JP7265967B2 - 橋梁工事用片持ち装置および橋梁の架設解体方法 - Google Patents

橋梁工事用片持ち装置および橋梁の架設解体方法 Download PDF

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本発明は、橋梁の架設工事または解体工事に使用する橋梁工事用片持ち装置および橋梁の架設解体方法に関する。
橋梁の架設工事または解体工事を行うに際しては、橋梁上を移動する移動作業車を設け、移動作業車から吊り下げられた作業足場上で作業を行う工法が採用されている(たとえば特許文献1参照)。この工法で工事を行うに際しては、建材や工具等の資材が落下する虞があるため、橋梁の下方に道路等がある場合には、道路の通行止め規制を行うことで、リスクを回避している。
特願2017-20290号公報
ところで、橋梁の下方の道路等で通行止め規制を行うことができない場合、資材の落下を防止する対策が必要となる。
このような観点から、本発明は、資材落下を防止できる橋梁工事用片持ち装置および橋梁の架設解体方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、橋梁工事用の片持ち架設装置として、架設解体を行う橋梁部分を覆うように、仮設足場の外側に、当該仮設足場と分離させた落下・飛散防止機能を有する防護材を設置することによって、橋梁工事中での建設資材や工具等の落下・飛散を防止し、かつ風雨の影響を低減させた作業環境の下で建設工事を行うことができる点に着眼し、橋梁工事用片持ち装置を開発するに至った。
このような課題を解決するための第一の本発明は、橋梁の架設工事または解体工事に使用する橋梁工事用片持ち装置である。かかる橋梁工事用片持ち装置は、前記橋梁の上部に設置された吊下げ装置と、前記橋梁の下方に設置された作業床と、前記作業床の上に設置された仮設足場と、前記作業床の外周縁部に設置され、前記吊下げ装置にて吊り下げられた防護材と、を備え、前記防護材は、前記仮設足場と分離されており、前記防護材は、前記吊下げ装置に昇降可能に吊り下げられた支持フレームと、メッシュシートとを備えており、前記メッシュシートの上端部は、前記支持フレームに接続され、前記メッシュシートの下端部は、前記作業床に接続されており、前記メッシュシートは、前記支持フレームと前記作業床との間で張った状態で設置されることを特徴とする。
本発明に係る橋梁工事用片持ち装置によれば、作業床の外周縁部に防護材が設置されているので、資材落下を防止できる。また、防護材をシート材にて構成すれば、板材よりも変形しやすく、変形することで風圧を逃がすことができる。さらに、防護材が風雨を遮るので作業環境が良好になる。台風時には、吊下げ装置で防護材を下ろして収納すれば、防護材の破損を防止できる。さらに、橋梁の組立または解体中に、資材を落とした場合であっても、落下物が防護材の外側に落下することはなく、作業床で受けることができる。
本発明に係る橋梁用片持ち架設解体装置においては、前記防護材は、作業スペースの前面と両側面の三面を囲うように配置され、前記支持フレームは、平面図コ字状の鋼製フレームにて構成され、前記メッシュシートの上端部は、全長に亘って前記支持フレームに接続されていることを特徴とする。
前記課題を解決するための第二の本発明は、請求項1または請求項2に記載の橋梁工事用片持ち装置を用いた橋梁の架設解体方法である。かかる橋梁の架設解体方法は、構築途中の橋梁の端部または解体途中の橋梁の端部に、前記橋梁工事用片持ち装置を設置する橋梁工事用片持ち装置の設置工程と、前記橋梁を架設する、または前記橋梁を解体する架設解体工程と、を備えている。前記架設解体工程では、前記防護材で囲まれた内側部分で橋梁工事を行う。前記橋梁工事用片持ち装置の設置工程および前記架設解体工程は、前記橋梁の延伸方向に沿って繰り返し行い、前記橋梁工事用片持ち装置の設置工程では、前記吊下げ装置で前記支持フレームを上昇させ、前記メッシュシートを前記支持フレームと前記作業床との間で張った状態にすることを特徴とする。
本発明に係る橋梁の架設解体方法によれば、橋梁の架設作業または解体作業を行う仮設足場の外側を防護材で囲っているので、防護材によって作業床より下方への資材落下を防止できる。さらに、風雨の影響を低減でき、良好な作業環境で作業を行うことができる。
本発明に係る橋梁工事用片持ち装置および橋梁の架設解体方法によれば、資材落下を防止できるという優れた効果を発揮する。
本発明の実施形態に係る橋梁工事用片持ち装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る橋梁工事用片持ち装置を示した側面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る橋梁工事用片持ち装置を示した正面図、(b)は部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る橋梁工事用片持ち装置の防護材を吊り上げた状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る橋梁工事用片持ち装置の防護材を吊り下げた状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る橋梁の架設解体方法を説明するための側面図である。
本発明は、橋梁の架設工事または解体工事に使用する橋梁工事用片持ち装置、及び当該橋梁工事用片持ち装置を用いた橋梁の架設解体方法である。下記に、添付した図面を参照しながら、橋梁工事用片持ち装置の構成を説明する。橋梁工事用片持ち装置は、橋梁の架設工事、または解体工事に用いられるものである。橋梁工事用片持ち装置は、構築途中の橋梁の先端部、または解体途中の橋梁の先端部に設けられ、橋梁の先端部から張り出した状態で、作業床等が吊り下げられる。橋梁は、所定の長さのブロック毎に順次架設、または解体される。本実施形態では、橋梁を所定の長さ毎に順次架設する場合を例に挙げて説明する。
図1乃至図3に示すように、橋梁工事用片持ち装置1は、吊下げ装置10と作業床30と仮設足場40と防護材50と、を備えている。
吊下げ装置10は、作業床30と防護材50を吊り下げるものであって、構築途中の橋梁の先端部の上部に設置されている。吊下げ装置10は、走行レール11と走行台車12と吊り材13と昇降治具14とを備えている。走行レール11は、橋梁2の架設方向に沿って延在しており、橋梁2の上面に敷設されている。走行レール11は、たとえばH型鋼またはI型鋼を2列並列して構成されており、橋梁2の幅方向両側部にそれぞれ配置されている。走行レール11は、橋梁2の上面にレールアンカー(図示せず)等にて固定されている。
走行台車12は、走行レール11上を橋梁2の架設方向に沿って走行する。走行台車12は、一対のフレーム部15,15と、連結梁16と、走行駆動部17とを備えている。
フレーム部15は、側面視で平行四辺形形状を呈しており、底辺部15aと上辺部15bと一対の斜辺部15c,15dとを備えている。フレーム部15は、橋梁2の幅方向両側に設けられており、走行レール11上にそれぞれ配置されている。底辺部15aと上辺部15bとは、橋梁2の架設方向に沿って水平に延在している。底辺部15aは、走行レール11上に位置している。フレーム部15の前方(橋梁2を順次架設していく方向)側の斜辺部15cは、底辺部15aの前端部から斜め前上方に立ち上がり、橋梁2の前方に張り出している。底辺部15aと前方の斜辺部15cとの交点と、この交点と対向する交点(上辺部15bと後方の斜辺部15dとの交点)との間には、柱部材18が設けられている。
連結梁16は、フレーム部15,15を連結する部材であって、たとえばH型鋼またはI型鋼を2列並列して構成されている。連結梁16は、橋梁2の幅方向に延在しており、隣り合うフレーム部15,15の上辺部15b,15b上に掛け渡されている。連結梁16は、上辺部15bの前端部と後端部の二か所に設けられている。連結梁16の両端部は、それぞれがフレーム部15よりも幅方向外側に延出している。
走行駆動部17は、フレーム部15を走行レール11上で移動させる部位である。走行駆動部17は、フレーム部15の下部に設けられており、たとえば、走行レール11上を移動する車輪と、車輪を回転させる駆動モータと、フレーム部15を走行レール11に固定する固定手段とを備えている。車輪はフレーム部15の底辺部15aの前後両端部にそれぞれ設けられている。駆動モータおよび固定手段は底辺部15aの前端部に設けられている。走行駆動部17は、走行台車12の移動時のみに作動し、橋梁2の架設作業または解体作業時には固定手段によってフレーム部15を走行レール11に固定している。
吊り材13は、作業床30を走行台車12から吊り下げる部材である。吊り材13は、たとえば複数の鋼棒にて構成されており、吊り材13の上端部は、連結梁16のH型鋼間に高さ調整可能に挟持されている。吊り材13の下端部には、作業床30が固定されている。吊り材13は、前後の連結梁16の両端部にそれぞれ設けられており、作業床30を支持している。
昇降治具14は、防護材50を昇降させるものであって、たとえば電動ホイストにて構成されている。昇降治具14は、前方昇降機22aと側方昇降機22bとを備えている。前方昇降機22aは、防護材50の前面部分を支持する電動ホイストである。前方昇降機22aは、前方に位置する連結梁16に設けられた前方片持ち梁23aの前端部に吊り下げられている。前方片持ち梁23aは、たとえばH型鋼からなる。前方片持ち梁23aは、連結梁16の上部に取り付けられ、連結梁16の前方に向かって張り出している。前方昇降機22aと前方片持ち梁23bは、橋梁2の幅方向に所定間隔をあけてたとえば3つ配置されている。
側方昇降機22bは、防護材50の側面部分を支持する電動ホイストである。側方昇降機22bは、連結梁16の両端部に設けられた側方片持ち梁23bの先端部に吊り下げられている。側方片持ち梁23bは、たとえばH型鋼からなる。側方片持ち梁23bは、前後の連結梁16の両端部の上部にそれぞれ取り付けられ、橋梁2の幅方向外側に向かって張り出している。側方昇降機22bと側方片持ち梁23bは、各連結梁16の両端部に2つずつ配置されている。
作業床30は、架設作業または解体作業を行うための作業スペースを受ける床部であって、鋼材を格子状に組み合わせたフレーム上に床材が敷設されている。床材間の隙間は、建材や工具等が落下しない大きさとなっている。作業床30の幅寸法は、橋梁2の幅寸法より大きい。作業床30は、橋梁2の先端部の下方から架設方向の前方に張り出すように配置されている。作業床30は、橋梁2の下方に設置され、吊下げ装置10の走行台車12に、吊り材13を介して吊り下げられている。吊り材13は、作業床30の四隅近傍に接続されている。
仮設足場40は、架設する橋梁の先端に追加される施工ブロックの架設作業、または解体する橋梁の先端で取り外される施工ブロックの解体作業を行うための足場である。仮設足場40は、橋梁2の前端部を覆うように配置されている。仮設足場40は、作業床30上に立設された複数の支柱41,41・・に支持され、作業床30の上方に複数段(たとえば4段)設置されている。
防護材50は、図4にも示すように、仮設足場40と分離されており、仮設足場40の外側に配置されている。防護材50の上端部は、昇降治具14に吊り下げられ、防護材50の下端部は、作業床30の外周縁部に接続されている。防護材50は、作業スペースの前面と両側面の三面を囲う。防護材50は、支持フレーム51とメッシュシート52とを備えている。
支持フレーム51は、平面視コ字形状の鋼製フレームにて構成されている。鋼製フレームは、たとえば角パイプをコ字形状に溶接してなる。支持フレーム51は、支持フレーム51は、防護材50の上端部に配置されており、昇降治具14に吊り下げられている。図3の(b)に示すように、支持フレーム51には、係止部53が設けられており、係止部53に電動ホイストのワイヤ14aの先端のフック14bを係止することで、支持フレーム51が吊り下げられる。
メッシュシート52は、たとえば1mm目のものが用いられており、建材や工具等が通過不能となっている。メッシュシート52は、可撓性を備えており、折り畳み可能になっている。メッシュシート52の上端部は、全長に渡って支持フレーム51に接続されている。メッシュシート52の下端部は、全長に渡って作業床30に接続されている。メッシュシート52は、仮設足場40および吊り材13よりも外側に位置し、支持フレーム51が上昇したときに、作業スペースの前面と両側面の三面を囲う。支持フレーム51が下降したときには、メッシュシート52は、作業床30上で畳まれて、上側から支持フレーム51に押さえられる(図5参照)。
次に、前記構成の橋梁工事用片持ち装置1を用いた橋梁の架設解体方法を説明しながら、橋梁工事用片持ち装置1および橋梁の架設解体方法の作用効果を説明する。本実施形態では、橋梁を所定の長さ毎に順次架設する場合を例に挙げて説明する。かかる橋梁の架設解体方法は、橋梁工事用片持ち装置の設置工程と架設解体工程とを備えている。
橋梁工事用片持ち装置の設置工程は、構築途中の橋梁の端部(橋梁2を解体する場合には、解体途中の橋梁の端部)に橋梁工事用片持ち装置1を設置する工程である。橋梁工事用片持ち装置の設置工程では、まず、走行レール11を橋梁2上に敷設する。その後、走行レール11上に走行台車12を設置して、作業床30を吊り下げる。そして、吊下げ装置10の昇降治具14から防護材50を吊り下げ、防護材50のメッシュシート52の下端部を作業床30に接続する。
そして、図4に示すように、昇降治具14で支持フレーム51を橋梁2の上面より上方の所定の高さまで上昇させ、メッシュシート52を作業床30と支持フレーム51との間で張った状態にする。ここで、作業スペースの前面と両側面は防護材50によって囲われ、作業スペースの後面は、既設の橋梁2にて囲われる。これによって、作業を行う作業スペースおよび新たに架設される施工ブロックは、下端部から上端部までの全てが、防護材50と既設の橋梁2とによって囲われる。その後、この状態で、作業床30の上に仮設足場40を設置する。
なお、二巡目以降の橋梁工事用片持ち装置の設置工程では、新たに架設した施工ブロック上に、走行レール11を敷設して、作業床30と防護材50とを吊り下げた状態で、既設の走行台車12を前方に移動させる。
架設解体工程は、作業床30上で且つ防護材50で囲まれた内側部分で、架設工事を行う工程である。架設解体工程は、防護材50で囲まれた内側部分の作業床30または仮設足場40上で行われる。これによって、万一作業者が建材や工具等の資材を落としたとしても、作業床30または仮設足場40上に落下する。このとき、資材が作業スペース側面から外側に向かって飛んでも防護材50で止められて、内側の作業床30で受けることができる。したがって、建材や工具等が橋梁の上部の施工現場から下方に落下するのを防止できる。これによって、橋梁の下方に道路等がある場合であっても、道路の通行止め規制を行う必要はない。また、橋梁の下方の道路等で通行止め規制を行うことができない場合であっても、上方で工事を行うことができる。
橋梁工事用片持ち装置の設置工程と架設解体工程は、橋梁2の延伸方向に沿って順次繰り返し行う。つまり、図6に示すように、橋梁2は施工ブロック3a~3fごとに、順次延伸していくが、施工ブロック毎に橋梁工事用片持ち装置の設置工程と架設解体工程とを交互に行うことで、橋梁2を順次架設していく。施工ブロック3a・・は、柱脚を中心に左右対称に構築していく。なお、橋梁2を解体する場合は、施工ブロック3f~3aの順で、橋梁工事用片持ち装置の設置工程と架設解体工程を順次繰り返す。
また、本実施形態に係る橋梁工事用片持ち装置によれば、防護材50は、メッシュシート52が可撓性を有しているので、変形することで風圧を逃がすことができ、強風に対応できる。さらに、防護材50が風雨をある程度遮るので作業環境が良好になる。また、台風時には、吊下げ装置10で防護材50の支持フレーム51を下ろしてメッシュシート52を下方に畳めば、風圧を受けなくなるので、防護材50の破損を防止できる。メッシュシート52は、支持フレーム51に押さえられるので、風に飛ばされ難くなる。
さらに、本実施形態では、防護材50が仮設足場40と分離されているため、防護材50を吊り下げたままの状態で、仮設足場40の組立解体作業を行うことができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。たとえば、前記実施形態では、防護材50は、上端部の支持フレーム51と、支持フレーム51に支持されたメッシュシート52とで構成されているが、これに限定されるものではない。たとえばメッシュシート52の下端部にもフレームを取り付け、そのフレームを作業床30に固定するようにしてもよい。また、メッシュシート52のみで構成するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、防護材の下端部を作業床と接続させているが、これに限定することなく、例えば、防護材の下端位置を作業床の下方まで伸ばすことで、落下物を作業床で受け止めることが可能であれば、防護材と作業床とが接続されていなくてもよい。
1 橋梁工事用片持ち装置
2 橋梁
10 吊下げ装置
11 走行レール
12 走行台車
13 吊り材
14 昇降治具
30 作業床
40 仮設足場
41 支持梁
50 防護材
51 支持フレーム
52 メッシュシート

Claims (3)

  1. 橋梁の架設工事または解体工事に使用する橋梁工事用片持ち装置であって、
    前記橋梁の上部に設置された吊下げ装置と、
    前記橋梁の下方に設置された作業床と、
    前記作業床の上に設置された仮設足場と、
    前記作業床の外周縁部に設置され、前記吊下げ装置にて吊り下げられた防護材と、を備え、
    前記防護材は、前記仮設足場と分離されており、
    前記防護材は、前記吊下げ装置に昇降可能に吊り下げられた支持フレームと、メッシュシートとを備えており、
    前記メッシュシートの上端部は、前記支持フレームに接続され、前記メッシュシートの下端部は、前記作業床に接続されており、
    前記メッシュシートは、前記支持フレームと前記作業床との間で張った状態で設置される
    ことを特徴とする橋梁工事用片持ち装置。
  2. 前記防護材は、作業スペースの前面と両側面の三面を囲うように配置され、
    前記支持フレームは、平面図コ字状の鋼製フレームにて構成され、
    前記メッシュシートの上端部は、全長に亘って前記支持フレームに接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の橋梁工事用片持ち装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の橋梁工事用片持ち装置を用いた橋梁の架設解体方法であって、
    構築途中の橋梁の端部または解体途中の橋梁の端部に、前記橋梁工事用片持ち装置を設置する橋梁工事用片持ち装置の設置工程と、
    前記橋梁を架設する、または前記橋梁を解体する架設解体工程と、を備え、
    前記架設解体工程では、前記防護材で囲まれた内側部分で橋梁工事を行い、
    前記橋梁工事用片持ち装置の設置工程および前記架設解体工程は、前記橋梁の延伸方向に沿って繰り返し行い、
    前記橋梁工事用片持ち装置の設置工程では、前記吊下げ装置で前記支持フレームを上昇させ、前記メッシュシートを前記支持フレームと前記作業床との間で張った状態にする
    ことを特徴とする橋梁の架設解体方法。
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