JPH0549597B2 - - Google Patents

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JPH0549597B2
JPH0549597B2 JP27589086A JP27589086A JPH0549597B2 JP H0549597 B2 JPH0549597 B2 JP H0549597B2 JP 27589086 A JP27589086 A JP 27589086A JP 27589086 A JP27589086 A JP 27589086A JP H0549597 B2 JPH0549597 B2 JP H0549597B2
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JP
Japan
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side frame
frame
fixed
sill
fixing
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JP27589086A
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Takashi Asano
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Fuji Tetsuku Kk
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Fuji Tetsuku Kk
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータの乗場出入口に設けられ
る乗場三方枠の固定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の乗場三方枠の固定装置を第7図〜第11
図により説明する。
第7図は乗場三方枠をエレベータの昇降路側か
ら見た全体図、第8図は第7図のA−A拡大断面
図、第9図は第8図のB−B拡大断面図、第10
図は乗場三方枠の側枠と上枠との固定方法を示す
図、第11図は側枠と乗場シルとの固定方法を示
す図である。
第7図〜第9図に於いて、側枠1,2及び上枠
3により、三方枠の要部が構成されている。4は
ドアハンガー(図示省略)を介して乗場ドア5,
6の開閉移動を案内するハンガーレール7が固定
されたハンガーケースであり、建築壁8に打ち込
まれたアンカーボルト9に固定されたブラケツト
10に、ボルト・ナツト11を介して固定されて
いる。
12は上枠3に溶接されたスペーサであり、ハ
ンガーケース4の下端部に溶接されたナツト13
に、丸頭ボルト14によつて螺着されることによ
り、ハンガーケース4と上枠3とが固定される。
15は丸頭ボルト14の螺着作業を行うための切
り欠きである。16は建築壁8に打ち込まれたア
ンカーボルトであり、鉄筋17を介して上枠3と
溶接にて固定されている。18はハンガーケース
4に固定されたカバー、19はドア5,6をガイ
ドする乗場シルである。
次に、この従来装置における側枠1と上枠3と
の固定方法を第10図により説明する。20は側
枠1の上端に溶接されたブラケツトであり、上枠
3と側枠1とを固定するためのボルト21の取付
穴22が空けられている。一方、上枠3側にも同
様の取付穴23が空けられており、双方の取付穴
22,23を重合して、図示のように座金を挟ん
で、ボルト21とナツト24を螺合することによ
り、上枠3と側枠1とを固定するものである。そ
の後、予め側枠1に溶接されている補強材25
と、建築壁8に打ち込まれたアンカーボルト26
とを、鉄筋27を介して溶接するものである。
第11図は側枠1とシル19との固定方法を示
す図であり、30はシル19を乗場床に固定する
ための支持具、31はこの支持具30にねじ止め
されたブラケツト、32は側枠1の下端に溶接さ
れたブラケツトであり、第10図の場合と同様
に、両ブラケツト31,32に空けた取付穴33
を介して、ボルト34、ナツト35を螺合するこ
とにより、側枠1とシル19とを固定するもので
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来装置は、上枠3にはスペーサ12の溶
接、また、側枠1には上下両端にブラケツト2
0,32の溶接が必要であるため、工場での製作
作業に時間がかかるという問題があつた。更に、
側枠1と上枠3の固定に於いてはナツト24の締
め付けの際に、また側枠1とシル19の固定に於
いてはボルト34の締め付けの際に、それぞれ側
枠1の内側に手を入れて作業を行わねばならない
ため、現場での据付作業に時間がかかるという問
題があつた。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は側枠の形状を断面リツプみぞ形状と
し、このリツプを2枚のブラケツトで内外から挟
み、このうちの外側のブラケツトを利用して、側
枠と上枠及び側枠とシルとを固定する構成とした
ものである。
〔作用〕
本発明によれば、上枠へのスペーサの溶接及び
側枠へのブラケツトの溶接という溶接作業を廃止
できるとともに、側枠の内側に手を入れなければ
ならない作業を廃止することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第6図により説明す
る。第1図は上枠の側端部を示す図、第2図は側
枠の上端部を示す図、第3図は側枠と上枠の固定
方法を示す図、第4図は乗場三方枠を組み立てた
状態を昇降路側から見た図、第5図は第4図のC
−C断面図、第6図は側枠とシルの固定状態を示
す図である。
まず第1図に示すように、上枠40にはボルト
41及び後述するボルト42の取付穴43が空け
られており、ここにナツト44a,44b,44
cが溶接されたL型ブラケツト44を重合して、
ボルト41をナツト44bに螺合することによ
り、L型ブラケツト44を上枠40に固定する。
一方、第2図に示すように側枠45は断面がリ
ツプみぞ形状に形成され、L型ブラケツト46,
47で両リツプ45a,45aを挟み、L型ブラ
ケツト46に空けられた丸穴を介して、L型ブラ
ケツト47に溶接されたナツト47b(第4図参
照)にボルト48を螺合することによつて、L型
ブラケツト46,47を側枠45に固定する。ま
た、L型ブラケツト46の一片には後述するボル
ト42の取付穴46aが空けられており、またL
型ブラケツト47の一片には前述のボルト41の
頭が十分に入るバカ穴47aが空けられている。
上記側枠45と上枠40は第3図に示すように
側枠45に固定したL型ブラケツト46の取付穴
46a、第1図に示す上枠40の取付穴43を介
してボルト42をナツト44cに螺合することに
より、固定されるものである。
上記固定状態を第4図及び第5図によつて更に
詳しく説明すると、ボルト41はL型ブラケツト
44の上枠40への固定専用であり、その頭部は
L型ブラケツト47のバカ穴47a内に収納され
るため、L型ブラケツト47と干渉することはな
い。また、ボルト48はL型ブラケツト46,4
7の側枠45への固定専用であり、L型ブラケツ
ト47はL型ブラケツト46と共に両リツプ45
a,45aを挟むことにより、L型ブラケツト4
6,47を側枠45に固定するために使用されて
いる。従つて、ボルト42をナツト44cに螺合
するのみで側枠45と上枠40とを固定すること
ができるのである。尚、49はナツト44aと螺
合することにより、ハンガーケース4をL型ブラ
ケツト44に固定するための丸頭ボルトである。
また、50は側枠45のリツプ45aに溶接され
た補強材で、乗場三方枠を組み立てた後、建築壁
8に予め打ち込まれたアンカーボルト51に鉄筋
52を介して溶接にて固定される。
次に、側枠45とシル19の固定方法を第4図
〜第6図によつて説明する。側枠45の下端には
上端の場合と同様に、L型ブラケツト53,54
によつてリツプ45aを挟み、L型ブラケツト5
3に空けられた丸穴を介して、L型ブラケツト5
4に溶接されたナツト54aにボルト56を螺合
するようになつている。尚、L型ブラケツト53
の一片にはボルト57の取付穴53aが空けられ
ているが、L型ブラケツト54の一片には、第2
図の場合とは異なり、穴を空けておく必要はな
い。58はシル19を固定するための支持具であ
り、シル19を建築壁8へ固定するためのL型ブ
ラケツト59の一片とシル19に挟まれ、ボル
ト・ナツト60によつてシル19に固定されてい
る。61は支持具58にボルト・ナツト62によ
つて固定されたL型ブラケツトであり、一片には
ナツト61aが溶接され、取付穴53aを介し
て、ボルト57をナツト61aに螺合することに
より、L型ブラケツト53と61が固定されるよ
うになつている。従つて、側枠45と上枠40と
の固定の場合と同様に、ボルト57をナツト61
aに螺合するのみで側枠45とシル19とを固定
することができる。
尚、63はキツクプレート64を支持具58に
固定するねじ、65は建物の天井部仕上面、66
は同じく床仕上面である。
以上本発明の実施例を説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではない。例えば、上
記実施例では側枠45と上枠40又はシル19と
の固定に1組のボルト及びナツト42及び44c
又は57及び61aを使用しているが、より強固
に固定するために2組以上使用しても良い。また
側枠45の内側に使用されるL型ブラケツト47
及び54は、外側のL型ブラケツト46及び53
とともにリツプ45aを挟むことができれば良い
ため、L型ブラケツト47及び54の代わりに側
枠45の開口部45b以上の巾を有する平板状と
することもできる。更に、上記実施例では、ハン
ガーケース4を上枠40に固定するためのL型ブ
ラケツト44を挟んで、L型ブラケツト46を上
枠40に固定しているが、L型ブラケツト46を
上枠40に直接固定し、ハンガーケース4固定用
のL型ブラケツト44と分離することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、工場で
の乗場三方枠の製作に於いて溶接作業を大幅に削
減することができるため、製作が容易になるとい
う効果がある。
また、乗場三方枠の据付作業に於いても、従来
のように側枠の内側に手を入れて作業を行う必要
がなくなるため、据付作業が容易になり、据付作
業時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示す図であ
り、第1図は上枠の側端部を示す図、第2図は側
枠の上端部を示す図、第3図は側枠と上枠との固
定方法を示す図、第4図は乗場三方枠を組み立て
た状態を昇降路側から見た図、第5図は第4図の
C−C断面図、第6図は側枠とシルの固定状態を
示す図である。第7図〜第11図は従来の乗場三
方枠の固定装置を示す図であり、第7図は乗場三
方枠を昇降路側から見た全体図、第8図は第7図
のA−A拡大断面図、第9図は第8図のB−B拡
大断面図、第10図は側枠と上枠との固定方法を
示す図、第11図は側枠とシルの固定方法を示す
図である。 1,2,45……側枠、5,6……乗場ドア、
3,40……上枠、19……シル、44,46,
47,53,54,61……L型ブラケツト、4
5a……リツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上枠と側枠とにより乗場三方枠の要部が構成
    され、上記側枠の下端部がシルに固定される構成
    をなすエレベータの乗場出入口装置において、 上記側枠は断面リツプみぞ形状をなし、この両
    リツプを上記側枠の内外面から挟んだ構成の挟持
    具が、上記側枠の上下両端部にそれぞれ配置され
    ており、 上端部の挟持具の側枠外面側の一片と上枠とが
    固定されることにより、上枠と側枠が固定されて
    おり、下端部の挟持具の側枠外面側の一片とシル
    とが固定されることにより、側枠とシルとが固定
    されている構成であることを特徴とするエレベー
    タの乗場出入口装置。
JP27589086A 1986-11-18 1986-11-18 エレベ−タの乗場出入口装置 Granted JPS63127992A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27589086A JPS63127992A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 エレベ−タの乗場出入口装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP27589086A JPS63127992A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 エレベ−タの乗場出入口装置

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JPS63127992A JPS63127992A (ja) 1988-05-31
JPH0549597B2 true JPH0549597B2 (ja) 1993-07-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2445616T3 (es) * 2005-01-06 2014-03-04 Otis Elevator Company Entrada de caja de ascensor con ajuste por salto elástico
JP6419049B2 (ja) * 2015-09-17 2018-11-07 株式会社日立製作所 エレベータ
JP6174108B2 (ja) * 2015-12-25 2017-08-02 東芝エレベータ株式会社 エレベータの三方枠の据付構造

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