JPH06305671A - 乗場出入口の養生装置 - Google Patents
乗場出入口の養生装置Info
- Publication number
- JPH06305671A JPH06305671A JP9306393A JP9306393A JPH06305671A JP H06305671 A JPH06305671 A JP H06305671A JP 9306393 A JP9306393 A JP 9306393A JP 9306393 A JP9306393 A JP 9306393A JP H06305671 A JPH06305671 A JP H06305671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- landing
- curing device
- entrance
- old
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 出入口養生装置としてパネル材を設けること
なく、乗場ドア改造工事ができる乗場出入口の養生装置
を提供すること。 【構成】 旧ドア４の上部に貫通孔８を設けるととも
に、旧ドア４を乗場開口部を閉じた位置に保持するため
に、一端に三方枠２に係止可能なフック部９を有し、他
端に反乗場側へ貫通孔８を通して挿入される螺合体１０
と螺合して旧ドア４を三方枠２に緊締する螺合部１１を
有する係合体１２を備えた。
なく、乗場ドア改造工事ができる乗場出入口の養生装置
を提供すること。 【構成】 旧ドア４の上部に貫通孔８を設けるととも
に、旧ドア４を乗場開口部を閉じた位置に保持するため
に、一端に三方枠２に係止可能なフック部９を有し、他
端に反乗場側へ貫通孔８を通して挿入される螺合体１０
と螺合して旧ドア４を三方枠２に緊締する螺合部１１を
有する係合体１２を備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの乗場出入口
の養生装置に係り、特にエレベータの撤去新設工事に使
用するのに好適な乗場出入口の養生装置に関する。
の養生装置に係り、特にエレベータの撤去新設工事に使
用するのに好適な乗場出入口の養生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、既設エレベータの乗場ドアを改
造する工事は、稼働中のビル内で行なわれる。このため
工事中における防火区画の確保、利用者の侵入防止、粉
塵や斫り片の発散防止については万全の対策を施す必要
がある。
造する工事は、稼働中のビル内で行なわれる。このため
工事中における防火区画の確保、利用者の侵入防止、粉
塵や斫り片の発散防止については万全の対策を施す必要
がある。
【０００３】従来は、図３に示すようにエレベータの乗
場１に、乗場１を形成する三方枠２を完全に覆うような
パネル材３を組み立てることにより出入口の養生が行な
われていた。なお、４は乗場ドア、５はドアハンガ、６
はレール、７はレール６を保持するポケットである。
場１に、乗場１を形成する三方枠２を完全に覆うような
パネル材３を組み立てることにより出入口の養生が行な
われていた。なお、４は乗場ドア、５はドアハンガ、６
はレール、７はレール６を保持するポケットである。
【０００４】上記した出入口養生装置を構成するパネル
材３は、床面および壁面に対して垂直で、三方枠２の両
外側に立設される２枚の側板３ａと、これら側板３ａと
連結され出入可能なドアのついた正面板３ｂ、天井板３
ｃとから成っている。このようなパネル材３を配置した
後、乗場ドア４を外し、ポケット７を除去し、建屋の壁
を斫ることが行なわれ、その後、新たな乗場ドア４が据
付られる。
材３は、床面および壁面に対して垂直で、三方枠２の両
外側に立設される２枚の側板３ａと、これら側板３ａと
連結され出入可能なドアのついた正面板３ｂ、天井板３
ｃとから成っている。このようなパネル材３を配置した
後、乗場ドア４を外し、ポケット７を除去し、建屋の壁
を斫ることが行なわれ、その後、新たな乗場ドア４が据
付られる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のエレ
ベータの出入口養生は、上述のように構成されたパネル
材３を全階床に設置することとなるが、エレベータの乗
場ドア改造工事が大幅に増加し、高階床建築物が一般的
に建築される昨今では、作業性、安全性、経済性等様々
な方面で改善が求められており、作業性を考えてみる
と、上記パネル材３を各階に設置するため、このパネル
材３の組立、解体に特に多大な時間を要することになる
とともに、費用面でも非常に高価なものとなっていた。
ベータの出入口養生は、上述のように構成されたパネル
材３を全階床に設置することとなるが、エレベータの乗
場ドア改造工事が大幅に増加し、高階床建築物が一般的
に建築される昨今では、作業性、安全性、経済性等様々
な方面で改善が求められており、作業性を考えてみる
と、上記パネル材３を各階に設置するため、このパネル
材３の組立、解体に特に多大な時間を要することになる
とともに、費用面でも非常に高価なものとなっていた。
【０００６】本発明は、上記の従来の問題点を解消する
ためのもので、その目的は、出入口養生装置としてパネ
ル材を設けることなく、乗場ドア改造工事ができる乗場
出入口の養生装置を提供することになる。
ためのもので、その目的は、出入口養生装置としてパネ
ル材を設けることなく、乗場ドア改造工事ができる乗場
出入口の養生装置を提供することになる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、三方枠で仕切られた乗場出入口開口部を
開閉する乗場ドアの新旧ドア交換の際に用いられる乗場
出入口の養生装置において、前記旧ドア上部に貫通孔を
設けるとともに、この旧ドアを前記開口部を閉じた位置
に保持するために、一端に前記三方枠に係止可能なフッ
ク部を有し、他端に反乗場側へ前記貫通孔を通して挿入
される螺合体と螺合して前記旧ドアを前記三方枠に緊締
する螺合部を有する係合体を備え、前記旧ドアにより前
記開口部を遮蔽する構成としたものである。
に、本発明は、三方枠で仕切られた乗場出入口開口部を
開閉する乗場ドアの新旧ドア交換の際に用いられる乗場
出入口の養生装置において、前記旧ドア上部に貫通孔を
設けるとともに、この旧ドアを前記開口部を閉じた位置
に保持するために、一端に前記三方枠に係止可能なフッ
ク部を有し、他端に反乗場側へ前記貫通孔を通して挿入
される螺合体と螺合して前記旧ドアを前記三方枠に緊締
する螺合部を有する係合体を備え、前記旧ドアにより前
記開口部を遮蔽する構成としたものである。
【０００８】
【作用】本発明による乗場出入口の養生装置は、上述の
ように構成したため、乗場ドアを改造する時は、ポケッ
トのレールと連結させているドアハンガを外し、乗場ド
アを手で押えた状態で、係合体と乗場ドアの貫通孔に挿
入された螺合体により三方枠と乗場ドア上部を係合さ
せ、螺合体を締め込むことにより、三方枠と乗場ドア上
部は螺合体の押圧により緊締され、既設の乗場ドア自体
が昇降路に対する遮壁となり、従来の出入口養生装置と
同等に機能し、他に何らの遮壁を形成するパネル材等を
必要としない。
ように構成したため、乗場ドアを改造する時は、ポケッ
トのレールと連結させているドアハンガを外し、乗場ド
アを手で押えた状態で、係合体と乗場ドアの貫通孔に挿
入された螺合体により三方枠と乗場ドア上部を係合さ
せ、螺合体を締め込むことにより、三方枠と乗場ドア上
部は螺合体の押圧により緊締され、既設の乗場ドア自体
が昇降路に対する遮壁となり、従来の出入口養生装置と
同等に機能し、他に何らの遮壁を形成するパネル材等を
必要としない。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１および図２によ
り説明する。図１は乗場出入口の養生装置装着時の乗場
出入口の平断面図、図２は養生装置の装着要領を示す分
解見取図である。
り説明する。図１は乗場出入口の養生装置装着時の乗場
出入口の平断面図、図２は養生装置の装着要領を示す分
解見取図である。
【００１０】図において、８は旧ドア４の上部に設けら
れた貫通孔、１２は旧ドア４を乗場１の開口部を閉じた
位置に保持するために一端に三方枠２に係止可能なフッ
ク部を有し、他端に反乗場側から貫通孔８を通して挿入
される螺合体１０と螺合して旧ドア４を三方枠２に緊締
する螺合部１１を有する係合体、１３は反乗場側に突出
した螺合体１０に螺合してばね１４を圧縮するダブルナ
ット、１５は左右側にそれぞれ螺合体１０を挿通する貫
通孔を有して２枚の旧ドア４の合わせ目の折れを防ぐ横
桟で、他の符号は図３における同じ部分を示す。
れた貫通孔、１２は旧ドア４を乗場１の開口部を閉じた
位置に保持するために一端に三方枠２に係止可能なフッ
ク部を有し、他端に反乗場側から貫通孔８を通して挿入
される螺合体１０と螺合して旧ドア４を三方枠２に緊締
する螺合部１１を有する係合体、１３は反乗場側に突出
した螺合体１０に螺合してばね１４を圧縮するダブルナ
ット、１５は左右側にそれぞれ螺合体１０を挿通する貫
通孔を有して２枚の旧ドア４の合わせ目の折れを防ぐ横
桟で、他の符号は図３における同じ部分を示す。
【００１１】以上のような構成において、旧乗場ドア４
で乗場出入口の開口部を塞ぐには、図２に示すように乗
場側作業員が係合体１２のフック部９を三方枠２に係止
させた状態で保持するとともに、反乗場側作業員が螺合
体１０をドア４の貫通孔８を挿通し係合体１２の螺合部
１１に螺合させ、さらに、横桟１５の左右の貫通孔を螺
合体１０に挿通させ、つづいて、ばね１４、ばね座１６
を同様に挿通しダブルナット１３を各々螺合体にばね１
４が圧縮されるまで螺進させることにより、乗場ドア４
の上部を押圧することになり三方枠２の上部と乗場ドア
４の上部は緊締される。図１はこの時の状態を示してい
る。
で乗場出入口の開口部を塞ぐには、図２に示すように乗
場側作業員が係合体１２のフック部９を三方枠２に係止
させた状態で保持するとともに、反乗場側作業員が螺合
体１０をドア４の貫通孔８を挿通し係合体１２の螺合部
１１に螺合させ、さらに、横桟１５の左右の貫通孔を螺
合体１０に挿通させ、つづいて、ばね１４、ばね座１６
を同様に挿通しダブルナット１３を各々螺合体にばね１
４が圧縮されるまで螺進させることにより、乗場ドア４
の上部を押圧することになり三方枠２の上部と乗場ドア
４の上部は緊締される。図１はこの時の状態を示してい
る。
【００１２】なお、以上螺合体を反乗場側から挿通させ
たがこの逆に作業することも可能である。更に本実施例
では左右の係合体を三方枠の立枠に係合させたが、三方
枠の上枠に係合させても良い。
たがこの逆に作業することも可能である。更に本実施例
では左右の係合体を三方枠の立枠に係合させたが、三方
枠の上枠に係合させても良い。
【００１３】
【発明の効果】以上説明のように構成してあるので、乗
場ドアの改造に際し、既設の乗場ドアを三方枠に緊締で
き、これにより既設の乗場ドアとは無関係にポケット、
レール、ドアハンガの取り外し、取り付けができ、しか
も、既設の乗場ドア自体が昇降路に対する遮壁を形成
し、耐火機能を備えるとともに、乗場側に対する防塵機
能も有するので、他に遮壁を形成する特別のパネル材等
を必要とせず、この乗場ドア改造作業の能率向上を実現
できるとともに、改造のための経費を従来に比べて節減
できる効果がある。
場ドアの改造に際し、既設の乗場ドアを三方枠に緊締で
き、これにより既設の乗場ドアとは無関係にポケット、
レール、ドアハンガの取り外し、取り付けができ、しか
も、既設の乗場ドア自体が昇降路に対する遮壁を形成
し、耐火機能を備えるとともに、乗場側に対する防塵機
能も有するので、他に遮壁を形成する特別のパネル材等
を必要とせず、この乗場ドア改造作業の能率向上を実現
できるとともに、改造のための経費を従来に比べて節減
できる効果がある。
【図１】本発明の乗場出入口の養生装置の一実施例を示
す乗場出入口の平断面図である。
す乗場出入口の平断面図である。
【図２】図１の乗場出入口の養生装置の分解見取図であ
る。
る。
【図３】従来の乗場出入口の養生装置を示す側断面図で
ある。
ある。
２ 三方枠 ４ 乗場ドア ８ 貫通孔 ９ フック部 １０ 螺合体 １１ 螺合部 １２ 係合体 １３ ダブルナット １４ ばね １５ 横桟
Claims (1)
- 【請求項１】 三方枠で仕切られた乗場出入口開口部を
開閉する乗場ドアの新旧ドア交換の際に用いられる乗場
出入口の養生装置において、前記旧ドア上部に貫通孔を
設けるとともに、この旧ドアを前記開口部を閉じた位置
に保持するために、一端に前記三方枠に係止可能なフッ
ク部を有し、他端に反乗場側へ前記貫通孔を通して挿入
される螺合体と螺合して前記旧ドアを前記三方枠に緊締
する螺合部を有する係合体を備え、前記旧ドアにより前
記開口部を遮蔽することを特徴とする乗場出入口の養生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306393A JPH06305671A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 乗場出入口の養生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306393A JPH06305671A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 乗場出入口の養生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06305671A true JPH06305671A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14072063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9306393A Pending JPH06305671A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 乗場出入口の養生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06305671A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018118841A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの仮囲い、及びエレベーターの仮囲いの取付方法 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP9306393A patent/JPH06305671A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018118841A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの仮囲い、及びエレベーターの仮囲いの取付方法 |
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