JPH1126056A - 給電装置 - Google Patents

給電装置

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Publication number
JPH1126056A
JPH1126056A JP17195397A JP17195397A JPH1126056A JP H1126056 A JPH1126056 A JP H1126056A JP 17195397 A JP17195397 A JP 17195397A JP 17195397 A JP17195397 A JP 17195397A JP H1126056 A JPH1126056 A JP H1126056A
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JP
Japan
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movable contact
contact
housing
power supply
connector terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP17195397A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Shimoda
敬三 霜田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1126056A publication Critical patent/JPH1126056A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気的接続信頼性を向上させるとともに、振動
が付与されても、びびり音の発生がない給電装置を提供
する。 【解決手段】絶縁性のハウジング11の収納孔14内に
おいて、金属製の可動接点12は、開口13からその先
端が突出した状態で、左右方向に往復移動自在とされて
いる。コネクタ端子19の基端部の一部は、収納孔14
の内底部に露出されている。同露出したコネクタ端子1
9の基端部は、導電性ゴム材からなる接続部材18の基
端部内に埋め込まれている。接続部材18は、その基端
面がハウジング11の内底部に当接するとともに、先端
部には取付突部20が形成されている。接続部材18
は、前記取付突部20が可動接点12の接続孔16に嵌
合され、導電性接着剤にて接着固定されている。コネク
タ端子19と可動接点12とは、接続部材18を介して
電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給電装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の給電装置の構造を図3に示す。こ
の従来の給電装置は、絶縁性のハウジング1内に可動接
点2が配置されている。ハウジング1には、表面側(図
において、左側側面)に設けられた開口3を介して収納
孔4が形成され、前記開口3に相対して収納孔4の内底
面には、係止突部5が突出されている。前記可動接点2
は、収納孔4内において、前記開口3からその先端が突
出した状態で、左右方向(図3において)に往復移動自
在とされている。前記可動接点2は、略円柱状に形成さ
れ、その基端面には、突起6が形成されている。前記突
起6と、収納孔4の係止突部5には、コイルスプリング
7の両端が係着されている。このコイルスプリング7に
よって、可動接点2は、図において、左方へ常時付勢さ
れ、可動接点2に対向して配置される図示しない他の接
点に対して接触荷重を得る。
【0003】前記収納孔4の内側面には、導電接触板8
が配置されている。同導電接触板8は、可動接点2の移
動方向に延びて延出されている。導電接触板8は、その
中間部が、ハウジング1の内底部を構成する壁内に埋め
込まれるとともに、ハウジング1の裏面側に設けられた
コネクタ端子9と一体に連結されている。前記可動接点
2の突起6には、摺動接点金具10が装着されている。
摺動接点金具10の先端部は、前記導電接触板8と常時
摺動可能に接触されている。
【0004】上記のように構成された従来の給電装置
は、可動接点2が他の接点により押圧されて電気的に接
続されるときに、可動接点2が図3の位置から、右方へ
移動する。このとき、摺動接点金具10の先端は、導電
接触板10に対して摺動し、電気的接続を維持するよう
にされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は、可
動接点の移動とともに、導電接触板8に対して摺接する
摺動接点金具10を備えているため、導電接触板8及び
摺動接点金具10の摩耗や錆の発生等により、電気的接
続の信頼性が低下する問題があった。又、可動接点に対
して接触荷重を付与するために金属性のコイルスプリン
グ7を使用しているため、コイルスプリングに錆が発生
したり、コイルスプリングに振動が付与されると、びび
り音が発生する問題があった。
【0006】本発明は上記の課題を解消するためになさ
れたものであり、摺動接触に関与する部材及びコイルス
プリングを省略することにより、電気的接続信頼性を向
上させるとともに、びびり音の発生がない給電装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ハウジング内を往復移
動自在に設けられた可動接点と、前記可動接点に対して
接触荷重を付与する付勢手段と、前記ハウジングに対し
て設けられ、前記可動接点に対して電気的に接続される
コネクタ端子とを備えた給電装置において、前記付勢手
段は、導電性ゴム材にて形成し、前記コネクタ端子と、
前記可動接点とは、付勢手段を介して電気的に接続され
ていることを特徴とする給電装置をその要旨としてい
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、付
勢手段は、可動接点の移動軌跡線上に配置した給電装置
をその要旨としている。請求項3の発明は、請求項1又
は請求項2において、コネクタ端子の基端は、ハウジン
グ内に突出され、付勢手段は、前記コネクタ端子の突出
した基端を埋め込みした給電装置をその要旨としてい
る。
【0009】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
可動接点と、コネクタ端子とは、導電性ゴム材からなる
付勢手段を介して接続されている。前記付勢部材は、摩
耗、錆が発生しないため、電気的接続性の劣化はなく、
電気的接続信頼性が低下することはない。又、コイルス
プリングを使用していないため、びびり音が発生するこ
とはない。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、付勢手段
が、可動接点の移動軌跡上に位置することにより、可動
接点が押圧されて移動したとき、付勢手段が蓄勢され、
その付勢力により、可動接点に対して接触荷重を付与す
る。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、コネクタ
端子と付勢手段は、コネクタ端子の基端の付勢手段によ
る埋め込みにより、容易に電気的に接続される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した自動車
等の車両側ワイヤーハーネスと電気的に接続される給電
装置JSに具体化した一実施形態を図1及び図2を参照
して説明する。
【0013】図1及び図2は給電装置JSの断面図を示
している。なお、図1及び図2において、左側を給電装
置JSの表面側といい、右側を裏面側という。図1に示
すように、給電装置JSは、合成樹脂からなる絶縁性の
ハウジング11内に金属製の可動接点12が配置されて
いる。ハウジング11には、表面側(図において、左側
側面)に設けられた開口13を介して収納孔14が形成
されている。前記可動接点12は、収納孔14内におい
て、前記開口13からその先端が突出した状態で、左右
方向(図1根及び図2において)に往復移動自在とされ
ている。
【0014】前記可動接点12の基端部周面には、フラ
ンジ15が突設されている。フランジ15の直径は、前
記開口13の内径よりも大きくされており、前記フラン
ジ15にて可動接点12が開口13から外部へ抜け出さ
ないようにされている。前記可動接点12の基端面に
は、接続孔16が穿設されている。
【0015】前記ハウジング11の内底部を構成する壁
には、コネクタ端子19の基端部が貫通固定されてい
る。そして、コネクタ端子19の先端は、ハウジング1
1の裏面側から外方に突出されている。なお、コネクタ
端子19は、図示はしないが、車両用ワイヤハーネスに
接続される。前記コネクタ端子19の基端部の一部は、
収納孔14の内底部にL次状をなして露出されている。
そして、同露出したコネクタ端子19の基端部におい
て、L字状部分は、導電性ゴム材からなる接続部材18
の基端部内に埋め込まれている。
【0016】前記接続部材18は、略樽形に形成され、
その基端面がハウジング11の内底部に当接するととも
に、先端部には取付突部20が形成されている。そし
て、接続部材18は、前記取付突部20が前記可動接点
12の接続孔16に嵌合され、、導電性接着剤にて接着
固定されている。そして、接続部材18は可動接点12
の移動軌跡線L上に配置されている。この結果、コネク
タ端子19と可動接点12とは、接続部材18を介して
電気的に接続されている。
【0017】前記接続部材18は、本発明の付勢部材に
相当する。さて、上記のように構成された給電装置JS
の作用を説明する。図1は、接続部材18の付勢力によ
り可動接点12が押圧されて、フランジ15がハウジン
グ11の開口13の周縁に係止されている状態を示して
いる。
【0018】この状態から、給電装置JSは、可動接点
12が他の接点により押圧されて電気的に接続されると
きに、可動接点12が図1の位置から、右方へ移動し、
図2の位置に位置する。このとき、接続部材18は、図
1の伸長状態から、図2に示すように圧縮されて縮む。
そして、この状態では、可動接点12は、接続部材18
の接触荷重にて図示しない他の接点と電気的に接続され
るとともに、可動接点12は、接続部材18を介してコ
ネクタ端子19と電気的に接続されている。このため、
電気的接続は良好に行われる。
【0019】又、前記図示しない接点が可動接点12か
ら離間して、電気的接触が解除されると、すなわち、可
動接点12への内方への押圧が解除されると、可動接点
12は、接続部材18の付勢力により、再び図2の状態
から図1の位置へ戻る。このとき、接続部材18は、再
び伸長状態となる。
【0020】さて、本実施形態によると、次のような作
用効果を奏する。 (1) 本実施形態では、可動接点12と、コネクタ端
子19とを導電性ゴム材からなる接続部材18にて電気
的に接続した。この結果、可動接点12が収納孔14内
へ移動したとき、接続部材18が圧縮されて縮むことに
より、可動接点12の同方向への移動を許容できる。
又、可動接点12と、コネクタ端子19との電気的接続
は、可動接点12の位置に関わらず、確保できる。
【0021】そして、可動接点12とコネクタ端子19
との間には、摺動接触した部分がないため、錆、摩耗の
心配が無く、電気的接続の安定を図ることができ、その
信頼性が向上する。又、コイルスプリングを付勢手段と
して使用していないため、振動が給電装置JSに付与さ
れてもコイルスプリングによるびびり音の発生はない。
【0022】(2) 本実施形態では、可動接点12に
対して、導電性ゴム材からなる接続部材18を可動接点
12の移動軌跡線L上に配置した。この結果、可動接点
12が押圧されたとき、接続部材18が蓄勢され、その
付勢力により、可動接点12に対して接触荷重を付与す
ることができる。
【0023】(3) 本実施形態では、接続部材18の
基端部に対して、露出したコネクタ端子19の基端部の
一部を、埋め込みした。この結果、接続部材18とコネ
クタ端子19とを容易に電気的に接続できる。
【0024】本発明の実施形態は、上記実施形態以外に
次のように変更することも可能である。 (1) 前記実施形態では、接続部材18に取付突部2
0を設けて、可動接点12の接続孔16に嵌合取着し
た。この取付突部20、接続孔16を省略して、可動接
点12の基端面に対して接続部材18を導電性接着剤に
て接着して接続してもよい。
【0025】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に挙げる。 (1) 請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、可
動接点はハウジングに設けた開口を介して、その先端が
移動自在にハウジングの外部に突出されており、可動接
点には開口から抜け防止をするため抜け止め部が設けら
れた給電装置。こうすることにより、可動接点は抜け止
め部により、ハウジングの開口からの抜けが防止でき
る。前記実施形態では、フランジ15が抜け止め部に相
当する。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項3の発明によれば、電気的接続信頼性を向上させるこ
とができるとともに、びびり音の発生を防止することが
できる。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、付勢手段
が、可動接点の移動軌跡上に位置することにより、簡単
な構成により可動接点に対して好適な接触荷重を付与で
きる。
【0028】請求項3に記載の発明によれば、コネクタ
端子と付勢手段は、コネクタ端子の基端の付勢手段によ
る埋め込みにより、容易に電気的に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の給電装置の断面図。
【図2】同じく作用を示す給電装置の断面図。
【図3】従来構成の給電装置の断面図。
【符号の説明】
11…ハウジング、12…可動接点、14…収納孔、1
5…フランジ、18…接続部材(付勢手段を構成してい
る。) 19…コネクタ端子、L…移動軌跡線、JS…給電装
置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内を往復移動自在に設けられ
    た可動接点と、 前記可動接点に対して接触荷重を付与する付勢手段と、 前記ハウジングに対して設けられ、前記可動接点に対し
    て電気的に接続されるコネクタ端子とを備えた給電装置
    において、 前記付勢手段は、導電性ゴム材にて形成し、前記コネク
    タ端子と、前記可動接点とは、付勢手段を介して電気的
    に接続されていることを特徴とする給電装置。
  2. 【請求項2】 付勢手段は、可動接点の移動軌跡線上に
    配置した請求項1に記載の給電装置。
  3. 【請求項3】 コネクタ端子の基端は、ハウジング内に
    突出され、付勢手段は、前記コネクタ端子の突出した基
    端部を埋め込みした請求項1又は請求項2に記載の給電
    装置。
JP17195397A 1997-06-27 1997-06-27 給電装置 Pending JPH1126056A (ja)

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JP17195397A JPH1126056A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 給電装置

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JP17195397A JPH1126056A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 給電装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018078033A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 矢崎総業株式会社 接続装置
JP2020505735A (ja) * 2017-01-23 2020-02-20 シャンハイ ディェンバー ニュー エナジー テクノロジー カンパニー リミテッド 弾性ポール、コンポーネント、高電圧アセンブリ、電気コネクタ及びバッテリ充電ボード

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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