JP3205256B2 - 電気式ホーン - Google Patents

電気式ホーン

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JP3205256B2
JP3205256B2 JP12005796A JP12005796A JP3205256B2 JP 3205256 B2 JP3205256 B2 JP 3205256B2 JP 12005796 A JP12005796 A JP 12005796A JP 12005796 A JP12005796 A JP 12005796A JP 3205256 B2 JP3205256 B2 JP 3205256B2
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container
bobbin
electromagnetic coil
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electric horn
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Inventor
一夫 平井
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丸子警報器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に使用さ
れる電気式ホーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気式ホーン10の構造について
図3と図4を用いて説明する。12は容器であり、外形
が円盤状に形成されると共に、その中央部分には後述す
る電磁コイルを収納するための凹部14が設けられてい
る。また凹部14には透孔16が設けられ、この透孔1
6の口縁から容器12の内方に向けて円筒部18が突設
されている。円筒部18の内面には雌螺が形成されてお
り、円筒部18の下部には外周面に雄螺が形成されたコ
ア20が螺着されている。22は電磁コイルであり、筒
体24の両端にフランジ部26が形成されたボビン28
に電線30が巻回されて形成されている。電磁コイル2
2は、ボビン28の筒体24の中心孔32内に円筒部1
8を嵌め入れて凹部14内に収納されている。
【0003】34は振動板であり、容器12の開口部3
6を覆って閉空間を構成し、電磁コイル22の励磁によ
り振動する。38は共振板であり、振動板34の前面
(図4における上側)に配設され、振動板34と連動し
て共振する。40は振動板34に取り付けられ、下端が
ボビン28の中心孔32内に挿入されたアーマチュアで
ある。42は固定板であり、凹部14に収納された電磁
コイル22のボビン28上面に架け渡されて、その両端
が容器12の凹部14口縁部分にリベット44で固定さ
れ、凹部14内に電磁コイル22を固定している。な
お、46は断続器であり、電磁コイル22に電流を断続
的に通電させる機能を有する。この断続器46により、
電磁コイル22が断続的に励磁されると、アーマチュア
40がコア20に対して接離動し、振動板34が振動
し、電気式ホーン10が鳴動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の電気式ホーンには次の様な課題が有る。容器12
に電磁コイル22を固定するために使用される固定板4
2は、リベット44によって容器12に固定する必要が
あるため、リベット44および固定板42分だけ部品点
数が多くなり部品コストが上昇すると共に、組み立てに
時間がかかるという課題がある。
【0005】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、部品点数が削減できる
と共に、組み立てが短時間で行える電気式ホーンを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、筒体の両端にフ
ランジ部が形成されたボビンに電線が巻回されて成る電
磁コイルを収納する容器と、該容器の開口部を覆って閉
空間を構成し、前記電磁コイルの励磁により振動する振
動板とを具備し、前記ボビンは、ボビンの筒体の中心孔
内に前記容器の前記電磁コイルの収納位置に設けられた
透孔の口縁から容器内方に突設された円筒部を嵌め入れ
て取り付けられる電気式ホーンにおいて、前記円筒部の
先端が拡径され、前記中心孔の前記透孔側の内面に、周
方向に沿って延設された一又は2以上の段差部を具備
し、拡径された前記円筒部の先端が前記段差部と係合し
て前記ボビンが前記容器に取り付けられることを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気式ホーン
の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、従来例で説明した構成と同様の構成について
は同じ符号を付し、説明は省略する。最初に、電気式ホ
ーン50の構成について図1を用いて説明する。構成は
従来例の電気式ホーン50と略同様であり、容器12の
中央部分には、電磁コイル22を収納するための凹部1
4が設けられている。また凹部14の底面中央には透孔
16が設けられ、この透孔16の口縁から容器12の内
方に向けて円筒部18が突設されている。そしてボビン
28の中心孔32内にこの円筒部18が嵌め込まれて電
磁コイル22が凹部14内に収納されている。この際、
ボビン28の下方のフランジ部26は凹部14の底面と
密着した状態となっている。
【0008】次に、本発明の特徴点である電磁コイル2
2の容器12への取り付け構造について図2を用いて説
明する。本発明では電磁コイル22を容器12に取り付
けるにあたり、従来例のように固定板42およびリベッ
ト44を用いずに、ボビン28の中心孔32内に挿入さ
れた円筒部18の先端(図1や図2中の上端)を拡径し
て、当該先端を中心孔32の内面と係合させ、容器12
に対してボビン28を固定する構造としている。これに
よって、電磁コイル22は凹部14内に抜脱不能に取り
付けられる。なお、円筒部18の先端と中心孔32の内
面との係合構造は、図2に示すように中心孔32の透孔
16側の内面に、周方向に沿って中心孔32の中心方向
に向けて一又は2以上の段差部52を延設し、拡径した
円筒部18の先端をこの段差部52の上面に折曲して段
差部52と係合させるようにすると良い。本実施の形態
では、中心孔32の内周の全周にわたって段差部52を
1個設けているが、2個、3個等、複数に分離して形成
するようにしても良い。
【0009】また、電磁コイル22を容器12に固定す
べく、円筒部18の先端(図1や図2中の上端)を拡径
する方法としては、図2に示すようにボビン28の中心
孔32に円筒部18と逆方向から、先端側の側面にテー
パ面54が形成された柱状(一例として円柱状)の治具
56、例えばポンチ等、をボビン28の中心孔32に挿
入し、テーパ面54を円筒部18の先端の内側に当接さ
せて押圧し、拡径する方法が採りうる。また、上記実施
の形態では、共振板38を具備する平型電気式ホーンを
例にとって説明したが、他に共振板を用いない渦巻型電
気式ホーンの場合も同様に、容器12の凹部14内に電
磁コイル22を収納し、円筒部18の先端を拡径するこ
とで、電磁コイル22を容器12に固定することができ
る。
【0010】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る電気式ホーンを用いると、
容器に電磁コイルを固定する際に、従来例のように固定
板をリベットで固定する必要がなくなり、リベットおよ
び固定板の分だけ部品点数が少なくなり部品コストを低
くすることができると共に、治具等により一回の作業で
固定することができるため、固定に要する作業時間を短
縮できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気式ホーンの内部構造を示す正
面断面図。
【図2】図1の電磁コイルの固定構造および円筒部先端
の拡径方法を示す要部拡大図。
【図3】従来の電気式ホーンの電磁コイルの固定構造を
示す容器内部の平面図。
【図4】図3の内部構造を示す正面断面図。
【符号の説明】 12 容器 16 透孔 18 円筒部 22 電磁コイル 24 筒体 26 フランジ部 28 ボビン 30 電線 32 中心孔 34 振動板 38 共振板 50 電気式ホーン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の両端にフランジ部が形成されたボ
    ビンに電線が巻回されて成る電磁コイルを収納する容器
    と、該容器の開口部を覆って閉空間を構成し、前記電磁
    コイルの励磁により振動する振動板とを具備し、前記ボ
    ビンは、ボビンの筒体の中心孔内に前記容器の前記電磁
    コイルの収納位置に設けられた透孔の口縁から容器内方
    に突設された円筒部を嵌め入れて取り付けられる電気式
    ホーンにおいて、前記円筒部の先端が拡径され、 前記中心孔の前記透孔側の内面に、周方向に沿って延設
    された一又は2以上の段差部を具備し、 拡径された前記円筒部の先端が前記段差部と係合して前
    記ボビンが前記容器に取り付けられることを 特徴とする
    電気式ホーン。
JP12005796A 1996-05-15 1996-05-15 電気式ホーン Expired - Lifetime JP3205256B2 (ja)

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JP4431171B2 (ja) 2007-11-30 2010-03-10 丸子警報器株式会社 車両用ホーン
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JP5402849B2 (ja) * 2010-06-18 2014-01-29 株式会社デンソー 擬似エンジン音発生装置

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