JP2022101717A - 建物解体時の養生システム及び解体すべき建物の解体方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、垂直支持部材は、解体すべき建物の側面部に沿って設けられた作業用足場を含んでもよい。
また、作業用足場は、解体すべき建物の少なくとも1つの側面部に沿って設けられた第1の作業用足場と、少なくとも1つの側面部に対して異なる方向に延びる解体すべき建物の側面部に沿って設けられた第2の作業用足場とを有し、第1の作業用足場と第2の作業用足場との間に空間部を有してもよい。
また、垂直支持部材は、解体すべき建物の上部から垂直方向に沿って延びている柱状部材を含んでもよい。
また、垂直支持部材は、解体すべき建物の高度の変化に対応して、水平支持部材の垂直方向位置を変更することが可能に構成されていてもよい。
また、垂直支持部材は、解体すべき建物の上部から垂直方向に沿って延びている柱状部材を含み、解体すべき建物を解体する工程は、水平支持部材の垂直方向位置を変更する工程の後で、解体すべき建物の上部のうち柱状部材が設けられている位置以外を解体する工程と、次に、解体すべき建物の上部のうち柱状部材が設けられている位置を解体する工程と、次に、柱状部材を下降させる工程とを含んでもよい。
また、垂直支持部材は、解体すべき建物の側面部に沿って設けられた作業用足場を含み、作業用足場を設ける工程は、解体すべき建物の少なくとも1つの側面部に沿う第1の作業用足場と、少なくとも1つの側面部に対して異なる方向に延びる解体すべき建物の側面部に沿う第2の作業用足場とを、第1の作業用足場と第2の作業用足場との間に空間部が存在するように設ける工程を含んでもよい。
以下、本発明の建物解体時の養生システム及び建物の解体方法の実施の形態1について添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る養生システムの正面概略図である。養生システム1は、解体すべき建物10の解体工事において発生する粉塵の飛散、建物の構成部材の破片及び廃棄物等の飛散や落下を防止するために設けられている。養生システム1は、建物10の側面部に沿って外周部に構築された防音パネル21と、防音パネル21の外周部に構築された作業用足場である外周足場22と、建物10の上方に構築された梁状部材である水平トラス30と、柱状部材である垂直トラス40と、水平トラス30に支持されている水平養生ネット23a及び垂直養生ネット23bとを有している。水平トラス30及び垂直トラス40とは、一般にボックストラスと呼ばれる、全体として直方体状のトラス構造部材である。水平養生ネット23a及び垂直養生ネット23bは、建物10の上方から建物10の外周部を覆っている。なお、防音パネル21、外周足場22、垂直養生ネット23bについては、説明の便宜のために詳細な形状の記載を省略している。また、外周足場22は作業用足場及び垂直支持部材を構成しており、水平養生ネット23a及び垂直養生ネット23bは養生部材を構成しており、水平トラス30は水平支持部材を構成しており、垂直トラス40は柱状部材及び垂直支持部材を構成している。
最初に、図3に示すように作業者が解体すべき建物10の外周部に防音パネル21を構築し、さらに防音パネル21の外側に外周足場22を構築する。このとき外周足場22は、その最上段の位置が建物10の塔屋11よりも高い位置となるように構築される。次に、作業者は最上段の外周足場22と、上から第2段目の外周足場22とにブラケット24を設置する。次に、作業者は最上段の外周足場22のブラケット24に足場ホイスト26を吊下げる。
次に、本発明の建物解体時の養生システム及び建物の解体方法の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態2において、実施の形態1の図1~図14の参照符号と同一の符号は、同一または同様な構成要素であるのでその詳細な説明は省略する。本実施の形態2に係る養生システム及び建物の解体方法は、重機を建物の上部に配置することなく建物を解体可能な養生システム及び建物の解体方法である。
図15は、本発明の実施の形態2に係る養生システム1aの平面図である。建物10の縦方向、(矢印Y方向)の手前側且つ、横方向(矢印X方向)の中央部に外周足場22bが設けられている。建物10の上方には、矢印X方向に沿って計3本の水平トラス30が設けられ、矢印Y方向に沿って計5本の水平トラス30が設けられている。
また、作業用足場は、解体すべき建物の一対の対向する側面部に対して異なる方向に延びる解体すべき建物の側面部に沿って設けられた第2の作業用足場を有し、第1の作業用足場と第2の作業用足場との間に空間部を有してもよい。
また、水平トラス部材の垂直方向位置を変更するためのホイストをさらに備えてもよい。
また、垂直支持部材は、解体すべき建物の上部から垂直方向に沿って延び、トラス構造を有する柱状部材を含んでもよい。
また、水平トラス部材は、アルミニウム合金により形成されていてもよい。
また、垂直支持部材は、解体すべき建物の上部から垂直方向に沿って延び、トラス構造を有する柱状部材を含み、解体すべき建物を解体する工程は、水平支持部材の垂直方向位置を変更する工程の後で、解体すべき建物の上部のうち柱状部材が設けられている位置以外を解体する工程と、次に、解体すべき建物の上部のうち柱状部材が設けられている位置を解体する工程と、次に、柱状部材を下降させる工程とを含んでもよい。
また、作業用足場を設ける工程は、解体すべき建物の少なくとも1つの側面部に沿う第1の作業用足場と、少なくとも1つの側面部に対して異なる方向に延びる解体すべき建物の側面部に沿う第2の作業用足場とを、第1の作業用足場と第2の作業用足場との間に空間部が存在するように設ける工程を含んでもよい。
Claims (10)
- 解体すべき建物の垂直方向に沿って設けられた垂直支持部材と、
前記解体すべき建物の水平方向に沿って延びており、前記垂直支持部材に支持される水平支持部材と、
前記水平支持部材に支持され、前記解体すべき建物を上方から覆う養生部材と、
を備える建物解体時の養生システム。 - 前記水平支持部材は、トラス構造を有する請求項1に記載の建物解体時の養生システム。
- 前記垂直支持部材は、前記解体すべき建物の側面部に沿って設けられた作業用足場を含む請求項1又は2に記載の建物解体時の養生システム。
- 前記作業用足場は、前記解体すべき建物の少なくとも1つの側面部に沿って設けられた第1の作業用足場と、前記少なくとも1つの側面部に対して異なる方向に延びる前記解体すべき建物の側面部に沿って設けられた第2の作業用足場とを有し、
前記第1の作業用足場と前記第2の作業用足場との間に空間部を有する請求項3に記載の建物解体時の養生システム。 - 前記垂直支持部材は、前記解体すべき建物の上部から垂直方向に沿って延びている柱状部材を含む請求項1~3のいずれか一項に記載の建物解体時の養生システム。
- 前記垂直支持部材は、前記解体すべき建物の高度の変化に対応して、前記水平支持部材の垂直方向位置を変更することが可能に構成されている請求項1~5のいずれか一項に記載の建物解体時の養生システム。
- 解体すべき建物の垂直方向に沿って垂直支持部材を設ける工程と、
前記垂直支持部材を設ける工程の後で、前記解体すべき建物の水平方向に沿って延びており前記垂直支持部材に支持される水平支持部材を設ける工程と、
前記水平支持部材を設ける工程の後で、前記水平支持部材に支持され前記解体すべき建物を上方から覆う養生部材を設ける工程と、
前記養生部材を設ける工程の後で、前記解体すべき建物を解体する工程と
を有する解体すべき建物の解体方法。 - 前記解体すべき建物を解体する工程は、前記解体すべき建物の解体が進捗したことにより前記解体すべき建物の高度が変化した場合に、前記水平支持部材の垂直方向位置を変更する工程を有する請求項7に記載の解体すべき建物の解体方法。
- 前記垂直支持部材は、前記解体すべき建物の上部から垂直方向に沿って延びている柱状部材を含み、
前記解体すべき建物を解体する工程は、前記水平支持部材の垂直方向位置を変更する工程の後で、前記解体すべき建物の上部のうち前記柱状部材が設けられている位置以外を解体する工程と、次に、前記解体すべき建物の上部のうち前記柱状部材が設けられている位置を解体する工程と、次に、前記柱状部材を下降させる工程とを含む請求項7又は8に記載の解体すべき建物の解体方法。 - 前記垂直支持部材は、前記解体すべき建物の側面部に沿って設けられた作業用足場を含み、
前記作業用足場を設ける工程は、前記解体すべき建物の少なくとも1つの側面部に沿う第1の作業用足場と、前記少なくとも1つの側面部に対して異なる方向に延びる前記解体すべき建物の側面部に沿う第2の作業用足場とを、前記第1の作業用足場と前記第2の作業用足場との間に空間部が存在するように設ける工程を含む請求項7又は8に記載の解体すべき建物の解体方法。
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