JP3213539B2 - 根管長測定機能付きハンドピース - Google Patents

根管長測定機能付きハンドピース

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JP3213539B2
JP3213539B2 JP06172196A JP6172196A JP3213539B2 JP 3213539 B2 JP3213539 B2 JP 3213539B2 JP 06172196 A JP06172196 A JP 06172196A JP 6172196 A JP6172196 A JP 6172196A JP 3213539 B2 JP3213539 B2 JP 3213539B2
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    • A61C2204/002—Features not otherwise provided for using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、根管長測定機能を備
えた歯科用治療装置におけるハンドピースに関する。
【０００２】
【従来の技術】ファイルやリーマなどの切削工具を根管
長測定用の測定針に兼用し、根管長を測定しながら根管
治療を行えるようにした装置は周知である。この場合に
は切削工具を根管長測定回路の一方の電極として使用す
ることになるため、測定用信号をリード線を介して切削
工具に送る必要がある。しかしながら、従来はこのリー
ド線をハンドピースの外側を経由して接続しており、リ
ード線が邪魔になってハンドピースの操作性が損なわ
れ、また治療ごとにリード線をハンドピースのヘッドに
外部配線することが必要で作業が煩わしいなどの問題点
があった。
【０００３】この問題を解消するために、本出願人はハ
ンドピース内部の駆動力伝達機構が金属、すなわち導電
性部材で構成されていることに着目し、この機構を信号
回路としても利用して工具保持機構を根管長測定回路に
接続することを提案している（例えば、特開平７−３２
８０３４号参照）。しかしながら、この提案では歯車の
回転に伴って瞬間的に信号回路が切れる場合があって測
定動作が不安定になる可能性がある。また切削工具には
ハンドピースの測定針保持機構に取り付けられる保持部
と先端の加工部とが絶縁されているものがあり、上記の
提案のものではこの種の切削工具は使用できない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこれらの点
に着目し、根管長測定回路用のリード線の外部配線を不
要としてハンドピースの操作性を向上すると共に、安定
した根管長測定を可能とすることを課題としてなされた
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この発明の根管長測定機能付きハンドピースにお
いては、根管長測定回路の測定用信号をハンドピース先
端のヘッドに装着された測定針に送るための専用の信号
回路をハンドピースに内蔵し、測定針の近傍において上
記信号回路を接触子を介して測定針に電気的に接続する
ようにしている。上記の根管長測定回路はハンドピース
に内蔵されていてもよく、あるいは別置式の制御装置に
設けられていてもよく、後者の場合には信号回路はハン
ドピースと制御装置とを接続しているチューブを介して
制御装置の根管長測定回路に接続されることになる。
【０００６】信号回路を測定針に電気的に接続する接触
子としては、ヘッドの下面に設けられて測定針の軸方向
に沿って上下に回動可能に支持され、上方に回動させた
状態において先端部で測定針を挟持して電気的接続を行
うもの、ヘッドの下面に設けられて測定針を横切る方向
に回動可能に支持され、測定針に当接する方向に回動さ
せた状態において先端の側縁に形成された切欠部を測定
針に係合させて電気的接続を行うもの、ヘッドの下面に
設けられてハンドピースの軸方向に進退可能に支持さ
れ、測定針に当接する方向に突出させた状態において先
端に形成された切欠部を測定針に押し当てて電気的接続
を行うものなどが可能である。
【０００７】また、ヘッドのハウジングを絶縁性材料で
構成すると共に、ヘッドの上面に露出する金属製の部材
をヘッドに保持される測定針に対して電気的に絶縁する
ようにしている。この絶縁構造は、例えばヘッドのハウ
ジングの上部に一体に固着された金属製の支持リングを
設け、測定針保持機構のキャップ組立体を上記支持リン
グに螺合によって取り付けることで実現される。
【０００８】なお、この明細書における「上」「下」等
の語は、ハンドピースが図２に示す姿勢にある場合を基
準として用いられている。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
示の例について説明する。図１は一部を断面で示したヘ
ッドユニットの側面図、図２は一部を断面で示したハン
ドピース全体の側面図、図３はヘッドの断面図、図４は
ヘッドユニットの先端部分の底面図、図５は接点板の構
造を示す図である。なお、この例はモータや電源バッテ
リ、根管長測定回路などを本体に内蔵したコードレス式
のハンドピースについてのものであるが、この発明はコ
ードレス式に限られるものではなく、別置式の制御装置
からチューブを経てモータの駆動電源などを供給する形
式のハンドピースにも適用可能であり、この場合には根
管長測定回路も別置式の制御装置に設けることができ、
信号回路はチューブを介して制御装置の根管長測定回路
に接続される。
【００１０】図において、１はハンドピース本体２とヘ
ッドユニット３から構成されるハンドピースであり、本
体２の先端にヘッドユニット３を取り付ける構造となっ
ている。ハンドピース本体２はケース２１の内部にバッ
テリ２２、プリント基板２３、モータ２４等を備えたも
のである。ケース２１の上部には表示部２５及び複数の
スイッチを備えた操作部２６が設けられており、プリン
ト基板２３には全体の動作を制御する制御回路と根管長
測定回路などが組み込まれている。なお、プリント基板
２３に取り付けられている部品類は図示してない。
【００１１】２７はこの根管長測定回路の一方の出力端
子に接続されているリード線であり、その先端は本体２
の先端部分に回転可能に取り付けられた端子板２７ａに
設けられている端子ジャック２７ｂに接続されている。
またモータ２４は本体２の先端部分に配置されており、
その出力ギャ２４ａが前方に突出している。
【００１２】ヘッドユニット３はシャンク部３ａの先端
にヘッド４を一体に設けたものである。シャンク部３ａ
の基部には筒状部３ｂが設けられており、ヘッドユニッ
ト３はこの筒状部３ｂに本体２の先端を挿入することに
よって本体２に対して一定の範囲で回転できる状態で連
結される。４ａはヘッド４の内部に設けられている工具
保持機構、３ｃはヘッド４の周囲を囲む部分からシャン
ク部３ａまでを一体に形成した合成樹脂製のハウジング
であり、筒状部３ｂの底部には中間ギャ３ｄ、及び端子
ジャック２７ｂに接続される端子ピン３ｅがそれぞれ配
置され、端子ピン３ｅのヘッド側は接点プラグ３ｆとな
っている。
【００１３】なお、上述のようにヘッドユニット３は本
体２に対して一定の範囲で回転できるので、表示部２５
と操作部２６を施術者にとって都合のよい向きにしたま
までヘッドユニット３を回して切削工具５を所定の方向
に向けることができ、リード線２７にはこの回転範囲に
見合うだけの余裕を持たせてある。
【００１４】ヘッドユニット３のシャンク部３ａには中
間軸３ｇが設けられており、ヘッドユニット３を本体２
に取り付けると、端子ピン３ｅが端子ジャック２７ｂに
接続され、また中間ギャ３ｄがモータ２４の出力ギャ２
４ａと噛み合い、モータ２４の回転が中間軸３ｇのリア
ギャ３ｈとフロントギャ３ｊ、ヘッド４の工具保持機構
４ａのロータギャ４ｂを経てロータ軸４ｃに伝達され
る。
【００１５】図３に示すように、工具保持機構４ａはロ
ータ組立体４Ａとキャップ組立体４Ｂで構成されてお
り、ロータ組立体４Ａはヘッドカラー４ｄ、軸受４ｅ、
ロータギャ４ｂ、ロータ軸４ｃ、チャック爪４ｆ、Ｃリ
ング４ｇで構成されている。またキャップ組立体４Ｂは
キャップリング４ｈ、スペーサ４ｉ、プッシュキャップ
４ｊ、キャップスプリング４ｋで構成されており、これ
らの構成は基本的には従来と同様である。
【００１６】５は根管長測定の場合の測定針としても用
いられるファイルなどの切削工具であり、工具保持機構
４ａによってヘッド４に取り付けられる。
【００１７】６は接触子であり、図１及び図４に示すよ
うに、弾力性に富む金属製線材を左右対称にＵ字状に湾
曲させ、先端部分が接するように中間で内側に屈曲させ
ると共に下向きに屈曲させ、更に先端を外側にそれぞれ
開いてガイド部６ａとした形状である。また７は弾力性
に富む細長い金属板製の接点板であって、図５に示すよ
うに一方の端部の中心線上に細い舌片７ａを形成して折
り返し、この舌片７ａに対応して中心線上にスリット７
ｂを形成した部分をＵ字状に折り返して接触子保持部７
ｃを形成すると共に、他方の端部には円筒形のカール部
７ｄを形成し、上下に貫通したねじ穴７ｅを形成して一
方を雌ねじとした構造となっており、カール部７ｄに接
点ジャック７ｆを圧着してある。
【００１８】このような構造の接触子６は、図示のよう
に接触子６の中心部分を接点板７の接触子保持部７ｃに
はめて舌片７ａで押さえた状態とすることによって接点
板７に組み付けられるのであり、接点板７をシャンク部
３ａの下面に形成された接触子装着穴６ｂに挿入するこ
とによってヘッドユニット３に取り付けられ、接点ジャ
ック７ｆが接点プラグ３ｆに接続される。なお、接触子
６は舌片７ａで押さえられているので接点板７に確実に
接触した状態となり、接触不良は生じない。６ｃは抜け
止めのための止めねじであり、接触子６はこの止めねじ
６ｃを外した状態で接点板７と共にヘッドユニット３に
着脱され、接触子６と接点板７の消毒や交換を支障なく
行うことができる。
【００１９】こうしてヘッドユニット３に取り付けられ
た状態では、接触子６は接触子保持部７ｃを支点として
図１に示す矢印のように図の上下方向、すなわち切削工
具５の軸方向に回動可能となっており、鎖線のように下
方に回動させた状態で切削工具５をヘッド４に装着して
から上方に回動させると、ガイド部６ａの部分に切削工
具５が挿入されて図４に鎖線で示すように先端部で切削
工具５が挟持される。そしてこの状態でリード線２７、
端子ジャック２７ｂ、端子ピン３ｅ、接点プラグ３ｆ、
接点ジャック７ｆ、接点板７、接触子６を経由する連続
した回路が構成される。
【００２０】この回路が根管長測定用の専用の信号回路
となるのであり、これによって切削工具５とハンドピー
ス本体２のプリント基板２３に設けられている根管長測
定回路との間が電気的に接続されることになる。なお、
上記の例では信号回路の一部となるリード線２７が本体
２の内部空間を経由する状態で設けられているが、これ
は一例であって、例えばケース２１に一体に組み込ま
れ、あるいはケースに沿って配置された導線を設け、こ
れを経由して信号回路が形成されるようにするなど、他
の構造を適宜採用することができる。
【００２１】また、接触子６を切削工具５の先端方向に
回動させると接触子６は切削工具５から離れて挟持が解
除されるので、この状態で切削工具５を工具保持機構４
ａから取り外すことができる。しかし、切削工具５が接
触子６で保持されている状態でも、工具保持機構４ａか
ら切削工具６を取り外して下方に抜き取ると、切削工具
６の移動に伴って接触子６が下方に回動して自動的に挟
持が解除される。従って事前に接触子６を下方に回動さ
せておかなくても取り外すことができる。
【００２２】なお具体的な図示は省略してあるが、根管
長測定回路の他方の出力端子は、例えば本体２の後端に
設けた端子にリード線を接続してこれを介してアース側
電極に接続される。
【００２３】ヘッドユニット３の合成樹脂製のハウジン
グ３ｃは、例えばＰＰＳ樹脂、ＰＢＴ樹脂、ＡＢＳ樹脂
等を用いて成形されており、露出している工具保持機構
４ａの上部の金属製の部品を切削工具５に対して電気的
に絶縁しておけば、施術中に切削工具５と接触子６以外
の部分が患者の口腔内の組織などに触れても測定に影響
を与えることがなく、操作が容易となる。なお、ハウジ
ング３ｃは合成樹脂でなく、例えばセラミックスのよう
な他の絶縁性材料で形成することもできる。
【００２４】しかし、従来の工具保持機構はロータ組立
体をヘッドハウジングの内部に収納した後、キャップ組
立体のキャップリングをハウジングに直接ねじ込んで固
定する構造が一般的であるため、この発明のようにハウ
ジング３ｃが合成樹脂製の場合には、着脱操作やオート
クレーブのような高温での殺菌処理を繰り返すとハウジ
ング側のねじ部がわずかに変形して結合が緩くなるの
で、ハウジングに直接ねじ込む構造は採用できない。な
お、結合が緩くなるのは圧入方式の場合でも同様であ
り、圧入構造も採用できない。
【００２５】そこでこの例では、図３に示すように工具
保持機構として従来から知られている構造の一部を変更
することによって上記の絶縁を行っている。すなわち、
金属製の支持リング４ｍをハウジング３ｃの工具保持機
構４ａの周囲を覆う部分の上端に固着し、支持リング４
ｍの上部にねじを形成してこれにキャップリング４ｈを
ねじ込むようにしている。支持リング４ｍのハウジング
３ｃへの固着は、例えばねじと接着を併用し、両部材に
ねじを形成してこれに接着剤を塗布してねじ込めばよ
い。４ｎはこのような手段による固着部であり、この固
着はハウジング成形時に埋め込んで一体に成形するイン
サート成形などの他の手段で行うこともできる。
【００２６】また４ｐは支持リング４ｍとキャップリン
グ４ｈの間の螺合部であり、キャップ組立体４Ｂの着脱
はこの螺合部４ｐを利用して行われ、ロータ組立体４Ａ
のハウジング３ｃへの出し入れはキャップ組立体４Ｂを
取り外した状態で行われる。従って、工具保持機構４ａ
の分解手入れや消毒に支障はなく、しかも螺合部４ｐは
金属同士であるから着脱や高温処理の繰り返しに対して
も十分な耐久性を備えることができ、取り付けも確実と
なる。
【００２７】このように、合成樹脂製のハウジング３ｃ
に固着されている支持リング４ｍにキャップリング４ｈ
を螺合しているので、キャップ組立体４Ｂはロータ組立
体４Ａに対して絶縁されている。このため、ロータ組立
体４Ａに装着された切削工具５が接触子６などの信号回
路を経て根管長測定回路に接続されている場合でも、こ
れらの回路からキャップ組立体４Ｂは絶縁された状態に
保たれ、安定した根管長測定が可能となる。４ｑはこの
絶縁状態を確実にするためにロータ組立体４Ａとキャッ
プ組立体４Ｂの間に挿入される絶縁リングであり、軸受
４ｅとキャップリング４ｈの間の電気的な接触を防止し
ている。
【００２８】根管長測定用の信号回路を接触子６を介し
て切削工具５に電気的に接続する構造としては、上述の
例以外の他の適宜の構造を採用することができる。図６
及び図７は他の構造の例を示したものである。
【００２９】図６は請求項５に対応するもので、細長い
板状の接触子６を切削工具５を横切る方向に回動可能な
ようにハウジング３ｃの下面に取り付け、先端の側縁に
形成されている切欠部６ｄを切削工具５に係合させて電
気的な接続を行うようにしてあり、内部の信号回路との
接続は止めねじ６ｃを経由する構造で適宜行うことがで
きる。なお、接触子６とハウジング３ｃの対応する位置
には凸部６ｅと凹部６ｆをそれぞれ形成してあり、切欠
部６ｄを切削工具５に係合させた時に丁度凸部６ｅが凹
部６ｆにはまり込むことによって、接触子６と切削工具
５の接続状態が確実に保持されるようにしてある。
【００３０】図７は請求項６に対応するもので、板状の
接触子６をハウジング３ｃの下面に形成されたガイド部
６ｇにより図の左右方向にスライド可能に支持し、先端
に形成されたＶ字状の切欠部６ｈを切削工具５に押し当
てて電気的な接続を行うようにしてある。６ｉは接触子
接続具であり、前述した接点板７と同様に接触子装着穴
６ｂに装着することによって内部の信号回路と接触子６
の間の回路を形成すると共に、加圧スプリング６ｊで付
勢された押圧ピン６ｋによって接触子６を切削工具５に
押圧し、接続状態が確実に保持されるようにしてある。
切削工具５の着脱操作は、傾斜部６ｌを押して接触子６
を図の右方向に移動させて行われる。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の根管長測定機能付きハンドピースは、根管長測定回
路の測定用信号をハンドピース先端のヘッドに装着され
た測定針に送るための専用の信号回路をハンドピースに
内蔵しており、測定針の近傍においてこの信号回路を接
触子を介して測定針に電気的に接続するようにしたもの
である。
【００３２】従って、測定用の信号回路をハンドピース
の外側を経由して接続する必要がなく、接続のためのリ
ード線がないためハンドピースの操作性が向上すると共
に、治療ごとにリード線をハンドピースのヘッドに外部
配線する煩わしい作業も不要となる。また、信号回路は
駆動力伝達機構を経由せずに確実に形成されるので、瞬
間的に信号回路が切れて根管長測定の動作が不安定にな
る可能性がなく、更に保持部と加工部とが絶縁されてい
るような切削工具の使用も可能となる。
【００３３】また、ヘッドの下面に設けられて測定針の
軸方向に沿って上下に回動可能に支持され、上方に回動
させた状態において先端部で測定針を挟持して電気的接
続を行う接触子を設けたものでは、測定針の着脱が容易
である。特に測定針を取り外す場合には測定針の保持を
解除して下方に抜き取ると接触子による挟持が自動的に
解除されるので、取り外しの際の操作が容易となる。
【００３４】また、ヘッドのハウジングを絶縁性材料で
構成し、キャップ組立体のようなヘッドの上面に露出し
ている金属製の部材をヘッド内部に保持される測定針に
対して電気的に絶縁するようにしたものでは、施術中に
キャップ組立体などが患者の口腔内の組織などに触れて
も測定に対する影響がなく、操作性が向上すると共に安
定した根管長測定を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の一形態のハンドピースにおけ
るヘッドユニットの一部を断面で示した側面図である。
【図２】同ハンドピースの一部を断面で示した全体の側
面図である。
【図３】同ハンドピースのヘッドの断面図である。
【図４】同ハンドピースのヘッドユニットの先端部分の
底面図である。
【図５】同ヘッドユニットにおける接点板の平面図、断
面図及び底面図である。
【図６】同ヘッドユニットの先端部分の他の例の底面図
及び要部の断面図である。
【図７】同ヘッドユニットの先端部分の更に他の例の一
部を断面で示した側面図及び底面図である。
【符号の説明】
１ ハンドピース ２ ハンドピース本体 ３ ヘッドユニット ３ａ ヘッドハウジング ４ ヘッド ４ａ 工具保持機構 ４Ａ ロータ組立体 ４Ｂ キャップ組立体 ４ｍ 支持リング ４ｐ 螺合部 ５ 切削工具（測定針） ６ 接触子 ２３ プリント基板 ２７ リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 的場 一成 京都市伏見区東浜南町680 株式会社モ リタ製作所内 (56)参考文献 特開 平７−328034（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−275259（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−21920（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−24017（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−91627（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61C 1/00 - 1/18 A61C 19/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 根管長測定回路専用の信号回路をハンド
    ピースに設け、ハンドピース先端のヘッドに装着された
    測定針の近傍において上記信号回路を接触子を介して測
    定針に電気的に接続するように構成されており、上記接
    触子が、ヘッドの下面に設けられて測定針の軸方向に沿
    って上下に回動可能に支持され、上方向に回動させた状
    態において先端部で測定針を挟持して電気的接続を行う
    ように構成されていることを特徴とする根管長測定機能
    付きハンドピース。
  2. 【請求項２】 根管長測定回路専用の信号回路をハンド
    ピースに設け、ハンドピース先端のヘッドに装着された
    測定針の近傍において上記信号回路を接触子を介して測
    定針に電気的に接続するように構成されており、上記接
    触子が、ヘッドの下面に設けられて測定針を横切る方向
    に回動可能に支持され、測定針に当接する方向に回動さ
    せた状態において先端の側縁に形成された切欠部を測定
    針に係合させて電気的接続を行うように構成されている
    ことを特徴とする根管長測定機能付きハンドピース。
  3. 【請求項３】 根管長測定回路専用の信号回路をハンド
    ピースに設け、ハンドピース先端のヘッドに装着された
    測定針の近傍において上記信号回路を接触子を介して測
    定針に電気的に接続するように構成されており、上記接
    触子が、ヘッドの下面に設けられてハンドピースの軸方
    向に進退可能に支持され、測定針に当接する方向に突出
    させた状態において先端に形成された切欠部を測定針に
    押し当てて電気的接続を行うように構成されていること
    を特徴とする根管長測定機能付きハンドピース。
  4. 【請求項４】 根管長測定回路がハンドピースに内蔵さ
    れている請求項１乃至３のいずれかに記載の根管長測定
    機能付きハンドピース。
  5. 【請求項５】 根管長測定回路専用の信号回路がハンド
    ピースに内蔵されている請求項１乃至３のいずれかに記
    載の根管長測定機能付きハンドピース。
  6. 【請求項６】 根管長測定回路専用の信号回路が別置式
    の制御装置に設けられている根管長測定回路にチューブ
    を介して接続されている請求項１乃至３又は５のいずれ
    かに記載の根管長測定機能付きハンドピース。
  7. 【請求項７】 ヘッドのハウジングを絶縁性材料で構成
    すると共に、ヘッドの上面に露出する金属製の部材をヘ
    ッドに保持される測定針に対して電気的に絶縁した請求
    項１乃至６のいずれかに記載の根管長測定機能付きハン
    ドピース。
JP06172196A 1996-02-22 1996-02-22 根管長測定機能付きハンドピース Expired - Lifetime JP3213539B2 (ja)

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US08/782,600 US5897315A (en) 1996-02-22 1997-01-13 Handpiece having a root canal length measurement function
DE19702370A DE19702370C2 (de) 1996-02-22 1997-01-23 Handstück mit einer Wurzelkanallängenmeßfunktion
CN97102375A CN1094750C (zh) 1996-02-22 1997-01-29 具有牙根管长度测量功能的一种机头

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