JP3209695B2 - ガス器具の操作位置表示装置 - Google Patents

ガス器具の操作位置表示装置

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JP3209695B2 JP02593197A JP2593197A JP3209695B2 JP 3209695 B2 JP3209695 B2 JP 3209695B2 JP 02593197 A JP02593197 A JP 02593197A JP 2593197 A JP2593197 A JP 2593197A JP 3209695 B2 JP3209695 B2 JP 3209695B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガステーブル、ガス
湯沸器等のガス器具の操作位置表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガステーブル、ガス湯沸器等のガス器具
において、その点火及び消火操作を押釦式操作で行うも
のが現在では主流となっているが、押釦は回転式摘み、
スライド式レバー等に比べその操作位置が判別し難いこ
とから、従来、表示サインによって判別しやすくしてい
るものがある。そこで、従来のこの種の操作位置表示装
置としては、たとえば、実開昭61−86602号公報
(以下従来例1という)、実開平4−10253号公報
(以下従来例2という)等に示されているものがある。
【0003】従来例1に示されているものは、点火ボタ
ンと消火ボタンを並設し、これらの少許上方に火力調整
用摘みを設け、この摘みと前記ボタンとの間に点火ボタ
ンの作動位置を表示する窓孔を設け、かつ、前記点火ボ
タンと駆動レバー及び当接部を介して連動する表示板を
設け、該表示板の表示部を前記窓孔の内側に臨ませて、
点火ボタンの非押圧時は、駆動レバーと一体の当接部で
表示板の表示部を係合片を介して持上げ、たとえば、黒
色に着色した表示部の下面が窓孔に対向し、点火ボタン
の押圧時には、当接部と表示板の係合片との係合が外れ
て表示部が自重で降下し、たとえば、赤色に着色した表
示部の上面が窓孔に対向する構造となっている。
【0004】従来例2に示されているものは、単一の操
作摘みからなり、該操作摘みの前面適所に表示用窓穴を
穿設し、該窓穴の裏側に一端を支持カバーに固定した略
帯状で柔軟性のある表示板の他端部を装着し、該表示板
を前記操作摘みと連動するように設け、かつ、表示板の
摘みがバーナの燃焼位置にあることを表示する部分に赤
色等の燃焼中を意味する着色を施したことを主要な構造
としており、表示体を操作摘みと連動させる手段として
ラックアンドピニオン機構を用いたものも示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例1は、点火
ボタンと消火ボタンを各別に設け、点火時には点火ボタ
ンを押し、消火時には消火ボタンを押すと点火ボタンが
元位置へ戻るものであり、表示板は点火ボタンの押動
(前進)、復帰(後退)動作と連動して回動変位するも
のである。
【0006】したがって、操作釦が1回目の押圧操作
(バーナ着火時)で消火位置から点火位置まで移動しそ
の押圧解除で着火位置へ戻ってロックされ、2回目の押
圧操作(バーナ消火時)で着火位置でのロックを解きそ
の押圧解除で着火位置から消火位置へ戻る動きをする、
いわゆる、プッシュ、プッシュ式のものに適用すると、
点火位置までのストロークが必要であり、その場合、表
示板の移動がなくその表示部と点火ボタンとの隙間を大
きくしないと接触するため、点火ボタンと表示板との間
に大きな隙間を設ける必要があるから、表示板の表示部
を窓孔に近づけ難いことから位置表示が明確にできない
という欠点がある。
【0007】また、長期間使用により当接部と表示板の
係合片との遊び間隙に誤差が生じたり、塵埃、煮汁等の
付着により表示板の動きが悪くなった場合等には、特
に、消火表示時は表示板が自重回動するものであるた
め、表示部の位置が正確に定まらず、表示部の中間部、
すなわち、黒色と赤色の境界部が窓孔に対向して止ま
り、点火、消火のいずれを表示するのか判別できないこ
とも生ずるなど、常時正しい表示が確実に得られないも
のである。
【0008】前記従来例2は、操作摘みを押して点火、
消火操作をすると、表示板が窓孔の裏面に沿って変形し
ながらスライドし、操作摘みが非燃焼位置にあるとき
は、表示板の無着色部が表示用窓穴に対向して操作摘み
が非燃焼位置にあることを表示し、操作摘みを燃焼位置
に押圧すると、表示板がこれに連動して移動し、その着
色部分が表示用窓穴に対向して操作摘みが燃焼位置にあ
ることを表示するものである。
【0009】したがって、プッシュ、プッシュ式のもの
に適用すると、従来例2の、たとえば、第6図(B)を
着火位置とすると、点火位置では表示板の着色部が操作
摘みに突き当り表示板が著しく変形し、また、第6図
(B)を点火位置とすると、着火位置では表示板の着色
部が窓孔より後退し表示不能となる欠点がある。
【0010】また、表示板はその柔軟性によりその都度
窓孔の裏面に沿って変形しながら消火→着火→点火の長
いストロークをスライドするため、使用頻度が著しいこ
ともあって早期に表示板が破損してしまい耐久性に欠け
るとともに、表示板が何かに引掛かると、その移動が不
可能になって途中で止まってしまい表示位置が正確に定
まらない事態も生ずるなど、常時正しい表示が確実に得
られないものである。
【0011】以上の従来例1及び2は、いずれも表示部
材とバルブ本体部を一体組立てしなければならない。し
たがって、前面パネルと摘み又はその操作部材との寸法
管理がむつかしく、そのため精度の高い構成部品を必要
としたり、組合せ部分の隙間等を大きく設ける構成が必
要となり、また、常時正しい表示が確実に得られるもの
ではなく実用性に欠けるものである。
【0012】この発明は、従来の技術の有する斯かる問
題点に鑑み、操作釦の正しい位置表示が簡単な構造をも
って常時確実に得られるガス器具の操作位置表示装置の
提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のガス器具の操作位置表示装置は、たとえ
ば、実施例に対応する図面に示されているように、操作
釦1が当初の押圧操作で消火位置aから着火位置bを通
過して点火位置cにまで移動しその押圧解除で着火位置
bへ戻ってロックされ、再度の押圧操作で着火位置bで
のロックを解きその押圧解除で着火位置bから消火位置
aへ戻るガス器具の操作装置において、枢軸2を支点と
して前後方向へ所定の角度回動変位して前記動きをする
操作釦1と、該操作釦1とガイド孔3を介して連動し枢
軸4を支点として上下方向へ一定の角度回動する作動体
5と、該作動体5に取付けて操作釦1の位置表示をする
表示舌片6とからなり、前記操作釦1の前面に穿った表
示窓7の内側に前記表示舌片6を臨ませ、該表示窓7に
操作釦1の消火位置aと、着火位置bから点火位置cま
でとを区別して表示することを主要な特徴としている。
【0014】前記特定発明に関連して、ガイド孔3を略
く字状に形成して表示舌片6の移動スピードを消火位置
aから着火位置bまでは速く、着火位置bから点火位置
cまでは遅くし、また、作動体5の上面に、表示舌片6
の基端取付部が前方から直線状に挿入できるガイド部8
と表示舌片6の基端取付部に穿った係合孔9を嵌めつけ
る係合凸起10を設けたことをも特徴としている。
【0015】
【作用】上記構成を有するこの発明のガス器具の操作位
置表示装置は、操作釦1と作動体5とがガイド孔3を介
して連動するから、枢軸2を支点として前後方向へ回動
変位する操作釦1の動きに対し作動体5は枢軸4を支点
として上下方向へ強制回動し、表示舌片6による操作釦
1の正しい位置表示が常時確実に行われる。
【0016】また、ガイド孔3を略く字状に形成して消
火位置aから着火位置bまでの表示舌片6の移動スピー
ドを速くしてその変化率を大きくしたから、表示舌片6
による着火及び点火位置の表示が鋭敏、確実に行われ
る。
【0017】さらに、表示舌片6を作動体5に取付ける
にあたり、表示舌片6の基端取付部を作動体5のガイド
部8に沿って直線状に挿入するだけで、その係合孔9が
係合凸部10に嵌めつけ係合できるから、作動体5に対
する表示舌片6の取付けが簡易に行いうる。
【0018】
【実施例】以下この発明によるガス器具の操作位置表示
装置の実施例について図面を参照して説明する。
【0019】図示した実施例は、この発明の装置をグリ
ル付きガステーブルの各々の操作釦に適用したものであ
って、グリル付きガステーブルは、図4に示されている
ように、ガステーブル本体101の天板102の左右に
こんろ用バーナ103、104と五徳105、106を
有するこんろ部107、108を配設し、該こんろ部1
07、108の間の内部にグリル109を設け、かつ、
ガステーブル本体101の前面には、前記こんろ部10
7、108のバーナ103、104及びグリル109の
バーナ(図示せず)の点火並びに消火操作を行う各々の
操作釦1を配設し、該操作釦1の上部には火力調整用摘
み110をそれぞれ設けている。なお、111はグリル
109の前面扉、112はグリル109の排気口であ
る。
【0020】前記操作釦1は、前面凸部1aと側板1b
を一体に備え、側板1bの上端前部に枢軸2を有し、該
枢軸2の下部で側板1bの上方部には略く字状に形成さ
れたガイド孔3を備え、かつ、前面凸部1aの指当て部
11の上部(指で隠れることのない部位)に表示窓7を
穿った構造となっている(図3参照)。なお、前記指当
て部11には滑り止め用の凸条が設けられている。
【0021】前記操作釦1は、取付け用の枠体12の軸
受部13にその枢軸2を軸支し、かつ、前面凸部1aを
枠体12の前面開口14から前方へ露出して取付けら
れ、枢軸2を支点として前後方向へ所定の角度回動変位
できるようになっており、該操作釦1で、たとえば、ハ
ートカム(図示せず)により予め決められた進退ストロ
ークに規制されている操作軸15を作動することにより
操作釦1のプッシュ、プッシュ操作でバーナの点火及び
消火操作ができるようになっている。
【0022】詳しくは、操作釦1と操作軸15は連動
し、操作釦1を当初の押圧操作で消火位置aから略中間
の着火位置bを通過して点火位置cにまで押動すると、
操作軸15も連動して、たとえば、パイロットガス通路
を開くと同時に点火プラグからスパークを飛ばしてパイ
ロットバーナに点火し、その押圧を解除すると、操作釦
1は操作軸15とともに着火位置bへ戻ってロックさ
れ、メインガス通路を開いて先のパイロット炎でメイン
バーナに着火するとともに、パイロットガス通路を閉
じ、点火操作を完了する。着火位置bにある操作釦1を
再度押圧すると、その着火位置bでのロックが解かれ、
その押圧を解除すると、操作釦1は操作軸15とともに
着火位置bから消火位置aへ戻ってメインガス通路を閉
じてメインバーナを消火し、消火操作を完了するもので
ある。
【0023】5は後述の表示舌片6を作動する作動体
で、板状体の下端両側に枢軸4を備え、略中間両側には
前記ガイド孔3に遊挿するガイドピン16を有し、か
つ、上面に表示舌片6の基端取付部6aをガイドするガ
イド部8、すなわち、挿通凸起8aと両側の斜状凸起8
b及び表示舌片6の基端取付部6aに穿った係合孔9を
嵌めつけ係合する断面三角状の頭付き係合凸起10とを
備えた構造となっている。
【0024】前記作動体5は、前記取付け用の枠体12
の軸受部17にその枢軸4を軸支し、かつ、ガイドピン
16を前記操作釦1のガイド孔3に遊挿して取付けら
れ、操作釦1とガイド孔3を介して連動し枢軸4を支点
として上下方向へ一定の角度回動して表示舌片6を上下
移動するものである。
【0025】6は操作釦1の位置表示をする表示舌片
で、帯状の薄板で作られ、その基端取付部6aに前記作
動体5の頭付きの係合凸起10に嵌めつけ係合しうる四
隅に切込みを有する係合孔9を備え、先端垂片部6bの
端部には着火及び点火を表示する赤色等に着色された表
示部18が設けられている。なお、実施例では操作釦1
の着火位置bから点火位置cまでは赤色等の着色部で表
示し、消火位置aは無着色の地色で表示するようにして
いる。
【0026】前記表示舌片6は、その基端取付部6aを
作動体5に取付け、先端表示部6bは操作釦1の表示窓
7の内側に上下摺動が自由に行えるよう臨ませ、表示舌
片6が上下動することで表示窓7にその表示部18で操
作釦1の消火位置aと、着火位置bから点火位置cまで
とを区別して表示するようになしている。なお、実施例
では操作釦1の表示窓7に透明な散乱鏡19を設けて、
表示舌片6の先端表示部18による操作釦1の位置表示
が散乱鏡19を介して鮮明に行いうるようにしている。
【0027】前記ガイド孔3は、その始端側3aの傾斜
角を作動体5のガイドピン16の移動軌跡に対し大きく
し、終端側3bの傾斜角は小さくした略く字状に形成さ
れ、表示舌片6の移動スピードを消火位置aから着火位
置bまでは始端側3aの急傾斜により速くし、着火位置
bから点火位置cまでは終端側3bの緩傾斜により遅く
してガイド孔3の始端側3aと終端側3bにおける表示
舌片6の移動スピードの変化率を異にしている。
【0028】前記ガイド部8の挿通凸起8aは、門状に
形成されていて表示舌片6の基端取付部6aを挿通ガイ
ドし、また両側の斜状凸起8bは、表示舌片6の基端取
付部6aの両端部を支承して斜め上向きにガイドしてそ
の係合孔9を係合凸起10の上部に圧導して係合孔9が
係合凸起10に自動係合されると、前記斜状凸起8bに
基端取付部の両側に設けた切込み凹部11が嵌まるよう
になっている。
【0029】前記構成において、バーナの点火に際し、
図1の実線、図2の点線及び図5に示されている消火位
置aにある操作釦1をその指当て部11で前方(図示反
時計右方)へ押動して略中間の着火位置bを通過して図
1及び図2の鎖線及び図6に示されている点火位置cに
まで回動変位させると、操作釦1と作動体5は略く字状
のガイド孔3を介して連動し、操作釦1が消火位置aか
ら着火位置bに至る間は略く字状ガイド孔3の始端側3
aの傾斜角がガイドピン16の移動軌跡に対し大きくな
っているので、作動体5をその枢軸4を支点として上方
へガイドピン16を介して速く、しかも、長い距離だけ
持上げるため、表示舌片6の先端垂片部6bは上方へ速
やかに移動しその表示部18の着色部を操作釦1の表示
窓7の内側へ直ぐ位置させて表示し、その後は略く字状
ガイド孔3の終端側3bの傾斜角がガイドピン16の移
動軌跡に対し小さくなっているので、表示舌片6の先端
垂片部6bをゆっくり移動させて操作釦1が点火操作中
であることを着色部で確実に表示する。
【0030】その後、前記押圧を解除すると、操作釦1
は図2の実線及び図7に示されている着火位置bまで後
方(図示時計方向)へ自動的に戻ってロックされ、操作
釦1は着火位置bに回動変位してセットされる。このと
き、操作釦1は点火位置cから着火位置bまで戻り表示
舌片6は略く字状ガイド孔3の終端側3bに沿ってゆっ
くりと短い距離だけ下方へ移動するが、先端表示部18
のその着色部は未だ操作釦1の表示窓7の内に位置し
て、操作釦1が着火位置(バーナの燃焼位置)bにある
ことを確実に表示する。
【0031】次に、バーナの消火に際し、図2の実線及
び図7に示されている着火位置bにある操作釦1をその
指当て部11で前方(図示反時計方向)へ少許押動する
と、操作釦1の着火位置bにおけるロックが解かれる。
その後、前記押圧を解除すると、操作釦1は図1の実
線、図2の点線及び図5に示されている消火位置aまで
後方(図示時計方向)へ自動的に回動変位して戻りバー
ナは消火する。操作釦1の消火位置aへの復帰にともな
い表示舌片6の先端垂片部6bは、略く字状ガイド孔3
の始端側3aにより急速に降下しその先端表示部18の
着色部を操作釦1の表示窓7外に移動して先端表示部1
8の地色で操作釦1が消火位置aにあることを確実に表
示する。
【0032】表示舌片6を作動体5に取付けるにあた
り、表示舌片6の基端取付部6aをガイド部8の挿通凸
起8aを通して直線状に挿入すると、基端取付部6aは
両側の斜状凸起8bにガイドされて斜め上方に導かれ、
これが係合凸起10の上部に至るとその係合孔9が係合
凸起10に自動係合される。このとき、基端取付部6a
の切込み凹部11が斜状凸起8bに嵌まるため邪魔にな
らない。
【0033】以上この発明の実施例について説明した
が、この発明はこうした実施例に何等限定されるもので
はなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、種
々なる態様で実施しうること勿論である。たとえば、本
実施例ではグリル付きガステーブルの各々の操作釦に適
用したものを示したが、ガス湯沸器の出湯、出湯停止用
の操作釦にも適用でき、また本実施例では操作釦の位置
表示の区別を表示舌片の地色と着色部で区別している
が、位置表示が区別できるものであれば着色に限らな
い。
【0034】
【発明の効果】この発明のガス器具の操作位置表示装置
によれば、操作釦と作動体とがガイド孔を介して連動す
るから、操作釦の前後方向への回動変位に対し作動体は
上下方向へ強制駆動されて回動変位する。したがって、
表示舌片による操作釦の正しい位置表示が常時確実に行
える。
【0035】また、ガイド孔を略く字状に形成して操作
釦の消火位置から着火位置までにおける表示舌片の移動
スピードを速くしてその変化率を大きくしたから、表示
舌片による着火及び点火位置の表示が鋭敏、確実に行え
て消火位置との区別が瞬時に判別できる。
【0036】さらに、作動体に対する表示舌片の取付け
が、その基端取付部を直線状に挿入するだけで行えるか
ら、表示舌片の取付けが簡易となり、これらの組付け、
組立て作業が能率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるガス器具の操作位置表示装置の
一実施例を示した作動状態の概略側面図である。
【図2】作動状態の概略側面図である。
【図3】全体の分解斜視図である。
【図4】この発明を適用したグリル付きガステーブルの
全体斜視図である。
【図5】操作釦が消火位置にある場合の全体断面図であ
る。
【図6】操作釦が点火位置にある場合の全体断面図であ
る。
【図7】操作釦が着火位置にある場合の全体断面図であ
る。
【図8】作動体と表示舌片の取付け状態の一例を示した
断面図である。
【図9】その要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 操作釦 a 消火位置 b 着火位置 c 点火位置 2 枢軸 3 ガイド孔 4 枢軸 5 作動体 6 表示舌片 7 表示窓 8 ガイド部 9 係合孔 10 係合凸起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−55612(JP,U) 実開 昭61−86602(JP,U) 実開 平4−108153(JP,U) 実開 昭62−963(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/26 F24C 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作釦(1)が当初の押圧操作で消火位
    置(a)から着火位置(b)を通過して点火位置(c)
    にまで移動しその押圧解除で着火位置(b)へ戻ってロ
    ックされ、再度の押圧操作で着火位置(b)でのロック
    を解きその押圧解除で着火位置(b)から消火位置
    (a)へ戻るガス器具の操作装置において、枢軸(2)
    を支点として前後方向へ所定の角度回動変位して前記動
    きをする操作釦(1)と、該操作釦(1)とガイド孔
    (3)を介して連動し枢軸(4)を支点として上下方向
    へ一定の角度回動する作動体(5)と、該作動体(5)
    に取付けて操作釦(1)の位置表示をする表示舌片
    (6)とからなり、前記操作釦(1)の前面に穿った表
    示窓(7)の内側に前記表示舌片(6)を臨ませ、該表
    示窓(7)に操作釦(1)の消火位置(a)と、着火位
    置(b)から点火位置(c)までとを区別して表示する
    ことを特徴とするガス器具の操作位置表示装置。
  2. 【請求項2】 ガイド孔(3)を略く字状に形成して表
    示舌片(6)の移動スピードを消火位置(a)から着火
    位置(b)までは速く、着火位置(b)から点火位置
    (c)までは遅くした請求項1記載のガス器具の操作位
    置表示装置。
  3. 【請求項3】 作動体(5)の上面に、表示舌片(6)
    の基端取付部が前方から直線状に挿入できるガイド部
    (8)と表示舌片(6)の基端取付部に穿った係合孔
    (9)を嵌めつける係合凸起(10)を設けた請求項1
    記載のガス器具の操作位置表示装置。
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