JP2009104951A - 電磁継電器 - Google Patents

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貴幸 河合
Mamoru Suzuki
護 鈴木
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Abstract

【課題】ワンタッチ操作でコイル用ターミナルをイグニッションキースイッチに電気的に接続可能な電磁継電器を提供する。
【解決手段】ボビン22の右側鍔部25に被せられる右側カバー80の閉塞壁に、一対の挿通孔86、86を筒芯線方向に開設するとともに、一対の挿通孔86、86に一対のコイル用ターミナル35、35の雄端子部42、42を挿通し、閉塞壁の外面に雌カプラ部91を一対の雄端子部42、42を取り囲むように突設する。雌カプラ部91にガイド溝92を筒線方向に延在するように没設し、ガイド溝91の途中に係合孔93を開設する。ワイヤハーネス側雌形ターミナルが配設された雄カプラ部を雌カプラ部に嵌入させることにより、ワンタッチ操作で、コイル用ターミナルをイグニッションキースイッチに電気的に接続できるとともに、抜け止め状態に固定できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電磁継電器に関し、例えば、自動車の電装品を制御するのに利用して有効なものに関する。
例えば、自動車のエンジンを始動するための電気回路には、イグニションキースイッチがスタート位置にある間にスタータモータに対してバッテリーからの電流を供給するための電磁継電器が、組み込まれている。
一般に、この種の電磁継電器には、リレーコイルによって一直線上を進退される一本のプランジャの先端にリレースイッチの一対の可動接点のそれぞれが固定されたプランジャ式電磁継電器が、使用されている。
従来のプランジャ式電磁継電器としては、リレーコイルに通電するためのコイル用ターミナルが所謂ダイレクトカプラ構造に形成されているものがある。すなわち、四角形筒形状の雌カプラ部がプランジャ式電磁継電器のカバーやケースのような樹脂部に一体的に形成されており、この雌カプラ部内にコイル用ターミナルに形成された雄端子部が挿入されている。例えば、特許文献1参照。
特開2004−255845号公報
しかし、前記したダイレクトカプラ構造においては、コイル用ターミナルとコネクタ用ターミナルとが電気的に接続されているために、組付工数および部品点数が増大するという問題点があった。
本発明の目的は、組付工数および部品点数を減少することができるダイレクトカプラを備えた電磁継電器を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)閉塞壁を有する筒状のカバーがコイルボビンの一方の鍔部に被せられており、
前記コイルボビンの一方には筒心方向に向かって一対のコイル用ターミナルが突出配置されており、前記コイル用ターミナルの一端にはコイル線材が電気的に接続され、他端には雄端子部が形成されており、
前記閉塞壁の外面に一対の挿入孔を有する雌カプラ部が筒芯方向に突設されており、前記一対の挿通孔に前記一対のコイル用ターミナルが挿入されていることを特徴とする電磁継電器。
(2)前記(1)に記載の電磁継電器において、前記一対のターミナルのそれぞれの基端部が幅広に形成されていることを特徴とする電磁継電器。
前記(1)の電磁継電器によれば、雄端子部が形成されたコイル用ターミナルをコイルボビンの筒心方向に突出配置し、コイル用ターミナルが挿入される一対の挿入孔を形成したカバーをコイルボビンの鍔部に被せることで、雌カプラ部を簡単な構造により形成することができるとともに、コイル用ターミナルに雄端子部を直接形成するので、部品点数を削減することができる。
前記(2)の電磁継電器によれば、一対のコイル用ターミナルのそれぞれの基端部を幅広に形成したことにより、雄カプラ部の挿入時の応力をコイルボビンにより受けることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係る電磁継電器は、車載用のものとして構成されており、イグニションキースイッチがスタート位置にある間にスタータモータに対してバッテリーからの電流を供給するための電磁継電器として構成されている。
すなわち、電磁継電器はスタータモータの駆動電気回路を開閉するリレースイッチを備えており、リレースイッチはリレーコイル(以下、コイルという。)によって開閉を制御されるように構成され、コイルはバッテリーとの間に介設されたイグニションキースイッチによって励消磁を制御されるように構成されている。
図1および図4に示されているように、本実施の形態に係る電磁継電器10は、この電磁継電器10を自動車の車体に取り付けるためのブラケット11を備えている。
図5に示されているように、ブラケット11は支持部12と一対の脚部13、13とを備えている。支持部12は平面視が長方形(図5の破線参照)で厚さ方向に弯曲した板形状に形成されている。一対の脚部13、13はアングル型鋼形状に形成されており、支持部12の短辺側両端に縦部片の上端がそれぞれ一体的に連結されている。
一対の脚部13、13の横部片の先端部には取付部14、14がそれぞれ、長円形の半分の形状に切り欠かれている。
ブラケット11の支持部12の凹曲面側(以下、上側とする。)には、両端開口の円筒形状に形成された第一ヨークとしてのヨーク(以下、中央ヨークという)16が当接され、溶接部15(図1(b)参照)をプロジェクション溶接またはスポット溶接することにより、固定されている。
中央ヨーク16は鉄等の磁性材料が使用されて円筒形状に形成されている。
図5に示されているように、中央ヨーク16の両側(以下、左側および右側とする。)端部内周には段差部17、17がそれぞれ一定幅一定深さに形成されている。すなわち、段差部17の肉厚は一定であり、深さ(筒芯と平行方向の寸法)も一定である。
中央ヨーク16の中空部内には、図6および図7に示されたコイルボビンアッシー(以下、ボビンアッシーという。)20が収納されている。
ボビンアッシー20はコイル線材21が捲線されたコイルボビン(以下、ボビンという。)22を備えている。
ボビン22は絶縁性を有する樹脂が使用されて、糸巻形状に一体成形されている。
すなわち、ボビン22は円筒形状に形成された胴部23と、胴部23の左側端開口部および右側端開口部にそれぞれ直交するように配置された左側鍔部24および右側鍔部25と、を備えている。
コイル線材21は胴部23に捲線されており、左側鍔部24および右側鍔部25によって巻き崩れを防止されて整列されている。
図7(a)に示されているように、左側鍔部24は中央ヨーク16の内径よりも若干小さめの円板形状に形成されている。
左側鍔部24の胴部23と反対側端面である左端面には丸棒形状の位置決め凸部24aが2個、同一半径の円形線上において180度の位相差をおいてそれぞれ配置されており、両位置決め凸部24a、24aは左側鍔部24の左端面と直角に突設されている。
図7(b)に示されているように、右側鍔部25も中央ヨーク16の内径よりも若干小さめの円板形状に形成されている。
右側鍔部25の外周の上端部には挿通溝25aと巻き絡げ部25bとが隣り合わせに並べられて形成されている。挿通溝25aにはコイル線材21の巻き始め端末21aが挿通されており、巻き絡げ部25bにはコイル線材21の巻き終わり端末21bが巻き絡げられている。
図6および図7に示されているように、右側鍔部25の胴部23と反対側端面である右端面には、ターミナルホルダ(以下、ホルダという。)26が挿通溝25aおよび巻き絡げ部25bの近傍部位において水平に配置されて、一体的に突設されている。
ホルダ26は平面視が略長方形の平板形状に形成されている。ホルダ26の先端部である右端部には先端保持壁27が垂直方向上向きに突設されており、先端保持壁27には一対の保持穴28、28が横並びに没設されている。
ホルダ26の上面の中間部には、一対の中間保持壁29、29がそれぞれ垂直方向上向きに突設されており、一対の中間保持壁29、29には一対の保持溝30、30が横並びかつ一対の保持穴28、28にそれぞれ対向するように配されて開設されている。
互いに対向する保持穴28と保持溝30とを結ぶ線分のそれぞれの途中には、細長い孔形状の一対の係止孔31、31がホルダ26を厚さ方向(上下方向)に貫通するように開設されている。各係止孔31は左右方向に長くなるように延在している。
ホルダ26の左右方向に延在する中心線上の略中央部には、隔壁32が垂直方向上向きに突設されており、隔壁32の左右両脇には2個の窓孔33、34が開設されている。2個の窓孔33、34は平面視が長方形に形成されている。
コイル用ターミナル35は一対が、一対の保持穴28、28と一対の保持溝30、30と一対の係止孔31、31とに嵌入されることにより、ホルダ26に保持されている。
一対のコイル用ターミナル35、35は同一形状に形成されているので、その構成は片方のコイル用ターミナル(以下、ターミナルという場合がある。)について説明する。
ターミナル35は銅等の導電材料からなる平板が使用されて、プレス加工によって一体成形されている。ターミナル35は垂直面内に延在する矩形平板形状のコイル接続部36と、水平面内に延在する略正方形平板形状のリード線接続部37とを備えている。
コイル接続部36の中間部下端辺には係止爪38が垂直方向下向きに突設されている。コイル接続部36の中間部が保持溝30に嵌入されるとともに、係止爪38が係止孔31にかしめ加工によって係止されることにより、コイル接続部36はホルダ26に固定されている。
コイル接続部36の左端部にはヒュージング爪部39が突設されており、ヒュージング爪部39にはヒュージング加工によってコイル線材21の端末21a(21b)がヒュージングされている。
コイル接続部36の中間部上端辺には、サージ吸収素子を機械的かつ電気的に接続するための係止溝40が2本、左右で隣り合うように配置されて垂直に切り込まれている。
リード線接続部37は保持穴28に嵌入されることでホルダ26に固定されている。
リード線接続部37には被保持部41と雄端子部(プラグ部)42とが基端側から隣接して形成されている。被保持部41の幅は雄端子部42の幅よりも大きく設定されており、一対の雄端子部42、42は隣り合う内側端部にそれぞれ配置されている。一対の雄端子部42、42の形状はワイヤハーネス側の雌端子部(ソケット部)にそれぞれ対応されている。これらの被保持部41は先端保持壁27にそれぞれ当接している。
リード線接続部37の被保持部41の外周にはグロメット43が嵌着されている。
グロメット43はゴムまたは樹脂が使用されて、長円形のリング形状に一体成形されている。すなわち、グロメット43のリング形状は、側面視の外形が長円形に形成され、内形がリード線接続部37の被保持部41の断面形状である矩形に形成されている。
グロメット43の外周にはシール性能を高めるためのリップ44が2条、互いに平行に突設されている。
一対のターミナル35、35間にはサージ吸収素子45が架橋されて機械的かつ電気的に接続されている。すなわち、サージ吸収素子45はアキシャル型電気部品として形成されており、両端のリード線が一対のターミナル35、35の係止溝40、40に圧入されることにより、機械的かつ電気的に接続されている。
ボビン22の左側鍔部24の端面には、第二ヨークとしての左側ヨーク46が当接されている。左側ヨーク46は鉄等の磁性材料が使用されて円板形状に形成されている。左側ヨーク46の直径は中央ヨーク16の段差部17の内径と等しく設定されており、左側ヨーク46が中央ヨーク16に嵌入された状態で、左側ヨーク46の左端面は段差部17の肩部に係合するようになっている。
左側ヨーク46には位置決め孔46aが2個、同一半径の円形線上において180度の位相差をおいてそれぞれ開設されており、両位置決め孔46a、46aは左側鍔部24の両位置決め凸部24a、24aにそれぞれ嵌入されている。
左側ヨーク46の中央部には有底円筒形状の逃げ部46bが右方向に膨出するように同心円状に形成されており、有底円筒形状の逃げ部46bはボビン22の胴部23の中空部の左端部に嵌入された状態で、ボビン22の左端面に当接されている。
逃げ部46bの底壁の中心には挿通孔46cが開設されている。
ボビン22の右側鍔部25の端面には、第三ヨークとしての右側ヨーク47が当接されている。右側ヨーク47は鉄等の磁性材料が使用されて略円板形状に形成されている。右側ヨーク47の直径は中央ヨーク16の段差部17の内径と等しく設定されており、右側ヨーク47が中央ヨーク16に嵌入された状態で、右側ヨーク47の左端面は段差部17の肩部に係合するようになっている。
右側ヨーク47の周辺部における上側部分には、側面視が略台形形状の切欠部47aが切り欠かれており、切欠部47aには右側鍔部25のホルダ26が挿通されている。
右側ヨーク47の中央部には円筒形状の内筒部47bが左方向に膨出するように同心円状に形成されており、内筒部47bはボビン22の胴部23の中空部の右端部に圧入されている。この圧入により、右側ヨーク47はボビン22に固定されている。
ボビンアッシー20には図8に示されたプランジャアッシー50が、図2および図3に示されているように装備されている。
プランジャアッシー50は丸棒形状に形成されたプランジャ軸51を備えており、プランジャ軸51は左側ヨーク46の挿通孔46cに右端側から挿入されている。
プランジャ軸51の略中央部には円柱形状のスプリングシート部51aが突設されている。スプリングシート部51aの右端面には左側ヨーク46の逃げ部46bの底面(左端面)が当接されている。
プランジャ軸51の右端部にはプランジャ52が摺動自在に嵌合されており、プランジャ軸51の右端部に形成された抜け止め部51bによって抜け止めされている。
プランジャ52は鉄等の磁性材料が使用されて右側が小径で左側が大径の二段円柱形状に形成されている。左側の小径部外周は右側ヨーク47の内筒部47bに摺動自在に嵌入されており、大径部外周はボビン22の胴部23に摺動自在に嵌合されている。
プランジャ52の中心線上にはスプリング収容穴52aが形成されており、スプリング収容穴52aにはリターンスプリング53が収容されている。リターンスプリング53はスプリング収容穴52aの底面(左端面)とスプリングシート部51aの右端面との間に、圧縮状態で介設している。つまり、リターンスプリング53はプランジャ52を抜け止め部51b側に押接させる方向に常時付勢しているとともに、右側ヨーク47をスプリングシート部51aに押接させる方向、すなわちプランジャ52と右側ヨーク47とがお互いに離反する方向に常時付勢している。
プランジャ軸51のスプリングシート部51aの左側には押し付けスプリング54が外装されており、押し付けスプリング54の左側にはスライダ56が摺動自在に嵌合されている。スライダ56はプランジャ軸51の左端部の環状溝51cに嵌着されたストッパリング55によって抜け止めされている。
押し付けスプリング54はスプリングシート部51aとスライダ56との間に圧縮状態で介設されており、押し付けスプリング54はスライダ56をストッパリング55に押接させる方向に常時付勢している。
スライダ56は絶縁性を有する樹脂が使用されて円柱形状に形成されており、スライダ56には可動片57が直交するように配されて固定されている。
可動片57は銅材料(銅または銅合金)が使用されて側面視が長方形の平板形状に形成されている。可動片57の両短辺側端部には一対の可動接点58、58が左向きに突設されている。
図2および図3に示されているように、中央ヨーク16の左側の段差部17内には図9に示された左側カバー60が挿入されて、段差部17が巻きかしめ加工されて形成された一対のかしめ加工部18、18によって締結されている。
左側カバー60は熱硬化性樹脂が使用されてモールド成形されており、左側カバー60はベース部61と可動片収納部(以下、収納部という。)65とを備えている。
ベース部61は外径が中央ヨーク16の段差部17の内径と等しい円盤形状に形成されている。ベース部61の外周には嵌着部62が形成されており、嵌着部62にはシールリング63が嵌着されている。左側カバー60が段差部17に締結された状態において、シールリング63は嵌着部62と段差部17の内周面と左側カバー60に当接の左側ヨーク46の左端面とによって圧縮されることにより、これらをシールしている。
ベース部61の嵌着部62の内側には有底円筒形状に形成された位置決め穴64が4個、ベース部61の中心を中心とする長方形の角部にそれぞれ設けられている。
4個の位置決め穴64のうち2個の位置決め穴64、64には、左側ヨーク46の位置決め孔46a、46aを挿通した左側鍔部24の位置決め凸部24a、24aがそれぞれ挿通している。これにより、左側カバー60と左側ヨーク46と左側鍔部24とは互いに位置決めされた状態になっている。
ベース部61の中央部には収納部65が、側面視が略長方形の箱形状に一体成形されている。収納部65の長方形は可動片57の外形に対応されており、収納部65内には可動片57が左側カバー60の筒心線方向(左右方向)に移動可能に収納されている。
収納部65の両長辺の内面にはガイドリブ66が一対ずつ間隔を置かれて配置されて、左右方向に延在するように敷設されている。各ガイドリブ66は可動片57の側面に隙間を介して配置され、可動片57が傾いたときに側面に摺接することにより、可動片57の直進移動を案内するようになっている。
一対のかしめ加工部18、18は収納部65の略長方形の4つのコーナ部にそれぞれ外側から係合するとともに、左側カバー60を中央ヨーク16の段差部17に左側ヨーク46を挟んで押接することにより、左側カバー60と中央ヨーク16とを締結している。
収納部65の閉塞壁(左端壁)には一対の保持部67、67が内側方向(右方)にそれぞれ突設されており、両保持部67、67は側面視が長円形の半分の形状にそれぞれ形成され、対称形に配置されている。両保持部67、67の半円形の中心には、一対の挿通孔68、68がそれぞれ開設されている。
収納部65の閉塞壁の左端面における両挿通孔68、68周りには、シールリング69を収納するシールリング収納溝70およびターミナル保持穴71が奥側から順に没設されている。
シールリング収納溝70の外形は円形に形成されており、ターミナル保持穴71の外形は六角形に形成されている。
左側カバー60の外側面(左端面)には両挿通孔68、68との間を仕切る隔壁72が、上下方向に延在する中心線上を縦断するように突設されている。
図2および図3に示されているように、両挿通孔68、68には一対の固定接点用ターミナル73、73がそれぞれ挿通されて保持されている。
固定接点用ターミナル(以下、接点ターミナルという。)73は銅等の導電性の良好な丸棒が使用されて一体的にプレス加工されている。
接点ターミナル73の外周には抜け止め部74と座部75と締結部76とが、内側(右側)の端部から順にそれぞれ形成されている。抜け止め部74および締結部76は雄ねじ形状にそれぞれ形成されており、座部75は六角形の平盤形状に形成されている。
接点ターミナル73が挿通孔68に挿通された状態において、座部75はターミナル保持穴71に嵌入しており、抜け止め部74に円錐状のワッシャ77を嵌入して、そのワッシャ77を平面状に押圧するようにかしめ加工をすることにより、接点ターミナル73は左側カバー60に締結された状態になっている。
この締結状態において、シールリング69はシールリング収納溝70の側壁と接点ターミナル73とによって圧縮されることにより、これらをシールしている。
また、座部75の座面(左端面)はターミナル保持穴71の端面(左端面)よりも突出した状態になっている。
このように座部75の座面がターミナル保持穴71から突出していることにより、モータ駆動電気回路に接続されたワイヤハーネスのジョイント(図示せず)が接点ターミナル73の締結部76にナット(図示せず)により締結される際に、ジョイントは座面に強固に締結されるので、ワイヤハーネスと接点ターミナル73との電気的接続は、適正に維持されることになる。
接点ターミナル73の内側端面(右端面)には、耐摩耗性および導電性を有する材料が使用されて形成された接点片78が溶接等によって固定されている。
接点片78は可動片57の可動接点58と所定のエアギャップ(絶縁距離)を置いて対向している。プランジャ軸51の前進方向(左方向)への移動に伴って、可動接点58が接点ターミナル73の接点片78に接触することにより、接点ターミナル73と可動片57とは電気的に接続する。
図2および図3に示されているように、中央ヨーク16の右側の段差部17内には、図10に示された右側カバー80が挿入されて、段差部17が巻きかしめ加工されて形成された一対のかしめ加工部18、18によって締結されている。
右側カバー80はPBT等の熱可塑性樹脂が使用されてモールド成形されており、右側カバー80はベース部81を備えている。
ベース部81は外径が中央ヨーク16の段差部17の内径と等しい円形リング形状に形成されている。ベース部81の外周には嵌着部82が形成されており、嵌着部82にはシールリング83が嵌着されている。シールリング83は右側カバー80が段差部17に締結された状態において、嵌着部82と段差部17の内周面と右側カバー80に押接した右側ヨーク47の右端面とによって圧縮されることにより、これらをシールしている。
ベース部81には平面視がいずれも小判形の有底筒形状に形成された大径膨出部84と小径膨出部85とが、互いに十字形状に直交するように重合されて段差部17と反対方向(右方向)に膨出されている。
大径膨出部84の円弧の外径はベース部81の円周の外径と一致されており、小径膨出部85の円弧の外径はベース部81の円周の外径よりも小さく設定されている。
また、大径膨出部84の筒心線方向(左右方向)の長さは、小径膨出部85のそれよりも長く設定されている。
一対のかしめ加工部18、18は小径膨出部85との交差点である大径膨出部84の4つのコーナ部にそれぞれ外側から係合するとともに、右側カバー80を中央ヨーク16の段差部17に右側ヨーク47を挟んで押接させることにより、右側カバー80と中央ヨーク16とを締結している。
垂直方向(上下方向)に配置された大径膨出部84の右端面の閉塞壁には、一対の挿通孔86、86が上端部において隣り合わせに配置されて筒心線方向(左右方向)に開設されている。両挿通孔86、86は水平方向に細長いスリット形状に形成されており、一直線上で整列している。両挿通孔86、86の横幅は、コイル用ターミナル35の雄端子部42、42の横幅にそれぞれ対応されている。
右側カバー80が中央ヨーク16に締結された状態において、大径膨出部84内にはボビンアッシー20のホルダ26が挿入しており、両挿通孔86、86にはホルダ26に取り付けられた一対のコイル用ターミナル35、35の雄端子部42、42がそれぞれ挿通している。
大径膨出部84の閉塞壁の左端面における両挿通孔86、86周りには、一対のグロメット収納穴87、87がそれぞれ隣り合わせに配置されて没設されている。グロメット収納穴87の内形はグロメット43の外形に対応した長円形に形成されている。
グロメット43がグロメット収納穴87内に収納された状態において、リップ44がグロメット収納穴87の内壁面に押接することにより、グロメット43はコイル用ターミナル35と挿通孔86とのクリアランスをシールする。
両挿通孔86、86間の真下の位置には支持部片88が左方向に水平に突設されている。大径膨出部84内に挿入されたホルダ26が倒れてコイル用ターミナル35に接続されたコイル線材21が断線しないように、支持部片88はホルダ26の先端部下面に隙間を介して対向配置されている。
大径膨出部84の内周面における支持部片88と対向する部位には、中央押さえ89が角柱形状に突設されており、中央押さえ89の端面は右側カバー80の開口端面に達して、その端面が同一になっている。中央押さえ89は両コイル用ターミナル35、35間に架設されたサージ吸収素子45に上から対向する。
また、中央押さえ89の端部には、支持突部89aが配置されている。大径膨出部84内に挿入されたホルダ26が倒れてコイル用ターミナル35に接続されたコイル線材21が断線しないように、支持突部89aはホルダ26の先端保持壁27に隙間を介して対向配置されている。
大径膨出部84の内周面における中央押さえ89の両脇には、一対の端部押さえ90、90が突設されており、一対の端部押さえ90、90は中央押さえ89の基端部で止まる長さになっている。一対の端部押さえ90、90は両コイル用ターミナル35、35の係止溝40、40の真上に対向するように配置されている。
大径膨出部84の右端面上端部における一対の挿通孔86、86に対応する部位には、雌カプラ部91が右方向に突設されている。雌カプラ部91は両挿通孔86、86に挿通された雄端子部42、42を取り囲む若干横長の長方形の筒形状に形成されており、筒方向の長さは雄端子部42の長さよりも充分に長く設定されている。
雌カプラ部91の内形はワイヤハーネス側雄カプラ部(図示せず)の外形を嵌入することができるように形成されており、雌カプラ部91に雄カプラ部が嵌入された状態において、一対の雄端子部42、42にはワイヤハーネス側雌形ターミナル(ソケット)が嵌合するように構成されている。
両雄端子部42、42に雌形ターミナルが嵌合することにより、一対のコイル用ターミナル35、35がイグニッションキースイッチに接続されたワイヤハーネスに電気的に接続される。
ワイヤハーネス側カプラ部が雌カプラ部91に挿入された際に、先端保持壁27に被保持部41が当接して、挿入時の応力を受けるように、両雄端子部42、42は構成されている。
雌カプラ部91の上側壁にはガイド溝92が筒線方向に延在するように没設されており、ガイド溝92の途中には長方形の係合孔93が開設されている。ガイド溝92はワイヤハーネス側雄カプラ部が雌カプラ部91に着脱される際に、ワイヤハーネス側雄カプラ部を案内し得るように構成されている。係合孔93は雌カプラ部91にワイヤハーネス側雄カプラ部が嵌入された状態において、その外面に突設された係合部片に係合することにより、ワイヤハーネス側雄カプラ部を抜け止めし得るように構成されている。
次に、作用および効果を説明する。
イグニッションキースイッチに接続されたワイヤハーネス側雄カプラ部が、電磁継電器10の雌カプラ部91に嵌入されることにより、一対のコイル用ターミナル35、35がイグニッションキースイッチに電気的に接続される。
ノーマル(通常)の状態において、電磁継電器のリレースイッチはオフ(開)の状態になっており、リレーコイルは消磁した状態になっている。
イグニションキースイッチのオンに伴って、バッテリーの電圧が一対のコイル用ターミナル35、35に印加されると、コイル線材21が励磁されてプランジャ52が磁気的に吸引されるため、プランジャ52に固定されたプランジャ軸51が左側ヨーク46の方向に移動する。
プランジャ軸51が左側ヨーク46の方向に移動すると、プランジャ軸51に固定された可動片57の両可動接点58、58は両接点ターミナル73、73の接点片78、78に同時に接触するため、両接点片78、78間は両可動接点58、58および可動片57によって電気的に接続される。
つまり、モータ駆動電気回路のリレースイッチはオン(閉)の状態になる。
以上の閉じ作動に際して、両可動接点58、58が両接点片78、78に衝突した後にもプランジャ52が左側ヨーク46に吸引されてプランジャ軸51が移動すると、両接点片78、78に位置規制された可動片57に対してプランジャ軸51が相対的に移動して押し付けスプリング54を圧縮変形させるために、両可動接点58、58は両接点片78、78に押し付けスプリング54の弾発力によって押接された状態になる。
その結果、両可動接点58、58と両接点片78、78との間の接触抵抗が小さくなるために、発熱等の障害の発生を防止することができ、リレースイッチの閉じ作動の信頼性の向上を図ることができる。
つまり、高電圧大電流の被制御電流であっても発熱等の障害を引き起こすことなく良好に通電することができる。
また、押し付けスプリング54は可動片57の両可動接点58、58が両接点片78、78に衝突する時の衝撃を緩和するので、衝突音を小さく抑制することができる。
両コイル用ターミナル35、35への電圧の印加が停止されると、コイル線材21および左側ヨーク46が消磁されるため、プランジャ軸51がリターンスプリング53の弾性力によって復帰することによって左側ヨーク46から離反する。
すると、プランジャ軸51に固定された可動片57が両接点片78、78から離反する方向へ移動するために、可動片57の両可動接点58、58は両接点片78、78から同時に離れ、両接点片78、78間の両可動接点58、58および可動片57による電気的に接続は解除される。
つまり、モータ駆動電気回路のリレースイッチはオフ(開)の状態になる。
以上の可動片57の往復移動に際しては、可動片57が振動等により倒れた場合、左側カバー60の収納部65に敷設されたガイドリブ66によって案内されるために、両可動接点58、58の両接点片78、78に対する位置を正確に維持することができる。
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1)雄端子部が形成されたコイル用ターミナルをコイルボビンの筒心方向に突出配置し、コイル用ターミナルが挿入される一対の挿入孔を形成したカバーをコイルボビンの鍔部に被せることで、雌カプラ部を簡単な構造により形成することができるとともに、コイル用ターミナルに雄端子部を直接形成するので、部品点数を削減することができる。
(2)一対のコイル用ターミナルのそれぞれの基端部を幅広に形成したことにより、雄カプラ部の挿入時の応力をコイルボビンにより受けることができる。
(3)コイル用ターミナルのコイル接続部にヒュージング爪部を突設し、ヒュージング爪部にヒュージング加工によってコイル線材の端末をヒュージングすることにより、半田付けやねじ結合等を省略することができるために、組付工数および部品点数を低減することができる。
(4)雌カプラ部にガイド溝を筒線方向に延在するように没設し、ガイド溝の途中に係合孔を開設することにより、ワイヤハーネス側雄カプラ部が雌カプラ部に着脱される際に、ワイヤハーネス側雄カプラ部をガイド溝によって案内することができ、また、雌カプラ部にワイヤハーネス側雄カプラ部が嵌入された際に、その外面に突設された係合部片に係合孔を係合させることにより、ワイヤハーネス側雄カプラ部を雌カプラ部に抜け止めすることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、自動車のイグニションキースイッチがスタート位置にある間にスタータモータに対してバッテリーからの電流を供給するための電磁継電器について説明したが、本発明は、他の用途の電磁継電器全般に適用することができる。
本発明の一実施の形態である電磁継電器を示しており、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。 正面断面図である。 平面断面図である。 分解斜視図である。 ヨークアッシーを示す一部切断平面図である。 ボビンアッシーを示しており、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 ボビンを示しており、(a)は左側面図、(b)は右側面図である。 プランジャアッシーを示しており、(a)は一部切断正面図、(b)は左側面図である。 左側カバーを示しており、(a)は左側面図、(b)は(a)のb−b線に沿う側面断面図である。 右側カバーを示しており、(a)は左側面図、(b)は右側面図である。
符号の説明
10…電磁継電器、11…ブラケット、12…支持部、13…脚部、14…取付部、15…溶接部、16…中央ヨーク(第一ヨーク)、17…段差部、18…かしめ加工部、
20…ボビンアッシー(コイルボビンアッシー)、21コイル線材、21a…巻き始め端末、21b…巻き終わり端末、22…ボビン(コイルボビン)、23…胴部、
24…左側鍔部、24a…位置決め凸部、
25…右側鍔部、25a…挿通溝、25b…巻き絡げ部、
26…ホルダ(ターミナルホルダ)、27…先端保持壁、28…保持穴、29…中間保持壁、30…保持溝、31…係止孔、32…隔壁、33、34…窓孔、
35…コイル用ターミナル、36…コイル接続部、37…リード線接続部、38…係止爪、39…ヒュージング爪部、40…係止溝、41…被保持部、42…雄端子部、
43…グロメット、44…リップ、
45…サージ吸収素子、
46…左側ヨーク(第二ヨーク)、46a…位置決め孔、46b…逃げ部、46c…挿通孔、
47…右側ヨーク(第三ヨーク)、47a…切欠部、47b…内筒部、
50…プランジャアッシー、51…プランジャ軸、51a…スプリングシート部、51b…抜け止め部、51c…環状溝、52…プランジャ、52a…スプリング収容穴、53…リターンスプリング、54…押し付けスプリング、55…ストッパリング、56…スライダ、57…可動片、58…可動接点、
60…左側カバー、61…ベース部、62…嵌着部、63…シールリング、64…位置決め穴、65…収納部、66…ガイドリブ、67…保持部、68…挿通孔、69…シールリング、70…シールリング収納溝、71…ターミナル保持穴、72…隔壁、
73…接点ターミナル(固定接点用ターミナル)、74…抜け止め部、75…座部、76…締結部、77…ワッシャ、78…接点片、
80…右側カバー、81…ベース部、82…嵌着部、83…シールリング、84…大径膨出部、85…小径膨出部、86…挿通孔、87…グロメット収納穴、88…支持部片、89…中央押さえ、89a…支持突部 、90…端部押さえ、
91…雌カプラ部、92…ガイド溝、93…係合孔。

Claims (2)

  1. 閉塞壁を有する筒状のカバーがコイルボビンの一方の鍔部に被せられており、
    前記コイルボビンの一方には筒心方向に向かって一対のコイル用ターミナルが突出配置されており、前記コイル用ターミナルの一端にはコイル線材が電気的に接続され、他端には雄端子部が形成されており、
    前記閉塞壁の外面に一対の挿入孔を有する雌カプラ部が筒芯方向に突設されており、前記一対の挿通孔に前記一対のコイル用ターミナルが挿入されていることを特徴とする電磁継電器。
  2. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記一対のコイル用ターミナルのそれぞれの基端部が幅広に形成されていることを特徴とする電磁継電器。
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