JP2007258105A - 電気接続構造 - Google Patents

電気接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007258105A
JP2007258105A JP2006083931A JP2006083931A JP2007258105A JP 2007258105 A JP2007258105 A JP 2007258105A JP 2006083931 A JP2006083931 A JP 2006083931A JP 2006083931 A JP2006083931 A JP 2006083931A JP 2007258105 A JP2007258105 A JP 2007258105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side terminal
power supply
supply side
connector housing
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006083931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4784360B2 (ja
Inventor
Satoshi Tsurita
聡史 釣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2006083931A priority Critical patent/JP4784360B2/ja
Publication of JP2007258105A publication Critical patent/JP2007258105A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4784360B2 publication Critical patent/JP4784360B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

【課題】モータ側端子に給電側端子を信頼性をもって接続する。
【解決手段】給電側端子30は、その中間部に第2水平部34を含む低剛性部を備え、可動側コネクタハウジング50に保持される。モータケース90の貫通孔91には待受側コネクタハウジング10が挿入される。両コネクタハウジング10,50が嵌合すると、給電側端子30の先端部がモータケース90の内側に臨んでモータ側端子80と対面する。低剛性部は、給電側端子30の先端部とモータ側端子80との間にクリアランスがある場合に、このクリアランスをつめる方向への給電側端子30の変位動作を緩和する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気接続構造に関する。
ハイブリッド車や電気自動車に搭載されたモータに電力供給する手段が種々知られている。例えば、特許文献1に記載のものは、図7に示すように、モータケース1の内側に、モータコイル(図示せず)に繋がるモータ側端子2が配置され、可動側コネクタハウジング3に、給電ケーブル5に接続された給電側端子4が保持され、モータケース1に設けられた貫通孔6内に、中継端子7を収容した待受側コネクタハウジング8が挿入保持されている。そして、可動側コネクタハウジング3が待受側コネクタハウジング8に嵌合することにより、給電側端子4が中継端子7の一端に自動的に接続される。一方、中継端子7の他端はモータケース1の内側に臨んでモータ側端子2にボルト9によって固定され、これにより、モータ側端子2と給電側端子4とが中継端子7を介して互いに接続されるようになっている。
特開2005−19188公報
ところで、中継端子7の他端とモータ側端子2との間に寸法公差等に起因してクリアランスがある場合に、ボルト9による締め付けがなされると、これに伴ってモータ側端子2と中継端子7の他端の少なくともいずれか一方が他方側へ接近してクリアランスがつめられることになる。しかし、上記の場合は、中継端子7が全長に亘って高剛性に形成され、さらにモータ側端子2がワニスによる絶縁処理のなされたモータコイルに繋がっているため、両端子2,7いずれも当初の配設位置から変位させ難いという事情がある。そのため、両端子2,7のうちのいずれか一方が傾き姿勢の状態で他方と接続することがあり、両端子2,7間の接触面積を十分に確保し得ないおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、モータ側端子に給電側端子を信頼性をもって接続することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、モータ側端子に給電側端子を接続するための電気接続構造であって、前記モータ側端子はモータケースの内側に配置され、前記給電側端子は、前記モータケースに設けられた貫通孔を貫通する長さを有し、その先端部が前記貫通孔に外側から挿通されて前記モータケースの内側に臨むことで前記モータ側端子に接続可能に対面され、前記給電側端子の中間部には、前記給電側端子の先端部と前記モータ側端子との間にクリアランスがある場合に、このクリアランスをつめる方向への前記給電側端子の変位動作を緩和する変位吸収部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記変位吸収部は、前記給電側端子のうち、ここを挟んで前後に位置する領域よりも薄肉とされた低剛性部として構成されるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記給電側端子は一体に形成されて可動側コネクタハウジングに保持されており、前記給電側端子の中間部及び先端部は前記可動側コネクタハウジングの端面から突出して配されており、前記モータケースにおける前記貫通孔内には前記可動側コネクタハウジングと嵌合可能な待受側コネクタハウジングが取り付けられており、両コネクタハウジングが嵌合することにより、前記給電側端子が前記待受側コネクタハウジングの壁面に沿って位置決め状態で配置されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記給電側端子のうち、前記可動側コネクタハウジングに保持される部分は、その周囲を樹脂で被覆されたモールド部として構成されるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前記モータケースにおける前記貫通孔の内面と前記給電側端子との間には、前記給電側端子の変位動作を許容する空気層が保有されており、前記両コネクタハウジングのうちのいずれか一方には、前記空気層に突出して前記給電側端子の変位方向に対向する絶縁壁が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
給電側端子をモータケースの貫通孔に挿通させると、給電側端子の先端部がモータ側端子に対面され、両端子同士を接続させることが可能となる。このとき、給電側端子の中間部に変位吸収部が設けられているから、給電側端子の先端部とモータ側端子との間に寸法公差等に起因するクリアランスがあっても、このクリアランスをつめる方向への給電側端子の変位動作が変位吸収部によって許容される。したがって、給電側端子は無用な応力がかかることなくモータ側端子に面当り状態で接続可能とされ、接続信頼性が高められる。
<請求項2の発明>
変位吸収部がその前後領域より薄肉とされた低剛性部として構成されるから、比較的簡単な構造で変位を吸収できる。また、変位吸収部が撓み変形し得る脆弱なものと比べ、必要強度を確保できる構造に設定し易いという利点がある。
<請求項3の発明>
給電側端子が一体に形成されてモータ側端子に直接に接続されるから、従来のように給電側端子が中継端子を含む二部材で構成されるよりも、接点の数が減少して、接続不良のおこる可能性が低くなる。また、給電側端子が可動側コネクタハウジングに保持され、この可動側コネクタハウジングがモータケースの貫通孔内に取り付けられた待受側コネクタハウジングに嵌合することにより、給電側端子が待受側コネクタハウジングの壁面に沿って位置決め状態で配置されるから、給電側端子が所定位置に正確に設置される。
<請求項4の発明>
給電側端子は、可動側コネクタハウジングと対応する部分に、樹脂被覆されたモールド部を備えるから、モータケース内外にある液体によって浸水する事態を回避できる。
ところで、可動側コネクタハウジングの端面のうち、モールド部を取り囲む周縁部は、両端子の接続時に給電側端子が変位するのに伴ってモールド部によって拡開される懸念がある。そうすると、モータケース内の油が拡開により生じた空間からモールド部を伝って可動側コネクタハウジングの内部に浸入するおそれがある。しかるに本発明によれば、給電側端子の先端部(接点部)とモールド部との間に変位吸収部が設けられているから、給電側端子の変位動作に伴ってモールド部が過剰に変動することはなく、可動側コネクタハウジングの端面にモールド部による拡開空間が生じるのを回避できる。
<請求項5の発明>
モータケースにおける貫通孔の内面と給電側端子との間には給電側端子の変位動作を許容する空気層が保有されているから、給電側端子が空気層を通ってモータケースの内面に短絡する可能性がある。しかるに本発明によれば、両コネクタハウジングのうちのいずれか一方に、空気層に突出して給電側端子の変位方向と対向する絶縁壁が設けられているから、この絶縁壁に給電側端子が干渉することによって給電側端子がモータケース側と不用意に通電するのがなくなる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。本実施形態の電気接続構造は、ハイブリッド車等に搭載されたモータに電力供給するための電気接続構造であって、モータのステータ(図示せず)を収容する金属製のモータケース90には、このモータケース90の内部と外部とを連通して上下方向に貫通する貫通孔91が設けられている。
モータケース90における貫通孔91の孔面には、図2に示すように、段付部92が設けられ、この段付部92を境とした上方が大きい開口径で開口され、下方が小さい開口径で開口される。モータケース90の貫通孔91には上方から待受側コネクタハウジング10が挿入される。
待受側コネクタハウジング10は合成樹脂製であって、図4に示すように、3つのハウジング部11を横並びで備え、隣接するハウジング部11同士は連結部12によって相互に連繋されている。ハウジング部11は、それぞれ同形同大であって、その幅方向略中央部に、給電側端子30を受ける端子受け部13が上下方向(高さ方向)の全長に亘って帯状に凹み形成されている。この端子受け部13は、給電側端子30の横幅と対応する幅寸法をもって前面側(図4における紙面手前側)に開口して形成され、上下方向途中に段差15を有することで側方から見ると階段状をなしている。
端子受け部13のうち、段差15を挟んだ下側領域は、前方に膨出する形態とされ、その幅方向略中央部に、四角ナット20等のナットを受けるナット収容凹部16が上面と前面とに開口して形成されている。ナット収容凹部16には、ねじ孔21の開口を前方に向けた四角ナット20が嵌着保持される。ハウジング部11のうち、ナット収容凹部16の背面側には、図2に示すように、四角ナット20のねじ孔21と連通するボルト通し孔11Aが前後方向に貫通して形成されている。
端子受け部13のうち、段差15を挟んだ上側領域は、下側領域よりも一段引っ込む位置に配され、その幅方向略中央部に、さらに一段落ちた溝部13Aが上下方向に帯状に形成されている。この溝部13Aの溝底には、端子受け部13の底面上端に根元を接続させつつ下方へ向けて片持ち状に延びる樹脂ランス17が形成されている。溝部13Aは、樹脂ランス17を型抜き成形するのに伴い形成されるものであり、その側内面と樹脂ランス17の両側縁との間に型抜き治具の通過による隙間を有している。また、樹脂ランス17は、端子受け部13の底面との間に撓み空間を有することで前後方向に撓み変形可能とされ、その先端部に、給電側端子30を弾性係止可能な係止突起17Aが前方に向けて突出して形成されている。
連結部12は、全体として略角ブロック状をなし、左右両側に位置するハウジング部11と、中央に位置するハウジング部11との間に架け渡されるようにして左右一対設けられている。詳しくは両連結部12は、対応するハウジング部11の前面のうち、端子受け部13の側縁外方に接続されて前方に向けて突出して形成され、それぞれ同じ高さ位置に配されている。また、左右両側に位置するハウジング部11の前面には、端子受け部13の側縁外方で、かつ各ハウジング部11全体の両側外縁部に、略角ブロック状をなす補助部18が両連結部12と同じ高さ位置に左右一対設けられている。端子受け部13に給電側端子30が受けられると、給電側端子30の両側外方に、補助部18及び連結部12のいずれかが位置することで、給電側端子30の幅方向への遊動が抑えられる。
補助部18の上端と連結部12の上端とには鍔部19が周方向に張り出して形成されている。鍔部19は貫通孔91の段付部92に載置可能とされ、これにより待受側コネクタハウジング10がモータケース90に取り付けられる。鍔部19の上面には後述する可動側コネクタハウジングの下端が周方向に当接するようになっている。モータケース90に取り付けられた待受側コネクタハウジング10は、その下半部をモータケース90の内部に臨ませることになる。
続いて、給電側端子30について説明する。給電側端子30は、導電性金属板を曲げ加工して概ね上下方向に延出して形成されている。詳しくは給電側端子30は、バレル状の圧着部31と、圧着部31の前端から前方へ延びる第1水平部32と、第1水平部32の前端から下方へ直角曲げされて長く延びる第1垂直部33と、第1垂直部33の下端から直角曲げされて前方へ延びる第2水平部34と、第2水平部34の前端から下方へ直角曲げされて延びる第2垂直部35とを備えている。圧着部31には給電ケーブル25の端末部が圧着により接続されている。第1垂直部33及び第2垂直部35は前方に板面を向け、第1水平部32及び第2水平部34は上方に板面を向け、それぞれ帯状をなしている。
第1水平部32及び圧着部31は、給電ケーブル25の端末部とともに可動側コネクタハウジング50内にモールド被覆され、ここが本発明におけるモールド部として構成される。第1垂直部33は、可動側コネクタハウジング50の端面(嵌合面)から突出する形態とされ、その上下方向途中に、樹脂ランス17の係止突起17Aを係入可能なランス孔33Aが板厚方向に貫通して形成されている。第2水平部34は、ここを挟んで前後に位置する第1垂直部33及び第2垂直部35よりも薄肉とされ、その全体が本発明における低剛性部として構成される。低剛性部はさらに第1垂直部33の下端部及び第2垂直部35の上端部を薄肉化してこれらを含むように形成され、対応する上下両板面をそれぞれ同じ深さで浅く凹ませることで形成される。
第2垂直部35は、第1垂直部33と同じ板厚を有し、その上下方向途中に、ボルト26を挿通可能なボルト挿通孔35Aが貫通して形成されている。これら第1垂直部33、第2水平部34、第2垂直部35は、待受側コネクタハウジング10の端子受け部13に対応する形態をなし、両コネクタハウジング10,50が嵌合するのに伴って端子受け部13に沿って配置される。そして、両コネクタハウジング10,50が嵌合することで、樹脂ランス17の撓み変形動作を伴いつつ係止突起17Aが第1垂直部33のランス孔33Aに嵌合して給電側端子30が待受側コネクタハウジング10に位置決め状態で係止される。特に、第2水平部34が端子受け部13の段差15に沿って載置されることにより、給電側端子30の下方への遊動が規制される。なお、かかる給電側端子30は、3相モータの各層と個別に対応して同形同大のものが3つ用意される。
続いて、可動側コネクタハウジング50について説明する。可動側コネクタハウジング50は合成樹脂製であって、図2及び図5に示すように、内部に、3つの給電側端子30が横並びで保持されている。可動側コネクタハウジング50と給電側端子30の第1水平部32とはインサート成形によって一体化されている。詳しくは可動側コネクタハウジング50は、概ね扁平な形状であり、ハウジング本体51と、ハウジング本体51の前端に連成され上下方向に軸線を向けた嵌合部52とからなる。ハウジング本体51には、各給電側端子30と個別に対応して第1水平部32をその軸線に沿って包囲する端子保持部51Aが3つ横並びで設けられている。嵌合部52には、各給電側端子30と個別に対応して3つの嵌合凹部53が下方に開口して形成されている。嵌合部52の各嵌合凹部53内には給電側端子30の第1垂直部33が突出して配されている。両コネクタハウジング10,50が嵌合すると、各嵌合凹部53内に、樹脂ランス17が根元から進入して、第1垂直部33と係合可能とされる。
そして、嵌合部52における各嵌合凹部53の内面のうち、給電側端子30の第1垂直部33に対向する部分は、その反対側の部分よりも下方へ長く延出されて第1垂直部33の前方を覆っており、給電側端子30がモータケース90に通電するのを回避するための絶縁部54(本発明における絶縁壁)として構成される。絶縁部54は、第1垂直部33の板面と平行するエプロン状をなし、その幅方向略中央部に、上下方向に沿って三角形状のリブ55が立てられている。嵌合部52の外周面にはシール溝56が周方向に沿って形成され、このシール溝56に、シールリング60が装着される。両コネクタハウジング10,50が嵌合することにより、シールリング60が貫通孔91の内面に密着される。
ハウジング本体51から導出された3本の給電ケーブル25は、偏組線からなる扁平筒状をなすシールド部材70に一括して包囲されることで、シールドされている。シールド部材70の端末部はシールド筒71に接続され、シールド筒71は、可動側コネクタハウジング50に対しその外面に密着するように装着されたシールドシェル72に接続されている。このシールドシェル72はハウジング本体51を内包しつつモータケース90の外面にボルト(図示せず)により固定される。可動側コネクタハウジング50の前端部には、シールドシェル72に対する係止突片57が左右一対間隔をあけて突成されている。
続いて、給電側端子30に電気的に接続されるモータ側端子80及びその周辺構造について説明する。モータ側端子80は、導電性金属板を曲げ加工することにより、側方から見ると略Lの字に屈曲して形成されている。詳しくはモータ側端子80は、底部81と立上部82とからなり、底部81の後端に、バレル状をなす固着部83が連成されている。固着部83にはモータコイルからのモータ側導体部85が圧着により接続されている。立上部82は、給電側端子30の第2垂直部35と対面可能とされ、その上下方向途中に、給電側端子30のボルト挿通孔35Aと連通可能なボルト貫通孔82Aが板厚方向に貫通して形成されている。
上記したモータ側端子80と、給電側端子30及び待受側コネクタハウジング10のうち、モータケース90の内部に臨む部分とは、周りをカバー40によって包囲されている。カバー40は合成樹脂製であって、前後両面が開放されたキャップ状をなしている。カバー40の前面開口部からはボルト26が挿通され、カバー40の後面開口部からはモータ側導体部85が貫通する。カバー40の縦壁には弾性係止片41が切り込みにより形成されており、この弾性係止片41がハウジング部11の両側外面に突設された係止受け部14に係止されることによってカバー40が待受側コネクタハウジング10に取り付けられる。カバー40の上壁には各ハウジング部11の外周面に沿って略Uの字状の切り欠き43が形成され、ここより前方に配置された覆い部45がモータケース90の内面と第2水平部34との間に分け入るように進入し、これによって第2水平部34がモータケース90側と短絡することがないようにしてある。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まずインサート成形により給電側端子30の第1水平部32を給電ケーブル25の端末部とともに樹脂モールドし、可動側コネクタハウジング50と給電側端子30とを一体的に形成する。一方、待受側コネクタハウジング10については、四角ナット20をナット収容凹部16に装着しておく。
続いて、待受側コネクタハウジング10をモータケース90に取り付ける。取り付けに際して、待受側コネクタハウジング10をモータケース90の上方から貫通孔91内に落とし込むようにして嵌合させる。待受側コネクタハウジング10は、鍔部19を貫通孔91の段付部92に当接させることでモータケース90に取り付けられる。このとき、モータケース90の内部には予めモータ側導体部85に接続されたモータ側端子80が臨んでおり、待受側コネクタハウジング10の取り付けに伴い、四角ナット20とモータ側端子80の立上部82とが隙間をあけて同軸で対峙する。
次いで、可動側コネクタハウジング50をモータケース90の上方から待受側コネクタハウジング10に被せるように嵌合させる。すると、給電側端子30が待受側コネクタハウジング10の端子受け部13に載置されるとともに樹脂ランス17により弾性係止され、上記した四角ナット20とモータ側端子80の立上部82との隙間に、給電側端子30の第2垂直部35が進入する。給電側端子30のうち、第1垂直部33、第2水平部34、及び第2垂直部35は、端子受け部13に沿って配置され、両コネクタハウジング10,50の嵌合過程で、樹脂ランス17は第2垂直部35とは非干渉にこれを通過させたあと第1垂直部33によって撓み変形させられる。また、可動側コネクタハウジング50は、係止突片57をシールドシェル72の係止突片57に進入させた状態で、シールドシェル72のボルト締めに伴ってモータケース90の外面に取り付けられる。組み付け状態において、モータケース90の貫通孔91と可動側コネクタハウジング50との間は嵌合部52の外周面に装着されたシールリング60によって止水される。また組み付け状態において、給電側端子30の第1垂直部33と貫通孔91の内面との間には空気層99が保有され、この空気層99に可動側コネクタハウジング50の絶縁部54が突出して配される。
一方、両コネクタハウジング10,50が互いに嵌合することにより、図3に示すように、モータ側端子80のボルト貫通孔82A、給電側端子30のボルト挿通孔35A、四角ナット20のねじ孔21、及びハウジング部11のボルト通し孔11Aが、それぞれ前後方向に同軸で連通し、ここに前方からボルト26が通されて四角ナット20に螺着される。これにより、図1に示すように、モータ側端子80の立上部82と給電側端子30の第2垂直部35とがボルト26の頭部26Aと四角ナット20との間に板厚方向(前後方向)に締め付けられる。
ここで、モータ側端子80と給電側端子30との間に寸法公差等に起因するクリアランスがあると、ボルト締めに伴って低剛性部として構成された第2水平部34、第1垂直部33の下端部、及び第2垂直部34の上端部が、全体的に撓み変形し、給電側端子30の変位動作が許容されて、両端子30,80間のクリアランスが円滑につめられる。ボルト締め後、モータ側端子80の立上部82と給電側端子30の第2垂直部35とは面接触状態で相互に接続されることになる。また、カバー40をモータケース90の内面に沿わせつつ前方からハウジング部11に装着すると、覆い部45が給電側端子30とモータケース90との間に進入して双方の絶縁距離が一定に保たれる。
以上説明したように本実施形態においては、給電側端子30の中間部が低剛性部として構成されることにより、給電側端子30の第2垂直部35とモータ側端子80の立上部82との間に生じるクリアランスをつめる方向への給電側端子30の変位動作が許容されるから、給電側端子30がモータ側端子80に面当り状態で確実に接続される。そして、例えば、給電側端子30の中間部が低剛性部に代わって撓み変形し得る脆弱な材質からなるよりも、必要強度を確保できる構造に設定し易いという利点がある。
また、給電側端子30が一体に形成されてモータ側端子80に直接に接続されるから、従来のように給電側端子30が中継端子を含む二部材で構成されるよりも、接点の数が減少して、接続不良のおこる可能性が低くなる。さらに、給電側端子30が可動側コネクタハウジング50に保持され、この可動側コネクタハウジング50がモータケース90の貫通孔91内に取り付けられた待受側コネクタハウジング10に嵌合することにより、給電側端子30が待受側コネクタハウジング10の壁面に沿って配されるから、給電側端子30が所定位置に正確に設置される。
また、給電側端子30のうち、第1水平部32は、樹脂被覆されたモールド部として構成されるから、モータケース90内外にある液体によって浸水する事態を回避できる。この場合、給電側端子30のうち、第1水平部32より先端側に低剛性部が設けられているから、給電側端子30の変位動作に伴って第1水平部32に過剰な応力が生じることはなく、可動側コネクタハウジング50の端面に第1水平部32の変動に伴う拡開空間が生じることはない。その結果、拡開空間からモータケース90内の油が可動側コネクタハウジング50内に浸入するのを阻止できる。
さらにまた、モータケース90における貫通孔91の内面と給電側端子30の第1垂直部33との間には給電側端子30の変位動作を許容する空気層99が保有され、可動側コネクタハウジング50に、空気層99に突出して給電側端子30の第1垂直部33の変位方向と対向する絶縁部54が設けられているから、この絶縁部54に給電側端子30の第1垂直部33が干渉することによって給電側端子30がモータケース90側と不用意に短絡するのを防止できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6によって説明する。実施形態2では、モータ側導体部85の延出方向及びボルト26の締め付け方向が実施形態1とは逆方向に設定されている。もっとも、実施形態2の基本的構成は実施形態1とほぼ同じであり、構造上の同一部位または近似部位には同一符合を付して、重複する説明は省略する。
すなわち、実施形態2では、モータ側導体部85が給電ケーブル25と同じ側から延出されている。そして、待受側コネクタハウジング10については、実施形態1と同じ形状であるが、端子受け部13が後方に向けて開口されるように、実施形態1とは逆向きにモータケース90の貫通孔91内に装着される。可動側コネクタハウジング50Aについては、実施形態1とは逆に、嵌合部52の嵌合凹部53が前面寄りに位置する形態とされ、これによって絶縁部54が給電側端子30の第1垂直部33よりも後方に配置される。
給電側端子30Aについては、第1水平部32、第1垂直部33、及び第2垂直部35の配設方向は実施形態1と同様であるが、第2水平部34は実施形態1とは逆に第1垂直部33の下端から後方へ向けて延出される。その他、モータ側端子80及びカバー40については、実施形態1と同じ形状であるが、その配設方向が実施形態1とは前後逆向きの関係にある。実施形態2によれば、モータ側導体部85が実施形態1とは逆方向から延出されるという事情があっても、可動側コネクタハウジング50及び給電側端子30の形状を一部変更するだけで、かかる状況に柔軟に対応することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、給電側端子は曲げ加工によって長さ方向途中で屈曲する形態であったが、本発明によれば、給電側端子は全長に亘って真直ぐ延出する形態であってもよい。
(2)本発明によれば、給電側端子の中間部に、低剛性部の代わりに切り欠きにより撓み変形自在とされる可撓連結片を配してもよい。要は、給電側端子の中間部に、給電側端子の先端部とモータ側端子との間にクリアランスがある場合に、このクリアランスをつめる方向への給電側端子の変位動作を緩和する変位吸収部に相当するものが設けられていればよい。
(3)本発明における給電側端子は、長さ方向途中で分割されることによって中継端子を含む二部材から構成されるものであってもよい。この場合、低剛性部(変位吸収部)は中継端子側に設けられるとよい。
(4)本発明における給電側端子は、可動側コネクタハウジングに保持されていなくてもよく、例えば、モータ側端子との接続後に、上方から被せ付けられる樹脂カバーによって被覆される形態であってもよい。
(5)本発明によれば、絶縁部が待受側コネクタハウジング側に設けられてもよい。また場合によっては、絶縁部はなくてもよい。
(6)本発明は、給電ケーブルによる導電路がシールドされていない場合にも適用することが可能である。
実施形態1において、各部材を完全に組み付けた状態を示す側断面図 可動側コネクタハウジング及び待受側コネクタハウジングをモータケースに取り付ける前の状態を示す分解側断面図 給電側端子及びモータ側端子にボルトを通してカバーを被せる前の状態を示す分解側断面図 待受側コネクタハウジングの正面図 可動側コネクタハウジングの正面図 実施形態2において、各部材を完全に組み付けた状態を示す側断面図 従来例を示す側断面図
符号の説明
10…待受側コネクタハウジング
13…端子受け部
17…樹脂ランス
25…給電ケーブル
26…ボルト
30…給電側端子
34…第2水平部
40…カバー
50…可動側コネクタハウジング
51…ハウジング本体
53…嵌合凹部
80…モータ側端子
82…立上部
85…モータ側導体部
90…モータケース
91…貫通孔

Claims (5)

  1. モータ側端子に給電側端子を接続するための電気接続構造であって、
    前記モータ側端子はモータケースの内側に配置され、
    前記給電側端子は、前記モータケースに設けられた貫通孔を貫通する長さを有し、その先端部が前記貫通孔に外側から挿通されて前記モータケースの内側に臨むことで前記モータ側端子に接続可能に対面され、
    前記給電側端子の中間部には、前記給電側端子の先端部と前記モータ側端子との間にクリアランスがある場合に、このクリアランスをつめる方向への前記給電側端子の変位動作を緩和する変位吸収部が設けられていることを特徴とする電気接続構造。
  2. 前記変位吸収部は、前記給電側端子のうち、ここを挟んで前後に位置する領域よりも薄肉とされた低剛性部として構成されることを特徴とする請求項1に記載の電気接続構造。
  3. 前記給電側端子は一体に形成されて可動側コネクタハウジングに保持されており、前記給電側端子の中間部及び先端部は前記可動側コネクタハウジングの端面から突出して配されており、
    前記モータケースにおける前記貫通孔内には前記可動側コネクタハウジングと嵌合可能な待受側コネクタハウジングが取り付けられており、両コネクタハウジングが嵌合することにより、前記給電側端子が前記待受側コネクタハウジングの壁面に沿って位置決め状態で配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気接続構造。
  4. 前記給電側端子のうち、前記可動側コネクタハウジングに保持される部分は、その周囲を樹脂で被覆されたモールド部として構成されることを特徴とする請求項3に記載の電気接続構造。
  5. 前記モータケースにおける前記貫通孔の内面と前記給電側端子との間には、前記給電側端子の変位動作を許容する空気層が保有されており、前記両コネクタハウジングのうちのいずれか一方には、前記空気層に突出して前記給電側端子の変位方向に対向する絶縁壁が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電気接続構造。
JP2006083931A 2006-03-24 2006-03-24 電気接続構造 Expired - Fee Related JP4784360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006083931A JP4784360B2 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 電気接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006083931A JP4784360B2 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 電気接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007258105A true JP2007258105A (ja) 2007-10-04
JP4784360B2 JP4784360B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=38632111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006083931A Expired - Fee Related JP4784360B2 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 電気接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4784360B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8342880B2 (en) 2008-03-05 2013-01-01 Yazaki Corporation Electrical connector with elastically held terminals
DE102011117433A1 (de) * 2011-10-29 2013-05-02 Volkswagen Aktiengesellschaft Elektrische Anschlussanordnung
CN103415962A (zh) * 2011-05-19 2013-11-27 矢崎总业株式会社 连接器
US20170302132A1 (en) * 2014-11-18 2017-10-19 Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg Electrical connection arrangement and method for production thereof
WO2019008729A1 (ja) * 2017-07-06 2019-01-10 三菱電機株式会社 車載モータ
EP3462544A1 (en) * 2017-09-29 2019-04-03 Yazaki North America, Inc. Self-aligning busbar assembly and vehicle comprising such assembly
JP2019525380A (ja) * 2016-10-26 2019-09-05 ローゼンベルガー ホーフフレクベンツテクニック ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー コネクタの組立て方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63468U (ja) * 1986-06-18 1988-01-05
JP2003317821A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Yazaki Corp 電線/ケーブルのコネクタ構造
JP2005019188A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 機器用コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63468U (ja) * 1986-06-18 1988-01-05
JP2003317821A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Yazaki Corp 電線/ケーブルのコネクタ構造
JP2005019188A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 機器用コネクタ

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8342880B2 (en) 2008-03-05 2013-01-01 Yazaki Corporation Electrical connector with elastically held terminals
CN103415962A (zh) * 2011-05-19 2013-11-27 矢崎总业株式会社 连接器
EP2712031A1 (en) * 2011-05-19 2014-03-26 Yazaki Corporation Connector
EP2712031A4 (en) * 2011-05-19 2014-10-29 Yazaki Corp INTERCONNECTS
US9065194B2 (en) 2011-05-19 2015-06-23 Yazaki Corporation Connector
CN103415962B (zh) * 2011-05-19 2017-04-12 矢崎总业株式会社 连接器
DE102011117433A1 (de) * 2011-10-29 2013-05-02 Volkswagen Aktiengesellschaft Elektrische Anschlussanordnung
US20170302132A1 (en) * 2014-11-18 2017-10-19 Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg Electrical connection arrangement and method for production thereof
US10811931B2 (en) * 2014-11-18 2020-10-20 Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg Electrical connection arrangement and method for production thereof
JP2019525380A (ja) * 2016-10-26 2019-09-05 ローゼンベルガー ホーフフレクベンツテクニック ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー コネクタの組立て方法
US20200052452A1 (en) * 2016-10-26 2020-02-13 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg Assembly method for a connector
US10804669B2 (en) * 2016-10-26 2020-10-13 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh Assembly method for a connector
WO2019008729A1 (ja) * 2017-07-06 2019-01-10 三菱電機株式会社 車載モータ
CN109599728A (zh) * 2017-09-29 2019-04-09 矢崎北美公司 自对准式汇流条组件
JP2019071271A (ja) * 2017-09-29 2019-05-09 ヤザキ ノース アメリカ,インコーポレイテッド 自己整列バスバーアセンブリ
EP3462544A1 (en) * 2017-09-29 2019-04-03 Yazaki North America, Inc. Self-aligning busbar assembly and vehicle comprising such assembly
US10477717B2 (en) 2017-09-29 2019-11-12 Yazaki North America, Inc. Self-aligning busbar assembly
CN109599728B (zh) * 2017-09-29 2021-06-29 矢崎北美公司 自对准式汇流条组件

Also Published As

Publication number Publication date
JP4784360B2 (ja) 2011-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4650691B2 (ja) 電気接続構造
JP5316875B2 (ja) シールドコネクタの取付構造、シールドコネクタ
JP4784360B2 (ja) 電気接続構造
JP2014038793A (ja) コネクタ
JP2011100551A (ja) コネクタ構造
JP5059527B2 (ja) 中継コネクタ
CN108271427B (zh) 密封盖
JP6024985B2 (ja) 端子台
WO2015060113A1 (ja) シールドコネクタ
CN109672059B (zh) 对壳体内电路体连接导线线束的连接构造
JP2015198033A (ja) コネクタ
JP2008098103A (ja) 機器用コネクタ
JP2016048981A (ja) モータ及びそれに用いる雌型コネクタ
JP5668983B2 (ja) コネクタ
JP6238874B2 (ja) 電気接続箱
JP2009032591A (ja) 電磁継電器
JP5199615B2 (ja) 電磁継電器
JP2019009040A (ja) ノイズ低減ユニット
JP5080866B2 (ja) 電磁継電器
JP2009104951A (ja) 電磁継電器
WO2023228742A1 (ja) コネクタ
JP7348159B2 (ja) 電力制御ユニットのケーブル接続部構造
JP5080873B2 (ja) 電磁継電器
JP5138984B2 (ja) 電磁継電器
JP2005310585A (ja) 機器用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080822

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090930

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees