JPH0547455Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0547455Y2 JPH0547455Y2 JP1991089616U JP8961691U JPH0547455Y2 JP H0547455 Y2 JPH0547455 Y2 JP H0547455Y2 JP 1991089616 U JP1991089616 U JP 1991089616U JP 8961691 U JP8961691 U JP 8961691U JP H0547455 Y2 JPH0547455 Y2 JP H0547455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- lead
- coil
- sub
- peeling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 29
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/02—Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、樹脂成形さ
れたボビンの上に導線が巻線されている電器用コ
イルに関するものである。
れたボビンの上に導線が巻線されている電器用コ
イルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の電器用コイルは図2に示
すように、非磁性材料(例えば樹脂)で形成され
た円筒形または角筒形のボビン1があり、このボ
ビンの巻線部7を挟んで鍔部3,3があり、この
間に線輪5が巻かれている。そしてこの鍔部3,
3の一方、または両方より線輪の巻始と巻終のリ
ード部10,10が引出され、巻線部7と所定間
隔を置いて絶縁皮膜の剥離(以下単に「剥離」と
呼ぶ)を施したリード部剥離部12,12が設け
られ、これが入出力端子と接続される。(かよう
に構成されたものを、以下「コイルユニツト」と
呼ぶ。)
すように、非磁性材料(例えば樹脂)で形成され
た円筒形または角筒形のボビン1があり、このボ
ビンの巻線部7を挟んで鍔部3,3があり、この
間に線輪5が巻かれている。そしてこの鍔部3,
3の一方、または両方より線輪の巻始と巻終のリ
ード部10,10が引出され、巻線部7と所定間
隔を置いて絶縁皮膜の剥離(以下単に「剥離」と
呼ぶ)を施したリード部剥離部12,12が設け
られ、これが入出力端子と接続される。(かよう
に構成されたものを、以下「コイルユニツト」と
呼ぶ。)
【0003】 上述したコイルユニツトの1つの組立
工程例として、線輪5の巻始のリード剥離部12
を自動機で剥離し、さらに別の自動機で巻線部7
に線輪5を巻き所定の長さで鍔部3より引出し、
その後線輪5の巻終のリード部10を剥離し切断
する。
工程例として、線輪5の巻始のリード剥離部12
を自動機で剥離し、さらに別の自動機で巻線部7
に線輪5を巻き所定の長さで鍔部3より引出し、
その後線輪5の巻終のリード部10を剥離し切断
する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上述した構成
のコイルユニツトでは、リード剥離部12,12
が巻線部7に侵入しないように鍔部3,3からあ
る程度離れた位置に存在するようになつている
が、ボビン1への巻線、及び線輪5のリード部1
0,10の剥離は機械によつて自動的に行なわれ
るため、巻線機による線輪5の巻方のばらつき等
により、リード剥離部12,12が巻線部7にく
いこんでしまうことがある。
のコイルユニツトでは、リード剥離部12,12
が巻線部7に侵入しないように鍔部3,3からあ
る程度離れた位置に存在するようになつている
が、ボビン1への巻線、及び線輪5のリード部1
0,10の剥離は機械によつて自動的に行なわれ
るため、巻線機による線輪5の巻方のばらつき等
により、リード剥離部12,12が巻線部7にく
いこんでしまうことがある。
【0005】 以上の状態のとき、巻線部7に巻かれ
ている線輪5の絶縁皮膜にピンホールがあれば、
ここで線輪5はシヨートして正常な特性を示さな
くなる。
ている線輪5の絶縁皮膜にピンホールがあれば、
ここで線輪5はシヨートして正常な特性を示さな
くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述した課題を
解決するため、本考案では鍔部の内側、もしくは
外側に第2の鍔部を設けて、この間を副巻線部と
し、これに線輪の巻始または巻終のリード部を適
当に(例えば4分の3周程度)巻きつける。
解決するため、本考案では鍔部の内側、もしくは
外側に第2の鍔部を設けて、この間を副巻線部と
し、これに線輪の巻始または巻終のリード部を適
当に(例えば4分の3周程度)巻きつける。
【0007】
【実施例】 本考案の実施例を示す図1におい
て、第2の鍔部20,20とこれらに挟まれる巻
線部7、さらに第2の鍔部20,20の両方の外
側に副巻線部25,25を挟んで前記鍔部3,3
があり、これらが樹脂等によりボビン1と一体成
形されている。
て、第2の鍔部20,20とこれらに挟まれる巻
線部7、さらに第2の鍔部20,20の両方の外
側に副巻線部25,25を挟んで前記鍔部3,3
があり、これらが樹脂等によりボビン1と一体成
形されている。
【0008】 上述のボビン1において、線輪5の一
方のリード部10は一方の鍔部3を通つて副巻線
部25を例えば4分の3周程した後巻線部7に入
り、その後他方の副巻線部25で例えば4分の3
周面程巻かれた後、他方の鍔部3を通つて外部へ
取出される。
方のリード部10は一方の鍔部3を通つて副巻線
部25を例えば4分の3周程した後巻線部7に入
り、その後他方の副巻線部25で例えば4分の3
周面程巻かれた後、他方の鍔部3を通つて外部へ
取出される。
【0009】 ここで線輪5の巻始と巻終のリード部
10,10は、副巻線部25,25に巻かれる部
分のどこかで剥離が始まればよい。従つて鍔部
3,3より外に出るリード部10,10はすべて
剥離されている。
10,10は、副巻線部25,25に巻かれる部
分のどこかで剥離が始まればよい。従つて鍔部
3,3より外に出るリード部10,10はすべて
剥離されている。
【0010】
【作用】 「実施例」で述べた構成のコイルユニ
ツトでは、線輪5のリード部10,10の剥離が
副巻線部25,25において始まるので自動巻線
機等によつて多少リード剥離部12,12の端の
位置がずれても絶縁皮膜のある線輪5と重なるこ
とが妨げる。
ツトでは、線輪5のリード部10,10の剥離が
副巻線部25,25において始まるので自動巻線
機等によつて多少リード剥離部12,12の端の
位置がずれても絶縁皮膜のある線輪5と重なるこ
とが妨げる。
【0011】
【考案の効果】 以上の構成のコイルユニツトで
は、巻線機等のばらつきによりリード剥離部12
が巻線部7に侵入することが完全に防げ、正常な
コイルの特性がえられる。
は、巻線機等のばらつきによりリード剥離部12
が巻線部7に侵入することが完全に防げ、正常な
コイルの特性がえられる。
【0012】 また鍔部3より外に出るリード部10
はすべて剥離されるので、入出力端子との結線が
コイルユニツトに極めて近い位置で行なえ、この
コイルユニツトを使用する例えば点火コイルであ
ればその全体の小型化が実現できる。
はすべて剥離されるので、入出力端子との結線が
コイルユニツトに極めて近い位置で行なえ、この
コイルユニツトを使用する例えば点火コイルであ
ればその全体の小型化が実現できる。
【図1】本考案の実施例を示すコイルユニツトの
図である。
図である。
【図2】従来のコイルユニツトを示す図である。
図において同一符号は同一、または相当部分を示
す。 1 ボビン 3,3 鍔部 5 線輪 7 巻線部 10,10 リード部 12,12 リード剥離部 20,20 第2の鍔部 25,25 副巻線部。
す。 1 ボビン 3,3 鍔部 5 線輪 7 巻線部 10,10 リード部 12,12 リード剥離部 20,20 第2の鍔部 25,25 副巻線部。
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂等で形成される円筒形または
角筒形のボビンに2つの鍔部と、前記2つの鍔部
の間に線輪が巻かれた巻線部を備えるコイルユニ
ツトにおいて、前記2つの鍔部の少なくとも一方
の鍔部の内側、もしくは外側に第2の鍔部を設け
て、前記鍔部と第2の鍔部の間に副巻線部が形成
され、巻線部の線輪の巻始または巻終につながる
リード部に施される剥離がこの副巻線部に巻かれ
た部分において始まつている電器用コイル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP089616U JPH0533512U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 電器用コイル |
US07/841,505 US5208573A (en) | 1991-10-04 | 1992-02-26 | Electrical coil unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP089616U JPH0533512U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 電器用コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533512U JPH0533512U (ja) | 1993-04-30 |
JPH0547455Y2 true JPH0547455Y2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=13975687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP089616U Granted JPH0533512U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 電器用コイル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5208573A (ja) |
JP (1) | JPH0533512U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0593020B1 (en) * | 1992-10-12 | 1999-02-03 | Matsushita Electronics Corporation | Manufacturing method for an electronic component |
US5710536A (en) * | 1996-02-14 | 1998-01-20 | Electronic De-Scaling 2000, Inc. | Adaptive coil wrap apparatus |
US9203228B2 (en) * | 2010-04-30 | 2015-12-01 | Honeywell International Inc. | Electrical winding and termination interface |
WO2015170756A1 (ja) * | 2014-05-09 | 2015-11-12 | 日立金属株式会社 | コアケースユニット、コイル部品およびコイル部品の製造方法 |
EP3444829A1 (en) * | 2017-08-15 | 2019-02-20 | BIOTRONIK SE & Co. KG | Inductive communication coil design |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4701735A (en) * | 1986-12-11 | 1987-10-20 | Standex Electronics (U.K.) Limited | Bobbins for electrical coils and method of manufacturing electrical coils therefrom |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP089616U patent/JPH0533512U/ja active Granted
-
1992
- 1992-02-26 US US07/841,505 patent/US5208573A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533512U (ja) | 1993-04-30 |
US5208573A (en) | 1993-05-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |