JP2022045708A - 飛散防止ネットシステム及びそれを用いた建屋解体方法 - Google Patents

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昭男 笠原
Akio Kasahara
和雄 滝沢
Kazuo Takizawa
敏見 鮫島
Toshimi Samejima
徹 守田
Toru Morita
理 篠原
Osamu Shinohara
岳 石川
Takeshi Ishikawa
康全 落合
Yasumasa Ochiai
大 大越
Masaru Ogoshi
達広 清水
Tatsuhiro Shimizu
和也 村山
Kazuya Murayama
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Abstract

【課題】複数階建屋の解体時に解体フロアの上方をネットで覆う飛散防止ネットシステムにおいて、ネットを支える鋼材支柱の盛替え作業の効率を高める。【解決手段】飛散防止ネットシステムは、複数階建屋の外壁面の外側において解体フロアよりも上方へ突出する複数本の鋼材支柱と、複数本の鋼材支柱のそれぞれを支持するための支柱支持構造と、複数本の鋼材支柱に保持されるネットと、を備える。支柱支持構造は、下段ブラケットと、鋼材支柱の下部に連結され、先端側が水平方向に張り出した第一状態から鉛直下方に垂れ下がった第二状態までの範囲で可動自在に構成された一対の荷重受け部材と、を備える。支柱支持構造は、鋼材支柱を下段ブラケットに向かって降下させた場合において、第一状態では荷重受け部材が下段ブラケットの上面に接触し、第二状態では荷重受け部材が下段ブラケットに接触しないように構成される。【選択図】図11

Description

本発明は、全天空型の飛散防止ネットシステム及びそれを用いた建屋解体方法に関する。
特許文献1には、複数階建屋の解体時に解体フロアの上方へ粉砕物の飛散を防止する上方飛散防止システムに関する技術が開示されている。この技術では、解体フロア及びその下層階フロアに亘って養生シート支持柱挿入孔が形成される。養生シート支持柱は、養生シート支持柱挿入孔に挿入されて解体フロアから上方に凸設される。養生シート支持柱の頭頂部には、飛散防止養生シートが支持される。これにより、解体対象となる多層建築物の上方を覆う飛散防止養生が実現されるとしている。また、特許文献1の上方飛散防止システムでは、養生シート支持柱の挿入を更に深くすることで飛散防止養生シートの配置高さを調整可能としている。
特開2019-183608号公報
特許文献1の上方飛散防止養生システムでは、解体作業の進捗に伴う解体フロアの下層階への進行に際し、養生シート支持柱に固定されていた火打ち材を撤収し、養生シート支持柱を、重機を用いて吊り上げながら降下させる。そして、撤収した火打ち材を下層階に設置して、下降させた養生シート支持柱に火打ち材を固定することとしている。しかしながら、重機によって吊り上げられた養生シート支持柱を規定の位置に調整する作業は容易ではない。このように、特許文献1の上方飛散防止システムでは、養生シート支持柱を下層階へと移設する盛替え作業を効率よく行う点において、改善の余地が残されている。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数階建屋の解体時に解体フロアの上方をネットで覆う飛散防止ネットシステムにおいて、ネットを支える鋼材支柱の盛替え作業の効率を高めることが可能な飛散防止ネットシステム及びその飛散防止ネットシステムを用いた建屋解体方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、複数階建屋の解体作業時に解体フロアの上方への物の飛散を防止する飛散防止ネットシステムに適用される。飛散防止ネットシステムは、複数階建屋の外壁面の外側において解体フロアよりも上方へ突出するように配置された複数本の鋼材支柱と、外壁面の外側において複数本の鋼材支柱のそれぞれを支持するための支柱支持構造と、複数本の鋼材支柱に保持されることによって解体フロアの全体の上方を覆うように張られたネットと、を備える。支柱支持構造は、一端側が解体フロアよりも下層階の第一下層階フロアに固定され、他端側が外壁面の外側において鋼材支柱を支持する下段ブラケットと、根本側が鋼材支柱の下部に連結され、先端側が水平方向に張り出した第一状態から鉛直下方に向かって垂れ下がった第二状態までの範囲で可動自在に構成された荷重受け部材と、を備える。支柱支持構造は、鋼材支柱を下段ブラケットに向かって降下させた場合において、第二状態では荷重受け部材が下段ブラケットに接触せず、第一状態では荷重受け部材が下段ブラケットの上面に接触するように構成されている。
第2の発明は、第1の発明において、更に以下の特徴を有する。
下段ブラケットは、一端側が第一下層階フロアに固定され、他端側が外壁面の孔を通って外側に突出するように平行に配置された一対の第一部材と、一対の第一部材の他端側を掛け渡すように固定された第二部材と、を含む。鋼材支柱は、一対の第一部材と、第二部材と、外壁面とで囲まれた矩形領域に挿入された状態で、一対の荷重受け部材が一対の第一部材のそれぞれの上面に固定される。
第3の発明は、第2の発明において、更に以下の特徴を有する。
下段ブラケットは、第二部材から鋼材支柱を挟んで矩形領域の側に突出した一対の突起部を備える。
第4の発明は、第1から第3の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
一端側が解体フロアに固定され、他端側が外壁面の外側において鋼材支柱を支持する上段ブラケットを更に備える。上段ブラケットは、下段ブラケットと同一構造を備える。
第5の発明は、第4の発明において、更に以下の特徴を有する。
鋼材支柱は、上段ブラケットと干渉する領域に補強カバープレートが取り付けられている。
第6の発明は、第1から第5の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
複数本の鋼材支柱は、複数階建屋の第一外壁面の側に設置された複数の第一鋼材支柱と、解体フロアを挟んで第一外壁面と向かい合う第二外壁面の側に設置された複数の第二鋼材支柱と、を含む。複数の第一鋼材支柱のそれぞれは、複数の第二鋼材支柱のそれぞれと対をなすように配置される。対をなす第一鋼材支柱と第二鋼材支柱の頂部間をそれぞれ掛け渡すように張られた複数本のワイヤーを更に備える。ネットは、複数本のワイヤーの上から解体フロアの全体を上方から覆うように張られている。
第7の発明は、第1から第6の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
鋼材支柱は、解体フロアから7m以上の高さとなるように設置される。
第8の発明は、第1から第7の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
鋼材支柱は第一鋼材支柱と第二鋼材支柱に二分割可能に構成され、
第一鋼材支柱と第二鋼材支柱の連結部には、補強用の添板が取り付けられている。
第9の発明は、第1から第8の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
鋼材支柱の上部の領域には、作業員の昇降用のタラップが取り付けられている。
第10の発明は、第1から第9の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
鋼材支柱の上部に取り付けられた固定ピースには、安全ブロックが設けられている。
第11の発明は、第1から第10の何れか1つの発明に記載の飛散防止ネットシステムを用いた建屋解体方法に適用される。建屋解体方法は、飛散防止ネットシステムを設置した状態で解体フロアの解体が完了した場合、第一下層階フロアが次の解体フロアとなるように、鋼材支柱を一階層下方へと盛替える盛替え作業を行うように構成される。盛替え作業は、第一下層階フロアよりも更に一階層下方の第二下層階フロアに下段ブラケットを設置する工程と、荷重受け部材を固定する固定部材を取り外す工程と、鋼材支柱を一旦上方向へ吊り上げることによって荷重受け部材を第一状態から第二状態へと自重によって可動させた後、鋼材支柱を吊り上げながら下方へ降下させる工程と、荷重受け部材を第二状態から第一状態へと可動させ、第二下層階フロアに設置された下段ブラケットの上面に第一状態の荷重受け部材を接触させて固定する工程と、を備える。
第1の発明によれば、荷重受け部材は、先端側が鉛直下方に向かって垂れ下がった第二状態から、先端側が水平方向に張り出した第一状態までの範囲で可動自在に構成されている。そして、鋼材支柱を鉛直方向下側に向かって降下させた場合において、荷重受け部材は、第二状態では下段ブラケットに接触せず、第一状態では下段ブラケットの上面に接触するように構成されている。このような構成によれば、鋼材支柱の盛替え作業において、荷重受け部材の状態を第二状態と第一状態との間で可動させることにより、下段ブラケットを通過させる動作と、下段ブラケットの上面に接触させる動作とを使い分けることができる。これにより、鋼材支柱の盛替え作業時に、鋼材支柱を固定対象の下段ブラケットまで下降させて固定する作業を効率よく行うことが可能となる。
第2の発明によれば、鋼材支柱は、一対の第一部材と、第二部材と、外壁面とで囲まれた矩形領域に挿入された状態で、一対の荷重受け部材が一対の第一部材のそれぞれの上面に固定される。このような動作によれば、鋼材支柱を下段ブラケットに固定する動作を効率よく行うことできる。
第3の発明によれば、下段ブラケットに設けられた突起部によって、鋼材支柱の水平方向の荷重による振れを防ぐことができる。
第4の発明によれば、解体フロアに固定された上段ブラケットによって、鋼材支柱の水平方向の荷重による振れを抑えることができる。
第5の発明によれば、鋼材支柱には、上段ブラケットと干渉する領域に、補強カバープレートが取り付けられている。このような構成によれば、応力が集中する領域を集中的に補強することができる。
第6の発明によれば、複数の対をなす鋼材支柱間に張られた複数のワイヤーの上から解体フロア全体を覆うようにネットが張られる。このような構成によれば、広範囲の解体フロア全体に安全にネットを張ることが可能となる。
第7の発明によれば、解体フロアの上部に広い空間が確保されるので、解体フロアから大型の重機を用いて解体作業を行うことができる。
第8の発明によれば、鋼材支柱を二分割することができるので、運搬性が向上する。
第9の発明によれば、鋼材支柱の上部の領域には作業員の昇降用のタラップが設置されている。これにより、作業員は、鋼材支柱の上部へと安全に昇降することができる。
第10の発明によれば、鋼材支柱の上部には安全ブロック用の固定ピースが設けられている。作業員は、この固定ピースに設置した安全ブロックを利用することにより、鋼材支柱への昇降時の安全性を高めることができる。
第11の発明によれば、鋼材支柱の盛替え作業において、鋼材支柱を吊り上げながら上方へ一旦持ち上げた後に降下させる工程を経ることにより、荷重受け部材を第二状態から第一状態へと可動させて鋼材支柱の下部を次の下層階フロアに設置された下段ブラケットの位置まで降下させることができる。また、本発明によれば、次の下段ブラケットの位置において荷重受け部材を第二状態から第一状態へと可動させて荷重受け部材を次の下層階フロアに設置された下段ブラケットに接触させることができる。このような工程によれば、鋼材支柱の盛替え作業時の鉛直方向の位置決めを容易に行うことができるので、作業効率が向上する。
解体対象の建屋に設置された飛散防止ネットシステムの全体を上方から見た平面図である。 建屋に設置された飛散防止ネットシステムを図1中のA-A断面から見た側面図である。 第一外壁面の側に設置された鋼材支柱を側面から見た図である。 図3中において鎖線で囲まれた領域Xに含まれる上段ブラケット及びその周囲の構造の拡大図である。 上段ブラケット及びその周囲の構造を図4中のB-B断面から見た平面図である。 上段ブラケットの構造を解体フロアの側から見た斜視図である。 図3中において鎖線で囲まれた領域Yに含まれる下段ブラケット及びその周囲の構造の拡大図である。 下段ブラケット及びその周囲の構造を図7中のC-C断面から見た平面図である。 下段ブラケットの構造を第一外壁面の側から見た斜視図である。 下段ブラケット及びその周囲の構造を図7及び図8中のD-D断面から見た平面図である。 図10に示す荷重受け部材の可動範囲を説明するための図である。 鋼材支柱の上部の領域を拡大して示す図である。 図12中のE-E方向から鋼材支柱の連結部を見た図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態.
1.飛散防止ネットシステムの全体構成
図1は、解体対象の建屋に設置された飛散防止ネットシステムの全体を上方から見た平面図である。また、図2は、建屋に設置された飛散防止ネットシステムを図1中のA-A断面から見た側面図である。解体対象の建屋100は、複数階フロアを備える複数階建屋である。建屋100の解体作業では、最上階から下層階へと順に解体が進められる。以下の説明では、建屋100が備える複数階フロアのうち、重機200等を用いた解体作業が行われているフロア(スラブ)を「解体フロア110」と表記し、解体フロア110よりも一段下に位置するフロアを「第一下層階フロア120」と表記し、第一下層階フロア120よりも更に1段下に位置するフロアを「第二下層階フロア130」と表記する。建屋100は、第一外壁面102と、第一外壁面102とフロア空間を挟んで向かい合う第二外壁面104とを備える上面視矩形形状を有している。なお、解体対象の建屋は、複数階を備え、フロア空間を挟んで向かい合う2つの外壁面を備える建屋であれば限定はない。
飛散防止ネットシステム10は、複数本の鋼材支柱12と、複数のワイヤー14と、ネット16と、上段ブラケット20と、下段ブラケット30と、を備えた全天空型のネットシステムである。複数本の鋼材支柱12は、例えばウェブの両端にフランジが設けられたH形鋼材である。複数本の鋼材支柱12は、建屋100の第一外壁面102及び第二外壁面104の外側において、解体フロア110よりも上方に突出するように上段ブラケット20及び下段ブラケット30によって支持される。上段ブラケット20及び下段ブラケット30を用いた鋼材支柱12の支持構造については、本実施の形態の飛散防止ネットシステム10の特徴的構成であるため、詳細を後述する。第一外壁面102の側には、間隔を空けて複数本の鋼材支柱12(図1では15本)が鉛直方向に設置される。第二外壁面104の側には、第一外壁面102の側に設置された複数の鋼材支柱12のそれぞれと対をなす位置に複数本の鋼材支柱12(図1では15本)が設置される。
対をなす2本の鋼材支柱12の頂部の間には、それぞれワイヤー14が緊結されている。ネット16は、解体フロア110全体の上方を覆うように、複数のワイヤー14の上に取り付けられる。これにより、複数本の鋼材支柱12は、ネット16を上空で保持するための支柱として機能する。使用されるネットの種類に限定はない。ただし、ネット16は、自重による撓みを軽減するために、極力軽量且つ高強度なものが好ましい。本実施の形態の飛散防止ネットシステム10のネット16は、例えば幅5.4m×長さ34m、7mm目で12kgのものが複数枚繋ぎ合わされている。
なお、ネット16は、初期垂下量が短辺長である隣り合うワイヤー間距離の5%から40%の範囲に収まるように張られることが好ましい。また、好ましくは、ネット16は、初期垂下量がワイヤー間距離の8%から30%の範囲、更に好ましくは10%から25%の範囲に収まるように張られることが好ましい。このような構成によれば、飛散物の衝突によるネット16の破断を抑制することが可能となる。
また、鋼材支柱12は、解体フロア110において解体作業を行う重機200がネット16に接触しない高さを有することが好ましい。このような鋼材支柱12の解体フロア110からの高さとしては、例えば、スラブの解体時には7m以上、柱の解体時には10m以上を確保することが好ましい。
2.支柱支持構造
次に、鋼材支柱12を支持する支柱支持構造について説明する。図3は、第一外壁面の側に設置された鋼材支柱を側面から見た図である。以下、第一外壁面102の側に設置された鋼材支柱12の支持構造を例に説明するが、第二外壁面104の側に設置された鋼材支柱12の支持構造についても基本的に同一である。鋼材支柱12の支柱支持構造は、解体フロア110に設置された上段ブラケット20と、第一下層階フロア120に設置された下段ブラケット30と、鋼材支柱12の下部に取り付けられた荷重受け部材40と、を備える。上段ブラケット20と下段ブラケット30の構造自体は基本的に同一である。ただし、上段ブラケット20と下段ブラケット30とは、鋼材支柱12を支持する位置及びその方法が異なる。
2-1.上段ブラケットの構成
図4は、図3中において鎖線で囲まれた領域Xに含まれる上段ブラケット及びその周囲の構造の拡大図である。また、図5は、上段ブラケット及びその周囲の構造を図4中のB-B断面から見た平面図である。図6は、上段ブラケットの構造を解体フロアの側から見た斜視図である。上段ブラケット20は、二本の第一部材202と、一本の第二部材204と、を備える。典型的には、二本の第一部材202はH形鋼材であり、一本の第二部材204は溝形鋼材である。
第一外壁面102には、解体フロア110の側から第一外壁面102の外側へと通じる二つの円形の横穴106が予め形成されている。二本の第一部材202は、一端側の固定部206が解体フロア110にボルトで固定され、他端側がそれぞれの横穴106を通って第一外壁面102の外側に突出している。この際、第一部材202を水平に固定するために、第一部材202と解体フロア110との間に当て木22を挟んでもよい。
二本の第一部材202の他端側には、二本の第一部材202を掛け渡すように、第二部材204が固定される。鋼材支柱12は、二本の第一部材202、第二部材204、及び第一外壁面102で囲まれた矩形領域に上方から挿入される。鋼材支柱12の内側面と第一外壁面102との間の隙間には、当て木24が挟まれる。これにより、鋼材支柱12の外側面は、第二部材204に接触する。第二部材204における鋼材支柱12との当接部分の両端には、鋼材支柱12の振れを止めるための一対の突起部208が設けられている。このような構成によれば、鋼材支柱12は、上段ブラケット20によって水平方向の振れが抑えられる。
上段ブラケット20による鋼材支柱12の支持部を含む所定の上下領域には、向かい合うフランジ122の間に補強カバープレート128が取り付けられている。補強カバープレート128は、鋼材支柱12のウェブ121を挟んで対称となる位置に、当該ウェブ121と平行になるようにそれぞれ溶接されている。
2-2.下段ブラケットの構成
図7は、図3中において鎖線で囲まれた領域Yに含まれる下段ブラケット及びその周囲の構造の拡大図である。また、図8は、下段ブラケット及びその周囲の構造を図7中のC-C断面から見た平面図である。下段ブラケット30は、二本の第一部材302と、一本の第二部材304と、を備える。第一部材302及び第二部材304の構造は、上段ブラケット20の第一部材202及び第二部材204の構造と同一である。また、下段ブラケット30の第一下層階フロア120への固定構造についても、上段ブラケット20の解体フロア110への固定構造と同一である。
鋼材支柱12は、二本の第一部材302、第二部材304、及び第一外壁面102で囲まれた矩形領域に上方から挿入される。鋼材支柱12の内側面と第一外壁面102との間の隙間には、当て木32が挟まれる。これにより、鋼材支柱12の外側面は、第二部材304に接触する。第二部材304における鋼材支柱12との当接部分の両端には、鋼材支柱12の振れを止めるための一対の突起部308が設けられている。このような構成によれば、鋼材支柱12は、第二部材304、一対の突起部308及び当て木32によって、水平方向の荷重が支持される。
2-3.荷重受け部材の構成
鋼材支柱12の下部には、ウェブ121を挟んで対称となる位置に一対の荷重受け部材40が取り付けられている。図9は、下段ブラケットの構造を第一外壁面の側から見た斜視図である。また、図10は、下段ブラケット及びその周囲の構造を図7及び図8中のD-D断面から見た平面図である。以下、図9及び図10も参照して、荷重受け部材40の構造について詳細に説明する。
一対の荷重受け部材40は、鋼材支柱12を下段ブラケット30に固定するための固定部材として機能する。鋼材支柱12のウェブ121の両側には、荷重受け部材40を連結するための固定ジョイント126がそれぞれ取り付けられている。各荷重受け部材40は、根本側の取付け孔402が固定ジョイント126に取り付けられ、先端側のフランジ部404が下段ブラケット30の第一部材302にボルト(固定部材)で固定される。
ここで、荷重受け部材40は、鋼材支柱12に対して固定ジョイント126を中心に所定の範囲で可動自在に構成されている。図11は、図10に示す荷重受け部材の可動範囲を説明するための図である。図11に示すように、荷重受け部材40は、第一状態から第二状態の範囲で可動自在に構成されている。ここでの第一状態は、荷重受け部材40の先端側が水平方向に張り出した状態を示している。第一状態では、根本側の一部がウェブ121に接触することにより、それ以上の可動が規制される。また、第二状態は、荷重受け部材40の先端側が鉛直下方に向かって垂れ下がった状態を示している。第2状態では、先端側のフランジ部404がウェブ121に接触することにより、それ以上の可動が規制される。
鋼材支柱12は、一対の第一部材302、第二部材304、及び第一外壁面102で囲まれた矩形領域に上方から挿入される。ここで、一対の荷重受け部材40は、第一状態において成す幅D1が一対の第一部材302の幅D3よりも広く、且つ、第二状態において成す幅D2が一対の第一部材302の幅D3よりも狭くなるように構成されている。このような構成によれば、鋼材支柱12は、荷重受け部材40を第一状態に可動させることによってフランジ部404が第二部材304に接触し、それ以上の挿入が規制される。つまり、荷重受け部材40は、第一状態において、鋼材支柱12から入力される鉛直方向の荷重を受ける荷重受け部材として機能する。荷重受け部材40は、この第一状態においてフランジ部404が第二部材304にボルト等の固定部材で固定される。
一方、鋼材支柱12は、荷重受け部材40を第二状態に可動させることによって、荷重受け部材40の第二部材304への接触が回避される。これにより、鋼材支柱12は、当該矩形領域への上方から挿入が許容される。
3.鋼材支柱の上部の構成
図12は、鋼材支柱の上部の領域を拡大して示す図である。鋼材支柱12は、上端側を含む第一鋼材支柱123と、下端側を含む第二鋼材支柱124とに二分割可能に構成されている。第一鋼材支柱123と第二鋼材支柱124とは、ウェブ121の両面に取り付けられたウェブ側添板131によって連結される。図13は、図12中のE-E方向から鋼材支柱の連結部を見た図である。鋼材支柱12の連結部において、フランジ122の外側には、補強用のフランジ外側添板132が取り付けられている。また、鋼材支柱12の連結部において、フランジ122の内側には、補強用のフランジ内側添板133が取り付けられている。このような構成によれば、第一鋼材支柱123と第二鋼材支柱124とは、ウェブ側添板131、フランジ外側添板132及びフランジ内側添板133によって強固に連結される。なお、鋼材支柱12の連結部は、第一外壁面102の既存躯体に干渉しない位置(高さ)に設定されることが好ましい。
鋼材支柱12の上部の領域には、作業員が解体フロア110から鋼材支柱12の頂部へと昇降するためのタラップ125が規定の間隔で複数取り付けられている。タラップ125は、鋼材支柱12のウェブ121から隙間を空けて、向かい合うフランジ122間を掛け渡すように溶接されている。
鋼材支柱12の上端部には、ワイヤー14の滑車50を取り付けるための固定ピース127が取り付けられている。ワイヤー14は、滑車50を介して図示しないチェーンブロックにより所定のテンションになるように引っ張られる。また、鋼材支柱12の上端部には、安全ブロック52を取り付けるための固定ピース129が取り付けられている。安全ブロック52は、作業員の落下を防ぐための安全装置である。
4.飛散防止ネットシステムを用いた建屋解体方法
建屋100の解体作業では、対象の解体フロア110の解体が完了すると、第一下層階フロア120が次の解体フロア110とされる。解体フロアの下層階への移行に伴い、ネット16を支持している複数の鋼材支柱12は、順に一階層下方へと降下させて固定される。この作業は、一般的に「盛替え作業」と呼ばれる。盛替え作業では、作業前の第一下層階フロア120に設置されている下段ブラケット30が盛替え作業後の鋼材支柱12を支える上段ブラケット20として利用される。また、盛替え作業後の鋼材支柱12を支える下段ブラケット30は、第二下層階フロア130に新たに設置される。
本実施の形態の飛散防止ネットシステム10では、可動式の荷重受け部材40を採用することによって、鋼材支柱12の盛替え作業の効率を高める点に特徴を有している。以下、飛散防止ネットシステム10における盛替え作業の手順について説明する。
盛替え作業は、複数の鋼材支柱12に対して一本ずつ順に行う。ここでは、一本の鋼材支柱12に対する盛替え作業の手順を例示するが、他の複数の鋼材支柱12に対しても、同様の手順を踏むことによって同様の盛替え作業を行うことができる。
盛替え作業は、準備工程と、玉掛け工程と、吊り上げ工程と、固定工程と、
を含む。先ず、準備工程では、盛替え対象となる鋼材支柱12に張られているワイヤー14の張りを緩めておく。これにより、張られたネット16を取り外さずに対象となる鋼材支柱12の盛替え作業が可能となる。また、準備工程では、第二下層階フロア130に下段ブラケット30を予め設置しておく。
次の玉掛け工程では、荷重受け部材40を下段ブラケット30に固定しているボルト(固定部材)を取り外す。そして、クローラークレーン等を用いて鋼材支柱12の吊ピースに玉掛けを行う。
次の吊り上げ工程では、鋼材支柱12を吊り上げて下層階へと降下させる。この際、先ず吊り上げた鋼材支柱12を一旦上方向へ持ち上げる。これにより、荷重受け部材40は、自重によって第一状態から第二状態へと可動する。荷重受け部材40は、第二状態において、下段ブラケット30の一対の第一部材302の隙間を通り抜けることができる。このため、吊り上げた鋼材支柱12を下方に向かって降下させることにより、第一下層階フロア120よりも下層の第二下層階フロア130へと鋼材支柱を降下させることができる。
次の固定工程では、荷重受け部材40を第二下層階フロア130の下段ブラケット30に固定する。ここでは、先ず、荷重受け部材40を第一状態から第二状態へと手動で可動させる。これにより、降下された鋼材支柱12は、荷重受け部材40のフランジ部404が第二部材304に接触し、それ以上の挿入が規制される。この状態で、荷重受け部材40のフランジ部404は下段ブラケット30の第二部材304にボルト等の固定部材によって固定される。
以上のような一連の作業工程によれば、鋼材支柱12をクローラークレーン等によって吊り上げながら鋼材支柱12の上下方向の固定位置を調整する作業が不要となる。これにより、鋼材支柱12の盛替え作業の作業効率が飛躍的に高まる。
5.本実施の形態の飛散防止ネットシステムの変形例
本実施の形態の飛散防止ネットシステム10は、以下のように変形した態様を適用してもよい。
下段ブラケット30は、鋼材支柱12を鉛直方向下側に向かって降下させた場合において、荷重受け部材40の第二状態では下段ブラケット30に接触せず、荷重受け部材40の第一状態では下段ブラケット30の上面に接触するように構成されていれば、他の構造に限定はない。
上段ブラケット20の突起部208、下段ブラケット30の突起部308、及び鋼材支柱12の補強カバープレート128の構成は必須ではない。また、支柱支持構造のうち、上段ブラケット20の構成に限定はない。
10 飛散防止ネットシステム
12 鋼材支柱
14 ワイヤー
16 ネット
20 上段ブラケット
22 当て木
24 当て木
30 下段ブラケット
32 当て木
40 荷重受け部材
50 滑車
52 安全ブロック
100 建屋
102 第一外壁面
104 第二外壁面
106 横穴
110 解体フロア
120 第一下層階フロア
121 ウェブ
122 フランジ
123 第一鋼材支柱
124 第二鋼材支柱
125 タラップ
126 固定ジョイント
127 固定ピース
128 補強カバープレート
129 固定ピース
130 第二下層階フロア
130 第二下層階フロア
131 ウェブ側添板
132 フランジ外側添板
133 フランジ内側添板
200 重機
202 第一部材
204 第二部材
206 固定部
208 突起部
302 第一部材
304 第二部材
308 突起部
402 取付け孔
404 フランジ部

Claims (11)

  1. 複数階建屋の解体作業時に解体フロアの上方への物の飛散を防止する飛散防止ネットシステムであって、
    前記複数階建屋の外壁面の外側において前記解体フロアよりも上方へ突出するように配置された複数本の鋼材支柱と、
    前記外壁面の外側において前記複数本の鋼材支柱のそれぞれを支持するための支柱支持構造と、
    前記複数本の鋼材支柱に保持されることによって前記解体フロアの全体の上方を覆うように張られたネットと、を備え、
    前記支柱支持構造は、
    一端側が前記解体フロアよりも下層階の第一下層階フロアに固定され、他端側が前記外壁面の外側において前記鋼材支柱を支持する下段ブラケットと、
    根本側が前記鋼材支柱の下部に連結され、先端側が水平方向に張り出した第一状態から鉛直下方に向かって垂れ下がった第二状態までの範囲で可動自在に構成された荷重受け部材と、を備え、
    前記支柱支持構造は、前記鋼材支柱を前記下段ブラケットに向かって降下させた場合において、前記第二状態では前記荷重受け部材が前記下段ブラケットに接触せず、前記第一状態では前記荷重受け部材が前記下段ブラケットの上面に接触する
    ように構成されていることを特徴とする飛散防止ネットシステム。
  2. 前記下段ブラケットは、
    一端側が前記第一下層階フロアに固定され、他端側が前記外壁面の孔を通って外側に突出するように平行に配置された一対の第一部材と、
    前記一対の第一部材の前記他端側を掛け渡すように固定された第二部材と、を含み、
    前記鋼材支柱は、前記一対の第一部材と、前記第二部材と、前記外壁面とで囲まれた矩形領域に挿入された状態で、前記一対の荷重受け部材が前記一対の第一部材のそれぞれの上面に固定されることを特徴とする請求項1に記載の飛散防止ネットシステム。
  3. 前記下段ブラケットは、前記第二部材から前記鋼材支柱を挟んで前記矩形領域の側に突出した一対の突起部を備えることを特徴とする請求項2に記載の飛散防止ネットシステム。
  4. 一端側が前記解体フロアに固定され、他端側が前記外壁面の外側において前記鋼材支柱を支持する上段ブラケットを更に備え、前記上段ブラケットは、前記下段ブラケットと同一構造を備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の飛散防止ネットシステム。
  5. 前記鋼材支柱は、前記上段ブラケットと干渉する領域に補強カバープレートが取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の飛散防止ネットシステム。
  6. 前記複数本の鋼材支柱は、
    前記複数階建屋の第一外壁面の側に設置された複数の第一鋼材支柱と、
    前記解体フロアを挟んで前記第一外壁面と向かい合う第二外壁面の側に設置された複数の第二鋼材支柱と、を含み、
    前記複数の第一鋼材支柱のそれぞれは、前記複数の第二鋼材支柱のそれぞれと対をなすように配置され、
    対をなす前記第一鋼材支柱と前記第二鋼材支柱の頂部間をそれぞれ掛け渡すように張られた複数本のワイヤーを更に備え、
    前記ネットは、前記複数本のワイヤーの上から前記解体フロアの全体を上方から覆うように張られていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の飛散防止ネットシステム。
  7. 前記鋼材支柱は、前記解体フロアから7m以上の高さとなるように設置されることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の飛散防止ネットシステム。
  8. 前記鋼材支柱は第一鋼材支柱と第二鋼材支柱に二分割可能に構成され、
    前記第一鋼材支柱と前記第二鋼材支柱の連結部には、補強用の添板が取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の飛散防止ネットシステム。
  9. 前記鋼材支柱の上部の領域には、作業員の昇降用のタラップが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の飛散防止ネットシステム。
  10. 鋼材支柱の上部に取り付けられた固定ピースには、安全ブロックが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1項に記載の飛散防止ネットシステム。
  11. 請求項1から請求項10の何れか1項に記載の飛散防止ネットシステムを用いた建屋解体方法であって、
    前記建屋解体方法は、前記飛散防止ネットシステムを設置した状態で前記解体フロアの解体が完了した場合、前記第一下層階フロアが次の解体フロアとなるように、前記鋼材支柱を一階層下方へと盛替える盛替え作業を行うように構成され、
    前記盛替え作業は、
    前記第一下層階フロアよりも更に一階層下方の第二下層階フロアに前記下段ブラケットを設置する工程と、
    前記荷重受け部材を固定する固定部材を取り外す工程と、
    前記鋼材支柱を一旦上方向へ吊り上げることによって前記荷重受け部材を前記第一状態から前記第二状態へと自重によって可動させた後、前記鋼材支柱を吊り上げながら下方へ降下させる工程と、
    前記荷重受け部材を前記第二状態から前記第一状態へと可動させ、前記第二下層階フロアに設置された前記下段ブラケットの上面に前記第一状態の前記荷重受け部材を接触させて固定する工程と、
    を備えることを特徴とする建屋解体方法。
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