JPH0512904Y2 - - Google Patents

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JPH0512904Y2
JPH0512904Y2 JP1986027261U JP2726186U JPH0512904Y2 JP H0512904 Y2 JPH0512904 Y2 JP H0512904Y2 JP 1986027261 U JP1986027261 U JP 1986027261U JP 2726186 U JP2726186 U JP 2726186U JP H0512904 Y2 JPH0512904 Y2 JP H0512904Y2
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lead wire
excitation
lead
winding frame
lead wires
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関の始動用として使用される
始動電動機用電磁スイツチ装置の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
この種の始動電動機用電磁スイツチ装置の従来
例を第4図ないし第7図に示してある。これら第
4図ないし第7図において、1は両端に鍔部1
a,1bを有して絶縁物により形成された円筒状
の巻枠、2はこの巻枠1の一端側から挿入され、
鍔部2aを前記鍔部1aに重ね合わせて固定した
励磁コア、3および4は前記巻枠1に巻装した励
磁コイル、5は磁性体からなるケース、6は前記
巻枠1の他端側に挿入したブランジヤ、7は前記
励磁コア2に保持された接点杆、8はこの接点杆
7に絶縁リング9により支持させた可動接点、1
0は固定接点11を止ナツト12により固定して
前記ケース5端に取付けた絶縁樹脂からなるキヤ
ツプ、13aは前記接点杆7の復帰ばね、13b
は接触可動接点8の接点ばね、13cは前記プラ
ンジヤ6の復帰ばね、14は始動電動機、15は
バツテリ、16は始動スイツチである。
前記構成において、始動スイツチ16の投入に
より、バツテリ15の電流が励磁コイル3および
4に流れて、プランジヤ6をばね13cに抗して
励磁吸引し、かつこのプランジヤ6により接点杆
7をばね13aに抗して押し上げ、可動接点8を
ばね13bによる所定の接点圧で、固定接点1
1,11間に接触させることによつて始動電動機
14を回転駆動させるものである。
このような電磁スイツチにおいて、従来の励磁
コイル3,4の口出し部は、第6図および第7図
に示されているように、前記励磁コア2の鍔部2
aに外縁から切り込んだ切欠溝17を形成させ、
この切欠溝17の溝底部に前記巻枠1の鍔部1a
から突出した口出し線支持部18を嵌挿させると
共に、この口出し線支持部18に形成した支持溝
19に、前記励磁コイル3,4の各口出し線3
a,3b,および4a,4bを支持させ、かつ各
口出し線端は端子20に引出して半田付けしてい
るのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍らこの口出し部の構成において、励磁
コイル3,4から取出される各口出し線3a,3
bおよび4a,4bが、その取出された位置から
端子20に半田付けされる位置まで引張られた状
態で、口出し線支持部18の支持溝19に支持さ
れ、かつこの状態に常に維持されていれば全く問
題とはならないのであるが、製作時に少しでもゆ
るんでいたり、あるいは使用中にゆるんできたり
すると、スイツチ作動時の振動とか外部振動など
によつて、これら各口出し線3a,3bおよび4
a,4bが支持溝19を抜け出して、励磁コア2
の切欠溝17内壁に接触することがあり、またこ
れを避けるために充分に引張力を加えておくと、
前記振動に伴つて断線したりして同様に切欠溝1
7内壁に接触し、こゝで接地されて電磁スイツチ
自体の動作を不能にするような危険性があつた。
この考案はこのような従来の欠点を、励磁コア
の切欠溝に嵌着される口出し線支持部材を改良す
ることにより除去するようにしたもので、励磁コ
イルの口出し線の断線を防止し、信頼性の高い始
動電動機用電磁スイツチ装置を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のものは、励磁コアの切欠溝の内周部
に位置し励磁コイルの線径が異なる2本の口出し
線を各々分離して互いに収納する収納部とこれら
各収納部の外周部に連つて設けられ各口出し線よ
り各々小径でそれら各口出し線が圧入状態で挿入
し得る挿入口を各々形成してなる係止部とを有
し、樹脂体からなる口出し線支持部材を、励磁コ
アの切欠溝内に嵌着するようにしたものである。
〔作用〕
この考案のものにあつては、励磁コイルの線径
が異なる各口出し線は収納部にて確実に位置保持
され、スイツチ作動時の振動とか外部振動が加わ
つても各口出し線は係止部によつて励磁コアの切
欠溝外へ抜け出ることはない。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図乃至第3図において、20は励磁コア2
の切欠溝17内で嵌着された樹脂体からなる口出
し線支持部材で、巻枠1と一体的に成形されてい
る。20aは上記切欠溝17の内周部に位置し、
上記口出し線4a又は4bを収納保持する収納
部、20bはこの収納部とは分離体23を介して
分離され、上記口出し線3a又は3bを収納保持
する収納部で、上記収納部20aより収納面積は
小さく設定されている。20cは上記分離体23
に形成された係止部で、上記口出し線4a,4b
の線径より小の挿入口21と、上記口出し線3
a,3bの線径より小の挿入口22とを形成して
いる。
上記の口出し線4a,4bの線径をd1、口出し
線3a,3bの線径を上記d1より小径のd2、口出
し線支持部材20の挿入口21を口径をx1、挿入
口22の口径をx2とすると、 x1<d1 x2<d2 x1+x2>d1 x1+x2>d2 となるように設定されている。
このように構成されたものにあつては、巻枠1
と一体に成形された口出し線支持部材20を励磁
コア2の切欠溝17に嵌着した後、励磁コイル4
の口出し線4a,4bを、挿入口21の外周から
圧入し分離体23を左方へ屈曲させて挿入口21
を拡げ、この挿入口21を通じて収納部2aに収
納する。次に励磁コイル3の口出し線3a,3b
を、挿入口22の外周から圧入し分離体23を右
方へ屈曲させて挿入口22を拡げ、この挿入口2
2を通して収納部20bに収納する。この後、ケ
ース5をキヤツプ10と励磁コア2の外周に装着
し、そのケース5における励磁コア2の切欠溝1
7との対向部をコーキング等を行ないケース5と
励磁コア2とキヤツプ10とを確実に位置決め固
定する。
即ち、この考案の実施例のものでは、励磁コイ
ル3,4の口出し線3a,3b,4a,4bにお
ける支持部材20への装着は、各口出し線3a,
3b,4a,4bを各挿入口21,22へ所定の
押圧力で挿入すれば、可撓性を有する分離体23
が屈曲して収納部20a,20bへ収納でき、こ
の収納部20a,20bに装着後は、スイツチ作
動時の振動とか外部振動が加わつても、各挿入口
21,22の口径が各口出し線3a,3b,4
a,4bの線径より各々小さく設定されているの
で、各口出し線3a,3b,4a,4b係止部2
0cによつてその外周方向への脱落は完全に防止
される。
なお、上述では、口出し線支持部材20を巻枠
1と一体に形成したものを例示したが、巻枠1と
は別体であつても良い。
また、口出し線支持部材20の形状は上記実施
例のものに限定されるものではない。
〔考案の効果〕
以上の様にこの考案のものでは、励磁コアの切
欠溝の内周部に位置し励磁コイルの線径が異なる
2本の口出し線を各々分離して互いに収納する収
納部と、これら各収納部の外周部に連つて設けら
れ各口出し線より各々小径でそれら各口出と線が
圧入状態で挿入し得る挿入口を各々形成してなる
係止部とを有し、樹脂体からなる口出し線支持部
材を設けるようにしているので、励磁コイルの各
口出し線は容易に口出し線支持部材の収納部に収
納され、かつ確実に位置保持され、しかも、スイ
ツチ作動時の振動とか外部振動が加わつても各口
出し線は係止部によつて収納部から脱落すること
がなく断線等が生じない信頼性の高い装置を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図は第1図に示す実施例の断面図、第3図は第
1図に示す実施例を拡大して示す正面図、第4図
は従来装置を示す縦断面図、第5図は従来の一般
的な電気回路図、第6図は従来装置を示す正面
図、第7図は従来装置を示す断面図である。図
中、1は巻枠、2は励磁コア、2aは鍔部、3,
4は励磁コイル、3a,3b,4a,4bは口出
し線、5はケース、6はプランジヤ、8は可動接
点、10はキヤツプ、11は固定接点、14は始
動電動機、17は切欠溝、20は口出し線支持部
材、20a,20bは収納部、20cは係止部、
21,22は挿入口、23は分離体である。な
お、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状のケース、このケース内に装着され各々線
    径が異なる2本の口出し線を有する励磁コイル、
    この励磁コイルを巻装し端部に上記口出し線を導
    出する鍔部を有する巻枠、この巻枠と位置決め固
    定され、上記口出し線を貫挿する切欠溝を有する
    励磁コア、上記励磁コイルの付勢により上記励磁
    コアに対して接離して接点の開閉を行うプランジ
    ヤ、及び上記励磁コアの上記切欠溝内に嵌着さ
    れ、上記切欠溝の内周部に位置し上記2本の口出
    し線を各々分離して互いに収納する収納部とこれ
    らの収納部の外周部に連つて設けられ上記各口出
    し線より各々小径で各口出し線が圧入状態で挿入
    し得る挿入口を各々形成してなる係止部とを有
    し、樹脂体からなる口出し線支持部材を備えた始
    動電動機用電磁スイツチ装置。
JP1986027261U 1986-02-24 1986-02-24 Expired - Lifetime JPH0512904Y2 (ja)

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JPS62137541U JPS62137541U (ja) 1987-08-29
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631006U (ja) * 1979-08-15 1981-03-26
JPS6161739B2 (ja) * 1984-02-15 1986-12-26 Hitachi Ltd

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH019082Y2 (ja) * 1984-09-26 1989-03-13

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