JP3218321B2 - 吹払式防雪柵の折畳・架設方法及び折畳・架設装置 - Google Patents
吹払式防雪柵の折畳・架設方法及び折畳・架設装置Info
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Description
沿い構築して防雪及び防風する吹払式防雪柵の折畳・架
設方法及び折畳・架設装置に関するものである。
んだ支柱の間に複数段の防雪板からなる折畳式の防雪板
群を昇降可能に架設して、冬季に、折畳式の防雪板群の
各防雪板を適宜の上下間隔を置き斜めに架設し、各防雪
板の間で吹雪や強風を斜め下向きに流通せしめ道路面等
に向けて送り込み(図1A参照)、道路面等の積雪や吹
き溜り等を減少しドライバーの視界を高めるなどして防
雪、防風する吹払式の防雪柵が構築されている。降雪等
の季節が終わると、防雪板群を支柱から取り外して支柱
下部の背面側に突設した格納枠間に防雪板群を折り畳み
配置して格納する構造になつている。また、支柱下部の
裏面側に適度の間隔を置き取り付けたウインチ及びロー
プで防雪板群の下段防雪板を昇降して、防雪板群を折り
畳み支柱の上部又は下部に折り畳み格納したり又は架設
する吹払式防雪柵の折畳・架設装置を先に開発して提案
した(例えば特開平9−105114号公報)。
などの季節が終わると防雪板群を折り畳み格納し、冬季
になると支柱の間に防雪板群を吹払式に架設され、その
折り畳み格納及び架設のいずれでもロープで防雪板群を
一時的に上昇して折り畳んだ後に下降し、又は折り畳ん
だ防雪板群をそのまま上昇した後に下降する面倒な操作
が必要となり、その操作に多くの手数、手間を要する。
また、先に開発した前記の吹払式防雪柵の折畳・架設装
置は、支柱の上部間又は下部間に各防雪板を重ねて水平
状に格納するため、不安定な格納状態になり上面に塵芥
等が付着するなどの課題がある。
めに開発されたものであり、その目的とする処は、防雪
板群の最上段防雪板をローブで吊支して下降し、防雪板
群を支柱の下部背面側のガイド兼折畳格納枠に導入して
折り畳み格納したり、同様に上昇して、防雪板群を支柱
の間に導入して固定し傾斜した吹払式に架設し、また防
雪板群の機構を簡素化して、防雪板群の折り畳み格納性
能、架設性能を向上した吹払式防雪柵の折畳・架設方法
及び折畳・架設装置を提供するにある。
斜めに架設した上側防雪板の支軸と下側防雪板の上端部
の間を順次にリンクで枢着して折り畳み可能に連結し、
上側のリンク下部に当接して防雪板の拡開角度を規制し
たストッパーを各下側防雪板の上端部に設け、最上段防
雪板と次段防雪板の下端部の間を着脱される振止バーで
連結して、各防雪板を上下間隔を置き斜めに連結した折
り畳み可能な複数段の防雪板からなる折畳式の防雪板群
とし、最上段防雪板の支軸をロープで吊持して防雪板群
を支柱側部のガイドで下降して、各防雪板を各支柱下部
の背面側に連設した両支柱のガイド兼折畳格納枠に導入
しかつ振止バーの少なくとも一方の連結を外すことによ
り、各防雪板は斜め配置のままで下降されて、両ガイド
兼折畳格納枠の間に防雪板群を容易に縦配置で安定させ
て折り畳み格納でき、同様に防雪板群をロープで吊持し
両ガイド兼折畳格納枠から支柱側部でガイドして上昇
し、最上段防雪板及び最下段防雪板を支柱に固定しかつ
最上段防雪板と次段防雪板の下端部間を振止バーで連結
することにより、各防雪板は、容易に上昇されて両支柱
間に上下間隔を置きかつ各リンクに当接したストッパー
で所定の斜めに安定されて架設可能となり、各防雪板が
両支柱間で上下間隔を置きかつ所定の斜め吹き払い配置
に精度良く容易に架設されるなど、優れた折り畳み格納
性能、架設性能を有する。また、上部支柱を水平状に倒
すことにより、折り畳み格納性能をさらに高めている。
段の防雪板等を備え、上側防雪板の支軸と下側防雪板の
上端部との間を順次にリンクで枢着して折り畳み可能に
連結し、上側のリンク下部に当接するストッパーを各下
側防雪板の上端部に設けて、ストッパーで防雪板の拡開
角度を規制して各防雪板を上下間隔を置き斜め配置とす
る機構とし、最上段防雪板と次段防雪板の下端部との間
を着脱される振止バーで連結して構成した折畳式の防雪
板群として、防雪板群を両支柱の間に昇降可能に架設
し、各支柱の下部の背面側にガイド兼折畳格納枠を連設
して、防雪板群の最上段防雪板の支軸を吊持して昇降す
るロープ及びロープ操作用のウインチを組み合わせた吹
払式防雪柵の折畳・架設装置に特徴を有し、前記の各リ
ンクとストッパー及び振止バーにより、各防雪板の連結
機構を簡素化して容易に縦配置で効果的に安定した状態
に折り畳み格納可能とし、各防雪板が所定の斜め角度に
精度良く安定して架設され、ロープで最上段防雪板の支
軸を吊持して下降する程度で折り畳み格納し、上昇して
振止バーを連結する程度で架設位置に配置できるなど、
折り畳み格納性能、架設性能を効果的に高めている。さ
らに、各支柱は、基部支柱及び基部支柱上にヒンジ連結
機構及び着脱される固着手段で倒立可能に連結した上部
支柱によって構成したことにより、支柱の倒立性能、格
納性能を高めるなど、総合的に優れた折り畳み格納性
能、架設性能を発揮する。
例を示している。図中1は基部支柱1aと上部支柱1b
等からなる支柱、1cは支柱の両側に設けたガイド溝、
2は支柱の道路等の側に付設した補強枠、3は複数段の
防雪板3aと支軸3b、リンク3c、ストツパー3d及
び振止バー3e等からなる折畳式の防雪板群、4は支柱
及び補強枠に設け着脱される固着手段4aを備えたヒン
ジ連結機構、5は支柱の下部、即ち基部支柱1aの背面
側に斜めに連設したガイド兼折畳格納枠、6はガイド兼
折畳格納枠の先端部上に設けたウインチ9の架台、7は
各支柱の上端部に設けた滑車、8はロープである。
めに架設した上側防雪板の支軸3bと下側防雪板の上端
部の間を順次にリンクで枢着して折り畳み可能に連結
し、上側のリンク3c下部に当接して防雪板の拡開角度
を規制したストッパー3dを各下側防雪板の上端部に設
け、最上段防雪板と次段防雪板の両下端部の間を着脱さ
れる振止バー3eで連結して、各防雪板3aを上下間隔
を置き斜めに連結した折り畳み可能な複数段の防雪板3
aからなる折畳式の防雪板群3とし、最上段防雪板の支
軸3bをロープ8で吊持して防雪板群3を支柱1側部の
ガイドで下降し、各防雪板3aを各支柱下部の背面側に
連設した両支柱のガイド兼折畳格納枠5に導入しかつ振
止バー3eの少なくとも一方の連結を外して折り畳み格
納し、最上段防雪板の支軸3bをロープ8で吊持して防
雪板群3を両ガイド兼折畳格納枠5から支柱1側部のガ
イドで上昇して、最上段防雪板及び最下段防雪板を支柱
1に固定11し最上段防雪板と次段防雪板の下端部間を
振止バー3eで連結して、各防雪板3aを両支柱1に上
下間隔を置き各リンク3cに当接したストッパー3dで
斜めに架設することを特徴とする吹払式防雪柵の折畳・
架設方法になっている。
法において、折畳ガイド兼格納枠5間に各防雪板3aを
重ね合わせた折り畳み格納した際に、上部支柱1bを基
部支柱1a上で水平状に倒して格納し、防雪板群3を支
柱1の間に架設する際に、上部支柱1bを立てて固着1
1することを特徴とする吹払式防雪柵の折畳・架設方法
になつている。
防雪板3a等を備え、上側防雪板の支軸3bと下側防雪
板の上端部との間を順次にリンク3cで枢着して折り畳
み可能に連結し、上側のリンク3c下部に当接して防雪
板の拡開角度を規制したストッパー3dを各下側防雪板
の上端部に設けて、ストッパー3dで各リンク3cに対
する防雪板の拡開角度を規制し各防雪板を上下間隔を置
き斜め配置とする機構とし、最上段防雪板と次段防雪板
の下端部との間を着脱される振止バー3eで連結して構
成した折畳式の防雪板群3として、防雪板群3を両支柱
1の間に昇降可能に架設し、各支柱1下部の背面側にガ
イド兼折畳格納枠5を連設して、防雪板群3の最上段防
雪板の支軸3bを吊持して昇降するロープ8及びロープ
操作用のウインチ9を組み合わせたことを特徴とする吹
払式防雪柵の折畳・架設装置になっている。
置において、各支柱1は、基部支柱1aと、基部支柱1
a上にヒンジ連結機構4及び着脱される固着手段4aで
倒立可能に連結した上部支柱1bとによつて構成したこ
とを特徴とする吹払式防雪柵の折畳・架設装置になつて
いる。
H形鋼や角形鋼等で形成し、基礎コンクリート12にア
ンカー金具13等で建て込んだ基部支柱1aと、基部支
柱1a上にヒンジ連結機構4及び着脱される固着手段4
a等で倒立可能に連結した上部支柱1b及び補強枠2等
からなり、各支柱1の両側部に各防雪板3aの支軸3b
端部を昇降可能に支持するガイド溝1cを設け(例えば
H形鋼の場合は両側の溝部で形成、角形鋼の場合はガイ
ド溝材を付設)、適度の間隔を置き建て込み、両支柱1
の側部間に折畳式の防雪板群3を架設し昇降して折り畳
み可能に支持している。
部支柱1aと上部支柱1b及び補強枠2の下部と上部を
蝶番等のヒンジ連結機構4で倒立可能に連結するととも
に、ヒンジ連結機構4の下板部と上板部を着脱される固
着手段4a(複数のボルト・ナツト等)で固着した構造
になつている。防雪板群3を折り畳み格納する場合に
は、固着手段4aを取り外してヒンジ連結機構4を介し
上部支柱1bを隣接した支柱側に倒して水平状に格納し
(図2B,図3参照)、防雪板群3を支柱1の間に架設
する場合は、上部支柱1bを立てて固着手段4aで固着
する構造になつている(図1,図4参照)。
を突設した複数段の防雪板3a(図示例は4枚)と、こ
の上側防雪板の支軸3bと次段側防雪板の上端部間に軸
支して各防雪板3aを順次に枢着(軸支)して連結した
リンク3cと、各次段側防雪板の上端部に設けてリンク
3cの拡開角度を抑制するストッパー3d、及び最上段
防雪板と次段防雪板の下端部間に着脱可能に軸支して連
結した振止バー3e等からなり、図1A及び図4に示す
ように各防雪板3aの両支軸3b(必要に応じローラー
付設)を支柱1の両側に設けたガイド溝1cに昇降可能
に嵌装して、最上段防雪板と最下段防雪板を支柱1の上
部と下部にボルトやピン等で固定11すると、各防雪板
3aが適度の上下間隔を置き所定の斜め角度に架設され
(図1A,図4参照)、各防雪板3aで吹雪や風等を下
方斜め向きの偏向流Zにして、路面等の積雪や吹き溜ま
りなどを吹き払ってドライバーの視界を高め防雪、防風
する。また、各防雪板3aを下降してガイド兼格納枠5
間に導入して折り畳み格納する構造になっている(図2
B及び図3参照)。
部、即ち基部支柱1aの上部背面側に連設し、この両側
に各支柱1の両ガイド溝1cに連通したガイド部5aを
形成して、各防雪板3aの支軸3bを各支柱1のガイド
溝1cから導入して防雪板群3を折り畳み格納し、ある
いは、防雪板群3をガイド部5aから上部支柱1のガイ
ド溝1cに導入して吹き払い態勢に架設する構造になつ
ている。
の先端部にウインチ9の架台6を設け、各支柱1の上端
部にロープ8の滑車7を設けて、防雪板群3の最上段防
雪板3aの支軸3bにフツク等で連結したワイヤ8を滑
車7を介しウインチ9で操作して、防雪板群3を下降し
てガイド兼折畳格納枠5の間に格納し、あるいは、上昇
して支柱1の間に架設する構造になつている。前記の架
台6に代えて、図1に点線で示すように支柱1の背面側
にアーム6aを適宜の手段で着脱可能に突設して、この
アーム6aの先端部にウインチ9を適宜の手段で装着す
る構造にすることも可能である。
び図4に示すように支柱1の間に、吹払式の防雪板群3
の各防雪板3aを適度の上下間隔を置き配置して、最上
段防雪板及び最下段防雪板を固着手段11で固着する
と、各防雪板3aに連結したリンク3cがストツパー3
dによる拡開角度の抑制で図示のような所定の傾斜角度
に固定され、最上段防雪板も振止バー3eで所定の傾斜
角度に固定されて、各防雪板3aで吹雪きや風等を下向
きの偏向流Zにして、路面等の積雪や吹き溜り等を吹き
払い防雪、防風してドライバー等の視界を高める。な
お、防雪板群3の下側を解放して、吹雪きや風等を直通
させて柵直下の吹き溜まりを防止する。
畳格納枠5の先端部に設けた架台6等にウインチ9を係
合やボルト・ナツト等の手段で取り付け、ウインチ9か
ら繰り出したロープ8を支柱1上端部の滑車7に掛け
て、その先端部をフツク等で防雪板群3の最上段各防雪
板の支軸3bに連結して吊支し、固着手段11を取り外
しロープ8を繰り出して防雪板群3を下降すると、防雪
板群3の下段防雪板3aから順次にガイド兼折畳格納枠
5に導入され(図1B参照)、振止バー3eの少なくと
も一方を外してさらに下降すると、図2に示すように防
雪板群3がガイド兼折畳格納枠5の間で折り畳み格納さ
れて、ウインチ9及びロープ8を取り外しまた固着手段
4aを外しヒンジ連結機構4を介して上部支柱1bを倒
し、例えば基部支柱1a間の連結部材(図示省略)で水
平状に格納することができる。
上段各防雪板の支軸3bを吊支して下降すると、防雪板
群3の下段防雪板から順次にガイド兼折畳格納枠5に導
入されて、この防雪板群3はガイド兼折畳格納枠5の間
に折り畳まれて容易に格納され、各防雪板3aは相互に
重ねられた縦配置となり安定して格納され、塵芥等を付
着が少なく清掃等が容易となる。さらに、上部支柱1b
を倒して支柱の間に水平状にして格納することができ
る。
プ8で防雪板群3の最上段各防雪板の支軸3bを吊支し
て上昇すると、各防雪板3aがガイド兼折畳格納枠5か
ら順次に支柱1のガイド溝1cに導入されて、この最上
段防雪板及び最下段防雪板を固着手段11で支柱1に固
着し、最上段防雪板及び次段防雪板の下端部の間を振止
バーで連結することにより、各防雪板3aは適宜の上下
間隔を置きかつ適度に傾斜した吹き払い架設の配置に固
定されるなど、支柱1とともに防雪板群3の折り畳み格
納及び架設性能が著しく高められている。
軸3bを備えた複数段の防雪板3a(図示例は4枚)
と、その上側防雪板の支軸3bと次段防雪板の上端部の
間に枢着、即ち軸支して順次に連結したリンク3cと、
各次段防雪板の上端部に設けリンク3cの拡開角度を抑
制して各防雪板3aを所定の傾斜角度に固定するストッ
パー3d、及び最上段防雪板と次段防雪板の下端部間に
着脱可能に軸支して連結した振止バー3e等からなり、
このリンク3cとストッパー3d及び振止バー3eによ
つて折り畳み可能な各防雪板3aの連結構造を簡素化す
るとともに、折り畳み及び斜め吹き払いの架設精度を高
めている。
の間に斜めに架設した上側防雪板の支軸と下側防雪板の
上端部の間を順次にリンクで枢着して折り畳み可能に連
結し、上側のリンク下部に当接して防雪板の拡開角度を
規制したストッパーを各下側防雪板の上端部に設け、最
上段防雪板と次段防雪板の両下端部の間を着脱される振
止バーで連結して、各防雪板を上下間隔を置き斜めに連
結した折り畳み可能な複数段の防雪板からなる折畳式の
防雪板群とし、防雪板群の最上段防雪板の支軸をロープ
で吊持し支柱側部でガイドして下降し、各防雪板を各支
柱下部の背面側に連設したガイド兼折畳格納枠に導入し
振止バーの少なくとも一方の連結を外すことにより、各
防雪板は斜め配置のままで下降されて、両ガイド兼折畳
格納枠の間に防雪板群を容易に安定させて折り畳み格納
でき、防雪板群を同様にロープで吊持し両ガイド兼折畳
格納枠から支柱側部でガイドして上昇し、最上段防雪板
及び最下段防雪板を支柱に固定しかつ最上段防雪板と次
段防雪板の下端部の間を振止バーで連結することによ
り、各防雪板は容易に上昇されて両支柱間に上下間隔を
置き各リンクに当接したストッパーで所定の斜めに安定
されて架設され、各防雪板が両支柱間で上下間隔を置き
かつ所要の斜め吹き払い配置に精度良く容易に架設され
るなど、折り畳み格納性能、架設性能を著しく高めてい
る。また、上部支柱を水平状に倒すことにより、折り畳
み格納性能をさらに高めている。
段の防雪板等を備え、上側防雪板の支軸と下側防雪板の
上端部との間を順次にリンクで枢着して折り畳み可能に
連結し、上側のリンク下部に当接するストッパーを設け
てストッパーを各下側防雪板の上端部に設けて、ストッ
パーで各リンクに対する下側防雪板の拡開角度を規制し
各防雪板を上下間隔を置き斜め配置とする機構とし、最
上段防雪板と次段防雪板の下端部との間を着脱される振
止バーで連結して構成した折畳式の防雪板群として、防
雪板群を両支柱の間に昇降可能に架設し、各支柱の下部
の背面側にガイド兼折畳格納枠を連設して、防雪板群の
最上段防雪板の支軸を吊持して昇降するロープ及びロー
プ操作用のウインチを組み合わせた吹払式防雪柵の折畳
・架設装置に特徴を有し、前記の各リンクとストッパー
及び振止バーにより、各防雪板の連結機構を簡素化して
容易に縦配置で折り畳み格納可能とし、各防雪板が所定
の斜め角度に精度良く安定して架設され、ロープで最上
段防雪板の支軸を吊持し下降して折り畳み格納でき、上
昇し振止バーを連結して架設位置に配置できるなど、折
り畳み格納性能、架設性能を効果的に高めている。さら
に、各支柱は、基部支柱及び基部支柱上にヒンジ連結機
構及び着脱される固着手段で倒立可能に連結した上部支
柱によって構成したことにより、支柱の倒立性能を高め
るなど、総合的に優れた折り畳み格納性能、架設性能を
発揮する。
設時の側視図(A)及び防雪板群の下降中の側視図
(B)
上部支柱の折り畳み格納時の側視図(B)
図
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】両支柱の間に斜めに架設した上側防雪板の
支軸と下側防雪板の上端部の間を順次にリンクで枢着し
て折り畳み可能に連結し、上側のリンク下部に当接して
防雪板の拡開角度を規制したストッパーを各下側防雪板
の上端部に設け、最上段防雪板と次段防雪板の下端部の
間を着脱される振止バーで連結して、各防雪板を上下間
隔を置き斜めに連結した折り畳み可能な複数段の防雪板
からなる折畳式の防雪板群とし、最上段防雪板の支軸を
ロープで吊持して防雪板群を支柱側部のガイドで下降し
て、各防雪板を各支柱下部の背面側に連設した両支柱の
ガイド兼折畳格納枠に導入して振止バーの少なくとも一
方の連結を外して折り畳み格納し、最上段防雪板の支軸
をロープで吊持して防雪板群を両ガイド兼折畳格納枠か
ら支柱側部のガイドで上昇し、最上段防雪板及び最下段
防雪板を支柱に固定し最上段防雪板と次段防雪板の下端
部間を振止バーで連結して、各防雪板を両支柱に上下間
隔を置き各リンクに当接したストッパーで斜めに架設す
ることを特徴とする吹払式防雪柵の折畳・架設方法。 - 【請求項2】請求項1記載の吹払式防雪柵の折畳・架設
方法において、両ガイド兼折畳格納枠の間に防雪板群を
折り畳み格納した際に、上部支柱を基部支柱上で水平状
に倒して格納し、防雪板群を支柱の間に架設する際に、
上部支柱を基部支柱上に立てて固定することを特徴とす
る吹払式防雪柵の折畳・架設方法。 - 【請求項3】両支柱の間に斜めに架設される複数段の防
雪板等を備え、上側防雪板の支軸と下側防雪板の上端部
との間を順次にリンクで枢着して折り畳み可能に連結
し、上側のリンク下部に当接するストッパーを各下側防
雪板の上端部に設けて、ストッパーで防雪板の拡開角度
を規制して各防雪板を上下間隔を置き斜め配置とする機
構とし、最上段防雪板と次段防雪板の下端部との間を着
脱される振止バーで連結して構成した折畳式の防雪板群
として、防雪板群を両支柱の間で昇降可能に架設し、各
支柱の下部の背面側にガイド兼折畳格納枠を連設して、
防雪板群の最上段防雪板の支軸を吊持して昇降するロー
プ及びロープ操作用のウインチを組み合わせたことを特
徴とする吹払式防雪柵の折畳・架設装置。 - 【請求項4】請求項3記載の吹払式防雪柵の折畳・架設
装置において、各支柱は、基部支柱と、基部支柱上にヒ
ンジ機構及び着脱される固着手段で倒立可能に連結した
上部支柱とによって構成したことを特徴とする吹払式防
雪柵の折畳・架設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19271996A JP3218321B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 吹払式防雪柵の折畳・架設方法及び折畳・架設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19271996A JP3218321B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 吹払式防雪柵の折畳・架設方法及び折畳・架設装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1018233A JPH1018233A (ja) | 1998-01-20 |
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ID=16295933
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JP19271996A Expired - Lifetime JP3218321B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 吹払式防雪柵の折畳・架設方法及び折畳・架設装置 |
Country Status (1)
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JP6942086B2 (ja) * | 2018-05-22 | 2021-09-29 | 日本飛行機株式会社 | 仮設防護壁および仮設防護壁の構築方法 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP19271996A patent/JP3218321B2/ja not_active Expired - Lifetime
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