JP3206914U - 食品用吸水マット - Google Patents

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Abstract

【課題】鮮魚、生肉などの食品から発生する血液などのドリップをスムーズに吸収シートに吸収でき、しかも発泡ポリスチレンなどの合成樹脂製の皿から魚肉類を簡単に取り出せて、家庭用のさらに簡単にかつ美しく盛り付けすることのできる、食品用吸水マットを提供する。【解決手段】多数の孔を有する多孔性フィルム10Aと吸水シート10Bとが積層一体化されてなる食品用吸水マット10であって、当該吸水マット10の外延部には、少なくとも対応する両端部に把手12、12’が設けられた。【選択図】図1

Description

本考案は、肉や魚などの切り身を樹脂製の皿(トレイ)に入れてポリマーフィルムなどで包装して魚肉パックとして売り出す際に、皿の中の敷物として用いる食品用吸水マットに関するものである。
従来の食品用吸水マットは、パルプなどの親水性繊維で形成された不織布のみから構成された単層からなる液体吸収シート、あるいはこのような液体吸収シートの表面に、多数の孔をあけたプラスチックシートを一体化した二層構造のものが知られている。
例えば、特許文献1(特開平7−241944号公報)には、エンボス加工によって切れ目を発生させた合成樹脂フィルムを表面シートに用いることにより、吸収シートに吸収されたドリップを隠蔽し得る吸水マットが提案されている。
また、特許文献2(特許第3160188号公報)には、特定の刃角を有するスリット刃を用いて、線状のスリットを設けた不透明シートを表面シートに用いることにより、ドリップ吸収速度を向上させ、しかも隠蔽性も確保した吸収溝付きドリップ吸収シートが提案されている。
さらに、特許文献3(特許第2841282号公報)には、表面側の開孔が大きく、吸収シート側の開孔が小さい、すり鉢状の孔を有する合成樹脂製の網体とシート状の吸収体が積層一体化されたトレイマットが開示されている。
これらの食品用吸水マットは、樹脂製のトレイの底において、この上に刺身、精肉、魚肉などを載置して、全体をラップで包装して魚肉パック製品として売りに出す際に用いられる。
このように、これまでの通常の食品用吸水マットは、魚肉パック製品内に載置されている魚肉類からでる肉汁(ドリップ)を吸収するためだけのものである。
したがって、主婦が上記のような魚肉パック製品、特に刺身を包装した刺身パック製品を購入した場合、自宅では、まずラップを外して、別途、用意した皿に、刺身を再度、手で盛り付けしなおさねばならず不便である。
特開平7−241944号公報 特許第3160188号公報 特許第2841282号公報
本考案は、鮮魚、精肉などの食品から発生する血液などのドリップをスムーズに吸水マットに吸収でき、しかも発泡ポリスチレンなどの合成樹脂製の容器から魚肉類を簡単に取り出せて、家庭用の瀬戸物などの皿に簡単にかつ美しく盛り付けすることのできる、食品用吸水マットを提供することにある。
本考案は、以下の(1)〜(6)から構成される。
(1)少なくとも吸水シートから構成される食品用吸水マットであって、当該吸水マットの外延部には、少なくとも対応する両端部に把手が設けられたことを特徴とする食品用吸水マット。
(2)吸水シートの表面に多数の孔を有する多孔性フィルムが積層一体化されてなり、かつ当該多孔性フィルムは、多数の微小な孔を有し、厚さが0.05〜0.5mm、孔の数が5〜50個/cm、開孔径が0.2〜2.0mmであるポリオレフィン系フィルムである(1)に記載の食品用吸水マット。
(3)多孔性フィルムが透明フィルムであって、当該フィルムの裏面には、抜き透かし印刷により模様が付与されている、(2)に記載の食品用吸水マット。
(4)吸水シートは、熱接着性複合繊維とパルプの重量比率が30〜95/70〜5で目付が20〜200g/mのエアレイド不織布からなる、(1)〜(3)いずれかに記載の食品用吸水マット。
(5) 吸水シートの裏面に、さらに板紙および/またはフィルムが積層一体化されてなる、(1)〜(4)いずれかに記載の食品用吸水マット。
(6)平面視して、矩形であり、左右あるいは上下の対応する両端に把手が設けられているか、あるいは、平面視して、円形あるいは楕円形であり、円形あるいは楕円形の周囲に把手となり得る波状の凹凸が規則的に賦形されている、(1)〜(5)いずれかに記載の食品用吸水マット。
本考案の食品用吸水マットは、魚肉などの食品から発生する血液などのドリップをスムーズに吸収シートに吸収でき、しかもこのドリップが消費者側から見えにくい。また、本考案の食品用吸水マットでは、当該吸水マットの外延部に、少なくとも対応する両端部に把手が設けられているので、発泡ポリスチレンなどの合成樹脂製の容器から魚肉類を簡単に取り出せて、家庭用の瀬戸物などの皿に簡単にかつ美しく盛り付けすることができる。
本考案の食品用吸水マットの斜視図である。 本考案の食品用吸水マットの製造過程を示す平面図である。 本考案の食品用吸水マットの他の態様の平面図である。 図1に示した食品用吸水マットを用いた刺身盛り合わせの実例を示す概略図である。
本考案の食品用吸水マットは、少なくとも魚肉から沁み出すドリップを吸収するための吸収シートから構成されており、かつこの吸水マットの外延部の少なくとも対応する両端部に把手が設けられている。これにより、ドリップの吸収のみならず、吸水マットの取り扱いが格段に向上している。
以下、図面に基づいて、本考案の一実施形態を説明する。
ここで、図1は、本実施形態の食品用吸水マットの斜視図である。
図1にみられるように、本考案の食品用吸水マット10は、その表面側に多孔性フィルム10Aと、その裏面側に吸水シート10Bとが積層一体化されており、かつ吸水マット本体10の両端には、把手12と把手12’が設けられており、さらに必要に応じて吸水シート10Bの裏面に板紙および/またはポリオレフィン系フィルムなどのフィルム(なお、板紙、フィルムは図示していない)がラミネートされている。
なお、本考案の吸水マットは、少なくとも吸水シートから構成される食品用吸水マットであって、当該吸水マットの外延部には、少なくとも対応する両端部に把手が設けられていればよく、吸水シートの表面側に多孔性フィルムや、当該吸水シートの裏面側に板紙および/またはフィルムが積層されていなくてもよい。
以下、本考案の食品用吸水マットについて、多孔性フィルム、吸水シート、板紙、ポリオレフィン系フィルムなどを項分けで説明する。
<多孔性フィルム>
ここで、本考案における多孔性フィルムは、透明フィルムであっても、あるいは、不透明なフィルムであってもよい。なお、透明フィルムとは、当該フィルムを構成するベースフィルムが一定以上の光透過率、例えば80%以上の光透過率を有するものであって、添加剤が含まれており、多少光透過率が下がっているものでも広く包含されると解釈されるべきである。
また、不透明フィルムとは、当該フィルムを構成するベースフィルムに二酸化チタン、炭酸カルシウムなどが配合されていて、光線透過率が80%未満であるものが挙げられる。
本考案における多孔性フィルムとしては、ポリオレフィン系フィルムが好ましいが、その他の素材であっても差し支え無い。
ポリオレフィン系フィルム:
ポリオレフィン系フィルムを構成するポリマーとしては、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂が、耐水性、成形性、価格などの実用性の観点から好適である。このポリオレフィン系樹脂には、消臭剤、抗菌剤、着色剤、親水剤などの添加剤が配合されていてもよい。
ポリオレフィン系フィルムの厚さは、0.05〜0.5mm、好ましくは0.1〜0.2mmである。0.05mm未満では、薄すぎて表裏面で異なる開孔を設けるのが困難になるうえ、食品が直接吸収シートに吸液された液体に接触する可能性が大きく、不衛生である。しかも、薄すぎると柔らか過ぎて取り扱い性も悪化する。一方、0.5mmを超えると、厚すぎて液体透過速度が遅くなり、吸液性能に悪影響が出る。
本考案に用いられるポリオレフィン系フィルムには、多数の微小な孔が穿設されている。この孔は、機械的針方式、熱針方式、微細孔からの熱風吹出し方式などの手段により、適宜、穿設することができ、必要とする孔の大きさ、孔径の差に応じて任意に選択できる。
ここで、孔の形状は、円形、楕円形、四角形(長方形、正四角形)、三角形のいずれであっても良い。
なお、本考案における後記開孔径とは、孔の任意の内寸のうち最大の内寸と、最小の内寸の平均値で表すものとする。
上記の開孔径は、0.2〜2.0mm、好ましくは0.3〜1.0mmであり、開孔径が小さ過ぎる場合、吸液性能が悪化し、一方、大き過ぎる場合、隠蔽性が悪化して好ましくない。
ここで、孔の数は、5〜50個/cm、好ましくは10〜30個/cmである。5個/cm未満では、ドリップ透過性が悪く、一方、50個/cmを超えると、フィルムの強度が弱くなり、また隠蔽性も悪化するので、好ましくない。
なお、本考案に用いられるポリオレフィン系フィルムは、上記の条件を満たす範囲であれば、異なる孔径のものが混在していても良い。
このような多数の微小な孔を有するポリオレフィン系フィルムは、例えば通常のポリオレフィン系フィルムを熱針ロール、受けロール間に通すことで加工できる。熱針ロールの温度は、180〜350℃が好ましい。熱針ロールの最適温度は、材質や加工温度によって変える必要がある。例えば、ポリプロピレンフィルムを加工する場合には、180℃未満では孔開け不良や接着不良が発生し、350℃を超えると熱ロールへの融着取られなどのトラブルの原因となる。さらに好ましくは、220〜330℃である。
熱針ロールと受けロールの隙間は、0.1〜2mmが好適である。この間隔が0.1mm未満では嵩が潰れて保水性能が低下し、一方、2mmを超えると孔開け不良や接着不良の発生原因となる。好ましくは0.2〜1.5mmである。
但し、上記の数値は設備ごとに最適値が異なるため、あくまで一例である。
なお、本考案の食品用吸水マットを構成する表面側の多孔性フィルムは、印刷加工が施されていてもよい。ここで、印刷加工の場合、(1)不透明フィルムを用いてその表面に通常の印刷を施したものでもよく、あるいは、(2)透明フィルムを用いて、いわゆる抜き透かし印刷を施したものであってもよい。また、不透明フィルムの場合は、印刷が施されていないのが通常である。
印刷加工;
印刷加工するには、フレキソ印刷法、グラビア印刷法あるいはシルク印刷法等の方法を用い、印刷することによって作ることができる。その後、必要に応じて裁断加工する。印刷加工としては、最も好ましくはグラビア印刷法である。印刷加工は、木目調、モミジの葉、桜の花などの柄模様のほか、黒色などの単一色の印刷であってもよい。なお、多孔性フィルムとして、透明フィルムを用いる場合、「抜き透かし印刷」も可能である。
ここで、「抜き透かし印刷」とは、透明フィルムの印刷面(表面のこすれによるインクの脱落を防止するため、フィルムと吸水シートの貼り合された内側への印刷が望ましい)に有色の印刷を施すとともに、模様部分が印刷されておらず、その模様部分が透明なままの状態の印刷部分が存在する印刷を指称する。したがって、印刷加工が施されていない部分は、透明フィルムを用いているために、透明のままとなっている。
ここで、抜き透かし印刷部分の模様は、木目のみならず、モミジの葉、桜の花、桜波(桜と波との組み合わせ)、富士山の輪郭、川の流れなど、透かし模様であればいかなるものでもよい。
「抜き透かし印刷」の場合、印刷されていない透明な箇所にドリップの赤い色が発現して、使用中の吸水マットの意匠性が向上する(例えば、印刷模様が「抜き透かし印刷」でモミジを表した場合、紅葉したモミジの絵柄が出現する。)
印刷加工の色は、上記のように、そのほか、黒色などの単一色の印刷であってもよい。
<吸水シート>
本考案の食品用吸水マットにおいて、基材となる吸水シートは、熱接着性複合繊維とパルプを主体とするエアレイド不織布から構成されていることが好ましい。
ただし、本考案に用いられる吸水シートは、エアレイド不織布に限定されるものでは無く、ケミカルボンド不織布、スパンレース不織布、湿式不織布など別製法であってもよい。
エアレイド不織布に用いられる熱接着性複合繊維としては、芯鞘型や偏芯サイドバイサイド型の複合繊維が好適である。鞘あるいは繊維外周部を構成するポリマーとしては、ポリエチレンやポリプロピレンが挙げられる。芯成分あるいは繊維内層部を構成するポリマーとしては、鞘より高融点であり、加熱接着処理温度で変化しないポリマーが好ましい。このような組み合わせとして、例えば、ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステル、ポリプロピレン/ポリエステルなどが挙げられる。これらのポリマーは、本考案の作用・効果を阻害しない範囲で変性されていても差し支えがない。さらに、フィブリル状繊維であっても良い。例えば、三井化学株式会社のSWPなどが挙げられる
熱接着性複合繊維は、細いと構成繊維の本数が多くなるので、脱落繊維が少なくなり、太い場合は、繊維間の空隙が大きくなり、嵩高い不織布となる。好ましい繊度は、0.5dt〜50dtであり、さらに、好ましくは、0.8dt〜30dtである。50dtを超えるとパルプの脱落が抑え切れず好ましくない。一方、0.5dt未満では不織布の生産性に欠けるので実用的でない。
また、熱接着性複合繊維の長さは、1〜15mmが好ましい。繊維が短いとパルプとの混合性がよくなり、より均一な不織布となりやすいが、1mm未満になると粉末状に近づき、繊維間結合による網目構造が作りにくくパルプの脱落を抑えきれなくなるばかりか、不織布としての強力が低くなり、実用性に欠けるので好ましくない。一方、15mmより長くなると不織布の強力は上がるが、不織布製造時の繊維の空気輸送において繊維どうしが絡まりやすくなり、繊維塊状欠点を増大させるので好ましくない。特に、好ましいのは、3〜10mmである。
一方、吸水シートを構成するパルプは、長さが0.2mm〜5mmの粉砕パルプが好ましい。パルプは、吸水性を確保するための素材であり、性能、価格の観点から最も好ましい。なお、パルプ以外に、コットン、麻などの天然繊維、レーヨンなどの化繊を50重量%未満含有していてもよい。50重量%以上では、シート製造時の均一性が悪化し、実用的でない。
本考案の吸水シート全体において、熱接着性複合繊維とパルプとの重量比率は、30〜95/70〜5、好ましくは50〜80/50〜20である。熱接着性複合繊維が30重量%未満では、吸水シート中のパルプの固定化が困難であり、一方、95重量%を超えると、相対的にパルプの含量が少なすぎて吸水性が悪化するうえに、コストもアップするので実用的でなく、好ましくない。
本考案に用いられる吸水シートは、一層でもよく、下記のように三層などの複層構造であってもよい。
以上の本考案の食品用吸水マットに用いられる吸水シートとしては、全体の構成として、熱接着性複合繊維とパルプの重量比が30〜95/70〜5で、目付が20〜200g/mの範囲のエアレイド不織布から構成されるものが好ましい。
なお、吸水シートが複数層で構成される場合には、本考案の吸水マットに用いられる吸水シートとしては、熱接着性複合繊維とパルプの重量比率が100〜30/0〜70で目付が5〜25g/mである表裏層と、熱接着性複合繊維とパルプの重量比率が30〜70/70〜30で目付が10〜150g/mである内層の3層が積層一体化されてなるエアレイド不織布が好ましい。
ここで、表裏層には、上記の熱接着性複合繊維やパルプのほかに、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ビニロンなどの合成繊維や、コットン、麻などの天然繊維などの他の繊維を含んでいてもよい。この場合、表裏層における熱接着性複合繊維の割合は30〜100重量%が好ましく、さらに好ましくは60〜100重量%である。30重量%未満の場合はパルプなどの脱落が生じる可能性が多くなるうえ、内層部のパルプの脱落を押さえる効果も少なくなるばかりか、湿潤強力も低くなり、実用上の問題を生じる。
表裏層を形成するこれらの繊維は熱接着されており、この繊維間結合による網目状構造でパルプが固定される。目付は、好ましくは5〜25g/m、さらに好ましくは6〜20g/mである。5g/m未満では、耐水性を有する熱接着性複合繊維の量、および繊維間の結合点数が少ないので、十分な湿潤強度を確保できないばかりか、接着不良となったり、脱落繊維の増大を招きやすい。一方、25g/mを超えると、耐水性のある熱接着の層が厚くなりすぎ、内層への水分の吸収が不十分となり、また、コスト的に不経済となる。目付けが大きくなると、強度は大きくなるが吸水性は低下する。しかしながら、本考案の範囲であれば、吸水性が十分でかつ湿潤時でも強度があり、繊維の脱落もない食品用吸水マットを得ることができる。
一方、内層は、熱接着性複合繊維とパルプが熱接着により一体化されている。
熱接着性複合繊維は、表裏層と同じものを用いても異なったものを用いてもよい。パルプとしては、長さが0.2mm〜5mmの粉砕パルプが好ましい。
内層の熱接着性複合繊維とパルプの混合比率は、熱接着性複合繊維/パルプが好ましくは30〜70/70〜30重量%、さらに好ましくは35〜65/65〜35重量%の割合である。パルプの比率が70重量%を超えると強度が弱くなり層間剥離を起こし、湿潤時の強度が低下する。一方、30重量%未満ではドリップの吸収性が悪くなる。
熱接着性複合繊維の比率が大きくなると強度は大きくなるが吸水性は低下する。そこで、十分な強度、特に湿潤時における強度と、吸水性の両立は難しかった。食品用吸水マットにとって、これらの両立は非常に重要である。本考案の比率の範囲においてはじめて、充分な吸水性を保ち、かつ、湿潤時でも十分な強度のある食品用吸水マットが得られるのである。また、熱接着性複合繊維の比率が大きいので、嵩が小さく、薄くすることもできる。
内層において、熱接着性複合繊維どうし、また、熱接着性複合繊維とパルプとは、熱接着されている。この内層の目付は、好ましくは10〜150g/m、さらに好ましくは30〜120g/mである。10g/m未満では、パルプの量が少な過ぎて吸水性が不十分であり、一方、150g/mを超えると、本用途には過剰の吸収量となって適さない。
また、このような三層構造の吸水シートは、表裏面と内層の間も熱接着性複合繊維どうしの熱接着により一体化されており、さらに十分なヒートシール性を有する。
本考案の吸水シートは、どのような方法で製造されていてもよいが、エアレイド法による不織布が好ましい。エアレイド法で製造された不織布は、不織布を形成している繊維が、不織布の長手方向、幅方向および厚み方向にランダムに3次元配向されているので好ましい。
ここで、エアレイド法による不織布は、以下のようにして得ることができる。
所定量の解繊された熱接着性複合繊維を主体とする繊維を空気流に均一分散させながら搬送し、吐出部に設けた細孔を有するスクリーンから吹き出した該繊維を、下部に設置された金属またはプラスチックのネットに落としネット下部で空気をサクションしながら、上記繊維をネット上に堆積させる。次に、熱接着性複合繊維とパルプの混合物を同様にして、上記堆積シートの上に堆積させる。さらに、熱接着性複合繊維を主体とする繊維をこのこれらシート上に堆積させる。
次に、この熱接着性複合繊維が充分その接着効果を発揮する温度に全体を加熱処理して、本考案の乾式パルプ不織布からなる吸水シートを得ることができる。
接着効果を十分発揮させるには、熱接着性複合繊維の接着成分の融点より15〜40℃高い温度での加熱処理が必要である。
このように、エアレイド法で製造された不織布は、不織布の流れ方向、幅方向および厚み方向へ繊維をランダムに3次元配向させることが可能である。そして、これらが熱接着するので、層間剥離を起こすことがない。また、エアレイド法で製造した不織布は、均一性が良好なので、性能のバラツキも少なくなる。
必要であれば、さらにカレンダー処理やエンボス処理を施すこともできる。
本考案に用いられる乾式不織布からなる吸水シートは、タテとヨコの強力の比率が、乾燥時および湿潤時ともに、通常、0.7〜1.1であり、好ましくは0.75〜1.05である。どちらか一方の強度が低ければ実用上の支障を生じ易い。
また、乾燥時と湿潤時における引っ張り強力の比率は、通常、0.6〜1.1であり、好ましくは0.7〜1.1である。0.6未満のものは、乾燥時に比べて湿潤時の強力が大きく低下する、すなわち、濡れると弱くなる不織布であり、本考案の意図するところから外れ、実用上問題が生じる。また、湿潤時には水分の存在による繊維間の表面張力で強力が上昇し、1を超える場合があり、これも本考案の範囲であるが、なんらかの水分の存在で結合する別の手段が存在しない限り1.1を超えることは通常はない。
本考案に用いられる乾式不織布からなる吸水シートは、適度な水分吸収性が必要であり、水分の吸収性は、通常、5〜20g/g、好ましくは6〜18g/gである。5g/g未満では、吸収性が不充分であり、一方、20g/gを超えることは高分子吸水ポリマーなどの特殊繊維を使わないと吸水しえない値である。
以上の乾式不織布からなる吸水シート(単層品、三層品を含む)の全体の目付は、通常、20〜200g/m、好ましくは40〜150g/mである。20g/m未満では、保持する水分量が不十分であり、一方、200g/mを超えると保持する水分量が食品用吸水マットとしては過剰である。
本考案において、乾式パルプ不織布の両面の表裏層を上記のように熱接着性複合繊維を主体とするものにしたのは、ポリオレフィン系シート貼り付け面においては、シートと熱接着する際の接着性を向上させ、逆側の面においては、脱落繊維の発生を防止するためである。
なお、吸水シートの目付けは、ケミカルボンド不織布、スパンレース不織布、湿式不織布など別製法のものであっても、上記範囲内である。
<ポリオレフィン系フィルムと吸水シートの積層一体化>
本考案の食品用吸水マットは、上記のポリオレフィンフィルムを、乾式不織布などからなる吸水シートに貼り合わせて2層構造に積層一体化されているものである。これらを一体化するには、ホットメルト、熱圧エンボス、熱接着性樹脂のパウダーを用いる方法など公知の方法が適用できる。吸収シートの性能を阻害しないためには、ホットメルト法が好ましい。この場合、ホットメルト樹脂は、ポリオレフィン系、ポリ酢酸ビニル系、合成ゴム系などを選択できる。接着剤の付与量は、好ましくは1〜10g/m、さらに好ましくは2〜8g/mである。
このようにして得られた本考案の食品用吸水マットは、熱接着、あるいはホットメルト系接着剤により点接着しているだけで、乾燥時の強度だけでなく、湿潤時の強度にも優れている。また、吸水性もよい。さらに、本考案の食品用吸水マットは、水系エマルジョン、サスペンジョンなどのいわゆるケミカルバインダーを用いていないので、残存乳化剤、残存モノマー、架橋による微量ホルマリンの発生などがなく、安全で衛生上の問題もない。
<吸水シートの裏面に用いられる板紙>
本考案の食品用吸水マットは、吸水シートの裏面に板紙を積層しても良い。板紙を積層することにより、得られる吸水マットの吸水能力が向上するとともに、板紙本来が有する剛性により、吸水マット自体が食品による重みに十分に耐えることができ、また発泡ポリスチレンなどの合成樹脂製の容器が不要になるという効果を奏する。
板紙は、得られる吸水マットが食品を載置しても形状を保つ強度を有するものであれば良く、特に限定されない。この板紙としては、例えば洋紙やクラフト紙などを挙げことができる。板紙の坪量は、例えば、200〜600g/mであり、より好ましくは、200〜400g/mである。板紙の坪量が200g/m未満では、板紙の強度が不足し、得られる吸水マットに刺身の切り身などを載置しても、形状を保つことができなくなる恐れがある。一方、板紙の坪量が600g/mを超えると、板紙の強度が強くなり過ぎ、加工性が悪くなる恐れがある。
吸水シートと板紙との積層は。後記ポリオレフィン系フィルムとの併用系の場合、当該ポリオレフィン系フィルムをラミネート材に用いて積層してもよい。
また、吸水シートの裏面に板紙を直接積層する場合には、上記の「ポリオレフィン系フィルムと吸水シートの積層一体化」と同様の積層手段を採用すればよい。
<吸水シートの裏面に用いられるポリオレフィン系フィルム>
本考案の食品用吸水マットは、吸水シートの裏面側に、必要に応じて、さらにポリオレフィン系フィルムをラミネートしたものであってよい。吸水シートの裏面にポリオレフィン系フィルムをラミネートすると、魚肉から生じるドリップが外部に漏れることがない。
ここで用いられるポリオレフィン系フィルムは、多孔性ではない以外、表層に用いられるポリオレフィン系フィルムと同様である。すなわち、ここでのポリオレフィン系フィルムの厚みは表面層におけると同様であり、透明でも不透明であってもよく、吸水シートとのラミネート手段は、表面層におけるポリオレフィン系フィルムと同様である。
なお、この場合、ポリオレフィン系フィルムの使用は、吸水シートの裏面に直接積層してもよく、吸水シートと板紙との間に介在させて積層してもよく。さらに吸水シート/板紙/ポリオレフィン系フィルムのような構造であってもよい。
<把手>
本考案における特徴の一つは、以上の食品用吸水マットの外延部に、少なくとも対応する両端部に把手が設けられている点である。
把手の形態としては、図1にみられるように、本考案の吸水マット10のマット本体11に、矩形(長方形、あるいは正方形)の場合は、左右(あるいは上下)に対応する両端に、把手12、12‘を設けている。
このような食品用吸水マット10を、発泡スチレン製の皿状の容器に載置し、これに例えば刺身などを盛り付けて、周囲を軟質ポリエチレン製のフィルムでラッピングして、売り場で売り出す。消費者は、これを購入して、自宅でラッピングを外して、把手12,12‘を左右の手で持って、そのまま、料理用の皿に移すと、図4の写真のように、簡単に家庭で刺身の盛り付けが完了する
なお、家庭において、本考案の食品吸収用マット自体を食卓にだしておきたくない場合には、図4の概略図に示すように、皿40の上に食品用吸水マット10の上に置かれた刺し身セットをそのままの状態で載置し、次いで例えば左手のひらで刺身を優しく抑えつつ、右手で把手12’(図1も参照)を静かに右方に引き抜けば、食品用吸水シート10(図1も参照)が曳き抜かれて、刺身のみの盛り付けが皿の上に出来上がる。
このように、本考案の食品用吸水マットは、食品用パックから皿に容易に刺身などのもりつけをそのまま移動することができ、さらに当該食品用吸水マットの皿から当該食品用吸収マットを除去することも容易である。
把手の形態としては、吸水マット自体が矩形の場合、図2にみられるように、吸水マット20は、幅広、長尺の食品用吸水マットの原反を縦長にカット(この場合、3分割)しつつ、進行方向に垂直に波状の刃型で規則的にカットして、吸水マット本体21の両端に把手22,22’を同時に設けるようにしたタイプであってもよい。図2から明らかなように、この場合、吸水マットの両端に設けられる把手は、それぞれ、1コ以上であってもよい。
図2に示すように、把手の形態として、隣り合うシートの凹部と凸部を接合させて断裁加工することにより、加工時の歩留りを向上させると、廃棄物が削減されるので、より望ましい。
また、把手の形態として、吸水マット本体が円形、あるいは楕円形の場合は、図3に具示されているように(この場合、円形)、円形あるいは楕円形の周囲に把手となり得る波状の凹凸を規則的(または不規則的)に賦形し、把手32、32’とすればよい。なお、図3において、吸水マット30は、円形(楕円形でも同じ)の周囲に設けられた波状の凹凸のうち、凸部はいずれも把手となり得るものであり、例えばマット本体31に付設されている符号32,32’が把手となっている。
さらに、把手の形態として、吸水マット本体が上記以外の、例えば三角形、五角形などの多角形、波型、釣鐘型、半円形などの自由形状であっても良い。これらの場合は周囲に把手となり得る凹凸を規則的または不規則的に賦形すればよい。なお、周囲に設けられた凹凸のうち、凸部はいずれも把手となり得るものである(図3も参照)。
なお、図2の食品用吸水マットや、図3の食品用吸水マットは、以上のほかは、図1の食品用吸水マットと同様の構成、作用効果を有するものであり、説明を省略する。
また、上記記載の食品用吸水マットは、以上の様な鮮魚、精肉などのもりつける用途のほかにも、オードブル、おつまみ、菓子、おかず、サラダなどをもりつけてもよく、その場合は吸水性がさほど無い素材や目付を使用しても問題無い。
以下、実施例を挙げて本考案をさらに具体的に説明するが、本考案はこの実施例に必ずしも限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲での設計変更があっても本考案に含まれる。
実施例1
孔あきポリオレフィン系フィルム:
厚さ0.15mmの二酸化チタン、炭酸カルシウム入りのポリエチレン製フィルムを用いた。このフィルムに、熱針方式(先細りの針を用い、フィルムの裏面から突き刺した)で、開孔径Aが0.8mm、孔数が16個/cmの円形孔を穿設した。
乾式不織布(吸水シート)の作製:
表裏層の熱接着性複合繊維として、芯がポリエチレンテレフタレートで鞘がポリエチレンの芯鞘型複合繊維(帝人株式会社製)と木材粉砕パルプ(Weyerhaeuser社製)をそれぞれ90重量%、10重量%の割合で混合したもので、目付けが8g/mを用い、内層部としては、芯がポリプロピレンで、鞘がポリエチレンの複合繊維(JNC株式会社製)と、木材粉砕パルプ(Weyerhaeuser社製)をそれぞれ40重量%、60重量%の割合で混合したもので、目付けが64g/mを用い、これらの積層一体化は、エアレイ法により、熱オーブンで138℃加熱一体化した。
トータル目付は80g/m、厚さは0.8mmであった
<ポリオレフィン系シートと吸水シートの一体化>
(株)松村石油研究所製のポリオレフィン系ホットメルト接着剤を200℃で溶融し、圧空とともに多数のノズルから吸水シートに噴射した。付与量は、3g/mとした。ただちに、孔あきポリオレフィン系シートを重ねて一体化し、原反となる吸水マットを作製し、次いでこの原反から本体がタテ・ヨコが9cm×14cm、把手部分がそれぞれタテ・×ヨコが3cm×2cmの図1にあるような、食品用吸水マットを完成させた。
<食品用吸水マットの性能>
得られた吸水マットは、全体目付が110g/m、厚さが0.9mm、引張り強度(乾)がMD/CD=4.1/3.9kgf/25mm、引張り強度(湿)がMD/CD=3.9/3.7kgf/25mm、吸液速度が1〜3秒、保液量(生理食塩水)が面積あたり1,015g/m、自重あたり9.2g/gであった。
また、この吸水マットを舟形の発泡ポリスチレン容器の底に載置し、刺身(サケ、タコ、ハマチ、タイ、マグロの赤身など)を所定量載せてポリエチレンラップで囲繞し、3時間冷蔵庫で保存したところ、マットの表面からのドリップの漏れはなく、見た目の鮮度は、刺身作製時とまったく変わらなかった。
このもののラッピングを外して、把手12,12’を両手で持って、家庭の刺身用の皿に吸水マットごと移した写真が図4である。
盛り付けたままの状態が再現されており、左手のひらで優しく刺身を抑えて、右手で撮って12’をしずかに曳き抜くと、盛り付けた状態のままの刺身の盛り付けが瀬戸物の皿の上に再現されていた。
なお、試験法は、以下のとおりである。
(1)厚さ
JIS-L-1913「一般短繊維不織布試験方法」6.1.2 A法に準じた。ただし、測定端子30mmφ・荷重2.75g/cm(測定器;尾崎FFA-8型)
(2)引張り強力:
JIS-L-1913「一般短繊維不織布試験方法」6.3.1 に準じた。ただし、試料幅25mm、チャック間100mm、引張速度300mm/min。
湿潤時の引張り強度は、保液量を測定するのと同一条件で処理(浸漬)したあとの試験片を直ちに強度試験した。
(3)吸液速度:
生理食塩水1ccを水平に置いた試験片に滴下し、孔開きプラスチックシート上の液滴の盛り上がりが消えるまでの時間(秒)を測定した。
(4)保液量(g/g、g/m):
あらかじめ重さを測った10cm×10cmの試験片を20℃の生理食塩水に1分間浸漬してから、45度の傾斜ガラス板の上に1分間置いて、その後再度重さを測り、吸収した水の重さを、試験片の重さで割り、g/gとして表示した。また、これに目付けを掛けてg/mとして表示した。
本考案の食品用吸水マットは、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの生鮮食料品売り場における、生鮮魚肉類、特に刺身パックなどの食品用吸水マットとして有用である。
10,20,30 食品用吸水マット
11,21,31 マット本体
12,12’,22,22’、32,32’ 把手

Claims (6)

  1. 少なくとも吸水シートから構成される食品用吸水マットであって、当該吸水マットの外延部には、少なくとも対応する両端部に把手が設けられたことを特徴とする食品用吸水マット。
  2. 吸水シートの表面に多数の孔を有する多孔性フィルムが積層一体化されてなり、かつ当該多孔性フィルムは、多数の微小な孔を有し、厚さが0.05〜0.5mm、孔の数が5〜50個/cm、開孔径が0.2〜2.0mmであるポリオレフィン系フィルムである請求項1記載の食品用吸水マット。
  3. 多孔性フィルムが透明フィルムであって、当該フィルムの裏面には、抜き透かし印刷により模様が付与されている、請求項2に記載の食品用吸水マット。
  4. 吸水シートは、熱接着性複合繊維とパルプの重量比率が30〜95/70〜5で目付が20〜200g/mのエアレイド不織布からなる、請求項1〜3いずれかに記載の食品用吸水マット。
  5. 吸水シートの裏面に、さらに板紙および/またはフィルムが積層一体化されてなる、請求項1〜4いずれかに記載の食品用吸水マット。
  6. 平面視して、矩形であり、左右あるいは上下の対応する両端に把手が設けられているか、あるいは、平面視して、円形あるいは楕円形であり、円形あるいは楕円形の周囲に把手となり得る凹凸が規則的または不規則的に賦形されているか、あるいは、平面視して、自由形状であり、周囲に把手となり得る凹凸を規則的または不規則的に賦形されている、請求項1〜5いずれかに記載の食品用吸水マット。



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JP2019137451A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 榎本 貴子 ドリップ吸収紙絞り容器

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