JP3216742B2 - パワーショベル - Google Patents
パワーショベルInfo
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- JP3216742B2 JP3216742B2 JP07501593A JP7501593A JP3216742B2 JP 3216742 B2 JP3216742 B2 JP 3216742B2 JP 07501593 A JP07501593 A JP 07501593A JP 7501593 A JP7501593 A JP 7501593A JP 3216742 B2 JP3216742 B2 JP 3216742B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は垂直深堀り用作業機を
備えたパワーショベルに関するものである。
備えたパワーショベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来パワーショベルの作業機は、図1に
示すように上部旋回体aの前部に装着されたブームb
と、このブームbの先端に枢着されたアームc及びアー
ムcの先端に取付けられたバケットdより構成されてい
て、ブームシリンダeによりブームbを、アームシリン
ダfによりアームcを、そしてバケットシリンダgによ
りバケットdを回動操作することにより掘削作業などが
行えるようになっている。
示すように上部旋回体aの前部に装着されたブームb
と、このブームbの先端に枢着されたアームc及びアー
ムcの先端に取付けられたバケットdより構成されてい
て、ブームシリンダeによりブームbを、アームシリン
ダfによりアームcを、そしてバケットシリンダgによ
りバケットdを回動操作することにより掘削作業などが
行えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の作業
機では、ブームbを起伏させた場合、ブームb先端の軌
跡Aは図1に示すような円弧を描く。このため、垂直掘
りのように前後方向に余掘りをしたくない場合、1回掘
削毎に車体を前後方向へ移動しなければならないため、
作業が繁雑となる不具合があった。
機では、ブームbを起伏させた場合、ブームb先端の軌
跡Aは図1に示すような円弧を描く。このため、垂直掘
りのように前後方向に余掘りをしたくない場合、1回掘
削毎に車体を前後方向へ移動しなければならないため、
作業が繁雑となる不具合があった。
【0004】またバケットdを最大垂直掘削深さCまで
下げた場合、アームcの基線Lが垂直にならずに角度α
だけ傾斜する。これはバケットdを最大垂直深さにまで
下げた場合バケットdが十分に反転せずにβだけ傾くた
めで、その結果垂直深堀り作業を行う場合、その分作業
機を起こして補正しなければならないため、最大垂直深
堀り深さBがCになってしまい、十分な垂直深堀り作業
ができない不具合があった。この発明はかかる従来の不
具合を改善するためになされたもので、より深い垂直深
堀り作業が可能な作業機を有するパワーショベルを提供
することを目的とするものである。
下げた場合、アームcの基線Lが垂直にならずに角度α
だけ傾斜する。これはバケットdを最大垂直深さにまで
下げた場合バケットdが十分に反転せずにβだけ傾くた
めで、その結果垂直深堀り作業を行う場合、その分作業
機を起こして補正しなければならないため、最大垂直深
堀り深さBがCになってしまい、十分な垂直深堀り作業
ができない不具合があった。この発明はかかる従来の不
具合を改善するためになされたもので、より深い垂直深
堀り作業が可能な作業機を有するパワーショベルを提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用効果】この発明
は上記目的を達成するためになされたもので、請求項1
記載の発明は、自走自在な下部走行体上に上部旋回体を
旋回自在に設け、この上部旋回体の前部にスイング機構
を介して作業機を装着したパワーショベルにおいて、上
記作業機を、第1ブームシリンダにより起伏自在な第1
ブームと、この第1ブームの先端に枢着され、第2ブー
ムシリンダにより回動自在な第2ブームと、この第2ブ
ームの先端に枢着され、かつアームシリンダにより回動
自在なアーム及びアームの先端に取付けられ、バケット
シリンダにより回動自在なバケットより構成し、バケッ
ト先端のツースとバケット底面を結んだ直線がアームの
基線と平行になるまでバケットを反転できるようにし、
上記第2ブームシリンダを第2ブームの腹部に設けると
共に、第2ブームシリンダのピストン杆先端を第1ブー
ムの第1ブームシリンダブラケットに取付けたものであ
る。
は上記目的を達成するためになされたもので、請求項1
記載の発明は、自走自在な下部走行体上に上部旋回体を
旋回自在に設け、この上部旋回体の前部にスイング機構
を介して作業機を装着したパワーショベルにおいて、上
記作業機を、第1ブームシリンダにより起伏自在な第1
ブームと、この第1ブームの先端に枢着され、第2ブー
ムシリンダにより回動自在な第2ブームと、この第2ブ
ームの先端に枢着され、かつアームシリンダにより回動
自在なアーム及びアームの先端に取付けられ、バケット
シリンダにより回動自在なバケットより構成し、バケッ
ト先端のツースとバケット底面を結んだ直線がアームの
基線と平行になるまでバケットを反転できるようにし、
上記第2ブームシリンダを第2ブームの腹部に設けると
共に、第2ブームシリンダのピストン杆先端を第1ブー
ムの第1ブームシリンダブラケットに取付けたものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明は請求項1記載の発明
において、スイング機構を操作するペダルや操作レバー
と、第2ブームを操作するペダルや操作レバーを兼用さ
せたものである。
において、スイング機構を操作するペダルや操作レバー
と、第2ブームを操作するペダルや操作レバーを兼用さ
せたものである。
【0007】上述のように、作業機のブームを第1ブー
ムと第2ブームより構成したことから、ブーム基端部か
らブーム先端までの距離が可変でき、またバケット先端
のツースとバケット先端のツースとバケット底面を結ん
だ直線がアームの基線と平行になるまでバケットを反転
することができる。これによって垂直深堀り作業などが
容易に行えると共に、最大深堀り深さも大きくできる。
また第2ブームシリンダを第2ブームの腹部に設けたこ
とから、第1ブームブラケットが第1ブームシリンダと
共用できる。これによって超小型パワーショベルでも第
2ブームシリンダの設置が容易になると共に、第2ブー
ムシリンダのピストン杆を第1ブームブラケット側に取
付けることにより、バケットの先端で第2ブームシリン
ダのピストン杆を損傷するなどの事故を防止できるよう
になる。さらにスイング機構を操作するペダルと第2ブ
ームを操作するペダルを兼用させることにより、超小型
パワーショベルのような狭い運転室を有するパワーショ
ベルにも第2ブームの操縦系が容易に設置できるように
なる。
ムと第2ブームより構成したことから、ブーム基端部か
らブーム先端までの距離が可変でき、またバケット先端
のツースとバケット先端のツースとバケット底面を結ん
だ直線がアームの基線と平行になるまでバケットを反転
することができる。これによって垂直深堀り作業などが
容易に行えると共に、最大深堀り深さも大きくできる。
また第2ブームシリンダを第2ブームの腹部に設けたこ
とから、第1ブームブラケットが第1ブームシリンダと
共用できる。これによって超小型パワーショベルでも第
2ブームシリンダの設置が容易になると共に、第2ブー
ムシリンダのピストン杆を第1ブームブラケット側に取
付けることにより、バケットの先端で第2ブームシリン
ダのピストン杆を損傷するなどの事故を防止できるよう
になる。さらにスイング機構を操作するペダルと第2ブ
ームを操作するペダルを兼用させることにより、超小型
パワーショベルのような狭い運転室を有するパワーショ
ベルにも第2ブームの操縦系が容易に設置できるように
なる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図2及び図3に示す図
面を参照して詳述する。図2において1は自走自在な下
部走行体で、この下部走行体1の上部に、上部旋回体2
が旋回自在に設けられている。
面を参照して詳述する。図2において1は自走自在な下
部走行体で、この下部走行体1の上部に、上部旋回体2
が旋回自在に設けられている。
【0009】上記上部旋回体2上には運転席3が、そし
て運転席3の前方には、下部走行体1の走行や上部旋回
体2の前部に装着された作業機4を操作する操作レバー
群5が設けられている。
て運転席3の前方には、下部走行体1の走行や上部旋回
体2の前部に装着された作業機4を操作する操作レバー
群5が設けられている。
【0010】上記作業機4は、基端部がスイング機構7
を介して上部旋回体2の前部に取付けられた第1ブーム
8を有していて、この第1ブーム8の先端側下部に突設
された第1ブームシリンダブラケット8aと上記スイン
グ機構7の間に、第1ブーム8を起伏する第1ブームシ
リンダ9が設けられている。
を介して上部旋回体2の前部に取付けられた第1ブーム
8を有していて、この第1ブーム8の先端側下部に突設
された第1ブームシリンダブラケット8aと上記スイン
グ機構7の間に、第1ブーム8を起伏する第1ブームシ
リンダ9が設けられている。
【0011】また上記第1ブーム8の先端には、第2ブ
ーム10の基端部が枢着されていると共に、この第2ブ
ーム10の先端側には第2ブームシリンダブラケット1
0aが突設されていて、この第2ブームシリンダブラケ
ット10aと上記第1ブームシリンダブラケット8aの
間に、第2ブーム10の腹部に位置し、かつピストン杆
11aを第1ブームシリンダブラケット8a側に向けて
第2ブームシリンダ11が設けられていて、この第2ブ
ームシリンダ11により第2ブーム10が回動されるよ
うになっている。
ーム10の基端部が枢着されていると共に、この第2ブ
ーム10の先端側には第2ブームシリンダブラケット1
0aが突設されていて、この第2ブームシリンダブラケ
ット10aと上記第1ブームシリンダブラケット8aの
間に、第2ブーム10の腹部に位置し、かつピストン杆
11aを第1ブームシリンダブラケット8a側に向けて
第2ブームシリンダ11が設けられていて、この第2ブ
ームシリンダ11により第2ブーム10が回動されるよ
うになっている。
【0012】一方上記第2ブーム10の先端には、アー
ムシリンダ12により回動自在なアーム13の基端部が
枢着されていると共に、アーム13の先端には、バケッ
トシリンダ14により回動自在なバケット15が取付け
られている。
ムシリンダ12により回動自在なアーム13の基端部が
枢着されていると共に、アーム13の先端には、バケッ
トシリンダ14により回動自在なバケット15が取付け
られている。
【0013】次に上記構成されたパワーショベルにより
垂直深堀りを行う場合の作用を説明する。垂直深堀り作
業に当って、垂直深堀面17に沿ってバケット15の先
端を下降させるが、ブームが第1ブーム8と第2ブーム
10により形成されていることから、基端部から第2ブ
ーム10先端までの距離18を可変できる。またブラケ
ット15先端のツース15aとバケット底面を結んだ直
線19がアーム13の基線20と平行になるまでバケッ
ト15を反転することができる。これによって垂直深堀
りが車体本体の前後方向の動きを最小限に抑制しながら
行えると共に、最大垂直深堀り深さ21も従来の作業機
に比べて大幅に増大することができる。
垂直深堀りを行う場合の作用を説明する。垂直深堀り作
業に当って、垂直深堀面17に沿ってバケット15の先
端を下降させるが、ブームが第1ブーム8と第2ブーム
10により形成されていることから、基端部から第2ブ
ーム10先端までの距離18を可変できる。またブラケ
ット15先端のツース15aとバケット底面を結んだ直
線19がアーム13の基線20と平行になるまでバケッ
ト15を反転することができる。これによって垂直深堀
りが車体本体の前後方向の動きを最小限に抑制しながら
行えると共に、最大垂直深堀り深さ21も従来の作業機
に比べて大幅に増大することができる。
【0014】なお図3はこの発明の一実施例になる作業
機4で枡掘りを行う場合の作業機リンクモーションを示
す。この図から明らかなように、第1ブーム8と第2ブ
ーム10の開きを変化させて先端までの距離22,23
を変え、同時にバケット15を回動させる操作を行うこ
とにより、前後方向の距離24が短く、かつ深さ25の
深い枡掘りが可能となる。
機4で枡掘りを行う場合の作業機リンクモーションを示
す。この図から明らかなように、第1ブーム8と第2ブ
ーム10の開きを変化させて先端までの距離22,23
を変え、同時にバケット15を回動させる操作を行うこ
とにより、前後方向の距離24が短く、かつ深さ25の
深い枡掘りが可能となる。
【0015】一方図4に示すように上記第2ブーム10
の腹部に第2ブーム10を回動する第2ブームシリンダ
11を設けたことにより、第1ブームシリンダ9の先端
を枢着する第1ブームシリンダブラケット8aに第2ブ
ームシリンダ11の一端を取付けることができるように
なる。これによって超小型のパワーショベルであって
も、第2ブームシリンダ11の設置が容易に行えると共
に、従来第1ブーム8の背面に設置されていた第2ブー
ムシリンダ11がなくなるため、第1ブーム8の背面に
油圧配管を設けることができるようになる。
の腹部に第2ブーム10を回動する第2ブームシリンダ
11を設けたことにより、第1ブームシリンダ9の先端
を枢着する第1ブームシリンダブラケット8aに第2ブ
ームシリンダ11の一端を取付けることができるように
なる。これによって超小型のパワーショベルであって
も、第2ブームシリンダ11の設置が容易に行えると共
に、従来第1ブーム8の背面に設置されていた第2ブー
ムシリンダ11がなくなるため、第1ブーム8の背面に
油圧配管を設けることができるようになる。
【0016】また第2ブームシリンダ11のピストン杆
11a先端を第1ブームシリンダブラケット8aに枢着
したことから、図4に示すようにバケット15が第2ブ
ームシリンダ11付近に近づいても、バケット15のツ
ース15a先端でピストンロット11aが損傷されるの
を防止することができる。
11a先端を第1ブームシリンダブラケット8aに枢着
したことから、図4に示すようにバケット15が第2ブ
ームシリンダ11付近に近づいても、バケット15のツ
ース15a先端でピストンロット11aが損傷されるの
を防止することができる。
【0017】一方図5及び図6は作業機4を操縦する作
業機操縦装置を示すもので、操作レバー群5の右側の床
面にアタッチメント操作ペダル30が、また左側にスイ
ング及び第2ブーム操作ペダル31が、そして運転席3
の前側にスイング及び第2ブーム切換えペダル32が設
けられている。すなわち第2ブーム10を操縦するペダ
ル31を、作業機4をスイングするスイング機構7を操
縦するペダルと兼用するようにして、スイング及び第2
ブーム切換えペダル32によりスイング及び第2ブーム
10の操縦ができるようにしたものである。
業機操縦装置を示すもので、操作レバー群5の右側の床
面にアタッチメント操作ペダル30が、また左側にスイ
ング及び第2ブーム操作ペダル31が、そして運転席3
の前側にスイング及び第2ブーム切換えペダル32が設
けられている。すなわち第2ブーム10を操縦するペダ
ル31を、作業機4をスイングするスイング機構7を操
縦するペダルと兼用するようにして、スイング及び第2
ブーム切換えペダル32によりスイング及び第2ブーム
10の操縦ができるようにしたものである。
【0018】これによって作業機4をスイングさせる場
合、スイング及び第2ブーム切換えペダル32によりス
イング側に切換えることにより、スイング及び第2ブー
ム操作ペダル31により作業機4をスイングさせ、また
第2ブーム操作ペダル31によって第2ブーム10の操
縦が行えるようになる。
合、スイング及び第2ブーム切換えペダル32によりス
イング側に切換えることにより、スイング及び第2ブー
ム操作ペダル31により作業機4をスイングさせ、また
第2ブーム操作ペダル31によって第2ブーム10の操
縦が行えるようになる。
【0019】なお図5に示す実施例で、スイング及び第
2ブーム切換えペダル32によりスイングと第2ブーム
10の操縦を切換えるようにしたが、図6に示すように
スイング及び第2ブーム切換えスイッチ33を作業機操
作レバー34のノブ34aに設けて、このスイッチ33
により切換えるようにしてもよい。何れの場合も作業機
4のスイングと第2ブーム10の操縦を1個のペダルに
より行うことができるため、超小型パワーショベルのよ
うに、運転室内が狭い場合でも、第2ブーム10の操縦
系を容易に設置することが可能になる。
2ブーム切換えペダル32によりスイングと第2ブーム
10の操縦を切換えるようにしたが、図6に示すように
スイング及び第2ブーム切換えスイッチ33を作業機操
作レバー34のノブ34aに設けて、このスイッチ33
により切換えるようにしてもよい。何れの場合も作業機
4のスイングと第2ブーム10の操縦を1個のペダルに
より行うことができるため、超小型パワーショベルのよ
うに、運転室内が狭い場合でも、第2ブーム10の操縦
系を容易に設置することが可能になる。
【0020】一方図7及び図8は作業機の油圧回路を示
すもので、次にこれを説明する。図7は第1ブーム8及
び第2ブーム10を有する作業機4の油圧回路で、従来
では第1ブーム8を起伏する第1ブームシリンダ9と、
第2ブーム10を回動する第2ブームシリンダ11を別
の操作弁で制御していたのを、スイング及び第2ブーム
切換え弁40を追加することにより、1個の操作弁41
で作業機4のスイングと第2ブーム10の操縦を行える
ようにしたものである。
すもので、次にこれを説明する。図7は第1ブーム8及
び第2ブーム10を有する作業機4の油圧回路で、従来
では第1ブーム8を起伏する第1ブームシリンダ9と、
第2ブーム10を回動する第2ブームシリンダ11を別
の操作弁で制御していたのを、スイング及び第2ブーム
切換え弁40を追加することにより、1個の操作弁41
で作業機4のスイングと第2ブーム10の操縦を行える
ようにしたものである。
【0021】すなわち油圧ポンプ42より吐出された油
圧をスイング及び第2ブーム操作弁41よりスイング及
び第2ブーム切換え弁40を介してスイングシリンダ4
3と第2ブームシリンダ11へ選択的に供給できるよう
にしたものである。これによって作業機4をスイングさ
せる場合はスイング及び第2ブーム切換え弁40をスイ
ングポジション40a側へ切換えることにより、スイン
グ及び第2ブーム操作弁41により作業機4をスイング
させることができ、第2ブームシリンダ11により第2
ブーム10を回動させるときには、スイング及び第2ブ
ーム切換え弁40を第2ブームポジション40b側へ切
換えることにより、スイング及び第2ブーム操作弁41
により第2ブーム10の回動操作が行えるようになる。
圧をスイング及び第2ブーム操作弁41よりスイング及
び第2ブーム切換え弁40を介してスイングシリンダ4
3と第2ブームシリンダ11へ選択的に供給できるよう
にしたものである。これによって作業機4をスイングさ
せる場合はスイング及び第2ブーム切換え弁40をスイ
ングポジション40a側へ切換えることにより、スイン
グ及び第2ブーム操作弁41により作業機4をスイング
させることができ、第2ブームシリンダ11により第2
ブーム10を回動させるときには、スイング及び第2ブ
ーム切換え弁40を第2ブームポジション40b側へ切
換えることにより、スイング及び第2ブーム操作弁41
により第2ブーム10の回動操作が行えるようになる。
【0022】また図8のようにスイング及び第2ブーム
切換え弁40を電磁弁にすれば、作業機操作レバー33
のノブ33aに設けたスイング及び第2ブーム切換えス
イッチ34によりスイングと第2ブーム操作の切換えが
行えるようになる。何れの場合も、超小型パワーショベ
ルのように運転室内が狭く、第2ブーム10を操縦する
ための操縦系を設置するためのスペースがない場合で
も、第2ブーム10の操縦を可能とすることができる。
切換え弁40を電磁弁にすれば、作業機操作レバー33
のノブ33aに設けたスイング及び第2ブーム切換えス
イッチ34によりスイングと第2ブーム操作の切換えが
行えるようになる。何れの場合も、超小型パワーショベ
ルのように運転室内が狭く、第2ブーム10を操縦する
ための操縦系を設置するためのスペースがない場合で
も、第2ブーム10の操縦を可能とすることができる。
【図1】従来のパワーショベルの説明図である。
【図2】この発明の一実施例になるパワーショベルの側
面図である。
面図である。
【図3】この発明の一実施例になるパワーショベルの作
用説明図である。
用説明図である。
【図4】この発明は一実施例になるパワーショベルの作
用説明図である。
用説明図である。
【図5】この発明の他の実施例になるパワーショベルの
作業機操縦装置を示す説明図である。
作業機操縦装置を示す説明図である。
【図6】この発明の他の実施例になるパワーショベルの
作業機操縦装置を示す説明図である。
作業機操縦装置を示す説明図である。
【図7】この発明の他の実施例になるパワーショベルの
作業機油圧回路を示す回路図である。
作業機油圧回路を示す回路図である。
【図8】この発明の他の実施例になるパワーショベルの
作業機油圧回路を示す回路図である。
作業機油圧回路を示す回路図である。
1 下部走行体 2 上部旋回体 4 作業機 7 スイング機構 8 第1ブーム 8a 第1ブームシリンダブラケット 9 第1ブームシリンダ 10 第2ブーム 11 第2ブームシリンダ 11a ピストン杆 12 アームシリンダ 13 アーム 14 バケットシリンダ 15 バケット 15a ツース 19 直線 20 基線
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−122750(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 3/32 E02F 3/38
Claims (2)
- 【請求項1】 自走自在な下部走行体(1)上に上部旋回
体(2)を旋回自在に設け、この上部旋回体(2)の前部のス
イング機構(7)を介して作業機(4)を装着したパワーショ
ベルにおいて、上記作業機(4)を、第1ブームシリンダ
(9)により起伏自在な第1ブーム(8)と、この第1ブーム
(8)の先端に枢着され、第2ブームシリンダ(11)により
回動自在な第2ブーム(10)と、この第2ブーム(10)の先
端に枢着され、かつアームシリンダ(12)により回動自在
なアーム(13)及びアーム(13)の先端に取付けられ、バケ
ットシリンダ(14)により回動自在なバケット(15)より構
成し、バケット(15)先端のツース(15a)とバケット底面
を結んだ直線(19)がアーム(13)の基線(20)と平行になる
までバケット(15)を反転することができるようにし、上
記第2ブームシリンダ(11)を第2ブーム(10)の腹部に設
けると共に、第2ブームシリンダ(11)のピストン杆(11
a)先端を第1ブーム(8)の第1ブームシリンダブラケッ
ト(8a)に取付けてなるパワーショベル。 - 【請求項2】 スイング機構(7)を操作するペダルや操
作レバーと、第2ブーム(10)を操作するペダルや操作レ
バーを兼用させてなる請求項1記載のパワーショベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07501593A JP3216742B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | パワーショベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07501593A JP3216742B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | パワーショベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264464A JPH06264464A (ja) | 1994-09-20 |
JP3216742B2 true JP3216742B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=13563940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07501593A Expired - Fee Related JP3216742B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | パワーショベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4816685B2 (ja) * | 2008-06-04 | 2011-11-16 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械のブーム組立構造 |
CN103397671A (zh) * | 2013-08-24 | 2013-11-20 | 安徽宏昌机电装备制造有限公司 | 矿用挖掘式装载机的挖掘装置 |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP07501593A patent/JP3216742B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06264464A (ja) | 1994-09-20 |
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