JP3204600B2 - フィラーパイププロテクター - Google Patents

フィラーパイププロテクター

Info

Publication number
JP3204600B2
JP3204600B2 JP10644695A JP10644695A JP3204600B2 JP 3204600 B2 JP3204600 B2 JP 3204600B2 JP 10644695 A JP10644695 A JP 10644695A JP 10644695 A JP10644695 A JP 10644695A JP 3204600 B2 JP3204600 B2 JP 3204600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
filler pipe
protector
bent
cylindrical member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10644695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08295142A (ja
Inventor
洋人 勝亦
敏寛 山口
拓司 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Industries Corp filed Critical Kojima Industries Corp
Priority to JP10644695A priority Critical patent/JP3204600B2/ja
Publication of JPH08295142A publication Critical patent/JPH08295142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3204600B2 publication Critical patent/JP3204600B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のフューエルタン
クから給油口へと連なるフィラーパイプの露出部を小
石、泥水から保護するためのプロテクターに関するもの
であり、特に自動車産業で利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の給油系統は、図7の(A),
(B)に示す如く、給油口2からフィラーパイプ4が後
部タイヤ5のフェンダ内を通って燃料タンク3に連通し
ている。燃料タンク3は、リヤシートの下方が多く、ま
た、給油口2はその燃料タンク3の近傍に設けられるた
め、フィラーパイプ4は、リヤシートを回避してタイヤ
5が位置するフェンダ内を通るようにして設けられてい
る。
【0003】従って、フィラーパイプ4はタイヤ5の跳
ね上げる泥水を防ぐためにプロテクター7によって保護
されている。従来のプロテクター7は、図8の(A),
(B),(C)に示す如く、周縁全体にビス穴が設けて
あり、フェンダ内に露出したフィラーパイプ4全体を覆
うように、車両1に対して全周がビス締めされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなプロテク
ターであると、車両への取付作業が大変煩雑であり、ま
た、ビスなどの部品のコストもかかる。本発明は、簡単
な作業でフィラーパイプを覆うことの出来る新規なプロ
テクターを提供し、上述の問題を解決するものである。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 図1(A)及び(B)に
示す如く、 長手方向のインテグラルヒンジ16を介して
上半円筒部材11及び下半円筒部材12一体であり
両半円筒部材11,12が共に、内面の長手方向前後に
複数の保持部材13,13′を、前記インテグラルヒン
ジ(16)の反対側の側縁には係合爪15,15′を、
前端には長手方向に垂直のフランジ20を有し、且つ前
端のインテグラルヒンジ16近傍部分には前方に突出し
た折曲フランジ21を有する一体成形されたフィラーパ
イププロテクターとする。
【0009】従って、下半円筒部材12を下方からフィ
ラーパイプ4に当接して上半円筒部材11をヒンジ作用
を介して下半円筒部材12に圧着するだけで、両半円筒
部材は各係合爪の相互係合によって容易にフィラーパイ
プ4を筒形態に被覆保護できると共に、フランジ20へ
の弾性シール材24の取付けに際しても、成形時に、フ
ランジ20の形成不能なインテグラルヒンジ16近傍の
部位に折曲フランジ21が前方へ突出形態で形成してあ
るので、折曲フランジ21は90°折曲げればフランジ
20と同一面となり、フランジ20を補足するので、弾
性シール材24を取付けるフランジ面はプロテクター1
0の前端の全周にわたって形成出来、シール材24はプ
ロテクター10の前端全周面で接着でき、シール材24
は安定的に、且つ強固に止着できる。
【0010】そして、折曲フランジ21が基端の折曲用
の薄肉部22(23)を介して各半円筒部材11,12
から突出成形したので、折曲フランジ21をフランジ面
と同一となるように折曲する際には、薄肉部22(2
3)が容易に折曲するため、小片で薄いフランジ片21
も基端できれいに折曲出来て、フランジ20と同一面上
でフランジ20の補足部としての機能を奏する。
【0011】
【実施例】図1(A)は、本発明のフィラーパイププロ
テクター10の型成形状態を示す斜視図であり、図1
(B)はその要部拡大図である。図に示すとおり、上半
円筒部材11と下半円筒部材12とは、幅W2 が5mmで
厚さ1mm前後のインテグラルヒンジ16で一体化されて
おり、上半円筒部材11の内面には、前部の保持部材1
3と後部の保持部材13′とが、間隔を開けて上面がフ
ィラーパイプ4の周面を受けるための曲面形状で突出
し、前部保持部材13の前方には少し間隔を置いたリブ
14が突出し、側縁には間隔を置いた2個の係合爪1
5,15′が突出し、前端には幅W1 が10mmのフラン
ジ20が長手方向に垂直に外方へ突出している。
【0012】また、下半円筒部材12にも、前部の保持
部材13、後部の保持部材13′、リブ14、及び2個
の係合爪15,15′が、それぞれ上半円筒部材上のも
のと対をなして作用するように設けてあり、前端には幅
1 が10mmのフランジ20が長手方向に垂直に外方へ
突出している。
【0013】そして、両半円筒部材11,12共、前端
のフランジ20は幅W1 が10mmで外方へ突出するもの
であるので、幅W2 が5mmのインテグラルヒンジ16の
近傍では、両半円筒部材11,12からの各フランジ2
0,20は同一水平面上での対向形態となるため、フラ
ンジ20の形成は不可能である。従って、フランジ20
の形成不能部位には、幅Wが10mmの折曲フランジ21
を、上半円筒部材11側には長さL1 が約20mmで、下
半円筒部材12側には長さL2 が約30mmで前方に平行
に突出し、基端部内側に凹みによる薄肉部22を備えた
形状にした。
【0014】1対の折曲フランジ21のうち、下半円筒
部材12側のものの長さL2 が上半円筒部材11側のも
のの長さL1 より、少し長いのは、下半円筒部材の径の
方が上半円筒部材の径より大きく、それゆえ、フランジ
20の形成不能部位も下半円筒部材12の方が上半円筒
部材11のそれより長いからである。また、下半円筒部
材12は後部に斜め下方へカバー部17が突出してい
る。以上の形状のフィラーパイププロテクター10を一
般肉厚1.5mmで、図1(A)の拡開状態で一体成形し
た。
【0015】図2は成形下金型の要部略示図であって、
斜視図の(A)及び平面図の(B)から、両半円筒部材
11,12の前端のインテグラルヒンジ16近傍での両
方の折曲フランジ21は、金型の突起部Pによってその
基端に凹条の薄肉部22の形成されることが解かる。こ
の突起部Pによって肉厚1.5mmの折曲フランジ21も
基端全長に0.5mm厚位の薄肉部22が形成される。
【0016】図3及び図4は、フィラーパイププロテク
ターへのシール材24の取付状態の説明図であって、一
体成形されたプロテクター10(図1(A))をインテ
グラルヒンジ16を介して上半円筒部材11と下半円筒
部材12とを円筒状に閉じれば、各折曲フランジ21,
21はインテグラルヒンジ16近傍でのそれぞれの半円
筒部材11,12から面一に幅W(10mm)だけ突出
し、折曲フランジ21に外側へ矢印Rの方向に折曲すれ
ば、各折曲フランジ21は薄肉部22によって基端での
み折曲し、フランジ20と面一の状態になる。折曲フラ
ンジ21を折曲げた後、スポンジゴムから成る弾性シー
ル材24を、上下半円筒部材11,12の前端の全面
に、例えば、両面接着テープを介在して貼着固定(図
4)する。
【0017】以上の実施例では、折曲フランジ21を9
0°折曲げた際には、基端の薄肉部22は図3(B)か
ら明らかな如く、基端上面側に傾斜部Sとなって現われ
るが、シール材24を両面接着テープ等で貼着ける際に
は、この傾斜面Sは接着とはならない。
【0018】この問題は、図5(A)に示す如く、折曲
フランジ21の内面f1 が各半円筒部材の外面f0 より
少し外方にずれた状態で突出成形して面f1 とf0 間に
薄肉部23を形成すれば、折曲フランジ21を外方へ9
0°折曲げた際には、折曲フランジの基端は平坦面Fと
なり、改善される。したがって、図5の実施例にあって
は、折曲フランジ21の折曲表面全面が平面となって接
着面積が大となり、シール材24の貼着がより確実とな
り、耐久性が向上する。
【0019】図6は、本発明のプロテクターの車両への
装着状態を示している。即ち、公知のブリザーバーパイ
プを備えたフィラーパイプ4には、ブリザーバーパイプ
分岐点の前方近接点にリブ14′を立設しておき、該パ
イプ4を従来同様に車両に取付ける。次いで、図4の如
く前端のフランジ20,21全面にわたって弾性材(ス
ポンジ)から成る約10mm厚のシール材24を貼着した
プロテクター4を、フランジ面側(前端)を車両1側へ
押し当てながら半開口のプロテクター10でフィラーパ
イプ4を包むようにし、プロテクターのリブ14の位置
合せを行ない、プロテクター10を閉じてパイプ4を挟
持する。
【0020】図6から明らかな如く、装着されたプロテ
クター10は、リブ14がフィラーパイプのリブ14′
とブリザーバーパイプ分岐部とで位置決めされて前後2
個の保持部材13,13′がフィラーパイプを挾着固定
している。そして、図6の状態でのフランジ20と車両
1との間隔Gは6〜7mmであり、その場合のシール材2
4の厚さは10mmである。
【0021】
【発明の効果】フィラーパイププロテクター10のパイ
プ4への装着は、上下半円筒部材11,12でフィラー
パイプ4を包んで閉じるだけで良く、ビス締め等の作業
は不要であり取付けが簡単である。また、プロテクター
10の前端のフランジ20はシール材24を貼着出来る
ため、プロテクター10と車両1との隙間を塞いでプロ
テクター10内への泥水の侵入が阻止出来る。また、上
下半円筒部材11,12の前端のインテグラルヒンジ1
6の近傍部分は前方に突出する折曲フランジの形態で型
成形するため、プロテクター10の前端全面にシール材
止着用のフランジが形成出来、シール材24の強固な止
着が容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィラーパイププロテクターを型成形
の状態で示す斜視図で、(A)は全体を、(B)はB部
分を示す図である。
【図2】下金型の略示図で、(A)は部分斜視図であ
り、(B)は部分平面図である。
【図3】プロテクター前端のフランジの説明図であり、
(A)は全体斜視図で、(B)は折曲フランジの折曲状
態説明図である。
【図4】プロテクター前端のフランジにシール材を止着
した状態を示す斜視図である。
【図5】折曲フランジの変形例の説明図で、(A)は成
形状態の、(B)は折曲状態の略示側面図である。
【図6】本発明プロテクターの使用状態を示す略示断面
図である。
【図7】本発明品の適用場所を示すもので、(A)は車
両全体で、(B)は部分拡大で示す図である。
【図8】従来のフィラーパイププロテクターの図であっ
て、(A)は取付状態斜視図、(B)は斜視図、(C)
は側面図である。
【符号の説明】
1…車両 2…給油口 3…燃料タンク 4…フィラーパイプ 5…タイヤ 7,10…フィラーパイププロテクター 11…上半円筒部材 12…下半円筒部材 13,13′…保持部材 14,14′…リブ 15,15′…係合爪 16…インテグラルヒンジ 17…カバー部 20…フランジ 21…折曲フランジ 22,23…薄肉部 24…シール材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−296630(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/00 - 15/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向のインテグラルヒンジ(16)
    を介して上半円筒部材(11)及び下半円筒部材(1
    2)が一体であり、両半円筒部材(11,12)が共
    に、内面の長手方向前後に複数の保持部材(13,1
    3′)を、前記インテグラルヒンジ(16)の反対側の
    側縁には係合爪(15,15′)を、前端には長手方向
    に垂直のフランジ(20)を有し、且つ前端のインテグ
    ラルヒンジ(16)近傍部分には前方に突出した折曲フ
    ランジ(21)を有する一体成形されたフィラーパイプ
    プロテクター。
  2. 【請求項2】 折曲フランジ(21)が基端の折曲用の
    薄肉部(22,23)を介して各半円筒部材(11,1
    2)から前方に突出している請求項記載のフィラーパ
    イププロテクター。
JP10644695A 1995-04-28 1995-04-28 フィラーパイププロテクター Expired - Fee Related JP3204600B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10644695A JP3204600B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 フィラーパイププロテクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10644695A JP3204600B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 フィラーパイププロテクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08295142A JPH08295142A (ja) 1996-11-12
JP3204600B2 true JP3204600B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=14433852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10644695A Expired - Fee Related JP3204600B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 フィラーパイププロテクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3204600B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065562A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 配管用隙間カバー
JP4710028B2 (ja) * 2005-01-28 2011-06-29 株式会社イノアック住環境 配管カバーの端末取付具の取付方法
JP6186932B2 (ja) * 2013-06-21 2017-08-30 スズキ株式会社 フィラーホース用保護構造
JP6427420B2 (ja) * 2015-01-05 2018-11-21 株式会社イノアックコーポレーション 燃料タンクカバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08295142A (ja) 1996-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4765673A (en) Windshield reveal molding
JPH0715306Y2 (ja) ワイヤハーネスプロテクタ
JP3204600B2 (ja) フィラーパイププロテクター
JPH06286524A (ja) 警告灯を有するリヤウインドガラス
JPH062422Y2 (ja) フラットワイヤーハーネス用取付具
JP3067556B2 (ja) フェンダーライナ
JPH04293684A (ja) 車両用スプラッシュガードの取付構造
JPS6315048Y2 (ja)
JPH0713387Y2 (ja) 電柱結束バンド用締め金具のカバー
JP2540598Y2 (ja) 自動車の窓用モールディングの止め具
JPH0724260Y2 (ja) 自動車ドア
JP3582543B2 (ja) 車両用ドアハーネス配索構造
JPS6131525Y2 (ja)
JPH0730469Y2 (ja) チッピングプロテクタ
JPH0617608Y2 (ja) ドアアウタウエザストリップ
JPH0241985A (ja) 自動車用マッドガード
JPS6216091Y2 (ja)
KR930001562Y1 (ko) 자동차커버용 수납케이스
JPH0125078Y2 (ja)
JP2603096Y2 (ja) ピラ−ガ−ニッシュの取付構造
JP4634642B2 (ja) 自動車用ドアバイザー
JP2530227Y2 (ja) ルーフキャリヤの取付構造
JPH0642892Y2 (ja) 自動車用ドアハンドル
JPH0641853Y2 (ja) 移動車輌のウインドガラス取付装置
JPS6012762Y2 (ja) 環状シ−ル部材

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees