JP2944883B2 - 防風・防雪柵 - Google Patents
防風・防雪柵Info
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- JP2944883B2 JP2944883B2 JP7120594A JP7120594A JP2944883B2 JP 2944883 B2 JP2944883 B2 JP 2944883B2 JP 7120594 A JP7120594 A JP 7120594A JP 7120594 A JP7120594 A JP 7120594A JP 2944883 B2 JP2944883 B2 JP 2944883B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、道路や駐車場等に沿設
して防風及び防雪する防風・防雪柵に関するものであ
る。
して防風及び防雪する防風・防雪柵に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の防風・防雪柵は、道路や駐車場の
側部に適宜の間隔を置き沿設され、通常、地上に複数の
支柱を適宜の間隔で建て込み、各支柱の下部間を風や吹
雪の吹き抜け空間とし、各支柱の上部間にそれぞれ防風
兼防雪板を複数段かつ斜め配置に架設してその間に斜め
下向きの吹き抜け隙間を形成し、支柱に配設した左右対
のリンク機構により各防風兼防雪板を斜め架設配置とし
かつ上側あるいは下側に畳む構造にして、冬季は、支柱
の各上部聞に各防風兼防雪板を複数段の斜め架設配置と
し、風や吹雪を支柱下部間の吹き抜け空間からの吹き込
み、防風兼防雪板間の各吹き抜け隙間からの斜め下向き
の流入により、積雪、吹き溜まりなどを低減しドライバ
ーの視界を良好にして冬季交通の安全性を高め、強風や
吹雪の季節が終わると、支柱間の各防風兼防雪板を上側
又は下側に折り畳み展望を良好にする防護柵になつてい
る。
側部に適宜の間隔を置き沿設され、通常、地上に複数の
支柱を適宜の間隔で建て込み、各支柱の下部間を風や吹
雪の吹き抜け空間とし、各支柱の上部間にそれぞれ防風
兼防雪板を複数段かつ斜め配置に架設してその間に斜め
下向きの吹き抜け隙間を形成し、支柱に配設した左右対
のリンク機構により各防風兼防雪板を斜め架設配置とし
かつ上側あるいは下側に畳む構造にして、冬季は、支柱
の各上部聞に各防風兼防雪板を複数段の斜め架設配置と
し、風や吹雪を支柱下部間の吹き抜け空間からの吹き込
み、防風兼防雪板間の各吹き抜け隙間からの斜め下向き
の流入により、積雪、吹き溜まりなどを低減しドライバ
ーの視界を良好にして冬季交通の安全性を高め、強風や
吹雪の季節が終わると、支柱間の各防風兼防雪板を上側
又は下側に折り畳み展望を良好にする防護柵になつてい
る。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】従来の防風・防雪柵
は、前記のように支柱下部の吹き抜け空間及び斜め架設
配置の各防風兼防雪板間の隙間から風や吹雪が吹き込
み、斜め下向きに流入して、柵内側が強風、低温域にな
つて歩行や作業（例えば駐車場のチエン装着）等の支障
になつて、道路や駐車場から大きく離隔して設置する必
要があり、また、支柱両側に防風兼防雪板群の斜め架
設、折り畳みのための複雑なリンク機構を要し、支柱の
折り畳み機構が複雑になつてコスト高になるなどの課題
がある。
は、前記のように支柱下部の吹き抜け空間及び斜め架設
配置の各防風兼防雪板間の隙間から風や吹雪が吹き込
み、斜め下向きに流入して、柵内側が強風、低温域にな
つて歩行や作業（例えば駐車場のチエン装着）等の支障
になつて、道路や駐車場から大きく離隔して設置する必
要があり、また、支柱両側に防風兼防雪板群の斜め架
設、折り畳みのための複雑なリンク機構を要し、支柱の
折り畳み機構が複雑になつてコスト高になるなどの課題
がある。
【０００４】本発明は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、
上、下部支柱間に多段の有孔防風兼防雪板と吹抜け防止
板を配設し、支柱の折り畳み機構や防風兼防雪板の着脱
架設機構を簡素化して、防風、防雪性能とともに防風兼
防雪板の着脱架設、支柱の折畳性能を向上してコスト節
減した防風・防雪柵を提出するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、
上、下部支柱間に多段の有孔防風兼防雪板と吹抜け防止
板を配設し、支柱の折り畳み機構や防風兼防雪板の着脱
架設機構を簡素化して、防風、防雪性能とともに防風兼
防雪板の着脱架設、支柱の折畳性能を向上してコスト節
減した防風・防雪柵を提出するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、地上に複数の
下部支柱を間隔を置き建て込み、一部の下部支柱上に上
部支柱を吹抜け防止板上に水平に折り畳む蝶番とボルト
連結手段とからなる折り畳み連結機構で連結し、他の下
部支柱上に上部支柱を前後スライドして吹抜け防止板上
に水平に折り畳むスライド式蝶番とボルト連結手段とか
らなるスライド折り畳み連結機構で連結して、各下部支
柱の間に吹抜け防止板を設け、各上部支柱の間にそれぞ
れ有孔の防風兼防雪板を着脱架設機構により複数段に架
設するとともに、吹抜け防止板の一面側に複数の防風兼
防雪板を並列して支持する収納架台を設けた防風・防雪
柵に特徴を有し、前記の吹抜け防止板及び有孔の防風兼
防雪板により防風、防雪性能を高めるとともに、前記の
上部支柱の折り畳み連結機構、スライド折り畳み連結機
構、着脱架設機構及び収納架台により、防風兼防雪板の
架設と着脱、上部支柱の折畳性能を高めて展望を高めて
いる。また、各上部支柱の折り畳み性能をさらに高め機
構を簡素化している。
下部支柱を間隔を置き建て込み、一部の下部支柱上に上
部支柱を吹抜け防止板上に水平に折り畳む蝶番とボルト
連結手段とからなる折り畳み連結機構で連結し、他の下
部支柱上に上部支柱を前後スライドして吹抜け防止板上
に水平に折り畳むスライド式蝶番とボルト連結手段とか
らなるスライド折り畳み連結機構で連結して、各下部支
柱の間に吹抜け防止板を設け、各上部支柱の間にそれぞ
れ有孔の防風兼防雪板を着脱架設機構により複数段に架
設するとともに、吹抜け防止板の一面側に複数の防風兼
防雪板を並列して支持する収納架台を設けた防風・防雪
柵に特徴を有し、前記の吹抜け防止板及び有孔の防風兼
防雪板により防風、防雪性能を高めるとともに、前記の
上部支柱の折り畳み連結機構、スライド折り畳み連結機
構、着脱架設機構及び収納架台により、防風兼防雪板の
架設と着脱、上部支柱の折畳性能を高めて展望を高めて
いる。また、各上部支柱の折り畳み性能をさらに高め機
構を簡素化している。
【０００６】また、前記の防風・防雪柵において、各上
部支柱に複数段に突設した多角形の係止孔を有する複数
の架設受板と、各防風兼防雪板の両端部に突設して前記
の係止孔に嵌合される断面多角形の架設杆と、前記の係
止孔に嵌合した架設杆の浮上防止プレート付き着脱式固
定板からなる着脱架設機構とを具備したことに特徴を有
し、前記の架設受板、断面多角形の架設杆、多角形の係
止孔を有する複数の架設受板、及び浮上防止プレート付
き着脱式固定板とからなる着脱架設機構により、防風兼
防雪板の架設、着脱性能をさらに高め機構を簡素化して
いる。
部支柱に複数段に突設した多角形の係止孔を有する複数
の架設受板と、各防風兼防雪板の両端部に突設して前記
の係止孔に嵌合される断面多角形の架設杆と、前記の係
止孔に嵌合した架設杆の浮上防止プレート付き着脱式固
定板からなる着脱架設機構とを具備したことに特徴を有
し、前記の架設受板、断面多角形の架設杆、多角形の係
止孔を有する複数の架設受板、及び浮上防止プレート付
き着脱式固定板とからなる着脱架設機構により、防風兼
防雪板の架設、着脱性能をさらに高め機構を簡素化して
いる。
【０００７】
【作用】本発明は、前記のような構成からなり、下部支
柱間に配設した吹抜け防止板により、下部における風や
吹雪の吹抜けを防止し、上部支柱間に配設した多段階の
有孔防風兼防雪板により、上部における風や吹雪をその
全域で受け適度に減速して流通せしめ、柵内側の吹き溜
まり低減とともにその風や吹雪等を効果的に緩和して歩
行や作業性を高める。また、下部支柱に上部支柱を折り
畳み蝶番とボルト連結手段とからなる折り畳み連結機構
で連結し、及び下部支柱に上部支柱を折り畳み蝶番とボ
ルト連結手段とからなる折り畳み連結機構で連結したこ
とにより、上部支柱の連結機構を簡単な構造にするとと
もに、各上部支柱を下部支柱上に容易に立設したり、吹
抜け防止板上に前後させて水平に折り畳み可能としてい
る。さらに、着脱架設機構を多角形の係止孔付き架設受
板と、断面多角形の架設杆と、浮上防止プレート付き着
脱式固定板により、着脱架設機構を簡単な構造として着
脱架設、着脱を容易とし、収納架台により、各防風兼防
雪板を容易に着脱して上部支柱間の定位置、即ち、収納
受架台上に並列して吹抜け防止板の一面側にコンパクト
に収納可能にしている。
柱間に配設した吹抜け防止板により、下部における風や
吹雪の吹抜けを防止し、上部支柱間に配設した多段階の
有孔防風兼防雪板により、上部における風や吹雪をその
全域で受け適度に減速して流通せしめ、柵内側の吹き溜
まり低減とともにその風や吹雪等を効果的に緩和して歩
行や作業性を高める。また、下部支柱に上部支柱を折り
畳み蝶番とボルト連結手段とからなる折り畳み連結機構
で連結し、及び下部支柱に上部支柱を折り畳み蝶番とボ
ルト連結手段とからなる折り畳み連結機構で連結したこ
とにより、上部支柱の連結機構を簡単な構造にするとと
もに、各上部支柱を下部支柱上に容易に立設したり、吹
抜け防止板上に前後させて水平に折り畳み可能としてい
る。さらに、着脱架設機構を多角形の係止孔付き架設受
板と、断面多角形の架設杆と、浮上防止プレート付き着
脱式固定板により、着脱架設機構を簡単な構造として着
脱架設、着脱を容易とし、収納架台により、各防風兼防
雪板を容易に着脱して上部支柱間の定位置、即ち、収納
受架台上に並列して吹抜け防止板の一面側にコンパクト
に収納可能にしている。
【０００８】
【実施例】図１ないし図５に本発明の一実施例を示す。
図中１ａは下部支柱、１ｂは上部支柱、５ａ，５ｂは折
り畳み連結機構とスライド折り畳み連結機構、６ａ，６
ｂは蝶番又はスライド式蝶番、７はボルト連結手段、１
０は吹抜け防止板、１５は有孔の防風兼防雪板、２０は
防風兼防雪板１５の着脱架設機構、２１は係止孔２２付
きの架設受板、２３は架設杆、２４は浮上防止プレート
２４ａ付き着脱式固定板、２５は防風兼防雪板１５の収
納架台であつて、図示の実施例は、地上に複数の下部支
柱１ａを間隔を置き建て込み、一部の下部支柱１ａ上に
上部支柱１ｂを吹抜け防止板１０上に水平に折り畳む蝶
番６ａとボルト連結手段７とからなる折り畳み連結機構
５ａで連結し、他の丁部支柱１ａ上に上部支柱１ｂを前
後スライドして吹抜け防止板１０上に水平に折り畳むス
ライド式蝶番６ｂとボルト連結手段７とからなるスライ
ド折り畳み連結機構５ｂで連結して、各下部支柱１ａの
間に吹抜け防止板１０を設け、各上部支柱１ｂの間にそ
れぞれ有孔の防風兼防雪板１５を着脱架設機構２０によ
り複数段に架設するとともに、吹抜け防止板１０の一面
側に複数の防風兼防雪板１５を並列して支持する収納架
台２５を設けた防風・防雪柵になつている。
図中１ａは下部支柱、１ｂは上部支柱、５ａ，５ｂは折
り畳み連結機構とスライド折り畳み連結機構、６ａ，６
ｂは蝶番又はスライド式蝶番、７はボルト連結手段、１
０は吹抜け防止板、１５は有孔の防風兼防雪板、２０は
防風兼防雪板１５の着脱架設機構、２１は係止孔２２付
きの架設受板、２３は架設杆、２４は浮上防止プレート
２４ａ付き着脱式固定板、２５は防風兼防雪板１５の収
納架台であつて、図示の実施例は、地上に複数の下部支
柱１ａを間隔を置き建て込み、一部の下部支柱１ａ上に
上部支柱１ｂを吹抜け防止板１０上に水平に折り畳む蝶
番６ａとボルト連結手段７とからなる折り畳み連結機構
５ａで連結し、他の丁部支柱１ａ上に上部支柱１ｂを前
後スライドして吹抜け防止板１０上に水平に折り畳むス
ライド式蝶番６ｂとボルト連結手段７とからなるスライ
ド折り畳み連結機構５ｂで連結して、各下部支柱１ａの
間に吹抜け防止板１０を設け、各上部支柱１ｂの間にそ
れぞれ有孔の防風兼防雪板１５を着脱架設機構２０によ
り複数段に架設するとともに、吹抜け防止板１０の一面
側に複数の防風兼防雪板１５を並列して支持する収納架
台２５を設けた防風・防雪柵になつている。
【０００９】また、前記の防風・防雪柵において、各上
部支柱１ｂに複数段に突設した多角形の係止孔２２を有
する複数の架設受板２１と、各防風兼防雪板１５の両端
部に突設して前記の係止孔に嵌合される断面多角形の架
設杆２３と、前記の係止孔に嵌合した架設杆２３の浮上
防止プレート２４ａ付き着脱式固定板２４とからなる着
脱架設機構２０を具備したことを特徴とする防風・防雪
柵になつている。
部支柱１ｂに複数段に突設した多角形の係止孔２２を有
する複数の架設受板２１と、各防風兼防雪板１５の両端
部に突設して前記の係止孔に嵌合される断面多角形の架
設杆２３と、前記の係止孔に嵌合した架設杆２３の浮上
防止プレート２４ａ付き着脱式固定板２４とからなる着
脱架設機構２０を具備したことを特徴とする防風・防雪
柵になつている。
【００１０】さらに詳述すると、下部支柱１ａは、図１
及び図２のようにＨ形鋼材等で形成され、道路あるいは
駐車場等の側方に沿い適宜のアンカー機構２により適宜
の間隔で建て込まれ、その間に吹抜け防止板１０を適宜
の手段で固設し、裏面側（吹抜け防止板１０の裏側）に
収納架台２５を突設し、上端部に上部支柱１ｂを折り畳
み連結機構５ａ，５ｂにより折り畳み可能に連設してい
る。上部支柱１ｂは、同様なＨ形鋼材等で形成され、そ
の裏面側には複数の劣角形係止孔２２付き架設板２１を
複数段に突設している。
及び図２のようにＨ形鋼材等で形成され、道路あるいは
駐車場等の側方に沿い適宜のアンカー機構２により適宜
の間隔で建て込まれ、その間に吹抜け防止板１０を適宜
の手段で固設し、裏面側（吹抜け防止板１０の裏側）に
収納架台２５を突設し、上端部に上部支柱１ｂを折り畳
み連結機構５ａ，５ｂにより折り畳み可能に連設してい
る。上部支柱１ｂは、同様なＨ形鋼材等で形成され、そ
の裏面側には複数の劣角形係止孔２２付き架設板２１を
複数段に突設している。
【００１１】折り畳み連結機構５ａは、図２及び図３に
示すように下部支柱１ａと上部支柱１ｂの上、下部間を
蝶番６ａで側方に起伏可能に連結して、上部支柱１ｂを
吹抜け防止板１０上に水平に折り畳み可能にするととも
に、下部支柱１ａ上に上部支柱１ｂを立て複数のボルト
・ナツト７で連結する構造になつている。また、スライ
ド折り畳み連結機構５ｂは、図２及び図４に示すように
下部支柱１ａ（図１の左端部の支柱）と上部支柱１ｂの
上、下部間を長いスライド兼用ピン６ｃを有するスライ
ド式蝶番６ｂで前後スライド（図４の矢示方向）して側
方に起伏可能に連結し、この上部支柱１ｂを下部支柱１
ａの後方にスライドせしめ（図４の一点鎖線参照）、折
り畳まれた隣接の上部支柱１ｂの後側に同高で水平に折
り畳み平行の配置とし、下部支柱１ａ上に上部支柱１ｂ
を立て複数のボルト・ナツト７で連結する構造になつて
いる。
示すように下部支柱１ａと上部支柱１ｂの上、下部間を
蝶番６ａで側方に起伏可能に連結して、上部支柱１ｂを
吹抜け防止板１０上に水平に折り畳み可能にするととも
に、下部支柱１ａ上に上部支柱１ｂを立て複数のボルト
・ナツト７で連結する構造になつている。また、スライ
ド折り畳み連結機構５ｂは、図２及び図４に示すように
下部支柱１ａ（図１の左端部の支柱）と上部支柱１ｂの
上、下部間を長いスライド兼用ピン６ｃを有するスライ
ド式蝶番６ｂで前後スライド（図４の矢示方向）して側
方に起伏可能に連結し、この上部支柱１ｂを下部支柱１
ａの後方にスライドせしめ（図４の一点鎖線参照）、折
り畳まれた隣接の上部支柱１ｂの後側に同高で水平に折
り畳み平行の配置とし、下部支柱１ａ上に上部支柱１ｂ
を立て複数のボルト・ナツト７で連結する構造になつて
いる。
【００１２】さらに、吹抜け防止板１０は、図１及び図
２に示すような無孔の屈曲板で形成され、各下部支柱１
ａの間に適宜の手段で固設して、下部の吹き抜けを阻止
する構造になつている。防風兼防雪板１５は、多数の小
さい通風孔（図示省略）を配設した屈曲板や、エキスパ
ンドメタル板、小さい目の枠付き金網板又は繊維ネツト
板等で形成され、ほぼ全面で風又は吹雪を受け減速して
流通する構造とし、その両側に架設杆２３を突設し着脱
用のフツク１７を固設している。
２に示すような無孔の屈曲板で形成され、各下部支柱１
ａの間に適宜の手段で固設して、下部の吹き抜けを阻止
する構造になつている。防風兼防雪板１５は、多数の小
さい通風孔（図示省略）を配設した屈曲板や、エキスパ
ンドメタル板、小さい目の枠付き金網板又は繊維ネツト
板等で形成され、ほぼ全面で風又は吹雪を受け減速して
流通する構造とし、その両側に架設杆２３を突設し着脱
用のフツク１７を固設している。
【００１３】着脱架設機構２０は、特に図５に示すよう
に各上部支柱１ｂのフランジ外面に複数段に突設した多
角形の係止孔２２を有する複数対の架設受板２１と、各
防風兼防雪板１５の両端部に突設した断面多角形の鍔２
３ａ付き架設杆２３と、架設杆２３を着脱可能に固定す
る着脱式固定板２４からなり、特に図５ｃに示すように
各架設受板２１の多角形の係止孔２２に、各防風兼防雪
板１５に突設した断面多角形の架設杆２３を上方から嵌
合して、各上部支柱１ｂの間にその有孔の防風兼防雪板
１５を容易に垂直に固定して複数段に架設でき、着脱式
固定板２４に固設した各浮上防止プレート２４ａを隣接
した両架設杆２３上に当て、着脱式固定板２４にボルト
２４ｂを嵌挿し、このボルト２４ｂを適宜の手段（図示
省略）で上部支柱１ｂのフランジにねじ込むなどして着
脱可能に装着し、各防風兼防雪板１５を所定の架設位置
にセツトする構造になつており、ボルト２４ｂにより着
脱式固定板２４を取り外すと、各防風兼防雪板１５はそ
のフツク１７を利用して吊り上げ架設受板２１から容易
に取り外して収納架台２５に並列に収納される。
に各上部支柱１ｂのフランジ外面に複数段に突設した多
角形の係止孔２２を有する複数対の架設受板２１と、各
防風兼防雪板１５の両端部に突設した断面多角形の鍔２
３ａ付き架設杆２３と、架設杆２３を着脱可能に固定す
る着脱式固定板２４からなり、特に図５ｃに示すように
各架設受板２１の多角形の係止孔２２に、各防風兼防雪
板１５に突設した断面多角形の架設杆２３を上方から嵌
合して、各上部支柱１ｂの間にその有孔の防風兼防雪板
１５を容易に垂直に固定して複数段に架設でき、着脱式
固定板２４に固設した各浮上防止プレート２４ａを隣接
した両架設杆２３上に当て、着脱式固定板２４にボルト
２４ｂを嵌挿し、このボルト２４ｂを適宜の手段（図示
省略）で上部支柱１ｂのフランジにねじ込むなどして着
脱可能に装着し、各防風兼防雪板１５を所定の架設位置
にセツトする構造になつており、ボルト２４ｂにより着
脱式固定板２４を取り外すと、各防風兼防雪板１５はそ
のフツク１７を利用して吊り上げ架設受板２１から容易
に取り外して収納架台２５に並列に収納される。
【００１４】収納架台２５は、図１及び図２に示すよう
に各下部支柱１ａの裏側に突設した架台２５ａと、架台
２５ａ上に間隔を置き配設して各防風兼防雪板１５の架
設杆２３を支持する固定部材２５ｂ等からなり、複数段
の各防風兼防雪板１５を吹抜け防止板１０の裏側に並列
してコンパクトに収納し固定する構造にしている。
に各下部支柱１ａの裏側に突設した架台２５ａと、架台
２５ａ上に間隔を置き配設して各防風兼防雪板１５の架
設杆２３を支持する固定部材２５ｂ等からなり、複数段
の各防風兼防雪板１５を吹抜け防止板１０の裏側に並列
してコンパクトに収納し固定する構造にしている。
【００１５】前記の防風・防雪柵は、図１に示すように
各下部支柱１ａの間に吹抜け防止板１０を設け、各下部
支柱１ａ上に上部支柱１ｂを立て、支柱上、下端部に設
けた両プレート（符号省略）をボルト連結７して、各上
部支柱１ｂの間に有孔の防風兼防雪板１５を着脱架設機
構２０により多段階に架設して容易に組み立てセツトさ
れ、その吹抜け防止板１０により下部支柱１ａ間の風、
吹雪の吹抜けが防止されるとともに、多段階の有孔の防
風兼防雪板１５のほぼ全域で風、吹雪を受け適度に低減
して流通し、柵内側の吹き溜まりが適度に低減されると
ともに、柵内側の強風や吹雪が効果的に緩和されてその
歩行や作業性が高められ、道路や駐車場等の側部に近接
させて沿設することが可能になり、優れた防風、防雪性
能が得られる。柵内側の吹き溜まりは少なくなり容易に
除去される。また、ボルト２４ｂにより着脱式固定板２
４を取り外して、各防風兼防雪板１５を吊り上げて取り
外し、各下部支柱１ａの裏面側に配設した収納架台２５
上に並列して折り畳み配置し、固定部材２５ｂで固定し
て、各防風兼防雪板１５を吹抜け防止板１０の裏面側に
容易にコンパクトに収納できる（図２参照）。さらに、
各折り畳み連結機構５ａ，５ｂのボルト連結７を外し
て、上部支柱１ｂをそのまま吹抜け防止板１０上に水平
に折り畳み、又は、上部支柱１ｂを後方にスライドさせ
て水平に折り畳むことにより、各上部支柱１ｂを吹抜け
防止板１０上に沿いかつ前後配置にして水平、平行に体
裁良く容易に折り畳み展望が高められる。
各下部支柱１ａの間に吹抜け防止板１０を設け、各下部
支柱１ａ上に上部支柱１ｂを立て、支柱上、下端部に設
けた両プレート（符号省略）をボルト連結７して、各上
部支柱１ｂの間に有孔の防風兼防雪板１５を着脱架設機
構２０により多段階に架設して容易に組み立てセツトさ
れ、その吹抜け防止板１０により下部支柱１ａ間の風、
吹雪の吹抜けが防止されるとともに、多段階の有孔の防
風兼防雪板１５のほぼ全域で風、吹雪を受け適度に低減
して流通し、柵内側の吹き溜まりが適度に低減されると
ともに、柵内側の強風や吹雪が効果的に緩和されてその
歩行や作業性が高められ、道路や駐車場等の側部に近接
させて沿設することが可能になり、優れた防風、防雪性
能が得られる。柵内側の吹き溜まりは少なくなり容易に
除去される。また、ボルト２４ｂにより着脱式固定板２
４を取り外して、各防風兼防雪板１５を吊り上げて取り
外し、各下部支柱１ａの裏面側に配設した収納架台２５
上に並列して折り畳み配置し、固定部材２５ｂで固定し
て、各防風兼防雪板１５を吹抜け防止板１０の裏面側に
容易にコンパクトに収納できる（図２参照）。さらに、
各折り畳み連結機構５ａ，５ｂのボルト連結７を外し
て、上部支柱１ｂをそのまま吹抜け防止板１０上に水平
に折り畳み、又は、上部支柱１ｂを後方にスライドさせ
て水平に折り畳むことにより、各上部支柱１ｂを吹抜け
防止板１０上に沿いかつ前後配置にして水平、平行に体
裁良く容易に折り畳み展望が高められる。
【００１６】また、折り畳み連結機構５ａ及びスライド
折り畳み連結機構５ｂは、上部支柱１ｂを吹抜け防止板
１０上に平行に折り畳む蝶番６ａ又はスライド式蝶番６
ｂ、ボルト連結手段７とからなる比較的に簡単な構造に
なつており、各上部支柱１ｂを容易に立設及び折り畳む
ことができ、優れた折り畳み連結性能を有する。さら
に、着脱架設機構２０は、上部支柱１ｂに段設した複数
の多角形の係止孔２２付き架設受板２１と、各防風兼防
雪板１５の両端部に突設した断面多角形の架設杆２３
と、浮上防止プレート２４ａ付き着脱式固定板２４及び
ボルト２４ｂ等からなる比較的に簡単な構造になつてお
り、多角形の係止孔２２に多角形の架設杆２３の嵌合し
て防風兼防雪板１５を容易に垂直に配置し、浮上防止プ
レート２４ａ付き着脱式固定板２４で定位置に固定して
セツトでき、防風兼防雪板１５の取り外しも容易に行わ
れるなど、優れた架設、着脱性能を有する。
折り畳み連結機構５ｂは、上部支柱１ｂを吹抜け防止板
１０上に平行に折り畳む蝶番６ａ又はスライド式蝶番６
ｂ、ボルト連結手段７とからなる比較的に簡単な構造に
なつており、各上部支柱１ｂを容易に立設及び折り畳む
ことができ、優れた折り畳み連結性能を有する。さら
に、着脱架設機構２０は、上部支柱１ｂに段設した複数
の多角形の係止孔２２付き架設受板２１と、各防風兼防
雪板１５の両端部に突設した断面多角形の架設杆２３
と、浮上防止プレート２４ａ付き着脱式固定板２４及び
ボルト２４ｂ等からなる比較的に簡単な構造になつてお
り、多角形の係止孔２２に多角形の架設杆２３の嵌合し
て防風兼防雪板１５を容易に垂直に配置し、浮上防止プ
レート２４ａ付き着脱式固定板２４で定位置に固定して
セツトでき、防風兼防雪板１５の取り外しも容易に行わ
れるなど、優れた架設、着脱性能を有する。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、前述のような構成からなり下
部支柱間に配設した吹抜け防止板により風や吹雪の吹抜
けを防止し、上部支柱間に配設した多段階の有孔防風兼
防雪板により風や吹雪を受け効果的に緩和してその全域
から適度に流通せしめ、柵内側の吹き溜まりを適度に低
減するとともにその風や吹雪の効果的な緩和により歩行
や作業性を高める。また、上部支柱の折り畳み蝶番又は
スライド式蝶番と、ボルト連結の手段からなる簡単な構
造の折り畳み連結機構造及びスライド折り畳み連結機構
により、各上部支柱を下部支柱上に容易に立設、及び吹
抜け防止板上に水平にかつ前後させて折り畳み可能と
し、多角形の係止孔付き架設受板と、断面多角形の架設
杆と、浮上防止プレート付き着脱式固定板からなる簡単
な構造の着脱架設機構、さらに収納架台により、各防風
兼防雪板を容易に着脱して上部支柱間の定位置に架設し
たり、収納受架台に並列して吹抜け防止板の一面側にコ
ンパクトに収納し、各上部支柱を吹抜け防止板上に体裁
良く折り畳み展望が高められ、設備コストや架設、折畳
等のイニシヤルコストが低減されるなど、防風・防雪性
能とともに架設、折畳性能が著しく向上されている。
部支柱間に配設した吹抜け防止板により風や吹雪の吹抜
けを防止し、上部支柱間に配設した多段階の有孔防風兼
防雪板により風や吹雪を受け効果的に緩和してその全域
から適度に流通せしめ、柵内側の吹き溜まりを適度に低
減するとともにその風や吹雪の効果的な緩和により歩行
や作業性を高める。また、上部支柱の折り畳み蝶番又は
スライド式蝶番と、ボルト連結の手段からなる簡単な構
造の折り畳み連結機構造及びスライド折り畳み連結機構
により、各上部支柱を下部支柱上に容易に立設、及び吹
抜け防止板上に水平にかつ前後させて折り畳み可能と
し、多角形の係止孔付き架設受板と、断面多角形の架設
杆と、浮上防止プレート付き着脱式固定板からなる簡単
な構造の着脱架設機構、さらに収納架台により、各防風
兼防雪板を容易に着脱して上部支柱間の定位置に架設し
たり、収納受架台に並列して吹抜け防止板の一面側にコ
ンパクトに収納し、各上部支柱を吹抜け防止板上に体裁
良く折り畳み展望が高められ、設備コストや架設、折畳
等のイニシヤルコストが低減されるなど、防風・防雪性
能とともに架設、折畳性能が著しく向上されている。
【図１】本発明の一実施例を示す架設時の正面図（Ａ）
とその左側の側面図（Ｂ）
とその左側の側面図（Ｂ）
【図２】折畳時の正面図（Ａ）とその平面図（Ｂ）
【図３】Ｘ部分の折り畳み連結機構の拡大正面図（Ａ）
とその平面図（Ｂ）
とその平面図（Ｂ）
【図４】Ｙ部分（端部の上部支柱）のスライド折り畳み
連結機構の拡大正面図（Ａ）とその平面機構図（Ｂ）
連結機構の拡大正面図（Ａ）とその平面機構図（Ｂ）
【図５】図１Ａに示すＺ部分（着脱架設機構）の拡大正
面図（Ａ）とその平面図（Ｂ）及び図５Ｂに示すＷ−Ｗ
部分の側面図（Ｃ）である。
面図（Ａ）とその平面図（Ｂ）及び図５Ｂに示すＷ−Ｗ
部分の側面図（Ｃ）である。
１ａ 下部支柱 １ｂ 上部支柱 ５ａ 折り畳み連結機構 ５ｂ スライド折り畳み連結機構 ６ａ 蝶番 ６ｂ スライド式蝶番 ７ ボルト連結手段 １０ 吹抜け防止板 １５ 防風兼防雪板 ２０ 着脱架設機構 ２１ 架設受板 ２２ 係止孔 ２３ 架設杆 ２４ 着脱式固定板 ２５ 収納架台
Claims (2)
- 【請求項１】 地上に複数の下部支柱を間隔を置き建て
込み、一部の下部支柱上に上部支柱を吹抜け防止板上に
水平に折り畳む蝶番とボルト連結手段とからなる折り畳
み連結機構で連結し、他の下部支柱上に上部支柱を前後
スライドして吹抜け防止板上に水平に折り畳むスライド
式蝶番とボルト連結手段とからなるスライド折り畳み連
結機構で連結して、各下部支柱の間に吹抜け防止板を設
け、各上部支柱の間にそれぞれ有孔の防風兼防雪板を着
脱架設機構により複数段に架設するとともに、吹抜け防
止板の一面側に複数の防風兼防雪板を並列して支持する
収納架台を設けたことを特徴とする防風・防雪柵。 - 【請求項２】 請求項１記載の防風・防雪柵において、
各上部支柱に複数段に突設した多角形の係止孔を有する
複数の架設受板と、各防風兼防雪板の両端部に突設して
前記の係止孔に嵌合される断面多角形の架設杆と、前記
の係止孔に嵌合した架設杆の浮上防止プレート付き着脱
式固定板とからなる着脱架設機構を具備したことを特徴
とする防風・防雪柵。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7120594A JP2944883B2 (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 防風・防雪柵 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7120594A JP2944883B2 (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 防風・防雪柵 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07197421A JPH07197421A (ja) | 1995-08-01 |
| JP2944883B2 true JP2944883B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=13453953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7120594A Expired - Fee Related JP2944883B2 (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 防風・防雪柵 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2944883B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4503252B2 (ja) * | 2003-08-21 | 2010-07-14 | 日鐵住金建材株式会社 | 吹き止め式防雪柵 |
-
1994
- 1994-01-07 JP JP7120594A patent/JP2944883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07197421A (ja) | 1995-08-01 |
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