JP2000054635A - H形鋼の梁継手箇所に於ける受部材取付方法及びその受部材 - Google Patents

H形鋼の梁継手箇所に於ける受部材取付方法及びその受部材

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JP2000054635A
JP2000054635A JP10236474A JP23647498A JP2000054635A JP 2000054635 A JP2000054635 A JP 2000054635A JP 10236474 A JP10236474 A JP 10236474A JP 23647498 A JP23647498 A JP 23647498A JP 2000054635 A JP2000054635 A JP 2000054635A
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Nobutaka Kondo
宣孝 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は溶接を行わず、且つ受部材Aの運搬
を省略又は簡略すると共に取付作業が極めて容易となる
H形鋼の梁継手箇所に於ける受部材取付方法及びその受
部材を提供することを目的とする。 【解決手段】 工場に於いて予めスペ−サ−6,8と一
緒にコの字状の支持金具2も溶接しておくと共に、該支
持金具2には、長方形の上面を有すると共にその四隅に
板状の脚部を設けた被せ板1を取付ボルト3,取付ナッ
ト4で仮止めしておき、これを現場の梁継手箇所まで運
搬し持ち上げ、先に梁継手を行った後、支持金具2に被
せ板1を取付ボルト3,取付ナット4が介在されて正式
に取付ける受部材取付方法及びその受部材と成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボルトとナットが用
いられた鉄骨接合箇所に屋根材や床材を取付ける際、そ
の鉄骨材に固着してスペ−サ−と接合箇所上部が平らに
なるように取付けるための方法及び部材であり、特には
H形鋼の梁継手箇所に於ける受部材取付方法及びその受
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にH形鋼の梁継手を行った後に屋根
材や床材を取付ける際は、予め受部材を配置固着させて
その載置面を平らにする必要があった。このため、従来
に於いては図4に示すように梁(5)側とブラケット
(7)側へ高さ50mm前後の断面コの字状の型材が予め
工場で溶接固着されて梁側スペ−サ−(6)とブラケッ
ト側スペ−サ−(8)をそれぞれに設けており、先ず始
めに梁(5)をブラケット(7)に結合させる。梁継手
後、梁側スペ−サ−(6)とブラケット側スペ−サ−
(8)との間に板材(15)を入れて持ち上げ、板材(1
5)の上面と各スペ−サ−(6),(8)の端部とが溶接
されて、梁側スペ−サ−(6)とブラケット側スペ−サ
−(8)との間に板材(15)が架設固着され、梁継手箇
所の上部をほぼ平らにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記受部
材取付方法を行うに当たり、前記板材(15)を架設させ
る場合には、一般に鋼柱(14)が立った状態だけの作業
となり、この状態では足場がまだ組まれていない。この
ため、板材(15)や溶接するための装置及び重量がある
コ−ドなどを梁継手箇所まで持ち上げて運ばなければな
らず、重労働であると共に高所に於ける作業となるので
危険であり、且つ段取りに手間が掛かっていた。しかも
梁継手箇所上部に屋根材の受部材である板材(15)を取
付ける際には、建物の一番高い所で溶接するため、溶接
による火花が周囲に舞って火災を起こす恐れがある等の
問題点があった。
【0004】本発明は溶接を行わず、且つ受部材の運搬
を省略又は簡略すると共に取付作業が極めて容易となる
H形鋼の梁継手箇所に於ける受部材取付方法及びその受
部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり梁側スペ−サ
−或いはブラケット側スペ−サ−が工場で溶接される際
に、それらから所定間隔離してコの字状の支持金具も一
緒に固着しておくと共に該支持金具に被せ板を取付ボル
ト,取付ナットで取付け、この状態のものを現場の梁継
手箇所まで運搬し持ち上げられ、且つ梁継手終了後、前
記支持金具に被せ板を取付ボルト,取付ナットが介在さ
れて正式に取付ける受部材取付方法と成す。尚、工場に
於いて一方の支持金具に被せ板を取付ボルト,取付ナッ
トで軸支させて取付け、梁継手の作業中は被せ板が邪魔
にならないように支持金具の外側に回転させても良く、
又、被せ板を支持金具から外しても良い。
【0006】又、受部材の構造として、長方形の上面の
四隅に梁側スペ−サ−,ブラケット側スペ−サ−と同一
高さになるように板状の脚部を設け、且つ脚部に円形又
は長穴を穿設すると共に逃げ部を有した被せ板と、該被
せ板の両側で支持するコの字状の支持金具と、取付ボル
トと取付ナットとから成す。尚、被せ板を支持金具に取
付ける際、被せ板の両端下部にパイプ状の取付部を設け
たり、被せ板自体の両端を下方に折曲して取付部を形成
させたりしても良く、更に被せ板の中央の側面に梁側ス
ペ−サ−,ブラケット側スペ−サ−と同一高さに維持出
来るように板状の支持部を下方に延出させたものとして
も良い。
【0007】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明の受部材取付
方法の実施形態を示す図である。先ず図中の番号につい
て説明する。(A)は梁継手箇所上部に被せて後述する
梁側スペ−サ−(6)とブラケット側スペ−サ−(8)
との間が略連続して同一高さにするための金属製の受部
材であり、該受部材(A)は梁継手箇所上部に被せる被
せ板(1)と、その被せ板(1)を支えるコの字状の支
持金具(2)と、該支持金具(2)に被せ板(1)を取
付ける取付ボルト(3)及び取付ナット(4)とから成
されている。また受部材(A)には被せ板(1)を回転
するタイプと、回転しないタイプがある。(5)はH形
鋼の梁で、(6)はH形鋼の上フランジ(5a)に固着し
た梁側スペ−サ−であり、(7)は鋼柱(14)側のコラ
ム(13)から突出するブラケットであり、(8)はブラ
ケット(7)の上に固着したブラケット側スペ−サ−で
ある。(9)は上フランジ(5a)或いは下フランジ(5
b)に取付けるフランジ添板で、(10)はフランジ添板
(9)の受板であり、(11)はH形鋼のウエブ(5c)の
両側から挾んで配置するウエブ添板である。(12)は梁
継手に使用する締結部材であり、該締結部材(12)には
ボルト(12a)とナット(12b)を用いる。
【0008】次に本発明の受部材取付方法を図2に基づ
いて説明する。予め鉄骨製作工場に於いて、H形鋼の梁
(5)とブラケット(7)にはそれぞれ梁側スペ−サ−
(6)とブラケット側スペ−サ−(8)を従来通りに溶
接で固着しておき、且つコの字状の支持金具(2)の両
側が起立するように梁(5)とブラケット(7)にそれ
ぞれ所定位置で支持金具(2)を溶接固着させておく。
又、溶接が完了して現場に運搬する前に、支持金具
(2)の一方に被せ板(1)を取付ボルト(3),取付
ナット(4)で軸支させて前記被せ板(1)が回転可能
に工場に於いて取付けておくと共に他方の支持金具
(2)にも取付ボルト(3),取付ナット(4)を仮止
めしておく。その後、溶接済みの梁(5)や鋼柱(14)
などの鉄骨材を現場へ運搬し、クレ−ンなどの機器を用
いて鋼柱(14)が立設されて順次柱継手を行うと共に梁
継手も行う。鋼柱(14)側のコラム(13)から突出する
ブラケット(7)に梁(5)を結合する場合には、ブラ
ケット(7)側の支持金具(2)に取付けられた被せ板
(1)は梁継手の作業中に邪魔になるので、図中の矢印
のように回転させて支持金具(2)の後方になるように
開き、梁(5)を矢印のように移動させる[図2(a)
参照]。この時、梁(5)側の支持金具(2)には取付
ボルト(3),取付ナット(4)が仮止めされている
が、邪魔にならないのでそのままにしておく。尚、この
場合には、受部材(A)の各部品はブラケット(7)や
梁(5)などの鉄骨材と一緒にクレ−ンなどで梁継手箇
所上部まで持ち上げられるため、従来のような板材(1
5)や溶接装置及びそのコ−ドなどを持ち上げて運ぶ重
労働から開放される。
【0009】その後、フランジ添板(9),受板(1
0),ウエブ添板(11)に、ボルト(12a)とナット(12
b)を用いて従来と同様に締結させて梁継手を行う[図
2(b)参照]。梁継手完了後、前記被せ板(1)を梁
継手箇所の上部に来るように回転させて被せる。この
時、梁(5)側の支持金具(2)には取付ボルト
(3),取付ナット(4)が仮止めされているので一旦
外す。そして前記支持金具(2)に被せ板(1)を配置
し、取付ボルト(3)を長穴(1d)と穴(2a)に貫通さ
せると共に取付ナット(4)を螺合して固着させ、梁側
スペ−サ−(6)とブラケット側スペ−サ−(8)との
間に受部材(A)が入り、略連続して同一高さになるの
である[図2(c)参照]。
【0010】別の受部材取付方法を図3に基づいて説明
すれば、上記受部材取付方法と比べ、支持金具(2)を
梁(5)とブラケット(7)にそれぞれ所定位置で溶接
固着させると共に一方の支持金具(2)に被せ板(1)
を取付ボルト(3),取付ナット(4)で仮に取付け且
つ他方の支持金具(2)に取付ボルト(3),取付ナッ
ト(4)だけを仮止めする作業まではほぼ同じである。
この状態のものを現場へ運搬し所定位置に鉄骨材と一緒
に持ち上げられた後、梁継手を行う前に、両側の支持金
具(2)から被せ板(1)と取付ボルト(3),取付ナ
ット(4)を外して邪魔にならない場所に置いておく
[図3(a)参照]。そして梁継手を終了させる[図3
(b)参照]。その後、被せ板(1)を両側の支持金具
(2)に配置させ且つ取付ボルト(3),取付ナット
(4)で固着する[図3(c)参照]。すると、被せ板
(1)の上面が梁側スペ−サ−(6)とブラケット側ス
ペ−サ−(8)と同一高さになるのである。尚、工場に
於いては支持金具(2)だけを所定箇所に溶接してお
き、被せ板(1),取付ボルト(3),取付ナット
(4)を後から現場に於いて手で持ち上げて使用しても
良い。この時、被せ板(1),取付ボルト(3),取付
ナット(4)の総合重量は1Kg前後の軽いものであるの
で、簡単に手に持って上がることも出来る。
【0011】図5、図6は本実施形態の受部材(A)を
示す図であり、これに基づき詳細に説明する。(1)は
長方形の上面(1a)を有すると共に該上面(1a)の四隅
に梁側スペ−サ−(6)或いはブラケット側スペ−サ−
(8)と同一高さになるように設けた板状の脚部(1b)
とから成る金属製の被せ板であり、その被せ板(1)の
一端側の脚部(1b)上部には円形の取付穴(1c)を、他
端側の脚部(1b)の上部には長穴(1d)をそれぞれ穿設
すると共に各脚部(1b)には逃げ部(1e)を設けてい
る。尚、前記被せ板(1)は断面コの字状の薄型形鋼を
用いて、両側面が開口するように切り落とし脚部(1b)
を形成させても良い。又、前記逃げ部(1e)は後述する
支持金具(2)に被せ板(1)が軸支された際に、取付
穴(1c)を中心として後方へ来るように90度以上回転
させても脚部(1b)が当たらなくするためのものである
ので、片側だけでも良い。更に被せ板(1)自体で梁側
スペ−サ−(6)とブラケット側スペ−サ−(8)との
間に配置されて同一高さになる[図5,図7(a)参
照]。また前記脚部(1b)は上面(1a)と同じ板厚にす
ると良い。(2)は被せ板(1)を両側で支えるための
コの字状で金属製の支持金具であり、該支持金具(2)
の両端は起立させ、その上部には取付穴(1c)と同じか
或いは若干大きめの穴(2a)が穿設されている。又、支
持金具(2)は図8(a)に示すように被せ板(1)の
外側で支持しても良く、図8(b)のように被せ板
(1)の内側で支持しても良い。(3)は取付穴(1
c),長穴(1d),穴(2a)に貫通する取付ボルトであ
り、(4)は取付ボルト(3)と螺合する取付ナットで
ある。尚、前記受部材(A)は梁(5)のサイズや梁継
手の条件等に応じて数種類用意しておくと良い。
【0012】図7は本発明で使用する被せ板(1)の別
実施形態を示す図であり、これに基づいて説明する。前
記実施形態が回転するタイプに対して、図(a)は回転
しないタイプであり、板状の脚部(1b)には穿設した穴
は少し大きめな円形の取付穴(1c)だけとし、且つ各脚
部(1b)には逃げ部(1e)を設けないものである。図
(b)は被せ板(1)が長方形の鉄板であり、その両端
下部には取付ボルト(3)が貫通されるパイプ状の取付
部(1f)を設けたものであり、また図(c)は被せ板
(1)が長方形の鉄板で、その両端を下向きに折曲して
取付ボルト(3)が貫通出来る取付部(1f)を形成させ
て設けたものである。特に鉄板を薄くした際には補強す
るために被せ板(1)の中央の側面に図(d)のように
板状の支持部(1g)を下方に延出させて、梁側スペ−サ
−(6)或いはブラケット側スペ−サ−(8)と上面
(1a)が同一高さに維持出来るようにするものとしても
良い。尚、板状の支持部(1g)は図(a)〜(c)の各
タイプに対して設けても良い。又、図(b)〜(d)に
於いて、図(a)のように側面に折返片を多少付けたも
のとしても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
【0014】請求項1のように梁側スペ−サ−(6)或
いはブラケット側スペ−サ−(8)が工場で溶接される
際に、それらから所定間隔離してコの字状の支持金具
(2)も一緒に溶接で固着させておき、現場で梁継手終
了後、支持金具(2)に被せ板(1)を配置させると共
に取付ボルト(3),取付ナット(4)を介在させて受
部材(A)が取付けられることにより、足場が未だ組ま
れていなくとも、被せ板(1),取付ボルト(3),取
付ナット(4)の重量が軽く、且つ従来の如く溶接装置
を用いないので、比較的容易に持ち運ぶことが出来ると
共に下準備も殆ど行わずに作業が開始でき、且つ取付作
業が誰にでも簡単に行えるものとなる。又、溶接装置を
用いないため、従来のような溶接の火花が周囲に舞って
火災を起こす恐れがなくなった。
【0015】請求項2のように梁側スペ−サ−(6)或
いはブラケット側スペ−サ−(8)が工場で溶接される
際に、それらから所定間隔離してコの字状の支持金具
(2)も一緒に溶接で固着させておくと共に支持金具
(2)の一方に被せ板(1)を取付ボルト(3),取付
ナット(4)で軸支させ且つ他方の支持金具(2)にも
取付ボルト(3),取付ナット(4)を仮止めして受部
材(A)は鉄骨材に取付けられた状態にしておく。鉄骨
材を現場へ運搬し且つ梁継手箇所にクレ−ンなどで持ち
上げることにより、受部材(A)は従来の如き別個に運
搬したり所定位置に持ち上げたりする必要がなくなり、
受部材(A)の運搬と持ち上げが省略出来るものとな
る。また梁継手が行われる際、予め軸支した被せ板
(1)が梁継手の作業中に邪魔にならないように支持金
具(2)の外側に回転しておくが、被せ板(1)は余り
重くないため、簡単に回転し、且つ梁継手終了後、被せ
板(1)を回転して他方の支持金具(2)に配置させる
と共に取付ボルト(3),取付ナット(4)が介在され
て取付けるだけの簡単な作業で受部材取付作業が完了す
るのである。
【0016】請求項3に示すように支持金具(2)の一
方に被せ板(1)を取付ボルト(3),取付ナット
(4)で工場に於いて取付けておくと共に他方の支持金
具(2)にも取付ボルト(3),取付ナット(4)を仮
止めしておき、この状態のものを現場へ運搬し所定位置
に持ち上げられて梁継手が行われる際、予め両側の支持
金具(2)に取付けた取付ボルト(3),取付ナット
(4)を外すと共に前記被せ板(1)も作業中に邪魔に
ならないように支持金具(2)から外し、梁継手を終了
した後、被せ板(1)の両側を支持金具(2)に配置さ
せ且つ取付ボルト(3),取付ナット(4)で固着し
て、前記被せ板(1)の上面(1a)が梁側スペ−サ−
(6)或いはブラケット側スペ−サ−(8)と同一高さ
になることにより、本発明の受部材取付方法は溶接を行
わず、且つ受部材(A)の運搬を簡略すると共に取付作
業が極めて容易なものとなる。
【0017】請求項4に示すように長方形の上面(1a)
の四隅に梁側スペ−サ−(6),ブラケット側スペ−サ
−(8)と同一高さになるように板状の脚部(1b)を設
け、一端側の脚部(1b)には円形の取付穴(1c)を、且
つ他端側の脚部(1b)には長穴(1d)を穿設すると共に
各脚部(1b)に逃げ部(1e)を有した被せ板(1)と、
該被せ板(1)の両端で支持するコの字状の支持金具
(2)と、取付ボルト(3)と、取付ナット(4)とか
ら構成することにより、支持金具(2)を梁側スペ−サ
−(6)或いはブラケット側スペ−サ−(8)と一緒に
工場で溶接固着させると共に被せ板(1)を取付ボルト
(3),取付ナット(4)が介在されて工場に於いて取
付けておくことが可能であり、この受部材(A)は鉄骨
材と一緒に現場へ運搬し所定位置に持ち上げられるた
め、受部材(A)を一々持ち運ぶ必要がなく、且つ溶接
作業も不要であり、下準備が殆ど不要で且つ取付作業も
極めて簡単なものとなる。又、溶接装置を用いないた
め、従来のような溶接の火花が周囲に舞って火災を起こ
す恐れもなくなった。
【0018】請求項5のように被せ板(1)の両側の脚
部(1b)に取付穴(1c)だけを穿設すると、金型が簡単
になって、コストダウンが可能となる。また被せ板
(1)の両側の脚部(1b)に長穴(1d)だけを穿設する
と、支持金具(2)を梁側スペ−サ−(6),ブラケッ
ト側スペ−サ−(8)に固定する際に寸法精度が多少悪
くても長穴(1d)で寸法誤差を吸収して取付けることが
出来る。
【0019】請求項6のように被せ板(1)に長方形の
鉄板を用い、その両端下部には取付ボルト(3)が貫通
されるパイプ状の取付部(1f)を設けることで、被せ板
(1)が簡単で嵩張らない形状となり、運搬コストや在
庫管理費が減少可能となる。
【0020】請求項7に示すように被せ板(1)に長方
形の鉄板を用い、その両端を下向きに折曲して取付ボル
ト(3)が貫通出来る取付部(1f)を設けることで、被
せ板(1)が簡単な形状で且つ余り嵩張らないものとな
る。
【0021】請求項8に示すように被せ板(1)の中央
の側面に、梁側スペ−サ−(6),ブラケット側スペ−
サ−(8)と上面(1a)が同一高さに維持されるように
板状の支持部(1g)を下方に延出させることにより、強
度が増加するので、被せ板(1)の板厚が薄くても、重
量のある屋根材,床材を受けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の要部を示す説明図である。
【図2】本発明方法を示す説明図である。
【図3】本発明方法の別実施形態を示す説明図である。
【図4】従来の実施形態の要部を示す説明図である。
【図5】本発明品の斜視図である。
【図6】図5の分解部品を示す斜視図である。
【図7】本実施形態で使用する被せ板の別実施形態を示
す説明図である。
【図8】本実施形態の被せ板が支持される状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 被せ板 1a 上面 1b 脚部 1c 取付穴 1d 長穴 1e 逃げ部 1f 取付部 1g 支持部 2 支持金具 2a 穴 3 取付ボルト 4 取付ナット 5 梁 5a 上フランジ 6 梁側スペ−サ− 7 ブラケット 8 ブラケット側スペ−サ− 9 フランジ添板 10 受板 11 ウエブ添板 12 締結部材 12a ボルト 12b ナット 13 コラム 14 鋼柱

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼柱(14)側のコラム(13)から突出す
    るブラケット(7)とH形鋼の梁(5)或いは該梁
    (5),(5)同士を、フランジ添板(9),受板(1
    0),ウエブ添板(11),締結部材(12)によって結合
    するH形鋼の梁継手が行われた後に、H形鋼の梁(5)
    の上フランジ(5a)或いはブラケット(7)から突出し
    た締結部材(12)のボルト(12a)やナット(12b)及び
    フランジ添板(9)などの上部が、予め固着された梁側
    スペ−サ−(6)或いはブラケット側スペ−サ−(8)
    と同一高さになるように受部材を取付ける方法であり、
    梁側スペ−サ−(6)がH形鋼の梁(5)の上フランジ
    (5a)上面に工場で溶接される際に、梁側スペ−サ−
    (6)から所定間隔離して上フランジ(5a)上面にコの
    字状の支持金具(2)を溶接で固着させると共に、ブラ
    ケット側スペ−サ−(8)がブラケット(7)上面に工
    場で溶接される際に、ブラケット側スペ−サ−(8)か
    ら所定間隔離してブラケット(7)上面にコの字状の支
    持金具(2)を溶接で固着させておき、現場で梁継手終
    了後、前記支持金具(2),(2)に被せ板(1)を取
    付ボルト(3),取付ナット(4)が介在されて取付け
    たことを特徴とするH形鋼の梁継手箇所に於ける受部材
    取付方法。
  2. 【請求項2】 前記支持金具(2)の一方に被せ板
    (1)を取付ボルト(3),取付ナット(4)で軸支さ
    せて前記被せ板(1)が回転可能に工場に於いて取付け
    ておくと共に他方の前記支持金具(2)にも取付ボルト
    (3),取付ナット(4)を仮止めしておき、この状態
    のものを現場へ運搬し所定位置に持ち上げられて梁継手
    が行われる際、予め前記被せ板(1)が作業中に邪魔に
    ならないように支持金具(2)の外側に回転してから梁
    継手を行い、梁継手完了後、被せ板(1)を他方の支持
    金具(2)側に回転して配置させると共に、その支持金
    具(2)に仮止めしておいた取付ボルト(3),取付ナ
    ット(4)を外し、且つ前記被せ板(1)の端部を前記
    支持金具(2)に前記取付ボルト(3),前記取付ナッ
    ト(4)で固着させ、前記被せ板(1)の上面と梁側ス
    ペ−サ−(6)或いはブラケット側スペ−サ−(8)と
    同一高さに成す請求項1記載のH形鋼の梁継手箇所に於
    ける受部材取付方法。
  3. 【請求項3】 前記支持金具(2)の一方に被せ板
    (1)を取付ボルト(3),取付ナット(4)で工場に
    於いて取付けておくと共に他方の前記支持金具(2)に
    も取付ボルト(3),取付ナット(4)を仮止めしてお
    き、この状態のものを現場へ運搬し所定位置に持ち上げ
    られて梁継手が行われる際、予め両側の支持金具(2)
    に取付けた取付ボルト(3),取付ナット(4)を外す
    と共に前記被せ板(1)も作業中に邪魔にならないよう
    に支持金具(2)から外し、梁継手を終了した後、被せ
    板(1)の両側を支持金具(2)に配置させ且つ前記取
    付ボルト(3),前記取付ナット(4)で固着して、前
    記被せ板(1)の上面が梁側スペ−サ−(6)或いはブ
    ラケット側スペ−サ−(8)と同一高さに成された請求
    項1記載のH形鋼の梁継手箇所に於ける受部材取付方
    法。
  4. 【請求項4】 イ)長方形の上面(1a)の四隅には、梁側
    スペ−サ−(6)或いはブラケット側スペ−サ−(8)
    と同一高さになるように板状の脚部(1b)を設け、一端
    側の脚部(1b)には円形の取付穴(1c)を、且つ他端側
    の脚部(1b)には長穴(1d)をそれぞれ穿設すると共に
    各脚部(1b)に逃げ部(1e)を有する被せ板(1)が形
    成されたこと。ロ )鉄板の両端を折曲させて起立する上部に穴(2a)を穿
    設したコの字状の支持金具(2)を2個配置させたこ
    と。ハ )前記各付穴(1c)或いは長穴(1d)と穴(2a)に貫通
    する取付ボルト(3)を2本設けたこと。ニ )前記各取付ボルト(3)と螺合する取付ナット(4)
    を設けたこと。 以上のような構造としたことを特徴とするH形鋼の梁継
    手箇所に於ける受部材。
  5. 【請求項5】 前記被せ板(1)の両側の脚部(1b)に
    は、取付穴(1c)或いは長穴(1d)だけがそれぞれ穿設
    された請求項4記載のH形鋼の梁継手箇所に於ける受部
    材。
  6. 【請求項6】 前記支持金具(2)に取付ける被せ板
    (1)が長方形の鉄板であり、その両端下部には取付ボ
    ルト(3)が貫通されるパイプ状の取付部(1f)を設け
    た請求項4記載のH形鋼の梁継手箇所に於ける受部材。
  7. 【請求項7】 前記支持金具(2)に取付ける被せ板
    (1)が長方形の鉄板であり、その両端を下向きに折曲
    して取付ボルト(3)が貫通出来る取付部(1f)を設け
    た請求項4記載のH形鋼の梁継手箇所に於ける受部材。
  8. 【請求項8】 前記被せ板(1)の中央の側面には、梁
    側スペ−サ−(6)或いはブラケット側スペ−サ−
    (8)と上面(1a)を同一高さに維持出来るように板状
    の支持部(1g)を下方に延出させた請求項4、5、6又
    は7記載のH形鋼の梁継手箇所に於ける受部材。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103741794A (zh) * 2014-01-14 2014-04-23 武汉一冶钢结构有限责任公司 高强螺栓孔群钢结构构件制作预拼装方法
KR101572211B1 (ko) 2014-08-05 2015-11-27 현대건설 주식회사 헌치 보
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CN107663898A (zh) * 2016-07-28 2018-02-06 湖南鼎盛钢结构建筑有限公司 一种工字梁的连接承重结构
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CN112031419A (zh) * 2020-08-24 2020-12-04 宁波建工工程集团有限公司 箱梁安装支架及其安装使用方法

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