平でなくても確実に取り付けることが可能である。
以下、本考案のいくつかの実施態様を示す図面とともに本考案を説明する。
図1は、陸屋根用架台(以下、「架台」という)の使用状態を示す図面、図2は本考案架台の脚を折りたたんだ状態を示す図面であり、図3は本考案の長脚側の固定状態を、図4は短脚側の固定状態を示す図面である。図中、1は架台、2は架台部材、3aは長脚、3bは短脚、4はプレート、5は固定手段、6は回動用ボルト・ナット、7はプレート側孔、8は脚側孔、9は固定足、10はアングル取り付け用ボルト、12は通しボルト・ナットを示し、Aは取り付けアングル、Bは太陽光パネルを示す。
本考案の架台1は、図1に示すように、その上にアングルAを設け、太陽光パネルB等を斜めに保持するための基台として用いられるものである。本図の基台1は、中間に脚を有するものが示され、その本数も3本であるが、これに限らず、中間脚がなくても良いし、また、基台1の使用数も2本以上の適当な数とすることができる。
図2は、脚が2本である最も基本的な架台1の折りたたんだ状態を示す図面である。本考案の架台1は、架台部材2の両端に、プレート4を介して脚3が取り付けられたものである。この状態では、架台部材2とプレート4は、いずれも固定手段5により固定されている。本態様においては、固定手段としてボルト・ナットが使用されているが、溶接や、リベット等の固定手段を利用しても良い。
一方、長脚3aおよび短脚3bは、回動ボルト・ナット6により、それぞれプレート4aおよび4bに、回動可能に取り付けられている。ここでいう「回動可能に取り付けられている」とは、自然状態では回動しないが、作業者がある程度の力を加えることにより、動かすことができる状態をいう。
また、上記プレート4aおよび4bには、それぞれ脚3aおよび3bと固定するためのプレート側孔7が設けられ、他方の脚3aおよび3bにも上記プレート側孔7に対応した脚側孔8が設けられており、設置時には脚3を開いた状態で同じ位置にくるこれらの孔に通しボルト・ナット12を通し、締め付けることにより固定する。
更に、長脚3aおよび短脚3bの下部には、架台1を接地面に安定に固定するための固定足9aおよび9bが取り付けられており、アンカーボルト(図示せず)等を用い、コンクリート面等の設置位置に架台1を固定する。更にまた、架台部材2上には、上部に向かってアングル取り付け用ボルト10が取り付けられ、ここに取り付けアングルAが設置され、太陽光パネルB等が設置可能となる。
次に、図3および図4を用いて、本考案架台1の設置状態を説明する。架台部材2および脚3は、それぞれ上部が斜めに切り欠かれており、折り曲げた脚3を開いた状態で、それぞれの切り欠き部分が点線で示したように当接する。この状態で、前記プレート側孔7および脚側孔8は同じ位置にくるので、この2つの孔を通しボルト・ナット12で固定する。そして、更に回動可能に取り付けてあった回動ボルト・ナット6を増し締めすることにより、全体が安定に固定されるのである。
なお、本考案の架台においては、脚の何れか一方に固定足の少なくとも一つに、図5に示すような位置調整機構を設けても良い。図5の位置調整機構は、固定足9bの立ち上がり面に2本の長円形ないしは繭玉形の調整孔13を設け、ボルト・ナット14(ボルトは、下(脚側)から突出する)により、この調整孔13を挟み込む形で固定することにより、上下位置の調整を可能とするものである。
次に、中間に脚を有する態様の本考案架台1について、図6および図7を用いて説明する。図6はこの態様の架台1の斜視図、図7は、中間脚の部分の側面図である。図中、15は中間脚、16は中間プレート、17は調整孔、18は回動ボルト・ナットをそれぞれ示す。
まず、中間プレート16は、固定手段5により架台部材2に固定される。この中間プレート16には、長円形ないし繭玉形の位置調整孔17が設けられており、中間脚15は、この調整孔17中に、回動ボルト・ナット18で回動可能に取り付けられている。中間脚15に固定足9cが設けられるのは、長脚3a等と同じであり、この固定足9cに調整機構を設けて良いこともいうまでもない。
上記した、中間脚15の固定は、次のようにして行う。まず、回動可能に取り付けた回動ボルト・ナット18を緩め、中間脚15の上端面20が架台部材2の下面に当接するように調整する。この位置において、回動ボルト・ナット18を締めて行くと、中間脚15は、架台部材2を支える形で固定される。
なお、中間脚15を用いる架台1は、長さが長いものが一般的であり、この結果、長脚3aの高さも高くなり、倒れやすくなることも想定される。このような場合には、複数個立ち並んだ長脚3aの間を、補強材(図示せず)で結び、強度を上げることが好ましい。このような補強材としては、金属の帯板あるいは金属ワイヤーが利用され、その設置は、長脚3aの上部と、隣の長脚3aの下部を結んだアングルとすることが好ましい。
以上説明した本考案によれば、架台1は、脚3を折りたたんだ形で、保管、運搬できるため、溶接により製造される従来のものに比べ、取り扱いが容易である。
また、各脚の長さをそれぞれ調整することができるので、実際の現場において、各脚が取り付けられる陸屋根表面が完全な水平でなくても確実に取り付けることが可能である。
本考案の陸屋根用架台の使用状態を示す図面 脚が2本である本考案の陸屋根用架台の斜視図 長脚側の設置後の状態を示す側面図 短脚側の設置後の状態を示す側面図 調整機構を設けた固定足を示す正面図 脚が3本である本考案の陸屋根用架台の斜視図 中間脚の取り付け状態を示す側面図
符号の説明
1 …… 架台
2 …… 架台部材
3a …… 長脚
3b …… 短脚
4 …… プレート
5 …… 固定手段
6 …… 回動ボルト・ナット
7 …… プレート側孔
8 …… 脚側孔
9 …… 固定足
10 …… アングル取り付け用ボルト
11 …… 固定孔
12 …… 通しボルト・ナット
13 …… 調整孔
14 …… 調整用ボルト・ナット
15 …… 中間脚
16 …… 中間プレート
17 …… 位置調整孔
18 …… 回動ボルト・ナット
A …… 取り付けアングル
B …… 太陽光パネル
以 上

Claims (5)

  1. 架台部材、長さの異なる2本の脚および架台部材とそれぞれの脚を結合する4枚のプレートを含み、前記各プレートは前記架台部材に固定され、前記2本の脚はボルトおよびナットによりそれぞれ前記各2枚のプレートに回動可能に取り付けられ、更に前記プレートと前記脚にはそれぞれをボルトおよびナットで固定可能な孔が設けられている陸屋根用架台であって、設置前においては、2本の脚を架台部材と平行に折りたたまれ、設置現場においては、前記孔にボルトを通して各2枚のプレートと各脚とをナットで固定するとともに、脚を回動可能に取り付けられていたボルトおよびナットを締め増すことにより、プレートを介して架台部材と脚を固定することができることを特徴とする陸屋根用架台。
  2. 更に、架台部材の2本の脚の間に、2枚の中間プレートが、架台部材に固定され、前記中間プレートには、ボルトおよびナットの締める位置を上下方向位置に調整可能な孔が設けられ、中間脚は、ボルトおよびナットにより前記孔に回動可能に取り付けられ、設置前においては、前記中間脚は架台部材に平行に折りたたまれ、設置現場においては、中間脚を開き、その位置を調整し、中間脚を回動可能に取り付けていたボルトおよびナットを締め増すことにより、中間プレートを介して架台部材と中間脚が固定される請求項第1項記載の陸屋根用架台。
  3. ボルトおよびナットの締める位置を上下方向位置に調整可能な孔が、長円形または繭玉形である請求項第2項記載の陸屋根用架台。
  4. 各脚の接地面に固定足が設けられた請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の陸屋根用架台。
  5. 固定足の少なくとも一つに位置調整機構が設けられた請求項第1項ないし第4項の何れかの項記載の陸屋根用架台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015521457A (ja) * 2012-05-03 2015-07-27 常州天合光能有限公司 折り畳み式太陽光発電アセンブリの実装構造およびその実装方法
JP2017112665A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 遨都株式会社 太陽電池パネルの架台

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