JP2008115560A - 仮設屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さに制約があるが大きさが変わり得る既存の足場に対して、複数のユニットの組合せを利用することにより、容易に架設可能な仮設屋根構造を提供する。
【解決手段】横方向長さであるスパンLが規格によって定まった規格枠組足場32の長さを足し合わせた長さ(全長Lt)で離れている既製の建設足場30,30間に、トラスユニット3〜7を組み合わせることで構成された仮設屋根構造1が掛け渡される。山形状の棟部トラスユニット3と端部トラスユニット6,7との間で連結される傾斜トラスユニット4,5には、スパンL寸法に準拠した複数種類の長さL3〜L7(好ましくはスパンLの整数倍)を持つトラスユニットを組み合わせることによって、全長Ltに対して寸法足らずや寸法余りになることなく、寸法的に揃えられた仮設屋根構造が組み立てられる。
【選択図】図2

Description

この発明は、建設足場を利用して架設される仮設屋根構造に関する。
従来、建設中の構造物を風雨、降雪等から保護し且つ養生するため、或いは内部の現場における建設等の作業が天候等に左右されることなく実施できるようにするため、現場の上空を覆う仮設屋根の構造が提案されている。構造物の取り壊し等の作業現場の場合にも、構造物からアスベストやダイオキシンが飛散するのを防止するために、構造物とその周囲の作業領域の全体を覆い外部に対して完全密閉が要求される大きなテントを作る必要がある。テントの外側に、内部の空気を飛散物ともども吸引して集塵する電気集塵機が設けられる。
このような、仮設屋根においては、軽量であるとともに伸展・格納が容易に行えるようにテントが張設されるが、テントには自重の他に、風の力や、雨・雪の重さが加わる。既設の二つの足場を利用してこれら足場間に、屋根の骨格となる多数のトラスユニットを互いに並行になるように掛け渡し、テントからの荷重はこられのトラスユニットを介して足場に支えられる。トラスユニットは、従来、軽量鉄骨で製作されている。
仮設構造物の一例として、屋根架構をある大きさに分割し、ユニット化することによって、組立・解体が容易であり、部分的に着脱可能としたものが提案されている(特許文献1参照)。この仮設構造物は、主に、建設中の構造物をその養生用に覆うように建てられるものであり、建設中の構造物の両外側に対向して立設される建枠上に跨ぐようにトラスを着脱自在に連結してユニット化してを架設して構成されている。トラスは、棟位置に配置される合掌トラスと、その両側に屋根の斜面に相当して傾斜した形態の一般部トラスと、建枠上に設置されて全体を支持する端部トラスとに分割して製作されている。一般部トラスは、構造物の規模に応じてその長さ、個数を決めることが可能とされている。端部トラスは、建枠上のトラス受に対してスパン方向にスライド可能であり、所定の位置に固定金具によって固定支持される。
また、屋根部の骨格となる屋根フレームが、山形状の山形部材の両側に適宜数の直線状の直線部材を連結して構成されている仮設屋根が提案されている(特許文献2)。仮設屋根の両端部を構成する直線部材は、支持柱の上部において挟持材によって挟み込まれるとともに担持材で担持されている。このようにして組み立てられた複数基の屋根枠ユニットが、支持柱に支持された状態で、仮設足場に設けられたレール上を走行可能となっており、屋根枠ユニット間には中央部にヒンジを有して上方に折れ曲がる筋交いを回転自在に取り付けられている。屋根枠ユニットをレール上で走行させて展開・集合させることにより、筋交い及び屋根フレームに吊り下げたテントシートが伸展・格納可能とされている。
しかしながら、既存の足場については、一般的には一種類のユニットのみが用いられており、その長さについても、覆うべき構造物や作業領域等に対応させて当該種類のユニットの整数倍の長さに限定されている。構造物や作業領域等によってはこうした長さの制約がネックになり、許容される作業領域とのマッチングや構造物との距離において、十分に作業し易い環境が得られない場合が生じている。
実公平4−46437号公報(第3欄第15行〜第20行、第1図) 特開平7−166715号公報(段落0019〜0026、図1〜図3、図6)
そこで、こうした長さの制約があるが寸法が変わり得る既存の足場についても、仮設屋根の架設を容易にする点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、長さに制約があるが大きさが変わり得る既存の足場に対して、複数のユニットの組合せを利用することにより、容易に架設可能な仮設屋根構造を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による仮設屋根構造は、規格枠組足場を組み立てた建設足場に取り付けられる仮設屋根構造であって、前記規格枠組足場の寸法に準拠した複数種類の長さを持つトラスユニットを組み合わせて成ることを特徴としている。
この仮設屋根構造によれば、建設足場は横方向長さであるスパンが規格(JIS)によって定まった規格枠組足場の長さを足し合わせた長さを有しているので、仮設屋根構造は、当該規格枠組足場の寸法に準拠した複数種類の長さを持つトラスユニットを組み合わせることで構成される。即ち、複数種類の長さを持つトラスユニットを組み合わせることによって、建設足場の長さに対して寸法足らずや寸法余りになることなく、寸法的に揃えられた仮設屋根構造が組み立てられる。これにより、仮設屋根構造は、建設足場に対して構造的に揃えた状態で一体化することができる。
この仮設屋根構造において、前記トラスユニットは、山形状の棟部トラスユニットと、前記棟部トラスユニットの一方又は両側に連結される一つ又は複数の傾斜トラスユニットと、前記棟部トラスユニットに直接に又は前記傾斜トラスユニットの最端部に取り付けられる端部トラスユニットとから構成することができる。即ち、この仮設屋根構造は、両サイドの端部トラスユニットと、最上部である山形状の棟部トラスユニットを設けておき、両者の間を直接に、又は一つ又は複数の傾斜トラスユニットを足し継ぐことで、建設足場に対して寸法的に揃えられた仮設屋根構造を構築することができる。棟部トラスユニットの両側で足し継がれる傾斜トラスユニットの数を必ずしも同数とする必要はないが、この場合、一般的には、両建設足場の高さは、傾斜トラスユニットの数が少ない側の方が多い側の方よりも高い高さとなる。
三種類のトラスユニットから成る前記仮設屋根構造において、前記棟部トラスユニット及び前記端部トラスユニットは、それぞれ前記規格枠組足場の寸法に準拠した一種類の長さを有することができる。棟部トラスユニットと端部トラスユニットは、当該三種類のトラスユニットを繋げて一つの桁を構成する際に使用数がそれぞれ1つ又は二つに限定されているユニットであるので、規格枠組足場の寸法に準拠した一種類の長さを有するものを用意しておくことで十分であり、且つ製造コストや在庫管理の観点からすればその方が好ましい。
三種類のトラスユニットから成る前記仮設屋根構造において、前記傾斜トラスユニットは、前記規格枠組足場の寸法に準拠した複数種類の長さを有しており、前記建設足場の全長に応じて前記各長さを持つ前記傾斜トラスユニットを選択して組み合わすことができる。傾斜トラスユニットは当該三種類のトラスユニットを繋げて一つの桁を構成する際に最も使用数が多いと思われるユニットであるので、規格枠組足場の寸法に準拠した複数種類の長さを有するユニットとして、好ましくは予め用意しておき、建設足場の全長に応じて、各長さを持つ傾斜トラスユニットを選択して組み合わすことで、建設足場の全長寸法に揃った仮設屋根構造を構築することができる。
複数種類の長さを有する傾斜トラスユニットを組み合わせる前記仮設屋根構造において、前記傾斜トラスユニットの前記複数種類の長さについては、前記規格枠組足場の寸法の整数倍の長さにすることができる。傾斜トラスユニットの複数種類の長さが規格枠組足場の寸法の整数倍の長さにされているので、規格枠組足場を継ぎ足して構築された建設足場の長さがいかようであっても、複数種類の長さの傾斜トラスユニットを適宜選択し、棟部トラスユニット及び端部トラスユニットと組み合わせて当該三種類のトラスユニットを繋げて一つの桁を構成するときには、その長さを建設足場の長さに揃えることができる。
三種類のトラスユニットから成る前記仮設屋根構造において、前記端部トラスユニットは当該端部トラスユニットの最端部分下端に取り付けられた水平取付けプレートを備えており、前記水平取付けプレートを前記建設足場に取り付けられたトラス取付けベースプレートに対して重ねられた状態で固定することが好ましい。仮設屋根構造のかかる取付け態様によれば、トラス取付けベースプレートを建設足場に取り付けておき、このトラス取付けベースプレートに対して、端部トラスユニットの最端部分下端に取り付けられた水平取付けプレートを固定することで、仮設屋根構造を建設足場に対して、プレート同士の重なりを利用して簡単で安定的に且つ強固に固定することができる。具体的な固定手段としては、解体時の取り外しの容易性を考慮して、ボルト締めによることが好ましい。
水平取付けプレートとトラス取付けベースプレートとを用いて建設足場に固定される前記仮設屋根構造において、前記トラス取付けベースプレートは前記建設足場を構成する縦パイプに嵌合される嵌合筒部を備えており、前記嵌合筒部は前記縦パイプとの嵌合状態でクランプによって前記建設足場に固定することができる。建設足場を構成する規格枠組足場は、縦パイプが上方に突出した状態で備えているものであるので、この縦パイプを利用し、トラス取付けベースプレートに備わる嵌合筒部を縦パイプに嵌合させ、その嵌合状態で嵌合筒部をクランプによって建設足場に固定することで、トラス取付けベースプレートを建設足場に対して簡素な構造で、簡単に且つ確実に固定させることができる。
この発明による仮設屋根構造は、上記のように構成されているので、複数種類の長さを持つトラスユニットを組み合わせることによって、建設足場の長さに対して寸法足らずや寸法余りになることなく寸法的に揃えた状態で組み立てられ、建設足場に対して構造的に揃えた状態で一体化することができる。従って、既存の長さに制約がある足場に対しても、複数のユニットの組合せを利用することで、いかような大きさのものも架設することができ、見栄え良く且つ安全面でも優れた仮設屋根構造を構築することができる。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による仮設屋根構造の実施例を説明する。図1はこの発明による仮設屋根構造の一例を示す全体斜視図、図2は図1に示す仮設屋根構造の屋根桁の一例を示す側面概略図である。
図1、図2に示す仮設屋根構造1は、既製の複数の規格枠組足場32を縦横に組み立てることで互いに対向して立設された建設足場30,30に対して架設される構造である。通常、建設足場30,30とは別に、もう一組の互いに対向して建設足場31,31が立設され、周囲を囲む建設足場が構築される。仮設屋根構造1は、山形状に構成された複数の屋根桁2が建設足場30,30間においてその長手方向に沿って掛け渡され且つ互いに平行に並べて配置されて構成されている。各屋根桁2は、規格枠組足場32の寸法であるスパンLに準拠した複数種類の長さを持つトラスユニット3〜7を繋いで連結することで、全体として山形状に構成される。複数の屋根桁2にテント33を張設することによって、仮設屋根が完成される。このように、図示していない構造物に沿って或いは作業領域を内部に囲むように建設足場30,30を構築しておき、建設足場30,30間に複数の屋根桁2を掛け渡し、更に屋根桁2にテント33を張設することで、構造物40や作業領域の全体を仮設屋根で覆って建設作業等の各種作業が天候に左右されないように、或いは外部と隔離した作業空間を形成することができるようになっている。
建設足場31,31の全長Ltは、横方向長さであるスパンLが規格(JIS)によって定まった規格枠組足場32の長さを足し合わせた長さである。それに対応して、仮設屋根構造1は、規格枠組足場32の寸法に準拠した複数種類の長さを持つトラスユニット3〜7を組み合わせることで構成される。複数種類の長さを持つトラスユニット3〜7の組合せは、建設足場31,31の長さに対して寸法足らずや寸法余りになることのない、寸法が揃えられた組合せである。隣り合うユニット同士の連結は、解体時の作業性をも考慮して、ボルト締めのような簡単に且つ確実に緊締することができる固着手段によって行うのが好ましい。
図2に示すように、トラスユニットは、山形状の棟部トラスユニット3と、棟部トラスユニット3の両側に連結される傾斜トラスユニット4,5と、傾斜トラスユニット4,5の最端部に取り付けられる端部トラスユニット6,7とから成る種類が用意されている。仮設屋根構造1においては、各屋根桁2は、最上部である山形状の棟部トラスユニット3と、両サイドの端部トラスユニット6,7とを設けておき、両者の間には傾斜トラスユニット4,5を足し継ぐことで、建設足場31に対して寸法的に揃えられた桁として構成される。傾斜トラスユニット4と傾斜トラスユニット5、或いは端部トラスユニット6と端部トラスユニット7とは、配置の方向が異なるだけでそれぞれ同じ構造のユニットである。
図2に示す例では、棟部トラスユニット3の両側で足し継がれる傾斜トラスユニット4,5の数は一つずつであるが、建設足場31の全長Ltに適合させるべく、二つ以上の複数の傾斜トラスユニット4,5を継ぎ足してもよく、この場合、左右両側で必ずしも同数とする必要はない。継ぎ足す傾斜トラスユニット4,5の数が異なる場合、両建設足場31(31)の高さは、一般的には、傾斜トラスユニット4(5)の数が少ない側の方が多い側の方よりも高い高さとなる。更に、変形例としては、傾斜トラスユニット4(5)は、棟部トラスユニット3の一方だけに継ぎ足してもよい。この場合、棟部トラスユニット3の他方では、端部トラスユニット6(7)が直接に連結される。
スパンLに準拠した各トラスユニット3〜7の長さL3〜L7は、好ましくは規格枠組足場32のスパンLの整数倍とされている。なお、端部トラスユニット6,7については、規格枠組足場32のスパンLの他に幅Wをも考慮して長さL6(7)が設定される。棟部トラスユニット3及び端部トラスユニット6,7は、当該三種類のトラスユニット3〜7を繋げて一つの屋根桁2を構成する際に、使用数がそれぞれ1つ又は二つに限定されているユニットであるので、それぞれ規格枠組足場のスパンLに準拠した一種類の長さを有するユニットを用意しておくことで十分であり、また、製造コストや在庫管理の観点からすればその方が好ましい。
傾斜トラスユニット4,5には、規格枠組足場32のスパンLに準拠した複数種類の長さを有するものであり、各長さのものを予め用意しておくことが好ましい。即ち、傾斜トラスユニット4,5は前記三種類のトラスユニット3〜7を繋げて一つの屋根桁2を構成する際に最も使用数が多いと思われるユニットである。それ故、規格枠組足場32のスパンLに準拠した複数種類の長さを有する品数の多いユニットとして、傾斜トラスユニット4,5が選ばれる。規格枠組足場32を継ぎ足して構築された建設足場31の全長Ltが如何様であっても、屋根桁2を構築する際に、傾斜トラスユニット4,5の各長さの種類と個数を適宜選択して長さを調整することで、棟部トラスユニット3及び端部トラスユニット6,7と組み合わせることで、建設足場31の全長Ltに揃った屋根桁2を構築することができる。
図3に示す端部トラスユニットの建設足場への固定構造によれば、仮設屋根構造1において、端部トラスユニット6(端部トラスユニット7についても同じ)は、端部トラスユニット6の最端部分下端10に取り付けられた水平取付けプレート11を備えている。水平取付けプレート11は、鋼板製とし、端部トラスユニット6を構成する棒状部材が溶接によって固定されている。端部トラスユニット6を構成する棒状部材を水平取付けプレート11の上面に沿わせる態様で固定してもよい。水平取付けプレート11には、後述するボルト締めのために、好ましくは四隅にそれぞれボルト挿通孔12が形成されている。
水平取付けプレート11を建設足場31に取り付けるため、建設足場31にはトラス取付けベースプレート13が固定される。トラス取付けベースプレート13には、水平取付けプレート11に形成されているボルト挿通孔12に位置を合わせて、四隅のそれぞれに固定用のボルト14が立設されている。建設足場31に固定されたトラス取付けベースプレート13に対して水平取付けプレート11を上方から重ねたとき、ボルト14がボルト挿通孔12を貫いて水平取付けプレート11上に突き出るので、ワッシャ16を介してナット15を締め付けることにより、水平取付けプレート11をトラス取付けベースプレート13に固定することができる。これにより、仮設屋根構造1を建設足場31に対して、プレート11,13同士の重なりを利用して簡単で安定的に且つ強固に固定することができる。ボルト締めにより、解体時の取り外しが容易である。
トラス取付けベースプレート13の建設足場31への固定のため、トラス取付けベースプレート13は、その下面側に、建設足場31の縦パイプ20が内部に嵌合挿入される嵌合筒部17を備えている。嵌合筒部17には、後述するクランプレバー18と係合可能なように突起19が取り付けられる。縦パイプ20は、その上端部が、嵌合筒部17が単純筒部材である場合にはトラス取付けベースプレート13の下面に、或いは嵌合筒部17が有底部材である場合にはその底面に当接する。建設足場31を構成する規格枠組足場32は縦パイプ20が上方に突出した状態で備えているものであるので、トラス取付けベースプレート13の固定には、この縦パイプ20が利用される。縦パイプ20には、既製の規格枠組足場32に備わるものとして、回転可能なクランプレバー18がある。嵌合筒部17が縦パイプ20と嵌合状態にあるときに、クランプレバー18を回動させて嵌合筒部17の突起19に係合させることによって、トラス取付けベースプレート13が建設足場31に固定される。回動可能なクランプレバー18と嵌合筒部17に備わる突起19との係合及び係合離脱によって、トラス取付けベースプレート13は、簡素な構造で、簡単に且つ確実に建設足場31に固定される。
建設足場31を構成する規格枠組足場32に対して、クランプレバー18と嵌合筒部17とを利用した固定構造によってトラス取付けベースプレート13が固定され、このトラス取付けベースプレート13に対して、水平取付けプレート11を重ねてボルト締めをすることで端部トラスユニット6(7)が取り付けられる。端部トラスユニット6(7)の建設足場31に対する連結は、クランプとボルト締めによる固着であるので、作業が簡単でありながら確実な連結が得られ、解体するときにも作業性のよい連結構造が得られる。
この発明による仮設屋根構造の一例を示す全体斜視図である。 図1に示す仮設屋根構造の屋根桁の一例を示した側面概略図である。 図1に示す端部トラスユニットの建設足場への固定構造の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 仮設屋根構造 2 屋根桁
3 棟部トラスユニット 4,5 傾斜トラスユニット
6,7 端部トラスユニット 10 最端部分下端
11 水平取付けプレート 12 ボルト挿通孔
13 トラス取付けベースプレート 14 ボルト
15 ナット 16 ワッシャ
17 嵌合筒部 18 クランプレバー
19 突起 20 縦パイプ
30,31 建設足場 32 規格枠組足場
33 テント
L スパン L3〜L7 各トラスユニットの長さ
Lt 全長

Claims (7)

  1. 規格枠組足場を組み立てた建設足場に取り付けられる仮設屋根構造において、前記規格枠組足場の寸法に準拠した複数種類の長さを持つトラスユニットを組み合わせて成ることを特徴とする仮設屋根構造。
  2. 前記トラスユニットは、山形状の棟部トラスユニットと、前記棟部トラスユニットの一方又は両側に連結される一つ又は複数の傾斜トラスユニットと、前記棟部トラスユニットに直接に又は前記傾斜トラスユニットの最端部に取り付けられる端部トラスユニットとから成ることを特徴とする請求項1に記載の仮設屋根構造。
  3. 前記棟部トラスユニット及び前記端部トラスユニットは、それぞれ前記規格枠組足場の寸法に準拠した一種類の長さを有することを特徴とする請求項2に記載の仮設屋根構造。
  4. 前記傾斜トラスユニットは、前記規格枠組足場の寸法に準拠した複数種類の長さを有しており、前記建設足場の全長に応じて前記各長さを持つ前記傾斜トラスユニットが選択されて組み合わせられていることを特徴とする請求項2に記載の仮設屋根構造。
  5. 前記傾斜トラスユニットの前記複数種類の長さは、前記規格枠組足場の寸法の整数倍の長さであることを特徴とする請求項4に記載の仮設屋根構造。
  6. 前記端部トラスユニットは当該端部トラスユニットの最端部分下端に取り付けられた水平取付けプレートを備えており、前記水平取付けプレートは前記建設足場に取り付けられたトラス取付けベースプレートに対して重ねられた状態で固定されることを特徴とする請求項2に記載の仮設屋根構造。
  7. 前記トラス取付けベースプレートは前記建設足場を構成する縦パイプに嵌合される嵌合筒部を備えており、前記嵌合筒部は前記縦パイプとの嵌合状態でクランプによって前記建設足場に固定されることを特徴とする請求項6に記載の仮設屋根構造。
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