JPH11291371A - 食品包装用シート - Google Patents

食品包装用シート

Info

Publication number
JPH11291371A
JPH11291371A JP10097802A JP9780298A JPH11291371A JP H11291371 A JPH11291371 A JP H11291371A JP 10097802 A JP10097802 A JP 10097802A JP 9780298 A JP9780298 A JP 9780298A JP H11291371 A JPH11291371 A JP H11291371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
nonwoven fabric
food
fiber
food packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10097802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4031569B2 (ja
Inventor
Kazufumi Kato
一史 加藤
Tatsujiro Yoshino
龍二郎 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP09780298A priority Critical patent/JP4031569B2/ja
Publication of JPH11291371A publication Critical patent/JPH11291371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4031569B2 publication Critical patent/JP4031569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子レンジ等で食品を調理、再加熱する際に発
生する水分蒸発による食品の乾燥や硬化および水蒸気の
結露やドリップによる食品のベタつきを防止することが
でき、種々の食品を包装したままで加熱等を施しても食
感の低下が生じない食品包装用シートを提供する。 【解決手段】(1) 外装シートと内層シートが積層された
シートであって、該内層シートが異形断面繊維および/
または捲縮繊維を含む不織布からなる食品包装用シー
ト。(2) 前記異形断面繊維の異形度が1.2〜2.5で
ある食品包装用シート。(3) 前記不織布の嵩密度が0.
01〜0.2g/cm3 であり、目付が8〜60g/m
2 である食品包装用シート。(4) 前記内層シートが外装
シートに接着されている面積が全積層面積の1〜70%
である食品包装用のシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品包装用シートに
関し、さらに詳しくはハンバーガーやパンなどの食品を
包装したままで電子レンジなどで加熱処理するのに好適
な食品包装用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、外食産業やコンビニエンスストア
ーなどにおいて、または家庭において、食品の調理や再
加熱等を電子レンジを用いて行う機会が増大している。
電子レンジによる加熱は、マイクロ波で食品内部の水分
を振動させ、その際に発生する摩擦熱により加熱する内
部加熱方式によるものであり、加熱時間が短い、栄養素
の損失が少ない、消費電力が少ない等の長所を有する
が、水分蒸発量が大きく、ドリップ発生量が多いため、
加熱後の食品の味が低減する等の欠点があった。また単
身所帯の増加や偏食化傾向などの社会的な変化にともな
い、調理済み食品を利用する機会が増加し、現実に加熱
済み調理冷凍食品の出荷比率や惣菜類の売上比率が増大
している。このような調理済み食品を短時間で手軽に再
加熱するには、電子レンジによるのが有効であるが、上
記したように電子レンジで加熱した食品の食味に関して
は通常の外部加熱によるものと比べて嗜好性に劣るとい
うのが現状であった。
【0003】また食品を電子レンジで加熱する場合に
は、揚げ物や焼き物のように外側の水分が少ない食品は
そのまま加熱して水分を蒸発させ、その他の食品はラッ
プで覆って加熱するのが適当であると言われている。し
かし、食品によって加熱方法が異なるのは面倒であり、
またそのまま加熱すると電子レンジ内部に汚れや臭気が
付着するため、ラップで覆って加熱するのが一般的であ
る。特に近年、コンビニエンスストアーやファーストフ
ードショップではハンバーガー等の軽食が広く販売され
ているが、これらの食品の包装にも衛生面を考慮して樹
脂製のフィルムやラップで包装したものが販売されてい
る。しかし、ポリ塩化ビニリデンやポリエチレンなどに
よるフィルム包装やラップは透湿性や吸水性がないた
め、フィルムの表面や包装容器の底面で食品から発生し
た水蒸気が結露し、食品に移行してベタついた食感とな
りやすい。従って、これらのフィルムで包装したパンや
ハンバーガー等をそのまま再加熱すると、加熱で発生し
たドリップ水によって食品表面が濡れてしまい、その食
感が著しく損なわるという問題があった。
【0004】上記問題点を改良するために不織布や通気
性素材を使用した種々の提案がなされている。例えば、
特開昭56−32241号公報、実開平3−12387
1号公報、実開平3−117666号公報、実開平4−
97068号公報、実開平4−3964号公報、実開平
6−25141号公報、実開平6−35164号公報な
どには、食材が接する表面層に不織布等の素材を用いた
シートまたは袋が提案されている。しかし、これらの不
織布には汎用の不織布シートや紙類が用いられているに
すぎないため、その効果は不十分なものであり、電子レ
ンジ加熱で発生した水蒸気による結露水を保持する能力
が低く、加熱後の食感を向上させるには至っていない。
【0005】また実開平3−108671号公報、特開
平7−132974号公報、特開平5−305978号
公報、特開平8−324654号公報、実開平5−19
171号公報などには、加熱後の結露水を十分に吸収さ
せるために、食材が接する表面層を疎水性の通気性シー
トとし、その内層に吸水層として吸水性シートを内在さ
せたシートまたは袋が提案されている。しかし、この吸
水層の存在により加熱後の結露水が食材に濡れ戻する等
の欠点は改善されるが、吸水層としてパルプ層など余分
な層を設けなければならないため、コストが高くなり、
また親水性のパルプ等を使うため、このシートを袋状に
製袋加工する際にヒートシールしずらく生産速度が遅く
なり、これを改善するためにさらに熱接着層を余分に設
けなければならない等の欠点があった。さらにパルプ等
を用いるためゴミが混入しやすくまた不衛生となりやす
く食品包材としてしばしば問題が生じていた。
【0006】さらに特開平9−40033号公報、特開
平4−57768号公報、特開平3−289455号公
報などには、食材と接する表面層の不織布としてメルト
ブロー不織布等の耐水圧の高い不織布を使用し、いった
ん結露した水分が食材に濡れ戻るのを防止し、またこの
表面層にパルプ等の吸収層を内層に設ける方法が提案さ
れている。このメルトブロー不織布は、これを構成する
繊維が非常に細い繊維からなり、また不織布も緻密化さ
れているため、発生した蒸気は通すが水は通し難いとい
う特性を有する。従って、水蒸気として発生した水分
が、食材と接しない側の層で結露した場合は、濡れ戻り
が少ないため食品包装材として良好な結果が得られる。
しかし、実際には水蒸気は食品包装袋の内部で結露する
場合の方が圧倒的に多いため、結露した水分による食材
の食感の低下を防止することはできない。また、このよ
うな問題を解決するために部分ラミネートなどによりシ
ートの張り合わせ条件を変えたり、積層条件を規定する
方法が提案されているが、食材に接するシートの工夫が
なされていないため、以前として食品の鮮度や食感の保
持が不十分であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題を解決し、電子レンジ等で食品を調理、再加熱
する際に発生する水分蒸発による食品の乾燥や硬化およ
び水蒸気の結露やドリップによる食品のベタつきを防止
することができ、種々の食品を包装したままで加熱等を
施しても食感の低下が生じない食品包装用シートを提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願で特許請求される発
明は以下のとおりである。 (1)外装シートと内層シートが積層されたシートであ
って、該内層シートが異形断面繊維および/または捲縮
繊維を含む不織布からなることを特徴とする食品包装用
シート。 (2)前記異形断面繊維の異形度が1.2〜2.5であ
ることを特徴とする(1)記載の食品包装用シート。 (3)前記不織布の嵩密度が0.01〜0.2g/cm
3 であり、目付が8〜60g/m2 であることを特徴と
する(1)または(2)記載の食品包装用シート。 (4)前記不織布がオレフィン系長繊維不織布であるこ
とを特徴とする(1)ないし(3)のいずれかに記載の
食品包装用シート。 (5)前記内層シートが外装シートに接着されている面
積が全積層面積の1〜70%であることを特徴とする
(1)ないし(4)のいずれかに記載の食品包装用のシ
ート。
【0009】本発明の食品包装用シートによれば、食材
と接する内層シートが異形断面繊維および/または捲縮
繊維を含む不織布からなり、該不織布は嵩高な構造を有
し、不織布内に形成された多数の空隙に、加熱時の食品
から発生する余分な水や油分を吸着し、保持することが
できるため、この水分や油分が食材に濡れ戻って食材の
食感を低下させるのを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の食品包装用シートは、外
装シートと内層シートが積層されたシートである。本発
明に用いられる外装シートとしては、食品を包んで電子
レンジで加熱した場合に内部で発生した余分な油や水分
を著しく外部に出さないものであればどのようなもので
もよく、例えば、紙類、紙類にポリプロピレンやポリプ
ロピレン樹脂等を薄くコーティングしたシート、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリビニルアルコールなどの樹脂製フィルム、フラッシ
ュ紡糸法等で得られた透湿防水性のある不織布などを用
いることができる。
【0011】外装シートの目付および厚みは、包装の外
観、型くずれ、破れ、ゴミ等の混入等を考慮すると、目
付は10〜100g/m2 が好ましく、厚みは0.02
〜1mmが好ましい。また外装シートは、透湿性があっ
てもよく、またシートの一部に孔あけ加工を施したもの
でもよい。これらは電子レンジによる加熱時に生じた余
分な水蒸気をシートや袋の外に追い出す目的を害さない
範囲で、加熱により発生する水分量に応じて適宜選択す
るのが好ましい。
【0012】本発明に用いられる内層シートは、異形断
面繊維および/または捲縮繊維を含む不織布からなる。
該シートは、食品から発生した余分な水分や油分をその
内部に吸着し、保持する機能を有するとともに、食品に
対して余分なドリップ水の濡れ戻りを最小限に抑える機
能を有する。この機能は、不織布が異形断面繊維および
/または捲縮繊維に起因する嵩高な構造と高い比表面積
を有し、その内部に水分や油分を保持させることができ
る多数の空隙を有することにより得られる。
【0013】本発明に用いられる異形断面繊維として
は、真円でない異形断面の繊維であれば、不織布内の繊
維の比表面積が高くなり、水分や油分を吸着する面積も
多くなるため、特に制限はないが、水分等の吸着保持性
能、繊維の製造のし易さ、安定生産性等の点から、異形
断面繊維の好ましい異形度は1.2〜2.5であり、よ
り好ましくは1.5〜2.5である。異形糸を含む不織
布は、その糸構造によってより嵩高性が高く、空隙率の
大きい構造を有する。該繊維の断面形状は、真円でない
円形またはY型、V型、W型等の異形であってもよい。
本発明における異形度は、異形糸の断面と周長(周囲の
長さ)を算出し、次に同じ断面積を持つ真円の半径を求
めてその真円の周長を算出し、下式により求めたもので
ある。 異形度=異形糸の周長/異形糸と同じ断面積の真円の周
【0014】本発明に用いられる捲縮繊維としては、上
記した機能が得られれば特に制限はないが、不織布の嵩
高性を増し、食品から生じた余分な水分や油分を保持す
る点から、捲縮数は10個/インチ以上が好ましく、よ
り好ましくは20個/インチ以上である。捲縮数が10
個/インチ未満では、不織布の部分接合間における各フ
ィラメントの自由伸長距離が短くなり、不織布としての
嵩高性が損なわれ、有効に働く繊維比表面積も小さくな
り、水分や油分を保持する性能が低下する場合がある。
また捲縮数の上限についての制約は特にないが、一般的
には捲縮数を50個/インチ以上発現させることは、製
造上困難である。
【0015】捲縮繊維は、紡糸後の加熱、延伸、溶剤処
理等により発現するいわゆる潜在捲縮繊維であっても、
紡糸されてウェブコンベア等の捕集面上に堆積された状
態で発現するいわゆる顕在捲縮繊維であってもよいが、
加工工程中に寸法変化が起こり難く、シートの目付斑発
生が少なく均質なシートが得られ易い点から、顕在捲縮
繊維が好ましい。不織布に用いられる繊維としては異形
断面繊維、捲縮繊維のいずれでもよいが、異形断面繊維
でかつ捲縮構造を有する繊維が好ましい。不織布を製造
する観点からも異形糸に捲縮構造を発現させることは容
易であり、また結果として比表面積が大きく、嵩高性の
高い不織布が得られる。なお、不織布を構成する繊維に
は、本発明の目的を害さない範囲で上記異形断面繊維お
よび捲縮繊維以外の繊維が併用されていてもよい。
【0016】本発明において、不織布を構成する繊維の
単糸の繊度は、0.3〜50デニールが好ましく、より
好ましくは0.5〜20デニールである。繊維の比表面
積は、繊維のデニールが細い方がより大きくなるが、繊
維径が細すぎると、たとえ繊維が異形糸や捲縮糸であっ
ても不織布の嵩高性が得られないことがある。すなわ
ち、繊度が0.3デニール未満では、これによって構成
される不織布の嵩高性が損なわれ、結果的に緻密化され
た不織布の内部には水分や油分が保持されにくくなる。
また食材が内層シートである不織布と接触する面積が大
きくなり、水分の濡れ戻りが多くなる場合がある。さら
には不織布の強度が不足し、摩擦等でシートが破れた
り、繊維が切れて脱落したりしてしまい、食材の汚染の
元となりやすい。この点から繊度の低いメルトブロー法
不織布やフラッシュ紡糸法不織布は好ましくない態様で
ある。一方、繊度が50デニールを超えると、構造上嵩
高性の高い不織布が得られるが、異形糸や捲縮糸が得ら
れにくくなり、実質上製造が困難となる場合がある。
【0017】本発明に用いられる不織布の目付は、8〜
60g/m2 が好ましく、より好ましくは10〜60g
/m2 、さらに好ましくは15〜40g/m2 である。
目付が8g/m2 未満の場合は、水分や油分を保持する
能力が低下し、また実用上や加工上で必要なシートの強
力を得ることができない場合がある。一方、60g/m
2 を超える場合は、シートが厚すぎて、製袋加工性が悪
くなり、また製品コストが高くなるわりには、濡れ戻り
性等の性能が向上しない場合がある。また不織布の嵩密
度は、余分な油や水分を不織布内に吸着や保持させる点
から、0.01〜0.2g/cm3 が好ましく、より好
ましくは0.05〜0.12g/cm3 である。嵩密度
が0.2g/cm3 を超えると、不織布の嵩高性がなく
なり、余分な水分や油分を保持できない場合がある。一
方、0.01g/cm 3 未満では実質上製造が困難な場
合がある。
【0018】不織布を構成する繊維の素材としては特に
制限はなく、熱可塑性の合成樹脂、レーヨンやポリビニ
ルアルコール等の化学繊維、パルプ繊維またはこれらの
混合物を用いることができるが、熱成形性や製袋加工等
の加工性の点から、熱可塑性樹脂からなる繊維が好まし
い。熱可塑性樹脂としては、エチレン、プロピレン、ブ
テン等のモノオレフィン重合体およびこれらの共重合体
を主成分とするポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエス
テル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12
等のポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂等が用いられ
る。またはこれらの不織布を構成する繊維は単一成分で
も混合成分でもよく、例えば、ポリエチレン/ポリプロ
ピレン、ポリエチレンまたはポリプロピレン/ポリエス
テル等を混合した複合繊維であってもよい。不織布を構
成する繊維が複合繊維の場合、2種類以上の熱可塑性樹
脂を複合紡糸した後に熱処理により捲縮を発現させてク
リンプ不織布としてもよい。
【0019】さらには加工性や食品に対する鮮度保持の
性能の点からはポリプロピレンやポリエチレン等のポリ
オレフィン系繊維からなる不織布がより好ましい。ポリ
オレフィン系の素材を用いた場合は、性能的に見ると、
パンやハンバーガー等の食品を電子レンジ加熱させた場
合に食品が内層シートにくっつかず、剥離性に優れ、加
工性の点で見れば、ヒートシール性、製袋性等の使用時
の二次加工性に優れる。また捲縮糸の形成し易さ等の一
次成形性の点でもポリオレフィン素材が好ましく、さら
に柔軟である点からも、ポリプロピレン等からなる捲縮
長繊維不織布が好ましい。
【0020】不織布としては、カード法、抄造法等の短
繊維不織布製造法やスパンボンド法等の長繊維不織布製
造方法で得られるいずれでも使用可能である。また不織
布の接合方法としては、接着剤による接合、超音波ウェ
ルダー接合、部分熱風接合、ニードルパンチ接合等の方
法を用いることができるが、食品用途的には、摩耗強
度、ゴミやリントが発生しにくい点から、また余分なつ
なぎの樹脂や糊を用いない点から、部分熱圧着する方法
がより好ましい。不織布を形成する繊維は長繊維であっ
ても、短繊維であってもよいが、短繊維の脱落による食
品への異物の混入、シートの強度や摩耗耐久性の点から
長繊維がより好ましい。
【0021】このような不織布は、例えば、いわゆる溶
融紡糸スパンボンドの製造方法、具体的には、ポリプロ
ピレン等の熱可塑性樹脂を溶融紡糸し、紡糸直後に繊維
の非対称冷却を行い、捲縮を発現させ、得られた連続長
繊維をウェブコンベア等の捕集面上に積層し、ウェブ状
にした後、熱エンボスロールによる熱接合することによ
り製造することができる。該不織布には、食品を簡単に
剥がす為の食品用の剥離剤や離型剤を塗布しても、また
食品の鮮度保持を目的とした抗菌性、防腐性を付与して
もよい。また嵩高性を向上させるための孔あけ加工等、
内部に包む食品の鮮度保持や食感保持のための加工を施
してもよい。これらの加工は適宜目的に応じて行うこと
が好ましい。
【0022】本発明における食品包装用シートは、外装
シートと内層シートを積層させて得られるが、これらを
積層する方法には特に制限はなく、熱接着、ホットメル
ト樹脂や溶剤等を使用した接着剤による貼り合わせ、物
理的に縫製する方法等を適宜選択することができる。例
えば、フィルムや紙等の外装シートと内層の不織布をそ
のまま熱によりラミネートする方法、ポリエチレンやポ
リプロピレンなどの押し出し樹脂を中間に介在させて貼
り合わせる方法等が挙げられる。余分なものを介在させ
ることがなく、かつ生産性がよい点から、熱による接着
法が好ましい。また紙を外装シートとして使用する場合
は、熱によるヒートシールを容易にするためにポリオレ
フィン等の樹脂をあらかじめ薄くコーティングしてもよ
い。
【0023】外装シートと内層シートを接着させる際に
は、食品から生じた余分な油や水分を吸着、保持する内
層シートの機能を阻害しないようにするのが好ましい。
内層シートとしての不織布内の空隙が積層工程時に潰さ
れるとその嵩高性および高比表面積が低下して本発明の
目的が達成できなくなる場合がある。従って、接着や積
層時のラミネートロールの圧力を調整して過剰な圧力を
不織布にかけないようにすることが好ましい。また同様
の理由から接着用に用いる押し出し樹脂などの接着層の
厚さは30ミクロン以下とするのが好ましく、より好ま
しくは15ミクロン以下である。
【0024】外装シートと内層シートを貼り合わせる場
合の貼り合わせ面積は、食品を出し入れする時や保管時
等の使用時に支障を来さず、また内層シートが外装シー
トから剥がれ落ちない程度であれば、特に制限はなく、
全面貼り合わせであっても、部分的貼り合わせであって
もよく、不織布の嵩高性と比表面積を維持するのに最も
効果的な貼り合わせ面積とするのが好ましい。本発明に
おいて、内層シートが外装シートに接着されている面積
は、全積層面積の1〜70%の範囲とするのが好まし
く、より好ましくは10〜60%である。さらに食品を
出し入れするときの便宜上から食品を包装するシートの
端部や袋状にしたときの出入り口部は、外装シートと内
層シートがしっかり貼り合されていることが好ましい。
【0025】本発明における食品包装用シートは、食品
をシート状態のままで包んでも、またこれらのシートを
袋状にして包んでもよく、最終的な使用形態は使用者が
使用状況や目的によって形態を選択することができる。
また袋状にしたものの密閉性を上げるために全面でヒー
トシールしても、ファスナー等を具備した形態にしても
よい。またシートや袋の一部分に余分な蒸気を外へ出す
微小な孔や内容物を確認できる形態としてもよい。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらにに詳細に
説明する。 実施例1 ポリプロピレンをV型断面ノズルを有する紡口から溶融
紡糸し、紡口直下で冷却装置により糸条を側方から冷却
し、エアーサッカーで牽引して異形度1.6のくの字型
で、2.5デニールのクリンプを有する連続長繊維を得
た。この繊維のクリンプ数は平均25個/インチであっ
た。該繊維を開繊分散してウェブコンベア上に堆積しウ
ェブを製造し、該ウェブを圧着面積率8%でエンボス模
様間隔4.5mmのエンボスロールとフラットロールの
間で熱圧着し、目付20g/m2のクリンプ長繊維不織布を
得た。得られた不織布の嵩密度は0.089g/cm3
であった。この目付20g/m2のクリンプ長繊維不織布と
目付40g/m2の紙とを押し出しラミネートで積層一体化
して食品包装用シートとした。このときポリラミネート
用樹脂はポリプロピレンとし、ラミネート厚は15ミク
ロンとした。またラミネート面積は全面積の40%で、
格子状の部分ラミネート方法を採用した。
【0027】実施例2 実施例1と同様の方法で得られた目付が25g/m2のクリ
ンプ長繊維不織布(嵩密度は0.095g/cm3 )を
用いて、実施例1と同様の方法で食品包装用シートとし
た。但し、このときラミネート面積は全面積で接着した
シートを採用した。
【0028】実施例3 実施例1と同様の方法で得たクリンプ長繊維不織布と目
付70g/m2のポリプロピレン一軸延伸フィルムとを熱エ
ンボスラミネートで積層一体化して食品包装用シートと
した。このとき、ラミネート面積は全面積の約20%
で、点状の部分ラミネート方法を採用した。
【0029】実施例4 実施例1と同様の方法で、異形のクリンプ長繊維不織布
を得た。得られた不織布を構成する繊維は、繊維径1.
8デニール、異形度1.5、平均18個/インチのクリ
ンプ数を有した。また不織布を一体化する方法は実施例
1と同様に行った。このとき得られた不織布の嵩密度は
0.098g/cm3 で、目付は25g/m2のあった。こ
の不織布を実施例1と同様に積層一体化して食品包装用
シートとした。但し、このときラミネート面積は全面積
で接着したシートを採用した。
【0030】実施例5 実施例4で用いた同じ不織布を用い、この不織布を実施
例1と同様に積層一体化して食品包装用シートとした。
但し、このときラミネート面積は全面積の50%で、ス
ジ状態で接着したシートを採用した。
【0031】実施例6 実施例1と同じ方法で、熱可塑性樹脂をポリエチレンテ
レフタレートとして異形クリンプ糸による不織布を作製
した。得られた不織布を構成する繊維は、繊維径2.2
デニール、異形度1.5、平均20個/インチのクリン
プ数を有した。また不織布を一体化する方法は実施例1
と同様に行った。このとき得られた不織布の嵩密度は
0.103g/cm3 で、目付は25g/m2のあった。こ
の不織布を実施例1と同様に積層一体化して食品包装用
シートとした。但し、このときラミネート面積は全面積
で接着したシートを採用した。
【0032】実施例7 ポリエチレンテレフタレートの異形短繊維をカード法に
よって開繊分散してウェブコンベア上に堆積しウェブを
製造し、該ウェブを圧着面積率8%でエンボス模様間隔
4.5mmのエンボスロールとフラットロールの間で熱
圧着し、目付20g/m2のクリンプ長繊維不織布を得た。
得られた不織布の嵩密度は0.110g/cm3 であっ
た。また用いた短繊維は、繊維長約3cm、繊維径2.
0デニール、異形度1.6の楕円形状で、平均20個/
インチのクリンプ数を有した。この不織布と目付40g/
m2の紙とを押し出しラミネートで積層一体化して食品包
装用シートとした。このときポリラミネート用樹脂はポ
リエチレンとし、ラミネート厚は15ミクロンとした。
またラミネート面積は全面積で接着したシートを採用し
た。
【0033】実施例8 実施例7のポリエチレンテレフタレートの異形短繊維を
80重量%とレーヨン短繊維20重量%をランダムに混
合したものを、カード法によって開繊分散して、実施例
7と同じ条件で熱エンボス圧着し、目付20g/m2のクリ
ンプ長繊維不織布を得た。得られた不織布の嵩密度は
0.113g/cm3 であった。用いたレーヨン短繊維
は、繊維長約3.5cm、繊維径1.4デニール、真円
形状のものを用いた。この不織布と目付40g/m2の紙を
押し出しラミネートで積層一体化して食品包装用シート
とした。このときポリラミネート用に樹脂はポリエチレ
ンとし、ラミネート厚は15ミクロンとした。またラミ
ネート面積は全面積で接着したシートを採用した。
【0034】実施例9 ポリプロピレンの異形短繊維を80重量%とレーヨン短
繊維20重量%をランダムに混合したものを、カード法
によって開繊分散して、実施例7と同様の条件でボンデ
ィングし、目付20g/m2のクリンプ長繊維不織布を得
た。得られた不織布の嵩密度は0.099g/cm3
あった。用いたレーヨン短繊維は、実施例8と同じもの
で、一方のポリプロピレン短繊維は、繊維長約3cm、
繊維径3.0デニール、異形度1.5の楕円形状で、平
均18個/インチのクリンプ数を有した。この不織布と
目付40g/m2の紙を押し出しラミネートで積層一体化し
食品包装用シートとした。このときポリラミネート用に
樹脂はポリプロピレンとし、ラミネート厚は15ミクロ
ンとした。またラミネート面積は全面積で接着したシー
トを採用した。
【0035】比較例1 市販のポリラップをそのまま使用し、試料とした。 比較例2 不織布の代わりに市販の紙(目付30g/m2、嵩密度0.
633g/cm3 )を使用し、この紙と目付40g/m2
紙とを押し出しラミネートで積層一体化して食品包装用
シートとした。このときポリラミネート用樹脂はポリプ
ロピレンとし、ラミネート厚は15ミクロンとした。ま
たラミネート面積は全面積の40%で、格子状の部分ラ
ミネート方法を採用した。
【0036】比較例3 不織布としてポリプロピレン性のメルトブロー法の不織
布を使用し、この不織布を用いて実施例1と同様にシー
ト状に加工して試料とした。このメルトブロー法の不織
布は、目付30g/m2、嵩密度0.320g/cm3 であ
った。また繊維の繊維径は、平均0.11デニール、真
円形状に近く、クリンプはなかった。
【0037】比較例4 不織布として比較例3と同じ不織布を使用し、この不織
布を用いて実施例2と同様にシート状に加工して試料と
した。 比較例5 不織布としてポリエステル性のスパンボンド法の不織布
(目付25g/m2)を使用し、この不織布を用いて実施例
2と同様にシート状に加工して試料とした。この不織布
は、目付25g/m2、嵩密度0.25g/cm3 であっ
た。また繊維の繊維径は、平均2.2デニール、真円形
状で、クリンプはなかった。
【0038】比較例6 不織布としてポリプロピレン性のスパンボンド法の不織
布(目付20g/m2)を使用し、この不織布を用いて実施
例2と同様にシート状に加工して試料とした。この不織
布は、目付25g/m2、嵩密度0.15g/cm3 であっ
た。また繊維の繊維径は、平均2.5デニール、真円形
状で、クリンプはなかった。
【0039】比較例7 ポリエチレンテレフタレートの汎用繊維を80重量%と
レーヨン短繊維を20重量%含んだランダムな繊維ウェ
ッブを、実施例8と同様な方法で不織布を得た。得られ
た不織布の嵩密度は0.150g/cm3 、目付20g/
m2であった。またポリエステル短繊維は、繊維長約3c
m、繊維径2.0デニール、真円形状で、クリンプはな
かった。またレーヨン糸は実施例8と同様のものを用い
た。この不織布と目付40g/m2の紙とを押し出しラミネ
ートで積層一体化して食品包装用シートとした。このと
きポリラミネート用に樹脂はポリエチレンとし、ラミネ
ート厚は15ミクロンとした。またラミネート面積は全
面積で接着したシートを採用した。
【0040】実施例1〜9および比較例1〜7で得られ
た食品包装用シートを用いて(1) 電子レンジによるハン
バーガーテスト、(2) ドリップ水の濡れ戻りおよび不織
布内屁の水分保持テスト、(3) ハンバーガー用電子レン
ジ包装の摩耗による毛羽立ちおよびリントの発生状況お
よび(4) 不織布の嵩密度を下記のようにして調べ、その
結果をそれぞれ表1〜表3に示した。
【0041】(1)電子レンジによるハンバーガーテス
ト 食品包装用シート(試料)で袋を作り、これに市販のハ
ンバーガーを入れて600ワットの電子レンジで30秒
間加熱し、その後取り出して食味して判定した。判定は
3段階の評価をした。袋の形状は縦20cm、横15c
mとし、電子レンジにかけるときは、上端部を5cm折
り曲げて、折り曲げた口をテープでとめた。これらを1
試料につき5点行い、下記の判定基準で評価し、結果を
表1にまとめた。 ◎:水分が適度にあり、大変美味しかった。 ○:パンの底部が少しぬれているが、大変美味しかっ
た。 △:水分がパンの底部に集まりやや美味しくなかった。 ×:水分がパンの底部に集まりぐしゃぐしゃになって美
味しくなかった。
【0042】次に、これと同じ袋を用い、厚切り食パン
1/2枚を袋に入れ、電子レンジで1分間加熱後、電子
レンジから取り出して1時間放置後食パンと試料のくっ
つき具合を官能評価した。操作は3回行い、判定は以下
の4段階の基準での評価をし、結果を表1にまとめた。 ◎:食パンと試料がくっつかず、簡単に取り出せた ○:食パンと試料はくっつかなかったが、少し取り出し
に苦労した。 △:食パンと試料がややくっついており、無理に取り出
すとシートにパンが少し残った。 ×:食パンと試料がくっつき、無理に取り出すとシート
にパンがかなり残った。
【0043】(2)ドリップ水の濡れ戻りおよび不織布
内への水分保持テスト 300ccのビーカーにそれぞれ水10ccおよび食パン
20gを入れてから、ビーカーの口(孔面積50c
2 )に、食品包装用シート(試料:14cm×14c
m)を置き輪ゴムでセットする。その後600ワットの
電子レンジで2分間加熱する。直ちに電子レンジから試
料を取り出してはずし、天秤で重量を測定する。次に試
料の上に濾紙(目付120g/m2、大きさ15×15cm)
を置き、その上にガラス板とおもり(1kg)を置き、1
0秒経過後濾紙および試料の重量を測定し、下記の項目
A、B、Cを求めた。測定は各試料5回行い、その平均
をもとめ、表2にまとめた。算出方法は以下の通りであ
る。
【0044】 蒸気発生吸着量:A W0 0 電子レンジ照射前の試料重量(mg) W1 : 電子レンジ照射後の試料重量(mg) 蒸気発生吸着量:A(mg)=W1 −W0 濡れ戻り量および濡れ戻り率:B R0 :初めの濾紙の重量 R1 :試料と濾紙を重ねて10秒経過の濾紙の重量 濡れ戻り量:B1 (mg)=R1 −R0 濡れ戻り率:B2 (%) =〔R1 −R0 /A〕×100 試料の保水量:C W0 : 電子レンジ照射前の試料重量 W3 : 試料と濾紙を重ねて10秒経過の試料の重量 試料の残水量:C1 (mg)=W3 −W0 試料の残水率:C2 (%) =〔W3 −W0 /A〕×100
【0045】(3)不織布からでる糸くず、リント、ゴ
ミの量の測定 食品包装用シート(試料:16cm×22cm)を、そのま
ま使用したものと、摩耗耐久性のテストとして学振型摩
耗機で4カ所摩耗した試料をクリーンルーム(20℃×
65%RH)で24時間放置した試料を、各々の試料をク
リーンルーム内でポリエチレン製袋(35×24cm)に
入れて30秒間振った後、ポリエチレン製袋内の空気中
の脱落物をパーテイ クルカウンターにて粒径ごとの粒子
数および糸くず量を測定した。測定結果は表3にまとめ
た。
【0046】(4)不織布の嵩密度の測定 JIS−1906に準じて目付、厚み(測定条件、ピー
コック厚み型、加圧子直径30mm、荷重5g/ m2
を測定し、次式にて求めた。 嵩密度(g/ cm3 )=目付/厚み
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】表1からは、本発明の食品包装用シートを
用いた場合には、電子レンジで加熱した後もハンバーガ
ーのおいしさが維持され、食感の低下がないことが示さ
れる。また食材がシートにくっつきにくく、剥がれやす
いことが示される。表2からは、本発明の食品包装用シ
ートは保水性に優れ、かつ濡れ戻りが少ないことが示さ
れる。表3からは、本発明の食品包装用シートは摩耗に
よる毛羽立ち性に優れ、かつゴミの発生も少なく衛生的
であることが示される。
【0051】
【発明の効果】本発明の食品包装用シーとによれば、電
子レンジで食品を再加熱する際に発生する余分な水分や
油分を取り、水分蒸発による食品の乾燥や硬化を防ぎ、
水蒸気の結露やドリップによる食品のベタつき等を防止
して、種々の食品を美味しく加熱することができる。ま
た食品への異物等の混入を低減させることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装シートと内層シートが積層されたシ
    ートであって、該内層シートが異形断面繊維および/ま
    たは捲縮繊維を含む不織布からなることを特徴とする食
    品包装用シート。
  2. 【請求項2】 前記異形断面繊維の異形度が1.2〜
    2.5であることを特徴とする請求項1記載の食品包装
    用シート。
  3. 【請求項3】 前記不織布の嵩密度が0.01〜0.2
    g/cm3 であり、目付が8〜60g/m2 であること
    を特徴とする請求項1または2記載の食品包装用シー
    ト。
  4. 【請求項4】 前記不織布がオレフィン系長繊維不織布
    であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の食品包装用シート。
  5. 【請求項5】 前記内層シートが外装シートに接着され
    ている面積が全積層面積の1〜70%であることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の食品包装用
    のシート。
JP09780298A 1998-04-09 1998-04-09 食品包装用シート Expired - Fee Related JP4031569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09780298A JP4031569B2 (ja) 1998-04-09 1998-04-09 食品包装用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09780298A JP4031569B2 (ja) 1998-04-09 1998-04-09 食品包装用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11291371A true JPH11291371A (ja) 1999-10-26
JP4031569B2 JP4031569B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=14201923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09780298A Expired - Fee Related JP4031569B2 (ja) 1998-04-09 1998-04-09 食品包装用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4031569B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081201A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Daio Paper Corp 食品包装用シート
JP2008189334A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Daio Paper Corp 食品包装用シート
JP2018027657A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 福助工業株式会社 通気性を備えた包装用積層体の製造方法
JP2020203704A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 凸版印刷株式会社 包装容器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081201A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Daio Paper Corp 食品包装用シート
JP2008189334A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Daio Paper Corp 食品包装用シート
JP2018027657A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 福助工業株式会社 通気性を備えた包装用積層体の製造方法
JP2020203704A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 凸版印刷株式会社 包装容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4031569B2 (ja) 2008-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1311343B1 (en) Surface bonded entangled fibrous web and method of making and using
WO2000066057A1 (en) Materials having z-direction fibers and folds and method for producing same
JP3760599B2 (ja) 積層不織布及びそれを用いた吸収性物品
EP1626689A1 (en) Absorbent pads
MXPA01010254A (es) Panos limpiadores microcrepados.
US5994244A (en) Non-woven fabric comprising filaments and an absorbent article using the same
JP4205201B2 (ja) 電子レンジ用食品包装袋
JP6259365B2 (ja) クッキングペーパーとその製造方法
JP4225408B2 (ja) 層状の構造が一体化された乾式パルプ不織布
US20070166512A1 (en) Absorbent Release Sheet
JPH11291371A (ja) 食品包装用シート
JPH11292133A (ja) 食品用包装シート
US20050138749A1 (en) Combination dry and absorbent floor mop/wipe
JP3206914U (ja) 食品用吸水マット
US6673158B1 (en) Entangled fibrous web of eccentric bicomponent fibers and method of using
JP2000168791A (ja) 食品包装用シートおよび袋状物
JPH0985871A (ja) 吸液性積層シートおよびその製造方法
JP4548877B2 (ja) 不織布製電子レンジ用成形トレー
JP4372295B2 (ja) 電子レンジ加熱用食品包装材
JP2000255645A (ja) 食品搬送用シートおよびその製造方法
JP4448583B2 (ja) 電子レンジ用包装体および食品入り包装体の製造方法
JP3383382B2 (ja) 食品加熱調理用包装体
JP4557336B2 (ja) 開封容易な電磁加熱用包装体
JP4840811B2 (ja) 食品用複合吸水マット
JP2003247157A (ja) 吸収体及びこれを用いた吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050330

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees