JP3204727B2 - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

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JP3204727B2
JP3204727B2 JP10438192A JP10438192A JP3204727B2 JP 3204727 B2 JP3204727 B2 JP 3204727B2 JP 10438192 A JP10438192 A JP 10438192A JP 10438192 A JP10438192 A JP 10438192A JP 3204727 B2 JP3204727 B2 JP 3204727B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両制動時における車
輪のスリップ状態を適正量に保つアンチスキッド制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンチスキッド制御装置では、車
輪速度および車輪加速度を基準速度または基準加速度と
レベル判定し、レベル判定結果に従って、予め決められ
たパターンにてブレーキ液圧を制御している。例えば、
特開昭60−47751号公報に開示される装置では、
ブレーキ液圧減圧後の車輪速度復帰時に固定の緩やかな
パルス増圧を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置では、制動時に路面反力の急激な変化のある路面
を通過したとき、たとえば段差路面の乗り越し、乗り下
げを行うと、段差通過時に車輪が一瞬浮き瞬時にロック
に向かうため、大きなスリップ量が発生しアンチスキッ
ド制御(減圧)を開始する。その後、車輪が路面に接地
するとスリップ量は瞬時に小さくなるが、一旦減圧した
後は緩やかなパルス増圧制御が続くため運転者のペダル
操作に対して、発生する減速度の追従遅れが生じ、運転
者のフィーリングに合わないことがあった。
【0004】そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされ
たものであって、段差路面等の路面反力の急激な変化の
ある路面を検出してブレーキ液圧の減圧を抑えることに
よって運転者の違和感を解消することができるアンチス
キッド制御装置を提供することを目的とする。なお、さ
らに、反力の急激な変化のある路面を検出した場合に、
ブレーキ液圧の増圧勾配を大きくするようにしてもよ
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアンチスキッド制御装置は、車輪速度および
車輪加速度を算出する算出手段と、前記車輪速度と前記
車輪加速度の各々の変化状態に基づいて車輪のロック傾
向を判定するロック傾向判定手段と、車輪のロック傾向
に応じて、ブレーキ液圧を車輪ロック傾向時には減圧、
車輪ロック傾向解除時には増圧制御する制御信号を出力
する制御手段とを備えたアンチスキッド制御装置におい
て、車両の走行中の路面の反力の急激な変化があるか否
かを判定する路面判定手段と、走行中の路面が路面反力
の急激な変化のある路面と判定されると、車輪速度が設
定速度よりも小さくなるまで液圧を保持する出力を制御
手段により出力することにより車輪ロック傾向時のブレ
ーキ液圧の減圧を抑制する変更手段と、を備えることを
特徴とする。
【0006】
【作用および発明の効果】上記構成によれば、判定手段
が、アンチスキッド制御中の路面が路面反力の急激な変
化のある路面であると判定すると、変更手段が制御手段
による車輪ロック傾向時のブレーキ液圧の減圧を抑制す
。この車輪ロック傾向時のブレーキ液圧の減圧の抑制
は、車輪速度が設定速度よりも小さくなるまで液圧を保
持することにより実現されている。よって、例えば、段
差路面を乗り越して路面に接地したときに、運転者のペ
ダル操作に対して発生する減速度の追従遅れは抑制さ
、運転者のフィーリングを損なうことはない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は一実施例の全体構成を示している。図
1においてブレーキペダル20は、真空ブースタ21を
介してマスタシリンダ8に連結されている。従って、ブ
レーキペダル20を踏み込むことによりマスタシリンダ
8に液圧が発生し、この液圧は、各車輪(左前輪(FL
輪),右前輪(FR輪),左後輪(RL輪),右後輪
(RR輪))に設けられたホイールシリンダ1,2,
3,4に供給され、ブレーキ作用が行われる。
【0008】マスタシリンダ8は互いに同じ圧力のブレ
ーキ液圧を発生する2つの圧力室(図示せず)を有し、
各圧力室にはそれぞれ供給管40,50が接続されてい
る。供給管40は、連通管41,42に分岐している。
連通管42は、電磁弁11aを介してホイールシリンダ
1に連通するブレーキ管43と接続されている。同様に
連通管42は、電磁弁11cを介してホイールシリンダ
4に連通するブレーキ管44と接続されている。供給管
50も供給管40と同様な接続関係にあり、連通管5
1,52に分岐している。連通管51は、電磁弁11b
を介してホイールシリンダ2に連通するブレーキ管53
と接続されている。同様に、連通管52は、電磁弁11
dを介してホイールシリンダ3に連通するブレーキ管5
4と接続されている。またホイールシリンダ3,4に接
続されるブレーキ管44,54中には公知のプロポーシ
ョニングバルブ12,13が設置されている。このプロ
ポーショニングバルブ12,13は、後輪に供給される
ブレーキ液圧を制御して前後輪の制動力配分を理想配分
に近づけるものである。
【0009】各車輪には、電磁ピックアップ式の車輪速
度センサ15,16,17,18が設置され、制御装置
(以下、「ECU」と言う)27にその信号が入力され
る。ECU27は、入力された各車輪の車輪速度に基づ
いて各ホイールシリンダ1〜4のブレーキ液圧を制御す
べく、電磁弁11a〜11dに対して駆動信号を出力す
る。
【0010】電磁弁11a〜11dは、3ポート3位置
型の電磁弁で、図1のA位置においては、連通管41,
42,51,52とブレーキ管43,44,53,54
とを連通し、B位置においては、連通管41,42,5
1,52、ブレーキ管43,44,53,54、枝管4
7,48,57,58間を全て遮断する。また、C位置
においてはブレーキ管43,44,53,54と、枝管
47,48,57,58を連通する。枝管47,48は
ともに排出管61に接続され、枝管57,58はともに
排出管71に接続されている。これら排出管61,71
はリザーバ10a,10bに接続されている。リザーバ
10a,10bは、各電磁弁11a〜11dがC位置の
とき、各ホイールシリンダ1〜4から排出されるブレー
キ液を一時的に蓄えるえものである。
【0011】ポンプ9a、および9bは、リザーバ10
a,10bに蓄積されたブレーキ液を汲み上げてマスタ
シリンダ8側に還流させる。また、チェック弁7a,8
a,7b,8bは、リザーバ10a,10bから汲み上
げられたブレーキ液が再びリザーバ側に逆流するのを防
ぐためのものであり、その上流側には逆止弁7a,7b
が、下流側には28a,28bが配置されている。
【0012】次に、以上のように構成された本実施例の
作動原理を説明する。段差路面や摩擦係数の特に小さな
路面(以下、「超低μ路」と言う。)にて制動した場
合、路面からの反力は零または非常に小さくなる。従っ
て、図2の実線で示すように車輪速度VW の落ち込みが
急激である。すなわち車輪加速度dVWの変化量が大き
い。そのため、車輪加速度dVW が基準加速度G1 まで
落ち込み、その後車輪速度VW が基準速度VA に低下し
たらアンチスキッド制御を開始する場合には、アンチス
キッド制御開始までの時間T1 は、一点鎖線で示す摩擦
係数の大きな平坦路面におけるその時間T2 に比べて短
いことがわかる。またこのとき、時間T1 に発生する車
輪加速度の絶対値も大きいことがわかる。
【0013】次に、段差路面と超低μ路との判別につい
て説明する。段差路面を走行中は、車輪は一瞬浮いて瞬
時にロックに向かうが、すぐさま路面に接地して車輪速
度が復帰するため、超低μ路走行中と比べて車輪速度が
落ち込んでから復帰するまでの時間は短い。
【0014】従って、制動開始からアンチスキッド制
御開始までの時間、車輪加速度の絶対値の大きさ、
車輪速度落ち込み後の車輪速度が復帰するまでの時間を
判定することによって段差路面を検出することができ
る。
【0015】図3〜6にECU27が実行する演算処理
内容を示したフローチャートを示す。なお、ECU27
は各車輪に対して同様の処理を行うため、ここでは1車
輪に対しての処理のみ示す。
【0016】図3において、ステップM1にて初期化を
行った後、車輪速度センサ15〜118より出力される
車輪速度信号に基づき、ステップM2において車輪速度
VW、車輪加速度dVW を算出する。そしてステップM
3において、車輪速度VW および車輪加速度dVW を基
準速度VA および基準加速度G1 と比較することによっ
て車輪のロック傾向あるいは車輪のスリップ率が大きく
なったかを判定する。
【0017】なお、ステップM3の一部には、図4に示
す処理が実行される。すなわち、ステップ10にて車輪
加速度dVW が基準加速度G1 より小さくなると、ステ
ップ20にてタイムカウンタ1をインクリメントし、そ
の後ステップ30にて加速度dVXPをセットする。ここ
で加速度dVXPは、タイムカウンタ1のインクリメント
中の減速側の最大加速度(最大減速度)を表す。一方、
ステップ10にて車輪加速度dVW が基準加速度G1 よ
り大きいと、ステップ40にてタイムカウンタ1をリセ
ットし、その後ステップ50にて加速度dVXPをリセッ
トする。
【0018】ステップM4では、ステップM3における
判定結果に基づいてアンチスキッド制御開始タイミング
であるか否かを判定する。このアンチスキッド制御タイ
ミングは、例えば、車輪速度VW が基準速度VA より小
さく、かつ車輪加速度dVWが基準加速度G1より小さ
く、かつブレーキペダル20が踏まれているときとす
る。車輪のロック傾向が大きいときすなわち前述の条件
のときには、ステップM4にてアンチスキッド制御タイ
ミングと判断する。ステップM4に続くステップM5で
は、路面状態を判定する。
【0019】以下、ステップM4,M5を図5のフロー
チャートを用いて説明する。まず、ステップM4にてア
ンチスキッド制御タイミングであれば、ステップ110
にてタイムカウンタ1を所定値Ta と比較する。このタ
イムカウンタ1を所定値Ta と比較することにより、ア
ンチスキッド制御が開始されるまでの時間を判定するこ
とができる。ここで、タイムカウンタ1が所定値Ta よ
り小さい場合は、短時間の内にアンチスキッド制御を開
始したと判断し、ステップ120に進み加速度dVXPを
所定加速度レベルGD と比較する。加速度dVXPが所定
加速度レベルGD より小さければ、車輪加速度dVW は
急激に、かつ大きく落ち込んでいることから、超低μ路
あるいは段差路面を走行していると判断できる。そこで
ステップ130に進み、段差路面を示すフラグFD を1
とし、その後、ステップ140にてタイムカウンタ2を
インクリメントする。タイムカウンタ2はフラグFD が
1であるときにインクリメントされ、フラグFD のリセ
ットに伴いリセットされるものである。
【0020】その後、車輪加速度が復帰し車輪のロック
傾向が小さくなると、ステップM4にてアンチスキッド
制御開始タイミングでないと判定し、ステップ150に
おいて、フラグFD が1であるか否かを判定する。フラ
グFD が1であれば、ステップ160にて、タイムカウ
ンタ2を所定値Tb と比較することによって、ステップ
150におけるフラグFD =1が、段差路面によるもの
か、超低μ路によるものかを判定する。すなわち、段差
路面を走行中は、車輪は一瞬浮くがすぐさま路面に接地
することから、フラグFD =1となっている時間はあま
り長くないと考えられる。従って、タイムカウンタ2が
所定値Tb より小さい場合は段差路面を走行していると
判断して、ステップ130に進んでフラグFD を1とす
る。一方、タイムカウンタ2が所定値Tb より大きい場
合は、路面状態の変化がなく超低μ路が続いていると判
断し、ステップ170にてフラグFD をリセットする。
ステップ170にてフラグFD をリセットした後は、ス
テップ180においてタイムカウンタ2をリセットす
る。
【0021】また、ステップ110、ステップ120、
ステップ150にて否定判定されたときにも、ステップ
170に進んでフラグFD をリセットする。ステップM
5にて路面判定を行うと、その後ステップM6にてブレ
ーキ液圧制御判定を行う。以下、図6のフローチャート
を用いてステップM6を説明する。
【0022】まずステップ200にて、従来のアンチス
キッド制御と同様に車輪速度VW と車輪加速度dVW に
よりブレーキ液圧制御方法、例えば、急増圧,緩増圧,
急減圧,緩減圧,保持のうちの1つを決定する。次にス
テップ210にてフラグFDが1であるか否かを判定
し、フラグFD =1である場合は、ステップ220にて
車輪がロック傾向にあるか否かを判定(例えば、ステッ
プM3と同様の処理)する。車輪がロック傾向になけれ
ば、段差通過時における車輪が浮いた状態から路面に接
地した状態に移行し、スリップ率が低下したと判断でき
る。そして、ステップ230に進み、ステップ200に
て決定したブレーキ液圧制御方法が緩増圧であるかを判
定する。ここで肯定判定されると、ステップ240に進
み急増圧を出力して、スリップ率の低下によって車輪速
度が復帰した車輪に制動力を与える。
【0023】一方、ステップ220にて車輪がロック傾
向にあれば、超低μ路走行中か段差通過時における車輪
が浮いた状態と判断できる。そしてステップ260に進
み、ステップ200にて決定したブレーキ液圧制御方法
が急減圧または緩減圧であるかを判定する。ここで、肯
定判定されるとステップ270に進みタイムカウンタ3
をインクリメントする。タイムカウンタ3は、フラグF
D =1中に車輪がロック傾向となり減圧している間はイ
ンクリメントされ、それ以外のときリセットされるもの
である。
【0024】そして、ステップ280にてインクリメン
トしたタイムカウンタ3を所定値TC と比較することに
より、減圧時間を判定する。タイムカウンタ3が所定値
TC以下であれば、ステップ290にて車輪速度VW を
設定速度VSLと比較する。設定速度VSLは通常の車輪ロ
ック傾向を示す基準速度(例えば基準速度VA )より低
い値に設定されている。ここで否定判定されると、短時
間の減圧中に車輪速度が復帰していることから、車輪が
浮いた状態から路面に接地した状態に移行したと判断で
きる。従って、車輪が路面に接地したときのさらなる車
輪速度の復帰を考慮して、ステップ300にて、減圧を
中止して保持を出力する。一方、ステップ280にてタ
イムカウンタ3が所定値TC 以上のとき、またはステッ
プ290にて車輪速度VW が設定速度VSLより小さいと
きは、超低μ路を走行していると判断できるので、減圧
を出力する。
【0025】また、ステップ210、ステップ230、
ステップ260にて否定判定されたとき、およびステッ
プ240の処理を実行した後は、ステップ250に進み
タイムカウンタ3をリセットする。
【0026】そして、ステップM6のブレーキ液圧制御
判定を終了すると、ステップM7にてブレーキ液圧を出
力する。以上説明したように上記処理を実行することに
よって、図7、図8のタイムチャートに示すように車輪
速度VW が設定速度VSLまで落ち込むまでは、減圧を中
止して保持を出力し、かつ増圧時には急増圧を出力する
ので、従来に比べて早い段階にブレーキ液圧を上昇さ
せ、車輪が路面に接地したときに十分な制動力を得るこ
とができる。
【0027】なお、本実施においては、ステップM2が
算出手段に相当し、ステップM3,がロック傾向判定手
段に相当し、ステップM4,ステップM6内のステップ
200,ステップM7が制御手段に相当し、ステップM
5が路面判定手段に相当し、ステップM6内のステップ
210〜300が変更手段に相当する。
【0028】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その趣旨を逸脱しない限り例えば以下に示
すごとく種々変形である。上記実施例は段差路面につい
てであったが、マンホールや横断排水路の通過において
も適用できる。
【0029】基準加速度G1 、所定加速度レベルGD を
車体減速度の関数として可変できるようにしてもよい。
所定値Tb を車輪速度復帰時の加速度によって可変でき
るようにしてもよい。
【0030】電磁弁は3ポート3位置型に限らず、ブレ
ーキ液圧を連通、保持、遮断できる構成であれば何でも
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す概略構成図であ
る。
【図2】実施例の作動を説明するためのタイムチャート
である。
【図3】ECU27の演算処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】ECU27の演算処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】ECU27の演算処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】ECU27の演算処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】実施例の演算処理を行った時の車輪速度とブレ
ーキ液圧の変化を示すタイムチャートである。
【図8】実施例の演算処理を行った時の車輪速度とブレ
ーキ液圧の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
27 制御装置(ECU)
フロントページの続き (72)発明者 井上 靖子 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 菖蒲 昌也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 濱田 千章 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−255558(JP,A) 特開 昭64−44371(JP,A) 特開 平5−213178(JP,A) 特開 昭60−22548(JP,A) 特開 昭61−33353(JP,A) 実開 平1−82969(JP,U) 実開 平1−82970(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/58 B60T 8/72

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪速度および車輪加速度を算出する算
    出手段と、 前記車輪速度と前記車輪加速度の各々の変化状態に基づ
    いて車輪のロック傾向を判定するロック傾向判定手段
    と、 車輪のロック傾向に応じて、ブレーキ液圧を車輪ロック
    傾向時には減圧、車輪ロック傾向解除時には増圧制御す
    る制御信号を出力する制御手段とを備えたアンチスキッ
    ド制御装置において、車両の走行中の路面の反力の急激な変化があるか否かを
    判定する路面判定手段と、 走行中の路面が路面反力の
    急激な変化のある路面と判定されると、車輪速度が設定
    速度よりも小さくなるまで液圧を保持する出力を制御手
    段により出力することにより車輪ロック傾向時のブレー
    キ液圧の減圧を抑制する変更手段と、 を備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、車輪ロック傾向時のブ
    レーキ液圧の減圧を抑制するとともに、車輪ロック傾向
    解除時にはブレーキ液圧の増圧を助長することを特徴と
    する請求項1に記載のアンチスキッド制御装置。
  3. 【請求項3】 前記路面判定手段は、車両の走行中の路
    面の段差の有無を判定することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のアンチスキッド制御装置。
  4. 【請求項4】 前記路面判定手段は、アンチスキッド制
    御開始直前または直後の車輪加速度および車輪速度の落
    ち込み状態およびアンチスキッド制御開始後の車輪加速
    度および車輪速度の回復状態を所定レベルと比較し、ア
    ンチスキッド制御中の路面が路面反力の急激な変化のあ
    る路面であるか否かを判定することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載のアンチスキッド制
    御装置。
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