JP3214004B2 - 半導体メモリ装置及びその製法 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B10/00—Static random access memory [SRAM] devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L28/00—Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L28/40—Capacitors
- H01L28/60—Electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B10/00—Static random access memory [SRAM] devices
- H10B10/15—Static random access memory [SRAM] devices comprising a resistor load element
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- Y10S257/903—FET configuration adapted for use as static memory cell
- Y10S257/904—FET configuration adapted for use as static memory cell with passive components,, e.g. polysilicon resistors
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ装置、特
にα線等によるソフトエラー耐性を施した例えばSRA
Mにおけるメモリセルの構造及びその製法に関する。
にα線等によるソフトエラー耐性を施した例えばSRA
Mにおけるメモリセルの構造及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体メモリ装置、例えばSRA
Mは、図7の等価回路図に示すように、一対のドライバ
トランジスタ(N−MOSトランジスタ)Tr1 及びT
r2 と該ドライバトランジスタTr1 及びTr2 の各記
憶ノードN1 及びN2 に接続された一対の高抵抗負荷R
1 及びR2 からなるフリップフロップ回路FFと、一対
のアクセストランジスタ(N−MOSトランジスタ)Q
1 及びQ2 とからメモリセルが構成されている。尚、図
において、WLはワード線、BL及び反転BLはビット
線である。
Mは、図7の等価回路図に示すように、一対のドライバ
トランジスタ(N−MOSトランジスタ)Tr1 及びT
r2 と該ドライバトランジスタTr1 及びTr2 の各記
憶ノードN1 及びN2 に接続された一対の高抵抗負荷R
1 及びR2 からなるフリップフロップ回路FFと、一対
のアクセストランジスタ(N−MOSトランジスタ)Q
1 及びQ2 とからメモリセルが構成されている。尚、図
において、WLはワード線、BL及び反転BLはビット
線である。
【0003】従来のSRAMの構成を図8の断面図にて
説明すると、ドライバトランジスタTr1 のゲート電極
G1 及びアクセストランジスタQ2 のゲート電極(ワー
ド線)21が第1層目の多結晶シリコン層にて形成さ
れ、特に、ドライバトランジスタTr1 のゲート電極G
1 上に層間絶縁膜22を介して高抵抗負荷R2 を構成す
る多結晶シリコン層23が積層されている。
説明すると、ドライバトランジスタTr1 のゲート電極
G1 及びアクセストランジスタQ2 のゲート電極(ワー
ド線)21が第1層目の多結晶シリコン層にて形成さ
れ、特に、ドライバトランジスタTr1 のゲート電極G
1 上に層間絶縁膜22を介して高抵抗負荷R2 を構成す
る多結晶シリコン層23が積層されている。
【0004】この多結晶シリコン層23とゲート電極G
1 は、図示の例では、アクセストランジスタQ2 のドレ
イン領域24上にて接続され、この接続点にて図7の等
価回路で示す記憶ノードN1 が構成される。尚、図にお
いて、25はビット線(反転BL)が接続されるアクセ
ストランジスタQ2 のソース領域を示し、26はシャン
ト用のAl配線を示す。
1 は、図示の例では、アクセストランジスタQ2 のドレ
イン領域24上にて接続され、この接続点にて図7の等
価回路で示す記憶ノードN1 が構成される。尚、図にお
いて、25はビット線(反転BL)が接続されるアクセ
ストランジスタQ2 のソース領域を示し、26はシャン
ト用のAl配線を示す。
【0005】そして、従来では、α線等によるソフトエ
ラーを防止するために、図7に示すように、各記憶ノー
ドN1 及びN2 と接地(GND)間にコンデンサC1 及
びC 2 を接続するようにしている。このコンデンサC1
(及びC2 )は、図8において、多結晶シリコン層23
とゲート電極G1 との接続点上に誘電体膜を介して多結
晶シリコン層からなるキャパシタプレート電極27を積
層することにより構成される。このキャパシタプレート
電極27は、図示しない接地線に例えば配線層により接
続される。
ラーを防止するために、図7に示すように、各記憶ノー
ドN1 及びN2 と接地(GND)間にコンデンサC1 及
びC 2 を接続するようにしている。このコンデンサC1
(及びC2 )は、図8において、多結晶シリコン層23
とゲート電極G1 との接続点上に誘電体膜を介して多結
晶シリコン層からなるキャパシタプレート電極27を積
層することにより構成される。このキャパシタプレート
電極27は、図示しない接地線に例えば配線層により接
続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のSR
AMは、コンデンサを接地(GND)に接続させる必要
があることから、図8におけるキャパシタプレート電極
27を別に設けた接地線に配線層を介して接続する必要
がある。
AMは、コンデンサを接地(GND)に接続させる必要
があることから、図8におけるキャパシタプレート電極
27を別に設けた接地線に配線層を介して接続する必要
がある。
【0007】従って、従来においては、キャパシタプレ
ート電極27を接地線に接続するための余分な配線空間
(領域)が必要になると共に、配線層をコンタクトさせ
るための開口を設けるための工程が新たに必要となり、
製造工程の複雑化、製造コストの高価格化を招くという
不都合がある。
ート電極27を接地線に接続するための余分な配線空間
(領域)が必要になると共に、配線層をコンタクトさせ
るための開口を設けるための工程が新たに必要となり、
製造工程の複雑化、製造コストの高価格化を招くという
不都合がある。
【0008】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、記憶ノード上に積層
されるキャパシタプレート電極を接地線に接続するため
の工程が不要となり、しかも、小さな配線空間で記憶ノ
ード上に大きな容量を設けることができる半導体メモリ
装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、記憶ノード上に積層
されるキャパシタプレート電極を接地線に接続するため
の工程が不要となり、しかも、小さな配線空間で記憶ノ
ード上に大きな容量を設けることができる半導体メモリ
装置を提供することにある。
【0009】また、本発明は、簡単なプロセスで、かつ
小さな配線空間に大きな容量を記憶ノード上に設けるこ
とができ、しかもその製造工程の簡略化、製造コストの
低廉化を図ることができる半導体メモリ装置の製法を提
供することにある。
小さな配線空間に大きな容量を記憶ノード上に設けるこ
とができ、しかもその製造工程の簡略化、製造コストの
低廉化を図ることができる半導体メモリ装置の製法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のドライ
バトランジスタTr1 及びTr2 と該ドライバトランジ
スタTr1 及びTr2 上に夫々記憶ノードN1 及びN2
を接続点として積層された一対の高抵抗負荷R1 及びR
2 により構成されたフリップフロップ回路FFと、一対
のアクセストランジスタQ1 及びQ2 とからメモリセル
が構成された半導体メモリ装置において、一対のドライ
バトランジスタTr1 及びTr2 の各記憶ノードN1 及
びN2 間を、誘電体膜6を介してキャパシタプレート電
極8で接続し、該キャパシタプレート電極8を外部とは
接続されないフローティング電極として構成する。
バトランジスタTr1 及びTr2 と該ドライバトランジ
スタTr1 及びTr2 上に夫々記憶ノードN1 及びN2
を接続点として積層された一対の高抵抗負荷R1 及びR
2 により構成されたフリップフロップ回路FFと、一対
のアクセストランジスタQ1 及びQ2 とからメモリセル
が構成された半導体メモリ装置において、一対のドライ
バトランジスタTr1 及びTr2 の各記憶ノードN1 及
びN2 間を、誘電体膜6を介してキャパシタプレート電
極8で接続し、該キャパシタプレート電極8を外部とは
接続されないフローティング電極として構成する。
【0011】また、本発明は、一対のドライバトランジ
スタTr1 及びTr2 と該ドライバトランジスタTr1
及びTr2 上に夫々記憶ノードN1 及びN2 を接続点と
して積層された一対の高抵抗負荷R1 及びR2 (高抵抗
負荷層4a及び4b)により構成されたフリップフロッ
プ回路FFと、一対のアクセストランジスタQ1 及びQ
2 とからメモリセルが構成された半導体メモリ装置の製
法において、ゲート配線G1 (及びG2 )を有するドラ
イバトランジスタTr1 (及びTr2 )上に、ゲート配
線G 1 (及びG 2 )に接続するように導電層4a(及び
4b)を形成し、この導電層4a(及び4b)を覆って
層間絶縁膜3を形成した後、ドライバトランジスタTr
1 (及びTr2 )の記憶ノードN1 (及びN2 )となる
部分の層間絶縁膜3に開口3aを設ける。
スタTr1 及びTr2 と該ドライバトランジスタTr1
及びTr2 上に夫々記憶ノードN1 及びN2 を接続点と
して積層された一対の高抵抗負荷R1 及びR2 (高抵抗
負荷層4a及び4b)により構成されたフリップフロッ
プ回路FFと、一対のアクセストランジスタQ1 及びQ
2 とからメモリセルが構成された半導体メモリ装置の製
法において、ゲート配線G1 (及びG2 )を有するドラ
イバトランジスタTr1 (及びTr2 )上に、ゲート配
線G 1 (及びG 2 )に接続するように導電層4a(及び
4b)を形成し、この導電層4a(及び4b)を覆って
層間絶縁膜3を形成した後、ドライバトランジスタTr
1 (及びTr2 )の記憶ノードN1 (及びN2 )となる
部分の層間絶縁膜3に開口3aを設ける。
【0012】その後、開口3aを通して導電層4a(及
び4b)に低抵抗化用不純物を導入した後、開口3aを
含む全面に誘電体膜6を形成する。その後、全面に半導
体膜8を形成した後、半導体膜8及び下層の誘電体膜6
をパターニングして半導体膜によるキャパシタプレート
電極8を形成する。
び4b)に低抵抗化用不純物を導入した後、開口3aを
含む全面に誘電体膜6を形成する。その後、全面に半導
体膜8を形成した後、半導体膜8及び下層の誘電体膜6
をパターニングして半導体膜によるキャパシタプレート
電極8を形成する。
【0013】
【作用】上述の本発明の構成によれば、一対のドライバ
トランジスタTr1 及びTr2の各記憶ノードN1 及び
N2 間を、誘電体膜6を介してキャパシタプレート電極
8で接続して、このキャパシタプレート電極8を外部と
は接続されないフローティング電極として構成し、等価
的に、記憶ノードN1 及びN2 間に直列接続の2つの容
量C1 及びC2 を接続するようにしたので、キャパシタ
プレート電極8を接地線に接続しなくても、フリップフ
ロップ回路FFの動作から上記2つの容量C1 及びC2
は、等価的にミラー容量として現れ、実効的に従来とほ
ぼ同じ容量を持たせることができる。
トランジスタTr1 及びTr2の各記憶ノードN1 及び
N2 間を、誘電体膜6を介してキャパシタプレート電極
8で接続して、このキャパシタプレート電極8を外部と
は接続されないフローティング電極として構成し、等価
的に、記憶ノードN1 及びN2 間に直列接続の2つの容
量C1 及びC2 を接続するようにしたので、キャパシタ
プレート電極8を接地線に接続しなくても、フリップフ
ロップ回路FFの動作から上記2つの容量C1 及びC2
は、等価的にミラー容量として現れ、実効的に従来とほ
ぼ同じ容量を持たせることができる。
【0014】換言すれば、キャパシタプレート電極8を
接地線に接続することなく、記憶ノードN1 及びN2 上
に大きな容量を設けることができることになり、その
分、配線空間(領域)を占有する必要がなくなると共
に、接地線に接続するための配線層の形成及び配線層と
コンタクトをとるための開口を形成する必要がなくな
る。
接地線に接続することなく、記憶ノードN1 及びN2 上
に大きな容量を設けることができることになり、その
分、配線空間(領域)を占有する必要がなくなると共
に、接地線に接続するための配線層の形成及び配線層と
コンタクトをとるための開口を形成する必要がなくな
る。
【0015】また、本発明の製法によれば、層間絶縁膜
3の開口3aを通してドライバトランジスタTr1 (及
びTr2 )のゲート配線G1 (及びG2 )に接続された
導電層4a(及び4b)に低抵抗化用不純物を導入した
後、開口3aを含む全面に誘電体膜6を形成し、その
後、全面に半導体膜8を形成した後、半導体膜8及び下
層の誘電体膜6をパターニングして半導体膜によるキャ
パシタプレート電極8を形成するようにしたので、簡単
なプロセスで、かつ小さな配線空間に大きな容量を記憶
ノードN1 (及びN2 )上に設けることができ、しかも
その製造工程の簡略化、製造コストの低廉化を図ること
ができる。また、これにより、キャパシタプレート電極
8下の誘電体膜6が、導電層4a(及び4b)中、低抵
抗化用不純物が導入された部分上に限定される。
3の開口3aを通してドライバトランジスタTr1 (及
びTr2 )のゲート配線G1 (及びG2 )に接続された
導電層4a(及び4b)に低抵抗化用不純物を導入した
後、開口3aを含む全面に誘電体膜6を形成し、その
後、全面に半導体膜8を形成した後、半導体膜8及び下
層の誘電体膜6をパターニングして半導体膜によるキャ
パシタプレート電極8を形成するようにしたので、簡単
なプロセスで、かつ小さな配線空間に大きな容量を記憶
ノードN1 (及びN2 )上に設けることができ、しかも
その製造工程の簡略化、製造コストの低廉化を図ること
ができる。また、これにより、キャパシタプレート電極
8下の誘電体膜6が、導電層4a(及び4b)中、低抵
抗化用不純物が導入された部分上に限定される。
【0016】特に、開口3aを通してゲート配線G
1 (及びG2)に導入される低抵抗化用不純物としてN
型の不純物を用い、上記誘電体膜6としてSi3 N4 膜
を用いることにより、SRAMの高抵抗負荷R1 及びR
2 となる高抵抗素子やPチャネル型TFT素子のBT
(bias temperature)ストレス法によ
る故障モード検出時における特性の不安定化を回避させ
ることができる。
1 (及びG2)に導入される低抵抗化用不純物としてN
型の不純物を用い、上記誘電体膜6としてSi3 N4 膜
を用いることにより、SRAMの高抵抗負荷R1 及びR
2 となる高抵抗素子やPチャネル型TFT素子のBT
(bias temperature)ストレス法によ
る故障モード検出時における特性の不安定化を回避させ
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図6を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1は、本実施例に係るSRAMの要
部を示す平面図であり、図2は図1におけるA−A線上
の断面図、図3は図1におけるB−B線上の断面図、図
4は図1におけるC−C線上の断面図である。また、図
5は、本実施例に係るSRAMのメモリセルを示す等価
回路図である。
施例を説明する。図1は、本実施例に係るSRAMの要
部を示す平面図であり、図2は図1におけるA−A線上
の断面図、図3は図1におけるB−B線上の断面図、図
4は図1におけるC−C線上の断面図である。また、図
5は、本実施例に係るSRAMのメモリセルを示す等価
回路図である。
【0018】本実施例に係るSRAMは、図5に示すよ
うに、一対のドライバトランジスタ(N−MOSトラン
ジスタ)Tr1 及びTr2 と該ドライバトランジスタT
r1 及びTr2 の記憶ノードN1 及びN2 に接続された
一対の高抵抗負荷R1 及びR 2 からなるフリップフロッ
プ回路FFと、一対のアクセストランジスタ(N−MO
Sトランジスタ)Q1 及びQ2 とからメモリセルが構成
されている。尚、図において、WLはワード線、BL及
び反転BLはビット線である。
うに、一対のドライバトランジスタ(N−MOSトラン
ジスタ)Tr1 及びTr2 と該ドライバトランジスタT
r1 及びTr2 の記憶ノードN1 及びN2 に接続された
一対の高抵抗負荷R1 及びR 2 からなるフリップフロッ
プ回路FFと、一対のアクセストランジスタ(N−MO
Sトランジスタ)Q1 及びQ2 とからメモリセルが構成
されている。尚、図において、WLはワード線、BL及
び反転BLはビット線である。
【0019】即ち、このSRAMの要部の構成を図1〜
図4に基いて説明すると、P型のウェル領域1上にSi
O2 等からなるゲート絶縁膜2を介してドライバトラン
ジスタTr1 及びTr2 の各ゲート電極G1 及びG2 が
例えば1層目の多結晶シリコン層にて形成され、このゲ
ート電極G1 及びG2 上に層間絶縁膜3を介して高抵抗
負荷R1 及びR2 を構成する2層目の多結晶シリコン層
(以下、便宜的に高抵抗負荷層と記す)4a及び4bが
積層されて構成されている。
図4に基いて説明すると、P型のウェル領域1上にSi
O2 等からなるゲート絶縁膜2を介してドライバトラン
ジスタTr1 及びTr2 の各ゲート電極G1 及びG2 が
例えば1層目の多結晶シリコン層にて形成され、このゲ
ート電極G1 及びG2 上に層間絶縁膜3を介して高抵抗
負荷R1 及びR2 を構成する2層目の多結晶シリコン層
(以下、便宜的に高抵抗負荷層と記す)4a及び4bが
積層されて構成されている。
【0020】尚、ドライバトランジスタTr1 及びTr
2 の各ゲート電極G1 及びG2 は、その一部がアクセス
トランジスタQ1 及びQ2 のドレイン領域(図示せず)
に接続されている。また、図1において、5はVccラ
インを示し、N1 及びN2 は高抵抗負荷層4a及び4b
と下層のゲート電極G1 及びG2 との接続点、即ち図5
における記憶ノードを示す。
2 の各ゲート電極G1 及びG2 は、その一部がアクセス
トランジスタQ1 及びQ2 のドレイン領域(図示せず)
に接続されている。また、図1において、5はVccラ
インを示し、N1 及びN2 は高抵抗負荷層4a及び4b
と下層のゲート電極G1 及びG2 との接続点、即ち図5
における記憶ノードを示す。
【0021】しかして、本例においては、ゲート電極G
1 及びG2 と高抵抗負荷層4a及び4bとの2つの接続
点(記憶ノード)N1及びN2 上にSi3 N4 からなる
誘電体膜6(及び誘電体膜6の熱酸化膜7)を介して連
続する一層の多結晶シリコン層からなるキャパシタプレ
ート電極8(図1において斜線で示す)を形成して構成
される。この構成を等価的にみると、図5に示すよう
に、2つの記憶ノードN 1 及びN2 間に、2つのコンデ
ンサC1 及びC2 が夫々直列に接続された回路構成とな
る。
1 及びG2 と高抵抗負荷層4a及び4bとの2つの接続
点(記憶ノード)N1及びN2 上にSi3 N4 からなる
誘電体膜6(及び誘電体膜6の熱酸化膜7)を介して連
続する一層の多結晶シリコン層からなるキャパシタプレ
ート電極8(図1において斜線で示す)を形成して構成
される。この構成を等価的にみると、図5に示すよう
に、2つの記憶ノードN 1 及びN2 間に、2つのコンデ
ンサC1 及びC2 が夫々直列に接続された回路構成とな
る。
【0022】次に、上記2つのコンデンサC1 及びC2
による容量値について説明する。ここで、C1 =C2 =
Cとすると、図7及び図8で示す従来のキャパシタプレ
ート電極27を接地する場合、各記憶ノードN1 及びN
2 上には、夫々Cだけの容量が付くことになるが、本例
のように、接地しないで2つのキャパシタプレート電極
8を接続した場合、数1に示すように、C/2と従来の
半分の容量値となってしまう。
による容量値について説明する。ここで、C1 =C2 =
Cとすると、図7及び図8で示す従来のキャパシタプレ
ート電極27を接地する場合、各記憶ノードN1 及びN
2 上には、夫々Cだけの容量が付くことになるが、本例
のように、接地しないで2つのキャパシタプレート電極
8を接続した場合、数1に示すように、C/2と従来の
半分の容量値となってしまう。
【数1】
【0023】しかし、本例のように配置された容量は、
SRAMにおけるフリップフロップ回路の動作からミラ
ー容量としてみることができる。従って、数2で示すよ
うに、実効的には倍の容量と同じように働くことにな
り、容量値としては、従来の容量値と同じものとなる。
SRAMにおけるフリップフロップ回路の動作からミラ
ー容量としてみることができる。従って、数2で示すよ
うに、実効的には倍の容量と同じように働くことにな
り、容量値としては、従来の容量値と同じものとなる。
【数2】
【0024】上述のように、本例によれば、一対のドラ
イバトランジスタTr1 及びTr2 の各記憶ノードN1
及びN2 間を、誘電体膜6を介してキャパシタプレート
電極8で接続して、等価的に、記憶ノードN1 及びN2
間に直列接続の2つのコンデンサC1 及びC2 を接続す
るようにしたので、キャパシタプレート電極8を接地線
に接続しなくても、フリップフロップ回路の動作から上
記2つのコンデンサC 1 及びC2 は、等価的にミラー容
量として現れ、実効的に従来とほぼ同じ容量を持たせる
ことができる。
イバトランジスタTr1 及びTr2 の各記憶ノードN1
及びN2 間を、誘電体膜6を介してキャパシタプレート
電極8で接続して、等価的に、記憶ノードN1 及びN2
間に直列接続の2つのコンデンサC1 及びC2 を接続す
るようにしたので、キャパシタプレート電極8を接地線
に接続しなくても、フリップフロップ回路の動作から上
記2つのコンデンサC 1 及びC2 は、等価的にミラー容
量として現れ、実効的に従来とほぼ同じ容量を持たせる
ことができる。
【0025】即ち、キャパシタプレート電極8を接地線
に接続することなく、各記憶ノードN1 及びN2 上に大
きな容量を設けることができることになり、その分、配
線空間(領域)を占有する必要がなくなると共に、接地
線に接続するための配線層の形成及び配線層とコンタク
トをとるための開口を形成する必要がなくなる。また、
記憶ノードN1 及びN2 に大きな容量を設けることがで
きることから、α線等によるソフトエラーに対する耐性
を著しく改善させることができる。
に接続することなく、各記憶ノードN1 及びN2 上に大
きな容量を設けることができることになり、その分、配
線空間(領域)を占有する必要がなくなると共に、接地
線に接続するための配線層の形成及び配線層とコンタク
トをとるための開口を形成する必要がなくなる。また、
記憶ノードN1 及びN2 に大きな容量を設けることがで
きることから、α線等によるソフトエラーに対する耐性
を著しく改善させることができる。
【0026】次に、上記本例に係るSRAMの製法を図
1におけるC−C線上の断面を主体にして図6に基いて
説明する。尚、図2に対応するものについては同符号を
記す。
1におけるC−C線上の断面を主体にして図6に基いて
説明する。尚、図2に対応するものについては同符号を
記す。
【0027】まず、図6Aに示すように、P型のウェル
領域1上にゲート絶縁膜2を介して形成されたドライバ
トランジスタTr1 のゲート電極G1 を含む全面にSi
O2 からなる第1の層間絶縁膜3(厚み約200Å)を
CVD法により堆積する。その後、高抵抗負荷層との接
続部分に対応する箇所に開口3aを設ける。その後、全
面に薄膜の多結晶シリコン層を形成した後、該多結晶シ
リコン層をパターニングして高抵抗負荷層4aを形成す
る。このとき、高抵抗負荷層4aが開口3aを通して下
層のゲート電極G1 に接続される。
領域1上にゲート絶縁膜2を介して形成されたドライバ
トランジスタTr1 のゲート電極G1 を含む全面にSi
O2 からなる第1の層間絶縁膜3(厚み約200Å)を
CVD法により堆積する。その後、高抵抗負荷層との接
続部分に対応する箇所に開口3aを設ける。その後、全
面に薄膜の多結晶シリコン層を形成した後、該多結晶シ
リコン層をパターニングして高抵抗負荷層4aを形成す
る。このとき、高抵抗負荷層4aが開口3aを通して下
層のゲート電極G1 に接続される。
【0028】次に、図6Bに示すように、全面にSiO
2 からなる第2の層間絶縁膜9をCVD法により形成す
る。その後、高抵抗負荷層4aとゲート電極G1 との接
続部分に対応した箇所に開口9aを設ける。その後、高
抵抗負荷層4aのゲート電極G1 との接続部分における
抵抗を下げるために、上記開口9aを通して、高抵抗負
荷層4aの上記接続部分に、低抵抗化用のN型不純物、
例えば砒素(As)をイオン注入する。このときのイオ
ン注入条件は、注入エネルギ=25keV、注入量=3
×1015cm-2である。このイオン注入後、結晶改善等
を目的とした活性化アニールを行う。
2 からなる第2の層間絶縁膜9をCVD法により形成す
る。その後、高抵抗負荷層4aとゲート電極G1 との接
続部分に対応した箇所に開口9aを設ける。その後、高
抵抗負荷層4aのゲート電極G1 との接続部分における
抵抗を下げるために、上記開口9aを通して、高抵抗負
荷層4aの上記接続部分に、低抵抗化用のN型不純物、
例えば砒素(As)をイオン注入する。このときのイオ
ン注入条件は、注入エネルギ=25keV、注入量=3
×1015cm-2である。このイオン注入後、結晶改善等
を目的とした活性化アニールを行う。
【0029】次に、図6Cに示すように、開口9aから
露出する高抵抗負荷層4aの表面に形成されている自然
酸化膜を除去するために全面にライト・エッチングを行
う。その後、全面に50〜100Å程度のSi3 N4 膜
6をCVD法で堆積した後、Si3 N4 膜6の表面を熱
酸化してSi3 N4 膜6の膜質を改善させる。このと
き、Si3 N4 膜6の表面に薄い熱酸化膜7が形成され
る。
露出する高抵抗負荷層4aの表面に形成されている自然
酸化膜を除去するために全面にライト・エッチングを行
う。その後、全面に50〜100Å程度のSi3 N4 膜
6をCVD法で堆積した後、Si3 N4 膜6の表面を熱
酸化してSi3 N4 膜6の膜質を改善させる。このと
き、Si3 N4 膜6の表面に薄い熱酸化膜7が形成され
る。
【0030】その後、全面に厚み約500Å程度の多結
晶シリコン層をCVD法にて形成した後、該多結晶シリ
コン層をパターニングして多結晶シリコン層によるキャ
パシタプレート電極8を形成する。この多結晶シリコン
層8のパターニング時、下層の熱酸化膜7及びSi3 N
4 膜6を同時にパターニングする。その後、キャパシタ
プレート電極8に、低抵抗化用の不純物、例えば砒素
(As)をイオン注入した後、活性化アニールを行って
本例に係るSRAMを得る。この工程以降は、従来から
行われている工程と同じように、Al配線層下の層間絶
縁膜の形成〜Al配線層のコンタクト用開口の形成〜A
l配線層の形成〜と進めればよい。
晶シリコン層をCVD法にて形成した後、該多結晶シリ
コン層をパターニングして多結晶シリコン層によるキャ
パシタプレート電極8を形成する。この多結晶シリコン
層8のパターニング時、下層の熱酸化膜7及びSi3 N
4 膜6を同時にパターニングする。その後、キャパシタ
プレート電極8に、低抵抗化用の不純物、例えば砒素
(As)をイオン注入した後、活性化アニールを行って
本例に係るSRAMを得る。この工程以降は、従来から
行われている工程と同じように、Al配線層下の層間絶
縁膜の形成〜Al配線層のコンタクト用開口の形成〜A
l配線層の形成〜と進めればよい。
【0031】この製法によれば、層間絶縁膜9の開口9
aを通して高抵抗負荷層4aにおけるドライバトランジ
スタTr1 のゲート電極G1 との接続部分に低抵抗化用
不純物を導入した後、開口9aを含む全面にSi3 N4
膜6を形成し、その後、全面に多結晶シリコン層8を形
成した後、多結晶シリコン層8並びに下層の熱酸化膜7
及びSi3 N4 膜6をパターニングして多結晶シリコン
層によるキャパシタプレート電極8を形成するようにし
たので、簡単なプロセスで、かつ小さな配線空間に大き
な容量を記憶ノードN1 及びN2 上に設けることがで
き、しかもその製造工程の簡略化、製造コストの低廉化
を図ることができる。
aを通して高抵抗負荷層4aにおけるドライバトランジ
スタTr1 のゲート電極G1 との接続部分に低抵抗化用
不純物を導入した後、開口9aを含む全面にSi3 N4
膜6を形成し、その後、全面に多結晶シリコン層8を形
成した後、多結晶シリコン層8並びに下層の熱酸化膜7
及びSi3 N4 膜6をパターニングして多結晶シリコン
層によるキャパシタプレート電極8を形成するようにし
たので、簡単なプロセスで、かつ小さな配線空間に大き
な容量を記憶ノードN1 及びN2 上に設けることがで
き、しかもその製造工程の簡略化、製造コストの低廉化
を図ることができる。
【0032】特に、キャパシタプレート電極8下の熱酸
化膜7及びSi3 N4 膜6(O−N−O構造)が高抵抗
負荷層4a中、N型の不純物が導入された部分上に限定
されるため、例えばBTストレス法による故障モード
(結晶欠陥、酸化膜欠陥、不純物汚染等)の検出時にお
けるOxide−Si3 N4 界面への電荷導入に伴う特
性の不安定性は問題にならない。
化膜7及びSi3 N4 膜6(O−N−O構造)が高抵抗
負荷層4a中、N型の不純物が導入された部分上に限定
されるため、例えばBTストレス法による故障モード
(結晶欠陥、酸化膜欠陥、不純物汚染等)の検出時にお
けるOxide−Si3 N4 界面への電荷導入に伴う特
性の不安定性は問題にならない。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る半導体メモリ装置によれ
ば、記憶ノード上に積層されるキャパシタプレート電極
を接地線に接続するための工程が不要となり、しかも、
小さな配線空間で記憶ノード上に大きな容量を設けるこ
とができる。
ば、記憶ノード上に積層されるキャパシタプレート電極
を接地線に接続するための工程が不要となり、しかも、
小さな配線空間で記憶ノード上に大きな容量を設けるこ
とができる。
【0034】また、本発明に係る半導体メモリ装置の製
法によれば、簡単なプロセスで、かつ小さな配線空間に
大きな容量を記憶ノード上に設けることができ、しかも
その製造工程の簡略化、製造コストの低廉化を図ること
ができる。
法によれば、簡単なプロセスで、かつ小さな配線空間に
大きな容量を記憶ノード上に設けることができ、しかも
その製造工程の簡略化、製造コストの低廉化を図ること
ができる。
【図1】本実施例に係るSRAMの要部を示す平面図。
【図2】図1におけるA−A線上の断面図。
【図3】図1におけるB−B線上の断面図。
【図4】図1におけるC−C線上の断面図。
【図5】本実施例に係るSRAMのメモリセルを示す等
価回路図。
価回路図。
【図6】本実施例に係るSRAMの製法を示す工程図。
【図7】従来例に係るSRAMのメモリセルを示す等価
回路図。
回路図。
【図8】従来例に係るSRAMの要部を示す断面図。
Tr1 ,Tr2 ドライバトランジスタ Q1 ,Q2 アクセストランジスタ R1 ,R2 高抵抗負荷 C1 ,C2 コンデンサ FF フリップフロップ回路 BL,反転BL ビット線 WL ワード線 G1 ,G2 ゲート電極 1 P型のウェル領域 2 ゲート絶縁膜 3 層間絶縁膜 4a,4b 高抵抗負荷層 6 誘電体膜 7 熱酸化膜 8 キャパシタプレート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8244 H01L 27/11
Claims (3)
- 【請求項1】 一対のドライバトランジスタと該ドライ
バトランジスタ上に夫々記憶ノードを接続点として積層
された一対の高抵抗負荷により構成されたフリップフロ
ップ回路と、一対のアクセストランジスタとからメモリ
セルが構成された半導体メモリ装置において、 上記一対のドライバトランジスタの各記憶ノード間が、
誘電体膜を介してキャパシタプレート電極で接続され、
該キャパシタプレート電極が外部とは接続されないフロ
ーティング電極となっていることを特徴とする半導体メ
モリ装置。 - 【請求項2】 一対のドライバトランジスタと該ドライ
バトランジスタ上に夫々記憶ノードを接続点として積層
された一対の高抵抗負荷により構成されたフリップフロ
ップ回路と、一対のアクセストランジスタとからメモリ
セルが構成された半導体メモリ装置の製法において、 ゲート配線を有する上記ドライバトランジスタ上に、該
ゲート配線に接続するように導電層を形成する工程と、 上記導電層を覆って 層間絶縁膜を形成する工程と、 上記ドライバトランジスタの上記記憶ノードとなる部分
の上記層間絶縁膜に開口を設ける工程と、 上記開口を通して上記導電層に低抵抗化用不純物を導入
する工程と、 上記開口を含む全面に誘電体膜を形成する工程と、 全面に半導体膜を形成した後、該半導体膜及び下層の誘
電体膜をパターニングして上記半導体膜によるキャパシ
タプレート電極を形成する工程とを有することを特徴と
する半導体メモリ装置の製法。 - 【請求項3】 上記低抵抗化用不純物としてN型の不純
物を用い、上記誘電体膜としてSi3 N4 膜を用いるこ
とを特徴とする請求項2記載の半導体メモリ装置の製
法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33366591A JP3214004B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 半導体メモリ装置及びその製法 |
KR1019920022150A KR930015014A (ko) | 1991-12-17 | 1992-11-24 | 반도체메모리장치 및 그 제법 |
US08/345,335 US5498563A (en) | 1991-12-17 | 1994-11-21 | Method of manufacturing a static random access memory device including a coupling capacitor between a pair of storage nodes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33366591A JP3214004B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 半導体メモリ装置及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167037A JPH05167037A (ja) | 1993-07-02 |
JP3214004B2 true JP3214004B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18268603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33366591A Expired - Fee Related JP3214004B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 半導体メモリ装置及びその製法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5498563A (ja) |
JP (1) | JP3214004B2 (ja) |
KR (1) | KR930015014A (ja) |
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---|---|---|---|---|
KR100489531B1 (ko) * | 2002-06-28 | 2005-05-16 | 동부아남반도체 주식회사 | 캐패시터의 제조 방법 |
JP2004079696A (ja) * | 2002-08-14 | 2004-03-11 | Renesas Technology Corp | 半導体記憶装置 |
JP4531615B2 (ja) | 2005-02-03 | 2010-08-25 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体集積回路装置 |
JP4932341B2 (ja) * | 2006-06-23 | 2012-05-16 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の動作方法 |
JP2009044183A (ja) * | 2008-10-24 | 2009-02-26 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187362A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-21 | Nec Corp | 半導体集積回路装置 |
JPH0685431B2 (ja) * | 1985-06-10 | 1994-10-26 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
KR900005038B1 (ko) * | 1987-07-31 | 1990-07-18 | 삼성전자 주식회사 | 고저항 다결정 실리콘의 제조방법 |
US4984200A (en) * | 1987-11-30 | 1991-01-08 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor circuit device having a plurality of SRAM type memory cell arrangement |
US5145799A (en) * | 1991-01-30 | 1992-09-08 | Texas Instruments Incorporated | Stacked capacitor SRAM cell |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33366591A patent/JP3214004B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-24 KR KR1019920022150A patent/KR930015014A/ko not_active Application Discontinuation
-
1994
- 1994-11-21 US US08/345,335 patent/US5498563A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930015014A (ko) | 1993-07-23 |
US5498563A (en) | 1996-03-12 |
JPH05167037A (ja) | 1993-07-02 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |