JP5930690B2 - 機能パネル支持架台 - Google Patents

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Description

本発明は、機能パネル支持架台に関する。さらに詳述すると、本発明は、陸屋根の表面や、コンクリートやレンガを敷設した地面の上面に設置される機能パネルを支持する架台の構造の改良に関する。
従来、陸屋根の表面や、コンクリートやレンガを敷設した地面の上面に設置される太陽光発電装置は、鉄製やアルミニウム製などのレールを組み合わせた設置架台に太陽電池モジュールを配置することによって構成されていた。
このような、太陽電池モジュールを支持するための架台は、横桟や縦桟のように太陽光モジュールの荷重を受け持つ部材が、締結金具、ボルト、ナット、座金などによって結合された構造を有している。
例えば特許文献1に開示の架台は、陸屋根に突出状に設けられた支柱の上面に縦フレームを設置し、該縦フレームに直交して前後一対の横フレームが架設されることによって構成されている。該前後一対の横フレームは、太陽光モジュールの取り付け角度に対応して前側の横フレームよりも後側の横フレームの方の丈(せい)を高く形成されており、これらの前後一対の横フレームの上端部に太陽光モジュールが取付固定されている。
特開2010−265736号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の架台では、水平面に対する太陽光モジュールの取り付け角度を大きくすると、当該太陽光モジュールの後端部の位置が引き上げられ、これによって、太陽光モジュールを含む架台全体の重心が屋根面からより離間することとなり、風等による吹き上げ力や横力等に対する抵抗力が減じられてしまう虞がある。
そこで、本発明は、太陽光モジュールを含む架台全体の重心を可及的低位に保ちつつ、架台としての強度も向上させることができる機能パネル支持架台を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決すべく、本発明は、屋根に突出状に設けられる支柱上に設置されて屋根上に機能パネルを支持する機能パネル支持架台であって、前記支柱に架設される縦フレーム体と、該縦フレーム体上に架設されて前記機能パネルを支持する横フレーム体とを備え、前記縦フレーム体は、前記支柱間に架設される長尺部材と、前記支柱上に取り付けられて前記長尺部材の端部を支持する連結部材と、を備え、前記長尺部材は、前記連結部材よりも高いせいを有して形成されると共に、前記連結部材よりも下端部を下方に延在させた状態で前記連結部材に連結されていることを特徴とする。
これによれば、支柱上に設置される縦フレーム体は、支柱上に連結部材が立設され、当該連結部材間に亘って長尺部材が架設されるものとなり、且つ、当該長尺部材のせいは連結部材よりも高いせいを有して支柱上面より下方に延在して設けられているので、縦フレーム全体の強度を向上させることができるものとなっている。また、このように、支柱上に設けられる部材と中間に架設される部材とを分割することで、支柱上端部よりも下方に長尺部材を延在させることで長尺部材の強度の向上が図られると共に、架台全体の重心を下方に位置させることができるものとなっているのである。
(2)本発明に係る機能パネル支持架台において、前記連結部材は、前記支柱の上面に立ち上がる立上り壁と、該立上り壁の上端部に設けられる設置部とを備えると共に、前記長尺部材は、少なくとも前記連結部材の立上り壁と設置部に重なり合う開断面形状を呈していることが好ましい。
この機能パネル支持架台では、連結部材を支柱に取り付けた後、当該連結部材間に長尺部材を設置する施工工程において、長尺部材が開断面であるので、連結部材を支柱に取り付けた後に当該連結部材と長尺部材の端部どうしの重ねあわせを容易に行うことができ、施工が容易である。また、重ね合わせることで連結部材間に長尺部材をその状態で仮置きしておくことができ、重ね合わせ後直ちにこれらを締結等して固定する必要はなく、施工の自由度が向上することにもなる。
(3)本発明に係る機能パネル支持架台において、前記長尺部材は、前記設置部上に載置される載置部と、該載置部を設置部上に載置したときに前記連結部材の立上り壁に重なり合う重ね合わせ部とを備えると共に、該重ね合わせ部の下端部に強度増強部が設けられていることが好ましい。
この機能パネル支持架台によれば、長尺部材を補強することができる。より具体的には、長尺部材の軸心における垂直な方向の曲げに対する抵抗力を向上させることができる。
(4)また、前記連結部材と前記長尺部材との連結部は、前記支柱に剛接合されて架設される仮想梁のモーメントが最小となる位置でピン接合とされていることが好ましい。
これによれば、仮想梁に生じる内力モーメントが最小となる位置で長尺部材と連結部材とがピン接合で連結されるので、当該連結部に作用する荷重が可及的抑制されるものとなる。
(5)さらに、本発明に係る機能パネル支持架台においては、前記連結部材は、支柱に固定される座部を備え、該座部には、前記長尺部材に連結される両端部を支柱から突出させた第1姿勢で前記支柱に固定される第1固定部と、前記長尺部材に連結される一方の端部のみを支柱から突出させた第2姿勢で前記支柱に固定される第2固定部とを備え、前記連結部材の端部には、前記第1姿勢のときに前記長尺部材に連結される第1連結部と、前記第2姿勢のときに前記長尺部材に連結される第2連結部とを備えていることが好ましい。
機能パネルおよび機能パネル支持架台の設置領域(パネル設置領域)において、屋根に突出状に設けられる支柱上に連結部材を設置し、該連結部材に長尺部材を連結して縦フレーム体を構成する場合、パネル設置領域の端部寄りに配置される連結部材と中央寄りに配置される連結部材との共通化を図ることができれば部材の種類低減につながる。この点、本発明においては、パネル設置領域の端部寄りに配置される連結部材と中央寄りに配置される連結部材とを共通化し、部材の種類を低減させている。また、このような連結部材を採用することで、当該機能パネル支持架台の特に端部からの部材の突出を抑え、架台全体の見栄えを向上させることができる。
本発明によれば、太陽光モジュールを含む架台全体の重心を可及的低位に保ちつつ、架台としての強度も向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る機能パネル支持架台の全体を示す斜視図である。 機能パネルを支持するモジュール固定ピース等の構成例を示す機能パネル支持架台の側面図である。 両端部を支柱から突出させた第1姿勢の連結部材および該連結部材の両端部に連結される長尺部材を示す斜視図である。 連結部材および該連結部材に連結される長尺部材を示す側面図である。 両端部を支柱から突出させた第1姿勢の連結部材および該連結部材の両端部に連結される長尺部材を示す正面図である。 一方の端部のみを支柱から突出させた第2姿勢の連結部材および該連結部材の(A)一方の端部、(B)他方の端部に連結される長尺部材を示す斜視図である。 一方の端部のみを支柱から突出させた第2姿勢の連結部材および該連結部材の一方の端部に連結される長尺部材を示す正面図である。 縦フレーム体に対し、2本の横フレーム体を、各端面を突き合わせるようにした状態で連続するように締結した状態を示す斜視図である。 縦フレーム体に対し、2本の横フレーム体を、各端面を突き合わせるようにした状態で連続するように締結した状態を示す側面図である。 縦フレーム体に対し、横フレーム体を1本のみ締結した状態を示す斜視図である。 縦フレーム体に対し、横フレーム体を1本のみ締結した状態を示す側面図である。 後モジュール固定ピースの斜視図である。 前モジュール固定ピースの斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る機能パネル支持架台の実施形態について詳細に説明する。
図1〜図13に、本発明の一実施形態を示す。本発明に係る機能パネル支持架台1は、建物の屋根8に突出状に設けられる支柱9上に設置され、当該屋根8上に太陽光モジュールなどの機能パネル10を支持する架台であり、縦フレーム体2、横フレーム体5などを備えている。
当該屋根8は所定の水勾配を有する陸屋根として形成されている。
また、機能パネル10は、本実施形態では太陽光モジュールであるが、太陽熱パネル等の他のパネルを採用することも可能である。
機能パネル10の支持形態は特に限定されるものではないが、本実施形態では、複数の機能パネル10を水平面に対しそれぞれ同程度(一例として、10°)傾斜させた状態で並べて支持するようにしている(図1参照)。
なお、本明細書では、太陽に向け傾斜させている機能パネル(太陽光モジュール)10のうち、太陽に向けて低くなっている方を前側、これとは逆に高くなっている方を後側ともいう(図2等参照)。また、当該前側〜後側間の方向を屋根8の縦方向と称し、当該縦方向に直行する方向を屋根8の横方向と称する。
また、本実施形態では、横フレーム体5に留め付けられて機能パネル10の前部分を支持する前固定ピース3と、同じく横フレーム体5に留め付けられて機能パネル10の後部分を支持する後モジュール固定ピース4とによって機能パネル10が支持されており、前固定ピース3よりも後固定ピース4のせいの高さを高くすることで機能パネル10を傾斜させている(図2、図12、図13参照)。
縦フレーム体2は、機能パネル支持架台1を構成するフレーム体の一部で、屋根8の縦方向に並ぶ支柱9に架設されている(図4等参照)。本実施形態の縦フレーム体2は、長尺部材20と、連結部材30とを備えたフレーム体として構成されている。縦フレーム体2の長尺部材20は、支柱9間に架設される長尺の部材で、長手方向を屋根8の縦方向に一致させて設置される(図2等参照)。縦フレーム体2の連結部材30は、例えばボルト・ナットからなる締結手段40によって支柱9上に取り付けられる部材で(図4等参照)、長尺部材20の端部20aを支持する(図5等参照)。これら長尺部材20および連結部材30によって構成される縦フレーム体2には、横フレーム体5が架設される。
縦フレーム体2の連結部材30は、立上り壁31、設置部32および座部33を備えるチャネル形状のジョイント金物によって構成される。座部33は、支柱9に固定される板状部分である。立上り壁31は、該座部33から、支柱9の上面に立ち上がるように形成されている例えば板状の部分である。設置部32は、該立上り壁31の上端部に形成された板状部分である。
縦フレーム体2の長尺部材20は、連結部材30の立上り壁31と設置部32に重なり合う開断面形状を呈している。長尺部材20の具体的形状は特に限定されないが、例えば本実施形態では、長尺部材20の断面形状をチャネル形状とし、載置部21、重ね合わせ部22、さらに強度増強部23を形成している(図3〜図7等参照)。
長尺部材20の載置部21は、連結部材30の設置部32上に載置される板状の部分である。載置部21には、横フレーム体5を締結するための透孔21aが形成されている(図10等参照)。重ね合わせ部22は、該載置部21を設置部32上に載置したときに連結部材30の立上り壁31に重なり合うように形成された板状の部分である。さらに、強度増強部23は、当該長尺部材20の剛性を高めるべく重ね合わせ部22の下端側でリブ状に折り曲げられた板状部分として形成されている。これにより、重ね合わせ部22の表裏方向の曲げに対する抵抗力を向上させることができる。
さらに本実施形態の長尺部材20は、載置部21と強度増強部23の端面にそれぞれ形成されたリブ状の折り返し部24,25を有している(図4等参照)。これら折り返し部24,25は、長尺部材20の剛性をさらに高める。また、載置部21の端部に形成された折り返し部24は、連結部材30の設置部32上に載置部21を載せただけの長尺部材20の仮置き時、長尺部材20がずれた際に設置部32の端面に引っ掛かることにより、当該長尺部材20が滑落するのを回避して仮置き状態を維持する。
さらに、長尺部材20は、連結部材30よりも高いせいを有するように、換言すれば鉛直方向高さが連結部材30のそれよりも大きくなるように形成されている。これにより、長尺部材20の軸心における垂直な方向の曲げに対する抵抗力を著しく向上させることができる。本実施形態では、このような長尺部材20を、当該長尺部材20の下端部が連結部材30よりも下方に延在した状態で連結部材30に連結させている(図3〜図7等参照)。
上述のごとき長尺部材20は、連結部材30に対して、例えば端部20aに形成された透孔20cにボルト・ナットからなる締結手段41を通して締めることでピン接合として締結され、支柱9間に架設される(図4等参照)。ここで、連結部材30は、機能パネル支持架台1が設置される領域における支柱9(および当該連結部材30)の位置にかかわらず同一構造となっていれば、汎用性が高く、コスト面で有利である。すなわち、パネル設置領域内(端部ではない位置)に位置する支柱9上の連結部材30に対しては当該連結部材30の両側に長尺部材20を締結し(図3〜図5参照)、パネル設置領域の端部に位置する支柱9上の連結部材30に対しては当該連結部材30の片側にのみ長尺部材20を締結する場合(図6、図7参照)、1種類の連結部材30で対応することができれば便宜である。こうした場合には、パネル設置領域の端部寄りに配置される連結部材30と中央寄りに配置される連結部材30との共通化が図られ、部材の種類の低減につながる。
この点、本実施形態では、連結部材30の座部33に、長尺部材20に連結される両端部を支柱9から突出させた第1姿勢(図3、図5参照)で支柱9に固定される第1固定部33aと、長尺部材20に連結される一方の端部のみを支柱9から突出させた第2姿勢(図6、図7参照)で支柱9に固定される第2固定部33bとを設け、さらに、連結部材30の端部には、第1姿勢のときに長尺部材20に連結される第1連結部30aと、第2姿勢のときに長尺部材20に連結される第2連結部30bとを設けている。第1姿勢の連結部材30は、その両端部を支柱9の両側にほぼ同量ずつ突出させた状態となり、両端部のいずれにも長尺部材20の端部20aを同様に締結することができるようになっている(図3、図5参照)。また、第2姿勢の連結部材30は、長尺部材20に連結される一方の端部のみを支柱9から突出させ、他方の端部は支柱9から突出させない(または、支柱9からの突出量が少ない)ので、機能パネル支持架台1の特に端部からの部材の突出を抑え、外観を向上させることができる。
機能パネル支持架台1を構成する横フレーム体5は、縦フレーム体2とともに機能パネル支持架台1を構成するフレーム体の一部で、該縦フレーム体2上に架設される(図8〜図11等参照)。本実施形態の横フレーム体5は、機能パネル10の前側と後側とのいずれにも設置可能な形状であり、これによって汎用性を高め、部材点数を減らせるようになっている(図2参照)。
本実施形態の横フレーム体5は、断面が傾斜状の上面5aと、該上面の端部からそれぞれ延在する一対の両側面5bとを有するチャネル形状となるように折り曲げられた板状部材によって形成されている。また、両側面5bの下端部は外側に折り曲げられて折り曲げ底部5cとされ、該折り曲げ底部5cの長手方向端部には透孔5dが形成されている(図8、図10参照)。この透孔5dおよび縦フレーム体2の透孔21aにボルト・ナットからなる締結手段42を通して締めることで、横フレーム体5を縦フレーム体2の長尺部材20の載置部21に締結することができる(図8〜図11参照)。
また、本実施形態では、縦フレーム体2に対し、2本の横フレーム体5を、各端面を突き合わせた状態で連続するように締結されている(図8、図9参照)。この場合、縦フレーム体2には、各縦フレーム体2に対応した計2組の透孔21aが形成されており、各組の透孔21aと締結手段42を利用して横フレーム体5が締結される(図9参照)。このような構造の機能パネル支持架台1においては、縦フレーム体2に対し横フレーム体5を1本のみ取り付けることも当然に可能であるため(図10、図11参照)、縦フレーム体2および横フレーム体5の配置にかかわらず、同一構造の縦フレーム体2および同一構造の横フレーム体5を採用して部材の種類低減につなげることができる。
また、横フレーム体5の上面5aは、機能パネル10の設置角度と同等の傾斜が付された斜面によって形成されている。このような斜面からなる上面5aは、前側の横フレーム体5においては機能パネル10と同等に傾斜するほか、後側の横フレーム体5においては雨水が溜まるのを抑止するという機能も発揮する(図2等参照)。
本実施形態の機能パネル支持架台1によれば、縦フレーム体2を上述のように構成した結果、長尺部材20の最高点は、連結部材30の設置部32の上面よりも載置部21の厚み分だけ僅かに高いだけで、当該縦フレーム体2の全体高さが嵩張るのが抑えられることになり、機能パネル10を含む機能パネル支持架台1全体の重心を低位に設定することが可能となる。しかも、この機能パネル支持架台1においては、支柱9上に設けられる部材(連結部材30)とその中間に架設される部材(縦フレーム体2の長尺部材20)とに分割して形成され、支柱状に支持されることで高さを大きくし難い連結部材30とは別に長尺部材20のせいの高さを大きく形成できるものとなっているので、当該長尺部材20の強度の向上を図りやすい利点もある。しかも、当該長尺部材20の上端部と連結部材30との上端部とを連結されるものとなっているので、長尺部材20のせいが高く形成されているにもかかわらず、屋根表面からの架台全体としての高さが連結部材30の高さ相当に抑えられるもとなっているのである。
また、長尺部材20を開断面形状としたこの機能パネル支持架台1では、連結部材30を支柱9に取り付けた後、当該連結部材30間に長尺部材20を設置する施工工程において、連結部材30を支柱9に取り付けた後に当該連結部材30と長尺部材20の端部どうしの重ねあわせを容易に行うことができ、施工が容易である。また、重ね合わせることで連結部材30間に長尺部材20をその状態で仮置きしておくことができ、重ね合わせ後直ちにこれらを締結等して固定する必要はなく、施工の自由度が向上する。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば上述の実施形態では、長尺部材20は連結部材30に対して締結手段41を用いたによりピン接合により締結されると説明したが、この場合において、連結部材30と長尺部材20とを、支柱9に剛接合されて架設される仮想梁のモーメントが最小となる位置でピン接合することは好適な態様の一例である。こうした場合には、仮想梁に生じる内力モーメントが最小となる位置で長尺部材20と連結部材30とがピン接合で連結されるので、当該連結部に作用する荷重が可及的抑制され、連結部の損傷が抑制される。
また、上記実施形態では強度増強部として重ね合わせ部22から垂直状に平板を突出させた構成を採用しているが、重ね合わせ部22から鈍角状に平板を突出させた構成や、複数の折込を入れた構成を採用することも可能である。
また、架台を設置する屋根8として、本願発明では陸屋根を採用しているが、傾斜屋根に当該架台を設置することももちろん可能である。
本発明は、屋根に突出状に設けられる支柱上に設置されて屋根上に機能パネルを支持する機能パネル支持架台に適用して好適である。
1…機能パネル支持架台、2…縦フレーム体、5…横フレーム体、8…屋根、9…支柱、10…太陽光モジュール(機能パネル)、20…長尺部材、20a…長尺部材の端部、20b…長尺部材の下端部、21…載置部、22…重ね合わせ部、23…強度増強部、30…連結部材、30a…第1連結部、30b…第2連結部、31…立上り壁、32…設置部、33…座部、33a…第1固定部、33b…第2固定部

Claims (4)

  1. 屋根に突出状に設けられる支柱上に設置されて屋根上に機能パネルを支持する機能パネル支持架台であって、
    前記支柱に架設される縦フレーム体と、
    該縦フレーム体上に架設されて前記機能パネルを支持する横フレーム体とを備え、
    前記縦フレーム体は、前記支柱間に架設される長尺部材と、前記支柱上に取り付けられて前記長尺部材の端部を支持する連結部材と、を備え、
    前記長尺部材は、前記連結部材よりも高いせいを有して形成されると共に、前記連結部材よりも下端部を下方に延在させた状態で前記連結部材に連結されている
    ことを特徴とする機能パネル支持架台。
  2. 前記連結部材は、前記支柱の上面に立ち上がる立上り壁と、該立上り壁の上端部に設けられる設置部とを備えると共に、
    前記長尺部材は、少なくとも前記連結部材の立上り壁と設置部に重なり合う開断面形状を呈している
    ことを特徴とする請求項1に記載の機能パネル支持架台。
  3. 前記長尺部材は、前記設置部上に載置される載置部と、該載置部を設置部上に載置したときに前記連結部材の立上り壁に重なり合う重ね合わせ部とを備えると共に、
    該重ね合わせ部の下端部に強度増強部が設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の機能パネル支持架台。
  4. 前記連結部材は、支柱に固定される座部を備え、
    該座部には、前記長尺部材に連結される両端部を支柱から突出させた第1姿勢で前記支柱に固定される第1固定部と、前記長尺部材に連結される一方の端部のみを支柱から突出させた第2姿勢で前記支柱に固定される第2固定部とを備え、
    前記連結部材の端部には、前記第1姿勢のときに前記長尺部材に連結される第1連結部と、前記第2姿勢のときに前記長尺部材に連結される第2連結部とを備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の機能パネル支持架台。
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