JP2015198033A - コネクタ - Google Patents

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知一 柏田
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雅文 宇野
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Kiyotaka Itsuki
清貴 居附
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Abstract

【課題】第1ボルト孔と第2ボルト孔が同軸に配された状態に第1端子と第2端子を位置決めする。【解決手段】本明細書によって開示されるシールドコネクタ10は、ハウジング20と、このハウジング20の内部に収容された第1端子50および第2端子60とを備えたシールドコネクタ10であって、前記ハウジング20は、第1突部52が嵌まり込むことで第1接続部51を回り止め状態で位置決めする第1凹部17と、第2突部62が嵌まり込むことで第2接続部61を回り止め状態で位置決めする第2凹部18と、前記位置決めに伴って第1ボルト孔54と第2ボルト孔64が同軸に配されて第1接続部51と第2接続部61が接続される端子接続部13とを有する構成とした。【選択図】図6

Description

本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
従来、平板状の端子同士をボルトで共締めすることによって接続するコネクタとして、例えば特開2003−317821号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。このコネクタは、電線の端末に接続された平板端子と、L字状をなすバスバーとを有し、このバスバーの一端側には、平板端子がボルトと角形ナットで締結されている。一方、バスバーの他端側には、機器側の平板端子がボルトと角形ナットで締結されている。バスバーは、ハウジングの誤差吸収凹部の領域内で位置調整して移動させることができる。これにより、機器側の平板端子を含む機器側部材に位置ずれや寸法精度の誤差がある場合でも、その誤差を吸収できるようになっている。
特開2003−317821号公報
しかしながら、上記のコネクタでは、バスバーがハウジングに対して移動可能とされているため、平板端子とバスバーのボルト締結を開始する際に、平板端子の孔とバスバーの孔とがずれる場合がある。
本明細書によって開示されるコネクタは、ハウジングと、このハウジングの内部に収容された第1端子および第2端子とを備えたコネクタであって、前記第1端子は、第1ボルト孔を有する平板状の第1接続部と、この第1接続部の周縁部に形成された第1突部とを有し、前記第2端子は、第2ボルト孔を有する平板状の第2接続部と、この第2接続部の周縁部に形成された第2突部とを有し、前記ハウジングは、前記第1突部が嵌まり込むことで前記第1接続部を回り止め状態で位置決めする第1凹部と、前記第2突部が嵌まり込むことで前記第2接続部を回り止め状態で位置決めする第2凹部と、前記位置決めに伴って前記第1ボルト孔と前記第2ボルト孔が同軸に配されて前記第1接続部と前記第2接続部が接続される端子接続部とを有する構成とした。
このような構成によると、第1突部を第1凹部に嵌め込むとともに第2突部を第2凹部に嵌め込むことで第1ボルト孔と第2ボルト孔が同軸に配された状態に第1端子と第2端子を位置決めすることができる。したがって、第1ボルト孔と第2ボルト孔にボルトを通しやすくなる。この後、ボルト締結を行うことで第1接続部と第2接続部を端子接続部に接続することができる。
本明細書によって開示されるコネクタは、以下の構成としてもよい。
前記第1突部は、前記第1凹部に内側から係止して前記第1接続部を抜け止め状態で位置決めする抜止部を有する構成としてもよい。
このような構成によると、抜止部によって第1接続部を抜け止め状態で位置決めすることができるため、第2突部を第2凹部に嵌め込む際に、第1突部が第1凹部から外れないように押さえておく必要がない。
第1接続部は第1突部と面一に形成され、第2接続部は第2突部と面一に形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、第1突部および第2突部を第1接続部および第2接続部と同時に成形しやすくなる。
前記第1接続部と前記第2接続部は、交差する配置で接続されている構成としてもよい。
このような構成によると、第1突部と第2突部をずらして配置しやすくなる。
前記第1端子と前記第2端子は、前記端子接続部に対して移動不能に固定されている構成としてもよい。
このような構成によると、電線から第2端子に伝わる振動を端子接続部で遮断することができ、第1端子より先に振動が伝わらないようにすることができる。
前記第2端子は、電線の端部に接続されており、前記ハウジングは、前記第2端子を挿通させる端子挿通部と、この端子挿通部の奥端部から前記端子接続部に向けて前記第2端子を案内するテーパ状のガイド部とを有する構成としてもよい。
このような構成によると、第2端子を端子挿通部に挿通させる際に、第2接続部がテーパ状のガイド部によって端子接続部に案内されるため、第2接続部が端子接続部にどつくことで第2端子を挿通できなくなることを未然に回避できる。
本明細書によって開示されるコネクタによれば、第1ボルト孔と第2ボルト孔が同軸に配された状態に第1端子と第2端子を位置決めすることができる。
シールドコネクタの側面図 シールドコネクタの正面図 シールドコネクタの背面図 図1におけるA−A線断面図 図2におけるB−B線断面図 第1端子と第2端子が端子接続部に回り止め状態で位置決めされた様子を示した図 第1端子と第2端子が端子接続部に装着される前の状態を示した図
<実施形態>
実施形態を図1から図7の図面を参照しつつ説明する。本実施形態におけるシールドコネクタ10は、図1から図3に示すように、側面視L字状をなすハウジング20と、このハウジング20を囲むシールドシェル30と、ハウジング20から引き出された電線Wとを備えて構成されている。なお、以下において前方については図1における左方とし、上下方向については図2の上下方向を基準とし、幅方向については図2の左右方向を基準とする。
シールドコネクタ10の前端側には、機器の筐体に形成された取付孔(図示せず)に嵌合可能なコネクタ嵌合部11が形成され、シールドコネクタ10の下端側には、電線Wが引き出された電線引出部12が形成されている。コネクタ嵌合部11には、フローティングハウジング21が組み付けられている。このフローティングハウジング21は、図4に示すように、機器側リテーナ22によって前方に抜け止めされた状態に保持されている。フローティングハウジング21は、ハウジング20の前端開口部23に対して所定のクリアランスをもって装着されており、このクリアランスの範囲内で上下方向および左右方向に遊動可能とされている。
フローティングハウジング21の内部には、雌端子40が保持されている。一方、ハウジング20の内部には、図4に示すようにL字形状をなす中継端子50と、図5に示す電線Wの端部に接続された電線側端子60とが収容されている。雌端子40と中継端子50は、編組線41によって接続されている。編組線41は金属素線を筒状に編み込んで形成されたものであって、雌端子40と中継端子50の間において膨出した形状をなしている。
ハウジング20の後端開口部24には、シール付きキャップ25が嵌着されている。ハウジング20の内部において後端開口部24を通して後方に臨んだ位置には、中継端子50と電線側端子60を導通可能に接続する端子接続部13が形成されている。この端子接続部13は、図4に示すように、幅方向に並んで一対配されている。端子接続部13には、円筒状をなすナット15が圧入により保持されている。ナット15の座面は、端子接続部13の先端面よりもやや突出している。ナット15の座面には、中継端子50、電線側端子60の順に載置されており、ボルト14をナット15に締め込むことで中継端子50と電線側端子60が共締めされて接続される。
ボルト14をナット15に締結する作業は、ハウジング20の後端開口部24の開口部分から工具を入れて行われる。そして、締結後に、シール付きキャップ25によって後端開口部24の開口部分がシール状態で閉止される。一方、ハウジング20の前端開口部23の後側には、環状をなすシールリング70が嵌着されており、このシールリング70が機器の取付孔の内周面とハウジング20の外周面との間に挟持されることでハウジング20の内部がシールされる。
シールドシェル30は、図2に示すように、アルミダイキャスト製のアッパーシェル31と、金属板をプレス加工してなるロアシェル32と、ロアシェル32の下端部にかしめられるかしめリング33とを備えて構成されている。ロアシェル32の下方には、複数の電線Wが引き出されており、これらの電線Wを一括してシールドする編組線(図示せず)がかしめリング33によってロアシェル32の下端部に圧着されて保持されるようになっている。
ハウジング20の上面には、アッパーシェル固定部26が形成され、アッパーシェル31には、アッパーシェル固定部26の左右両側に配された一対のガイドレール34が形成されている。両ガイドレール34の間にアッパーシェル固定部26を進入させることによってアッパーシェル31をハウジング20に対して後方から取り付ける動作を案内することができる。
図6に示すように、ハウジング20の後面には、ロアシェル固定部27が形成され、図1に示すように、アッパーシェル31とロアシェル32がロアシェル固定部27にロアボルト36で共締めされて固定される。一方、アッパーシェル31は、アッパーシェル固定部26にアッパーボルト35で単独に固定される。
次に、端子接続部13の周辺構造について説明する。図6に示すように、中継端子50は、第1ボルト孔54を有する平板状の第1接続部51を有し、この第1接続部51の周縁部における先端側には、略円弧状をなす第1突部52が形成されている。一方、電線側端子60は、第2ボルト孔64を有する平板状の第2接続部61を有し、この第2接続部61の周縁部における先端側には、階段状に突出する第2突部62が形成されている。
中継端子50の第1突部52は、第1接続部51と面一に形成されている。中継端子50がハウジング20の内部に収容された状態では第1接続部51がハウジング20の幅方向中心側から外側に向かって延出し、その延出端部に第1突部52が位置するようになっている。第1突部52は、第1接続部51の周縁部に沿って上下両側に張り出す一対の張出片53を有している。
一方、端子接続部13の幅方向外側(第1ボルト孔54を中心として他方の端子接続部13とは反対側)には、中継端子50の第1突部52が嵌まり込むことで第1接続部51を回り止め状態で位置決めする第1凹部17が形成されている。第1突部52が第1凹部17に嵌まり込んだ状態では、一対の張出片53が第1凹部17の上下両側に位置する一対の周壁に内側から係止することで、第1突部52が第1凹部17に抜け止めされた状態で、第1接続部51が端子接続部13に位置決めされる。
電線側端子60の第2突部62は、第2接続部61と面一に形成されている。電線側端子60がハウジング20の内部に収容された状態では第2接続部61がハウジング20の下側から上側に向かって延出し、その延出端部に第2突部62が位置するようになっている。すなわち、第2接続部61と第1接続部51は、互いに直交して前後方向に重なる配置とされており、この重なった部分は、図5に示すように、端子接続部13のナット15の後方であって、少なくともナット13の締結座面と対向する範囲に形成されている。第2突部62の基端側における幅方向両側には、一対の当接部63が形成されている。
一方、図6に示すように、端子接続部13の上側には、電線側端子60の第2突部62が嵌まり込むことで第2接続部61を回り止め状態で位置決めする第2凹部18が形成されている。第2突部62が第2凹部18に嵌まり込んだ状態では、一対の当接部63が第2凹部18の左右両側に位置する一対の側壁に下側から係止することで、第2突部62による回り止めを強化している。
図5に示すように、端子接続部13の下側には、テーパ状のガイド部16が形成されている。また、ハウジング20の内部には、電線側端子60を挿通させる端子挿通部28が形成されている。ガイド部16は、端子挿通部28の奥端部29のうち前側から端子接続部13の先端面に向けて斜め後方に延びる傾斜面を備えている。これにより、電線側端子60は、ガイド部16に沿って端子接続部13の先端面に案内される。
なお、電線側端子60のうち電線Wに接続された電線接続部65と第2接続部61とは、テーパ状のつなぎ部66によって連結されている。このつなぎ部66は、ガイド部16に沿う配置とされている。電線接続部65は、端子接続部13の先端面よりも前方に位置しており、電線接続部65の後面に電線Wが接続されている。つまり、端子挿通部28の上端開口部では、電線接続部65が前寄りに配されているため、電線側端子60をハウジング20の内部に収容した後、この電線側端子60を斜め後方に傾けて、第2接続部61と端子接続部13のナット15との間に隙間を確保し、この隙間に向けてハウジング20の後端開口部24から中継端子50の第1接続部51を挿入することができるようになっている。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてシールドコネクタ10の組み立て方法について説明する。まず、電線Wに電線側リテーナ80とゴム栓81を先通ししておく。電線Wの端部を皮剥ぎすることで芯線を露出させ、この芯線を電線側端子60の電線接続部65に溶接する。次に、電線側端子60を端子挿通部28に挿通させる。このとき、電線側端子60の第2接続部61の先端が端子接続部13のガイド部16に当接しても、このガイド部16の傾斜面によって第2接続部61の先端が端子接続部13の先端面に円滑に案内されるため、端子接続部13をナット15の後方に進入させることができる。そして、ゴム栓81および電線側リテーナ80をこの順に端子挿通部28の下端開口部内に下方から挿入する。これによって、端子挿通部28の内部がシールされるとともに、電線Wがゴム栓81によって全周から押圧されることによって端子挿通部28から下方に落下しない程度に保持される。
次に、雌端子40と中継端子50を編組線41によって接続する。このとき、編組線41の両端部を溶接によって各端子40、50に接続するとともに、各端子40、50を近づける等して編組線41を膨らませる。そして、雌端子40をハウジング20の後端開口部24から内部に挿入し、フローティングハウジング21の内部に進入させる。ここで、電線側端子60の第2接続部61を斜め後方に傾ける等して中継端子50の第1接続部51をナット15と第2接続部61との間に滑り込ませる。そして、第1接続部51の第1突部52を第1凹部17に嵌め込む。この後、電線側端子60の第2接続部61の第2突部62を第2凹部18に嵌め込む。すると、第1接続部51の第1ボルト孔54と第2接続部61の第2ボルト孔64とナット15のねじ孔とが同軸に揃った状態に位置決めされる。
次に、ハウジング20の後端開口部24から工具を挿入し、ボルト14を各ボルト孔54、64に挿通させてナット15に締め込む。このとき、各接続部51、61は、ボルト14の締め込みに伴って連れ回りしようとするものの、各突部52、62が各凹部17、18に嵌まり込んでいるため、連れ回りが防止される。そして、締め込みが完了すると、第1接続部51と第2接続部61がナット15の座面とボルト14の頭部との間に直接挟まれた状態となる。こうして、第1接続部51と第2接続部61が導通可能に接続されるとともに、中継端子50と電線側端子60が端子接続部13に移動不能に固定されて電線Wからの振動が遮断される。この後、ロアシェル32とアッパーシェル31をこの順にハウジング20に組み付け、ロアボルト36をロアシェル固定部27に締結し、アッパーボルト35をアッパーシェル固定部26に締結する。このようにして、シールドコネクタ10の組み立てが完了する。
以上のように本実施形態では、第1突部52を第1凹部17に嵌め込むとともに第2突部62を第2凹部18に嵌め込むことで第1ボルト孔54と第2ボルト孔64が同軸に配された状態に第1端子(中継端子50)と第2端子(電線側端子60)を位置決めすることができる。したがって、第1ボルト孔54と第2ボルト孔64にボルト14を通しやすくなる。この後、ボルト締結を行うことで第1接続部51と第2接続部61を端子接続部13に接続することができる。
前記第1突部52は、前記第1凹部17に内側から係止して前記第1接続部51を抜け止め状態で位置決めする抜止部(張出部53)を有する構成としてもよい。
このような構成によると、抜止部(張出部53)によって第1接続部51を抜け止め状態で位置決めすることができるため、第2突部62を第2凹部18に嵌め込む際に、第1突部52が第1凹部17から外れないように押さえておく必要がない。
第1接続部51は第1突部52と面一に形成され、第2接続部61は第2突部62と面一に形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、第1突部52および第2突部62を第1接続部51および第2接続部61と同時に成形しやすくなる。
前記第1接続部51と前記第2接続部61は、直交する配置で接続されている構成としてもよい。
このような構成によると、第1突部52と第2突部62をずらして配置しやすくなる。
前記第1端子(中継端子50)と前記第2端子(電線側端子60)は、前記端子接続部13に対して移動不能に固定されている構成としてもよい。
このような構成によると、電線Wから第2端子(電線側端子60)に伝わる振動を端子接続部13で遮断することができ、第1端子(中継端子50)より前方のコネクタ嵌合部11に振動が伝わらないようにすることができる。
前記第2端子(電線側端子60)は、電線Wの端部に接続されており、前記ハウジング20は、前記第2端子(電線側端子60)を挿通させる端子挿通部28と、この端子挿通部28の奥端部29から前記端子接続部13に向けて前記第2端子(電線側端子60)を案内するテーパ状のガイド部16とを有する構成としてもよい。
このような構成によると、第2端子(電線側端子60)を端子挿通部28に挿通させる際に、第2接続部61がテーパ状のガイド部16によって端子接続部13に案内されるため、第2接続部61が端子接続部13にどつくことで第2端子(電線側端子60)を挿通できなくなることを未然に回避できる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では第1突部52が第1接続部51の先端側に形成され、第2突部62が第2接続部61の先端側に形成されたものを例示しているものの、第1突部と第2突部が重ならない態様であれば他の形態としてもよい。
(2)上記実施形態では雌端子40と中継端子50が編組線41によって接続されているものの、雌端子40と中継端子50が一体に形成されたものを第1端子としてもよい。
(3)上記実施形態では第1突部52の張出片53が第1凹部17に内側から係止することで第1接続部51が端子接続部13に抜け止めされているものの、第2突部62のように抜け止めされないものでもよい。
(4)上記実施形態では各突部52、62が各接続部51、61と面一に形成されているものの、各突部が各接続部から切り起こされて形成されているものでもよい。
(5)上記実施形態では各接続部51、61が直交する配置で接続されているものの、中継端子が端子接続部13の上方から下側に延出することで各接続部が互いに反対方向を向いた姿勢で配されるものでもよい。
(6)上記実施形態では各端子50、60が端子接続部13に対して移動不能に固定されているものの、例えばナット15を端子接続部内において移動可能に収容することにより、各端子50、60を端子接続部に対して遊動可能に取り付けてもよい。
(7)上記実施形態では端子接続部13にテーパ状のガイド部16を設けているものの、ガイド部を設ける位置は問わない。例えば、電線側端子60の第2接続部61の先端にテーパ状のガイド部を設けてもよい。
(8)上記実施形態では第1接続部51と第2接続部61が直交する配置で接続されているものの、第1接続部と第2接続部が直交以外の配置で交差するものとしてもよい。
10…シールドコネクタ
13…端子接続部
16…ガイド部
17…第1凹部
18…第2凹部
20…ハウジング
28…端子挿通部
29…奥端部
50…中継端子(第1端子)
51…第1接続部
52…第1突部
53…張出部(抜止部)
54…第1ボルト孔
60…電線側端子(第2端子)
61…第2接続部
62…第2突部
64…第2ボルト孔
W…電線

Claims (6)

  1. ハウジングと、このハウジングの内部に収容された第1端子および第2端子とを備えたコネクタであって、
    前記第1端子は、第1ボルト孔を有する平板状の第1接続部と、この第1接続部の周縁部に形成された第1突部とを有し、
    前記第2端子は、第2ボルト孔を有する平板状の第2接続部と、この第2接続部の周縁部に形成された第2突部とを有し、
    前記ハウジングは、前記第1突部が嵌まり込むことで前記第1接続部を回り止め状態で位置決めする第1凹部と、前記第2突部が嵌まり込むことで前記第2接続部を回り止め状態で位置決めする第2凹部と、前記位置決めに伴って前記第1ボルト孔と前記第2ボルト孔が同軸に配されて前記第1接続部と前記第2接続部が接続される端子接続部とを有するコネクタ。
  2. 前記第1突部は、前記第1凹部に内側から係止して前記第1接続部を抜け止め状態で位置決めする抜止部を有する請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1接続部は前記第1突部と面一に形成され、前記第2接続部は前記第2突部と面一に形成されている請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1接続部と前記第2接続部は、交差する配置で接続されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。
  5. 前記第1端子と前記第2端子は、前記端子接続部に対して移動不能に固定されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記第2端子は、電線の端部に接続されており、前記ハウジングは、前記第2端子を挿通させる端子挿通部と、この端子挿通部の奥端部から前記端子接続部に向けて前記第2端子を案内するテーパ状のガイド部とを有する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタ。
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