JP6545204B2 - エレベーターの仮囲い、及びエレベーターの仮囲いの取付方法 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターの改修工事等の際に乗場出入口を覆うエレベーターの仮囲い、及びエレベーターの仮囲いの取付方法に関するものである。
エレベーターの改修工事の際には、通行人の安全を確保するために、エレベーターの仮囲いが乗場に仮設置される。従来、仮囲いの移動を容易にするために、乗場出入口を覆う直方体状の仮囲本体の下部にキャスター車輪が設けられたエレベーターの仮囲いが提案されている。仮囲本体は、乗場出入口を覆った状態で乗場に設置される(例えば特許文献1参照)。
特開2015−20893号公報
しかし、特許文献1に示されている従来のエレベーターの仮囲いでは、乗場出入口が設けられている壁面から乗場へ突出した状態で仮囲本体が設置されるので、例えば乗場出入口が建物の通路に面している場合、仮囲いを通路に設置すると、通路内に仮囲本体が突出してしまい、仮囲本体が通行人の邪魔になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、設置スペースの縮小化を図ることができるエレベーターの仮囲い、及びエレベーターの仮囲いの取付方法を得ることを目的とする。
この発明によるエレベーターの仮囲いは、乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、乗場出入口の上部に位置し、一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠に取り付けられ、出入口枠の乗場側の面よりも昇降路側に配置されるとともに乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板を備えている。
また、この発明によるエレベーターの仮囲いの取付方法は、乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、乗場出入口の上部に位置し、一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠の乗場側の面よりも昇降路側に塞ぎ板を配置し、塞ぎ板で乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板配置工程、及び塞ぎ板配置工程の後、塞ぎ板を出入口枠に取り付ける塞ぎ板取付工程を備えている。
この発明によるエレベーターの仮囲い、及びエレベーターの仮囲いの取付方法によれば、出入口枠よりも乗場側へ突出しないように仮囲いを設置することができる。これにより、仮囲いの設置スペースの縮小化を図ることができ、仮囲いを乗場出入口に設置しても、仮囲いが通行人の邪魔にならないようにすることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベーターの仮囲いを示す正面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2の縦材に設けられている突っ張り具を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるエレベーターの仮囲いが出入口枠に取り付けられている状態を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベーターの仮囲いが出入口枠に取り付けられている状態を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベーターの仮囲いが出入口枠に取り付けられている状態を示す正面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベーターの仮囲いを示す正面図である。また、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図において、エレベーターの昇降路1と各階の乗場2との間を仕切る乗場壁3には、昇降路1と乗場2とを互いに連通する乗場出入口4が設けられている。昇降路1内には、図示しないかご及び釣合おもりが配置されている。かご及び釣合おもりは、駆動装置である巻上機の駆動力により昇降路1内を昇降する。
乗場出入口4は、乗場壁3に固定された出入口枠5によって形成されている。出入口枠5は、乗場出入口4の両側部にそれぞれ位置する一対の縦柱6と、乗場出入口4の上部に位置し、一対の縦柱6のそれぞれの上端部間に位置する上枠7とを有している。
各縦柱6には、乗場出入口4の側部を形成する出入口側面6aが設けられている。一対の縦柱6は、乗場出入口4の間口方向、即ち乗場出入口4の幅方向について各出入口側面6aを互いに対向させた状態で配置されている。従って、一対の縦柱6のそれぞれの出入口側面6a間の距離は、乗場出入口4の幅方向の寸法と一致している。この例では、出入口枠5を上から見たとき、図2に示すように、乗場出入口4の幅方向の寸法が乗場2側から昇降路1側に向けて連続的に狭くなる方向へ各出入口側面6aが乗場出入口4の幅方向に対して傾斜している。
上枠7は、一対の縦柱6のそれぞれの上端部間に連結されている。乗場出入口4の上部は、上枠7の下面7aによって形成されている。上枠7は、下面7aを水平にした状態で配置されている。
乗場出入口4の下部には、乗場敷居8が乗場出入口4の幅方向に沿って配置されている。乗場敷居8の長手方向両端部は、乗場出入口4の幅方向について乗場出入口4の範囲から外側へ出ている。
乗場敷居8は、乗場2の床に固定されている。また、乗場敷居8は、上から見たとき、出入口枠5よりも昇降路1側に配置されている。乗場敷居8の上面には、敷居溝9が乗場敷居8の長手方向に沿って設けられている。
改修工事前のエレベーターでは、図示しない一対の乗場ドアが乗場出入口4に設置されている。乗場出入口4に設置されているときの一対の乗場ドアの下端部は、敷居溝9に挿入されている。改修工事前のエレベーターでは、一対の乗場ドアが敷居溝9に沿って乗場出入口4の幅方向へ移動することにより、乗場出入口4が開閉される。この例では、一対の乗場ドアが互いに逆方向へ移動する両開き式の乗場ドア装置が乗場出入口4に適用されている。
エレベーターの改修工事等の際には、昇降路1内からエレベーターの機器を搬出したり、昇降路1内にエレベーターの機器を搬入したりするために、出入口枠5を残したまま各乗場ドアが乗場出入口4から撤去されることがある。各乗場ドアが撤去されると、乗場2を通る通行人が乗場出入口4から昇降路1内に入らないように、乗場出入口4を覆うエレベーターの仮囲い10(以下、単に「仮囲い10」ともいう)が乗場出入口4に仮設置される。
仮囲い10は、図2に示すように、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に配置される。この例では、縦柱6の乗場2側の面と、縦柱6の昇降路1側の面との間の範囲内に仮囲い10が配置される。また、仮囲い10は、出入口枠5に取り付けられる枠取付体11と、枠取付体11を介して出入口枠5に取り付けられ、乗場出入口4を塞ぐ塞ぎ板12とを有している。
枠取付体11は、塞ぎ板12よりも昇降路1側に配置される。また、枠取付体11は、図1に示すように、枠取付体本体13と、枠取付体本体13に設けられた複数の突っ張り具14とを有している。
枠取付体本体13は、格子状に組み立てられた複数の長手部材である縦材15及び横材16を有している。この例では、2本の縦材15と2本の横材16とが格子状に組み立てられて枠取付体本体13が構成されている。また、この例では、縦材15及び横材16のそれぞれの形状が長板状になっている。枠取付体本体13は、縦材15と横材16とを互いに溶接で接続して組み立ててもよいし、縦材15と横材16とを嵌め合わせて組み立ててもよい。
複数の突っ張り具14は、各縦材15及び各横材16のそれぞれに設けられている。各突っ張り具14は、一対の縦柱6の出入口側面6a及び上枠7の下面7aのそれぞれに押し付けられる。各突っ張り具14が一対の縦柱6の出入口側面6aに押し付けられた状態では一対の縦柱6間で枠取付体11が突っ張り、各突っ張り具14が上枠7の下面7aに押し付けられた状態では乗場2の床と上枠7との間で枠取付体11が突っ張る。枠取付体11は、一対の縦柱6間、及び乗場2の床と上枠7との間のそれぞれで突っ張った状態で、出入口枠5に保持される。
図3は、図2の縦材15に設けられている突っ張り具14を示す構成図である。縦材15に設けられている突っ張り具14は、縦材15を貫通するボルト17と、ボルト17の先端部に回転自在に取り付けられている押さえ板18と、押さえ板18と出入口枠5との間に介在する緩衝材であるゴム製のパッド19とを有している。
ボルト17は、縦材15に設けられているねじ穴に嵌められている。押さえ板18と縦材15との間の距離は、ボルト17を回すことにより調整可能になっている。押さえ板18は、ボルト17を縦柱6に向けて締め付けることにより、パッド19を介して縦柱6の出入口側面6aに押し付けられる。パッド19は、押さえ板18に固定されていてもよいし、押さえ板18に単に接触しているだけでもよい。
ボルト17には、止めナット20が嵌っている。押さえ板18がパッド19を介して縦柱6の出入口側面6aに押し付けられた状態では、止めナット20が縦材15に締め付けられることにより、ボルト17が緩むことが防止される。
横材16に設けられている突っ張り具14の構成も、縦材15に設けられている突っ張り具14の構成と同様である。従って、横材16に設けられている突っ張り具14では、横材16に設けられているねじ穴にボルト17が嵌められ、ボルト17の先端部に回転自在に設けられた押さえ板18がゴム製のパッド19を介して上枠7の下面7aに押し付けられる。
塞ぎ板12は、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に配置され、かつ枠取付体11よりも乗場2側に配置された状態で、乗場出入口4の全体を塞いでいる。この例では、塞ぎ板12が出入口枠5の内側に配置される。塞ぎ板12としては、例えば鉄板又は石膏ボードが用いられる。この例では、塞ぎ板12の形状が乗場出入口4の形状に合わせた形状になっている。塞ぎ板12の形状としては、例えば縦寸法が2000mmで横寸法が800mmの矩形状とされる。
塞ぎ板12の枠取付体11側の面には、複数の板状の取付用突起部21が上下方向に沿って設けられている。各取付用突起部21は、乗場出入口4の幅方向について縦材15と重なる位置に設けられている。各取付用突起部21には、上下方向に沿った長穴が設けられている。各縦材15には、取付用突起部21の長穴に通された締結具であるボルト22が嵌るねじ穴が設けられている。塞ぎ板12は、各取付用突起部21がボルト22で各縦材15に取り付けられることにより、枠取付体11に取り付けられる。
次に、エレベーターの改修工事の際、乗場ドアが撤去された乗場出入口4に仮囲い10を取り付ける方法について説明する。仮囲い10を乗場出入口4に取り付けるときには、まず、枠取付体11を出入口枠5に取り付ける。このとき、作業員は、乗場2で枠取付体11を出入口枠5に取り付けてもよいし、乗場2から乗場出入口4を通って昇降路1内のかごの上部に乗った後、昇降路1側から枠取付体11を出入口枠5に取り付けてもよい。
枠取付体11を出入口枠5に取り付けるときには、枠取付体11を出入口枠5の内側に配置する。この後、各突っ張り具14のボルト17を回しながら、各突っ張り具14の押さえ板18を各縦柱6の出入口側面6a及び上枠7の下面7aのそれぞれにパッド19を介して押し付ける。これにより、枠取付体11は、一対の縦柱6間で突っ張るとともに、乗場2の床と上枠7との間で突っ張った状態になる。これにより、枠取付体11が出入口枠5の内側で保持され、枠取付体11が出入口枠5に取り付けられる(枠取付体取付工程)。
この後、かごの上部に乗った作業員とは別の作業員が、乗場2で塞ぎ板12を運んで、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側の位置に塞ぎ板12を配置する。この例では、縦柱6の乗場2側の面と縦柱6の昇降路1側の面との間の範囲に塞ぎ板12を配置する。これにより、乗場出入口4が塞ぎ板12で塞がれる(塞ぎ板配置工程)。
この後、かごの上部に乗った作業員が、塞ぎ板12の各取付用突起部21の長穴に通したボルト22で各取付用突起部21を縦材15に締結する。これにより、塞ぎ板12が枠取付体11に取り付けられ、塞ぎ板12が枠取付体11を介して出入口枠5に取り付けられる。このとき、各取付用突起部21に長穴が設けられているので、縦材15のねじ穴の位置に対して取付用突起部21が上下方向へ少しずれていても、取付用突起部21の長穴が縦材15のねじ穴の位置に重なるようにすることができる(塞ぎ板取付工程)。
この後、かごの上部に乗った作業員は、他の階へかごを移動させた後、他の階の乗場出入口から乗場へ降りる。このようにして、仮囲い10を乗場出入口4に設置する。
このようなエレベーターの仮囲い10では、乗場出入口4を塞ぐ塞ぎ板12が出入口枠5に取り付けられ、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に塞ぎ板12が配置されるので、出入口枠5よりも乗場2側へ突出しないように仮囲い10を設置することができる。これにより、仮囲い10の設置スペースの縮小化を図ることができ、仮囲い10を乗場出入口4に設置しても、仮囲い10が乗場2を通る通行人の邪魔にならないようにすることができる。
また、塞ぎ板12は、枠取付体11を介して出入口枠5に取り付けられるので、枠取付体11によって出入口枠5に塞ぎ板12をより確実に取り付けることができる。
また、枠取付体11は、一対の縦柱6間で突っ張った状態で出入口枠5に取り付けられるので、出入口枠5に枠取付体11をより確実に取り付けることができるとともに、出入口枠5に穴をあける必要がなくなり、出入口枠5が傷付くことを防止することができる。これにより、出入口枠5の再利用を容易にすることができる。
また、仮囲い10の取付方法では、出入口枠5に枠取付体11を取り付けた後、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に塞ぎ板12を配置し、その後、塞ぎ板12を枠取付体11に取り付けるので、出入口枠5よりも乗場2側へ突出しないように仮囲い10を容易に設置することができ、仮囲い10の設置スペースの縮小化を容易に図ることができる。また、出入口枠5に塞ぎ板12をより確実に取り付けることができる。
なお、上記の例では、一対の縦柱6間で枠取付体11が突っ張るとともに、乗場2の床と上枠7との間でも枠取付体11が突っ張るようになっているが、突っ張り具14を縦材15にのみ設けて、枠取付体11が一対の縦柱6間でのみ突っ張るようにしてもよい。このようにしても、枠取付体11を出入口枠5に取り付けることができる。
また、上記の例では、押さえ板18と出入口枠5との間にパッド19が介在しているが、パッド19がなくても枠取付体11が一対の縦柱6間で突っ張ることができるので、パッド19はなくてもよい。
また、上記の例では、塞ぎ板12の取付用突起部21と縦材15とがボルト22で締結されるようになっているが、塞ぎ板12の取付用突起部21と縦材15とを締結する締結具として例えば番線を用いてもよい。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるエレベーターの仮囲いが出入口枠5に取り付けられている状態を示す縦断面図である。仮囲い10は、出入口枠5に取り付けられた状態で乗場出入口4を塞ぐ塞ぎ板12を有している。
塞ぎ板12の上端部は、U字状に曲げられたフック部12aになっている。フック部12aは、上枠7の昇降路1側の部分である曲げ部71に掛けられる。曲げ部71は、上枠7の下面7aの昇降路1側の端部から上方へ起立している部分である。塞ぎ板12の下端部は、乗場敷居8の敷居溝9に挿入される挿入部12bになっている。塞ぎ板12は、フック部12aが上枠7の曲げ部71に掛けられ、挿入部12bが乗場敷居8の敷居溝9に挿入された状態で、出入口枠5に取り付けられる。乗場出入口4を塞いでいるときの塞ぎ板12は、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に配置されている。この例では、出入口枠5の昇降路1側の面よりも昇降路1側に塞ぎ板12が配置される。
塞ぎ板12は、挿入部12bを持つ第1の板部材121と、第1の板部材121にスライド可能に設けられ、フック部12aを持つ第2の板部材122とを有している。
この例では、第2の板部材122が第1の板部材121に対して上下方向に沿ってスライド可能になっている。これにより、乗場出入口4の高さ方向についての塞ぎ板12の寸法は、第1の板部材121に対する第2の板部材122のスライドによって調整可能になっている。
第2の板部材122は、ボルト及びナットを含む複数の締結具123で第1の板部材121に固定されている。第2の板部材122には、締結具123のボルトがそれぞれ通される複数の貫通穴が設けられている。第1の板部材121には、締結具123のボルトがそれぞれ通される複数の長穴が設けられている。各長穴は、第2の板部材122が第1の板部材121に対してスライドされる方向に沿って第1の板部材121に設けられている。
塞ぎ板12では、各締結具123のボルト及びナットを緩めることにより第2の板部材122が第1の板部材121に対してスライド可能になり、各締結具123のボルト及びナットを締め付けることにより第2の板部材122が第1の板部材121に固定される。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、乗場ドアが撤去された乗場出入口4に仮囲い10を取り付ける方法について説明する。仮囲い10を乗場出入口4に取り付けるときには、まず、作業員が、乗場2から乗場出入口4を通って昇降路1内のかごの上部に乗る。この後、かごの上部に乗った作業員は、出入口枠5よりも昇降路1側に塞ぎ板12を配置し、乗場出入口4を塞ぎ板12で塞ぐ。このとき、各締結具123のボルト及びナットは緩めておき、第2の板部材122が第1の板部材121に対してスライド可能にしておく(塞ぎ板配置工程)。
この後、かごの上部に乗った作業員は、乗場出入口4の高さ方向についての塞ぎ板12の寸法を調整しながら、第2の板部材122のフック部12aを上枠7の曲げ部71に掛けるとともに、第1の板部材121の挿入部12bを乗場敷居8の敷居溝9に挿入する。この後、各締結具123のボルト及びナットを締め付けて、第2の板部材122を第1の板部材121に固定する。これにより、塞ぎ板12が出入口枠5に保持され、塞ぎ板12が出入口枠5に取り付けられる(塞ぎ板取付工程)。
このようなエレベーターの仮囲い10では、塞ぎ板12が、上枠7に掛けられた状態で出入口枠5に取り付けられるので、枠取付体11がなくても塞ぎ板12を出入口枠5に取り付けることができ、出入口枠5に塞ぎ板12を容易に取り付けることができる。
また、塞ぎ板12の下端部は、乗場敷居8の敷居溝9に挿入されるので、出入口枠5に塞ぎ板12を取り付けた状態をより確実に維持することができ、塞ぎ板12で乗場出入口4を塞いだ状態を安定して維持することができる。
また、塞ぎ板12は、第1の板部材121と、第1の板部材121にスライド可能に設けられた第2の板部材122とを有し、乗場出入口4の高さ方向についての塞ぎ板12の寸法が、第1の板部材121に対する第2の板部材122のスライドにより調整可能になっているので、乗場出入口4の高さ寸法に合わせて塞ぎ板12の寸法を調整することができる。これにより、高さの異なる乗場出入口4に対して共通の塞ぎ板12を適用することができ、塞ぎ板12の汎用性の向上を図ることができる。
また、仮囲い10の取付方法では、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に塞ぎ板12を配置した後、塞ぎ板12を出入口枠5に直接取り付けるので、枠取付体11を出入口枠5に取り付ける必要がなくなり、出入口枠5に対する塞ぎ板12の取り付け作業をさらに容易にすることができる。
なお、上記の例では、塞ぎ板12の下端部である挿入部12bが乗場敷居8の敷居溝9に挿入されるようになっているが、塞ぎ板12の下端部を敷居溝9に挿入しなくてもよい。この場合、塞ぎ板12の下端部が乗場敷居8の上面に載せられ、塞ぎ板12の上端部であるフック部12aが上枠7に掛けられた状態で、塞ぎ板12が出入口枠5に取り付けられる。このようにしても、乗場出入口4を塞ぐ位置に塞ぎ板12を配置することができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるエレベーターの仮囲いが出入口枠5に取り付けられている状態を示す縦断面図である。仮囲い10は、出入口枠5に取り付けられた状態で乗場出入口4を塞ぐ塞ぎ板12を有している。
乗場敷居8の敷居溝9には、挿入部材31が挿入されている。挿入部材31は、敷居溝9に嵌る厚さを持つ板状部材である。これにより、挿入部材31は、乗場敷居8に保持され、乗場敷居8に対するがたつきが抑制されている。また、挿入部材31が敷居溝9に挿入されている状態では、挿入部材31の上部が乗場敷居8の上面から上方へ突出している。挿入部材31を構成する材料としては、例えば金属、樹脂又はプラスチックが用いられている。
塞ぎ板12の構成は、実施の形態2の塞ぎ板12の構成と同様である。塞ぎ板12の下端部は、締結具であるボルト32によって挿入部材31に取り付けられる。
塞ぎ板12の下端部には、ボルト32が嵌る図示しないねじ穴が設けられている。挿入部材31の乗場敷居8の上面から突出する部分には、ボルト32が通される図示しない貫通孔が設けられている。塞ぎ板12の下端部は、挿入部材31の貫通孔に通されたボルト32が塞ぎ板12の下端部のねじ穴に嵌ることにより、挿入部材31に取り付けられる。他の構成は実施の形態2と同様である。
次に、乗場ドアが撤去された乗場出入口4に仮囲い10を取り付ける方法について説明する。仮囲い10を乗場出入口4に取り付けるときには、まず、実施の形態2と同様にして、かごの上部に乗った作業員が、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に塞ぎ板12を配置し、乗場出入口4を塞ぎ板12で塞ぐ(塞ぎ板配置工程)。
この後、かごの上部に乗った作業員は、乗場出入口4の高さ方向についての塞ぎ板12の寸法を調整しながら、第2の板部材122のフック部12aを上枠7の曲げ部71に掛ける。この後、かごの上部に乗った作業員は、乗場敷居8の敷居溝9に挿入部材31を挿入した後、挿入部材31に塞ぎ板12の下端部をボルト32で取り付ける。この後、かごの上部に乗った作業員は、各締結具123のボルト及びナットを締め付けて、第2の板部材122を第1の板部材121に固定する。これにより、塞ぎ板12が出入口枠5に保持され、塞ぎ板12が出入口枠5に取り付けられる(塞ぎ板取付工程)。
このようなエレベーターの仮囲い10では、乗場敷居8の敷居溝9に挿入された挿入部材31に塞ぎ板12の下端部が取り付けられるので、塞ぎ板12よりも小さくて取り扱いやすい挿入部材31を敷居溝9に挿入することができ、大きくて取り扱いにくい塞ぎ板12の下端部を敷居溝9に挿入する手間をなくすことができる。これにより、仮囲い10を乗場出入口4に設置する作業をさらに容易にすることができる。また、敷居溝9の幅に合わせて挿入部材31を加工することにより、挿入部材31を敷居溝9から外れにくくすることができる。従って、出入口枠5に塞ぎ板12を取り付けた状態をさらに安定させることができる。
なお、実施の形態2及び3では、第1の板部材121に対する第2の板部材122のスライドによって乗場出入口4の高さ方向についての塞ぎ板12の寸法が調整可能になっているが、塞ぎ板12の寸法が調整不可能で固定されていてもよい。このようにしても、塞ぎ板12の上端部であるフック部12aを上枠7の曲げ部71に上方から掛けることにより、出入口枠5に塞ぎ板12を取り付けることができる。この場合、塞ぎ板12において第1の板部材に対して第2の板部材を乗場出入口4の幅方向へスライド可能にし、乗場出入口4の幅方向についての塞ぎ板12の寸法が調整可能になるようにしてもよい。このようにすれば、乗場出入口4の幅方向の寸法に塞ぎ板12の寸法を合わせることができる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4によるエレベーターの仮囲いが出入口枠5に取り付けられている状態を示す正面図である。仮囲い10は、出入口枠5に取り付けられる枠取付体11と、枠取付体11を介して出入口枠5に取り付けられ、乗場出入口4を塞ぐ塞ぎ板12とを有している。
枠取付体11は、第1の長手部材41及び第2の長手部材42を有している。第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれは、第1のレール部材43と、第1のレール部材43に対してスライド可能な第2のレール部材44とを有している。第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの長手方向の寸法は、第1のレール部材43に対する第2のレール部材44のスライドによって調整可能になっている。
第2のレール部材44は、ボルト及びナットを含む複数の締結具45で第1のレール部材43に固定されている。第2のレール部材44には、締結具45のボルトがそれぞれ通される複数の貫通穴が設けられている。第1のレール部材43には、締結具45のボルトがそれぞれ通される長穴46が設けられている。長穴46は、第1のレール部材43の長手方向に沿って第1のレール部材43に設けられている。
第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれでは、各締結具45のボルト及びナットを緩めることにより第2のレール部材44が第1のレール部材43に対して長穴46に沿ってスライド可能になり、各締結具45のボルト及びナットを締め付けることにより第2のレール部材44が第1のレール部材43に固定される。
第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの一端部は第2のレール部材44の端部であり、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの他端部は第1のレール部材43の端部である。第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの一端部は、U字状に曲げられたフック部44aになっている。第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの他端部は、乗場敷居8の敷居溝9に挿入される挿入部43aになっている。
第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれは、フック部44aが上枠7の曲げ部71に掛けられ、挿入部43aが乗場敷居8の敷居溝9に挿入された状態で、出入口枠5に取り付けられる。出入口枠5に取り付けられているときの第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれは、乗場2から昇降路1に向けて乗場出入口4を見たとき、互いに交差している。
乗場出入口4を塞いでいるときの塞ぎ板12は、出入口枠5の乗場2側の面よりも昇降路1側に配置され、かつ枠取付体11よりも乗場2側に配置されている。塞ぎ板12の構成は、実施の形態1の塞ぎ板12の構成と同様である。
塞ぎ板12の枠取付体11側の面に設けられた複数の取付用突起部21には、貫通穴が設けられている。第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれには、取付用突起部21の貫通穴に通された締結具である番線によって、取付用突起部21が締結される。塞ぎ板12は、各取付用突起部21が第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれに締結されることにより、枠取付体11に取り付けられる。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、乗場ドアが撤去された乗場出入口4に仮囲い10を取り付ける方法について説明する。仮囲い10を乗場出入口4に取り付けるときには、まず、枠取付体11を出入口枠5に取り付ける。このとき、作業員は、乗場2で枠取付体11を出入口枠5に取り付けてもよいし、乗場2から乗場出入口4を通って昇降路1内のかごの上部に乗った後、昇降路1側から枠取付体11を出入口枠5に取り付けてもよい。
枠取付体11を出入口枠5に取り付けるときには、出入口枠5よりも昇降路1側に第1及び第2の長手部材41,42を配置する。このとき、各締結具45のボルト及びナットは緩めておき、第2のレール部材44が第1のレール部材43に対してスライド可能にしておく。また、このとき、第1の長手部材41と第2の長手部材42とが互いに交差するように配置する。
この後、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの長手方向の寸法を調整しながら、第2のレール部材44のフック部44aを上枠7の曲げ部71に掛けるとともに、第1のレール部材43の挿入部43aを乗場敷居8の敷居溝9に挿入する。この後、各締結具45のボルト及びナットを締め付けて、第2のレール部材44を第1のレール部材43に固定する。これにより、枠取付体11が出入口枠5に保持され、枠取付体11が出入口枠5に取り付けられる(枠取付体取付工程)。この後の手順は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベーターの仮囲い10では、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの一端部が上枠7に掛けられ、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの他端部が乗場敷居8の敷居溝9に挿入されることにより、枠取付体11が出入口枠5に取り付けられ、乗場出入口4を乗場2から見たとき、第1の長手部材41と第2の長手部材42とが互いに交差しているので、出入口枠5に枠取付体11を容易に取り付けることができるとともに、出入口枠5に枠取付体11を介して塞ぎ板12をより確実に取り付けることができる。
また、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの長手方向の寸法が調整可能になっているので、乗場出入口4の寸法に合わせて第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの長手方向の寸法を調整することができる。これにより、大きさの異なる乗場出入口4に対して共通の第1の長手部材41及び共通の第2の長手部材42を適用することができ、第1及び第2の長手部材41,42の汎用性の向上を図ることができる。
なお、上記の例では、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの長手方向の寸法が調整可能になっているが、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの長手方向の寸法が固定されていてもよい。このようにしても、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの一端部であるフック部44aを上枠7の曲げ部71に上方から掛けることにより、出入口枠5に枠取付体11を取り付けることができる。
また、上記の例では、乗場出入口4を乗場2から見たとき、第1の長手部材41と第2の長手部材42とが互いに交差しているが、第1の長手部材41と第2の長手部材42とが互いに交差していなくてもよい。
また、上記の例では、第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの他端部が乗場敷居8の敷居溝9に挿入されるようになっているが、乗場敷居8の敷居溝9に挿入された複数の挿入部材に第1及び第2の長手部材41,42のそれぞれの他端部を取り付けるようにしてもよい。この場合、挿入部材に対する第1及び第2の長手部材41,42の取付方法は、実施の形態3における挿入部材31に対する塞ぎ板12の取付方法と同様にされる。このようにすれば、敷居溝9の幅に合わせて挿入部材31を加工することにより、挿入部材31を敷居溝9から外れにくくすることができる。これにより、出入口枠5に枠取付体11を取り付けた状態をさらに安定させることができる。
また、実施の形態1及び4では、乗場出入口4の幅方向及び高さ方向についての塞ぎ板12の寸法が固定されているが、乗場出入口4の幅方向又は高さ方向についての塞ぎ板12の寸法を調整可能にしてもよい。この場合、塞ぎ板12は、第1の板部材と、第1の板部材に対してスライド可能な第2の板部材とを有しており、乗場出入口4の幅方向又は高さ方向についての塞ぎ板12の寸法は、第1の板部材に対する第2の板部材のスライドにより調整可能になる。
また、各上記実施の形態では、一対の乗場ドアが互いに逆方向へ移動する両開き式の乗場ドア装置が適用される乗場出入口4に仮囲い10を設置するようになっているが、低速乗場ドア及び高速乗場ドアが同じ方向へ移動する片開き式の乗場ドア装置が適用される乗場出入口に仮囲い10を設置するようにしてもよい。この場合、塞ぎ板12又は枠取付体11が出入口枠5に取り付けられるときに高速乗場ドア用の敷居溝が利用される。
また、各上記実施の形態では、塞ぎ板12の乗場2側の面に、乗場出入口4に近づかないようにするための注意喚起の表示が行われる。例えば、塞ぎ板12に貼ったシートに注意喚起の表示を印刷してもよい。
1 昇降路、2 乗場、4 乗場出入口、5 出入口枠、6 縦柱、7 上枠、8 乗場敷居、9 敷居溝、10 仮囲い、11 枠取付体、12 塞ぎ板、41 第1の長手部材、42 第2の長手部材、121 第1の板部材、122 第2の板部材。

Claims (17)

  1. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠に取り付けられ、前記出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に配置されるとともに前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板と、
    前記塞ぎ板よりも前記昇降路側に配置され、前記出入口枠に取り付けられる枠取付体と
    を備え
    前記枠取付体は、突っ張り具を有し、
    前記突っ張り具を前記出入口枠に押し付けることで、前記出入口枠に対して前記枠取付体が突っ張った状態となって前記枠取付体が前記出入口枠に取り付けられ、
    前記塞ぎ板は、前記枠取付体を介して前記出入口枠に取り付けられるエレベーターの仮囲い。
  2. 前記枠取付体は、ねじ穴が設けられた枠取付体本体を有し、
    前記突っ張り具は、前記ねじ穴に嵌めらたボルトを含み、
    前記ボルトを前記出入口枠に向けて締め付けることで、前記突っ張り具が前記出入口枠に押し付けられ、前記出入口枠に対して前記枠取付体が突っ張った状態となる請求項1に記載のエレベーターの仮囲い。
  3. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠に取り付けられ、前記出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に配置されるとともに前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板と、
    前記塞ぎ板よりも前記昇降路側に配置され、前記出入口枠に取り付けられる枠取付体と
    を備え
    前記塞ぎ板は、前記枠取付体を介して前記出入口枠に取り付けられ、
    前記枠取付体は、前記乗場出入口の下部に位置する乗場敷居に設けられている敷居溝に挿入されるとともに、前記上枠に掛けられた状態で、前記出入口枠に取り付けられるエレベーターの仮囲い。
  4. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠に取り付けられ、前記出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に配置されるとともに前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板と、
    前記塞ぎ板よりも前記昇降路側に配置され、前記出入口枠に取り付けられる枠取付体と
    を備え
    前記塞ぎ板は、前記枠取付体を介して前記出入口枠に取り付けられ、
    前記枠取付体は、第1の長手部材及び第2の長手部材を有し、
    前記第1及び第2の長手部材のそれぞれの一端部は、前記上枠に掛けられ、
    前記第1及び第2の長手部材のそれぞれの他端部は、前記乗場出入口の下部に位置する乗場敷居に設けられている敷居溝に挿入され、
    前記第1及び第2の長手部材は、前記乗場出入口を前記乗場から見たとき互いに交差しているエレベーターの仮囲い。
  5. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠に取り付けられ、前記出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に配置されるとともに前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板
    を備え
    前記塞ぎ板は、前記上枠に掛けられた状態で前記出入口枠に取り付けられるエレベーターの仮囲い。
  6. 前記塞ぎ板の下端部は、前記乗場出入口の下部に位置する乗場敷居に設けられている敷居溝に挿入される請求項に記載のエレベーターの仮囲い。
  7. 前記塞ぎ板の下端部は、前記乗場出入口の下部に位置する乗場敷居に設けられている敷居溝に挿入された挿入部材に取り付けられる請求項に記載のエレベーターの仮囲い。
  8. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠に取り付けられ、乗場ドアを前記乗場出入口から撤去した状態で、前記出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に配置されるとともに前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板
    を備えているエレベーターの仮囲い。
  9. 前記塞ぎ板よりも前記昇降路側に配置され、前記出入口枠に取り付けられる枠取付体を備え、
    前記塞ぎ板は、前記枠取付体を介して前記出入口枠に取り付けられる請求項に記載のエレベーターの仮囲い。
  10. 前記塞ぎ板は、第1の板部材と、前記第1の板部材にスライド可能に設けられた第2の板部材とを有し、
    前記乗場出入口の間口方向又は高さ方向についての前記塞ぎ板の寸法は、前記第1の板部材に対する前記第2の板部材のスライドにより調整可能となっている請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のエレベーターの仮囲い。
  11. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に塞ぎ板を配置し、前記塞ぎ板で前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板配置工程、
    前記塞ぎ板配置工程の後、前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付ける塞ぎ板取付工程、及び
    前記塞ぎ板配置工程の前に、突っ張り具を有する枠取付体を前記出入口枠に取り付ける枠取付体取付工程、
    を備え、
    前記枠取付体取付工程では、前記突っ張り具を前記出入口枠に押し付けて、前記出入口枠に対して前記枠取付体を突っ張った状態とすることで前記枠取付体を前記出入口枠に取り付け、
    前記塞ぎ板取付工程では、前記塞ぎ板を前記枠取付体に取り付けることにより、前記枠取付体を介して前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付けるエレベーターの仮囲いの取り付け方法。
  12. 前記枠取付体は、ねじ穴が設けられた枠取付体本体を有し、
    前記突っ張り具は、前記ねじ穴に嵌めらたボルトを含んでおり、
    前記枠取付体取付工程において、前記ボルトを前記出入口枠に向けて締め付けることで、前記突っ張り具を前記出入口枠に押し付けて、前記出入口枠に対して前記枠取付体を突っ張った状態とする請求項11に記載のエレベーターの仮囲いの取り付け方法。
  13. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に塞ぎ板を配置し、前記塞ぎ板で前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板配置工程、
    前記塞ぎ板配置工程の後、前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付ける塞ぎ板取付工程、及び
    前記塞ぎ板配置工程の前に、前記出入口枠に枠取付体を取り付ける枠取付体取付工程、を備え、
    前記枠取付体取付工程では、前記枠取付体は、前記乗場出入口の下部に位置する乗場敷居に設けられている敷居溝に挿入されるとともに、前記上枠に掛けられた状態で、前記出入口枠に取り付けられ、
    前記塞ぎ板取付工程では、前記塞ぎ板を前記枠取付体に取り付けることにより、前記枠取付体を介して前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付けるエレベーターの仮囲いの取り付け方法。
  14. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に塞ぎ板を配置し、前記塞ぎ板で前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板配置工程、
    前記塞ぎ板配置工程の後、前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付ける塞ぎ板取付工程、及び
    前記塞ぎ板配置工程の前に、第1の長手部材及び第2の長手部材を有する枠取付体を前記出入口枠に取り付ける枠取付体取付工程、
    を備え、
    前記塞ぎ板取付工程では、前記塞ぎ板を前記枠取付体に取り付けることにより、前記枠取付体を介して前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付け、
    前記枠取付体取付工程では、前記第1及び第2の長手部材のそれぞれの一端部を、前記上枠に掛け、前記第1及び第2の長手部材のそれぞれの他端部を、前記乗場出入口の下部に位置する乗場敷居に設けられている敷居溝に挿入し、前記第1及び第2の長手部材を、前記乗場出入口を前記乗場から見たときに互いに交差するように配置するエレベーターの仮囲いの取り付け方法。
  15. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に塞ぎ板を配置し、前記塞ぎ板で前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板配置工程、及び
    前記塞ぎ板配置工程の後、前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付ける塞ぎ板取付工程
    を備え
    前記塞ぎ板取付工程では、前記塞ぎ板が、前記上枠に掛けられた状態で前記出入口枠に取り付けられるエレベーターの仮囲いの取り付け方法。
  16. 乗場と昇降路とを互いに連通する乗場出入口から乗場ドアを撤去する工程、
    前記乗場出入口の両側部に位置する一対の縦柱と、前記乗場出入口の上部に位置し、前記一対の縦柱のそれぞれの上端部間に配置されている上枠とを有する出入口枠の前記乗場側の面よりも前記昇降路側に塞ぎ板を配置し、前記塞ぎ板で前記乗場出入口を塞ぐ塞ぎ板配置工程、及び
    前記塞ぎ板配置工程の後、前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付ける塞ぎ板取付工程
    を備えているエレベーターの仮囲いの取付方法。
  17. 前記塞ぎ板配置工程の前に、前記出入口枠に枠取付体を取り付ける枠取付体取付工程を備え、
    前記塞ぎ板取付工程では、前記塞ぎ板を前記枠取付体に取り付けることにより、前記枠取付体を介して前記塞ぎ板を前記出入口枠に取り付ける請求項16に記載のエレベーターの仮囲いの取付方法。
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