JP3207751B2 - 電気式ホーン - Google Patents

電気式ホーン

Info

Publication number
JP3207751B2
JP3207751B2 JP12718596A JP12718596A JP3207751B2 JP 3207751 B2 JP3207751 B2 JP 3207751B2 JP 12718596 A JP12718596 A JP 12718596A JP 12718596 A JP12718596 A JP 12718596A JP 3207751 B2 JP3207751 B2 JP 3207751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
electromagnetic coil
plate
adjusting
armature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12718596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09311687A (ja
Inventor
一夫 平井
Original Assignee
丸子警報器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸子警報器株式会社 filed Critical 丸子警報器株式会社
Priority to JP12718596A priority Critical patent/JP3207751B2/ja
Publication of JPH09311687A publication Critical patent/JPH09311687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3207751B2 publication Critical patent/JP3207751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に使用さ
れる電気式ホーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気式ホーン10の構造について
図8〜図10を用いて説明する。12は電磁コイルであ
り、筒体14の両端にフランジ部16が形成されたボビ
ン18に電線20が巻回されて形成されている。22は
断続器であり、電磁コイル12に電流を供給する電源ラ
イン(不図示)に電磁コイル12と直列に接続されてい
る。この断続器22により電磁コイル12への電流供給
がオン・オフ制御される。24は容器であり、導電性を
有する金属材料を用いて外形が円盤状に形成されると共
に、その中央部分には電磁コイル12を収納するための
凹部26が設けられている。また凹部26には透孔28
が設けられ、この透孔28の口縁から容器24の内方に
向けて円筒部30が突設されている。円筒部30の内面
には雌螺が形成されており、円筒部30には外周面に雄
螺が形成されたコア32が螺着され、ナット33により
回動を抑止されている。電磁コイル12は、ボビン18
の筒体14の中心孔34内に円筒部30を嵌め入れて凹
部26に収納され、その後ボビン18の上面に架け渡さ
れてその両端が容器24の凹部26口縁部分にリベット
(不図示)で固定される固定板(不図示)により容器2
4に取り付けられる。
【0003】36は金属材料を用いてカップ状に形成さ
れた振動板であり、容器24の開口部38を覆って閉空
間を構成し、電磁コイル12の励磁により振動する。4
0は共振板であり、振動板36の前面(図9における上
面)に配設され、振動板36と連動して共振する。42
は振動板36に取り付けられたアーマチュアであり、下
端側の小径柱部44がボビン18の中心孔34内に挿入
されると共に、その上側には振動板36と密着する大径
柱部46が形成されている。アーマチュア42は電磁コ
イル12が励磁された際には電磁コイル12に吸引され
てコア32方向(図9における下方)に振動板36を弾
性変形させながら移動する。また大径柱部46の直径は
アーマチュア42が電磁コイル12により吸引された際
に、後述する付勢手段と当接して当該付勢手段を押動可
能に形成されている。
【0004】断続器22の構成について詳細に説明す
る。48は調整板であり、弾性を有し、かつ導電性を有
する金属材料を用いて長尺な板体に形成されると共に、
一端(図8や図9における左端)が容器24に固定さ
れ、他端(図8や図9における右端)が自らの弾性力に
より容器24の内面方向へ常時付勢されている。なお、
調整板48の弾性力は後述する付勢手段の付勢力よりも
大きく設定されており、付勢手段によっては容器24の
内面と離反する方向へは殆ど変形しない。50は導電性
を有する金属材料を用いて形成された固定接点であり、
調整板48の中途部の容器24側の面に、容器24との
間に隙間を開けて取り付けられている。52は調整板4
8と容器24との間の隙間に配された可動接点である。
導電性を有する金属材料を用いて形成されている。
【0005】54は付勢手段としての板バネであり、弾
性を有し、かつ導電性を有する金属材料を用いて形成さ
れている。板バネ54は自らの弾性力によって、可動接
点52を固定接点50と当接させるべく常時固定接点5
0方向に付勢している。詳細には、板バネ54はその一
端が調整板48の一端と容器24内面との間に挟まれる
ように一つのリベット56によって共締めされ、その他
端は調整板48の中途部下方に達するように延出してい
る。そしてこの他端の調整板48側の面に可動接点52
が取り付けられている。また板バネ54の弾性力は、電
磁コイル12によるアーマチュア42への吸引力より弱
くなるように設定されている。これにより、電磁コイル
12により吸引されたアーマチュア42が電磁コイル1
2側(図9、図10における下方)に所定距離(後述す
る距離B以上)移動し、大径柱部46の下面が板バネ5
4と当接した後にはアーマチュア42によって自らの付
勢方向と逆方向に押動され、固定接点50と可動接点5
2とが離間して、電磁コイル12への電流の供給が停止
する。この停止によって電磁コイル12の励磁が終了す
ると、アーマチュア42は振動板36の弾性力により元
の位置に戻り、これに伴って可動接点52も固定接点5
0方向に板バネ54により付勢されて移動し、固定接点
50と接触する。
【0006】58は絶縁板であり、板バネ54と略同じ
長さに形成されて、板バネ54と調整板48との間に介
挿されて調整板48および板バネ54と共にリベット5
6により共締めされている。これにより板バネ54と調
整板48との間においては、固定接点50と可動接点5
2の以外の部分では電気的に接続することはない。60
は合成樹脂材料製の絶縁部材であり、一端が容器24に
固定されると共に、他端が調整板48の他端と容器24
との間に延出し、調整板48の他端と容器24との電気
的絶縁を確保している。絶縁部材60は一例としてボビ
ン18のフランジ部16と一体的に形成され、ボビン1
8を介して容器24に固定されている。具体的には、そ
の一端がフランジ部16に折曲自在に取り付けられ、延
出する他端は調整板48の他端が収納可能な枠状に形成
されている。また、容器24の調整板48の他端に対応
する位置には、雌螺孔62が設けられている。
【0007】64は調節ネジであり、雌螺孔62に容器
24の外面から螺合されている。そして容器24の内面
に突出する先端側は絶縁部材60の下面と当接し、当該
絶縁部材60を介して調整板48の他端を上方に押し上
げている。この調節ネジ64の容器24に対するネジ込
み量を調節することによって、調整板48の他端と容器
24との距離を可変することができ、板バネ54上面と
アーマチュア42の下端面との距離Bを可変できるので
ある。そして板バネ54とアーマチュア42の下端面と
の距離Bを可変すると、電磁コイル12が励磁されてア
ーマチュア42が吸引され、その後アーマチュア42が
板バネ54と当接して当該板バネ54を下方に押動して
可動接点52を固定接点50から切り離すまでの時間が
変更されるため、電磁コイル12に流れる電流量が変化
して電気式ホーン10の音圧レベルを可変できるのであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の電気式ホーンには次の様な課題が有る。調節ネジ
64は、電気式ホーンを組み立てて、その音圧レベルを
調整した後には外力が加わっても容易に回らないように
する必要がある。このため、合成樹脂製のネジ止め剤を
雌螺孔62と調節ネジ64との間に塗布したり、また調
節ネジ64に回転防止のためのナットを螺合し、音圧レ
ベルの調整後にこのナットを容器24に当接するように
締めつけて調節ネジ64の回動を抑止する作業が必要と
なり、手間がかかるという課題がある。
【0009】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、簡単に調節ネジの回転
止めを行える電気式ホーンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、筒体の両端にフ
ランジ部が形成されたボビンに電線が巻回されて成る電
磁コイルと、該電磁コイルと直列に接続され、電磁コイ
ルへの電流供給をオン・オフする断続器と、前記電磁コ
イルと断続器が内面に取り付けられる容器と、該容器の
開口部を覆って閉空間を構成する振動板と、該振動板に
取り付けられ、前記電磁コイルの励磁により前記電磁コ
イルに吸引された際には前記断続器をオフにするアーマ
チュアとを具備する電気式ホーンにおいて、前記断続器
は、弾性材料を用いて長尺な板体に形成されると共に、
一端が前記容器に固定され、他端が自らの弾性力により
容器方向へ常時付勢される調整板と、該調整板の中途部
の前記容器側の面に、容器との間に隙間を開けて配され
た固定接点と、前記隙間に配された可動接点と、該可動
接点を前記固定接点と当接させるべく常時付勢すると共
に、前記電磁コイルにより前記アーマチュアが吸引され
た際には該アーマチュアにより自らの付勢方向と逆方向
に押動される付勢手段と、一端が前記容器に固定される
と共に、他端が前記調整板の他端と容器との間に延出
し、調整板の他端に対応する部位には貫通孔が形成され
た合成樹脂製の絶縁部材と、前記容器の前記貫通孔に対
応する位置に設けられた雌螺孔と、該雌螺孔に前記容器
の外面から螺合されると共に、容器の内面に突出する先
端側は前記貫通孔にネジ込まれ、前記絶縁部材を貫通し
て前記調整板の他端と当接し、該調整板の他端を容器の
内面から離反する方向に押して音圧レベルを調節する調
節ネジとを具備することを特徴とする。この構成によれ
ば、調節ネジは合成樹脂性の絶縁部材に設けられた貫通
孔にネジ込まれているため、縮径しようとする貫通孔の
内周面からの締付力により回転が防止される。
【0011】また、前記絶縁部材の前記他端には舌片部
が延設され、該舌片部が折曲されて前記調節ネジの先端
と前記調整板の前記他端との間に介挿される構成とすれ
ば、容器と電気的に接続されるネジと調整板との間が絶
縁されるので、電磁コイルと断続器とを容器から電気的
に切り離して使用することも可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気式ホーン
の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、従来例で説明した構成と同様の構成について
は同じ符号を付し、説明は省略する。まず、電気式ホー
ン70の構成について図1と図2を用いて説明する。電
磁コイル12は、ボビン18の筒体14に電線20が巻
回されて形成されている。断続器22は電磁コイル12
に電流を供給する電源ライン(不図示)に電磁コイル1
2と直列に接続されている。この断続器22により電磁
コイル12への電流供給がオン・オフ制御される。電磁
コイル12は、容器24の凹部26内に、電磁コイル1
2のボビン18の中心孔34内に凹部26の底面に突設
された円筒部30を挿入して挿着されている。
【0013】本実施の形態では、ボビン18の中心孔3
4の下端には段差部72が形成されており、中心孔34
内に挿入された円筒部30の先端部分が、中心孔34の
上方から挿入されたポンチ(下端外周面がテーパ面に形
成されている治具)により外方、つまり中心孔34の内
周面側に拡径されて段差部72上面に係合し、ボビン1
8が凹部26内に抜脱不能に固定される構造となってい
る。この構造を採用すると、従来のように固定板でボビ
ン18の上端を押さえ、この固定板を容器24にリベッ
ト止めして電磁コイル12を固定する構造よりも、部品
点数を削減でき、また製造も短時間で行える。なお、コ
ア32は円筒部30に螺合されて、ボビン18の中心孔
34の下側に配されている。また、容器24の内面に
は、凹部26の中心から側方にずれた位置に断続器22
が取り付けられている。
【0014】そして容器24には、電磁コイル12や断
続器22を覆うようにカップ状の振動板36が取り付け
られ、さらに振動板36の上面には円盤状の共振板40
が取り付けられている。また振動板36の容器24側の
面の中央部分にはアーマチュア42が取り付けられ、そ
の下端に位置する小径柱部44がボビン18の中心孔3
4内に挿入されている。またその上側の振動板36と密
着する部分は大径柱部46に形成されている。アーマチ
ュア42は電磁コイル12が励磁された際には電磁コイ
ル12に吸引されてコア32方向(図1における下方)
に振動板36を弾性変形させながら移動する。
【0015】断続器22の構成について図2を用いて説
明する。基本的な構成は、従来例と略同様であり、一端
(図2における左端)が容器24に固定された板状の調
整板48と、調整板48に設けられた固定接点50と、
調整板48と容器24との間の隙間に配された可動接点
52と、可動接点52を固定接点50方向へ付勢する付
勢手段としての板バネ54と、板バネ54と略同じ長さ
に形成されると共に、板バネ54と調整板48との間に
介挿され、調整板48および板バネ54と共にリベット
56により共締めされて容器24に取り付けられた絶縁
板58と、一端(図2における左端)が容器24に固定
され、他端(図2における右端)が調整板48の他端と
容器24との間に延出し、調整板48の他端と容器24
との電気的絶縁を確保する絶縁部材60と、容器24の
調整板48の他端に対応する位置に設けられた雌螺孔6
2と、この雌螺孔62に螺合され、調節板48の他端を
上方(容器24の内面から離反する方向)に押す調節ネ
ジ64とからなる。本実施の形態では、絶縁部材60は
一例としてボビン18のフランジ部16と一体的に形成
され、ボビン18を介して容器24に固定されている。
具体的には、その一端がフランジ部16に折曲自在に取
り付けられ、延出する他端は調整板48の他端が収納可
能な枠状に形成されている。
【0016】断続器22の動作は、まず固定接点50と
可動接点52とが当接し、電気的に接続されている状態
においては、電磁コイル12に電流を通電して電磁コイ
ル12を励磁する。次に、励磁された電磁コイル12に
よってボビン18の内方に吸引されたアーマチュア42
の大径柱部46の下面が絶縁板58を介して板バネ54
を電磁コイル12側に押動して固定接点50から可動接
点52を離間させた際には電磁コイル12への通電を停
止する。次に、電磁コイル12の励磁が解除されると、
アーマチュア42は振動板36の弾性力によって再度元
の位置に戻り、板バネ54の押動を解除するので、再度
固定接点50と可動接点52とが当接して電磁コイル1
2が励磁される。上記の動作を繰り返すことによって、
所定の周期で振動板36を振動させ、電気式ホーン10
を鳴動させる。
【0017】この電気式ホーン10の音圧レベルは調節
ネジ64の容器24に対するネジ込み量を調節すること
によって従来例で説明したように可変することができ
る。つまり、図3に示すように調節ネジ64により調整
板48の他端と容器24との距離を可変すると、板バネ
54上面とアーマチュア42の大径柱部46の下端面と
の距離Bを可変でき、この板バネ54とアーマチュア4
2の下端面との距離Bを可変すると、電磁コイル12が
励磁されてアーマチュア42が吸引され、その後アーマ
チュア42が板バネ54と当接して当該板バネ54を下
方に押動して可動接点52を固定接点50から切り離す
までの時間が変更されるため、電磁コイル12に流れる
電流量が変化し、電気式ホーン10の音圧レベルを可変
できるのである。
【0018】この調節ネジ64のネジ込み量を調節した
後には、従来例でも述べたように音圧レベルの変化を防
止すべく、調節ネジ64に外力が加わっても容易に回ら
ないようにする必要があるが、本願発明では、従来の樹
脂製のネジ止め剤やナットを用いずに、図4に示すよう
に調整板48の他端と容器24との間に延出する絶縁部
材60の他端の調整板48の他端に対応する部位に調節
ネジ64より小径の貫通孔74を形成し、容器24に設
ける雌螺孔62はこの貫通孔74に対応する位置に設け
ている点が相違している。この構成により、調節ネジ6
4を雌螺孔62に容器24の外面から螺合させると、容
器24の内面に突出する調節ネジ64の先端側は貫通孔
74に、絶縁部材60の弾性力に抗して貫通孔74を拡
径させながらネジ込まれて絶縁部材60を貫通し、調整
板48の他端と当接して調整板48を押動することにな
る。そして一旦絶縁部材60の貫通孔74にねじ込まれ
た調節ネジ64には、貫通孔74の内周面から絶縁部材
60の弾性力による締付力が作用するので、回動が抑止
されるのである。
【0019】上述した実施の形態では、板バネ54のア
ーマチュア42との当接部位には絶縁板58が配されて
いるので、アーマチュア42とアーマチュア42により
押動される板バネ54との間が絶縁されており、電源と
電磁コイル12と断続器22間の電流経路は、電源の一
方の電極からは容器24→リベット56(または調節ネ
ジ64)→調整板48→固定接点50まで、また電源の
他方の電極からは電磁コイル12→板バネ54→可動接
点52まで繋がっている。よって、固定接点50と可動
接点52とが当接すると電磁コイル12に電流が流れ、
励磁される。なお、この構造に代えてアーマチュア42
の大径柱部46の下端面に絶縁板を配する構成としても
良い。また、調節ネジ64は直接、調整板48と当接し
て調整板48の他端を押動する構成となっているが、調
節ネジ64と調整板48との間の絶縁を確保したい場
合、例えば電源と電磁コイル12と断続器22とを容器
24から絶縁した構造とする場合には、図5と図6に示
すように絶縁部材60の他端に舌片部76を延設し、図
7に示すようにこの舌片部76を折曲して調節ネジ64
の先端と調整板48の他端下面との間に介挿するように
しても良い。
【0020】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る電気式ホーンを用いると、
調整板の他端を容器の内面から離反する方向に押して音
圧レベルを調節する調節ネジは、合成樹脂性の絶縁部材
に設けられた貫通孔にネジ込まれているため、縮径しよ
うとする貫通孔の内周面からの締付力により回転が防止
される。よって、従来のようにネジ止め剤や固定用のナ
ットを用いる必要がなくなり、部品点数の削減と固定作
業の簡略化が達成でき、コスト削減と共に作業時間の短
縮が図れるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気式ホーンの内部構造を示す正
面断面図。
【図2】図1の電磁コイル、断続器の容器への取付構造
を示す分解斜視図。
【図3】図1の断続器の調整機構を示す要部正面断面
図。
【図4】絶縁部材の構造を示す平面図。
【図5】絶縁部材の他の実施の形態の構造を示す平面
図。
【図6】図5のC−C断面図。
【図7】図5の絶縁部材の場合の断続器の調整機構を示
す要部正面断面図。
【図8】従来の電気式ホーンの電磁コイルと断続器の容
器への取付構造を示す平面図。
【図9】図8の内部構造を示すA−A断面図。
【図10】図8の断続器の調整機構を示す要部正面断面
図。
【符号の説明】
12 電磁コイル 14 筒体 16 フランジ部 18 ボビン 20 電線 22 断続器 24 容器 36 振動板 42 アーマチュア 48 調整板 50 固定接点 52 可動接点 54 板バネ 60 絶縁部材 62 雌螺孔 64 調節ネジ 72 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 9/12 B60Q 5/00 670 B60R 16/02 650 G10K 9/13 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の両端にフランジ部が形成されたボ
    ビンに電線が巻回されて成る電磁コイルと、該電磁コイ
    ルと直列に接続され、電磁コイルへの電流供給をオン・
    オフする断続器と、前記電磁コイルと断続器が内面に取
    り付けられる容器と、該容器の開口部を覆って閉空間を
    構成する振動板と、該振動板に取り付けられ、前記電磁
    コイルの励磁により前記電磁コイルに吸引された際には
    前記断続器をオフにするアーマチュアとを具備する電気
    式ホーンにおいて、 前記断続器は、 弾性材料を用いて長尺な板体に形成されると共に、一端
    が前記容器に固定され、他端が自らの弾性力により容器
    方向へ常時付勢される調整板と、 該調整板の中途部の前記容器側の面に、容器との間に隙
    間を開けて配された固定接点と、 前記隙間に配された可動接点と、 該可動接点を前記固定接点と当接させるべく常時付勢す
    ると共に、前記電磁コイルにより前記アーマチュアが吸
    引された際には該アーマチュアにより自らの付勢方向と
    逆方向に押動される付勢手段と、 一端が前記容器に固定されると共に、他端が前記調整板
    の他端と容器との間に延出し、調整板の他端に対応する
    部位には貫通孔が形成された合成樹脂製の絶縁部材と、 前記容器の前記貫通孔に対応する位置に設けられた雌螺
    孔と、 該雌螺孔に前記容器の外面から螺合されると共に、容器
    の内面に突出する先端側は前記貫通孔にネジ込まれ、前
    記絶縁部材を貫通して前記調整板の他端と当接し、該調
    整板の他端を容器の内面から離反する方向に押して音圧
    レベルを調節する調節ネジとを具備することを特徴とす
    る電気式ホーン。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材の前記他端には舌片部が延
    設され、該舌片部が折曲されて前記調節ネジの先端と前
    記調整板の前記他端との間に介挿されていることを特徴
    とする請求項1記載の電気式ホーン。
JP12718596A 1996-05-22 1996-05-22 電気式ホーン Expired - Lifetime JP3207751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12718596A JP3207751B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 電気式ホーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12718596A JP3207751B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 電気式ホーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09311687A JPH09311687A (ja) 1997-12-02
JP3207751B2 true JP3207751B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=14953791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12718596A Expired - Lifetime JP3207751B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 電気式ホーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3207751B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020004683A (ko) * 2000-07-07 2002-01-16 이문숙 경음기의 보빈 부착방법 및 이를 사용하는 경음기
CN103021394B (zh) * 2012-12-05 2018-05-04 哈尔滨固泰电子有限责任公司 短轴向距离结构的汽车电喇叭及发声方法
KR102350683B1 (ko) * 2020-07-21 2022-01-14 인팩혼시스템 주식회사 차량용 전기식 경음기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09311687A (ja) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5649840A (en) Power source socket for a vehicle
JP3207751B2 (ja) 電気式ホーン
JP2007207494A (ja) 電磁継電器
JP2003189386A (ja) 電気式ホーンの製造方法
JP2007207495A (ja) 電磁継電器
JP5222173B2 (ja) 車両用ホーン
JP3205256B2 (ja) 電気式ホーン
JP4132067B2 (ja) 通電スイッチ
JP3365299B2 (ja) 電子部品の端子固定構造
JP2002297144A (ja) 電気式ホーン
JP2018150016A (ja) 車両用警音器
CN114302829B (zh) 车辆用报警器
JP2001195073A (ja) 車両用ホーンのエアギャップ調整方法
JPH1126118A (ja) 車両用アクセサリーソケット
JPH0673799U (ja) 電気式警音器
JP2568780Y2 (ja) 電磁スイッチ
JPS645808Y2 (ja)
JPH0717117Y2 (ja) 電気式警音器
JPH1126056A (ja) 給電装置
CN114651303A (zh) 车辆用报警器
JPH0125392Y2 (ja)
JPH0314935Y2 (ja)
JPH1085668A (ja) モータ保持装置
JP2720125B2 (ja) 電磁継電器の製造方法
JP2526630Y2 (ja) 通電接片の取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 9